JP2606095B2 - Ic分類挿抜機 - Google Patents
Ic分類挿抜機Info
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- JP2606095B2 JP2606095B2 JP5234598A JP23459893A JP2606095B2 JP 2606095 B2 JP2606095 B2 JP 2606095B2 JP 5234598 A JP5234598 A JP 5234598A JP 23459893 A JP23459893 A JP 23459893A JP 2606095 B2 JP2606095 B2 JP 2606095B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICの機能検査を行な
うに先立ってICをトレーあるいはマガジン等の収納部
から検査用のボードへ装着したり、機能検査が終了した
ボードからICを抜き取り検査結果に応じて所定の収納
部に収納するIC分類挿抜機に関する。
うに先立ってICをトレーあるいはマガジン等の収納部
から検査用のボードへ装着したり、機能検査が終了した
ボードからICを抜き取り検査結果に応じて所定の収納
部に収納するIC分類挿抜機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のIC分類挿抜機として
は、図3に示すようなものがある。図3は、従来のIC
分類挿抜機のブロック図である。図3に示すように従来
のIC分類挿抜機は、ICの機能検査を行なう際に用い
られる検査用ボード(不図示)にICを装着したり、検
査後の検査用ボードからICを抜き取って所定の位置に
収納する挿抜動作部111と、挿抜動作部111に制御
指令を出力する制御部112と、上位装置であるホスト
コンピュータ(不図示)の情報格納部114に格納され
ている、検査用ボードの不良ソケット情報や、ICの検
査結果等の情報を管理し、所定の情報を制御部112へ
出力するデータ管理部113とを有する。なお、検査用
ボードは、検査の対象となるICの種類に応じて複数種
類用意され、それぞれが、複数のICを装着可能なよう
に複数のソケットを有するとともに、識別コード等によ
り識別可能となっている。また、情報格納媒体114に
格納されている検査結果のデータは、検査用ボードのソ
ケットの位置と、そのソケットに装着されているICの
検査結果とを対応させて格納されている。
は、図3に示すようなものがある。図3は、従来のIC
分類挿抜機のブロック図である。図3に示すように従来
のIC分類挿抜機は、ICの機能検査を行なう際に用い
られる検査用ボード(不図示)にICを装着したり、検
査後の検査用ボードからICを抜き取って所定の位置に
収納する挿抜動作部111と、挿抜動作部111に制御
指令を出力する制御部112と、上位装置であるホスト
コンピュータ(不図示)の情報格納部114に格納され
ている、検査用ボードの不良ソケット情報や、ICの検
査結果等の情報を管理し、所定の情報を制御部112へ
出力するデータ管理部113とを有する。なお、検査用
ボードは、検査の対象となるICの種類に応じて複数種
類用意され、それぞれが、複数のICを装着可能なよう
に複数のソケットを有するとともに、識別コード等によ
り識別可能となっている。また、情報格納媒体114に
格納されている検査結果のデータは、検査用ボードのソ
ケットの位置と、そのソケットに装着されているICの
検査結果とを対応させて格納されている。
【0003】データ管理部113は、さらに、検査用ボ
ードに対するICの挿抜を行なう際に挿抜動作部111
の動作に必要な位置データを検査用ボードの品種毎に格
納し、必要に応じて制御部112へ送信する位置データ
管理手段121と、情報格納媒体114から検査用ボー
ドの不良ソケット情報やICの検査結果を取り出し、制
御部112に送信する動作条件設定手段123と、制御
部112からの情報を収集し、このIC分類挿抜機の動
作状態を表示したり監視するシステム監視手段125
と、システム監視手段125で収集した情報を管理する
稼動管理手段126とで構成されている。
ードに対するICの挿抜を行なう際に挿抜動作部111
の動作に必要な位置データを検査用ボードの品種毎に格
納し、必要に応じて制御部112へ送信する位置データ
管理手段121と、情報格納媒体114から検査用ボー
ドの不良ソケット情報やICの検査結果を取り出し、制
御部112に送信する動作条件設定手段123と、制御
部112からの情報を収集し、このIC分類挿抜機の動
作状態を表示したり監視するシステム監視手段125
と、システム監視手段125で収集した情報を管理する
稼動管理手段126とで構成されている。
【0004】次に、このIC分類挿抜機の動作について
説明する。IC分類挿抜機の動作としては、トレーやマ
ガジン等の収納部に収納されているICを、機能検査を
行なうために検査用ボードに装着する作業(以下、「入
り作業」という)と、ICの機能検査終了後に、検査用
ボードから機能検査が終了したICを抜き取り、そのI
Cを検査結果に応じて所定の収納部に収納して分類する
作業(以下、「出作業」という)とがある。
説明する。IC分類挿抜機の動作としては、トレーやマ
ガジン等の収納部に収納されているICを、機能検査を
行なうために検査用ボードに装着する作業(以下、「入
り作業」という)と、ICの機能検査終了後に、検査用
ボードから機能検査が終了したICを抜き取り、そのI
Cを検査結果に応じて所定の収納部に収納して分類する
作業(以下、「出作業」という)とがある。
【0005】入り作業の場合は、始めに、挿抜動作部1
11に検査前のICが収納された収納部と、ICが装着
されていない検査用ボードをセットしておく。この状態
でIC分類挿抜機を動作させると、動作条件設定手段1
23は、セットされている検査用ボードの不良ソケット
情報を情報格納媒体114から取り出し、制御部112
に必要なデータに変換して制御部112へ出力する。一
方で、挿抜動作部111の動作に必要な、検査用ボード
のソケットの位置データが位置データ管理手段121か
ら制御部112へ出力される。そして、制御部112か
ら挿抜動作部111に制御指令が出力され、この制御指
令に基づいて挿抜動作部111は、収納部からICを取
り出して、検査用ボードの不良ソケット以外のソケット
に装着する。この挿抜動作部111の動作は、収納部の
ICがなくなるまで繰り返され、ICがなくなる前に検
査用ボードの全てのソケットにICが装着されたら、同
様にして次の検査用ボードにICが装着される。
11に検査前のICが収納された収納部と、ICが装着
されていない検査用ボードをセットしておく。この状態
でIC分類挿抜機を動作させると、動作条件設定手段1
23は、セットされている検査用ボードの不良ソケット
情報を情報格納媒体114から取り出し、制御部112
に必要なデータに変換して制御部112へ出力する。一
方で、挿抜動作部111の動作に必要な、検査用ボード
のソケットの位置データが位置データ管理手段121か
ら制御部112へ出力される。そして、制御部112か
ら挿抜動作部111に制御指令が出力され、この制御指
令に基づいて挿抜動作部111は、収納部からICを取
り出して、検査用ボードの不良ソケット以外のソケット
に装着する。この挿抜動作部111の動作は、収納部の
ICがなくなるまで繰り返され、ICがなくなる前に検
査用ボードの全てのソケットにICが装着されたら、同
様にして次の検査用ボードにICが装着される。
【0006】出作業の場合は、始めに、挿抜動作部11
1に空の収納部と、検査が終了したICが装着されてい
る検査用ボードをセットしておく。ここで、検査用ボー
ドから抜き取られたICは、後述するように検査結果に
応じて複数種に分類されるので、収納部は、分類される
数だけセットする。また、情報格納媒体114には、検
査用ボードに装着されたICの検査結果が格納されてい
る。この状態でIC分類挿抜機を動作させると、動作条
件設定手段123は、ICの検査結果を情報格納媒体1
14から取り出し、制御部112に必要なデータに変換
して制御部112へ出力する。一方で、入り作業と同様
に位置データ管理手段121から制御部112へ、位置
データが出力される。そして、制御部112から挿抜動
作部111に制御指令が出力され、この制御指令に基づ
いて挿抜動作部111は、検査用ボードからICを抜き
取り、抜き取ったICの検査結果に応じて所定の収納部
にICを収納する。これにより、検査が終了したIC
が、検査結果に応じて分類される。
1に空の収納部と、検査が終了したICが装着されてい
る検査用ボードをセットしておく。ここで、検査用ボー
ドから抜き取られたICは、後述するように検査結果に
応じて複数種に分類されるので、収納部は、分類される
数だけセットする。また、情報格納媒体114には、検
査用ボードに装着されたICの検査結果が格納されてい
る。この状態でIC分類挿抜機を動作させると、動作条
件設定手段123は、ICの検査結果を情報格納媒体1
14から取り出し、制御部112に必要なデータに変換
して制御部112へ出力する。一方で、入り作業と同様
に位置データ管理手段121から制御部112へ、位置
データが出力される。そして、制御部112から挿抜動
作部111に制御指令が出力され、この制御指令に基づ
いて挿抜動作部111は、検査用ボードからICを抜き
取り、抜き取ったICの検査結果に応じて所定の収納部
にICを収納する。これにより、検査が終了したIC
が、検査結果に応じて分類される。
【0007】そして、IC分類挿抜機の動作中は、制御
部112はシステム監視手段125へエラー情報等の情
報を送信してシステムの監視を行なうとともに、稼動管
理手段126がエラー情報等のデータ収集ならびに管理
を行なう。
部112はシステム監視手段125へエラー情報等の情
報を送信してシステムの監視を行なうとともに、稼動管
理手段126がエラー情報等のデータ収集ならびに管理
を行なう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のIC分類挿抜機では、出作業において、検査用
ボードから抜き取られたICは検査結果に応じて予め決
められた収納部に収納されるので、検査条件や検査結果
によっては全く使用されない収納部があったり、その逆
に多数のICが収納され、その収納部がすぐにいっぱい
になってしまう場合があるという問題点があった。そし
て、収納部がいっぱいになった場合の収納部の交換は人
手により行なうので、収納部がすぐにいっぱいになって
しまうということにより、収納部の交換作業が多くなっ
てしまう。
た従来のIC分類挿抜機では、出作業において、検査用
ボードから抜き取られたICは検査結果に応じて予め決
められた収納部に収納されるので、検査条件や検査結果
によっては全く使用されない収納部があったり、その逆
に多数のICが収納され、その収納部がすぐにいっぱい
になってしまう場合があるという問題点があった。そし
て、収納部がいっぱいになった場合の収納部の交換は人
手により行なうので、収納部がすぐにいっぱいになって
しまうということにより、収納部の交換作業が多くなっ
てしまう。
【0009】そこで本発明は、検査結果に応じて収納部
を有効に使用し、収納部の交換作業を少なくするIC分
類挿抜機を提供することを目的とする。
を有効に使用し、収納部の交換作業を少なくするIC分
類挿抜機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のIC分類挿抜機は、ICの機能検査に用いられ
る検査用ボードにICを装着したり、検査後の検査用ボ
ードからICを抜き取り複数の収納部に収納する挿抜動
作部を有し、前記検査後の複数のICを各収納部に収納
する際に、上位装置に格納されている各ICの検査結果
に基づき、前記検査後の各ICを検査結果のモード毎に
前記各収納部のうちの所定の収納部に収納することで前
記検査後の各ICを分類するIC分類挿抜機において、
前記検査後の各ICを前記各収納部に収納する前に、前
記検査で多く発生したモードのICを前記各収納部のう
ち収納容量の大きい収納部に収納するように前記各IC
を収納する収納部を設定する収納パターン設定手段を有
することを特徴とする。
本発明のIC分類挿抜機は、ICの機能検査に用いられ
る検査用ボードにICを装着したり、検査後の検査用ボ
ードからICを抜き取り複数の収納部に収納する挿抜動
作部を有し、前記検査後の複数のICを各収納部に収納
する際に、上位装置に格納されている各ICの検査結果
に基づき、前記検査後の各ICを検査結果のモード毎に
前記各収納部のうちの所定の収納部に収納することで前
記検査後の各ICを分類するIC分類挿抜機において、
前記検査後の各ICを前記各収納部に収納する前に、前
記検査で多く発生したモードのICを前記各収納部のう
ち収納容量の大きい収納部に収納するように前記各IC
を収納する収納部を設定する収納パターン設定手段を有
することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記のとおり構成された本発明のIC分類挿抜
機では、収納パターン設定手段により、検査後の各IC
を各収納部に収納する前にどのモードのICがどの収納
部に収納されるかが、検査結果に応じて設定される。具
体的には、ICを良品と不良品とに分類する場合、通常
は不良品の数は非常に少ないので収納スペースを有効に
使うために、良品を収納する収納部の容量を大きくし不
良品を収納する収納部の容量を小さくしている。ところ
が、なんらかの異常により不良品が多発した場合には、
良品を容量の小さい収納部に収納するように設定し不良
品を容量の大きい収納部に収納するように設定する。こ
れにより、どのような場合でも収納部が有効に使用さ
れ、収納部の交換頻度が少なくなる。
機では、収納パターン設定手段により、検査後の各IC
を各収納部に収納する前にどのモードのICがどの収納
部に収納されるかが、検査結果に応じて設定される。具
体的には、ICを良品と不良品とに分類する場合、通常
は不良品の数は非常に少ないので収納スペースを有効に
使うために、良品を収納する収納部の容量を大きくし不
良品を収納する収納部の容量を小さくしている。ところ
が、なんらかの異常により不良品が多発した場合には、
良品を容量の小さい収納部に収納するように設定し不良
品を容量の大きい収納部に収納するように設定する。こ
れにより、どのような場合でも収納部が有効に使用さ
れ、収納部の交換頻度が少なくなる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0013】図1は、本発明のIC分類挿抜機の一実施
例のブロック図である。図1に示すように本実施例のI
C分類挿抜機は、データ管理部13に収納パターン設定
手段22と情報編集手段24とを設けた点が、図3に示
した従来のIC分類挿抜機と異なっている。収納パター
ン設定手段22は、出作業を行なう前に、情報格納媒体
14に格納されているICの検査結果に応じて、複数の
収納部のうちのどの収納部にどういう検査結果のICを
収納するかを設定するものである。また、情報編集手段
24は、入り作業において、検査用ボード(不図示)の
全てのソケットにICが装着されない場合に、装着され
ていないソケットの位置データを情報格納媒体14に格
納させるものである。その他の、制御部12、情報格納
媒体14、位置データ管理手段21、動作条件設定手段
23、システム監視手段25、および稼動管理手段26
については、図3に示した従来のものと同様であるの
で、その説明は省略する。
例のブロック図である。図1に示すように本実施例のI
C分類挿抜機は、データ管理部13に収納パターン設定
手段22と情報編集手段24とを設けた点が、図3に示
した従来のIC分類挿抜機と異なっている。収納パター
ン設定手段22は、出作業を行なう前に、情報格納媒体
14に格納されているICの検査結果に応じて、複数の
収納部のうちのどの収納部にどういう検査結果のICを
収納するかを設定するものである。また、情報編集手段
24は、入り作業において、検査用ボード(不図示)の
全てのソケットにICが装着されない場合に、装着され
ていないソケットの位置データを情報格納媒体14に格
納させるものである。その他の、制御部12、情報格納
媒体14、位置データ管理手段21、動作条件設定手段
23、システム監視手段25、および稼動管理手段26
については、図3に示した従来のものと同様であるの
で、その説明は省略する。
【0014】また、挿抜動作部11についても従来のも
のと同様であるが、ここで、挿抜動作部11について図
2を参照して説明する。図2は、図1に示したIC分類
挿抜機の挿抜動作部11の概略斜視図である。図2にお
いて、検査用ボードはラック(不図示)に収納されて、
ラック供給部4にセットされる。ここでは、ラックには
6枚の検査用ボードが収納可能となっている。ラックに
収納された検査用ボードは、検査用ボード搬送部5によ
ってラック供給部4から引き出され、挿抜ハンド6によ
りICの抜き差しが行なわれる。
のと同様であるが、ここで、挿抜動作部11について図
2を参照して説明する。図2は、図1に示したIC分類
挿抜機の挿抜動作部11の概略斜視図である。図2にお
いて、検査用ボードはラック(不図示)に収納されて、
ラック供給部4にセットされる。ここでは、ラックには
6枚の検査用ボードが収納可能となっている。ラックに
収納された検査用ボードは、検査用ボード搬送部5によ
ってラック供給部4から引き出され、挿抜ハンド6によ
りICの抜き差しが行なわれる。
【0015】一方、ICを収納するICトレーは、2つ
のエレベータ1a、1b内にそれぞれ複数枚ずつセット
できるようになっており、ICトレーがトレーハンドリ
ング部2a、2bに引き出された状態で、入り作業時に
は挿抜ハンド6によりICトレーから検査前のICが取
り出され、出作業時には挿抜ハンド6によりICトレー
に検査後のICが収納される。各トレーハンドリング部
2a、2bは、それぞれエレベータ機構(不図示)を有
しており、出作業時にICトレーがいっぱいになった
ら、そのICトレーを下降させ、エレベータ1a、1b
から新たなICトレーが引き出される。下降したICト
レーは、このIC分類挿抜機の所定の位置にセットされ
る。また、出作業時にICが収納されるものとして、こ
のIC分類挿抜機には3つの収納領域を有する収納ステ
ージ3が設けられている。以上のことから明らかなよう
に、本実施例では、ICトレーおよび収納ステージ3で
収納部を構成しており、各エレベータ1a、1bのそれ
ぞれに収納される全てのICトレーを1つの収納部と考
え、収納ステージ3の3つの領域をそれぞれ1つの収納
部と考えると、各エレベータ1a、1b毎に1つずつと
収納ステージ3の3つとを合わせて5つの収納部を有す
ることになる。それに対応して、本実施例では検査終了
後のICは5種類に分類される。例えば、全ての検査に
合格した良品、一部の検査には不合格であったが不良品
とは判断されない良品、そして不良モードによって分け
られた3種類の不良品である。また、各収納部の容量と
しては、各エレベータ1a、1bにセットされたICト
レーで構成される2つの収納部の容量が大きく、収納ス
テージ3の3つの収納部の容量が小さい。そこで通常
は、ICトレーに良品が収納され、収納ステージ3に不
良品のICが収納される。
のエレベータ1a、1b内にそれぞれ複数枚ずつセット
できるようになっており、ICトレーがトレーハンドリ
ング部2a、2bに引き出された状態で、入り作業時に
は挿抜ハンド6によりICトレーから検査前のICが取
り出され、出作業時には挿抜ハンド6によりICトレー
に検査後のICが収納される。各トレーハンドリング部
2a、2bは、それぞれエレベータ機構(不図示)を有
しており、出作業時にICトレーがいっぱいになった
ら、そのICトレーを下降させ、エレベータ1a、1b
から新たなICトレーが引き出される。下降したICト
レーは、このIC分類挿抜機の所定の位置にセットされ
る。また、出作業時にICが収納されるものとして、こ
のIC分類挿抜機には3つの収納領域を有する収納ステ
ージ3が設けられている。以上のことから明らかなよう
に、本実施例では、ICトレーおよび収納ステージ3で
収納部を構成しており、各エレベータ1a、1bのそれ
ぞれに収納される全てのICトレーを1つの収納部と考
え、収納ステージ3の3つの領域をそれぞれ1つの収納
部と考えると、各エレベータ1a、1b毎に1つずつと
収納ステージ3の3つとを合わせて5つの収納部を有す
ることになる。それに対応して、本実施例では検査終了
後のICは5種類に分類される。例えば、全ての検査に
合格した良品、一部の検査には不合格であったが不良品
とは判断されない良品、そして不良モードによって分け
られた3種類の不良品である。また、各収納部の容量と
しては、各エレベータ1a、1bにセットされたICト
レーで構成される2つの収納部の容量が大きく、収納ス
テージ3の3つの収納部の容量が小さい。そこで通常
は、ICトレーに良品が収納され、収納ステージ3に不
良品のICが収納される。
【0016】次に、本実施例のIC分類挿抜機の動作に
ついて、入り作業と出作業とに分けて説明する。なお、
システム監視手段25および稼動管理手段26の動作に
ついては、従来のものと同様なので説明は省略する。
ついて、入り作業と出作業とに分けて説明する。なお、
システム監視手段25および稼動管理手段26の動作に
ついては、従来のものと同様なので説明は省略する。
【0017】入り作業の場合は、始めに、挿抜動作部1
1の各エレベータ1a、1bにそれぞれ検査前のICが
収納されたICトレーを複数枚ずつセットするととも
に、ラック供給部4に、ICが装着されていない検査用
ボードをICトレーに収納されたICが全て装着できる
枚数だけセットする。この状態でIC分類挿抜機を動作
させると、動作条件設定手段23は、セットされている
検査用ボードの不良ソケット情報を情報格納媒体14か
ら取り出し、制御部12に必要なデータに変換して制御
部12へ出力する。一方で、挿抜動作部11の動作に必
要な、検査用ボードのソケットの位置データが位置デー
タ管理手段21から制御部12へ出力される。
1の各エレベータ1a、1bにそれぞれ検査前のICが
収納されたICトレーを複数枚ずつセットするととも
に、ラック供給部4に、ICが装着されていない検査用
ボードをICトレーに収納されたICが全て装着できる
枚数だけセットする。この状態でIC分類挿抜機を動作
させると、動作条件設定手段23は、セットされている
検査用ボードの不良ソケット情報を情報格納媒体14か
ら取り出し、制御部12に必要なデータに変換して制御
部12へ出力する。一方で、挿抜動作部11の動作に必
要な、検査用ボードのソケットの位置データが位置デー
タ管理手段21から制御部12へ出力される。
【0018】そして、制御部12から挿抜動作部11に
制御指令が出力される。この制御指令に基づいて、ま
ず、一方のエレベータ1aから1枚のICトレーがトレ
ーハンドリング部2aに引き出されるとともに、ラック
供給部4から検査用ボード搬送部5により1枚の検査用
ボードが引き出される。その後、挿抜ハンド6によりI
Cを、ICトレーから検査用ボードの不良ソケット以外
のソケットへ1つずつ装着していく。ICトレーが空に
なったら、次に他方のエレベータ1bからICトレーが
トレーハンドリング部2bに引き出され、このICトレ
ーから検査用ボードにICを装着する。空になったIC
トレーは、トレーハンドリング部2a、2bのエレベー
タ機構により所定の位置にセットされる。また、検査用
ボードの装着可能な(良品の)全てのソケットにICが
装着されたら、その検査用ボードはラック供給部4に戻
され、新たな検査用ボードが引き出される。
制御指令が出力される。この制御指令に基づいて、ま
ず、一方のエレベータ1aから1枚のICトレーがトレ
ーハンドリング部2aに引き出されるとともに、ラック
供給部4から検査用ボード搬送部5により1枚の検査用
ボードが引き出される。その後、挿抜ハンド6によりI
Cを、ICトレーから検査用ボードの不良ソケット以外
のソケットへ1つずつ装着していく。ICトレーが空に
なったら、次に他方のエレベータ1bからICトレーが
トレーハンドリング部2bに引き出され、このICトレ
ーから検査用ボードにICを装着する。空になったIC
トレーは、トレーハンドリング部2a、2bのエレベー
タ機構により所定の位置にセットされる。また、検査用
ボードの装着可能な(良品の)全てのソケットにICが
装着されたら、その検査用ボードはラック供給部4に戻
され、新たな検査用ボードが引き出される。
【0019】ここで、検査用ボードの入り作業が終了し
た場合には、どのソケットが空いているかという情報が
情報編集手段24により情報格納媒体14へ格納され
る。これにより、検査で不良が発生したとき、ICの検
査不良によるものか未装着によるものかが判断される。
た場合には、どのソケットが空いているかという情報が
情報編集手段24により情報格納媒体14へ格納され
る。これにより、検査で不良が発生したとき、ICの検
査不良によるものか未装着によるものかが判断される。
【0020】出作業の場合は、始めに、挿抜動作部11
の各エレベータ1a、1bにそれぞれ空のICトレーを
複数枚ずつセットするとともに、ラック供給部4に、検
査が終了したICが装着されている検査用ボードをセッ
トする。また、情報格納媒体14には、検査用ボードに
装着されたICの検査結果が格納されている。この状態
でIC分類挿抜機を動作させると、収納パターン設定手
段22は、ICの検査結果に応じて、どういう検査結果
のものをどの収納部に収納させるかを設定し、制御部1
2へ出力する。例えば、不良品が少ない場合には、2種
類の良品をそれぞれ容量の大きな収納部である各エレベ
ータ1a、1bのICトレーに収納して分類し、3種類
の不良品をそれぞれ容量の小さな収納部である収納ステ
ージ3の3つの領域に収納して分類するように設定す
る。また、動作条件設定手段23は、ICの検査結果を
情報格納媒体14から取り出し、制御部12に必要なデ
ータに変換して制御部12へ出力する。一方で、入り作
業と同様に位置データ管理手段21から制御部12へ、
位置データが出力される。
の各エレベータ1a、1bにそれぞれ空のICトレーを
複数枚ずつセットするとともに、ラック供給部4に、検
査が終了したICが装着されている検査用ボードをセッ
トする。また、情報格納媒体14には、検査用ボードに
装着されたICの検査結果が格納されている。この状態
でIC分類挿抜機を動作させると、収納パターン設定手
段22は、ICの検査結果に応じて、どういう検査結果
のものをどの収納部に収納させるかを設定し、制御部1
2へ出力する。例えば、不良品が少ない場合には、2種
類の良品をそれぞれ容量の大きな収納部である各エレベ
ータ1a、1bのICトレーに収納して分類し、3種類
の不良品をそれぞれ容量の小さな収納部である収納ステ
ージ3の3つの領域に収納して分類するように設定す
る。また、動作条件設定手段23は、ICの検査結果を
情報格納媒体14から取り出し、制御部12に必要なデ
ータに変換して制御部12へ出力する。一方で、入り作
業と同様に位置データ管理手段21から制御部12へ、
位置データが出力される。
【0021】そして、制御部12から挿抜動作部11に
制御指令が出力される。この制御指令に基づいて、ま
ず、各エレベータ1a、1bからそれぞれトレーハンド
リング部2a、2bに空のICトレーが1枚ずつ引き出
されるとともに、ラック供給部4から検査用ボード搬送
手段5により検査用ボードが1枚引き出される。その
後、挿抜ハンド6により検査用ボードからICを1つず
つ抜き取り、そのICを、収納パターン設定手段22で
設定した収納部に収納し検査結果に応じて分類してい
く。検査用ボードに装着されているICが全て分類され
たら、その検査用ボードはラック供給部4に戻され、新
たな検査用ボードが引き出される。また、例えば一方の
トレーハンドリング部2aのICトレーがいっぱいにな
ったら、そのICトレーはトレーハンドリング部2aの
エレベータ機構により所定の位置にセットされ、一方の
エレベータ1aから新たなICトレーが引き出される。
他方のトレーハンドリング部2bについても同様であ
る。
制御指令が出力される。この制御指令に基づいて、ま
ず、各エレベータ1a、1bからそれぞれトレーハンド
リング部2a、2bに空のICトレーが1枚ずつ引き出
されるとともに、ラック供給部4から検査用ボード搬送
手段5により検査用ボードが1枚引き出される。その
後、挿抜ハンド6により検査用ボードからICを1つず
つ抜き取り、そのICを、収納パターン設定手段22で
設定した収納部に収納し検査結果に応じて分類してい
く。検査用ボードに装着されているICが全て分類され
たら、その検査用ボードはラック供給部4に戻され、新
たな検査用ボードが引き出される。また、例えば一方の
トレーハンドリング部2aのICトレーがいっぱいにな
ったら、そのICトレーはトレーハンドリング部2aの
エレベータ機構により所定の位置にセットされ、一方の
エレベータ1aから新たなICトレーが引き出される。
他方のトレーハンドリング部2bについても同様であ
る。
【0022】ここでは、検査の結果不良品が少なかった
場合について述べたが、不良品が多発した場合等それ以
外の場合には、多いモードから順に、一方のエレベータ
1aのICトレー、他方のエレベータ1bのICトレ
ー、そして収納ステージ3へと収納するように、収納パ
ターン設定手段は収納する場所を設定する。
場合について述べたが、不良品が多発した場合等それ以
外の場合には、多いモードから順に、一方のエレベータ
1aのICトレー、他方のエレベータ1bのICトレ
ー、そして収納ステージ3へと収納するように、収納パ
ターン設定手段は収納する場所を設定する。
【0023】以上説明したように、収納パターン設定手
段22により、ICの検査結果に応じてICの収納場所
を変更することで、検査で多く発生したモードのICが
容量の大きい収納部であるICトレーに収納されるの
で、例えば不良が多発した場合には不良品はICトレー
に収納され、従来のように収納ステージ3を頻繁に交換
しなくてよくなる。
段22により、ICの検査結果に応じてICの収納場所
を変更することで、検査で多く発生したモードのICが
容量の大きい収納部であるICトレーに収納されるの
で、例えば不良が多発した場合には不良品はICトレー
に収納され、従来のように収納ステージ3を頻繁に交換
しなくてよくなる。
【0024】
【発明の効果】本発明のIC分類挿抜機は以上説明した
ように、検査後の各ICを各収納部に収納する前に、検
査で多く発生したモードのICを収納容量の大きい収納
部に収納するように各ICを収納する収納部を設定する
収納パターン設定手段を有するので、通常は発生数の少
ないモードが多発した場合でもそれに応じて収納部を変
更でき、収納部を有効に使用することができる。また、
これにより収納部の交換頻度が少なくなり、作業の効率
化が図られる。
ように、検査後の各ICを各収納部に収納する前に、検
査で多く発生したモードのICを収納容量の大きい収納
部に収納するように各ICを収納する収納部を設定する
収納パターン設定手段を有するので、通常は発生数の少
ないモードが多発した場合でもそれに応じて収納部を変
更でき、収納部を有効に使用することができる。また、
これにより収納部の交換頻度が少なくなり、作業の効率
化が図られる。
【図1】本発明のIC分類挿抜機の一実施例のブロック
図である。
図である。
【図2】図1に示したIC分類挿抜機の挿抜動作部の概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図3】従来のIC分類挿抜機のブロック図である。
1a、1b エレベータ 2a、2b トレーハンドリング部 3 収納ステージ 4 ラック供給部 5 検査用ボード搬送部 6 挿抜ハンド 11 挿抜動作部 12 制御部 13 データ管理部 14 情報格納媒体 21 位置データ管理手段 22 収納パターン設定手段 23 動作条件設定手段 24 情報編集手段 25 システム監視手段 26 稼動管理手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ICの機能検査に用いられる検査用ボー
ドにICを装着したり、検査後の検査用ボードからIC
を抜き取り複数の収納部に収納する挿抜動作部を有し、
前記検査後の複数のICを各収納部に収納する際に、上
位装置に格納されている各ICの検査結果に基づき、前
記検査後の各ICを検査結果のモード毎に前記各収納部
のうちの所定の収納部に収納することで前記検査後の各
ICを分類するIC分類挿抜機において、 前記検査後の各ICを前記各収納部に収納する前に、前
記検査で多く発生したモードのICを前記各収納部のう
ち収納容量の大きい収納部に収納するように、前記各I
Cを収納する収納部を設定する収納パターン設定手段を
有することを特徴とするIC分類挿抜機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5234598A JP2606095B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | Ic分類挿抜機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5234598A JP2606095B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | Ic分類挿抜機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0792225A JPH0792225A (ja) | 1995-04-07 |
JP2606095B2 true JP2606095B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16973547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5234598A Expired - Fee Related JP2606095B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | Ic分類挿抜機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606095B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2741043B2 (ja) * | 1988-11-17 | 1998-04-15 | 東京エレクトロン株式会社 | 半導体素子の選別方法 |
JPH0590360A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-09 | Nec Corp | Ic挿入抜去装置 |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5234598A patent/JP2606095B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0792225A (ja) | 1995-04-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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