JP3056719B2 - 自揚式移動設備据え付け撤去方法及び自揚式発電方法並びに自揚式移動設備 - Google Patents

自揚式移動設備据え付け撤去方法及び自揚式発電方法並びに自揚式移動設備

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JP3056719B2
JP3056719B2 JP10303093A JP30309398A JP3056719B2 JP 3056719 B2 JP3056719 B2 JP 3056719B2 JP 10303093 A JP10303093 A JP 10303093A JP 30309398 A JP30309398 A JP 30309398A JP 3056719 B2 JP3056719 B2 JP 3056719B2
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    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
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    • B60P1/64Vehicles predominantly for transporting loads and modified to facilitate loading, consolidating the load, or unloading the load supporting or containing element being readily removable
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    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
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  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、需要場所に据え付
けて需要目的を実行する移動可能な移動設備の自揚動及
び自降動作業を行うのに供せられる自揚式移動設備据え
付け撤去方法、及び当該移動設備が発電設備である場合
の自揚式発電方法、並びにこれらの実施に直接用いる自
揚式移動設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、移動式発電設備は、工事等用
の電源に使用する場合や、常用電源の供給がされるまで
の仮設として使用する場合として、常用電源が不意に停
電する場合、又は、常用電源が計画的に停電する場合の
非常用電源として用いられている。
【0003】例えば、自家発電設備として、消防用施
設、公衆通信施設、航空管制施設、医療用施設、原子炉
施設等の寸分の停電も許されない社会的責務のあるとこ
ろの常用電源の停電時に非常用電源に切り替えられ、常
用電源の復旧時に非常用電源から常用電源に切り替えら
れる。
【0004】しかし、前記非常用電源の性能を維持する
ためには、当該非常用電源の定期的な点検とそれに伴う
不具合個所の調整及び修理を行う整備が必要となり、分
解整備(オーバーホール)を行う場合、短いもので1日
程度、長いもので10日程度を要し、その間は前記非常
用電源が使用できなくなる。この前記非常用電源の整備
中に、移動式発電設備が当該非常用電源の代りとしても
予備使用される。
【0005】前記移動式発電設備の電力の需要場所への
据え付けは、移動式発電設備の保管場所である倉庫、出
荷する工場等から、当該移動式発電設備を荷役機材であ
る移動式クレーンを用いて、玉掛け作業員が玉掛機材を
用いて玉掛け作業を行って、クレーンオペレータによる
クレーン操作により、当該移動式発電設備の重量及び大
きさに対応した普通貨物自動車、大型貨物自動車、トレ
ーラー等の運搬車輌に積載する。
【0006】その後、ドライバーにより走行して運搬
し、当該移動式発電設備を需要場所で、移動式クレーン
に玉掛け作業員が玉掛け作業を行って、クレーンオペレ
ータによるクレーン操作で荷下ろすことにより移設して
1台の移動式発電設備を前記需要場所に設置することに
より、据え付けていた。
【0007】同様に前記移動式発電設備の需要場所から
の撤去は、設置された前記移動式発電設備をクレーンを
用いて、玉掛け作業員が玉掛機材を用いて玉掛け作業を
行って、クレーンオペレータによるクレーン操作によ
り、普通貨物自動車、大型貨物自動車、トレーラー等に
積載し、前記保管場所へ運搬することにより、撤去して
いた。
【0008】また、図9に示すような、発電設備と車輌
が一体となった特殊車輌の移動電源車Dも用いられてい
た。図9は、従来の移動電源車の内部透過構成図であ
り、(a)は、平面図であり、(b)は、側面図であ
る。
【0009】移動電源車Dは、発電設備を運搬するトラ
ック車輌dの運転台d1と、荷台d2上に一体搭載した
電力を発電する発電部1Dからなる。発電部1Dは、包
容物であるキュービクル3Dと、電力供給のための動力
を供給する原動力設備4Dと、原動力設備4Dからの動
力により発電して電力を供給する電気設備5Dを有す
る。
【0010】移動電源車Dには、積載、荷下ろしがな
く、発電部1Dの設置は、移動電源車D自体の設置場所
での駐車により行う。
【0011】以上は、移動式の発電設備についてである
が、他にも、液体抵抗器等の試験装置、コンテナ等の包
容物、移動動物園や遊園地、移動プールや温泉、移動店
舗等の移動建築物、見本市等での移動展示物等の移動設
備も同様にして、玉掛作業員の玉掛機材を用いた玉掛け
作業を伴って、運搬車輌に荷役機材であるクレーン等で
クレーンオペレータにより積載、荷下ろし、及び運搬を
伴う据え付け及び撤去をしていた。
【0012】また、前記移動式設備と運搬車輌が一体に
形成されたものもある。例えば、キャンピングカー等で
ある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の移動式
発電設備の使用においては、先ず、移動式発電設備の他
に前記荷役機材及び玉掛機材が必要で、装置の規模が大
きくなってしまうという問題があった。また、ドライバ
ーの他に、クレーンオペレータ、玉掛作業員が必要であ
るという問題があった。これに関して、クレーンオペレ
ータは、資格が必要であるため確保が更に難しくなって
いた。
【0014】また、クレーンを使用するため、クレーン
の転倒及び移動式発電設備等の荷物の落下により、作業
員の危険及び設備の破壊を招くおそれがあった。他に
も、移動式発電設備の運搬中に車輌が故障して車輌の交
換を行う場合には、新たに故障地点でクレーンの手配を
行わなければならなかった。
【0015】移動式発電設備が大型のものである場合に
は、車輌が大型のものになり、車重が大きくなることに
より、走行可能な公道等の道路が限定されて、需要場所
まで運搬するのが困難な場合があるという問題があっ
た。また、同様に移動式発電設備が大型のものである場
合には、作業用面積を広く必要とし、地盤を堅固なもの
に養生を要すると言う問題があった。
【0016】他にも、同様に移動式発電設備が大型のも
のである場合には、当該移動式発電設備自体の数が少な
いため、容易に手配できず、長距離の移動を余儀なくさ
れるという問題があった。また、クレーンを使用するた
め、クレーンの転倒及び移動式発電設備等の荷物の落下
により、作業員の危険及び設備の破壊を招くおそれがあ
った。従って、クレーンの使用余地のない最適場所への
設置は不可能であった。
【0017】以上は、移動式発電設備であるが、その他
の移動設備についても同様である。例えば、コンテナの
四隅部にアウトリガを取付けるタイプにおいて、外部突
出型とコンテナ四隅部全高を凹欠してその部分にアウト
リガを収納する型とがあるが、アウトリガのない他の従
来型コンテナとの段積時、前者は邪塵物化し、後者は相
互の構造上の不整合により強度欠陥を招来し、いずれも
段積み不能であった。従って、従来型コンテナとの需要
場所や保管場所への段積混送や中継地での段積待機は出
来ず、単独輸送や単独取扱となり、マリンコンテナや陸
送コンテナには不向である。
【0018】次に、移動電源車は、上記の移動式発電設
備と同様に発電部が大型のものである場合、車輌が大型
のものになり、車重が大きくなることから、走行可能な
公道が限定される問題があった。
【0019】また、不意の停電に対応する初動には効果
を上げるが、移動電源車は、保管場所での待機が多く、
日常点検及び起動試験は行っても、実際の運転は少な
く、出動後のトラブルは往々にして発生するという問題
があった。
【0020】他にも、走行中に車輌の故障が発生した場
合には、代換移動電源車が出動しない限り車輌の修理が
済むまで動けないという問題があった。また、車輌には
1年もしくは2年に一度の車体検査があり、当該検査及
び当該検査による整備の期間中には、使用できないとい
う問題があった。
【0021】他にも、移動電源車の発電部は、発電部の
寸法及び重量に応じた車輌を個別に設計し構造変更して
製造されるので、同一の車輌以外には載せ替えることが
できず、たとえ載せ換えるとしても組付部品が多く、容
易なものではないという問題があった。これに関して法
制面においては、車輌の構造変更の届出と検査が必要で
あった。
【0022】他にも、移動電源車の寿命は、車輌又は発
電部の寿命の短いほうによって決定され、片方がまだ使
える状態である場合、例えば排ガス規制等によって車輌
が使用できなくなった場合でも、移動電源車全てが破棄
の対象であるという問題があった。従って、移動電源車
の入れ込む余地のない最適場所への設置は不可能であっ
た。
【0023】以上は、移動電源車であるが、その他の運
搬車輌と一体形成された移動設備についても同様であ
る。
【0024】特に他にも、前記移動式発電設備及び前期
移動電源車は、発電量が大きくなるにつれて大型化・重
量化するが、需要電力が大きい場合でも据え付けるのは
1台であり、1台の発電量でまかなっていたため、概し
て前記移動式発電設備及び前記移動電源車が大型化・重
量化して、その確保が難しくなり、また上記で述べたよ
うな走行可能な公道等の制限が更に大きな問題となって
いた。
【0025】これに関して、1台の発電では、最大供給
可能電力に比べて需要電力が小さい場合でも、低負荷
(無負荷)燃料消費量は変わらないので、効率的な電力
の供給ができない場合があった。
【0026】更に、前記移動式発電設備及び前期移動電
源車では、出力電力を50[Hz]と60[Hz]とを
変更して出力することができず、片方の周波数を出力す
るように製造されおり、周波数の違う地域にまたがって
の使用をすることができなかった。
【0027】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は次の通りである。
【0028】本発明の第1の目的は、移動設備を、貨物
自動車やトレーラー等の運搬車輌への積載及び荷下ろし
を含む需要場所への据え付け及び撤去を容易に行うこと
ができる自揚式移動設備据え付け撤去方法及び自揚式移
動設備を提供せんとするものである。
【0029】本発明の第2の目的は、移動設備の運搬車
輌の運搬道路からの制約を受けることを少なくすること
ができる自揚式移動設備据え付け撤去方法及び自揚式発
電方法並びに自揚式移動設備を提供せんとするものであ
る。
【0030】本発明の第3の目的は、需要場所の据え付
け場所が軟弱や凹凸のある養生が必要な場合であっても
水平に据え付けることができる自揚式移動設備据え付け
撤去方法及び自揚式発電方法並びに自揚式移動設備を提
供せんとするものである。
【0031】本発明の第4の目的は、電力の供給を効率
的に行うことができる自揚式移動設備据え付け撤去方法
及び自揚式発電方法並びに自揚式移動設備を提供せんと
するものである。
【0032】本発明の第5の目的は、電力の周波数の異
なる地域にまたがって発電することができる自揚式移動
設備据え付け撤去方法及び自揚式発電方法並びに自揚式
移動設備を提供せんとするものである。
【0033】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明設備は、上記課題
の解決に当たり、段積自在に形成し、移動設備と、運搬
車輌幅内に引込み可能とし且つ水平横方向に張出引込自
在なアウトリガ及び荷台上に引込み上昇可能とするジャ
ッキを備え、前記移動設備を自揚降動して移動ならしめ
る自揚降部と、を有する特徴的構成手段を講じる。
【0035】また、本発明据え付け撤去方法は、移動設
備と、需要場所へ運搬する運搬車輌の車幅内に水平方向
に引込み可能とする張出引込自在なアウトリガ及び荷台
上に引込み上昇可能とするジャッキを備えた自揚降手段
とを有する段積自在な自揚式移動設備を、当該自揚降手
段を操作制御して、当該アウトリガを水平に張出した状
態にて所要高さまで自揚動及び自降動をして行う特徴的
構成手法を講じる。
【0036】また、本発明発電方法は、上記本発明据え
付け撤去方法を用いて、電力の前記需要場所に据え付け
られた前記自揚式移動設備である一以上の自揚式発電設
備を用いた発電方法であって、前記需要場所にて前記自
揚式発電設備により発電を行い、電力の供給を行ってな
る特徴的構成手法を講じる。
【0037】更に具体的詳細に述べると、当該課題の解
決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念に
亙る新規な特徴的構成手段又は手法を採用することによ
り、前記目的を達成するよう為される。
【0038】即ち、本発明据え付け撤去方法の第1の特
徴は、需要場所に需要目的を実行する移動設備を据え付
けて、実行後当該需要場所から移動設備を撤去するに当
たり、当該移動設備と、前記需要場所へ運搬する運搬車
輌の車幅内に水平方向に引込み可能とする張出引込自在
なアウトリガ及び荷台上に引込み上昇可能とするジャッ
キを備えた自揚降手段とを有する段積自在な自揚式移動
設備を、当該自揚降手段を操作制御して、当該アウトリ
ガを水平に張出した状態にて所要高さまで自揚動及び自
降動をして行ってなる自揚式移動設備据え付け撤去方法
の構成採用にある。
【0039】本発明据え付け撤去方法の第2の特徴は、
上記本発明据え付け撤去方法の第1の特徴における前記
需要場所への据え付けが、前記自揚式移動設備及び運搬
車輌の最適組合選択をし、当該自揚式移動設備の保管場
所で当該自揚式移動設備を前記運搬車輌に積載し、当該
運搬車輌で前記需要場所へ前記アウトリガを当該運搬車
輌の車幅内にかつ前記ジャッキを前記荷台上に引込んだ
状態で運搬し、前記需要場所で前記運搬車輌から、前記
自揚式移動設備を荷下ろして設置して行い、前記需要場
所からの撤去が、前記需要場所から前記自揚式移動設備
を前記運搬車輌に積載し、当該運搬車輌で前記アウトリ
ガを当該運搬車輌の車幅内にかつ前記ジャッキを前記荷
台上に引込んだ状態で運搬し、前記自揚式移動設備の保
管場所で前記自揚式移動設備を荷下ろすことにより行っ
てなる自揚式移動設備据え付け撤去方法の構成採用にあ
る。
【0040】本発明据え付け撤去方法の第3の特徴は、
上記本発明据え付け撤去方法の第1又は第2の特徴にお
ける前記自揚式移動設備が、前記移動設備と前記自揚降
手段を一体形成してなる自揚式移動設備据え付け撤去方
法の構成採用にある。
【0041】本発明据え付け撤去方法の第4の特徴は、
上記本発明据え付け撤去方法の第1又は第2の特徴にお
ける前記自揚式移動設備が、前記移動設備を取り外し可
能に、前記自揚降手段上に積載される構造である自揚式
移動設備据え付け撤去方法の構成採用にある。
【0042】本発明据え付け撤去方法の第5の特徴は、
上記本発明据え付け撤去方法の第4の特徴における前記
自揚式移動設備及び運搬車輌の最適組合選択が、前記自
揚降手段に積載した前記移動設備及び前記運搬車輌を選
択し、前記保管場所及び前記需要場所での前記自揚式移
動設備の前記運搬車輌に対する積載や荷下ろしが、前記
自揚降手段と移動設備を不可分一体として扱ってなる自
揚式移動設備据え付け撤去方法の構成採用にある。
【0043】本発明据え付け撤去方法の第6の特徴は、
上記本発明据え付け撤去方法の第2、第3、第4又は第
5の特徴における前記自揚式移動設備及び運搬車輌の最
適組合選択が、運搬道路の道幅及び制限重量、需要電力
の大きさ、運搬車輌の大きさ、運搬車輌の重量、自揚式
発電設備の大きさ、自揚式発電設備の重量の何れか一以
上の要素からなる条件を考慮して行ってなる自揚式移動
設備据え付け撤去方法の構成採用にある。
【0044】本発明据え付け撤去方法の第7の特徴は、
上記本発明据え付け撤去方法の第6の特徴における前記
保管場所が、前記条件に合わせてそれぞれ整理保管され
ている前記自揚式移動設備及び運搬車輌の選択を自動的
に行う自動倉庫であり、前記自揚式移動設備及び運搬車
輌の選択が、前記条件の入力により、スケジュールに合
せ最適な自揚式移動設備及び運搬車輌をコンピュータに
より算出して、前記保管場所での前記自揚式移動設備の
前記運搬車輌への積載、及び前記保管場所での前記自揚
式移動設備の前記運搬車輌からの荷下ろしが、前記自揚
式移動設備を所定位置に搬送位置決めして機械的に行っ
てなる自揚式移動設備据え付け撤去方法の構成採用にあ
る。
【0045】本発明据え付け撤去方法の第8の特徴は、
上記本発明据え付け撤去方法の第2、第3、第4、第
5、第6又は第7の特徴における前記運搬車輌への積載
が、前記自揚式移動設備の前記自揚降手段を自揚動させ
て、当該自揚式移動設備の直下に前記運搬車輌荷台を進
入移動させて、当該自揚降手段を自降動することにより
行い、前記運搬車輌からの荷下ろしが、当該運搬車輌上
の前記自揚式移動設備の前記自揚降手段を自揚動させ
て、当該自揚式移動設備の直下から前記運搬車輌の荷台
を退出移動させて、当該自揚降手段を自降動することに
より行ってなる自揚式移動設備据え付け撤去方法の構成
採用にある。
【0046】本発明据え付け撤去方法の第9の特徴は、
上記本発明据え付け撤去方法の第1、第2、第3、第
4、第5、第6、第7又は第8の特徴における前記据え
付け及び撤去が、前記自揚式移動設備の前記自揚降手段
が有する車輪手段により、当該自揚式移動設備の前後方
向の移動及び左右方向の転回による方向調整を自在に、
制御して行ってなる自揚式移動設備据え付け撤去方法の
構成採用にある。
【0047】本発明据え付け撤去方法の第10の特徴
は、上記本発明据え付け撤去方法の第1、第2、第3、
第4、第5、第6、第7、第8又は第9の特徴における
前記自揚動が、前記自揚降手段の前記アウトリガを横脇
から張り出し、当該アウトリガ脚部に出没動自在に内挿
したジャッキを当該脚部端から垂直に伸ばして行い、前
記自降動が、前記ジャッキを縮めて、前記アウトリガを
横脇に引き込んで行ってなる自揚式移動設備据え付け撤
去方法の構成採用にある。
【0048】本発明据え付け撤去方法の第11の特徴
は、上記本発明据え付け撤去方法の第10の特徴におけ
る前記自降動が、前記ジャッキを、最終的に前記自揚降
手段の収納凹部に収納させることにより行ってなる自揚
式移動設備据え付け撤去方法の構成採用にある。
【0049】本発明据え付け撤去方法の第12の特徴
は、上記本発明据え付け撤去方法の第10又は第11の
特徴における前記設置が、前記ジャッキの伸出長さを調
節して、前記移動設備の揚上高さを調節して行ってなる
自揚式移動設備据え付け撤去方法の構成採用にある。
【0050】本発明据え付け撤去方法の第13の特徴
は、上記本発明据え付け撤去方法の第10、第11又は
第12の特徴における前記設置が、前記需要場所に凹凸
がある場合や前記需要場所が水平でない場合に、前記自
揚降手段が複数有する各ジャッキの伸出長さを調整して
前記移動設備を水平に調整して行ってなる自揚式移動設
備据え付け撤去方法の構成採用にある。
【0051】本発明据え付け撤去方法の第14の特徴
は、上記本発明据え付け撤去方法の第2、第3、第4、
第5、第6、第7、第8、第9、第10又は第11の特
徴における前記設置が、前記自揚式移動設備を前記運搬
車輌から荷下ろすことなく、当該運搬車輌に当該自揚式
移動設備を積載した状態での駐車設置であり、前記撤去
が、前記需要場所から前記自揚式移動設備を積載したま
まの前記運搬車輌の退出運送である自揚式移動設備据え
付け撤去方法の構成採用にある。
【0052】本発明据え付け撤去方法の第15の特徴
は、上記本発明据え付け撤去方法の第1、第2、第3、
第4、第5、第6、第7、第8、第9、第10、第1
1、第12、第13又は第14の特徴における前記移動
設備が、マリンコンテナや陸送コンテナを有して段積自
在に形成し、前記運搬が、コンテナ船やコンテナ貨車及
び前記運搬車輌による運搬である自揚式移動設備据え付
け撤去方法の構成採用にある。
【0053】本発明据え付け撤去方法の第16の特徴
は、上記本発明据え付け撤去方法の第1、第2、第3、
第4、第5、第6、第7、第8、第9、第10、第1
1、第12、第13、第14又は第15の特徴における
前記移動設備が、水抵抗器、試験装置、移動建築物、移
動展示物、コンテナ、包容物、発電により電力を供給す
る発電部の何れか一以上の設備である自揚式移動設備据
え付け撤去方法の構成採用にある。
【0054】本発明据え付け撤去方法の第17の特徴
は、上記本発明据え付け撤去方法の第1、第2、第3、
第4、第5、第6、第7、第8、第9、第10、第1
1、第12、第13、第14又は第15の特徴における
前記自揚式移動設備が、前記移動設備を並列接続可能な
発電手段とする自揚式発電設備であって、前記据え付け
及び撤去が、複数の前記自揚式発電設備について行って
なる自揚式移動設備据え付け撤去方法の構成採用にあ
る。
【0055】本発明発電方法の第1の特徴は、上記本発
明据え付け撤去方法の第1、第2、第3、第4、第5、
第6、第7、第8、第9、第10、第11、第12、第
13、第14、第15又は第17に記載の自揚式移動設
備据え付け撤去方法を用いて、電力の前記需要場所に据
え付けられた前記自揚式移動設備である一以上の自揚式
発電設備を用いた発電方法であって、前記需要場所にて
前記自揚式発電設備により発電を行い、電力の供給を行
ってなる自揚式発電方法の構成採用にある。
【0056】本発明発電方法の第2の特徴は、上記本発
明発電方法の第1の特徴における前記発電方法が、複数
の前記自揚式発電設備を並列接続して、各自揚式発電設
備毎の発電による出力電力を加算して前記電力の供給を
行ってなる自揚式発電方法の構成採用にある。
【0057】本発明発電方法の第3の特徴は、上記本発
明発電方法の第2の特徴における前記電力の供給が、前
記各自揚式発電設備からの電力の同期をとって行ってな
る自揚式発電方法の構成採用にある。
【0058】本発明発電方法の第4の特徴は、上記本発
明発電方法の第3の特徴における前記同期が、電力の位
相、電圧及び周波数の同期である自揚式発電方法の構成
採用にある。
【0059】本発明発電方法の第5の特徴は、上記本発
明発電方法の第2、第3又は第4の特徴における前記電
力の供給が、前記各自揚式発電設備からの電力の負荷分
担をして行ってなる自揚式発電方法の構成採用にある。
【0060】本発明発電方法の第6の特徴は、上記本発
明発電方法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴に
おける前記電力の供給が、前記自揚式移動設備の出力電
力の周波数を50[Hz]、60[Hz]のどちらかに
切り替えて行ってなる自揚式発電方法の構成採用にあ
る。
【0061】本発明発電方法の第7の特徴は、上記本発
明発電方法の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の
特徴における前記電力の供給が、常時電源の動作に対応
してなされ、当該常時電源が停止した場合には、前記自
揚式発電設備を自動起動して発電を行うと共に、当該常
時電源が復旧した場合には、当該発電を自動停止を行う
こよにより、なされてなる自揚式発電方法の構成採用に
ある。
【0062】本発明発電方法の第8の特徴は、上記本発
明発電方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は
第7の特徴における前記発電が、前記自揚式発電設備の
発電手段の冷却をしつつ行ってなる自揚式発電方法の構
成採用にある。
【0063】本発明発電方法の第9の特徴は、上記本発
明発電方法の第8の特徴における前記冷却が、水の噴射
による冷却である自揚式発電方法の構成採用にある。
【0064】本発明発電方法の第10の特徴は、上記本
発明発電方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、
第7、第8又は第9の特徴における前記発電が、前記自
揚式発電設備の制御室の中で操作者が制御盤による制御
操作をして行ってなる自揚式発電方法の構成採用にあ
る。
【0065】本発明装置の第1の特徴は、需要場所に移
動設備を据え付けて、需要目的を実行した後撤去する段
積自在な設備であって、前記移動設備と、運搬車輌幅内
に引込み可能とし且つ水平横方向に張出引込自在なアウ
トリガ及び荷台上に引込み上昇可能とするジャッキを備
え、前記移動設備を自揚降動して移動ならしめる自揚降
部と、有してなる自揚式移動設備の構成採用にある。
【0066】本発明装置の第2の特徴は、上記本発明装
置の第1の特徴における前記移動設備及び前記自揚降部
が、不可分に一体形成されてなる自揚式移動設備の構成
採用にある。
【0067】本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装
置の第1の特徴における前記移動設備が、前記自揚降部
上に取り外し可能に積載される構造である自揚式移動設
備の構成採用にある。
【0068】本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2又は第3の特徴における前記自揚降部
が、台枠であるシャーシと、当該シャーシ片側又は両側
の中間に取り付けられて、水平横方向に張り出し及び引
き込みを行う少なくとも1つの前記アウトリガと、当該
アウトリガの垂直脚部に内挿して当該脚端から出没動自
在に取り付けられ、垂直方向に進退するジャッキとを有
してなる自揚式移動設備の構成採用にある。
【0069】本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記自揚
降部が、前記自揚式移動設備を自在に前後方向の移動及
び左右方向の転回による方向調整を行う少なくとも1つ
の起伏自在な万能キャスタを有してなる自揚式移動設備
の構成採用にある。
【0070】本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装
置の第5の特徴における前記万能キャスタが、車輪を有
し、当該車輪の中に動力装置を有してなる自揚式移動設
備の構成採用にある。
【0071】本発明装置の第7の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける前記自揚降部が、当該自揚降部の動作の制御を操作
する制御操作装置を有してなる自揚式移動設備の構成採
用にある。
【0072】本発明装置の第8の特徴は、上記本発明装
置の第7の特徴における前記制御操作装置が、外部から
無線で操作する遠隔制御操作装置である自揚式移動設備
の構成採用にある。
【0073】本発明装置の第9の特徴は、上記本発明装
置の第1、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の特
徴における前記自揚降部が、前記移動設備を積載するた
めの積載台板を有してなる自揚式移動設備の構成採用に
ある。
【0074】本発明装置の第10の特徴は、上記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8又は第9の特徴における前記移動設備が、水抵抗器、
試験装置、移動建築物、移動展示物、コンテナ、包容物
の何れか一以上の設備である自揚式移動設備の構成採用
にある。
【0075】本発明装置の第11の特徴は、上記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8又は第9の特徴における前記自揚式移動設備が、前記
移動設備を発電により電力を供給する発電部とする自揚
式発電設備である自揚式移動設備の構成採用にある。
【0076】本発明装置の第12の特徴は、上記本発明
装置の第11の特徴における前記発電部が、包容物であ
るキュービクルと、当該キュービクルの中に搭載され、
発電のための動力を供給する原動力設備と、当該キュー
ビクルの中に搭載され、当該原動力設備からの動力によ
り発電を行う電気設備を有してなる自揚式移動設備の構
成採用にある。
【0077】本発明装置の第13の特徴は、上記本発明
装置の第12の特徴における前記発電部が、前記キュー
ビクル内の保守のためドアを有してなる自揚式移動設備
の構成採用にある。
【0078】本発明装置の第14の特徴は、上記本発明
装置の第12又は第13の特徴における前記発電部が、
前記キュービクルに代えて水上又は貨車運搬用の段積可
能なマリンコンテナ又は陸送コンテナにしてなる自揚式
移動設備の構成採用にある。
【0079】本発明装置の第15の特徴は、上記本発明
装置の第11、第12、第13又は第14の特徴におけ
る前記発電部が、前記発電部を冷却する冷却設備を有し
てなる自揚式移動設備の構成採用にある。
【0080】本発明装置の第16の特徴は、上記本発明
装置の第15の特徴における前記冷却設備が、ラジエタ
ーに水を噴射して冷却を行う冷却部と、冷却用の水を貯
蔵するタンクと、当該タンクに水を供給する給水口とを
有してなる自揚式移動設備の構成採用にある。
【0081】本発明装置の第17の特徴は、上記本発明
装置の第16の特徴における前記冷却設備が、前記キュ
ービクル内に有してなる自揚式移動設備の構成採用にあ
る。
【0082】本発明装置の第18の特徴は、上記本発明
装置の第11、第12、第13、第14、第15、第1
6又は第17の特徴における前記発電部が、当該発電部
を制御する制御盤を有してなる自揚式移動設備の構成採
用にある。
【0083】本発明装置の第19の特徴は、上記本発明
装置の第18の特徴における前記発電部が、前記制御盤
を有して操作者が中に入る制御室を有してなる自揚式移
動設備の構成採用にある。
【0084】本発明装置の第20の特徴は、上記本発明
装置の第11、第12、第13、第14、第15、第1
6、第17、第18又は第19の特徴における前記自揚
式移動設備が、複数であり、当該各自揚式移動設備の発
電部同士を並列接続自在に形成してなる自揚式移動設備
の構成採用にある。
【0085】本発明装置の第21の特徴は、上記本発明
装置の第20の特徴における前記各自揚式移動設備の発
電部が、当該各発電部の前記電気設備からの出力電力の
同期をとり、電力の負荷分担をして並列運転を行う並列
運転装置と、当該各発電部の前記電気設備同士を接続す
る接続装置を有してなる自揚式移動設備の構成採用にあ
る。
【0086】本発明装置の第22の特徴は、上記本発明
装置の第11、第12、第13、第14、第15、第1
6、第17、第18、第19、第20又は第21の特徴
における前記発電部が、出力する周波数を50[H
z]、60[Hz]のうちのどちらかに切り替える周波
数切替装置を有してなる自揚式移動設備の構成採用にあ
る。
【0087】本発明装置の第23の特徴は、上記本発明
装置の第11、第12、第13、第14、第15、第1
6、第17、第18、第19、第20、第21又は第2
2の特徴における前記発電部が、常用電源の動作に対応
して発電を自動的に起動及び停止する自動起動・停止装
置を有してなる自揚式移動設備の構成採用にある。
【0088】本発明装置の第24の特徴は、上記本発明
装置の第5、第6、第7、第8又は第9の特徴における
前記万能キャスタが、前記シャーシ又は積載台板に起伏
自在に取り付け、格納部に倒伏収納自在に形成してなる
自揚式移動設備の構成採用にある。
【0089】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
装置例1及びこれに対応する据え付け撤去方法例1、装
置例2及びこれに対応する据え付け撤去方法例2、装置
例3及びこれに対応する据え付け撤去方法例3並びに装
置例3に対応する発電方法例につき順に説明する。
【0090】(装置例1) 本装置例を図1乃至図4を用いて説明する。図1は、本
装置例である自揚式発電設備の貨物自動車車輌への取付
を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は
側面図であり、図2は、本装置例である自揚式発電設備
の貨物自動車車輌への積込体勢図であり、(a)は平面
図であり、(b)は側面図であり、図3は、本装置例で
ある自揚式発電設備の自走を示す説明図であり、(a)
は平面図であり、(b)は側面図であり、図4は、本装
置例である自揚式発電設備のマリンコンテナを取付けた
構成図であり、(a)はアウトリガをはり出しジャッキ
を伸ばした状態の平面図であり、(b)は同じく側面図
であり、(c)はアウトリガを引き込みジャッキを収縮
した状態の平面図であり、(d)は同じく側面図であ
る。
【0091】本装置例の段積可能な移動設備の1つであ
る自揚式発電設備Aは、発電により電力の供給を行う発
電部1Aと、発電部1Aを自揚動及び自降動させる自走
式自揚降部2Aとからなり、発電部1Aと自揚降部2A
は、一体に形成されて自揚降部2A付発電部1Aと観念
され、普通又は大型等の貨物自動車車輌である貨物自動
車車輌aの荷台a1上に積み下ろし自在に積載させられ
るものとする。
【0092】自揚式発電設備Aは、発電部1Aと自揚降
部2Aを一体に組立てる構造として設計されるので、寸
法、重量、強度、レイアウト等の点で優れているものと
なる。また、貨物自動車車輌aだけでなく、トレーラー
等の他の荷台車輌に積載してもよい。
【0093】発電部1Aは、包容物であるキュービクル
3Aと、当該キュービクル3Aにそれぞれ内蔵される発
電のための動力を供給する原動力設備4Aと、原動力設
備4Aからの動力により発電して電力を供給する電気設
備5Aとを有する。
【0094】自揚降部2Aは、自揚降部2Aの取付枠で
あるキュービクル3A長よりも短寸のシャーシ6Aと、
シャーシ6Aの四隅に4つそれぞれの下端部を取付けら
れて立設し水平にはり出し可能なアウトリガ7Aと、各
アウトリガ7Aの先端に出没動自在に内挿取付けられて
発電部1Aの垂直方向の高さ変位を行うジャッキ8Aと
を有する。
【0095】なお、キュービクル3Aには、荷台a1上
まで短縮状態のジャッキ8Aを収納待機する収納凹部9
Aを有する。
【0096】また、図3に示すように、シャーシ6Aに
自揚降部2Aを前後方向に自走させかつ起伏自在な万能
キャスタ10Aを取付ける。万能キャスタ10Aは、例
えば、垂直軸及び車輪軸の油圧の動力による回転によ
り、自揚式発電設備Aの前後の移動及び左右の方向転換
のための転回を自在に駆動するものであり、また車輪中
に動力装置を入れてもよい。
【0097】他にも、発電部1Aのキュービクル1Aの
代りに、図4に示すように水上運搬、陸上運搬、それに
伴う荷役作業のためのマリンコンテナ11Aや、貨車運
搬、道路運搬、それに伴う荷役作業のための陸送コンテ
ナを用いた自揚式発電設備A2としてもよい。なお、マ
リンコンテナ11A及び陸送コンテナのアウトリガ7A
や万能キャスタ10Aの各取付位置は、マリンコンテナ
7A及び陸送コンテナ長及び幅員よりもそれぞれ短寸の
一回り小さな長方形シャーシ6Aの両側端サイドおよび
内側近傍として万能キャスタ10Aをマリンコンテナ1
1A及び陸送コンテナ自体の四隅部とするよりも小回り
良好とする。
【0098】また、図示していないが、自揚降部2A
は、自揚降部2Aの動作制御を操作する制御操作装置を
キュービクル3A内か、シャーシ6Aに設置し手動操作
又は無線を用いて遠隔に動作操作可能な遠隔制御操作装
置を有する。
【0099】以上、本装置例は、自揚式発電設備Aの発
電部1Aが発電装置の場合であるが、その他の、水抵抗
器等の試験装置、コンテナ等の包容物、移動建築物、等
の、需要場所に据え付ける移動設備でもよく、当該移動
設備と自揚降部2Aとを一体形成された自揚式移動設備
として広く適用される。
【0100】(据え付け撤去方法例1) 本方法例は、装置例1に適用したものであり同じく図1
乃至図4を参照して説明する。
【0101】本方法例は、電力の発電を自揚式発電設備
Aの保管場所から距離のある電力の需要場所で行うため
に、自揚式発電設備Aを当該保管場所で貨物自動車車輌
aの荷台a1上に積載し、当該需要場所へ運搬及び設置
し、また、自揚式発電設備Aを当該需要場所で貨物自動
車車輌aに積載し、保管場所へ運搬及び荷下ろしする一
連の据え付け撤去方法を説明する。
【0102】第1に、自揚式発電設備Aを電力の需要場
所に据え付ける。先ず、自動倉庫等の自揚式発電設備の
整理保管場所から、需要電力の大きさ、運搬道路の大き
さ及び制限重量、運搬車輌の大きさ及び重量、各種自揚
式発電設備の道幅及び重量等の条件から、最適な自揚式
発電設備及び運搬車輌の2つの組合わせをスケジュール
に合せ人手による選択又はコンピュータ等で自動選択す
る。
【0103】以下では、自揚式発電設備Aと、運搬車輌
に貨物自動車車輌aとを選択したものとして、以下説明
する。
【0104】次に、貨物自動車車輌aの荷台a1上に自
揚式発電設備Aを積載する。シャーシ6Aに起伏自在に
取付けられかつ、貨物自動車aに積込時格納部6A′に
収められる万能キャスタ10Aによって、ロード・アン
ロード定位置の積載作業場所に前後方向の移動及び左右
方向の転回による方向調整を行って位置決めし、アウト
リガ7Aを水平方向にはり出しジャッキ8Aを垂直に伸
ばすことにより移動式発電設備Aともども所要高さに自
揚動する。その際、万能キャスタ10Aを適宜油圧機構
で90°回転起立して置く。
【0105】そして、貨物自動車車輌aの荷台a1を自
揚式発電設備Aの真下に移動させ、ジャッキ8Aを荷台
a1上まで縮めてアウトリガ7Aを貨物自動車車輌a幅
内に引き込んで収納凹部9Aに収納させるとともに万能
キャスタ10Aを格納部6A′に前記油圧機構で回転倒
伏することにより自降動を行い、自揚式発電設備Aを貨
物自動車車輌aに積載する。なお、自揚式発電設備A
は、コンピュータ制御される自動倉庫の自動搬送機によ
って定位置積載作業場所に持来しても良い。
【0106】次に、電力の需要場所に自揚式発電設備A
を運搬し、その際、ジャッキ8aは荷台a1上まで引込
み上昇するとともにアウトリガ7Aは車輌幅内に引込ん
だ状態で需要場所に運搬され、当該需要場所に自揚式発
電設備Aを据え付ける。まず、アウトリガ7Aを水平方
向にはり出しジャッキ8Aを伸ばして自揚動を行い貨物
自動車車輌の荷台上方に持上げ、次いで、自揚式発電設
備Aの下にある貨物自動車車輌aを移動させる。
【0107】その後、万能キャスタ10Aを回転起立
し、前記同様に引続きジャッキ8Aを縮めてアウトリガ
7Aを引き込んで収納凹部9Aに収納させることにより
自降動を行い、万能キャスタ10Aにより、適切な場所
へ前後方向の移動、及び左右方向の転回による方向調整
を行って自揚式発電設備Aを設置することにより、据え
付ける。
【0108】また、アウトリガ7A及びジャッキ8Aを
伸ばすことにより、高さを調節して最適場所に据え付け
ることができる。また、最適需要場所が水平でない、又
は凹凸がある場所であっても、各ジャッキ8Aの長さを
調節することにより、発電部1Aを水平に据え付けるこ
とができる。そして、発電部1Aにより、発電を行い、
契約期間に亙り電力を供給する。契約期間が終了し電力
供給の必要がなくなったら、次に進む。
【0109】第2に、自揚式発電設備Aを撤去する。上
記の据え付けと逆に、万能キャスタ10Aにより、適切
な場所へ前後方向の移動及び左右方向の転回による方向
調整を行って位置決めし、アウトリガ7Aを水平方向に
はり出しジャッキ8Aを地盤まで下降伸ばすことにより
シャーシ6Aともども発電設備Aを自揚動し、同時に万
能キャスタ10Aを90°回転倒伏して格納部6A′内
に収容する。
【0110】次いで、貨物自動車車輌a荷台a1を自揚
式発電設備Aの下に進入移動させ、ジャッキ8Aを荷台
a1上まで縮めてアウトリガ7Aを貨物自動車車輌a幅
内に引き込んで収納凹部9Aに収納させることにより自
降動を行い、自揚式発電設備Aを貨物自動車車輌aに積
載する。
【0111】次に、自揚式発電設備Aを保管場所のロー
ド・アンロード定位置へ運搬し、荷下ろしをして整理保
管する。即ち、アウトリガ7Aを水平方向にはり出しジ
ャッキ8Aを地盤まで下降伸ばすことにより定位置で自
揚動し、貨物自動車車輌aを自揚式発電設備Aの下から
退出移動させる。
【0112】引続き、ジャッキ8Aを縮めてアウトリガ
7Aを引き込んで収納凹部9Aに収納させることにより
自降動を行い、自動倉庫では、自動搬送装置により又は
起立した万能キャスタ10Aにより、適切な場所へ移動
及び方向調整を行うことにより、荷下ろしを行い、前記
保管場所において自揚式発電設備Aを保管可能とする一
連作業により、撤去する。
【0113】もちろん、自揚式発電設備Aを貨物自動車
車輌aに積載したまま、貨物自動車車輌aを需要場所に
駐車することにより据え付けて、またそのまま退出撤去
してもよい。また、もちろん、万能キャスタ10Aによ
る前後方向の移動、及び左右方向の転回による方向の調
整は、上記に限らず、必要な場合にいつでも行うものと
する。
【0114】また、発電部1Aのキュービクル1Aの代
りに、図4に示すように水上運搬と陸上運搬とそれに伴
う荷役作業のための段積可能なマリンコンテナ11Aや
貨車運搬、道路運搬、それに伴う荷役作業のための段積
可能な陸送コンテナを用いた自揚式発電設備A2とした
場合、陸上輸送の貨物自動車車輌aに加えて運搬船舶に
よる水上運搬や貨車による鉄道運搬を行うことができ
る。
【0115】以上の自揚降部2Aにおける、万能キャス
タ10Aによる移動、及び転回による方向の調整、アウ
トリガ7Aのはり出し及び引き込み、ジャッキ8Aの伸
縮は、自揚降部2Aの遠隔制御操作装置を用いることに
より、操作者が無線で操作し、万が一の事故に対する操
作者の危険を冒すことなく遠隔に操作することができ、
操作に資格も要らないので運搬車輌のドライバーでも用
意に操作できる。
【0116】ここで、当該保管場所が自動倉庫であると
して、コンピュータに前記条件を入力することにより、
自動的に最適な自揚式発電設備及び運搬車輌の組合わせ
を当該コンピュータが算出して、自動的に当該自揚式発
電設備を当該運搬車輌に積載して配車するようにしても
よく、また当該自動倉庫に自揚式発電設備を整理保管し
てもよい。
【0117】よって、電力の供給のために必要な作業員
は、貨物自動車車輌aのドライバーのみでよく、荷役機
材であるクレーン、玉掛機材、クレーンオペレータ及び
玉掛作業員は必要なくなり、作業は容易となる。また、
クレーンを用いた作業の危険も防げて、自揚降部2Aの
遠隔制御操作により更なる作業の容易化及び安全化を確
保できる。また、作業面積も小さくて済むので、需要場
所の範囲が広がる。
【0118】以上、本方法例は、装置例1と同じく、需
要場所に据え付ける移動設備と自揚降部2Aとを一体形
成された自揚式移動設備の積載、荷下ろし、運搬を伴う
一連の据え付け撤去方法についても広く適用される。
【0119】(装置例2) 本装置例を図5乃至図7を参照して説明する。図5は、
本装置例の自揚式発電設備のトレーラーへの取付を示す
説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図
であり、図6は、本装置例である自揚式発電設備のトレ
ーラーへの取付構成図であり、(a)は平面図であり、
(b)は側面図であり、図7は、本装置例の自揚式発電
設備の自揚降部を示す構成図であり、(a)は平面図で
あり、(b)は側面図である。なお、図5及び図6のト
レーラーの牽引車輌部は省略している。
【0120】本装置例の段積自在な自揚式発電設備B
は、それぞれ別々に形成された移動設備の1つであり発
電により電力の供給を行う発電部1Bと、発電部1Bを
自揚動及び自降動させる自走式自揚降部2Bと、からな
り、発電部1Bは、容易に取り外し可能な荷台形式の自
揚降部2B上に積載され、さらに、自揚式発電設備Bは
トレーラーbに積載させられるものとする。
【0121】自揚式発電設備Bは、発電部1Bは、容易
に取り外し可能な荷台形式で自揚降部2B上に積載され
る替りに、発電部1Bと自揚降部2Bを一体に形成する
構造として設計されないので、寸法、重量、強度、レイ
アウト等の点で装置例1に比べて劣るものとなる。
【0122】発電部1Bは、包容物であるキュービクル
3Bと、発電のための動力を供給する原動力設備4B
と、原動力設備4Bからの動力により発電して電力を供
給する電気設備5Bと、自揚降部2Bに積載するための
積載台板12Bを有する。
【0123】他にも、キュービクル3Bに取付けられた
冷却用の水を蓄積するタンク13Bと、発電部1Bの制
御を行う制御盤14Bと、キュービクル3Bに取付けら
れて水噴霧式の冷却を行う冷却部15Bと、キュービク
ル3Bに取付けられて原動力設備4B及び電気設備5B
をメンテナンスするためのドア16Bと、冷却部13B
に取付けられて冷却用の水を供給するための給水口17
Bとを有する。
【0124】自揚降部2Bは、自揚降部2Bの外枠であ
る発電部1B長より短寸のシャーシ6Bと、シャーシ6
B四隅サイドに4つそれぞれの下端部を取付けられて立
設し水平にはり出し可能なアウトリガ7Bと、各アウト
リガ7Bの先端に出没動自在に内挿取付けられて発電部
1Bの垂直方向の移動を行うジャッキ8Bとを有する。
なお、キュービクル3Bには、ジャッキ8Bを収納する
収納凹部9Bを有する。
【0125】自揚式発電設備Bは、積載台板12B、タ
ンク13B、制御盤14B、冷却部15B、給水口17
Bを有するので、前記装置例1の自揚式発電設備Aに比
べて重量が大きくなる。車輌の最大積載量は、普通貨物
自動車が4[t]であり、大型貨物自動車が10[t]
であり、トレーラーが30[t]であり、本装置例で
は、トレーラーbに積載するとは限らず、重量によって
貨物自動車等に積載することも可能である。
【0126】また、装置例1と同様に、発電部1Bのキ
ュービクル1Bの代りに海上輸送、陸上輸送、それに伴
う荷役作業のためのマリンコンテナ又は貨車輸送、道路
輸送、それに伴う荷役作業のための陸送コンテナを用い
てもよい。また、自揚式発電設備Bの自揚降部2Bは、
図示しないが装置例1と同様に起伏自在な万能キャスタ
10A、遠隔制御操作装置を有する。
【0127】以上、本装置例は、装置例1と同じく自揚
式発電設備Bの発電部1Bが発電装置の場合であるが、
その他の、水抵抗器等の試験装置、コンテナ等の包容設
備、移動展示物、移動建築物等の需要場所に据え付ける
移動設備でもよく、当該移動設備と自揚降部2Bとを取
り外し可能に荷台形式で積載される自揚式移動設備とし
て広く適用される。
【0128】(据え付け撤去方法例2) 本方法例は、装置例2に適用したものであり、同じく図
5乃至図7を参照して説明する。
【0129】本方法例は、電力の発電を自揚式発電設備
Bの保管場所から距離のある電力の需要場所で行うため
に、自揚式発電設備Bを当該保管場所でトレーラーbに
積載し、当該需要場所へ運搬及び設置し、また、自揚式
発電設備Bを当該需要場所でトレーラーbに積載し、保
管場所へ運搬及び荷下ろしする一連の据え付け撤去方法
を説明する。本方法例は、据え付け撤去方法例1と同様
であり、据え付け撤去方法例1と共通な部分の詳しい説
明は省略するものとする。
【0130】第1に、自揚式発電設備Bの電力の需要場
所への据え付けを行う。先ず、最適な自揚式発電設備及
び運搬車輌の選択であるが、本方法例においては、自揚
式発電設備は、発電部と自揚降部とが、取外し可能な荷
台形式であるので、発電部と、当該発電部にあった自揚
降部と、当該発電部及び当該自揚降部を積載するのにふ
さわしい運搬車輌の3つを選択することになる。
【0131】ここでは、自揚式発電設備Bの発電部1B
と自揚降部2B、及びトレーラーbを選択したものとし
て以下説明する。
【0132】次に、自揚式発電設備Bの保管場所におい
て、既に自揚降部2Bの上に発電部1Bが積載されてい
る場合には、据え付け撤去方法例1と同様にして、自揚
式発電設備Bをトレーラーbに積載するが、自揚降部2
Bの上に発電部1Bが積載されていない場合には、クレ
ーン等によって使用開始の一番最初だけ積載し、その
後、不可分一体に取り扱われ、従って、据え付け撤去方
法例1と同様にして、自揚式発電設備Bをトレーラーb
に積載する。
【0133】自揚式発電設備Bは、自揚式発電設備Aに
比べて、積載台板12B、冷却設備としての発電部1B
のタンク13B、冷却部15B、給水口17Bを有して
いるので、重量が大きくなり、運搬車輌がトレーラーb
のように大型になる場合もある。この場合、道路の幅、
交通量、道路・橋梁の耐荷重によって運搬に使用できる
道路使用の制約があることを考慮しなくてはならない場
合もある。
【0134】また、冷却部15B以外にも、冷却設備と
しての発電部1Bのタンク13B、給水口17Bをキュ
ービクル3B内に有する構造にしてもよい。
【0135】そして、自揚式発電設備Bを運搬し、需要
場所に設置することにより、据え付けて、発電する。発
電において、発電部1Bのタンク13B、冷却部15
B、給水口17Bを用いて、原動力設備14Bのオーバ
ーヒートを防ぐためにラジエタの一部又は全体に水を噴
霧して発電部1Bを冷却することにより、効率のよい安
全な電力供給を行うことができる。なお、風冷又は風水
冷の他の冷却方法で冷却してもよい。電力の供給が終わ
れば次へ進む。
【0136】第2に、自揚式発電設備Bの撤去を行う。
自揚式発電設備Bの撤去における積載、運搬、荷下ろし
は、発電部1Bとシャーシ6Bは不可分離一体として扱
い上記の積載、運搬、荷下ろしを逆に行う。
【0137】本方法例は、装置の面で自揚式発電設備B
は、寸法、重量、強度、レイアウト等の点で装置例1の
自揚式発電設備Aに比べて劣るが、常態では一体不可分
に取り扱われるが、発電部1Bを自揚降部2Bから容易
に取外し可能であるので、万が一、上記一連の操作中に
発電部1B又は自揚降部2Bのどちらかが故障した場合
にも、故障した方を代替の装置で交換することができる
という点で優れる。
【0138】また、自揚降部2Bに発電部1Bを保管場
所で使用開始の一番最初の一回に限り組み合い積載する
に当り、クレーンを一回だけ用いるという点で、据え付
け撤去方法例1に劣るが、従来の技術に比べれば、電力
の需要場所でクレーンを用いないという点で優れてい
る。
【0139】また、発電部1Bと自揚降部2Bとを取り
外し可能に荷台形式で積載される構造であるので、発電
部1Bとして従来の移動式発電設備を用いることができ
る。
【0140】以上、本方法例は、装置例2と同じく、需
要場所に据え付ける移動設備を自揚降部2Bに取り外し
可能に荷台形式で積載される自揚式移動設備の積載、荷
下ろし、運搬を伴う一連の据え付け撤去方法についても
広く適用される。
【0141】(装置例3) 本方法例を図8を参照して説明する。図8は、本装置例
の自揚式発電設備の並列接続を示す説明図である。本装
置例は、装置例1及び装置例2に新たな部品を付加した
ものであり、共通する部分の詳しい説明は省略する。
【0142】本装置例の自揚式発電設備C−1〜C−n
(nは2以上の整数)はそれぞれ、発電部1C−1〜1
C−nと、自揚降部2C−1〜2C−nからなる。当該
発電部1C−1〜1C−nと自揚降部2C−1〜2C−
nは、装置例1のように一体形成される構造でも、装置
例2のような取外しができる構造でもよい。
【0143】発電部1C−1〜1C−nはそれぞれ、装
置例1と同様に、キュービクル3C−1〜3C−nと、
原動力装置4C−1〜4C−nと、電気設備5C−1〜
5C−nと、いずれも図示しない格納部及び収納凹部を
有し、他に、他の自揚式発電設備からの電力と、周波
数、電圧及び位相を同期並びに電力の付加分担により、
並行運転を行う並行運転装置18C−1〜18C−n
と、他の自揚式発電設備と自分の電気設備を接続する接
続装置19C−1〜19C−nを有する。
【0144】また、図示していないが、発電部1C−1
〜1C−nは、出力電力の周波数を50[Hz]又は、
60[Hz]に切り替えることができる周波数切替装置
を有する。
【0145】また、図示していないが、発電部1C−1
〜1C−nは、常用電源の動作状態に応じて、自動的に
起動して電力を供給及び自動的に停止して電力の供給を
停止する自動起・停止装置を有する。
【0146】なお、発電部は、装置例2のように、積載
台板、冷却部、タンク、制御盤、ドア、吸水口を有して
もよい。
【0147】自揚降部2C−1〜2C−nはそれぞれ、
装置例1又は装置例2のように、ジャッキ8C―1〜8
C−n、シャーシ、アウトリガを有する。
【0148】(据え付け撤去方法例3) 本方法例は、装置例3に適用したものであり、同じく図
8を参照して説明する。
【0149】本方法例は、電力の発電を自揚式発電設備
C−1〜C−nの保管場所から距離のある電力の需要場
所で行うために、自揚式発電設備C−1〜C−nを当該
保管場所で運搬車輌に積載し、当該需要場所へそれぞれ
運搬及び設置し、また、自揚式発電設備C−1〜C−n
を当該需要場所で運搬車輌に積載し、保管場所へそれぞ
れ運搬及び荷下ろしする一連の据え付け撤去方法を説明
する。
【0150】本方法例は、据え付け撤去方法例1及び据
え付け撤去方法例2と同様であり、据え付け撤去方法例
1及び据え付け撤去方法例2と共通な部分の詳しい説明
は省略するものとする。
【0151】第1に、揚式発電設備C−1〜C−nの電
力の需要場所への据え付けを行う。先ず、最適な自揚式
発電設備及び運搬車輌の選択であるが、本方法例は、複
数の自揚式発電設備を並列接続するため、複数の自揚式
発電設備及び各自揚式発電設備に対応した運搬車輌を選
択する。
【0152】ここでは、自揚式発電設備C−1〜C−n
と各運搬車輌を選択したものとして以下説明する。
【0153】次に、自揚式発電設備C−1〜C−nをそ
れぞれの運搬車輌に、アウトリガ、ジャッキ及び万能キ
ャスタを用いて積載し、需要場所へ運搬し、自揚式発電
設備C−1〜C−nの据え付けを行う。それぞれ最適な
位置に移動して据え付ける。
【0154】そして、自揚式発電設備C−1〜C−nに
より、発電を行う。当該発電方法は後述の発電方法例で
述べる。電力の供給が終わったら次に進む。
【0155】第2に、自揚式発電設備C−1〜C−nの
撤去を行う。自揚式発電設備C−1〜C−nの撤去にお
ける積載、運搬、荷下ろしは、上記の積載、運搬、荷下
ろしを逆に行う。
【0156】(発電方法例) 本方法例は、装置例3に適用したものであり、同じく図
8を参照して説明する。
【0157】本方法例は、自揚式発電設備C−1〜C−
nの並列接続による発電の方法である。据え付け撤去方
法例3で述べた自揚式発電設備C−1〜C−nの接続装
置19C−1〜19C−nを接続して、電力の需要場所
に据え付けてあるものとする。
【0158】発電部1C−1〜1C−nの電気設備5C
−1〜5C−nを接続装置19C−1〜19C−nを用
いて並列接続して、発電を行う。
【0159】発電における全体として出力する電力量
は、各自揚式発電設備C−1〜C−nの電力量の加算と
なる。発電における各電力は、並行運転装置18C−1
〜18C−nにより各電力の周波数、電圧及び位相を一
致させて、また、各自揚式発電設備C−1〜C−nの各
出力電力量を異なるものにするときは、並行運転装置1
8C−1〜18C−nの負荷分担機能により出力する電
力を調整する。
【0160】また、自揚式発電設備C−1〜C−nが周
波数切替装置を有する場合、電力の周波数が50[H
z]又は60[Hz]のどちらの地域にも自揚式発電設
備C−1〜C−nにより電力を供給できる。
【0161】また、当該周波数切替装置により、北から
南までどこでも電力を供給することができることと併せ
て、自揚式発電設備C−1〜C−nが、冷却部、タン
ク、給水口等の冷却設備を有するものであれば、南の地
域の夏等の、気温が高く、また直射日光が強く、オーバ
ーヒートしやすい地域及び時期にも電力供給を行うこと
ができる。
【0162】なお、自揚式発電設備C−1〜C−nが自
動起動・停止装置を有するので、自揚式発電設備C−1
〜C−nを非常用電源として用いるとき、常用電源が停
電したときには自動的に常用電源から自揚式発電設備C
−1〜C−nに電力の供給を切り替えられて自揚式発電
設備C−1〜C−nを自動的に立ち上げ、常用電源が復
旧したときには自動的に自揚式発電設備C−1〜C−n
から常用電源へ切り替えられて自揚式発電設備C−1〜
C−nが自動停止する。
【0163】この自動起動・停止装置により、電力の供
給の切り替えは、操作作業員の操作が必要でなくなり、
また、燃料を節約でき、効率のよい電力の供給を行うこ
とができる。
【0164】前記周波数切替装置及び前記自動起動・停
止装置による発電は、もちろん装置例1や装置例2のよ
うに単基で発電する場合にももちろん適用される。
【0165】また、装置例2に示したような制御盤によ
り発電の制御を行うが、キュービクル3C−1〜3C−
nの内部に、当該制御盤を有した制御室を設ければ、制
御操作は、制御室内で行うことができる。
【0166】以上によって、並列接続による発電は、需
要電力が大きい場合にでも、大きな電力を出力可能な自
揚式発電設備を用いる必要がなく、自揚式発電設備C−
1〜C−nのそれぞれの出力電力の和が当該需要電力に
足ればよい。
【0167】例えば、需要電力が1000[kw]の場
合に、出力電力が1000[kw]の自揚式発電設備を
1台使用するのではなく、出力電力が500[kw]の
自揚式発電設備を2台並列接続して使用することができ
る。
【0168】このため、大きな電力を出力可能な自揚式
発電設備を用いることでの、装置の大型化及び重量化を
防ぐことができ、運搬上での制限が少なくなる。例え
ば、出力電力の大きな1台の自揚式発電設備を用いた場
合にトレーラーでの運搬が必要なものである場合に、出
力電力の大きくない複数の自揚式発電設備をそれぞれ、
トレーラーよりも道路等からの制約が少ない、大型又は
普通の貨物自動車車輌で運搬することができる。
【0169】これに関して、大型又は普通の貨物自動車
車輌は、トレーラーに比べても、車輌の数及び運転でき
るドライバーの数が多く、車輌及びドライバーの確保が
容易である。
【0170】他にも、本方法例によれば、需要電力が予
定よりも大きくなった場合に、1台のみの自揚式発電設
備を使用した場合には、自揚式発電設備そのものを大き
な電力を出力できるものに換えなければならないが、並
列接続により複数の自揚式発電設備を使用した場合に
は、自揚式発電設備を新たに追加することで総出力電力
が需要電力を満たすものにできる。
【0171】例えば、出力電力が500[kw]自揚式
発電設備2台が需要場所に並列接続して据え付けられ
て、需要電力を1500[kw]に変更した場合には、
500[kw]自揚式発電設備をもう1台追加して、並
列接続すればよい。
【0172】他にも、本方法例によれば、もし自揚式発
電設備の故障があるときに、1台のみの自揚式発電設備
を使用した場合には、全滅してしまうが、並列接続によ
り複数の自揚式発電設備を使用した場合には、故障した
自揚式発電設備を並列接続から切り離し、代替の自揚式
発電設備が来るまで残りの自揚式発電設備の電力を供給
することができるので、リスクが少なくて済む。
【0173】他にも、本方法例によれば、自揚式発電設
備の発電部の出力電力より需要電力の方が少ないときに
でも自揚式発電設備の発電部の低負荷(無負荷)燃料消
費量は変わらなく、1台のみの自揚式発電設備を使用し
た場合には、無駄が出てしまうが、並列接続により複数
の自揚式発電設備を使用した場合には、全体として効率
のよい組み合わせにすれば低負荷(無負荷)燃料消費量
を削減できて、効率的な電力の供給を行うことができ、
経済的に優れる。
【0174】他にも、本方法例によれば、並列接続によ
り複数の自揚式発電設備を使用すると、需要電力が大き
い場合に、複数の自揚式発電設備を集合稼動し、需要電
力が小さい場合に、複数の自揚式発電設備をそれぞれの
需要先へ分散稼動することができ、装置の有効利用に優
れる。
【0175】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において、適宜に変更実
施することが可能なものである。
【0176】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動設備及び自揚降部を有する自揚式移動設備により、
クレーンを使わずに、運搬車輌に積載及び荷下ろしを行
うことにより、自揚式移動設備の据え付け及び撤去がで
きる。これにより、作業人員の削減及び作業の容易化及
び安全化を図ることができる。更に、無線による操作に
より更なる作業の容易化及び安全化を図ることができ、
道路の制約があっても運搬でき、水平でない凹凸のある
様な場所、作業面積が狭いような場所であっても、如何
なる需要場所にも移動設備を据え付けることができる。
【0177】また、移動設備と自揚降部が一体形成の場
合には、装置の寸法、重量、強度、レイアウトが優れ、
自揚降部への移動設備の積載作業を省くことができ、移
動設備と自揚降部を取り外し可能な場合には、どちらか
が故障した場合のリスクを抑えることができる。また、
混送する従来型と段積可能な自走式マリンコンテナ、陸
送コンテナを用いた場合には、陸上、道路での運搬に加
え、水上や鉄道貨車で運搬をすることができる。
【0178】また、複数の自揚式発電設備を並列に接続
して発電による電力の供給を行うことにより、装置の大
型化・重量化を防ぎ、運搬時の道路からの制限を抑えて
運搬することができ、故障時のリスクを少なくし、低負
荷(無負荷)燃料の消費を抑え、複数の自揚式発電設備
の分散稼動により装置の有効利用を図ることができる。
【0179】また、電力の周波数を切替えて供給するこ
とにより、50[Hz]及び60[Hz]にまたがる広
い地域で電力の供給をすることができ、常用電源の動作
に対応して発電の自動起動及び自動停止を行うことと、
発電部を冷却することにより、効率的な発電を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる第1の自揚式発電
設備の貨物自動車車輌への取付を示す説明図であり、
(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
【図2】同上、第1の自揚式発電設備の貨物自動車車輌
への積込体勢図であり、(a)は平面図であり、(b)
は側面図である。
【図3】同上、第1の自揚式発電設備の自走を示す説明
図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図であ
る。
【図4】同上、第1の自揚式発電設備のマリンコンテナ
を取付けた構成図であり、(a)はアウトリガをはり出
しジャッキを伸ばした状態の平面図であり、(b)は同
じく側面図であり、(c)はアウトリガを引き込みジャ
ッキを収縮した状態の平面図であり、(d)は同じく側
面図である。
【図5】本発明の一実施形態における第2の自揚式発電
設備のトレーラーへの取付を示す説明図であり、(a)
は平面図であり、(b)は側面図である。
【図6】同上、第2の自揚式発電設備のトレーラーへの
取付構成図であり、(a)は平面図であり、(b)は側
面図である。
【図7】同上、第2の自揚式発電設備の自揚降部を示す
構成図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図
である。
【図8】本発明の一実施形態における第3の自揚式発電
設備の並列接続を示す説明図である。
【図9】従来の移動電源車の構成図であり、(a)は平
面図であり、(b)は側面図である。
【符号の説明】
A,A2,B,C−1〜C−n…自揚式発電設備 a…貨物自動車車輌 a1…荷台 b…トレーラー 1A,1B,1C−1〜1C−n…発電部 2A,2B,2C−1〜2C−n…自揚降部 3A,3B,3C−1〜3C−n…キュービクル 4A,4B,4C−1〜4C−n…原動力設備 5A,5B,5C−1〜5C−n…電気設備 6A,6B…シャーシ 6A'…格納部 7A,7B…アウトリガ 8A,8B,8C−1〜8C−n……ジャッキ 9A,9B…収納凹部 10A…万能キャスタ 11A…マリンコンテナ 12B…積載台板 13B…タンク 14B…制御盤 15B…冷却部 16B…ドア 17B…給水口 18C−1〜18C−n…並行運転装置 19C−1〜19C−n…接続装置 D…移動電源車 d…車輌部 1D…発電部 3D…キュービクル 4D…原動力設備 5D…電気設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02M 7/48 H02M 7/48 Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 3/00 B60P 3/00 B65G 67/04 B65G 67/24 H02J 3/38 H02M 7/48

Claims (51)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】需要場所に需要目的を実行する移動設備を
    据え付けて、実行後当該需要場所から移動設備を撤去す
    るに当たり、 当該移動設備と、前記需要場所へ運搬する運搬車輌の車
    幅内に水平方向に引込み可能とする張出引込自在なアウ
    トリガ及び荷台上に引込み上昇可能とするジャッキを備
    えた自揚降手段とを有する段積自在な自揚式移動設備
    を、当該自揚降手段を操作制御して、当該アウトリガを
    水平に張出した状態にて所要高さまで自揚動及び自降動
    をして行う、 ことを特徴とする自揚式移動設備据え付け撤去方法。
  2. 【請求項2】前記需要場所への据え付けは、 前記自揚式移動設備及び運搬車輌の最適組合選択をし、 当該自揚式移動設備の保管場所で当該自揚式移動設備を
    前記運搬車輌に積載し、 当該運搬車輌で前記需要場所へ前記アウトリガを当該運
    搬車輌の車幅内にかつ前記ジャッキを前記荷台上に引込
    んだ状態で運搬し、 前記需要場所で前記運搬車輌から、前記自揚式移動設備
    を荷下ろして設置して行い、 前記需要場所からの撤去は、 前記需要場所から前記自揚式移動設備を前記運搬車輌に
    積載し、 当該運搬車輌で前記アウトリガを当該運搬車輌の車幅内
    にかつ前記ジャッキを前記荷台上に引込んだ状態で運搬
    し、 前記自揚式移動設備の保管場所で前記自揚式移動設備を
    荷下ろすことにより行う、 ことを特徴とする請求項1に記載の自揚式移動設備据え
    付け撤去方法。
  3. 【請求項3】前記自揚式移動設備は、 前記移動設備と前記自揚降手段を一体形成してなる、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自揚式移動設
    備据え付け撤去方法。
  4. 【請求項4】前記自揚式移動設備は、 前記移動設備を取り外し可能に、前記自揚降手段上に積
    載される構造である、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自揚式移動設
    備据え付け撤去方法。
  5. 【請求項5】前記自揚式移動設備及び運搬車輌の最適組
    合選択は、 前記自揚降手段に積載した前記移動設備及び前記運搬車
    輌を選択し、 前記保管場所及び前記需要場所での前記自揚式移動設備
    の前記運搬車輌に対する積載や荷下ろしは、 前記自揚降手段と移動設備を不可分一体として扱う、 ことを特徴とする請求項4に記載の自揚式移動設備据え
    付け撤去方法。
  6. 【請求項6】前記自揚式移動設備及び運搬車輌の最適組
    合選択は、 運搬道路の道幅及び制限重量、需要電力の大きさ、運搬
    車輌の大きさ、運搬車輌の重量、自揚式発電設備の大き
    さ、自揚式発電設備の重量の何れか一以上の要素からな
    る条件を考慮して行う、 ことを特徴とする請求項2、3、4又は5に記載の自揚
    式移動設備据え付け撤去方法。
  7. 【請求項7】前記保管場所は、 前記条件に合わせてそれぞれ整理保管されている前記自
    揚式移動設備及び運搬車輌の選択を自動的に行う自動倉
    庫であり、 前記自揚式移動設備及び運搬車輌の選択は、 前記条件の入力により、スケジュールに合せ最適な自揚
    式移動設備及び運搬車輌をコンピュータにより算出し
    て、 前記保管場所での前記自揚式移動設備の前記運搬車輌へ
    の積載、及び前記保管場所での前記自揚式移動設備の前
    記運搬車輌からの荷下ろしは、 前記自揚式移動設備を所定位置に搬送位置決めして機械
    的に行う、 ことを特徴とする請求項6に記載の自揚式移動設備据え
    付け撤去方法。
  8. 【請求項8】前記運搬車輌への積載は、 前記自揚式移動設備の前記自揚降手段を自揚動させて、
    当該自揚式移動設備の直下に前記運搬車輌荷台を進入移
    動させて、当該自揚降手段を自降動することにより行
    い、 前記運搬車輌からの荷下ろしは、 当該運搬車輌上の前記自揚式移動設備の前記自揚降手段
    を自揚動させて、当該自揚式移動設備の直下から前記運
    搬車輌の荷台を退出移動させて、当該自揚降手段を自降
    動することにより行う、 ことを特徴とする請求項2、3、4、5、6又は7に記
    載の自揚式移動設備据え付け撤去方法。
  9. 【請求項9】前記据え付け及び撤去は、 前記自揚式移動設備の前記自揚降手段が有する車輪手段
    により、 当該自揚式移動設備の前後方向の移動及び左右方向の転
    回による方向調整を自在に、制御して行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8に記載の自揚式移動設備据え付け撤去方法。
  10. 【請求項10】前記自揚動は、 前記自揚降手段の前記アウトリガを横脇から張り出し、 当該アウトリガ脚部に出没動自在に内挿したジャッキを
    当該脚部端から垂直に伸ばして行い、 前記自降動は、 前記ジャッキを縮めて、前記アウトリガを横脇に引き込
    んで行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9に記載の自揚式移動設備据え付け撤去方法。
  11. 【請求項11】前記自降動は、 前記ジャッキを、最終的に前記自揚降手段の収納凹部に
    収納させることにより行う、 ことを特徴とする請求項10に記載の自揚式移動設備据
    え付け撤去方法。
  12. 【請求項12】前記設置は、 前記ジャッキの伸出長さを調節して、前記移動設備の揚
    上高さを調節して行う、 ことを特徴とする請求項10又は11に記載の自揚式移
    動設備据え付け撤去方法。
  13. 【請求項13】前記設置は、 前記需要場所に凹凸がある場合や前記需要場所が水平で
    ない場合に、 前記自揚降手段が複数有する各ジャッキの伸出長さを調
    整して前記移動設備を水平に調整して行う、 ことを特徴とする請求項10、11又は12に記載の自
    揚式移動設備据え付け撤去方法。
  14. 【請求項14】前記設置は、 前記自揚式移動設備を前記運搬車輌から荷下ろすことな
    く、当該運搬車輌に当該自揚式移動設備を積載した状態
    での駐車設置であり、 前記撤去は、 前記需要場所から前記自揚式移動設備を積載したままの
    前記運搬車輌の退出運送である、 ことを特徴とする請求項2、3、4、5、6、7、8、
    9、10又は11に記載の自揚式移動設備据え付け撤去
    方法。
  15. 【請求項15】前記移動設備は、 マリンコンテナや陸送コンテナを有して段積自在に形成
    し、 前記運搬は、 コンテナ船やコンテナ貨車及び前記運搬車輌による運搬
    である、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12、13又は14に記載の自揚
    式移動設備据え付け撤去方法。
  16. 【請求項16】前記移動設備は、 水抵抗器、試験装置、移動建築物、移動展示物、コンテ
    ナ、包容物、発電により電力を供給する発電部の何れか
    一以上の設備である、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12、13、14又は15に記載
    の自揚式移動設備据え付け撤去方法。
  17. 【請求項17】前記自揚式移動設備は、 前記移動設備を並列接続可能な発電手段とする自揚式発
    電設備であって、 前記据え付け及び撤去は、 複数の前記自揚式発電設備について行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12、13、14又は15に記載
    の自揚式移動設備据え付け撤去方法。
  18. 【請求項18】請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12、13、14、15又は17
    に記載の自揚式移動設備据え付け撤去方法を用いて、電
    力の前記需要場所に据え付けられた前記自揚式移動設備
    である一以上の自揚式発電設備を用いた発電方法であっ
    て、 前記需要場所にて前記自揚式発電設備により発電を行
    い、電力の供給を行う、 ことを特徴とする自揚式発電方法。
  19. 【請求項19】前記発電方法は、 複数の前記自揚式発電設備を並列接続して、各自揚式発
    電設備毎の発電による出力電力を加算して前記電力の供
    給を行う、 ことを特徴とする請求項18に記載の自揚式発電方法。
  20. 【請求項20】前記電力の供給は、 前記各自揚式発電設備からの電力の同期をとって行う、 ことを特徴とする請求項19に記載の自揚式発電方法。
  21. 【請求項21】前記同期は、 電力の位相、電圧及び周波数の同期である、 ことを特徴とする請求項20に記載の自揚式発電方法。
  22. 【請求項22】前記電力の供給は、 前記各自揚式発電設備からの電力の負荷分担をして行
    う、 ことを特徴とする請求項19、20又は21に記載の自
    揚式発電方法。
  23. 【請求項23】前記電力の供給は、 前記自揚式移動設備の出力電力の周波数を50[H
    z]、60[Hz]のどちらかに切り替えて行う、 ことを特徴とする請求項18、19、20、21又は2
    2に記載の自揚式発電方法。
  24. 【請求項24】前記電力の供給は、 常時電源の動作に対応してなされ、 当該常時電源が停止した場合には、前記自揚式発電設備
    を自動起動して発電を行うと共に、当該常時電源が復旧
    した場合には、当該発電を自動停止を行うこよにより、
    なされる、 ことを特徴とする請求項18、19、20、21、22
    又は23に記載の自揚式発電方法。
  25. 【請求項25】前記発電は、 前記自揚式発電設備の発電手段の冷却をしつつ行う、 ことを特徴とする請求項18、19、20、21、2
    2、23又は24に記載の自揚式発電方法。
  26. 【請求項26】前記冷却は、 水の噴射による冷却である、 ことを特徴とする請求項25に記載の自揚式発電方法。
  27. 【請求項27】前記発電は、 前記自揚式発電設備の制御室の中で操作者が制御盤によ
    る制御操作をして行う、 ことを特徴とする請求項18、19、20、21、2
    2、23、24、25又は26に記載の自揚式発電方
    法。
  28. 【請求項28】需要場所に移動設備を据え付けて、需要
    目的を実行した後撤去する段積自在な設備であって、 前記移動設備と、 運搬車輌幅内に引込み可能とし且つ水平横方向に張出引
    込自在なアウトリガと荷台上に引込み上昇可能とするジ
    ャッキを備え、前記移動設備を自揚降動して移動ならし
    める自揚降部と、 を有する、 ことを特徴とする自揚式移動設備。
  29. 【請求項29】前記移動設備及び前記自揚降部は、 不可分に一体形成されている、 ことを特徴とする請求項28に記載の自揚式移動設備。
  30. 【請求項30】前記移動設備は、 前記自揚降部上に取り外し可能に積載される構造であ
    る、 ことを特徴とする請求項28に記載の自揚式移動設備。
  31. 【請求項31】前記自揚降部は、 台枠であるシャーシと、 当該シャーシ片側又は両側の中間に取り付けられて、水
    平横方向に張り出し及び引き込みを行う少なくとも1つ
    の前記アウトリガと、 当該アウトリガの垂直脚部に内挿して当該脚端から出没
    動自在に取り付けられ、垂直方向に進退するジャッキと
    を有する、 ことを特徴とする請求項28、29又は30に記載の自
    揚式移動設備。
  32. 【請求項32】前記自揚降部は、 前記自揚式移動設備を自在に前後方向の移動及び左右方
    向の転回による方向調整を行う少なくとも1つの起伏自
    在な万能キャスタを有する、 ことを特徴とする請求項28、29、30又は31に記
    載の自揚式移動設備。
  33. 【請求項33】前記万能キャスタは、 車輪を有し、 当該車輪の中に動力装置を有する、 ことを特徴とする請求項32に記載の自揚式移動設備。
  34. 【請求項34】前記自揚降部は、 当該自揚降部の動作の制御を操作する制御操作装置を有
    する、 ことを特徴とする請求項28、29、30、31、32
    又は33に記載の自揚式移動設備。
  35. 【請求項35】前記制御操作装置は、 外部から無線で操作する遠隔制御操作装置である、 ことを特徴とする請求項34に記載の自揚式移動設備。
  36. 【請求項36】前記自揚降部は、 前記移動設備を積載するための積載台板を有する、 ことを特徴とする請求項28、30、31、32、3
    3、34又は35に記載の自揚式移動設備。
  37. 【請求項37】前記移動設備は、 水抵抗器、試験装置、移動建築物、移動展示物、コンテ
    ナ、包容物の何れか一以上の設備である、 ことを特徴とする請求項28、29、30、31、3
    2、33、34、35又は36に記載の自揚式移動設
    備。
  38. 【請求項38】前記自揚式移動設備は、 前記移動設備を発電により電力を供給する発電部とする
    自揚式発電設備である、 ことを特徴とする請求項28、29、30、31、3
    2、33、34、35又は36に記載の自揚式移動設
    備。
  39. 【請求項39】前記発電部は、 包容物であるキュービクルと、 当該キュービクルの中に搭載され、発電のための動力を
    供給する原動力設備と、 当該キュービクルの中に搭載され、当該原動力設備から
    の動力により発電を行う電気設備を有する、 ことを特徴とする請求項38に記載の自揚式移動設備。
  40. 【請求項40】前記発電部は、 前記キュービクル内の保守のためドアを有する、 ことを特徴とする請求項39に記載の自揚式移動設備。
  41. 【請求項41】前記発電部は、 前記キュービクルに代えて水上又は貨車運搬用の段積可
    能なマリンコンテナ又は陸送コンテナにする、 ことを特徴とする請求項39又は40に記載の自揚式移
    動設備。
  42. 【請求項42】前記発電部は、 前記発電部を冷却する冷却設備を有する、 ことを特徴とする請求項38、39、40又は41に記
    載の自揚式移動設備。
  43. 【請求項43】前記冷却設備は、 ラジエターに水を噴射して冷却を行う冷却部と、 冷却用の水を貯蔵するタンクと、 当該タンクに水を供給する給水口とを有することを特徴
    とする請求項42に記載の自揚式移動設備。
  44. 【請求項44】前記冷却設備は、 前記キュービクル内に有する、 ことを特徴とする請求項43に記載の自揚式移動設備。
  45. 【請求項45】前記発電部は、 当該発電部を制御する制御盤を有する、 ことを特徴とする請求項38、39、40、41、4
    2、43又は44に記載の自揚式移動設備。
  46. 【請求項46】前記発電部は、 前記制御盤を有して操作者が中に入る制御室を有する、 ことを特徴とする請求項45に記載の自揚式移動設備。
  47. 【請求項47】前記自揚式移動設備は、 複数であり、 当該各自揚式移動設備の発電部同士を並列接続自在に形
    成する、 ことを特徴とする請求項38、39、40、41、4
    2、43、44、45又は46に記載の自揚式移動設
    備。
  48. 【請求項48】前記各自揚式移動設備の発電部は、 当該各発電部の前記電気設備からの出力電力の同期をと
    り、電力の負荷分担をして並列運転を行う並列運転装置
    と、 当該各発電部の前記電気設備同士を接続する接続装置を
    有する、 ことを特徴とする請求項47に記載の自揚式移動設備。
  49. 【請求項49】前記発電部は、 出力する周波数を50[Hz]、60[Hz]のうちの
    どちらかに切り替える周波数切替装置を有する、 ことを特徴とする請求項38、39、40、41、4
    2、43、44、45、46、47又は48に記載の自
    揚式移動設備。
  50. 【請求項50】前記発電部は、 常用電源の動作に対応して発電を自動的に起動及び停止
    する自動起動・停止装置を有する、 ことを特徴とする請求項38、39、40、41、4
    2、43、44、45、46、47、48又は49に記
    載の自揚式移動設備。
  51. 【請求項51】前記万能キャスタは、 前記シャーシ又は積載台板に起伏自在に取り付け、格納
    部に倒伏収納自在に形成する、 ことを特徴とする請求項32、33、34、35又は3
    6に記載の自揚式移動設備。
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