JP3055754U - プレキャストコンクリートの組み合わせによる大型暗渠 - Google Patents

プレキャストコンクリートの組み合わせによる大型暗渠

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JP3055754U
JP3055754U JP1997011877U JP1187797U JP3055754U JP 3055754 U JP3055754 U JP 3055754U JP 1997011877 U JP1997011877 U JP 1997011877U JP 1187797 U JP1187797 U JP 1187797U JP 3055754 U JP3055754 U JP 3055754U
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隆昭 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、暗渠断面が概ね30m以上の大
型暗渠に関するもので、工場で厳しい品質管理のもとで
制作されたプレキャストコンクリート製品を、施工現場
で、主に機械作業で構築することにより、従来に比べ、
構築費用の低減、構築期間の短縮、構築人員の削減等を
目的としたものである。 【構成】 図5に示すように、プレキャスト又は現場打
床版(1)の上にベースブロック(4)を配列し、T型
プレキャストブロック(16)を更に上載し、基礎底版
用鉄筋(9)とポスト鉄筋(5)をそれぞれ所定の位置
に配筋し、現場打基礎底版コンクリート(2)と胴込コ
ンクリート(6)を同時に打設して基礎底版とT型プレ
キャストブロックが完全に一体化せしめてT型プレキャ
ストブロック(7)を順次積み重ねて側壁を構築し、プ
レキャスト頂版(13)を架設して大型暗渠を構築す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は暗渠断面が概ね30m以上の大型暗渠に関するもので、大型暗渠の 構築費用の低減,構築期間の短縮,構築人員の削減等を目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、暗渠断面が概ね30m以上の大型暗渠は、ほとんどが現場打鉄筋コ ンクリートによる構築方法をとっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
暗渠断面が概ね30m以上の大型暗渠は車両制限令により、プレキャストコ ンクリート製品では施工現場までの輸送手段に問題があり、ほとんどが現場打鉄 筋コンクリートによる構築方法をとっていた。そこで本考案は輸送に問題のない プレキャストコンクリート製品を用い、主に現場打鉄筋コンクリートによる構築 方法の問題点である次の点を解決しようとしている。1)構築費用の低減。2) 構築期間の短縮。3)構築に携わる人員の削減。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで前記課題を解決するために、プレキャスト又は現場打床版(1)の上に 、現場打基礎底版コンクリート(2)を構築する際の、鉄筋組み立て用の通し鉄 筋孔(3)を有し、さらに上載するT型プレキャストブロック(16)の受け枠 を兼ね備えた、人力でも簡単にレベル調整等が出来る前壁とその後側面に突設し た控壁を有するベースブロック(4)を配列し、前壁とその後側面に突設し積み 重ねて側壁を形成する為に中空とした控壁を有した、T型プレキャストブロック (7)に現場打基礎底版コンクリート(2)を構築する際の、鉄筋組み立て用の 通し鉄筋孔(3)を設けたT型プレキャストブロック(16)をベースブロック (4)に上載し、その後ベースブロック(4)及び、上載のT型プレキャストブ ロック(16)の通し鉄筋孔(3)に基礎底版用鉄筋(9)をそれぞれ配筋し、 控壁中空部(8)の所定の位置に、必要量のポスト鉄筋(5)を、ポスト鉄筋位 置決め材(10)で固定配列し、スターラップ鉄筋(12)でポスト鉄筋(5) を巻き立て、控壁中空部(8)に側壁のT型プレキャストブロック(7,16) と現場打基礎底版コンクリート(2)が完全一体化する様、胴込コンクリート( 6)の打設と、現場打基礎底版コンクリート(2)の打設を同時に行い、T型プ レキャストブロック(7)を順次積み重ねて側壁を構築し、側壁最上部にはプレ キャスト頂版(13)の、受台を兼ね備えたT型プレキャスト受台ブロック(1 4)を重設して、プレキャスト頂版(13)を架設して構築する。
【0005】
【作用】
現場打基礎底版コンクリート(2)に内蔵される基礎底版用鉄筋(9)と、T 型プレキャストブロック(7,16)の控壁部(11)に内蔵されるポスト鉄筋 (5)、及び胴込コンクリート(6)の組み合わせにより、現場打基礎底版コン クリート(2)とT型プレキャストブロック(7,16)は、強力に合成一体化 された側壁となる。更に
【図5】に示すごとく、大型暗渠を構築する為のプレ キャスト頂版(13)の受台を兼ね備えたT型プレキャスト受台ブロック(14 )を、T型プレキャストブロック(7)に重設し、プレキャスト頂版(13)を T型プレキャスト受台ブロック(14)に架設して、大型暗渠を構築する。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面によって説明すると
【図6】は、本考案に係る大型暗渠 構築の実施例を示す斜視図であり、同大型暗渠構築はプレキャスト又は現場打床 版(1)の上に、現場打基礎底版コンクリート(2)を構築する際の鉄筋組み立 て用の通し鉄筋孔(3)を有し、さらに上載するT型プレキャストブロック(1 6)の受け枠を兼ね備えた、人力でも簡単にレベル調整等が出来る前壁とその後 側面に突設した控壁を有するベースブロック(4)を配列し、前壁とその後側面 に突設し積み重ねて側壁を形成する為に中空とした控壁を有した、T型プレキャ ストブロック(7)に現場打基礎底版コンクリート(2)を構築する際の、鉄筋 組み立て用の通し鉄筋孔(3)を設けたT型プレキャストブロック(16)をベ ースブロック(4)に上載し、その後ベースブロック(4)及び、上載のT型プ レキャストブロック(16)の通し鉄筋孔(3)に基礎底版用鉄筋(9)をそれ ぞれ配筋し、T型プレキャストブロック(7,16)の控壁中空部(8)の所定 の位置に、必要量のポスト鉄筋(5)を配列し、T型プレキャストブロック(7 ,16)の控壁中空部(8)に、側壁のT型プレキャストブロック(7,16) と現場打基礎底版コンクリート(2)が完全一体化する様、胴込コンクリート( 6)の打設と現場打基礎底版コンクリート(2)の打設を同時に行い、T型プレ キャストブロック(7)を順次積み重ねて側壁を構築する。尚、T型プレキャス トブロック(7,16)の控壁部(11)は、側壁下部ほど土圧や地震力等の外 力を強く受ける為、相応の断面耐力を考慮し、側壁下部ほど控壁部(11)は、 上層の控壁部(11)よりも後方に延ばし、且つポスト鉄筋(5)及び胴込コン クリート(6)を多く使用する構造にしている。このように側壁を構築し側壁最 上部には、大型暗渠を構築する為のプレキャスト頂版(13)の受台を兼ね備え たT型プレキャスト受台ブロック(14)を重設して、プレキャスト頂版(13 )を架設して構築する。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、
【図5】に示すように大型暗渠の側壁背面側は、土圧等の外 力が作用すれば、引張力を受け、同時に側壁前面側は圧縮力を受ける。側壁背面 側と側壁前面側との間に、引張力も圧縮力も生じない境界面、つまり中立面があ り、中立面より後部の引張力圏内にある断面は、贅肉部であり、この部分は贅肉 部を剃り落としたT型プレキャストブロック(7,16)及び、T型プレキャス ト受台ブロック(14)のように、スリムで無駄のない経済断面として供給する ことで、大幅にコンクリートの使用量を削減できることにより、構築コストの低 減をはかる。尚、
【図6】は、側壁部が深い場合の構築例を示したものであり、 基礎部に近い下層ほど土圧等が増大する為、下層のT型プレキャストブロック( 7,16)の控壁部(11)が、上層のT型プレキャストブロック(7)の控壁 部(11)よりも、後方に延ばして土圧等に十分対応させて、無駄のない最もス リムで経済的に構成した構築費用の低減をはかったものである。この様に、本考 案の暗渠の構築は、工場で十分品質管理の上、生産されたプレキャスト製品であ るベースブロック(4)やT型プレキャストブロック(7,16),T型プレキ ャスト受台ブロック(14)を使用して側壁部を構築のうえ、頂版部のプレキャ スト頂版(13)を架設する。これらの各部材の施工はほとんどが機械による作 業である為、構築期間の大幅な短縮と、大幅な人員削減となり、今後の新工法と して大きな効果が期待できる。
【提出日】平成10年2月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【作用】
現場打基礎底版コンクリート(2)に内蔵される基礎底版用鉄筋(9)と、T 型プレキャストブロック(7、16)の控壁部(11)に内蔵されるポスト鉄筋 (5)、及び胴込コンクリート(6)の組み合わせにより、現場打基礎底版コン クリート(2)とT型プレキャストブロック(7、16)は、強力に合成一体化 された側壁となる。更に図5に示すごとく、大型暗渠を構築する為のプレキャス ト頂版(13)の受台を兼ね備えたT型プレキャスト受台ブロック(14)を、 T型プレキャストブロック(7)に重設し、プレキャスト頂版(13)をT型プ レキャスト受台ブロック(14)に架設して、大型暗渠を構築する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面によって説明すると図6は、本考案に係る大型暗渠構築 の実施例を示す斜視図であり、同大型暗渠構築はプレキャスト又は現場打床版( 1)の上に、現場打基礎底版コンクリート(2)を構築する際の鉄筋組み立て用 の通し鉄筋孔(3)を有し、さらに上載するT型プレキャストブロック(16) の受け枠を兼ね備えた、人力でも簡単にレベル調整等が出来る前壁とその後側面 に突設した控壁を有するベースブロック(4)を配列し、前壁とその後側面に突 設し積み重ねて側壁を形成する為に中空とした控壁を有した、T型プレキャスト ブロック(7)に現場打基礎底版コンクリート(2)を構築する際の、鉄筋組み 立て用の通し鉄筋孔(3)を設けたT型プレキャストブロック(16)をベース ブロック(4)に上載し、その後ベースブロック(4)及び、上載のT型プレキ ャストブロック(16)の通し鉄筋孔(3)に基礎底版用鉄筋(9)をそれぞれ 配筋し、T型プレキャストブロック(7、16)の控壁中空部(8)の所定の位 置に、必要量のポスト鉄筋(5)を配列し、T型プレキャストブロック(7、1 6)の控壁中空部(8)に、側壁のT型プレキャストブロック(7、16)と現 場打基礎底版コンクリート(2)が完全一体化する様、胴込コンクリート(6) の打設と現場打基礎底版コンクリート(2)の打設を同時に行い、T型プレキャ ストブロック(7)を順次積み重ねて側壁を構築する。尚、T型プレキャストブ ロック(7、16)の控壁部(11)は、側壁下部ほど土圧や地震力等の外力を 強く受ける為、相応の断面耐力を考慮し、側壁下部ほど控壁(11)は、上層の 控壁部(11)よりも後方に延ばし、且つポスト鉄筋(5)及び胴込コンクリー ト(6)を多く使用する構造にしている。このように側壁を構築し側壁最上部に は、大型暗渠を構築する為のプレキャスト頂版(13)の受台を兼ね備えたT型 プレキャスト受台ブロック(14)を重設して、プレキャスト頂版(13)を架 設して構築する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、図5に示すように大型暗渠の側壁背面側は、土圧等の外力が 作用すれば、引張力を受け、同時に側壁前面側は圧縮力を受ける。側壁背面側と 側壁前面側との間に、引張力も圧縮力も生じない境界面、つまり中立面かあり、 中立面より後部の引張力圏内にある断面は、贅肉部であり、この部分は贅肉部を 剃り落としたT型プレキャストブロック(7、16)及び、T型プレキャスト受 台ブロック(14)のように、スリムで無駄のない経済断面として供給すること で、大幅にコンクリートの使用量を削減できることにより、構築コストの低減を はかる。尚、図6は、側壁部が深い場合の構築例を示したものであり、基礎部に 近い下層ほど土圧等が増大する為、下層のT型プレキャストブロック(7、16 )の控壁部(11)が、上層のT型プレキャストブロック(7)の控壁部(11 )よりも、後方に延ばして土圧等に十分対応させて、無駄のない最もスリムで経 済的に構成した構築費用の低減をはかったものである。この様に、本考案の暗渠 の構築は、工場で十分品質管理の上、生産されたプレキャスト製品であるベース ブロック(4)やT型プレキャストブロック(7、16)、T型プレキャスト受 台ブロック(14)を使用して側壁部を構築のうえ、頂版部のプレキャスト頂版 (13)を架設する。これらの各部材の施工はほとんどか機械による作業である 為、構築期間の大幅な短縮と、大幅な人員削減となり、今後の新工法として大き な効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プレキャスト又は現場打床版(1)にベース
ブロック(4)を配列した状態を示す
【図2】
【図1】に於いてT型プレキャストブロック(16)を
配列した状態を示す
【図3】
【図2】に於いて基礎底版用鉄筋(9)及びポスト鉄筋
位置決め材(10)を配筋し、ポスト鉄筋(5)をスタ
ーラップ鉄筋(12)で巻き立てした状態を示す
【図4】
【図3】に於いて現場打基礎底版コンクリート(2)と
胴込コンクリート(6)を打設した状態を示す
【図5】 本考案の大型暗渠で、現場打基礎底版コンク
リート(2)がフーチングタイプで、プレキャスト頂版
(13)がT型ばりで、構築した実施例の斜視図を示す
【図6】 本考案の大型暗渠で、側壁部が深い場合に、
T型プレキャストブロック(7)の控壁部(11)が、
下層なほど後方に延ばして構築した実施例の斜視図を示
【図7】 本考案の大型暗渠で、現場打基礎底版コンク
リート(2)が一体の実施例の斜視図を示す
【図8】 本考案の大型暗渠で、土被りが多い場合の実
施例でプレキャスト頂版(13)をアーチ型で、現場打
基礎底版コンクリート(2)が一体の実施例の斜視図を
示す
【図9】 本考案の大型暗渠で、2連式で暗渠中間にプ
レキャスト中間支柱(15)を使用して、プレキャスト
頂版(13)をT型ばりで構築した実施例の斜視図を示
【符号の説明】
1;プレキャスト又は現場打床版 2;現場打基礎底版コンクリート 3;通し鉄筋孔 4;ベースブロック 5;ポスト鉄筋 6;胴込コンクリート 7;T型プレキャストブロック 8;控壁中空部 9;基礎底版用鉄筋 10;ポスト鉄筋位置決め材 11;控壁部 12;スターラップ鉄筋 13;プレキャスト頂版 14;T型プレキャスト受台ブロック 15;プレキャスト中間支柱 16;通し鉄筋孔を設けたT型プレキャストブロック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 プレキャスト又は現場打床版(1)にベース
ブロック(4)を配列した状態を示す
【図2】 図1に於いてT型プレキャストブロック(1
6)を配列した状態を示す
【図3】 図2に於いて基礎底版用鉄筋(9)及びポス
ト鉄筋位置決め材(10)を配筋し、ポスト鉄筋(5)
をスターラップ鉄筋(12)で巻き立てした状態を示す
【図4】 図3に於いて現場打基礎底版コンクリート
(2)と胴込コンクリート(6)を打設した状態を示す
【図5】 本考案の大型暗渠で、現場打基礎底版コンク
リート(2)がフーチングタイプで、プレキャスト頂版
(13)がT型ばりで、構築した実施例の斜視図を示す
【図6】本考案の大型暗渠で、側壁部が深い場合に、T
型プレキャストブロック(7)の控壁部(11)が、下
層なほど後方に延ばして構築した実施例の斜視図を示す
【図7】本考案の大型暗渠で、現場打基礎底版コンクリ
ート(2)が一体の実施例の斜視図を示す
【図8】本考案の大型暗渠で、土被りが多い場合の実施
例でプレキャスト頂版(13)をアーチ型で、現場打基
礎底版コンクリート(2)が一体の実施例の斜視図を示
【図9】本考案の大型暗渠で、2連式で暗渠中間にプレ
キャスト中間支柱(15)を使用して、プレキャスト頂
版(13)をT型ばりで構築した実施例の斜視図を示す
【符号の説明】 プレキャスト又は現場打床版 現場打基礎底版コンクリート 通し鉄筋孔 ベースブロック ポスト鉄筋 胴込コンクリート T型プレキャストブロック 控壁中空部 基礎底版用鉄筋10 ポスト鉄筋位置決め材11 控壁部12 スターラップ鉄筋13 プレキャスト頂版14 T型プレキャスト受台ブロック15 プレキャスト中間支柱16 通し鉄筋孔を設けたT型プレキャストブロック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレキャスト又は現場打床版(1)の上
    に、現場打基礎底版コンクリート(2)を構築する際
    の、鉄筋組み立て用の通し鉄筋孔(3)を有し、さらに
    上載するT型プレキャストブロック(16)の受け枠を
    兼ね備えた、人力でも簡単にレベル調整等が出来る前壁
    とその後側面に突設した控壁を有するベースブロック
    (4)を配列し、前壁とその後側面に突設し積み重ねて
    側壁を形成する為に中空とした控壁を有した、T型プレ
    キャストブロック(7)に現場打基礎底版コンクリート
    (2)を構築する際の、鉄筋組み立て用の通し鉄筋孔
    (3)を設けたT型プレキャストブロック(16)をベ
    ースブロック(4)に上載し、その後ベースブロック
    (4)及び、上載のT型プレキャストブロック(16)
    の通し鉄筋孔(3)に基礎底版用鉄筋(9)をそれぞれ
    配筋し、控壁中空部(8)の所定の位置に、必要量のポ
    スト鉄筋(5)を、ポスト鉄筋位置決め材(10)で固
    定配列し、スターラップ鉄筋(12)でポスト鉄筋
    (5)を巻き立て、控壁中空部(8)に側壁のT型プレ
    キャストブロック(7,16)と現場打基礎底版コンク
    リート(2)が完全一体化する様、胴込コンクリート
    (6)の打設と、現場打基礎底版コンクリート(2)の
    打設を同時に行い、T型プレキャストブロック(7)を
    順次積み重ねて側壁を構築し、側壁最上部にはプレキャ
    スト頂版(13)の、受台を兼ね備えたT型プレキャス
    ト受台ブロック(14)を重設して、プレキャスト頂版
    (13)を架設してなる 【図5】の様なプレキャストコンクリートの組み合わせ
    による大型暗渠。
JP1997011877U 1997-12-13 1997-12-13 プレキャストコンクリートの組み合わせによる大型暗渠 Expired - Lifetime JP3055754U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003105847A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Nihon Samicon Co Ltd 壁面ブロック及びその成形方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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