JP3054697U - 洗髪器 - Google Patents

洗髪器

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JP3054697U
JP3054697U JP1998003969U JP396998U JP3054697U JP 3054697 U JP3054697 U JP 3054697U JP 1998003969 U JP1998003969 U JP 1998003969U JP 396998 U JP396998 U JP 396998U JP 3054697 U JP3054697 U JP 3054697U
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JP1998003969U
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儒子 平塚
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儒子 平塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水やシャンプーが漏れたり飛散したりせ
ず、快適な洗髪が可能で取り扱いが容易な洗髪器を提供
することである。 【解決手段】 底板11の両端に端板12、12を折り
畳み自在に設け、底板11の一側に側板13を折り畳み
自在に設け、底板11の他側に膨脹収縮可能な空気枕2
0を取り付け、前記端板12と側板13の端部の突き合
せ部をそれぞれ連結片14によって水密に接続し、空気
枕20の両端と端板12の突き合せ部をそれぞれ連結片
15によって水密に接続し、前記端板12と側板13の
突き合せ部をL字形保持具30によって係止したのであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
この考案は、老病者の洗髪ケアーに用いる洗髪器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の洗髪器として、従来から図12に示すようなケリーパッドと称される ゴム製のものが久しく用いられている。これは、高さ5cm程のゴム堰で円形の 囲い1を形成し、囲い1の内部に人間の頭部Hを入れ温水を注ぎながら、囲い1 の一部を切り欠いた個所から排水するようにしている。この排水口2には、ゴム 製の平板な樋3が一体に接続されており、適当な容器に排出するようになってい る。
【0003】
【考案の課題】
洗髪ケアーを行なう場合、まず上記洗髪器の下面及び周囲に防水シートやバス タオルなどを敷き、飛散する湯水やシャンプーによって敷布等が濡れるのを防止 しておき、また洗髪中も樋3から排水が逸散しない様常に樋3をU字形に手で保 持しながら洗髪を行なうなど、非常に手間がかかる作業であった。
【0004】 また、囲い1が首から後頭部にいたる部分にフィットせず被洗髪者に違和感や 苦痛を与えるばかりでなく、温水やシャンプーが囲い1と首や後頭部の隙間から 入り込み、身体を濡らしてその後の処置も手間を要していた。
【0005】 そのほか、この洗髪器は全てゴム製で相当大きく重量も重くて取り扱いが面倒 であった。
【0006】 そこで、この考案の課題は、温水やシャンプーが漏れたり飛散したりせず、快 適な洗髪が可能で取り扱いが容易な小形軽量の洗髪器を提供することである。
【0007】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、底板の両端に端板を折り 畳み自在に設け、底板の一側に側板を折り畳み自在に設け、底板の他側に膨脹収 縮可能な空気枕を水密に取り付け、前記それぞれの端板と側板及び空気枕との突 き合せ部を連結片によって水密に接続し、前記端板と側板の突き合せ部を係止手 段によって互に係止した構成を採用したのである。
【0008】 前記係止手段を、チャネル形アームをほぼ直角に屈曲した保持具によって形成 し、前記チャネル形アームを、端板と側板の突き合せ部にまたがってそれらの上 縁部に嵌め合せるようにしておくことができる。
【0009】 前記底板、端板、側板のいずれかに排水口を設け、これにホースを接続してお くのが好ましい。
【0010】 前記空気枕と端板との連結片を端板の外面に沿って折り曲げ、この折り曲げ部 を係止する手段を設けておくのがよい。
【0011】
【実施の形態】
以下、この考案の実施形態を図1乃至図11に基づいて説明する。図1乃至図 4に示すように、この考案の洗髪器10は、全体として平坦な水密性パネルから 形成された折り畳み式になっており、底板11の両端には端板12、12がヒン ジ11a、11aを介して屈曲自在に連結されており、底板11の一側には側板 13がヒンジ11bを介して屈曲自在に連結され、底板11の他側には空気枕2 0が取付けられている。
【0012】 前記底板11、端板12、12及び側板13は、いずれも硬質の芯材11c、 12c、13cをフレキシブルな水密性シート11d、12d、13dで被覆し たものであり、ヒンジ11a、11bの部分は、前記フレキシブルなシートのみ で形成されている。従って被覆シート11d、12d、13dは同一の連続した もので形成することができる。勿論芯材と被覆シートを一体のもので形成しても よい。その場合はヒンジの部分を薄く形成して屈曲自在にしておけばよい。
【0013】 前記空気枕20は、気密な中空のチューブ体であって、空気注入口21から空 気を送入することにより、断面がほぼ四角形に膨満するようになっており(図5 参照)、その底面22が長さ方向に底板11の端縁に至るまで全面的に固着され ている。そして、ほぼ中央部に、人体の後頭部を当てがう窪み23を形成してお くのが好ましい。
【0014】 前記側板13と隣接する端板12、12は、連結片14、14で接続されてい る。それぞれの連結片14は、芯材13c及び12cを被覆しているフレキシブ ルな水密性シートを延長して形成するのが好ましい。また、連結片14は折り目 14aで二つ折りにできるようにしておく。この折り目14aは必ずしも明確な 線として現れていなくてもよい。同様に、空気枕20の外側壁24と隣接する端 板12、12は、連結片15、15で接続されている。それぞれの連結片15は 、フレキシブルな水密性シートによって形成されている。前記と同様に、連結片 15は折り目15aに沿って折り曲げることができるようにしておく。この折り 目15aも明確な線として現れていなくてもよい。
【0015】 上記のような洗髪器10を組立てるには、まず端板12、12及び側壁13を ヒンジ11a及び11bに沿って底板11に直角に立ち上げる。同時に連結片1 4、14を折り目14aに沿って二つ折りにし、図6に示すように、端板12の 内面に当接させる。勿論側板13の内面に当接させてもよく、或は、端板12又 は側板13の外面に当接させることもできる。そして、図7に示すような保持具 30を用いて端板12と側板13の端部を突き合せた状態、即ち底板11から直 角に立ち上った状態を保持する。この保持具30は、チャネル形の腕31、31 が直角に屈曲した構造になっており、図5及び図6のように、端板12と側板1 3の突き合せ部にまたがってそれらの上端縁から嵌め合せることにより、端板1 2と側板13の立設と同時に連結片14も挟み込むことができる。他方の突き合 せ部にも同様の保持具30を取り付ける。
【0016】 次に、注入口21から空気枕20に空気を吹き込み、空気枕20を膨満させる 。それと同時に、図8、図9に示すように、連結片15を折り目15aで折り曲 げながら空気枕20の端面と端板12の内面との間に挟み込み、空気枕20の膨 脹によって端板12に圧着する。或は図10、図11の鎖線で示すように、連結 片15を外側に突出させてもよい。その場合は、さらに端板12の外面に当接す るように折り曲げ、例えばクリップのような係止具で係止しておくのが好ましい 。図示の場合は、ピン32で回動自在に取り付けた係止片33を二重になった折 り曲げ部に圧接して係止するようにしてある。
【0017】 上記のようにして組立てた洗髪器10を使用するには、ベッド等の上に置き患 者等の頭部を空気枕20の方から洗髪器10内に入れる。そしてピッチャーや湯 沸器からのホースで温水を頭部にかけながら洗髪する。このとき、端板12、1 2と側板13及び空気枕20の端部は、それぞれ連結片14及び15で水密に接 続されているため、端部の突き合せ部から水が遺漏するようなことはない。洗髪 後の排水は、底板11に設けた排水口16からホース17を通って排出される。 なお、排水口は、側板13又は端板12の下端に設けてもよい。図5中、16a は端板12の下端に設けた例を示す。
【0018】
【効果】
この考案によれば、以上のように、洗髪器の底壁を囲む周壁を組立て式とし、 人体の頭部を載せる部分は空気枕としたので、周壁を高くしてもコンパクトに折 り畳むことができるので、使用中は温水やシャンプーの飛散を充分防止できる一 方、収納保管にも便利である。
【0019】 また、周壁及び空気枕の端部突き合せ部は、水密な連結片で接続されているの で、水の遺漏は生じない。
【0020】 さらに、クッション性の良い空気枕に後頭部を載せるようにしたので、被洗髪 者に苦痛を与えることがなく、快適な洗髪が可能となる。
【0021】 そのほか、温水及びシャンプーの飛散を防止したり、排水を行なうために特別 なケアを要しないので、洗髪施行者の手間も省くことができ、清潔な洗髪を充分 に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の洗髪器の一例を示す展開図
【図2】同上の2−2線に沿った断面図
【図3】同上の3−3線に沿った断面図
【図4】同上の4−4線に沿った断面図
【図5】図1の洗髪器を組立てた状態を示す斜視図
【図6】側板と端板の突き合せ部を示す平面図
【図7】保持具の一例を示す斜視図
【図8】端板と空気枕の端部の突き合せ状態を示す平面
【図9】同上の横断面図
【図10】端板と空気枕の端部の突き合せ状態の他の例
を示す平面図
【図11】同上の側面図
【図12】従来の洗髪器を示す平面図
【符号の説明】
H 頭部 1 囲い 2 排水口 3 樋 10 洗髪器 11 底板 11a、11b ヒンジ 11c 芯材 11d 被覆シート 12 端板 12c 芯材 12d 被覆シート 13 側板 13c 芯材 13d 被覆シート 14、15 連結片 14a、15a 折り目 16、16a 排水口 17 ホース 20 空気枕 21 空気注入口 22 底面 23 窪み 24 側壁 30 保持具 31 アーム

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の両端に端板を折り畳み自在に設
    け、底板の一側に側板を折り畳み自在に設け、底板の他
    側に膨脹収縮可能な空気枕を水密に取り付け、前記それ
    ぞれの端板と側板及び空気枕との突き合せ部を連結片に
    よって水密に接続し、前記端板と側板の突き合せ部を係
    止手段によって互に係止した洗髪器。
  2. 【請求項2】 前記係止手段が、チャネル形アームをほ
    ぼ直角に屈曲した保持具より成り、前記チャネル形アー
    ムが端板と側板の突き合せ部にまたがってそれらの上縁
    部に嵌め合されるようにした請求項1に記載の洗髪器。
  3. 【請求項3】 前記底板、端板、側板のいずれかに排水
    口を設け、これにホースを接続した請求項1又は2に記
    載の洗髪器。
  4. 【請求項4】 前記空気枕と端板との連結片を端板の外
    面に沿って折り曲げ、この折り曲げ部を係止する手段を
    設けた請求項1〜3のいずれかに記載の洗髪器。
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