JP3055380U - 納骨室構造 - Google Patents

納骨室構造

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JP3055380U
JP3055380U JP1998005795U JP579598U JP3055380U JP 3055380 U JP3055380 U JP 3055380U JP 1998005795 U JP1998005795 U JP 1998005795U JP 579598 U JP579598 U JP 579598U JP 3055380 U JP3055380 U JP 3055380U
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wall plate
wall plates
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ostium
downward
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正憲 大山
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正憲 大山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は墓標の納骨室、詳しくは墓標の下部に
配設する地上納骨室の改良を目的としている。 【構成】 前面及び左右を下方へ向けて末広がりとし且
つ前面の中央に向けて円弧状に膨出せしめた前壁板の後
面左右に凹溝を設け、同じく前面及び一側を下方へ向け
て末広がりとした一対の側壁板の一側に凸部を他側がわ
後面には凹溝を設け、前面を下方に向けて末広がりとし
た一対の後壁板の一側には凸部を他側に欠切部を設け、
台石上に立設した前記前壁板の後面左右の凹溝に同じく
立設した一対の側壁板の凸部を嵌合すると共に側壁板の
凹溝には後壁板の凸部を嵌合して、左右の後壁板間に納
骨口を開口した断面略四角形の納骨室を構成し、該納骨
室の上部には天板を載置すると共に、納骨口には前面を
下方に向けて末広がりとし後面左右に欠切部を設けた蓋
石を遊嵌した構造となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は墓標の納骨室、詳しくは墓標の下部に配設する地上納骨室に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来より墓標の下部に配設した地上納骨室は周知である。この地上納骨室の構 造にも種々あるが、図4及び図5に示すように板を突合わせた形状の納骨室が多 く用いられているが、この種の納骨室は施工は容易であるものの厚板を突合わせ ただけであるから耐震性には劣り、地震の多発する我が国においては大きい問題 となっていた。また単に突合わせただけという構造から気密性にも劣り、納骨室 内への雨水等の浸水も防げなかった。その上、単なる平板で構成されているので 図4に示すように墓標そのものが安定感に欠けるという問題もあったのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような課題を解決するには、耐震性に優れた上に気密性を有し、しかも、 墓標そのものもにも、どっしりとした安定感を与えることができる地上納骨室の 開発が必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決せんとして、耐震性に優れて気密性があり、しかも墓標 に安定感を付与し得る地上納骨室として、前面及び左右を下方へ向けて末広がり とし且つ前面の中央に向けて円弧状に膨出せしめた前壁板の後面左右に凹溝を設 け、同じく前面及び一側を下方へ向けて末広がりとした一対の側壁板の一側に凸 部を他側がわ後面には凹溝を設け、前面を下方に向けて末広がりとした一対の後 壁板の一側には凸部を他側に欠切部を設け、台石上に立設した前記前壁板の後面 左右の凹溝に同じく立設した一対の側壁板の凸部を嵌合すると共に側壁板の凹溝 には後壁板の凸部を嵌合して、左右の後壁板間に納骨口を開口した断面略四角形 の納骨室を構成し、該納骨室の上部には天板を載置すると共に、納骨口には前面 を下方に向けて末広がりとし後面左右に欠切部を設けた蓋石を遊嵌してなる納骨 室構造を呈せんとするものである。
【0005】
【実施例】
本考案に係る実施例を図面に基づいて説明する。1は納骨室で該納骨室1は台 石2の上に前壁板3、一対の側壁板4、同じく一対の後壁板5、一対の後壁板5 ,5間に開口した納骨口6に遊嵌する蓋石7、納骨室1の上に載置する天板8等 によって構成されている。前壁板3は前面及び左右を下方へ向けて末広がりとし 、且つ前面の中央に向けて円弧状に膨出せしめると共に、後面の左右に凹溝9, 9を設けている。一対からなる側壁板4,4は同じく前面及び一側を下方へ向け て末広がりとし、一側には凸部10を設けている。該凸部10は前記前壁板3の 凹溝9に嵌合し得る幅及び高さとする。該側壁板4の他側がわの後面には凹溝1 1が設けられている。同じく一対からなる後壁板5,5は前面を下方に向けて末 広がりとし、一側には凸部12を、他側の後面側には欠切部13を設けている。 該凸部12は前記側壁板4の凹部11に嵌合し得る幅及び高さとしている。後壁 板5の幅は側壁板4の凹部11にに凸部12を嵌合して立設した際に所定幅の納 骨口6が開口するように定めている。納骨口6には前面を下方に向けて末広がり とし後面の左右に欠切部14を設けた蓋石7を開閉又は脱着自在に遊嵌すべく構 成している。このように前壁板3に一対の側壁板4を嵌合し、側壁板4に同じく 一対の後壁板5を嵌合し、後壁板5,5間に開口した納骨口6に蓋石7を遊嵌し て断面が略四角形の納骨室1とし、その上に天板8を載置すべく構成しているも のである。
【0006】
【考案の効果】
以上のように本考案は、前面及び左右を下方へ向けて末広がりとし且つ前面の 中央に向けて円弧状に膨出せしめた前壁板の後面左右に凹溝を設け、同じく前面 及び一側を下方へ向けて末広がりとした一対の側壁板の一側に凸部を他側がわ後 面には凹溝を設け、前面を下方に向けて末広がりとした一対の後壁板の一側には 凸部を他側に欠切部を設け、台石上に立設した前記前壁板の後面左右の凹溝に同 じく立設した一対の側壁板の凸部を嵌合すると共に側壁板の凹溝には後壁板の凸 部を嵌合して、左右の後壁板間に納骨口を開口した断面略四角形の納骨室を構成 し、該納骨室の上部には天板を載置すると共に、納骨口には前面を下方に向けて 末広がりとし後面左右に欠切部を設けた蓋石を遊嵌してなる納骨室であるから、 従来の平板を突合わせた納骨室が、施工は容易であるものの厚板を突合わせただ けであるから耐震性には劣り、また単に突合わせただけという構造から気密性に も劣って納骨室内への雨水等の浸水も防げなかったし、しかも単なる平板で構成 されているので墓標そのものが安定感に欠けるという問題があったが、前壁板3 と側壁板4、側壁板4と後壁板5はそれぞれが凹溝と凸部を嵌合した構造となっ ているので耐震性に優れ、しかも蓋石7も後壁板5の欠切部13と蓋石7の欠切 部14を突合わせているので嵌合部と合わせて気密性に優れ、その上、前壁板3 と側壁板4、それに後壁板5と蓋石7が全て下方に向けて末広がりの形状として いるので安定感のある墓標とすることができる等、誠に顕著なる実用的効果を有 するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る納骨室の断面した平面図。
【図2】本考案に係る納骨室を採用した墓標の正面図。
【図3】本考案に係る納骨室を採用した墓標の側面図。
【図4】従来の納骨室を用いた墓標の正面図。
【図5】従来の納骨室の断面した平面図。
【符号の説明】
1 納骨室 2 台石 3 前壁板 4 側壁板 5 後壁板 6 納骨口 7 蓋石 8 天板 9 前壁板の凹溝 10 側壁板の凸部 11 側壁板の凹溝 12 後壁板の凸部 13 後壁板の欠切部 14 蓋石の欠切部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面及び左右を下方へ向けて末広がりと
    し且つ前面の中央に向けて円弧状に膨出せしめた前壁板
    の後面左右に凹溝を設け、同じく前面及び一側を下方へ
    向けて末広がりとした一対の側壁板の一側に凸部を他側
    がわ後面には凹溝を設け、前面を下方に向けて末広がり
    とした一対の後壁板の一側には凸部を他側に欠切部を設
    け、台石上に立設した前記前壁板の後面左右の凹溝に同
    じく立設した一対の側壁板の凸部を嵌合すると共に側壁
    板の凹溝には後壁板の凸部を嵌合して、左右の後壁板間
    に納骨口を開口した断面略四角形の納骨室を構成し、該
    納骨室の上部には天板を載置すると共に、納骨口には前
    面を下方に向けて末広がりとし後面左右に欠切部を設け
    た蓋石を遊嵌してなる納骨室構造。
JP1998005795U 1998-06-26 1998-06-26 納骨室構造 Expired - Lifetime JP3055380U (ja)

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