JPS5852237Y2 - 蓋付タンク - Google Patents

蓋付タンク

Info

Publication number
JPS5852237Y2
JPS5852237Y2 JP1979127256U JP12725679U JPS5852237Y2 JP S5852237 Y2 JPS5852237 Y2 JP S5852237Y2 JP 1979127256 U JP1979127256 U JP 1979127256U JP 12725679 U JP12725679 U JP 12725679U JP S5852237 Y2 JPS5852237 Y2 JP S5852237Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
tank
support
unit plates
upright
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979127256U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5578196U (ja
Inventor
弘 井平
Original Assignee
積水プラントシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 積水プラントシステム株式会社 filed Critical 積水プラントシステム株式会社
Priority to JP1979127256U priority Critical patent/JPS5852237Y2/ja
Publication of JPS5578196U publication Critical patent/JPS5578196U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5852237Y2 publication Critical patent/JPS5852237Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、蓋付タンクに関するものである。
タンク等の大きな容器の蓋は、初めからこれを一体に作
り上げないで、単位板に分けて作っておき、この単位板
を設置現場に運び、そこで一体に組立てるのが便利であ
る。
このような考え方から、直角四辺形の基板の周縁を同一
側へ折曲して、基板に対してほぼ90°の角度で直立接
合縁を設けてなる単位板(実開昭50−64213号)
が用いられた。
タンク等の蓋は、その上に人が乗ったり、雪が積ったり
することがあるのでそのような荷重に耐えられるもので
あることを必要とする。
このためには、蓋を何等かの形で補強しなければならな
いが、上述の単位板を組み合わせて蓋とする場合には、
4個の単位板のつき合わされたかどを下から支柱によっ
て支えるのが、好都合であることがわかった。
また、蓋の上には溜りやすいが、これを避けるには、上
部支柱を高くし、中央から周縁に向って次第に低くなる
勾配を蓋に設けるのが、便利であることがわかった。
この考案は、このような知見に基づいてなされたもので
ある。
この考案は、直立接合縁をもった直角四辺形状の単位板
を並べ、単位板の直立接合縁を下側に向けておき、少く
とも4個の単位板のかどを一点で互いに接しあわせて蓋
にし、その接し合った点を支柱に嵌合させるとともに、
支柱の下端をタンクの底に固定して蓋を支柱により支持
し、支柱に支えられた蓋の上面部分を高くして、蓋の中
央から周縁に向い次第に低くなる勾配を蓋に与えてなる
、蓋付タンクに関するものである。
この考案に係る蓋付タンクを図面に基づいて説明すると
、つぎのとおりである。
第1図は、この考案の蓋付ナンクにおける蓋を支柱に嵌
入させる一態様を示した一部切欠分解斜視図である。
第2図は、第1図の蓋を支柱に嵌入させたときの斜視図
である。
第3図は、この考案の蓋付タンクの一例を示す断面図で
ある。
第4図は、この考案の蓋付タンクにおいて、支柱の下端
の固定方法の一側を示す一部切欠斜視図である。
第5図は、支柱下端の他の一例を示す一部切欠斜視図で
ある。
第1図において、この考案における蓋は、4固以上の単
位板1を並べて、支柱2で支持したものである。
単位板1は、直角四辺形の基板11の四周に、直立接合
縁12を設けたものである。
基板11は、中央部が上方に向って膨出していてもよい
単位板1は、直立接合縁12を下方に向け、直立接合縁
12同志を互いに当接した形に、一体に結合されて蓋を
構成する。
結合は、直立接合縁12の間にボルトを通して行われる
その結果、蓋では4固の単位板1のかどが、一点Xで互
いに接し合うこととなる。
この状態は、4固の単位板1の直立接合縁12が、上記
一点Xで十字状に交差した形だとも見える。
その接し合った点Xが、下から支柱2で支持される。
支柱2は、長尺体の上端に十字状に直交する溝21を設
けたものである。
溝21の幅は、単位板1の直立接合縁12の厚みの2倍
にほぼ等しいが、これよりも僅かに幅が広くてもよい。
溝21の深さは、単位板1の直立接合縁12の高さに応
じて異なるが、約20mmないしlQQmm程度が好ま
しい。
支柱2は、図示したように、中空体を用いるのが便利で
あるが、中実体でもよい。
支柱2の材質としては、金属またはポリ塩化ビニル、繊
維補強熱硬化性樹脂等が用いられる。
上記の支柱2の溝21に、第2図に示すように、単位板
1の十字状に交差した直立接合縁12を嵌合させる。
こうして、単位板1で作られた蓋が、支柱2と確実かつ
強固に結合される。
単位板1の接し合う点を支柱2に嵌合させるには、第1
図に示した形に限らず、直立接合縁側を切欠して行うこ
ともできる。
他方、支柱2の下端は、第3図に示すように、タンクの
底3に当接され、例えば接着剤で固定してもよい。
支柱2としては、第3図に示したように、支柱に支えら
れた蓋の上面部分を高くして、蓋に勾配を設ける。
すなわち、複数個の支柱が使用されているときには、タ
ンクの中央部にある支柱はど高くして、タンクの中央部
にある支柱の上端が高所にあり、タンクの周縁部にある
支柱の上端が低所にあるようにする。
また、支柱が唯1固使用されているだけのときには、支
柱によって支えられている蓋の中央部が、側壁に接して
いる蓋の周縁部よりも高所にあるようにする。
これは要するに、第3図に示すように、蓋の上面が、蓋
の中央部から周縁部に向って、次第に低くなるような勾
配を設けることである。
タンクの底3が、単位板で、構成されるときには、支柱
2の下端を第4図に示すようにするのが便利である。
第4図の単位板4は、直角四辺形の基板41の四周に傾
斜接合縁42を設け、その先に直立接合縁43を設けた
構造のものである。
支柱2の下端には固定具5が取付けられるが、固定具5
はその下面に傾斜接合縁42に見合う切欠51を備えて
いる。
このような固定具5は、実開昭50−66439号公報
に詳しく説明されているので、詳細はその説明にするこ
とにする。
この場合、支柱2をタンクの底に当接するには、4固の
単位板4が互いに接するかど部に固定具5の下面を嵌入
させて、固定するのが便利である。
また、上記固定具5を用いる代りに、支柱2の下端に、
切欠51と同様な切欠22を設けてもよい。
これらの切欠51又は22は、これを単位板4の傾斜接
合縁42上に当接すると、支柱2の下端を簡単かつ確実
に底上に固定させることになるので、便利である。
この考案の蓋付タンクは、蓋を底から起立する支柱で支
えているので、蓋が丈夫である。
一般に、4個の単位板が、かどをつき合わせて一平面状
に並んで結合されているときには、その中央に位置する
つき合わせ部が荷重に対して弱いものであるが、この考
案では、そのかど部が支柱によって下から支えられてい
るので、補強の効果が大きく、従って蓋が丈夫である。
だから、蓋の上に人が乗ったり雪が積っても、蓋の壊れ
ることが少ない。
また、蓋は、十字状に交差している直立接合縁が、支柱
の上端に直接嵌合されるので、蓋と支柱との結合が容易
でありかつ確実となる。
さらに、支柱によって支えられた蓋の上面部分を高くシ
、蓋の中央から周縁に近づくに従って次第に低くなる勾
配を蓋に与えたから、蓋上に落ちた雨水等の排水がよく
なる。
その上に、単位板も支柱も構造が簡単であるから、この
蓋付タンクは製作が容易であり、且つ安価である。
この考案のタンクは、このような利点をもっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の蓋付タンクにおける蓋を支柱に嵌
入させる一態様を示した一部切欠分解斜視図である。 第2図は、第1図の蓋を支柱に嵌入させたときの斜視図
である。 第3図は、この考案の蓋付タンクの一例を示す断面図で
ある。 第4図は、この考案の蓋付タンクにおいて、支柱の下端
の固定方法の一例を示す一部切欠斜視図である。 第5図は、支柱下端の他の一例を示す一部切欠斜視図で
ある。 図において、1は蓋を構成する単位板、2は支柱、3は
タンクの底、4は底を構成する単位板、5は固定具であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直立接合縁をもった直角四辺形状の単位板を並べ、単位
    板の直立接合縁を下側に向けておき、少くとも4個の単
    位板のかどを一点で互いに接しあわせて蓋にし、その接
    し合った点を支柱に嵌合させるとともに、支柱の下端を
    タンクの底に固定して、蓋を支柱により支持し、支柱に
    支えられた蓋の上面部分を高くして、蓋の中央から周縁
    に向い次第に低くなる勾配を蓋に与えてなる蓋付タンク
JP1979127256U 1979-09-14 1979-09-14 蓋付タンク Expired JPS5852237Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979127256U JPS5852237Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 蓋付タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979127256U JPS5852237Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 蓋付タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5578196U JPS5578196U (ja) 1980-05-29
JPS5852237Y2 true JPS5852237Y2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=29089857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979127256U Expired JPS5852237Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 蓋付タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5852237Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011171A (ja) * 1973-05-28 1975-02-05
JPS50122719A (ja) * 1974-03-14 1975-09-26

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237854Y2 (ja) * 1973-10-18 1977-08-29

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011171A (ja) * 1973-05-28 1975-02-05
JPS50122719A (ja) * 1974-03-14 1975-09-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5578196U (ja) 1980-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS636333Y2 (ja)
JPS5852237Y2 (ja) 蓋付タンク
JPS5815348Y2 (ja) 蓋付タンク
JPH024953Y2 (ja)
JPH0524754Y2 (ja)
JPS5915283Y2 (ja) 根太大引
JPS6211834Y2 (ja)
JPS6328795Y2 (ja)
JPS5852236Y2 (ja) 補強した容器
JPH0617760Y2 (ja) 組立式貯液槽
JPS5931595Y2 (ja) タンクの底構成用単位板
JPS626161Y2 (ja)
JPH0337282Y2 (ja)
JPS5847124Y2 (ja) 可搬建築物の固定構造
JPS5851284Y2 (ja) プレハブ建築物
JPS6332817Y2 (ja)
JPH0735008Y2 (ja) フリーアクセスフロア用床パネル
JPS6215369Y2 (ja)
JPS6252124U (ja)
JPS6044946U (ja) 床材
JPH0135143B2 (ja)
JPH03112673U (ja)
JPH03130816U (ja)
JPS61146295U (ja)
JPS6341646U (ja)