JPS59184855A - 湿式磁粉探傷用錠剤型磁粉及びその製法 - Google Patents

湿式磁粉探傷用錠剤型磁粉及びその製法

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JPS59184855A
JPS59184855A JP5922383A JP5922383A JPS59184855A JP S59184855 A JPS59184855 A JP S59184855A JP 5922383 A JP5922383 A JP 5922383A JP 5922383 A JP5922383 A JP 5922383A JP S59184855 A JPS59184855 A JP S59184855A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、湿式磁粉探傷用錠剤型磁粉及びその製法に係
るものである。
本発明の目的は、湿式磁粉探傷の実施に当シ、その磁粉
液濃度の管理を極めて容易に行なうことを可能とする錠
剤型磁粉を提供するにある。
一般に、磁性体の非破壊検査法の代表的なものとして磁
粉探傷がよく知られている。この磁粉探傷は、周知の通
シ、磁性体(例えば、角ビレット)の表面又は表面下の
比較的浅い部分に割れやピンホール等の欠陥部が存在す
る場合に該磁性体に型物である磁化された磁性体の表面
に、磁粉探傷用の磁粉、評言すれば顔料、染料を付着さ
せた鉄粉、ステンレススチール粉等の導磁性粉末(通常
、「着色磁粉」]呼ばれている。)、又は螢光染料を付
着若しくは結合させた鉄粉、ステンレススチール粉等の
導磁性粉末(通常、「螢光磁粉」と呼ばれ゛ている。)
−尚、以下、本発明におし)て「磁粉」とは、これ等「
着色磁粉」、「螢光磁i」の両者を指称する。−を一様
に付着させ、上記の漏洩磁束の部分に磁粉を集合させ、
集合した磁粉模様によって被検査物の欠陥部を検知する
探傷方法である。
そして、これまた−知の如く、被検査物表面に磁粉を付
着させるに当っては、磁粉をそのまま被検査物表面に散
布する手法(通常、「乾式磁粉探傷」と呼ばれている。
)と、磁粉を界面活性剤を用いて水に分散(通常、水1
1当シ磁粉0.5〜3g程度を分散させている。)させ
て磁粉液を調製し、との磁粉液に被検査物を浸漬するか
或いはとの磁粉液を被検査物に散布する手法(通常、「
湿式磁粉探傷」と呼ばれている。)とが1、後者は特に
鉄鋼業界に於て汎用されておシ、角ビレット、丸ビレッ
ト等の鋼材の欠酷部探傷に利用されている。
本発明は、後者の湿式磁粉探傷を対象とするものである
さて、湿式磁粉探傷の実施に当って、当業界におい、て
最も難点とされているのは、磁粉液濃度の管理である。
即ち、湿式磁粉探傷の実施に当っては、磁粉液を充填し
だ磁粉液タンクが用いられ、被検査物を磁粉液タンクに
浸漬するか或いは磁粉液タンクの磁粉液を回収、再散布
可能な状態で被検査物に散布するかのいづれかの手段に
よって被検査物表面に磁粉液を付着させているが、この
場合、被検査物表面の欠陥部に付着した磁粉液中の磁粉
は被検査物とともに持出されてしまうために、探傷作業
の進行に伴ない磁粉液中の磁粉濃度の低下が不可避的に
起きる。正確な探傷結果を得るためには、磁粉液タンク
内の磁粉濃度が常に一定に保たれた状態でなければなら
ないことは当然でアシ、このため磁粉液中の磁粉濃度の
低下に応じて磁粉を補充して濃度が一定に保たれるよう
に管理する必要がある。
特に、近年鉄鋼業界では、湿式磁粉探傷の自動化が進め
られ、角ビレット等を流れ作i的に移送しつつ湿式磁粉
探傷を連続して行なう自動探傷システムが採用されてい
るが、このシステムにおける磁粉液タンクの濃度管理は
重要である。
現在、一般に採られている磁粉液濃度管理は、定期的に
磁粉液タンク内の磁粉濃度をl’−ASTM−D−19
76−62規格」に従って沈澱管を用いて測定し、磁粉
濃度が低下していると当該磁粉液タンクに所定濃度とな
るに必要な量の磁粉を追加投入する手法に従っている。
そして、磁粉の追加投入に轟っては、所定量の磁粉並び
に所定量の界面活性剤(磁粉を水に分散させる為に界面
活性剤の併用が必須となっている。)を秤取し、所定量
の水にあらかじめよく分散させ(この場合、更に必要に
応じて所定量の消泡剤、防錆剤等も添加される。)、こ
れを磁粉液タンクに追加投入するという手段が採られて
いる(尚、所定量の磁粉並びに界面活性剤を磁粉液タン
クに直接投入することは分散性の点で問題がある。)。
上記の追加磁粉調製作業は、煩雑で手間がかかる作業で
あシ、この作業が磁粉液濃度管理を厄介なものとしてい
るのである。
永つとも、従来より種々の解決策が提案されておシ、例
えば、先づ、特公昭50−469号公報に示されている
磁粉は螢光色素を結合させ、更にそのまわシに界面活性
剤を吸着させた磁粉を用いて追加磁粉を調製する場合や
特開昭57−141547号公報に示されている磁粉を
螢光剤を含む合成樹脂で被覆し、更にその上に界面活性
剤を被覆しだ磁粉を用いて追加磁粉を調製する場合には
、界面活性剤の秤取作業を省略できることになる。しか
し、全ての秤取作業を省略することができる訳ではなく
、粉体を対象とする秤取作業が手間がかかることはよく
知られているところであシ、シかも、これ等の場合にも
、磁粉液タンクへの直接追加投入は分散性の点で問題が
ある。次に、特公昭56−49311号公報に示されて
いる磁粉をバインダーとして融点50〜70℃の水溶性
界面活性剤を用いて成形した棒状物を磁粉液タンク内の
磁粉液に浸漬される部分に貫通孔が備えられた筒形容器
内に収納してなる磁粉濃度調節具を用いて湿式磁粉探傷
を実施する技術がある。この技術は、磁粉液タンクから
持出される磁粉量と上記棒状物から溶出する磁粉並びに
界面活性剤の量とのバランヌをとることによって磁粉液
の追加投入そのものを不必要とするものであわ、画期的
な技術ではあるが、磁粉液タンクから持出される磁粉の
量が一定で奉ない場合には問題があり、また必要に応じ
て消泡剤、防錆剤、水を添加する場合には、これ等につ
いての作業を必要とする。更に、前記の自動探傷システ
ムにおいては、機械的に所定量の磁粉、界面活性剤、水
等を秤取、混合して追加磁粉液を調製し、磁粉液タンク
に自動的に供給する装置も試作されているが、そのメカ
ニズムが極めて複雑なものとなるため、いまだ実用に耐
えるものは出現していない。
本発明者は上述の通シの現況に鑑み、磁粉液濃度の管理
を容易に行える磁粉、換言すれば、追加磁粉の調製が容
易に行丸る磁粉の提供を命題として研究を重ね、「磁粉
の錠剤(ベレット)化」なる着想を得、試作を重ねた結
果、本発明を完成したものである。
即ち、本発明は、磁粉I00重量部に対して融点50〜
70”Cの水溶性界面活性剤50〜ioo重量部、消泡
剤20〜30重量部及び防錆剤20〜40°重足部を含
み錠剤タイプに成形されてなる湿式磁粉探傷用錠剤型磁
粉及び融点50〜70°Cの水溶性界面活性剤をその融
点以上に加熱して液状となし、加熱、攪拌下、前記液状
物に、磁粉、消泡剤及び防錆剤を添加して泥状物を得る
に坐シ、当該泥状物の処方を、前記磁粉100重量部に
対して前記界面活性剤50〜100重量部、前記消泡剤
20〜30重量部及び前記防錆剤20〜40重量部の配
合割合となし、この泥状物を錠剤成形型に注入し、冷却
後、成形型から錠剤タイプに成形された成形物を取出す
ことを特徴とする湿式磁粉探傷用錠剤型磁粉の製斎法で
ある。
次に、本発明の構成、効果を詳述する。
先づ、本発明における錠剤型磁粉について説明する。
前述した通り、追加磁粉の調製作業は煩雑で手間のかか
る作業であるが、これが本発明におけるように磁粉を錠
剤化することによって一挙に解決できるのである。即ち
、磁粉、界面活性剤等を錠剤とする場合には、1ケ1ケ
の錠剤を構成する磁粉、界面活性剤、消泡剤及び防錆剤
を一定量として置くことによって、単に錠剤を数えて必
要個数を揃えるだけで所定量の磁粉、界面活性剤等を使
用できるので、秤等を使用する秤取作業を行なう必要は
なく々シ、取扱い性も粉体の場合と比較して格段によく
なシ、更に特筆すべきは、磁粉液タンク中に錠剤を直接
投入することができるのである。この点について詳述す
ると、前記の通り、従来は、磁粉の追加投入に当っては
、磁粉並びに界面活性剤をあらかじめ水に分散させて、
これを磁粉液タンクに投入するという手段が採られてい
るが、これは、磁粉並びに界面活性剤を直接、む粉液タ
ンクに投入すると、当該磁粉等は磁粉液タンクの液面に
浮いた状態となり、液中に充分分散させるだめには、強
力且つ長時間にわたる攪拌が必要となり、かかる攪拌を
行なうと磁粉液タンクが泡立ち、磁粉液がタンク外部に
こぼれてしまう結果となるためであり、この現象は、前
掲の界面活性剤と一体化しだ磁粉の場合も同様である。
ところが、磁粉が錠剤化されている場合には、磁粉液タ
ンクに投入した錠剤が液面に浮くことなく、速やかに液
面下に沈んで行き、液面下で錠剤が崩壊するので、比較
的弱い且つ短時間の攪拌によって充分な分散が行えるの
である。
上述の通り、磁粉の錠剤化は数多くの利点をもたらすも
のであるが、かかる諸利点を100パーセント発揮させ
、しかもミ成形を容易とするためには、その処方は極め
て重要である。本発明者は数多くの試行錯誤的な試作を
重ねた末、上記処方を定めたのである。以下、本発明に
係る処方について説明する。
磁粉は、周知の磁粉探傷用の磁粉が使用できる。
好ましくは、湿式磁粉探傷用磁粉どして市、販されてい
るLY−1500、LY−2300、LY−2400、
I、Y−3100、Ly−47oo (いづれも商品名
、特殊塗料(株)製)等を用いるべきである。
融点50〜70℃の水溶性界面活性剤も、周知の活性剤
よシ選定して使用できる。本発明における界面活性剤は
、錠剤化のだめのバインダー並びに磁粉を水中に分散さ
せるための分散剤の二つの役割を果すものであり、前者
の役割に起因して融点が50〜70℃であることが要求
され、後者の役割に起因して水溶性であることが要求さ
れる。融点50”C以下である場合には、成形した錠剤
が使用前の取扱い時に変形を起す危険があシ、融点70
℃以上である場合には、成形時に溶融し液状としたとき
該液状物に併存させる磁粉を損傷する(導磁性粉末に付
着させている顔料、染料、螢光染料が剥離する。)危険
がある。また、水溶性でなければ使用時(水中への投入
時)に水中で崩壊させることができない。
融点50〜70℃の水溶性界面活性剤の好ましい具体例
を挙げれば、市販品中よシ次のものが選ばれる。
ポリエキシエチレンノニルフェニールエーテル類(ベネ
ローA/NP−25、ベネロールMP−31:いづれも
商品名:松本油脂(株)製:25〜31.mOl )、
ポリエキシエチレンラウリルエーテル類(アクチノール
L−25、アクチノールL−50: いづれも商品名:
松本油脂(株)製:15〜50m01)、ポリエチレン
グライコールステアレート類(プリアンS−250、ブ
リアン40口:いづれも′商品名:松本油脂(株)製:
ノニル1苓ノールエチレンオキサイド類(ノニポー1v
140、ノニポー/L’400:いづれも商品名:三洋
化成(株)製:14〜40m04)、ポリエチレングリ
コド付加(オクタポー/1/150、オクタボー)v4
00’型(二具−ポー/L/PEl58、=w−ボーア
1zPE108:いづれも商品名:三洋化成(株)製:
 6.8−10.8m01)及び精製ラノリン脂肪酸(
ラミゲンES、−IQQ:商品名:第一工業製薬(株)
製)。尚、これ等はいづれも優れた分散効果を発揮する
ものである。
上述の通りの本発明における界面活性剤の磁粉に対する
配合割合は重要であシ、磁粉100重量部効果が得られ
ない。100重量部以上の場合には、使用時における泡
立ち現象が大きくなシ探傷精度の低下をまねくおそれが
あシ、また磁粉液がタンクからこぼれ出す危険がある。
上記範囲内で用いる場合には、前述のバインダー並びに
分散剤としての二つの役割を充分果させることができ、
また、後出の消泡剤、防錆剤を所定量配合する場合にも
、何等の問題はない。
消泡剤は、周知のシリコン系消泡剤(ジメチルポリシロ
キサンを○lエマルジョンとしたもの。)が使用できる
。具体的には、市販のシリコンKM−86P:商品名:
信越化学工業(株)製、NoPco D−1,5N−E
X 5084 :いづれも商品名:サンノプコ(株)製
等のシリコン系消泡剤が好適である。また、無水ケ・f
酸、含水ケイ酸等の微粉末にシリコン/系消泡剤を吸着
させてなる粉末状のものも使用できる。
消泡剤の配合割合は磁粉100重量部に対して20〜3
0重量部である。加重置部以下の場合には、充分な消泡
効果が得られ難く、30重量部以上の場合には、磁粉の
水中における分散を阻害する傾向が出てくる。
防錆剤は、磁粉液に汎用されている周知の防錆剤である
亜硝酸ソーダー、トリエタノールアミンを用いればよく
、その配合割合は磁粉100重量部に対して20〜40
重量部を用いる。加重置部以下の場合には充分な防錆効
果が得られず、磁粉及び被検査物に錆が発生する危険が
ある。加重置部以上の配合によって実用上充分な防錆効
果が得られ、40重量部以上の使用は非経済的である。
上述した通電の処方による錠剤型磁粉の製作は容易であ
シ、先づ所定量の融点50〜70°Cの水溶性界面活性
剤をその融点以上に加熱して液状とし、加熱を続けた状
態で、攪拌下、所定量の磁粉、消泡剤及び防錆剤を添加
し泥状物とし、次に泥状物を錠剤成形型に注入し、冷却
後、成形型から成形された成形物を取出すことによって
目的とする錠剤型磁粉が得られる。
取扱い上、錠剤型磁粉の大きさ、形状を直径10420
闘、高さ5〜8胴程度の円板状錠剤とすることが好適で
ある。
また、1ケ当シの磁粉含有量を1gとして置くと、必要
磁粉量に応じた個数の錠剤型磁粉を揃えるに当って極め
て便利である。
以上、説明した通電の構成の本発明によれば、前述の1
磁粉の錠剤化1による諸利点によって、追加磁粉の調製
作業が極めて簡便となシ、その結果、磁粉液濃度の管理
を極めて容易に行なうことができる湿式磁粉探傷用錠剤
型磁粉が提供されるのである。
また、本発明に係る錠剤型磁粉は、前述の自動探傷シス
テムにおける磁粉液タンクへの磁粉液と自動供給する装
置の製作を容易とするものである。
即ち、従来は、所定量の磁粉、界面活性剤、水等を秤取
、゛混合する作業の機械化を必要゛としたために、その
メカニズムが極めて複雑なものとなさざるを得なかった
が、本発明に係る錠剤型磁粉を用いる場合には、錠剤及
び水を補給するための簡単なメカニズムを採用するだけ
でよくなるのである。
更に、本発明に係る錠剤型磁粉は、追加磁粉の調製作業
時のみではなく、磁粉液タンクに始めに投入する磁粉液
自体の調製時にも用いられるものであシ、この場合にも
、その作業が簡単なものとなることは勿論である。因み
に、湿式磁粉探傷は工場内の常設探傷設備によって実施
されているのが普通であるが、工場外の現地で実施され
る場合もあシ、現地での磁粉液の調製に箔っては、本発
明に係る錠剤型磁粉を用いれば極めて便利である。
次に、実施例によって本発明を説明する。尚、各実施例
における「部」は全て重量部を意味する。
実施例 1゜ ポリエチレングリコ−)V (PEG 6000二商品
名:三洋化成(株)製)25部を約70”Cに加熱して
液状物とし、これに磁粉(LY−1500二商品名:特
殊塗料(株)脂)50部、シリコンKM−,136P(
商品名:信越化学工業(株)製)11部及び亜硝酸ソー
 ダ14部を加え、加熱を続けた状態で充分攪拌して泥
状物とし、これを成形型に流し込み、放置して常温まで
冷却後、型から取シ出して直径14ffr、高さ6部M
の錠剤型磁粉を得た。尚、こ\に得た錠剤型磁粉は一錠
中に磁粉1gを含むように処方している。
上記錠剤型磁粉1ケを水11中に投入し、かるく攪拌す
ると約30分で磁粉が均一に分散した磁粉液が調製でき
た。
上記磁粉液を、60角のビレットにJ工5GO565−
1974に規定されるA型標準試験片を貼シ、該ビレッ
トに軸通電法によってDC−50OAの電流値で通電し
た状態で、姥該試験片面に散布し、紫外線ランプ(通常
、ブランクライトと呼ばれている。)の照射下で、目視
によって観察すると、鮮明な黄緑色の欠陥指示が得られ
た。
実施例 2゜ 実施例1.のポリエチレングリコールを33.3部に、
磁粉を44.4部に、シリコンKM−f36Pを10,
7部に、亜硝酸ソーダを11.6部に代えた他は、実施
例1と全く同様にして、直径14闘、高さ′6騎の錠剤
型磁粉を得た。尚、と!に得た錠剤型磁粉は一錠中に磁
粉G、88fを含むように処方している。
上記錠剤型磁粉1ケを水14中に投入し、かるく攪拌す
ると実施例1の場合と同様に投入後約30分で磁粉が均
一に分散した磁粉液が調製できた。
上記磁粉液の欠陥検出力を実施例1と全く同様にして調
べたところ、実施例1の場合と同様に鮮明な黄緑色の欠
陥指示が得られた。
実施例 3゜ ノニルフェノールエチレンオキサイド16m01(ノニ
ポー/I/160:商品名:三洋化成(株)製)36部
を約65℃に加熱して液状物とし、これに磁粉(LY−
2300:商品名:特殊塗料(株)製)40部、N0P
COD −1(商品名:サンノプコ(株)製)In、8
部及び亜硝酸ソーダ13.2部を加え、加熱を続けた状
態で充分攪拌して泥状物とし、これを成形型に流し込み
、放置して常温まで冷却後、型から取出して直径14麿
、高さ6Mの錠剤型磁粉を得た。尚、と\に得た錠剤型
磁粉は一錠中に磁粉0,8gを含むように処方している
上記錠剤型磁粉1ケを水14中に投入し、かるく攪拌す
ると実施例1の場合と同様に投入後約30分で磁粉が均
一に分散した磁粉液が調製できた。
上記磁粉液の欠陥検出力を実施例1と全く同様にして調
べたところ、実施例1の場合と同様に鮮明な黄緑色の欠
陥指示が得られた。
実施例 4゜ プロピレングリコールエチレンオキサイドプルロニック
型B、Bmo、6 (:: z−ボーア1/、PE −
88:商品名:三洋化成(株)製)34.8部を約70
゛Cに加熱して液状物とし、これに磁粉(LY −23
00:商品名:特殊塗料(株)製)43.4部、5N−
EX 5084 :・商品名:サンノプコ(株)製)1
0.9部及び亜硝酸ソーダ10.9部を加え、加熱を続
けた状態で充分攪拌して泥状物とし、これを成形型に流
し込み、放置して常温まで冷却後、型から取出して直径
14πm1高さ6騎の錠剤型磁粉を得た。尚、こ(に得
た錠剤型磁粉は一錠中に磁粉0.B69を含むように処
方している。
上記錠剤型磁粉1ケを水14中に投入し、かるく攪拌す
ると約26分で磁粉が均一に分散した磁粉液が調製でき
た。
上記磁粉液の欠陥検出力を実施例1と全く同様にして調
べたとこる実施例1の場合と同様に鮮明な黄緑色の欠陥
指示が得られた。
特許出願人 特殊塗料株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁粉100重量部に対して融点50〜70″Cの水
    溶性界面活性剤50〜100重量部、消泡剤2o〜30
    重量部及び防錆剤20〜40重量部を釡み錠剤タイプに
    成形されてなる湿式磁粉探傷用錠剤型磁粉。 2  直径10〜20n、高さ5〜8騎である第1項記
    載の湿式磁粉探傷用錠剤型磁粉 3、  融点50〜70”Cの水溶性界面活性剤をその
    融点以上に加熱して液状となし、加熱攪拌下、前記液状
    物に、磁粉、消泡剤及び防錆剤を添加して泥状物を得る
    に当シ、西該泥状物の処方を、前記磁粉100重量部に
    対して前記界面活性剤50〜100重量部、前記消泡剤
    2o〜3o重量部及び前記防錆剤20〜40重量部の配
    合割合と表し、この泥状物を錠剤成形型に注入し、冷却
    後、成形型から錠剤タイプに成形された成形物を取出す
    ことを特徴とする湿式磁粉探傷用錠剤型磁粉の製法。
JP5922383A 1983-04-06 1983-04-06 湿式磁粉探傷用錠剤型磁粉及びその製法 Granted JPS59184855A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5268491A (en) * 1975-12-04 1977-06-07 Tokushu Toryo Kk Method of detecting flaw by wet magnetic powder and device for controlling density of magnetic powder in magnetic powder liquid tank used for the method
JPS58146959U (ja) * 1982-03-27 1983-10-03 日本鋼管株式会社 磁粉探傷用磁粉カプセル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0342427B2 (ja) 1991-06-27

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