JP3056671B2 - 配線ダクトを備える机 - Google Patents
配線ダクトを備える机Info
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- JP3056671B2 JP3056671B2 JP7207459A JP20745995A JP3056671B2 JP 3056671 B2 JP3056671 B2 JP 3056671B2 JP 7207459 A JP7207459 A JP 7207459A JP 20745995 A JP20745995 A JP 20745995A JP 3056671 B2 JP3056671 B2 JP 3056671B2
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Description
される各種電気機器のコード類を、邪魔にならないよう
に、かつ体裁よく机の側面に沿って机上の導きうる机に
関するものである。
−18346号公報、及び実公平7−11633号公報
に開示されているような例があり、これらは机の左右の
脚体の後端縁にそれぞれ後向開口する垂直ダクトを設
け、該ダクト内にコード類を収納可能としたものや、あ
るいは机の天板、側板等を連結する連結金具を利用し、
該連結金具内にコード類を収納できるようにしたもの等
であった。
の机の場合、コード類が入る配線ダクトの断面積が小さ
いために、収納できる配線本数が限定されるばかりか、
多量のコード類が使用されている場合においては、収納
できない配線が露呈し、見苦しく、かつ机の傍らを通る
人の邪魔になっていた。
も、その都度配線ダクトから配線ダクトを覆う配線カバ
ーを外さなければならず、配線作業が面倒であった。
れたもので、多量のコード類を体裁良く配線ダクト内に
収納できるとともに、さらに少量のコード類において
は、配線カバーを外すことなく、容易に配線を処理する
ことが出来る配線ダクトを備える机を提供することを目
的としている。
える机にあっては、机の左右の脚の少なくとも一方の脚
内に、内向に開口する垂直な配線空間部を設け、該配線
空間部をカバー体をもって着脱自在に閉塞して配線ダク
トとするとともに、 前記カバー体の一部に内向に開口す
る垂直な少量配線用ダクトを設け、この少量配線用ダク
トは一側端が空間部の一側面に連設され、他端が前後に
自由に弾性変形する塞材で前記空間部を覆うことによっ
て形成されていることを特徴としている。この特徴によ
り、脚の内側を広範囲にわたり配線ダクトとして利用で
きるため、多量のコード類を配線ダクト内に収納できる
とともに、カバー体が着脱可能なため、配線ダクト内へ
の配線収納作業も容易となる。特に、塞材を前方に弾性
変形させることで、少量のコードを少量配線用ダクト内
に簡単に収納することができる。
は、少量配線用ダクトをカバー体の奥側に設けるととも
に、前記塞材を開口と反対側に膨出させることが好まし
い。このようにすることで、左右の脚に沿って収納キャ
ビネットが入ってきた時に、膨出部が収納キャビネット
の側面と当接して、配線コードに収納キャビネットが乗
り上がることを防止でき、配線コードを保護することが
できる。
すると、まず図1には本発明実施例の机の使用状態の一
例が示されており、1は天板、2は該天板1の両端を支
持する脚体である。また、天板1上面に載置されたパソ
コン3等の電気機器類のコード4は、該天板1上面左右
両端部に形成された配線口5より、後述する脚体2内に
形成される配線ダクト内まで挿通されるようになってい
る。
互いに前後方向に所定距離離間して立設された前方柱6
と後方柱7と、前記両柱間に嵌合され、机の外側面部を
構成する側板8と、内側面部を構成するカバー体9とか
らなる垂直部2aと、該垂直部2aの下方に水平に設け
られた脚部2bとから構成されている。また、左右の後
方柱7の対向側面には、それぞれ縦溝7aが垂設されて
おり、この左右の縦溝7a、7bに、机の後面を覆う後
面板11の両端が嵌合されるようになっている。
まれる空間部は、その開口がカバー体9で閉塞されるこ
とによって配線ダクト10を構成する。
る樹脂で形成されており、この内面には、カバー体9の
縦方向の強度を保持するための縦リブ12が所定間隔お
きに一体的に形成されている。また前記カバー体9の一
端には、少量配線用の配線ダクト10aが、カバー体9
より配線ダクト10内方向で分離する保持部材9aと、
外方に膨出する膨出部材9bとにより形成されており、
前記保持部材9aの一部は、カバー体9の一端部を構成
するとともに、該保持部材9aと膨出部材9bとの間に
は、机後方に向って開口する挿入口13が垂直方向に形
成されている。
中一点鎖線で示されるように全体を湾曲させた状態でそ
れぞれの両端を、前・後方柱6、7各々の対向面に形成
された縦溝6a、7bに嵌合させることで、前記前・後
方柱6、7に対して容易に着脱することができるように
なっている。
及び下部後方に切欠きが形成されているので、図2に示
されるように配線ダクト10の側面を覆うように装着さ
れた時に、コード4の挿通用の上部及び下部挿通口1
4、14’がそれぞれ形成されるようになっている。
の机においては、配線口5より天板1下方に挿通された
机上の電気機器類のコード4は、脚体2の垂直部2a内
に形成される配線ダクト10内に一旦収納され、脚体2
の内面、下方に形成された挿通口14’より引き出され
るようになっているため、コード4が外部に露出して机
の近傍を通る人の邪魔になること等がない。また、この
配線ダクト10は、机の側面をなす脚体2内に広く形成
されているため、図4に示されるような多量のコード4
を収納することが可能になっている。
カバー体9は、横方向に弾性変形可能になっており、そ
の両端が脚体2の前・後方柱6、7の縦溝6a、7bに
それぞれ嵌合され、脚体2に着脱出来るようになってい
るので、多量の配線作業を行う時には、このカバー体9
を一旦取外して簡単に配線することができる。
ー体9の上部及び下部後方に挿通口14、14’が形成
されるようになっているので、少量の配線時には、該カ
バー体9を外すことなく上部挿通口14よりコード4を
落とし込み、下部挿通口14’より抜出すことが出来
る。また、あるいは、カバー体9の端部に形成された配
線ダクト10aを利用し、図5、6に示されるように配
線することも可能となっている。この場合においては、
保持部材9aと塞材9bとの間に形成された挿入口13
よりコード4を押込むようにして配線ダクト10a内に
収納できるので、前述と同様にカバー体9を脚体2から
取外すことなく、配線作業を行うことが出来る。
部2bの内側面よりも内方に向って膨出するように形成
されているため、例えば図5、6に示されるように机の
左右いずれかの脚対2の内側近傍にキャビネット15を
収納する場合、特に、図6に示されるようにキャビネッ
ト15を内方に向って移行させ、脚体2の脚部2bの内
側面とキャビネット15の側面との間に隙間tが設けら
れるように規制するようになっている。よって、前記キ
ャビネット15が配線ダクト10、10aの下方の挿通
口14’より後方の引出されたコード4上にのり上げる
こと等がなくなるため、コード4を傷めることなくキャ
ビネット15を収納することができる。
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
載されたものに限定されるものではなく、内部に配線ダ
クトとしての空間を有するように全体が一体的に形成さ
れたものでもよい。
を広範囲にわたり配線ダクトとして利用できるため、多
量のコード類を配線ダクト内に収納できるとともに、カ
バー体が着脱可能なため、配線ダクト内への配線収納作
業も容易となる。特に、塞材を前方に弾性変形させるこ
とで、少量のコードを少量配線用ダクト内に簡単に収納
することができる。
に沿って収納キャビネットが入ってきた時に、膨出部が
収納キャビネットの側面と当接して、配線コードに収納
キャビネットが乗り上がることを防止でき、配線コード
を保護することができる。
ある。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 机の左右の脚の少なくとも一方の脚内
に、内向に開口する垂直な配線空間部を設け、該配線空
間部をカバー体をもって着脱自在に閉塞して配線ダクト
とするとともに、 前記 カバー体の一部に内向に開口する垂直な少量配線用
ダクトを設け、この少量配線用ダクトは一側端が空間部
の一側面に連設され、他端が前後に自由に弾性変形する
塞材で前記空間部を覆うことによって形成されているこ
とを特徴としてなる配線ダクトを備える机。 - 【請求項2】 少量配線用ダクトをカバー体の奥側に設
けるとともに、前記塞材を空間部と反対側に膨出させた
ことを特徴としてなる請求項1に記載の配線ダクトを備
える机。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207459A JP3056671B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 配線ダクトを備える机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207459A JP3056671B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 配線ダクトを備える机 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928467A JPH0928467A (ja) | 1997-02-04 |
JP3056671B2 true JP3056671B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=16540128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7207459A Expired - Fee Related JP3056671B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 配線ダクトを備える机 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056671B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000054753A (ko) * | 2000-06-21 | 2000-09-05 | 최진영 | 책상용 다리 |
JP2007020657A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Okamura Corp | 医療関連業務サポート用什器 |
JP2007020656A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Okamura Corp | 医療関連業務サポート用什器 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP7207459A patent/JP3056671B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0928467A (ja) | 1997-02-04 |
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