JP3055504B2 - ダビング装置 - Google Patents

ダビング装置

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JP3055504B2
JP3055504B2 JP9264967A JP26496797A JP3055504B2 JP 3055504 B2 JP3055504 B2 JP 3055504B2 JP 9264967 A JP9264967 A JP 9264967A JP 26496797 A JP26496797 A JP 26496797A JP 3055504 B2 JP3055504 B2 JP 3055504B2
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俊文 松高
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給されるマスタ
ー信号を複数の記録媒体に自動的に複製するためのダビ
ング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録テープの複製は、1台のマスタ
ー再生装置を使用してマスターテープを再生し、その再
生信号を複数台のスレーブデッキで記録する方法を採っ
ている。この従来のダビング工程を図9に示す。各スレ
ーブデッキへの記録用カセットテープの供給、及び各ス
レーブデッキからの記録済みカセットテープの後工程へ
の排出は作業者によって行われている。また、記録済み
カセットテープの品質検査は、別の工程で行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、カセットテ
ープの供給、回収に要する作業者の工数が多く、また記
録済みカセットテープの品質検査にも工数を要するの
で、生産効率的に不利である。この発明は、作業者を必
要とせず、自動的にカセットテープの供給、回収並びに
品質検査を行うダビング装置を提供することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、マスター信号を記録用記録媒体に
記録し、かつ記録後、記録済み記録媒体を再生して記録
品質の検査を行うと共に、稼働状態が監視されている複
数台のスレーブデッキ(7)と、前記スレーブデッキに
対して前記記録用記録媒体の供給を行う供給部(51)
と前記スレーブデッキから前記記録済み記録媒体が排出
される排出部(52)とを有する複数台のローダー(5
4)と、前記記録用記録媒体を前記ローダーの供給部に
供給する供給アーム(42)と前記ローダーの排出部か
ら前記記録済み記録媒体を回収する回収アーム(43)
とを有するハンドラー(41)と、前記ハンドラーを前
記スレーブデッキ間で移動させるハンドラー搬送部(4
8)とからなるスレーブカート(9)と、前記スレーブ
カートの前記ハンドラーの供給アームに、前記記録用記
録媒体を1本ずつ供給する記録用記録媒体供給手段
(5)と、前記スレーブカートの前記ハンドラーの回収
アームから、前記スレーブデッキの記録品質検査結果に
基づき、前記記録済みの記録媒体を良品と不良品とに分
別回収する記録済み記録媒体回収手段(5,10)と、
ダビング指示内容に基づき、前記スレーブデッキの稼働
状況を監視しながら、前記記録用記録媒体の供給・記録
・記録後の検査、及び記録後の検査に基づく前記記録済
み記録媒体の良品/不良品の分別・回収までを自動的に
行わせるように、前記スレーブデッキ、前記スレーブカ
ート、前記記録用記録媒体供給手段、及び前記記録済み
記録媒体回収手段を制御する制御装置(1,4,6)と
を備え、前記制御装置は、各ローダーごとに、前記ハン
ドラーの供給アームが前記記録用記録媒体を供給する動
作と前記ハンドラーの回収アームが前記記録済み記録媒
体を回収する動作とを並行して行わせるせるように前記
スレーブカートを制御すると共に、稼働可能な前記スレ
ーブデッキに対してのみ前記記録用記録媒体の供給と前
記記録済み記録媒体の回収を行わせるように前記スレー
ブカートを制御することを特徴とするダビング装置を提
供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施例であるビデオソフ
トテープのダビング装置について以下に図面と共に説明
する。本実施例は、図2に概念を示すように、記録用カ
セットテープの供給、記録済みカセットテープの回収を
自動で行い、さらには、品質検査も自動的に行うダビン
グ装置である。
【0006】図1に実施例のダビング装置の構成図を示
す。ダビングを行うのに必要な種々のデータ、例えばマ
スターテープ番号,本編開始時間,本編終了時間など
は、磁気カードに記録されており、そのデータはカード
読み取り装置3によって主制御装置1に与えられる。入
力装置2は、例えばタッチパネル付きディスプレイやキ
ーボードなどであり、コマンドを主制御装置1に与える
ためのものである。後述する図1の各ブロックはこの主
制御装置1、ライン制御装置4、スレーブデッキ制御装
置6に制御されて自動的に各動作を行う。入力装置2を
使用して、ダビング指示本数(例えば、必要な良品の本
数)を主制御装置1に与えて、ダビング動作をスタート
させると、ライン制御装置4を介してカセットテープの
供給・回収装置5に指示本数が送信される。
【0007】図3に供給・回収装置5の概要図を示す。
供給コンテナが段積みされた台車20は作業者により台
車供給エリア35にセットされると、自動的に断バラシ
装置21まで搬送される。供給・回収装置は、前記のダ
ビング指示本数を受け取ると、段バラシ装置21によっ
て台車20に積載された例えば5段積みの供給コンテナ
から1つの供給コンテナ60を取り込む。そして、供給
ロボット22によってそのコンテナ60から1列、例え
ば20本の記録用カセットテープが供給台23へ移され
る。ここで、記録用カセットテープは1本ずつに分離さ
れ姿勢変更されて供給コンベア24に送られ、供給コン
ベア24を通ってスレーブカート9へ供給される。記録
用カセットテープが供給台23により1本ずつに分離・
整列されるのは、供給コンベア24からスレーブカート
9内のハンドラーの供給アーム42(図4参照)への記
録用カセットテープの供給を容易にするためである。
【0008】図4にスレーブカートの概要図を示す。な
お、図4においては複数台のローダーの内の4台のみ図
示し他のローダーは省略してある。スレーブカート9
は、供給アーム42と回収アーム43とを有するハンド
ラー41,ハンドラー41を移動させるハンドラー搬送
部48,カセットテープストック機能付き供給部51と
カセットテープストック機能付き排出部52とを有する
複数台のローダー54から構成されており、さらにはク
リーニングカセットテープ46をセットしておくステー
ション47を装備している。
【0009】ローダー54の供給部51は記録用カセッ
トテープを1本ストックする機能を有しており、記録用
カセットテープをスレーブデッキ7に供給する。ローダ
ー54の排出部52は記録済みカセットテープを1本ス
トックする機能を有しており、記録済みカセットテープ
がスレーブデッキ7から排出部52へ排出される。ロー
ダー54は複数台が縦一列に並べられて配置されてい
る。スレーブデッキ7はローダー54の後方に位置し、
各ローダー54と対応するように複数台が縦一列に並べ
られて配置されている。
【0010】このスレーブカート9の動作について説明
する。ハンドラー41はハンドラー搬送部48によって
最上位に移動される。そして、ハンドラー41の供給ア
ーム42に記録用カセットテープが、供給コンベア24
からプッシャー49によって押し出され供給スライダー
50上を滑って供給される。供給後は供給アーム42内
のカセットストッパー44が作動し、次に述べるハンド
ラー移動時の記録用カセットテープの脱落を防止してい
る。ハンドラー41は、ハンドラー搬送部48によって
稼働可能なスレーブデッキ7の位置に移動し、供給アー
ム42のカセットストッパー44を解除することでロー
ダー54の供給部51へ記録用カセットテープを供給す
る。
【0011】図5にローダー54とハンドらー41との
動作関係を示す。図6に図5のA方向から見た供給アー
ム42を示す。供給アーム42はローダー供給部51に
対して傾斜しているので、記録用カセットテープは前記
カセットストッパー44の解除により自重により滑るよ
うにローダー供給部51に供給される。供給アーム42
の出口側の両端には供給ローラ45が設けられており、
供給動作のより一層の円滑化を図っている。供給アーム
42による記録用カセットテープのローダーへの供給時
に、記録済みカセットテープがローダーの排出部52に
排出されている場合は、回収アーム43が図5の(a)
方向に移動し記録済みカセットテープを挟み込んで掴
み、再び(b)方向へ移動して記録済みカセットテープ
を取り出す。そして、ハンドラー41は記録済みカセッ
トテープを回収アーム43に挟み込んだ状態のまま、ハ
ンドラー搬送部48で最下位まで移動し、後述する品質
検査の結果に応じて、記録済みカセットテープを良品コ
ンベア25または不良品コンベア26に分別排出する。
図7に図5のB方向から見た回収アーム43を示す。
【0012】本実施例では、各ローダーごとに、ハンド
ラー41の供給アーム42が記録用カセットテープを供
給する動作と、回収アーム43が記録済みカセットテー
プを回収する動作とを並行して行わせているので、供給
・回収時間を短縮できる。ここで、供給アーム42と回
収アーム43とがL字状に連結されてハンドラー41を
構成し、かつ回収アーム43がハンドラー搬送部48の
方向(図5の(a),(b)の両方向)に摺動するの
は、ハンドラー移動時の省スペースと効率的なハンドラ
ー動作を考慮したためである。すなわち、供給アーム4
2と回収アーム43とがL字状に連結されることで、ハ
ンドラー41とローダーの供給部51及び排出部52と
が干渉することがなく、また、回収アーム43の回収動
作(挟み込み)スペースとハンドラー41の上下の移動
スペースとを効率的に確保できる。さらには、回収アー
ム43の記録済みカセットテープを挟み込む位置が不良
品コンベア26の位置に対応し(図4参照)、回収アー
ムのハンドラー移動時の位置が良品コンベア25の位置
に対応している。よって、カセットテープの回収・移動
・分別排出における回収アームの位置制御を、ハンドラ
ー搬送部方向という1方向に摺動する共通動作で行うこ
とができ、効率よく位置制御が行える。また、記録済み
カセットテープの通常の排出は良品コンベア25に行わ
れるので、回収アーム43のハンドラー移動時の位置と
回収アーム43の良品コンベア25へのカセットテープ
排出時の位置とが一致し、回収アームの無駄な動きがな
い。
【0013】回収アーム43からの記録済みカセットテ
ープの排出が終了すると、ハンドラー41は再びハンド
ラー搬送部48によって最上位まで移動し、上述と同じ
動作により記録用カセットテープのスレーブデッキへの
供給を行う。(供給アーム42による記録用カセットテ
ープのローダーへの供給時に、記録済みカセットテープ
がローダーに排出されていない場合は、供給動作終了後
直ちにハンドラー41はハンドラー搬送部48によって
最上位まで移動する。)この動作を繰り返し行い、スレ
ーブカート9は稼働可能な全てのスレーブデッキ7に記
録用カセットテープを供給する。
【0014】このようにして、稼働可能な全てのスレー
ブデッキ7への記録用カセットテープの供給が完了する
と、スレーブカートI/F(インターフェース)8から
供給完了信号が主制御装置1に与えられ、これを受けて
主制御装置1は、マスター再生装置13とスレーブデッ
キ7を制御してダビングを行う。これを1回のダビング
とする。
【0015】1回のダビングが終了すると、各スレーブ
デッキ7は記録したカセットテープを巻き戻して再生
し、品質検査を行い良品、不良品の判別をしてその情報
をスレーブデッキ制御装置6に与える。これによって、
スレーブカート9は前記したようにハンドラー41が動
作し、良品を供給・回収装置5に送るために良品コンベ
ア25へ排出し、不良品を不良品ストッカー10に回収
するために不良品コンベア26に排出する。
【0016】品質検査において良品と判定された記録済
みカセットテープは、図3の良品コンベア25を通って
供給・回収装置内に送られる。この時、印字機12によ
って製品番号、例えばマスターテープ番号、ダビング年
月日などが記録済みカセットテープに印字される。回収
台28によって記録済みカセットテープの姿勢変更が行
われ、1列毎の中間単位、例えば20本ごとに回収ロボ
ット29によって空コンテナに回収される。この空コン
テナが回収コンテナ61となる。1コンテナを40本入
りのコンテナとすると、2列回収して1コンテナが一杯
になる。すると、段積み装置30が自動でコンテナを空
の台車に積載する。この空台車は台車ストックエリア3
4から供給される台車である(台車ストックエリア34
には断バラシ装置21で空になった台車20が搬送され
て一旦保管されている。)。段積み装置30によって所
定の段数のコンテナが積載された台車は、排出エリア3
1に自動的に搬送される。その後、作業者は台車を後工
程に移動する。
【0017】回収ロボット29に供給される空コンテナ
は空コンテナ集積装置32から供給されるものである。
空コンテナ集積装置32は供給側で空になったコンテナ
を一時的にストックしておき、回収側のコンテナがなく
なると、必要に応じて自動的に空コンテナを回収ロボッ
ト29に供給する。スレーブデッキによる品質検査にお
いて不良品と判定された記録済みカセットテープは、不
良品コンベア26を通って不良品ストッカー10に回収
される。従って、本実施例では、記録済みカセットテー
プの回収工程において、作業者は適宜段積みされた台車
を後工程に移動することと、不良品ストッカーに集積さ
れた不良品を回収するだけでよい。よって、記録済みカ
セットテープをコンテナに収納する等の連続作業の工数
を大幅に削減することができる。
【0018】本実施例では、ダビング動作1回ごとに、
そのダビング動作で得られた記録済み記録媒体の全良品
の中から、図1に示すスレーブデッキ制御装置6によっ
て選ばれた良品1本をロット検査装置11にかけて互換
性(標準の再生デッキに対する互換性)の検査を行って
いる。この時、検査対象として毎回同じスレーブデッキ
7で記録された良品が選ばれることのないように、スレ
ーブデッキ制御装置6は動作する。これによって、スレ
ーブデッキ間による互換性の差が生じないように品質の
維持管理を行うことができる。
【0019】本実施例によるダビングは、主制御装置1
に指示された指示本数(例えば良品の本数)に達するま
で繰り返し実施され、指示本数のダビングが終了する
と、主制御装置1からダビング終了コマンドをライン制
御装置4に送信する。これによりライン制御装置4は供
給・回収装置5、不良品ストッカー10、ロット検査装
置11の本数データを集計し、主制御装置1にデータを
送る。
【0020】ここで、本実施例では、スレーブデッキ7
の品質検査において、不良品と判別された場合、その不
良内容によって(例えば、ヘッド目詰まりによる不良の
場合)、ステーション47に備えられているクリーニン
グカセットテープ46を自動で不良発生のスレーブデッ
キに供給する。これにより、スレーブデッキの記録コン
ディション復帰を行うようにしている。この動作は、ま
ず、スレーブデッキ7のクリーニングカセットテープ供
給せよとの自己診断結果がスレーブデッキ制御装置6に
与えられる。スレーブデッキ制御装置6はスレーブカー
トを制御して、図4に示すクリーニングカセットテープ
46がステーション駆動部53によって供給スライダー
50へ移動し、ハンドラー搬送部48によって最上位に
移動したハンドラー41の供給アーム42にプッシャー
49によって供給される。するとハンドラー搬送部48
によって不良となったスレーブデッキの位置までハンド
ラー41を移動し、供給アーム42からローダー供給部
51にクリーニングカセットテープ46を供給する。ス
レーブデッキは自動でクリーニングカセットテープ46
を再生し、クリーニングを行ってローダー排出部52に
排出する。この排出されたクリーニングカセットテープ
46は、回収アーム43にて回収されハンドラー搬送部
48によって最上位まで移動し、ステーション47に戻
される。これにより不良発生のスレーブデッキ7の記録
状態を復帰させる。従って、本実施例では、ヘッドクリ
ーニングだけで回復可能なスレーブデッキの不良は、人
手を介することなく自動的に解決することができる。
【0021】また、クリーニングカセットテープをかけ
て、記録コンディション復帰を行おうとしても復帰でき
ないスレーブデッキ7や、機械的な故障を発生したスレ
ーブデッキ7は、自己診断を行い、ダビング動作工程か
ら切り離されるためのステータス信号をスレーブデッキ
制御装置6に与える。これにより、故障したスレーブデ
ッキはダビング動作工程から切り離され、以降正常な状
態に戻るまでこのスレーブデッキには、スレーブカート
9から記録用カセットテープが供給されなくなる。
【0022】故障が修理され正常な状態に戻ったスレー
ブデッキは、スレーブデッキ自身で自己診断を行い、ダ
ビング動作工程復帰のステータス信号をスレーブデッキ
制御装置6に与える。これにより、ダビング動作システ
ムにこのスレーブデッキが復帰し、以降他のスレーブデ
ッキ同様ダビング動作を行うことができるようになる。
同時にスレーブカートによるカセットテープの供給・排
出動作もこれに連動して行うことができるようになる。
よって、本実施例では装置全体のタビング動作を停止さ
せることなく故障スレーブデッキの修理、復帰が行える
ので、時間的に効率よくダビングを行える。
【0023】図8に前記実施例と同一構造のスレーブカ
ート9a,9bを2連にした場合の実施例を示す。ハン
ドラー搬送部48を挟んで2連とすることにより、ハン
ドラー41aを共通化でき、2つのスレーブカートを同
様に制御できるるので、2連とすることが容易となる。
さらには、縦長のスレーブカートを隣接させることがで
き、省スペースを維持しながら2連に連結することが可
能である。スレーブカートを2連としたことにより、1
回の供給動作で供給することができる記録用カセットテ
ープの本数が倍増し、より効率よくダビングが行える。
もちろん、スレーブカートをさらに多く横方向に連接さ
せることも容易である。(この場合、ハンドラーは横方
向に長くなる)
【0024】
【発明の効果】以上の通り、本発明のダビング装置は以
下の効果を有する。 (イ)請求項1〜10に記載のダビング装置は、指示本
数に基づき、無人且つ自動でマスター信号を複数の記録
媒体にダビングでき、タビングコストを大幅に低減でき
る。さらに、各スレーブデッキごとに、記録用記録媒体
の供給動作と、記録済み記録媒体の回収動作とを並行し
て行えるので、ダビングに要する時間を短縮できる。 (ロ)請求項2記載のダビング装置は、ローダーへの記
録用記録媒体の供給動作がより円滑に行えると共に回収
アームの位置制御の効率化が図れる。 (ハ)請求項3記載のダビング装置は、前工程からコン
テナに収納されて供給される記録用記録媒体の供給動作
がより円滑に行える。 (ニ)請求項4記載のダビング装置は、後工程に排出す
るための記録済み記録媒体の回収動作がより円滑に行え
る。 (ホ)請求項5記載のダビング装置は、各スレーブデッ
キの稼働状態・非稼働状態の管理をより効率的に行え
る。 (ヘ)請求項6記載のダビング装置は、より時間的に効
率よくダビングを行える。 (ト)請求項7記載のダビング装置は、各スレーブデッ
キに対してヘッドクリーニングを容易に行える。 (チ)請求項8記載のダビング装置は、ヘッドクリーニ
ングだけで不具合が回復可能なスレーブデッキの不良
を、人手を介することなく自動的に解決できる。 (リ)請求項9記載のダビング装置は、スレーブデッキ
間による互換性の差が生じないように品質の維持管理を
行うことができる。 (ヌ)請求項10記載のダビング装置は、ダビングの指
示に必要なデータの入力を作業者が手動で行うのではな
く機械的に自動で行えるので、ミスなくデータの入力が
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の全体の構成を示す図である。
【図2】一実施例のダビング工程の概略を示す図であ
る。
【図3】一実施例の供給・回収装置の概略を示す図であ
る。
【図4】一実施例のスレーブカートの概略を示す図であ
る。
【図5】一実施例のハンドラーの動作説明図である。
【図6】一実施例の供給アームの動作説明図である。
【図7】一実施例の回収アームの動作説明図である。
【図8】他の実施例を示す図である。
【図9】従来のダビング工程の概略を示す図である。
【符号の説明】
1 主制御装置 4 ライン制御装置 5 供給・回収装置 6 スレーブデッキ制御装置 7 スレーブデッキ 9 スレーブカート 41 ハンドラー 42 供給アーム 43 回収アーム 48 ハンドラー搬送部 54 ローダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蔀 幹夫 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 藤山 正晃 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 松高 俊文 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 秋山 正己 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 審査官 山田 洋一 (56)参考文献 特開 平4−315844(JP,A) 特開 平8−249657(JP,A) 特開 平7−325670(JP,A) 特開 平8−227548(JP,A) 特開 平8−273336(JP,A) 特開 平10−326443(JP,A) 特開 平11−86395(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/68 G11B 5/86 G11B 15/02 373

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスター信号を記録用記録媒体に記録し、
    かつ記録後、記録済み記録媒体を再生して記録品質の検
    査を行うと共に、稼働状態が監視されている複数台のス
    レーブデッキと、 前記スレーブデッキに対して前記記録用記録媒体の供給
    を行う供給部と前記スレーブデッキから前記記録済み記
    録媒体が排出される排出部とを有する複数台のローダー
    と、前記記録用記録媒体を前記ローダーの供給部に供給
    する供給アームと前記ローダーの排出部から前記記録済
    み記録媒体を回収する回収アームとを有するハンドラー
    と、前記ハンドラーを前記スレーブデッキ間で移動させ
    るハンドラー搬送部とからなるスレーブカートと、 前記スレーブカートの前記ハンドラーの供給アームに、
    前記記録用記録媒体を1本ずつ供給する記録用記録媒体
    供給手段と、 前記スレーブカートの前記ハンドラーの回収アームか
    ら、前記スレーブデッキの記録品質検査結果に基づき、
    前記記録済みの記録媒体を良品と不良品とに分別回収す
    る記録済み記録媒体回収手段と、 ダビング指示内容に基づき、前記スレーブデッキの稼働
    状況を監視しながら、前記記録用記録媒体の供給・記録
    ・記録後の検査、及び記録後の検査に基づく前記記録済
    み記録媒体の良品/不良品の分別・回収までを自動的に
    行わせるように、前記スレーブデッキ、前記スレーブカ
    ート、前記記録用記録媒体供給手段、及び前記記録済み
    記録媒体回収手段を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置は、各ローダーごとに、前記ハンドラーの
    供給アームが前記記録用記録媒体を供給する動作と前記
    ハンドラーの回収アームが前記記録済み記録媒体を回収
    する動作とを並行して行わせるせるように前記スレーブ
    カートを制御すると共に、稼働可能な前記スレーブデッ
    キに対してのみ前記記録用記録媒体の供給と前記記録済
    み記録媒体の回収を行わせるように前記スレーブカート
    を制御することを特徴とするダビング装置。
  2. 【請求項2】前記スレーブカートは、前記ハンドラーの
    供給アームが前記ローダーの供給部方向に傾斜してお
    り、前記供給アームから前記ローダーの供給部に前記記
    録用記録媒体を滑らせて供給すると共に、前記ハンドラ
    ーの回収アームが前記ハンドラー搬送部方向に移動して
    前記ローダーの排出部から前記記録済み記録媒体を回収
    することを特徴とする請求項1記載のダビング装置。
  3. 【請求項3】前記記録用記録媒体供給手段は、前記記録
    用記録媒が複数本収納された供給コンテナから前記記録
    用記録媒体を一旦中間単位にばらして取り出した後、一
    本ずつに分離・整列した状態で前記スレーブカートに供
    給することを特徴とする請求項1または2に記載のダビ
    ング装置。
  4. 【請求項4】前記記録済み記録媒体回収手段は、良品を
    回収コンテナに順次収納し、後工程にその回収コンテナ
    を所定の段数に段積みして排出することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか一つに記載のダビング装置。
  5. 【請求項5】前記スレーブデッキは、自身の動作異常あ
    るいは検査不良内容を自己診断し、稼働状態/非稼働状
    態の情報を前記制御装置に供給することを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか一つに記載のダビング装置。
  6. 【請求項6】非稼働状態のスレーブデッキは、装置全体
    のタビング動作を停止させることなく、タビング工程か
    らの切り離しが及び復帰が行えることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか一つに記載のダビング装置。
  7. 【請求項7】前記スレーブカートは、各スレーブデッキ
    に対してヘッドクリーニング媒体を供給及び回収するた
    めのクリーニング用ステーションを有していることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のダビング
    装置。
  8. 【請求項8】前記スレーブデッキで異常あるいは検査不
    良が発生した場合に、前記制御装置は、異常あるいは不
    良内容に応じて、クリーニング用ステーションにより当
    該のスレーブデッキに対してヘッドクリーニング媒体を
    供給させることを特徴とする請求項7記載のダビング装
    置。
  9. 【請求項9】前記制御装置は、ダビング動作1回ごと
    に、得られた前記記録済み記録媒体の全良品の中から所
    定本について互換性検査を行わせ、検査対象となる良品
    はその記録媒体に記録を行ったスレーブデッキが検査各
    回ごとに異なるものとなるように制御することを特徴と
    する請求項1〜8のいずれか一つに記載のダビング装
    置。
  10. 【請求項10】ダビングの指示に必要なデータを記憶手
    段に記憶させておき、前記記憶手段の読み取り手段によ
    って前記ダビング指示データを前記制御装置に供給する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の
    ダビング装置。
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