JP3053895U - 落橋防止装置の埋設係止具並びに鋼線 - Google Patents

落橋防止装置の埋設係止具並びに鋼線

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JP3053895U
JP3053895U JP1998004176U JP417698U JP3053895U JP 3053895 U JP3053895 U JP 3053895U JP 1998004176 U JP1998004176 U JP 1998004176U JP 417698 U JP417698 U JP 417698U JP 3053895 U JP3053895 U JP 3053895U
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bridge
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buried
fall prevention
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慎一 大巻
悟 熊谷
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ダイチ工営株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋設した係止具に、開放側受台より鋼線を
挿入係着し落橋防止装置の機能を得る。 【解決手段】 埋設する係止具は、係止具取り付け板に
緩衝材、支圧材、ナットを略同芯上に固着し保護蓋を冠
着したもので、先端部に挿入具を固着した鋼線を開放側
の取り付け受台より挿入し、埋設係止具に係着し、開放
側係止具を組み立てる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、橋梁用落橋防止装置に係るものであり、詳しくはその係止具と鋼線 に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より鋼橋若しくはコンクリート橋の、桁と橋台、桁と桁を連結する場合、 開放されている取り付け受台部の一方より、先付けされている保護管内に、鋼線 を貫通させ、相方の係止具の緩衝材、支圧材、スプリング、止めプレートを順次 組立てナットにて係着し、保護蓋を冠着して、落橋防止装置の機能を持たせてい る。
【０００３】 しかしながら、この形態の場合は相方の係止具が鋼線を貫通させた後に組立て 出来る事が不可欠となる。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように、相方の係止具が、鋼線を貫通させた後でなければ 、組立てが出来ないという問題点を有していた。
【０００５】 本考案は、桁並びに橋台の形状により一方の係止具を鋼線を貫通させる前に組 立て保護蓋を冠着し桁又は橋台に埋設した場合でも、開放側の取り付け受台部よ り鋼線を保護管内に挿入して、埋設係止具に係着し、開放側の係止具を組立て保 護蓋を冠着して落橋防止装置の機能を持たせる、係止具並びに鋼線を提供しよう とするものである。
【０００６】
【考案が解決しようとする手段】
上記目的を達成するために、本考案における落橋防止装置は、埋設する係止具 の係止具取り付け板へ鋼線芯上に順次緩衝材、支圧材を接着し、支圧材にナット を溶接により固定し、保護蓋を冠着した埋設用係止具と、鋼線の導入側先端に円 椎状の挿入具を固着した鋼線から構成され、埋設した係止具に鋼線を係着し、開 放側係止具を組立てるものである。
【０００７】
【考案の実施の状態】
考案の実施の状態について図面を参照して説明する。 図１．２において、埋設された係止具Ａに開放側取り付け受台Ｄより挿入具付 鋼線Ｃを保護管Ｅ内に挿入し埋設係止具に係着した後に、開放側係止具Ｂを組立 て保護蓋を冠着した落橋防止装置の状態である。
【０００８】 図３．４において相方の係止具が開放されている従来型の落橋防止装置の状態 である。
【０００９】 図５（ａ）において埋設用係止具の構造であり金属板係止具取り付け板２にゴ ム系材質の緩衝材３、金属板支圧材４、ナット５を略同芯上に固着し、保護蓋１ を冠着した状態であり（ｂ）は開放側係止具、緩衝材、支圧材、スプリング、止 めプレート、ナット、保護蓋の構造である。
【００１０】 図６において鋼線の導入側先端に円椎形状のゴム系又は鋼製挿入具６の固着状 態と鋼線の構造である。
【００１１】
【考案の効果】
本考案は、上途のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【００１２】 請求項１の落橋防止装置においては、埋設側係止具により鋼橋若しくはコンク リート橋の橋台又は桁に埋設することが可能となり、橋梁の構造上埋設が必要な 場合でも、落橋防止装置が取り付けられる。
【００１３】 請求項２の落橋防止装置において、挿入具を取り付けた鋼線を使用することに より埋設係止具に確実に係着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】コンクリート橋用埋設型取り付け側断面図
【図２】コンクリート橋用埋設型取り付け平断面図
【図３】コンクリート橋用従来型取り付け側断面図
【図４】コンクリート橋用従来型取り付け平断面図
【図５】係止具の埋設側要部と開放側要部側断面図
【図６】鋼線と先端挿入部要部断面図
【符号の説明】
Ａ 埋設側係止具 Ｂ 開放側係止具 Ｃ 鋼線 Ｄ 取り付け受台 Ｅ 保護管 １ 保護蓋 ２ 係止具取り付け板 ３ 緩衝材 ４ 支圧材 ５ ナット ６ 挿入具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 橋台上にて、鋼橋若しくはコンクリー
    ト橋が、災害時にズレ落ちることを防止する落橋防止装
    置において、係止具取り付け板２の片面に順次、緩衝材
    ３、支圧材４、ナット５を略同芯上に固着し、これらの
    部材が包まれる形で保護蓋１に固着後、鋼橋若しくはコ
    ンクリート橋に埋設して、使用されることを特徴とした
    落橋防止装置。
  2. 【請求項２】 前記鋼橋若しくはコンクリート橋に用
    いられる、鋼線Ｃの締結用ネジ部のどちらか一方の端面
    が、側面視ほぼ三角形をなす形の端部を有する鋼線Ｃを
    使用して接続する請求項１記載の落橋防止装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014173407A (ja) * 2013-03-13 2014-09-22 East Japan Railway Co 移動制限装置
JP2014231721A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 東京製綱株式会社 落橋防止装置
JP2020045710A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 株式会社川金コアテック 落橋防止装置

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