JPH11353682A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH11353682A JPH11353682A JP15703698A JP15703698A JPH11353682A JP H11353682 A JPH11353682 A JP H11353682A JP 15703698 A JP15703698 A JP 15703698A JP 15703698 A JP15703698 A JP 15703698A JP H11353682 A JPH11353682 A JP H11353682A
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- JP
- Japan
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- optical disk
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- read
- control mechanism
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスク装置において、光ディスク媒体記
録面上の汚れ及び光学ヘッドの汚れを明示し警告する。 【解決手段】 ロードセンサ4は光ディスク媒体の装填
を検出する。リトライセンサ5は光ディスク媒体アクセ
ス時のリトライ動作を検出する。レーザ出力センサ6は
光学ヘッドのレーザ出力を検出する。バックアップメモ
リ7にはアクセスエラーを起こした光ディスク媒体のI
D情報及びエラー発生トラックアドレスなどが保存され
ており、警告制御機構8はリトライ検出を受けると検出
レーザ出力が規定許容範囲がから外れると光学ヘッドの
清掃を促す警告表示を警告表示部9に表示する。一方、
警告制御機構は検出レーザ出力が規定許容範囲内にある
と警告表示部に光ディスク媒体の清掃を促す警告表示を
表示する。さらに、光ディスク媒体の装填があると、警
告制御機構はID情報及びエラー発生トラックアドレス
に応じて光ディスクの状態を判定して警告表示部に表示
する。
録面上の汚れ及び光学ヘッドの汚れを明示し警告する。 【解決手段】 ロードセンサ4は光ディスク媒体の装填
を検出する。リトライセンサ5は光ディスク媒体アクセ
ス時のリトライ動作を検出する。レーザ出力センサ6は
光学ヘッドのレーザ出力を検出する。バックアップメモ
リ7にはアクセスエラーを起こした光ディスク媒体のI
D情報及びエラー発生トラックアドレスなどが保存され
ており、警告制御機構8はリトライ検出を受けると検出
レーザ出力が規定許容範囲がから外れると光学ヘッドの
清掃を促す警告表示を警告表示部9に表示する。一方、
警告制御機構は検出レーザ出力が規定許容範囲内にある
と警告表示部に光ディスク媒体の清掃を促す警告表示を
表示する。さらに、光ディスク媒体の装填があると、警
告制御機構はID情報及びエラー発生トラックアドレス
に応じて光ディスクの状態を判定して警告表示部に表示
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク装置は、光ディスク
媒体に対してデータのリード・ライトを行うリード・ラ
イト機構と、このリード・ライト機構を制御するリード
・ライト制御機構とを備えており、光ディスク装置で
は、リード・ライト機構に装填される光ディスク媒体を
交換して、大容量リムーバブルメディアとして動作させ
ている。
媒体に対してデータのリード・ライトを行うリード・ラ
イト機構と、このリード・ライト機構を制御するリード
・ライト制御機構とを備えており、光ディスク装置で
は、リード・ライト機構に装填される光ディスク媒体を
交換して、大容量リムーバブルメディアとして動作させ
ている。
【0003】このような光ディスク装置では、リード・
ライト機構の構成要素の一つである光学ヘッドが発生す
るレーザ光によってリード・ライト処理を行う関係上、
記録媒体上の埃・汚れ等は可能な限り除去することが望
ましい。ところが、光ディスク媒体は、磁気ディスクと
異なり、記録面を常に外気に晒した状態で高速回転され
ており、このため、光ディスク媒体には物理的に埃など
が付着しやすい。記録面の埃・汚れは、エラー訂正許容
限度内であれば、特に問題なく使用可能であるが、最終
的には、光ディスク装置障害となり、使用者データに大
きな影響を及ぼす可能性がある。
ライト機構の構成要素の一つである光学ヘッドが発生す
るレーザ光によってリード・ライト処理を行う関係上、
記録媒体上の埃・汚れ等は可能な限り除去することが望
ましい。ところが、光ディスク媒体は、磁気ディスクと
異なり、記録面を常に外気に晒した状態で高速回転され
ており、このため、光ディスク媒体には物理的に埃など
が付着しやすい。記録面の埃・汚れは、エラー訂正許容
限度内であれば、特に問題なく使用可能であるが、最終
的には、光ディスク装置障害となり、使用者データに大
きな影響を及ぼす可能性がある。
【0004】このような不具合を補う技術として、例え
ば、特開平3−84736号公報に記載されたものが知
られており、ここでは、光ディスク媒体において、1回
転以上アクセスエラーが継続した場合には、光学ヘッド
の汚れと判断し、特定のトラックで2回以上アクセスエ
ラーが発生した場合には、光ディスク媒体記録面の汚れ
と判断して、警告表示するようにしている。
ば、特開平3−84736号公報に記載されたものが知
られており、ここでは、光ディスク媒体において、1回
転以上アクセスエラーが継続した場合には、光学ヘッド
の汚れと判断し、特定のトラックで2回以上アクセスエ
ラーが発生した場合には、光ディスク媒体記録面の汚れ
と判断して、警告表示するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の技術においては、長期間放置などによって、光ディ
スク媒体記録面が一様に汚れていた場合には、光ディス
ク媒体記録面上で1周以上連続した任意のトラックにお
いて連続してアクセスエラーが発生すると、光ディスク
媒体記録面の汚れであっても光学ヘッドの汚れと判断さ
れてしまうことになる。
来の技術においては、長期間放置などによって、光ディ
スク媒体記録面が一様に汚れていた場合には、光ディス
ク媒体記録面上で1周以上連続した任意のトラックにお
いて連続してアクセスエラーが発生すると、光ディスク
媒体記録面の汚れであっても光学ヘッドの汚れと判断さ
れてしまうことになる。
【0006】本発明の目的はアクセスエラー発生時の原
因切り分けが容易できる光ディスク装置を提供すること
にある。
因切り分けが容易できる光ディスク装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光学ヘ
ッドを備え光ディスク媒体に対してデータのリード及び
ライトを行うリード・ライト機構と、該リード・ライト
機構を制御するリード・ライト制御機構とを有する光デ
ィスク装置において、前記光ディスク媒体にアクセスエ
ラー発生して前記リード・ライト機構にリトライ動作が
発生すると該リトライ動作をリトライ検出として検出す
るリトライセンサと、前記光学ヘッドのレーザ出力を検
出して出力情報を得るレーザ出力センサと、前記リトラ
イ検出を受けると前記出力情報を確認して前記出力情報
で示されるレーザ出力が予め定められた規定許容範囲に
あるか否かを判定する警告制御機構と、警告表示を行う
警告表示部とを有し、前記警告制御機構は前記出力情報
で示されるレーザ出力が前記規定許容範囲から外れると
前記光学ヘッド上の埃・汚れによる障害と判断して前記
光学ヘッドの清掃を促す清掃情報を前記警告表示として
前記警告表示部に表示するようにしたことを特徴とする
光ディスク装置が得られる。
ッドを備え光ディスク媒体に対してデータのリード及び
ライトを行うリード・ライト機構と、該リード・ライト
機構を制御するリード・ライト制御機構とを有する光デ
ィスク装置において、前記光ディスク媒体にアクセスエ
ラー発生して前記リード・ライト機構にリトライ動作が
発生すると該リトライ動作をリトライ検出として検出す
るリトライセンサと、前記光学ヘッドのレーザ出力を検
出して出力情報を得るレーザ出力センサと、前記リトラ
イ検出を受けると前記出力情報を確認して前記出力情報
で示されるレーザ出力が予め定められた規定許容範囲に
あるか否かを判定する警告制御機構と、警告表示を行う
警告表示部とを有し、前記警告制御機構は前記出力情報
で示されるレーザ出力が前記規定許容範囲から外れると
前記光学ヘッド上の埃・汚れによる障害と判断して前記
光学ヘッドの清掃を促す清掃情報を前記警告表示として
前記警告表示部に表示するようにしたことを特徴とする
光ディスク装置が得られる。
【0008】さらに、光ディスク媒体に関する情報を光
ディスク媒体情報として記憶するバックアップメモリを
備えらるようにしてもよく、この場合には、前記警告制
御機構は前記出力情報で示されるレーザ出力が前記規定
許容範囲内にあると前記リード・ライト制御機構を制御
して前記光ディスク媒体のID情報を読み出して該ID
情報及びエラー発生トラックアドレスをそれぞれ保存I
D情報及び保存エラー発生トラックアドレスとしてバッ
クアップメモリに保存するとともにアクセスエラーの際
データ内容がリトライ動作によりリカバリされたか否か
を示すデータ保証フラグをバックアップメモリに保存し
て前記保存ID情報、前記保存エラー発生トラックアド
レス、及び前記データ保証フラグをエラー情報とする。
そして、前記警告制御機構は前記出力情報で示されるレ
ーザ出力が前記規定許容範囲内にあると前記警告表示部
に前記光ディスク媒体の清掃を促す清掃情報を前記警告
表示として表示する。
ディスク媒体情報として記憶するバックアップメモリを
備えらるようにしてもよく、この場合には、前記警告制
御機構は前記出力情報で示されるレーザ出力が前記規定
許容範囲内にあると前記リード・ライト制御機構を制御
して前記光ディスク媒体のID情報を読み出して該ID
情報及びエラー発生トラックアドレスをそれぞれ保存I
D情報及び保存エラー発生トラックアドレスとしてバッ
クアップメモリに保存するとともにアクセスエラーの際
データ内容がリトライ動作によりリカバリされたか否か
を示すデータ保証フラグをバックアップメモリに保存し
て前記保存ID情報、前記保存エラー発生トラックアド
レス、及び前記データ保証フラグをエラー情報とする。
そして、前記警告制御機構は前記出力情報で示されるレ
ーザ出力が前記規定許容範囲内にあると前記警告表示部
に前記光ディスク媒体の清掃を促す清掃情報を前記警告
表示として表示する。
【0009】加えて、前記リード・ライト機構に前記光
ディスク媒体が装填されると前記光ディスク媒体の装填
を光ディスク装填検出として検出するロードセンサを備
えるようにしてもよく、この場合には、前記光ディスク
装填検出に応答して前記警告制御機構は前記リード・ラ
イト制御機構3を制御して前記光ディスク媒体のID情
報を読出ID情報として読み出して該読出ID情報を前
記保存ID情報と照合して一致すると該保存ID情報に
該当する保存エラー発生トラックアドレスを前記リード
・ライト制御機構を制御してアクセスしてアクセスエラ
ーが発生するか否かを判定する。そして、前記アクセス
エラーがリカバリ不可能なアクセスエラーであると、前
記警告制御機構は前記光ディスク媒体記録面上の物理的
劣化・損傷と判断して警告表示部に物理的劣化・損傷部
分が存在する旨を前記警告表示として表示する。また、
前記アクセスエラーがリカバリ可能であり前記データ保
証フラグを参照した結果前回アクセスより改善されてい
ないと、警告制御機構は警告表示部に前記光ディスク媒
体の清掃を促す清掃情報を前記警告表示として表示する
とともに前記リード・ライト制御機構を制御して前記光
ディスク媒体を排出する。さらに、前記アクセスエラー
がリカバリ可能であり前記データ保証フラグを参照した
結果前回アクセスより改善されていると、警告制御機構
は前記光ディスク媒体は清掃済みと判断して前記バック
アップメモリ上の該当エラー情報を削除する。
ディスク媒体が装填されると前記光ディスク媒体の装填
を光ディスク装填検出として検出するロードセンサを備
えるようにしてもよく、この場合には、前記光ディスク
装填検出に応答して前記警告制御機構は前記リード・ラ
イト制御機構3を制御して前記光ディスク媒体のID情
報を読出ID情報として読み出して該読出ID情報を前
記保存ID情報と照合して一致すると該保存ID情報に
該当する保存エラー発生トラックアドレスを前記リード
・ライト制御機構を制御してアクセスしてアクセスエラ
ーが発生するか否かを判定する。そして、前記アクセス
エラーがリカバリ不可能なアクセスエラーであると、前
記警告制御機構は前記光ディスク媒体記録面上の物理的
劣化・損傷と判断して警告表示部に物理的劣化・損傷部
分が存在する旨を前記警告表示として表示する。また、
前記アクセスエラーがリカバリ可能であり前記データ保
証フラグを参照した結果前回アクセスより改善されてい
ないと、警告制御機構は警告表示部に前記光ディスク媒
体の清掃を促す清掃情報を前記警告表示として表示する
とともに前記リード・ライト制御機構を制御して前記光
ディスク媒体を排出する。さらに、前記アクセスエラー
がリカバリ可能であり前記データ保証フラグを参照した
結果前回アクセスより改善されていると、警告制御機構
は前記光ディスク媒体は清掃済みと判断して前記バック
アップメモリ上の該当エラー情報を削除する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0011】図1を参照して、図示の光ディスク装置1
は、光ディスク媒体がリード・ライト機構2へ装填され
たか否かを検出するロードセンサ4と、リード・ライト
機構2のエラー訂正動作を検知するリトライセンサ5
と、リード・ライト機構2の一構成要素である光学ヘッ
ドのレーザ出力を確認するレーザ出力センサ6と、上記
の3つのセンサの検知内容に応じてリード・ライト制御
機構3を制御する警告制御機構8と、光ディスク媒体の
ID情報、エラー発生トラックアドレス等を保存するバ
ッテリバックアップメモリ(以下バックアップメモリと
いう)7と、警告制御機構8からの命令に応じて光ディ
スク装置使用者に警告を促す警告表示部9を備えてい
る。
は、光ディスク媒体がリード・ライト機構2へ装填され
たか否かを検出するロードセンサ4と、リード・ライト
機構2のエラー訂正動作を検知するリトライセンサ5
と、リード・ライト機構2の一構成要素である光学ヘッ
ドのレーザ出力を確認するレーザ出力センサ6と、上記
の3つのセンサの検知内容に応じてリード・ライト制御
機構3を制御する警告制御機構8と、光ディスク媒体の
ID情報、エラー発生トラックアドレス等を保存するバ
ッテリバックアップメモリ(以下バックアップメモリと
いう)7と、警告制御機構8からの命令に応じて光ディ
スク装置使用者に警告を促す警告表示部9を備えてい
る。
【0012】ここで図2も参照して、いま、光ディスク
媒体にアクセスエラー発生が発生すると(ステップS
1)、リード・ライト機構2にリトライ動作が発生す
る。このリトライ動作はリトライセンサ5によって検出
され、リトライ検出として警告制御機構8に通知され
る。警告制御機構8は、リード・ライト制御機構3を制
御して、まず、リード・ライト機構2の光学ヘッドをレ
ーザ出力センサ6の位置まで移動する。次に、警告制御
機構8は、リード・ライト制御機構3を制御して、光学
ヘッドからレーザ出力センサ6に対してレーザビームを
照射して、レーザビームの出力及びフォーカス等(出力
情報)を確認する(ステップS2)。この結果、レーザ
ビームの出力及びフォーカス等が、規定許容範囲より外
れる場合には(ステップS3)、光学ヘッド上の埃・汚
れによる障害と判断して、警告制御機構8は、警告表示
部9を用いて光学ヘッドの清掃を促す(ステップS
4)。
媒体にアクセスエラー発生が発生すると(ステップS
1)、リード・ライト機構2にリトライ動作が発生す
る。このリトライ動作はリトライセンサ5によって検出
され、リトライ検出として警告制御機構8に通知され
る。警告制御機構8は、リード・ライト制御機構3を制
御して、まず、リード・ライト機構2の光学ヘッドをレ
ーザ出力センサ6の位置まで移動する。次に、警告制御
機構8は、リード・ライト制御機構3を制御して、光学
ヘッドからレーザ出力センサ6に対してレーザビームを
照射して、レーザビームの出力及びフォーカス等(出力
情報)を確認する(ステップS2)。この結果、レーザ
ビームの出力及びフォーカス等が、規定許容範囲より外
れる場合には(ステップS3)、光学ヘッド上の埃・汚
れによる障害と判断して、警告制御機構8は、警告表示
部9を用いて光学ヘッドの清掃を促す(ステップS
4)。
【0013】一方、ステップS3において、光学ヘッド
のレーザビームの出力及びフォーカス等が規定許容範囲
内である場合には、警告制御機構8は、リード・ライト
制御機構3を制御して、光ディスク媒体のID情報を読
み出して(ステップS5)、ID情報とエラー発生トラ
ックアドレス及びデータ保証フラグとをバックアップメ
モリ7に保存する(ステップS6)。なお、データ保証
フラグとは、アクセスエラーとなった結果、データ内容
がリトライ動作によりリカバリされたか否かを示すフラ
グであり、リカバリされなかった場合には、重度の障害
であることを示している。警告制御機構8は、前述のよ
うにして、ID情報、エラー発生トラックアドレス、及
びデータ保証フラグをバックアップメモリ7に保存する
と同時に、警告表示部9を用いて光ディスク媒体の清掃
を促す(ステップS7)。
のレーザビームの出力及びフォーカス等が規定許容範囲
内である場合には、警告制御機構8は、リード・ライト
制御機構3を制御して、光ディスク媒体のID情報を読
み出して(ステップS5)、ID情報とエラー発生トラ
ックアドレス及びデータ保証フラグとをバックアップメ
モリ7に保存する(ステップS6)。なお、データ保証
フラグとは、アクセスエラーとなった結果、データ内容
がリトライ動作によりリカバリされたか否かを示すフラ
グであり、リカバリされなかった場合には、重度の障害
であることを示している。警告制御機構8は、前述のよ
うにして、ID情報、エラー発生トラックアドレス、及
びデータ保証フラグをバックアップメモリ7に保存する
と同時に、警告表示部9を用いて光ディスク媒体の清掃
を促す(ステップS7)。
【0014】次に図1及び図3を参照して、光ディスク
装置1に光ディスク媒体が装填されると、つまり、光デ
ィスク媒体が、リード・ライト機構2に装填されると、
ロードセンサ4によってこの装填が検出され、ロードセ
ンサ4は装填検出を警告制御機構8に通知する(ステッ
プP1)。警告制御機構8は、リード・ライト制御機構
3を制御して、光ディスク媒体のID情報を読み出して
(ステップP2)、ID情報をバックアップメモリ7の
記録内容と照合する(ステップP3)。ID情報が存在
した場合には(ステップP4)、警告制御機構8は、リ
ード・ライト制御機構3を制御してこのID情報に該当
するエラー発生トラックアドレスを再度アクセスする
(ステップP5)。
装置1に光ディスク媒体が装填されると、つまり、光デ
ィスク媒体が、リード・ライト機構2に装填されると、
ロードセンサ4によってこの装填が検出され、ロードセ
ンサ4は装填検出を警告制御機構8に通知する(ステッ
プP1)。警告制御機構8は、リード・ライト制御機構
3を制御して、光ディスク媒体のID情報を読み出して
(ステップP2)、ID情報をバックアップメモリ7の
記録内容と照合する(ステップP3)。ID情報が存在
した場合には(ステップP4)、警告制御機構8は、リ
ード・ライト制御機構3を制御してこのID情報に該当
するエラー発生トラックアドレスを再度アクセスする
(ステップP5)。
【0015】このアクセスの結果、リカバリ不可能なア
クセスエラーが発生すると(ステップP6)、光ディス
ク媒体記録面上の物理的劣化・損傷部分と判断して、警
告制御機構8は、警告表示部9を用いて物理的劣化・損
傷部分が存在する旨を警告する(ステップP7)。
クセスエラーが発生すると(ステップP6)、光ディス
ク媒体記録面上の物理的劣化・損傷部分と判断して、警
告制御機構8は、警告表示部9を用いて物理的劣化・損
傷部分が存在する旨を警告する(ステップP7)。
【0016】一方、ステップP6において、リカバリ可
能なアクセスエラーが発生しバックアップメモリ7上の
データ保証フラグよって前回アクセスより改善されてい
ない場合には、警告制御機構8は、警告表示部9を用い
て光ディスク媒体の清掃を促すと同とともにリード・ラ
イト制御機構3を制御して、光ディスク媒体を排出する
(ステップP8)。
能なアクセスエラーが発生しバックアップメモリ7上の
データ保証フラグよって前回アクセスより改善されてい
ない場合には、警告制御機構8は、警告表示部9を用い
て光ディスク媒体の清掃を促すと同とともにリード・ラ
イト制御機構3を制御して、光ディスク媒体を排出する
(ステップP8)。
【0017】また、ステップP6において、前回アクセ
スより改善されている場合には、警告制御機構8は、光
ディスク媒体は清掃済みと判断し、バックアップメモリ
7上の該当エラー情報を削除する。
スより改善されている場合には、警告制御機構8は、光
ディスク媒体は清掃済みと判断し、バックアップメモリ
7上の該当エラー情報を削除する。
【0018】このようにして、図示の例では、光ディス
ク媒体記録面が極度に汚れた状態であっても、アクセス
エラー要因を的確に判断することができ、その結果、装
置障害の減少を実現することが可能となる。
ク媒体記録面が極度に汚れた状態であっても、アクセス
エラー要因を的確に判断することができ、その結果、装
置障害の減少を実現することが可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、光ディ
スク媒体記録面が極度に汚れた状態であっても、アクセ
スエラー要因を的確に判断することができ、光ディスク
媒体記録面及び光学ヘッドの埃・汚れを明示して警告す
ることができる。その結果、装置障害の減少を実現する
ことが可能となるという効果がある。
スク媒体記録面が極度に汚れた状態であっても、アクセ
スエラー要因を的確に判断することができ、光ディスク
媒体記録面及び光学ヘッドの埃・汚れを明示して警告す
ることができる。その結果、装置障害の減少を実現する
ことが可能となるという効果がある。
【図1】本発明による光ディスク装置の一例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1に示す光ディスク装置においてアクセスエ
ラーが発生した際の動作を説明するためのフローチャー
トである。
ラーが発生した際の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】図1に示す光ディスク装置において光ディスク
媒体が装填された際の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
媒体が装填された際の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
1 光ディスク装置 2 リード・ライト機構 3 リード・ライト制御機構 4 ロードセンサ 5 リトライセンサ 6 レーザ出力センサ 7 バッテリバックアップメモリ 8 警告制御機構 9 警告表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F
Claims (7)
- 【請求項1】 光学ヘッドを備え光ディスク媒体に対し
てデータのリード及びライトを行うリード・ライト機構
と、該リード・ライト機構を制御するリード・ライト制
御機構とを有する光ディスク装置において、前記光ディ
スク媒体にアクセスエラー発生して前記リード・ライト
機構にリトライ動作が発生すると該リトライ動作をリト
ライ検出として検出するリトライセンサと、前記光学ヘ
ッドのレーザ出力を検出して出力情報を得るレーザ出力
センサと、前記リトライ検出を受けると前記出力情報を
確認して前記出力情報で示されるレーザ出力が予め定め
られた規定許容範囲にあるか否かを判定する警告制御機
構と、警告表示を行う警告表示部とを有し、前記警告制
御機構は前記出力情報で示されるレーザ出力が前記規定
許容範囲から外れると前記光学ヘッド上の埃・汚れによ
る障害と判断して前記光学ヘッドの清掃を促す清掃情報
を前記警告表示として前記警告表示部に表示するように
したことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された光ディスク装置に
おいて、光ディスク媒体に関する情報を光ディスク媒体
情報として記憶するバックアップメモリが備えられ、前
記警告制御機構は前記出力情報で示されるレーザ出力が
前記規定許容範囲内にあると前記リード・ライト制御機
構を制御して前記光ディスク媒体のID情報を読み出し
て該ID情報及びエラー発生トラックアドレスをそれぞ
れ保存ID情報及び保存エラー発生トラックアドレスと
してバックアップメモリに保存するとともにアクセスエ
ラーの際データ内容がリトライ動作によりリカバリされ
たか否かを示すデータ保証フラグをバックアップメモリ
に保存して前記保存ID情報、前記保存エラー発生トラ
ックアドレス、及び前記データ保証フラグをエラー情報
とするようにしたことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載された光ディスク装置に
おいて、前記警告制御機構は前記出力情報で示されるレ
ーザ出力が前記規定許容範囲内にあると前記警告表示部
に前記光ディスク媒体の清掃を促す清掃情報を前記警告
表示として表示するようにしたことを特徴とする光ディ
スク装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載された光ディスク
装置において、前記リード・ライト機構に前記光ディス
ク媒体が装填されると前記光ディスク媒体の装填を光デ
ィスク装填検出として検出するロードセンサが備えら
れ、前記光ディスク装填検出に応答して前記警告制御機
構は前記リード・ライト制御機構3を制御して前記光デ
ィスク媒体のID情報を読出ID情報として読み出して
該読出ID情報を前記保存ID情報と照合して一致する
と該保存ID情報に該当する保存エラー発生トラックア
ドレスを前記リード・ライト制御機構を制御してアクセ
スしてアクセスエラーが発生するか否かを判定するよう
にしたことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載された光ディスク装置に
おいて、前記アクセスエラーがリカバリ不可能なアクセ
スエラーであると、前記警告制御機構は前記光ディスク
媒体記録面上の物理的劣化・損傷と判断して警告表示部
に物理的劣化・損傷部分が存在する旨を前記警告表示と
して表示するようにしたことを特徴とする光ディスク装
置。 - 【請求項6】 請求項4に記載された光ディスク装置に
おいて、前記アクセスエラーがリカバリ可能であり前記
データ保証フラグを参照した結果前回アクセスより改善
されていないと、警告制御機構は警告表示部に前記光デ
ィスク媒体の清掃を促す清掃情報を前記警告表示として
表示するとともに前記リード・ライト制御機構を制御し
て前記光ディスク媒体を排出するようにしたことを特徴
とする光ディスク装置。 - 【請求項7】 請求項4に記載された光ディスク装置に
おいて、前記アクセスエラーがリカバリ可能であり前記
データ保証フラグを参照した結果前回アクセスより改善
されていると、警告制御機構は前記光ディスク媒体は清
掃済みと判断して前記バックアップメモリ上の該当エラ
ー情報を削除するようにしたことを特徴とする光ディス
ク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15703698A JPH11353682A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15703698A JPH11353682A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11353682A true JPH11353682A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15640800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15703698A Withdrawn JPH11353682A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11353682A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005096276A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Pioneer Corporation | 読取装置及びディスク劣化検出方法 |
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KR100801816B1 (ko) | 2006-10-24 | 2008-02-11 | 주식회사 현대오토넷 | 차량용 오디오/비디오 시스템에서 불량디스크 처리 장치 |
JP2011181181A (ja) * | 2011-06-20 | 2011-09-15 | Hitachi Ltd | 光ディスク装置 |
US8134906B2 (en) | 2007-07-30 | 2012-03-13 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method to optimize the performance of a holographic data storage system |
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1998
- 1998-06-05 JP JP15703698A patent/JPH11353682A/ja not_active Withdrawn
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