JP2000215003A - ドライブにおけるメデイア特性の受け取り方法及びドライブ - Google Patents

ドライブにおけるメデイア特性の受け取り方法及びドライブ

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JP2000215003A JP11015210A JP1521099A JP2000215003A JP 2000215003 A JP2000215003 A JP 2000215003A JP 11015210 A JP11015210 A JP 11015210A JP 1521099 A JP1521099 A JP 1521099A JP 2000215003 A JP2000215003 A JP 2000215003A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リムーバブル記憶装置には各社間混在時の互換
性が求められる。このため、記憶媒体をドライブに挿入
(マウント)した時に、ドライブは読み書き用レーザの
出力調整や、温度補正、ヘッドの位置補正などを実施
し、記録媒体毎の特性を学習する。この学習の後、ホス
トコンピュータからの読み書きを受け付けることができ
るようになる。DVD−RAMドライブの場合には、D
VD−RAM記憶媒体の記憶密度が高いため、この学習
に十数秒の時間が必要である。 【解決手段】リムーバブル記憶装置を使用するシステム
は、学習情報報告コマンドを使用し、学習情報報告手段
からドライブ内の学習値を獲得し、次回マウント時に
は、学習情報受取コマンドを使用し、学習値を学習情報
受取手段に与えることで、マウント時間の短縮を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体(メディ
ア)を取り外し可能な記憶装置(ドライブ)において、
記憶装置に記憶媒体を挿入してから、記憶媒体に対して
読み書きが可能になるまでの時間(マウント時間)を短
縮するための方法に関する。また、記憶媒体の搬送機構
を有する記憶装置(一般的にはチェンジャ装置やライブ
ラリ装置と呼ばれる)における、マウント時間の短縮方
式にもついても記載する。
【0002】
【従来の技術】●記憶装置 コンピュータシステムに使用される記憶装置は、大きく
二つのタイプに分けることができる。一つは、記憶媒体
(メディア)をドライブ(駆動機構、読み書きヘッド、
制御回路、信号処理回路などを含む)から着脱できる記
憶装置(リムーバブル記憶装置)と、もう一つは記憶媒
体(メディア)を着脱できない記憶装置である。記憶媒
体を着脱できる記憶装置としては、フロッピーディスク
装置や、光磁気ディスク装置(MO:Magneto Optical)、
CD−ROMドライブ装置(CD-ROM:Compact Disc Read
Only Memory)、DVDドライブ装置(DVD:Digital Ve
rsatile Disc)などがある。記憶媒体を着脱できない記
憶装置としては、ハードディスク装置(HDD:Hard Disk
Drive)などがある。
【0003】●DVDドライブ装置 近年、コンピュータシステムの高性能化に伴い、記憶装
置の大容量化が進んでいる。例えば、従来より用いられ
ているフロッピーディスクでは1.44MBの容量だが、3.5"
の光磁気ディスク装置は640MB、第一世代のDVD−R
AMドライブは5.2GB(片面2.6GB)の容量を有する。特
にDVD−RAMドライブは、DVD−RAM記憶媒体
だけではなく、DVD−ROMやDVD−Video、
CD−ROM、CD−R、CD−RW、Audio−C
D、Video−CDとの互換性を有し、将来コンピュ
ータシステムにおける標準リムーバブル記憶装置として
の普及が広く期待されている(東芝レビュー2,1998 VO
L.53 NO.2,「特集I:広がるDVDの世界」)。
【0004】●リムーバブル記憶装置に求められる互換
性 リムーバブル記憶装置は、各社のドライブと各社の記憶
媒体の組み合わせが特定できないため、その互換性を維
持することが難しい。例えば、A社のドライブには、C
社・D社・E社の記憶媒体に対して正しく読み書きでき
る必要がある。また、A社のドライブで書き込んだ記憶
媒体は、B社のドライブでも読み書きできる必要があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】●互換性の堅持 従来の技術に示したように、リムーバブル記憶装置には
各社間混在時の互換性が求められる。このため、記憶媒
体をドライブに挿入(マウント)した時に、ドライブは
読み書き用レーザの出力調整や、温度補正、ヘッドの位
置補正などを実施し、記録媒体毎の特性を学習する。こ
の学習の後、ホストコンピュータからの読み書きを受け
付けることができるようになる。DVD−RAMドライ
ブの場合には、DVD−RAM記憶媒体の記憶密度が高
いため、この学習に十数秒の時間が必要である。
【0006】●学習値 学習した結果は、ドライブのメモリ(一般的にはドライ
ブ内制御回路のメモリ)に保持される。この学習値は、
電源を落とせば消去され、次の記憶媒体をマウントする
ときには上書きされることになる。このため、記憶媒体
をドライブに挿入するたびに学習を実施する必要があ
る。
【0007】●さらなる大容量化 また、DVD−RAMドライブは、第一世代の片面2.6G
B(両面では5.2GB)から将来片面4.7G〜15GBへ、またそ
れ以上の大容量化が予定されている。よって、マウント
時の媒体特性の学習時間を短縮することは難しく、学習
時間を短縮するための技術が求められる。
【0008】●発明の目的 本発明の目的は、記憶媒体をドライブに挿入してから、
その記憶媒体に対して読み書き可能になるまでの時間
(この時間を以下「マウント時間」と呼ぶ)を、短縮す
る方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】●ドライブに対する手段 本発明の目的を達成するために、ドライブの学習値を報
告する学習情報報告手段と、学習値を受け取る学習情報
受取手段を設けた。
【0010】ドライブを使用するシステムは、学習情報
報告コマンドを使用し、学習情報報告手段からドライブ
内の学習値を獲得し、次回マウント時には、学習情報受
取コマンドを使用し、学習値を学習情報受取手段に与え
ることで、マウント時間の短縮を図ることができる。
【0011】従来から用いられている、ドライブに対す
る記憶媒体の回転停止コマンドを拡張し、学習情報報告
コマンドとする。また、ドライブに対する記憶媒体の回
転開始コマンドを拡張し、学習情報受取コマンドとす
る。
【0012】もし、学習情報受取コマンドを使用し学習
情報受取手段に与えた学習値を用いて、記録媒体に対し
て読み書きを実施し、読み書きに失敗した場合に、ドラ
イブは与えられた学習値を再生成する。
【0013】●システムとしての手段 本発明を達成するために、記憶システムには、各記憶媒
体に対応する学習値を保持する媒体特性保持手段を設け
た。記憶媒体もしくは記憶媒体を保持するケースやトレ
イには、記憶媒体を識別するための媒体番号を保持する
媒体識別手段を設けた。ドライブに記憶媒体をマウント
するときには、媒体識別手段から媒体番号を獲得し、媒
体番号に対応する学習値を媒体特性保持手段から獲得し
マウントすることで、マウント時間の短縮を図ることが
できる。
【0014】媒体番号を保持する媒体識別手段として
は、記憶媒体を保持するケースやトレイもしくは媒体自
体に貼付したバーコードや、不揮発性の記憶手段(半導
体メモリなど)を使用する。
【0015】また、記憶媒体を保持するケースやトレイ
もしくは媒体自体に設けた不揮発性の記憶手段(半導体
メモリなど)に、学習値そのものを保持することもでき
る。
【0016】周囲温度を測定する温度監視手段をドライ
ブに設け、温度を加味した学習値を使用することで、適
切な学習値をドライブに与えることができる。
【0017】さらに、記憶媒体を搬送する記憶媒体搬送
手段(チェンジャ装置)を使用した場合、記憶媒体を格
納する格納庫に関連付けられた番号から、マウントする
記憶媒体に対応する学習値を獲得し、マウント時間の短
縮を図ることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図を用
いて説明する。
【0019】《第1の実施形態》本発明の第1の実施形
態を図を用いて説明する。
【0020】●チェンジャ装置 図1に本実施例で使用するチェンジャ装置100の内部
構成を示す。チェンジャ装置100は、4台のDVD−
RAMドライブ501〜504(以下ドライブと称す)
と、6個の格納庫201〜206と、1つの投入排出ユ
ニット160を有する構成である。本実施例では、説明
の簡略化のために、格納庫を6個としたが、格納庫を1
00個程度有するチェンジャ装置が多い。また、格納庫
を100個以上有するチェンジャ装置も多く存在する。
本発明はドライブの数や格納庫の数に限定されるもので
はない。6つの格納庫には、それぞれ1枚ずつのDVD
−RAMメディア10(以下メディア10と称す)を保
持している。メディア10は、トレイ900により保持
されている。
【0021】チェンジャ装置100は、チェンジャ制御
回路120により、ホストコンピュータ99からの媒体
搬送要求を受け取り、上下に移動可能な駆動ベルト13
0とメディア搬送ユニット140を用いて媒体搬送を行
う。ホストコンピュータ99との接続には、SCSI
(Small Computer System Interface)90を使用す
る。SCSI90には、チェンジャ制御回路120と4
台のドライブ501〜504をデージーチェーン接続
(芋蔓式接続)する。
【0022】例えば、チェンジャ制御回路120が格納
庫201からドライブ501への搬送要求を受け取る
と、駆動ベルト130を制御し、メディア搬送ユニット
140を目的のメディアのある格納庫201に移動し、
目的のメディアを取り出す。本実施例の場合では、メデ
ィア10はトレイ900に保持されているので、トレイ
ごと取り出すことになる。チェンジャ制御回路120
は、再度駆動ベルト130を制御し、メディア搬送ユニ
ットを目的のドライブ501へ移動し、メディア搬送ユ
ニット140に保持しているメディアをドライブ501
に挿入する。
【0023】●本発明によるドライブ 図2に本実施例で使用するドライブ500の内部構成を
示す。このドライブ500は、図1に示したドライブ5
01〜504に相当する。
【0024】ドライブ500は、メディアを回転させる
ためのスピンドルモータ510とスピンドルモータ制御
512と、回転するメディアに対してデータの読み書き
を実施する光ピックアップヘッド520と、ヘッドを目
的のメディア位置に位置付けるサーボ制御回路522
と、メディアに書き込むためのデータ変換と信号処理お
よびメディアから読み出したデータの信号処理とデータ
変換を実施するDVDデータ処理回路530と、ホスト
コンピュータ99もしくはチェンジャ制御回路140か
らの要求を受け取りデータの転送を司るSCSIインタ
フェース580と、DVDデータ処理回路530とSC
SIインタフェース580の処理速度差を吸収するため
のバッファメモリ540と、各部位を制御するためのC
PU(Central Processing Unit)590で構成する。
CPU590で実行するプログラムはROM(Read Onl
y Memory)591に格納する。CPU590が一時的に
データを格納する領域としてRAM(Random Access Me
mory)592を使用する。
【0025】図3にROM591とRAM592の内部
構成を示す。ROM591には、CPU590で実行す
るドライブ制御プログラム5910を格納している。ド
ライブ制御プログラム5910には、環境温度報告プロ
グラム5911、学習値報告プログラム5912(学習
情報報告手段に相当)、学習値受取プログラム5913
(学習情報受取手段に相当)を拡張している。また、R
AM592には、環境温度一時保存領域5921と学習
値一時保存領域5922を設けている。
【0026】●温度センサ さらに本実施例では、ドライブ500内に温度センサ5
99を設けた。この温度センサ599により、光ピック
アップ近辺の環境温度を測定することができる。温度セ
ンサで測定した環境温度は、CPU590により一定時
間おきに取り込まれ、RAM592の環境温度一時保存
領域5922に保持する。CPU590は、ホストコン
ピュータ99からSCSIインタフェース580を介し
て「REPORT TEMPERATURE COMMAND」を受け取ると、RA
M592の環境温度一時保存領域5922に保持してい
る環境温度をホストコンピュータ99に報告する。温度
センサ599がドライブ500の動作保証範囲を超える
温度を検出した場合には、ホストコンピュータ99に対
して警告を発する。SCSIインタフェースを使用した
場合には、ユニットアテンションステータスにより温度
異常を報告する。
【0027】●マウント処理 チェンジャ装置100を使用したマウント処理について
説明する。チェンジャ装置を使用したマウント処理と
は、格納庫に保持したメディアをメディア搬送ユニット
を使用して目的のドライブに搬送し、メディアをドライ
ブに挿入し、メディアに対する読み書きを開始できるよ
うにする一連の処理に相当する。
【0028】図4〜図6を用いて、本発明による高速マ
ウント方式の動作を説明する。ホストコンピュータ99
には、学習値管理テーブル800を持たせている。学習
値管理テーブル800は、各格納庫毎に二次元のテーブ
ルを持つ。本実施例の場合には、格納庫201から20
6の6つの格納庫があるので、6枚の二次元テーブルを
持つ。二次元テーブルは、温度とドライブ番号からな
る。
【0029】例えば、格納庫204からドライブ502
にメディア10を搬送する場合、ホストコンピュータ9
9は、まず「REPORT TEMPERATURE COMMAND」をドライブ
502に発行し、ドライブから環境温度を獲得する(4
001)。獲得した温度(例えば30度)とドライブ番
号502と格納庫番号204から、二次元テーブルを参
照し、学習値の獲得しようとするが、図4の段階では学
習値が保存されていない。
【0030】●学習値がない場合のマウント処理 学習値がまだ保存されていない場合、ホストコンピュー
タ99はチェンジャ制御回路120に対して、格納庫2
04からドライブ502にメディアを搬送するための
「MOVE COMMAND」を発行する(4002)。チェンジャ
制御回路120は、メディア搬送ユニット140を制御
して、格納庫204のメディア10をドライブ502に
搬送する(4003)。ホストコンピュータ99は、チ
ェンジャ制御回路120から「MOVE COMMAND」の完了を
受け取ると、ドライブ502に対して「START STOP UNI
T COMMAND」を発行し、メディアを読み書きできる状態
にする(4004)。ここで発行する「START STOP UNI
T COMMAND」は、「START/STOP」ビットを1、「LOAD/EJ
ECT」ビットを1とし回転を開始することを指示し、ま
た「START UP PARAMETER」ビットを0としてホストコン
ピュータ99から学習値を与えることは行わない。「ST
ART STOP UNIT COMMAND」の形式を図7に示す。図7に
示す形式は、SCSISCSIの仕様に基づき拡張したもの
である。図7に示す「Immed」ビット、「Flag」ビッ
ト、「Link」ビットはSCSIの仕様に基づく。本実施
例の場合には0で良い。
【0031】ドライブ502は、「START STOP UNIT CO
MMAND」を受け取ると、メディアの回転を開始し、メデ
ィアの回転速度が一定になった段階で、メディアを特性
を学習する。本実施例では、メディアの特性として、リ
ード時のレーザ出力、ライト時のレーザ出力、サーボの
位置補正値の三つを取り上げる。実際のドライブでは、
複数社製のメディアと、他社製ドライブとの互換性を堅
持するために、多岐にわたる学習を実施してるが、本明
細書ではこの三つの値を学習値と呼ぶ。光ピックアップ
ヘッド520をサーボ制御回路522より、学習に使用
するメディア位置に移動し、DVDデータ処理回路によ
り、媒体に対して書き込みと読み出しを実施し、媒体に
対し適切と思われる学習を獲得する。ドライブ502
は、RAM592の学習値一時保存領域5922に学習
値を保存する。これ以後、ホストコンピュータ99から
の読み書きの要求を受け付けることができる。
【0032】●デマウント 次に図5を用いて、媒体をドライブ502から格納庫2
04に戻す場合の処理について説明する。ホストコンピ
ュータ99はドライブ502に対して、「START STOP U
NIT COMMAND」を発行し、記録媒体の回転を停止し、記
録媒体を搬送できる状態にする(4011)。ここで発
行する「START STOP UNIT COMMAND」は、「START/STO
P」ビットを0、「LOAD/EJECT」ビットを1とし回転を
停止することを指示し、また「START UP PARAMETER」ビ
ットを1としてドライブ502に対して学習値を転送す
るように指示する。ドライブ502は「START STOP UNI
T COMMAND」を受け取ると、記録媒体の回転を停止する
ためにスピンドルモータ510を停止し、RAM592
の学習値一時保存領域5922に保持している学習値を
ホストコンピュータ99に対して転送する(401
2)。ドライブからホストコンピュータに転送される学
習値のフォーマットを図8に示す。ホストコンピュータ
99に転送するパラメータには、リード時のレーザ出
力、ライト時のレーザ出力、サーボの位置補正値の三つ
以外に、環境温度、ドライブ名称、製造番号などのドラ
イブ識別番号がある。
【0033】ホストコンピュータ99は学習値を受け取
ると、対応する学習値管理テーブル800に学習値を保
存する。ホストコンピュータ99は学習値管理テーブル
を800を、ホストコンピュータの不揮発な記憶手段に
保持するため、ホストコンピュータの電源を遮断しても
消えることはない。
【0034】学習値を保存し終えると、ホストコンピュ
ータ99は、チェンジャ制御回路120に対して、ドラ
イブ502から格納庫204に媒体を搬送するための
「MOVECOMMAND」を発行する(4013)。チェンジャ
制御回路120は、メディア搬送ユニット140を制御
して、ドライブ502のメディア10を格納庫204に
搬送する(4014)。
【0035】●過去の学習値を使用してのマウント 次に図6を用いて、ホストコンピュータ99が既に学習
値を持っている場合のマウント処理について説明する。
再度、格納庫204からドライブ502にメディア10
を搬送する場合、ホストコンピュータ99は、まず「RE
PORT TEMPERATURE COMMAND」をドライブ502に発行
し、ドライブから環境温度を獲得する(4021)。獲
得した温度(例えば30度)とドライブ番号502と格
納庫番号204から、学習値管理テーブル800の二次
元テーブルを参照し、学習値の獲得しようとする。今回
は、図5示したデマウント処理により、既に対応する学
習値が、学習値管理テーブル800内に存在する。
【0036】学習値が保存されている場合、ホストコン
ピュータ99はチェンジャ制御回路120に対して、格
納庫204からドライブ502に媒体を搬送するための
「MOVE COMMAND」を発行する(4022)。チェンジャ
制御回路120は、メディア搬送ユニット140を制御
して、格納庫204のメディア10をドライブ502に
搬送する(4023)。ホストコンピュータ99は、チ
ェンジャ制御回路120から「MOVE COMMAND」の完了を
受け取ると、ドライブ502に対して「STARTSTOP UNIT
COMMAND」を発行し、メディアを読み書きできる状態に
する(4024)。ここで発行する「START STOP UNIT
COMMAND」は、「START/STOP」ビットを1、「LOAD/EJEC
T」ビットを1とし回転を開始することを指示し、また
「START UP PARAMETER」ビットを1としてホストコンピ
ュータ99から学習値を与えることを示す。
【0037】ドライブ502は、「START STOP UNIT CO
MMAND」を受け取ると、ホストコンピュータ99に対し
て、さらに学習値を送るように指示する。ホストコンピ
ュータ99は、ドライブ502からの学習値転送要求に
従って、学習値管理テーブル800から、ドライブ50
2の環境温度30度に対する学習値を転送する(転送す
る学習値のフォーマットは図8と同じであるが、オフセ
ットの0から3までである)。ドライブ502は、ホス
トコンピュータから学習値を受け取ると、RAM592
の学習値一時保存領域5922に保存した後、メディア
の回転を開始し、メディアの回転速度が一定になった段
階でホストコンピュータ99からの読み書き要求を受け
付ける。すなわち、ホストコンピュータ99から転送し
た学習値を用いて記録媒体に対する読み書きを実施する
ことができ、マウント時の学習を不要とし、マウント時
間を短縮することができる。
【0038】●対応するパラメータがない場合 また環境温度に対応する学習値がない場合には、他の学
習値から推定することもできる。例えば、環境温度10
度と30度の学習値がある場合に、環境温度20度でマ
ウントする必要がある場合、10度と30度の値から2
0度の値を近似関数から求め、ドライブに転送すること
もできる。ドライブは、ホストコンピュータから転送さ
れた学習値を使用して読み書きを実施し、失敗した場合
のみ再学習を実施する。
【0039】●学習値のあるドライブに優先的に搬送 また、ホストコンピュータは学習値管理テーブル800
の二次元テーブルを参照し搬送先のドライブを選択する
こともできる。例えば、環境温度が30の場合、環境温
度30度に対する学習値がドライブ504にはあるが、
ドライブ501〜503にはないと、ホストコンピュー
タはドライブ504に優先的にメディアを搬送する。ド
ライブ504に搬送するときには、環境温度に対応する
学習値を転送しマウント時間を短縮することができる。
既にドライブ504にメディアがマウントされている場
合には、他のドライブに搬送するが、この場合には、対
応する学習値がないので、マウント時間の短縮は行えな
い。ホストコンピュータは、学習値を転送しないマウン
ト処理を実施することになる。
【0040】●ドライブが温度センサを持たない場合 温度センサを持たないドライブを使用する場合には、図
9に示すようにチェンジャ装置100内のドライブ近傍
に温度センサ599を設けても良い。図9の場合には、
温度センサ599を二つ設けた。温度センサを二つ設け
たのは、チェンジャ装置100内の温度の偏りを検出
し、より正確な環境温度を獲得するためである。温度セ
ンサ599により計測した温度は、チェンジャ制御回路
120に保持される。よって、ホストコンピュータ99
は、環境温度をドライブではなくチェンジャ制御回路1
20に問い合わせることになる。ホストコンピュータ9
9は「REPORT TEMPERATURE COMMAND」をチェンジャ制御
回路120に発行すると、チェンジャ制御回路120は
内部に保持している環境温度を報告する。ホストコンピ
ュータ99は、チェンジャ制御回路120から報告され
た環境温度を使用し、対応する学習値をもとめドライブ
に対するマウントを実施する。
【0041】●媒体排出時の処理 投入排出ユニット160を使用しチェンジャ装置100
からメディアを取り出す場合の処理について説明する。
ホストコンピュータ99が格納庫(201〜206)も
しくはドライブ(501〜504)から投入排出ユニッ
ト160へ搬送するための「MOVE COMMAND」を発行する
と、指定したメディアをチェンジャ装置100の外へ排
出することができる。ホストコンピュータ99は、チェ
ンジャ制御回路120から「MOVE COMMAND」の完了報告
を受けると、排出したメディアに対応する学習値管理テ
ーブル800の学習値をクリアする。学習値をクリアす
ることで、投入排出ユニット160を介して、前回とは
異なるメディアが投入された場合、誤った学習値の使用
を防ぐことができる。
【0042】《第2の実施形態》本発明の第2の実施形
態を図を用いて説明する。第2の実施形態では、第1の
実施形態に媒体識別手段を設け、媒体の識別を自動化し
ている。第1の実施形態では、チェンジャ装置の格納庫
番号を用いた学習値の対応付けを行っていたが、本実施
例では、媒体識別手段を使用する。
【0043】●媒体識別手段 図10と図11を用いて媒体識別手段の具体的な実現方
法について説明する。図10(a)と(c)は、チェン
ジャ装置でメディアの保持に使用するトレイ900に媒
体識別手段を設けた例である。図10(a)は、トレイ
900にバーコード990を貼付した。バーコードに
は、そのトレイに保持したメディアに唯一な媒体番号を
記録する。
【0044】図10(c)は、トレイ900にEEP−
ROM(Electrical Erasable Programable Read Only
Memory)980を設けた。EEP−ROM980は、接
続端子985を介して媒体識別情報の転送を行う。EE
P−ROM980は、バーコード990より保持できる
情報量が多いので、媒体識別情報として媒体番号だけで
はなく学習値そのものを持たせることができる。
【0045】図10(b)と(d)は、トレイではな
く、メディアを保持するカートリッジ905にバーコー
ド990もしくはEEP−ROM980を設けた場合で
ある。カートリッジ905は、メディアへの埃や塵の付
着を防ぐため、シャッター906によりメディアを保護
している。またカートリッジに保持したメディアは、両
面利用できるため、図10(b)に示すように、バーコ
ートを両面に貼付することもできる。バーコードを両面
に貼付した場合には、媒体番号を片面ずつに割り当てる
ことができる。
【0046】図11(a)(b)では、メディア10に
媒体識別手段を持たせた。図11(a)の場合、記録媒
体のふちにバーコードを印刷した。記録媒体の厚みは1.
2mmある。記録媒体のふちに印刷したバーコードは、ド
ライブで記録媒体を回転させた状態で読み取ることがで
きる。ドライブには専用のバーコード読み取り回路を設
ける必要がある。図11(b)の場合、記録媒体10の
内周部にEEP−ROM980を埋め込んだ。接続端子
985を介して識別識別情報の転送を行う。
【0047】本実施例では、図10(a)のバーコード
を貼付したトレイを使用した場合で説明する。バーコー
ドには、バーコードに保持した記録媒体に唯一な媒体番
号を保持する。
【0048】●媒体情報の読み取りと使用 本実施例では、図9に示すチェンジャ装置100を使用
する。メディア搬送ユニット140にバーコードリーダ
145を設けた。チェンジャ制御回路120は、記録媒
体搬送中にメディア搬送ユニット140に保持したトレ
イのバーコードをバーコードリーダ145を用いて読み
取る。また、チェンジャ制御回路120に学習値管理テ
ーブル800を持たせた。
【0049】例えば、ホストコンピュータ99が、格納
庫204からドライブ502にメディアを搬送する場合
を説明する。ホストコンピュータ99は、格納庫204
のメディア10をドライブ502に搬送するための「MO
VE COMMAND」を発行する。チェンジャ制御回路120
は、メディア搬送ユニット140を制御して、格納庫2
04のメディア10をドライブ502に搬送するが、メ
ディア搬送ユニット140にトレイを保持した時点でバ
ーコードに記録された媒体番号を読み出す。チェンジャ
制御回路120は、ドライブにメディアの搬送を終える
と、温度センサ599から環境温度を獲得し、学習値管
理テーブル800から、ドライブ番号、媒体番号、環境
温度に対応する学習値を取り出し、ドライブ502に対
して「START STOP UNIT COMMAND」を発行し、メディア
を読み書きできる状態にする。対応する学習値があった
場合には、「START STOP UNIT COMMAND」は、「START/S
TOP」ビットを1、「LOAD/EJECT」ビットを1として回
転を開始することを指示し、「START UP PARAMETER」ビ
ットを1としてホストコンピュータ99から学習値を与
える。対応する学習値がなかった場合には、「START UP
PARAMETER」ビットを0として学習値は与えない。ドラ
イブ502でのマウント処理が完了すると、「MOVE COM
MAND」の完了をホストコンピュータ99に報告する。対
応する学習値があった場合には、マウント時間を短縮す
ることができる。
【0050】●効果 本実施形態では、投入排出ユニット160を介してメデ
ィアをチェンジャ装置100から取り出しても、学習値
をクリアする必要がない。これは、媒体番号をバーコー
ドとしてトレイに記録しているためで、再度メディアを
投入した場合にも、トレイに貼付したバーコードからメ
ディアに唯一な媒体番号を獲得することができるため、
媒体番号に対応した学習値を獲得することができる。
【0051】《第3の実施形態》本発明の第3の実施形
態を図を用いて説明する。第3の実施形態では、第1の
実施形態や第2の実施形態とは異なり、チェンジャ装置
を使用せずドライブのみでマウント時間の短縮を行う方
法について説明する。
【0052】●本実施例による媒体識別手段 本実施例による媒体識別手段として、図10(d)のカ
ートリッジ905にEEP−ROM980を設けた場合
で説明する。EEP−ROM980には、媒体番号では
なく、学習値管理テーブル800を設け、学習値そのも
のを保持する。
【0053】●本実施例のドライブ 図12に本実施例で使用するドライブ500の内部構成
を示す。このドライブは図2に示したドライブに、接続
端子570、イジェクトボタン575を設けた。CPU
590は、接続端子570と985を介してEEP−R
OM980に保持した学習値を読み書きすることができ
る。イジェクトボタン575を押せば、カートリッジを
取り出すことができる。また、ROM591には、ドラ
イブ番号保持部5919を設け、ドライブに唯一なドラ
イブ番号を保持した。ドライブ番号としては、ドライブ
の型式と製造番号の組み合わせなどが使用できる。
【0054】●本実施例によるマウント 本実施例によるマウントについて説明する。本実施例の
ドライブ500を使用するユーザが、媒体識別手段を有
するカートリッジ905を挿入した場合、ドライブ50
0は、カートリッジ905を引き込み、スピンドルモー
タ510を起動し、メディアを読み書きできる状態にす
る。カートリッジ905が正しい位置にセットされる
と、カートリッジ905上の接続端子985とドライブ
500の接続端子570が接触し、CPU590は、E
EP−ROM980に保持した学習値を読み書きできる
ようになる。
【0055】メディアが読み書きできる状態になると、
ドライブ500は、EEP−ROM980の学習値管理
テーブル800から、ドライブ番号(ドライブ番号保持
部5919による)、環境温度(温度センサ599によ
る)に対応する学習値を取り出す。対応する学習値がな
かった場合には、リード時のレーザ出力、ライト時のレ
ーザ出力、サーボの位置補正値を獲得するするための学
習を実施した後、ホストコンピュータ99からの読み書
き要求を受け取るが、対応する学習値があった場合に
は、学習を行うことなくホストコンピュータ99からの
読み書き要求を受け取ることができる。これによりマウ
ント時間を短縮することができる。
【0056】●カートリッジの取り出し イジェクトボタン575を押すと、カートリッジを取り
出すことができる。イジェクトボタン575が押された
ことをCPU590が検出すると、CPU590はスピ
ンドルモータ510を停止し、光ピックアップヘッド5
20を所定の位置に戻す。さらに、CPU590は現在
の学習値を、環境温度(温度センサ599による)とド
ライブ番号(ドライブ番号保持部5919による)とと
もにEEP−ROM980に書き込み、カートリッジを
排出する。カートリッジ排出時にEEP−ROM980
に書き込んだ学習値は、次回のマウント時に使用するこ
とで、マウント時間の短縮を行うことができる。
【0057】●容量オーバー ドライブ500は、カートリッジの取り出し時に学習値
をEEP−ROMに書きこむが、既に多くの学習値がE
EP−ROM980に保持されていて、これ以上新規の
学習値を保持することができない場合には、一番古い学
習値や一番使用頻度の少ない学習値を破棄してから、学
習値を書き込む。
【0058】《第4の実施形態》本発明の第4の実施形
態を図を用いて説明する。第4の実施形態では、RAI
D制御コントローラに第1の実施形態で示したチェンジ
ャ装置100を5台接続し、RAID構成を実現した場
合について説明する。
【0059】●RAID制御とは RAID(RAID:Redundant Arrays of Inexpensive Dis
ks)制御とは、複数の記憶装置装置にデータを分散して
格納し、また、冗長データを生成して記憶装置に格納す
ることで高速なデータ転送と高信頼なデータ保持を実現
することのできる制御方式である。RAIDについて
は、論文「A Case for Redundant Arraysof Inexpensiv
e Disks (RAID)」(David A.Patterson, Garth Gibson,
and Randy H.Katz, Computer Science Division Depar
tment of Electrical Engineeringand Computer Scienc
es, University of California Berkeley)に記載され
ており、前記論文の中では、ディスクアレイ装置の構成
により、そのレベルに1から5までの番号が与えられて
いる。RAIDレベル3は、大量のデータを転送するシ
ーケンシャルアクセスに対し性能向上が見込め、RAI
Dレベル5は、小さなサイズの読み書きが大量に発生す
るランダムアクセスに対し性能向上が見込まれることは
周知の通りである。
【0060】●チェンジャ装置を使用したRAID型記
憶装置 図13にチェンジャ装置100(各チェンジャ装置を区
別するために、ここでは311から315の番号を与え
る)を5台使用したRAID型記憶装置301を示す。
5台のチェンジャ装置311から315をRAID制御
コントローラ305に接続し、メディアの搬送制御、デ
ータの分散および集合処理と、冗長データの生成処理を
実施する。RAID制御コントローラ305とホストコ
ンピュータ100との接続には、ファイバーチャネル3
90を使用する。RAID制御コントローラ305と各
チェンジャ装置との接続には、SCSI(Small Comput
erSystem Interface)90を使用する。
【0061】●メディアの搬送と確認 ホストコンピュータ99が、格納庫204からドライブ
502への搬送を、RAID制御コントローラ305に
要求すると、RAID制御コントローラ305がその要
求を、チェンジャ装置311から315に発行する。チ
ェンジャ装置311から315は、それぞれ格納庫20
4のメディア10をドライブ502へ搬送する。5台の
チェンジャ装置での搬送が終了すると、RAID制御コ
ントローラ305は、5台のチェンジャ装置311から
315のドライブ502に対して「REPORT TEMPERATURE
COMMAND」を発行し、各ドライブの環境温度を獲得し、
RAID制御コントローラ305に設けた学習値管理テ
ーブルから、環境温度、ドライブ番号、格納庫番号に対
応する各ドライブの学習値を取り出し、各ドライブに対
して「START STOP UNIT COMMAND」により学習値を使用
したマウントを実施する。5台のドライブでのマウント
が完了すると、RAID制御コントローラ305は、ホ
ストコンピュータ99に搬送完了を報告する。
【0062】5台のドライブの内、一台でも対応する学
習値がないドライブがあった場合には、そのドライブに
対して再学習が必要なため、マウント時間の短縮を実施
することができない。
【0063】
【発明の効果】本明細書に記載のように、上位システム
(ホストコンピュータやRAID制御コントローラな
ど)からの学習値を用いてマウント処理を実施すること
で、マウント時に学習を行うことなくメディアに対する
読み書きが実施することができるため、マウント時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるチェンジャ装置の内部
構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態におけるドライブの内部構成を
示す図である。
【図3】ドライブのROMとRAMの内部構成を示す図
である。
【図4】対応する学習値がない場合のマウント処理を示
す図である。
【図5】デマウント処理を示す図である。
【図6】学習値を使用したマウント処理を示す図であ
る。
【図7】START STOP UNIT COMMAND形式を示す図であ
る。
【図8】学習値のフォーマット形式を示す図である。
【図9】温度センサを有するチェンジャ装置の内部構成
を示す図である。
【図10】媒体識別手段を設けたトレイとカートリッジ
を示す図である。
【図11】媒体識別手段を設けたメディアを示す図であ
る。
【図12】第3の実施形態におけるドライブの内部構成
を示す図である。
【図13】第4の実施形態におけるチェンジャ装置を用
いたRAID型記憶装置を示す図である。
【符号の説明】
10…メディア、 90…SCSI、99…ホストコン
ピュータ、100…チェンジャ装置、120…チェンジ
ャ制御回路、130…駆動ベルト、140…メディア搬
送ユニット、 145…バーコードリーダー、160
…投入排出ユニット、201〜206…格納庫、301
…RAID型記憶装置、 305…RAID制御コ
ントローラ、311〜315…チェンジャ装置、 39
0…ファイバチャネル、501〜504…DVD−RA
Mドライブ、510…スピンドルモータ、512…スピ
ンドルモータ制御回路、520…光ピックアップヘッ
ド、522…サーボ制御回路、530…DVDデータ処
理回路、540…バッファメモリ、580…SCSIイ
ンタフェース、570…接続端子、 575…イジ
ェクトボタン、 590…CPU、591…ROM、
592…RAM、 599…温度セン
サ、800…学習値管理テーブル、900…トレイ、9
05…カートリッジ、906…シャッター、980…E
EP−ROM、985…接続端子、990…バーコー
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳光 健司 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 Fターム(参考) 5B065 BA03 CA40 EA40 ZA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータに接続され、マウント
    したメデイアに対する読み書きを実施するドライブにお
    けるメデイア特性の受け取り方法であって、前記ドライ
    ブから前記ホストコンピュータに環境温度を送り、前記
    ドライブにマウントしたメデイアの当該環境温度に対応
    するメデイア特性を前記ホストコンピュータから前記ド
    ライブに送り、当該ドライブは受け取ったメデイア特性
    を用いて前記メデイアへの読み書きを実施することを特
    徴とするドライブにおけるメデイア特性の受け取り方
    法。
  2. 【請求項2】前記メデイア特性は、リード時のレーザ出
    力、ライト時のレーザ出力、サーボの位置補正値を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のドライブにおけるメ
    デイア特性の受け取り方法。
  3. 【請求項3】前記ホストコンピュータが前記メデイア特
    性を保持していない場合、前記ドライブにおいて前記メ
    デイアのメデイア特性を取得し、前記ドライブから前記
    ホストコンピュータに当該取得したメデイア特性を送る
    ことを特徴とする請求項1に記載のドライブにおけるメ
    デイア特性の受け取り方法。
  4. 【請求項4】ホストコンピュータに接続され、マウント
    したメデイアに対する読み書きを実施する複数のドライ
    ブにおけるメデイア特性の受け取り方法であって、1つ
    のメデイアの環境温度に対応するメデイア特性を保持す
    るドライブを選択し、前記選択したドライブに当該メデ
    イアをマウントし、前記選択したドライブにマウントし
    たメデイアの当該環境温度に対応するメデイア特性を前
    記ホストコンピュータから前記選択したドライブに送
    り、当該選択したドライブは受け取ったメデイア特性を
    用いて前記メデイアへの読み書きを実施することを特徴
    とするドライブにおけるメデイア特性の受け取り方法。
  5. 【請求項5】前記メデイアは、当該メデイアを識別する
    ためのバーコードが印刷されていることを特徴とする請
    求項4におけるドライブにおけるメデイア特性の受け取
    り方法。
  6. 【請求項6】ホストコンピュータに接続され、メデイア
    特性を用いてマウントしたメデイアに対する読み書きを
    実施するドライブであって、前記ホストコンピュータに
    環境温度を送るための温度センサと、マウントしたメデ
    イアの当該環境温度に対応するメデイア特性を前記ホス
    トコンピュータから受け取るSCSIインターフェース
    と、前記受け取ったメデイア特性を保持するRAMを有
    することを特徴とするドライブ。
  7. 【請求項7】前記メデイア特性は、リード時のレーザ出
    力、ライト時のレーザ出力、サーボの位置補正値を含む
    ことを特徴とする請求項6に記載のドライブ。
  8. 【請求項8】前記ホストコンピュータが前記メデイア特
    性を保持していない場合、前記メデイアのメデイア特性
    を取得するデータ処理回路を有することを特徴とする請
    求項6に記載のドライブ。
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