JP3052356B2 - 連想メモリのデータ処理回路 - Google Patents

連想メモリのデータ処理回路

Info

Publication number
JP3052356B2
JP3052356B2 JP2231961A JP23196190A JP3052356B2 JP 3052356 B2 JP3052356 B2 JP 3052356B2 JP 2231961 A JP2231961 A JP 2231961A JP 23196190 A JP23196190 A JP 23196190A JP 3052356 B2 JP3052356 B2 JP 3052356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
gate
output
associative memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2231961A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04109495A (ja
Inventor
雅章 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2231961A priority Critical patent/JP3052356B2/ja
Publication of JPH04109495A publication Critical patent/JPH04109495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3052356B2 publication Critical patent/JP3052356B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、連想メモリの格納データと外部から与えら
れる内容検索データとの一致に応じて、その一致したデ
ータ格納アドレスから出力される一致信号を所定の優先
度に従って順次選択出力し、この選択出力された一致信
号を所定のアドレスコードに変換するデータ処理回路に
関する。
<従来の技術> 連想メモリに格納されている所望のデータを読み出す
ための周辺回路部分は、従来、第4図に示すような配置
構成となっている。
この連想メモリaは、たとえばn個のワード(1ワー
ドはmビット)、したがってm×nビットの記憶容量を
有している。
連想メモリaに格納されているデータを読み出す場合
には、連想メモリaに対して、外部から内容検索データ
(mビットのワード長をもつ)をラッチ回路を介して与
える。すると、この内容検索データが連想メモリa内に
格納されているn個の全てのデータと比較される。そし
て、内容検索データと一致したデータが存在すれば、そ
の一致したデータが格納されているワード位置に対応す
るアドレスから一致信号が出力され、この一致信号がラ
ッチ回路dを介して優先度決定回路eに与えられる。
連想メモリaの特性上、連想メモリa内には内容検索
データと一致するデータが複数存在する場合があり、そ
のときには、連想メモリaから同時に複数の一致信号が
出力される。これを同時並列的に処理するのは難しいの
で、優先度決定回路eは、これらの一致信号を外部から
の制御パルスc1〜c3に同期して所定の優先度に従って一
つずつ選択出力する。そして、この優先度決定回路eで
選択された一致信号が次段のエンコード回路fで所定の
アドレスコード(たとえば2進数)に変換され、このア
ドレスコードがデコード回路gに転送される。デコード
回路gは、アドレスコードをデコードして連想メモリa
に対して特定の一つの読み出しアドレスとして与える。
これにより、連想メモリaに格納されているデータの内
から、内容検索データに適合するデータ(mビット)が
読み出される。
第5図は上述した従来の優先度決定回路eとエンコー
ド回路fの詳細を示す回路構成図である。
優先度決定回路eは、連想メモリaからの一致信号を
セット/リセットするセット/リセット回路j7〜j0が連
想メモリaの格納データのワード数n(この例ではn=
8)に対応してそれぞれ設けられるとともに、これらの
各セット/リセット回路j7〜j0とエンコード回路fとの
間を結ぶ各信号線l7〜l0に対して設けられた信号選別回
路kを備えている。
そして、各セット/リセット回路j7〜j0は、図外のタ
イミングコントローラから与えられる制御クロックc1
応じて連想メモリaからの一致信号をセットする第1セ
ット回路s1と、制御クロックc3に応じて信号選別回路k
を介して帰還される一致信号をセットする第2セット回
路s2と、制御クロックc2と第2セット回路s2にセットさ
れた信号レベルに応じて第1セット回路s1でラッチされ
た一致信号をリセットするリセット回路rとを備えてい
る。そして、第1、第2セット回路s1、s2は、本例では
いずれも1つのMOSトランジスタと3つのインバータと
からなり、また、リセット回路rは、本例では2つのMO
Sトランジスタからなる。一方、信号選別回路kは、ア
ンドゲートpとオアゲートuを介して各信号線l7〜l0
順次カスケード接続して構成されている。
また、エンコード回路fは、連想メモリからの一致信
号を2進数表現のアドレスコードに変換するもで、この
例では連想メモリのワード数が23だから3ビットの出力
A2〜A0が得られるようになっている。
次に、従来の上記構成の優先度決定回路eとエンコー
ド回路fの動作について、第6図に示すタイミングチャ
ートを参照して説明する。
ここでは、一例として、優先度決定回路eの上位側の
3つの一致信号入力端子にデータの一致を示すハイレベ
ルの信号入力M7〜M5が加わり、残りの一致信号入力端子
にはデータの不一致を示すローレベルの信号入力M4〜M0
が加わったものとする。
各セット/リセット回路j7〜j0に対してハイレベルの
制御クロックc1が与えられると(時刻t1)、各信号入力
M7〜M0のレベルが第1セット回路s1にセットされる。こ
れに伴い、最上位のセット/リセット回路j7の第1セッ
ト回路s1からのハイレベルの信号出力I7により、信号選
別回路kの全てのアンドゲートpが閉じられるので、最
上位の信号出力O7のみがハイレベルとなり、それよりも
下位側の信号出力O6〜O0は全てローレベルとなる。そし
て、これらの信号出力O7〜O0がエンコード回路fに入力
されるので、符号Taで示す期間では、エンコード回路f
の出力A2〜A0は“111"となる。また、このとき、制御ク
ロックc3はハイレベルであるから、各信号出力O7〜O0
第2セット回路s2にセットされる。
次に、各セット/リセット回路j7〜j0のリセット回路
rにハイレベルの制御クロックc2が加わると(時刻
t2)、最上位のセット/リセット回路j7のリセット回路
rが導通するため、第1セット回路s1にセットされてい
たハイレベルの一致信号がリセットされてローレベルと
なる。これに対して、最上位から2段目のセット/リセ
ット回路j6の第1セット回路s1の出力I6はハイレベルの
ままなので、この出力I6によって、これよりも下位側の
信号選別回路kのアンドゲートpが全て閉じられる。そ
の結果、最上位から2段目の信号出力O6のみがハイレベ
ルとなる。続いて、各セット/リセット回路j7〜j0の第
2セット回路s2にハイレベルの制御クロックc3が加わる
と(時刻t3)、各信号出力O7〜O0のレベルは変化するこ
となく、この信号レベルが各第2セット回路s2にセット
される。したがって、符号Tbで示す期間では、エンコー
ド回路fの出力A2〜A0は“110"となる。
以下同様に、制御クロックのc2がハイレベル、c3がロ
ーレベルのときに、第2セット回路s2にセットされてい
る信号がハイレベルなら第1セット回路s1がリセットさ
れ、また、制御クロックのc2がローレベル、c3がハイレ
ベルのときに、信号出力O7〜O0がそのまま第2セット回
路s2にセットされる。
こうして、制御クロックc2、c3がレベル反転を繰り返
すたびに、一致信号の優先度が高い順(この例では上位
側から下位側)に、連想メモリの一致信号が得られるワ
ード位置に対応するアドレスコードに変換されて出力さ
れる。すなわち、Tcの期間には、エンコード回路fの出
力A2〜A0は“101"となり、これに続くTdの期間の出力A2
〜A0は“000"となる。
<発明が解決しようとする課題> ところで、第5図に示した従来の構成のものは、優先
度決定回路eの一部を構成する信号選別回路kが、アン
ドゲートpとオアゲートuを介して各信号出力I7〜I0
順次カスケード接続して構成されている。したがって、
優先度決定回路eの信号出力O7〜O0が適正値に落ち着く
までに時間がかかるという問題がある。すなわち、上記
の例において、最上位のセット/リセット回路j7からハ
イレベルの信号出力I7が出力される場合、この信号出力
I7によってエンコード回路fの出力A2〜A0が“111"とな
るまでの過程では、信号選別回路kの各アンドゲートp
を上位側から下位側に向けて各段毎に順次閉じていく必
要があり、それだけ伝播遅延が生じる。特に、連想メモ
リaのワード数が多くなるほど、これに比例してアンド
ゲートpとオアゲートuとを通過する段数も多くなるの
で、アドレスコードへの変換に時間がかかっていた。
しかも、優先度決定回路eとエンコード回路fとはそ
れぞれ別個に設けられているので、レイアウト面積が大
きくなり、集積化が自と制限される等の不具合がある。
<課題を解決するための手段> 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、連想メモリから一致信号が得られた場合に、この
一致信号を所定のアドレスコードに変換するまでの時間
を従来よりも大幅に短縮でき、しかも、レイアウト面積
も削減できるようにするものである。
そのため、本発明に係る連想メモリのデータ処理回路
では、連想メモリからの一致信号の通過を許容/遮断す
るゲート回路要素が、連想メモリからの一致信号を変換
したアドレスコードのビット数に対応する数だけ設けら
れており、各ゲート回路要素は、前記連想メモリに格納
されるデータのワード数に対応する数の一致信号入力端
子および一致信号出力端子と、一つのエンコード出力端
子とを有し、かつ、上半数の一致信号入力端子と上半数
の一致信号出力端子とを個別に結ぶ信号線に対しては、
前記上半数の一致信号入力端子からの出力を共通入力し
て通過させる共通ゲートが設けられる一方、下半数の一
致信号入力端子と下半数の一致信号出力端子とを個別に
結ぶ信号線に対しては、前記共通ゲートからの一致信号
の有無に応じて前記信号線に対してゲートを開閉する個
別ゲートがそれぞれ設けられ、前記共通ゲートの出力は
前記エンコード出力端子に接続され、さらに、各ゲート
回路要素の相互間は、その一致信号入力端子と一致信号
出力端子とが互いにパーフェクトシャッフルで接続され
ている一方、 連想メモリと最前段のゲート回路要素との間には、連
想メモリからの一致信号をセット/リセットするセット
/リセット回路が、連想メモリのワード数に対応してそ
れぞれ設けられており、 各セット/リセット回路は、制御クロックに応じて連
想メモリからの一致信号をセットする第1セット回路
と、制御クロックに応じて各ゲート回路要素を通過して
帰還される一致信号をセットする第2セット回路と、制
御クロックと第2セット回路にセットされた信号レベル
とに応じて第1セット回路でラッチされた一致信号をリ
セットするリセット回路とを備えた構成としている。
<作用> 上記構成においては、エンコードされるビット数に対
応する数のゲート回路要素を一致信号が通過するだけ
で、一致信号の優先度の決定とアドレスコードへの変換
とが同時に行われる。
ここで、連想メモリのワード数が2nであるなら、これ
を2進数のアドレスコードにエンコードした場合のビッ
ト数はnビットとなる。従来、一致信号の優先度を決定
してからアドレスコードに変換するまでに、一段の回路
要素の遅延時間の2n倍の時間が必要であるが、本発明で
は、一段の回路要素の遅延時間のn倍の時間で済むか
ら、一致信号の優先度を決定してエンコードするまでに
要する時間は極めて短時間となる。
<実施例> 第1図は本発明の実施例に係るデータ処理回路の回路
構成図である。なお、この実施例では、説明を簡略化す
るために、連想メモリは8ワードの記憶容量を有するも
のとする。
この実施例のデータ処理回路では、図外の連想メモリ
のワード位置に対応するアドレスから出力される一致信
号の通過を許容/遮断する各ゲート回路要素G2〜G0を備
える。これらゲート回路要素G2〜G0は、連想メモリから
の一致信号を所定のアドレスコード(本例では2進数)
に変換した場合のビット数(本例では連想メモリは8ワ
ード=23あるから2進数表現にエンコードすると3ビッ
トになる)に対応して3段設けられている。
各ゲート回路要素G1〜G3は、連想メモリに格納される
データのワード数(本例では8ワード)に対応して8つ
の一致信号入力端子x7〜x0および一致信号出力端子y7
y0と、一つのエンコード出力端子zとを有し、かつ、上
半数の一致信号入力端子x7〜x4と上半数の一致信号出力
端子y7〜y4とを個別に結ぶ信号線l7〜l4に対して、前記
上半数の一致信号入力端子x7〜x4からの出力を共通入力
して通過させる共通ゲートq(本例ではノアゲート)が
設けられる一方、下半数の一致信号入力端子x3〜x0と下
半数の一致信号出力端子y3〜y0とを個別に結ぶ信号線l3
〜l0に対しては、共通ゲートqからの一致信号の有無に
応じて信号線l3〜l0に対するゲートを開閉する個別ゲー
トw(本例ではナンドゲートhとインバータi1の組み合
わせ)がそれぞれ設けられている。そして、共通ゲート
qの出力部がインバータi2を介してエンコード出力端子
zに接続されるとともに、各ナンドゲートhの入力部に
それぞれ共通に接続されている。
さらに、各ゲート回路要素G2〜G0の相互間は、その一
致信号入力端子x7〜x0と一致信号出力端子とが互いにパ
ーフェクトシャッフルの関係で接続されている。このパ
ーフェクトシャッフル接続は、入出力の関係が2進数表
現で、たとえば(110)→(101)→(011)→(110)と
いうように1ビットずつシフトするようにするものであ
る。したがって、上記の例に対応させれば、初段のゲー
ト回路要素G2において上位側から2番目の一致信号出力
端子y6(2進数で“110")は、中間段のゲート回路要素
G1の上位側から3番目の一致信号入力端子x5(2進数で
“101")に接続され、この中間段のゲート回路要素G2
上位側から3番目の一致信号出力端子y5は、終段のゲー
ト回路要素G0の上位側から5番目の一致信号入力端子x3
(2進数で“011")に接続され、終段のゲート回路要素
G0の上位側から5番目の一致信号出力端子y3は、一致信
号の取出端子v7〜v0の内の上位側から2番目の端子v
6(2進数で“110")に接続されており、これにより、
各ゲート回路要素G2〜G0を通過した一致信号は元の状態
に復帰するようになっている。この構成とすることによ
り、第3図に示す2進数表現(ビット数=3)におい
て、1段目のゲート回路要素G2では、最上位ビットA2
論理“1"が存在するか否かが検証され、2段目のゲート
回路要素G1では、中間位ビットA1に論理“1"が存在する
か否かが検証され、3段目のゲート回路要素G0では、最
小位ビットA0に論理“1"が存在するか否かが検証される
ことになる。
また、連想メモリと最前段のゲート回路要素G2との間
には、連想メモリからの一致信号をセット/リセットす
るセット/リセット回路j7〜j0が、連想メモリのワード
数(本例では8ワード)に対応して8個設けられてい
る。
各セット/リセット回路j7〜j0は、従来の優先度決定
回路eのセット/リセット回路j7〜j0の構成と基本的に
同じである。すなわち、第2図に示すように、セット/
リセット回路は、図外のタイミングコントローラから与
えられる制御クロックc1に応じて連想メモリaからの一
致信号をセットする第1セット回路s1と、制御クロック
c3に応じて各ゲート回路要素を通過して帰還される一致
信号をセットする第2セット回路s2と、制御クロックc2
と第2セット回路s2にセットされた信号レベルに応じて
第1セット回路s1でラッチされた一致信号をリセットす
るリセット回路rとを備えている。そして、第1、第2
セット回路s1、s2は、いずれも1つのMOSトランジスタ
と3つのインバータとからなり、また、リセット回路r
は、2つのMOSトランジスタからなる。
次に、第1図および第2図に示した本発明に係るデー
タ処理回路の動作について説明する。
このデータ処理回路を従来例と比較すると、一致信号
の伝送経路が異なるだけで、制御クロックのタイミン
グ、一致信号の入出力タイミングの関係は、第6図に示
したタイミングチャートと全く同じである。
すなわち、本例においても、優先度決定回路eの上位
側の3つの一致信号入力端子にデータの一致を示すハイ
レベルの信号入力M7〜M5が加わり、残りの一致信号入力
端子にはデータの不一致を示すローレベルの信号入力M4
〜M0が加わったものとする。
各セット/リセット回路j7〜j0に対してハイレベルの
制御クロックc1が与えられると(時刻t1)、各信号入力
M7〜M0のレベルが第1セット回路s1にセットされる。こ
れに伴い、少なくとも最上位のセット/リセット回路j7
の第1セット回路s1の信号出力I7がハイレベルであるこ
とから、共通ゲートqの出力がローレベルとなる。これ
がインバータi2で反転されるため、エンコード出力端子
zの出力A2はハイレベルとなる。また、共通ゲートqの
出力がローレベルとなることにより、全ての個別ゲート
wが閉じられるので、下半数の信号線l3〜l0が遮断され
る一方、上半数の信号線l7〜l4に加わる信号はそのまま
ゲート回路要素G2を通過して次段のゲート回路要素G1
入力される。これは、2進数表現における最上位ビット
に論理“1"が存在するか否かを検証したことに相当す
る。
次に、2段目のゲート回路要素G1については、少なく
とも最上位の一致信号入力端子に加わる信号はハイレベ
ルであるから、共通ゲートqの出力がローレベルとな
る。これがインバータi2で反転されるため、エンコード
出力端子zの出力A1はハイレベルとなる。また、共通ゲ
ートqの出力がローレベルとなることにより、全ての個
別ゲートwが閉じられるので、下半数の信号線l3〜l0
遮断される一方、上半数の信号線l7〜l4に加わる信号は
そのままゲート回路要素G2を通過して次段のゲート回路
要素G0に入力される。これは、2進数表現における中間
ビットに論理“1"が存在するか否かを検証したことに相
当する。
同様に、3段目のゲート回路要素G0についても、少な
くとも最上位の一致信号入力端子に加わる信号はハイレ
ベルであるから、エンコード出力端子zの出力A0はハイ
レベルとなる。
したがって、符号Taで示す期間では、エンコード出力
端子zの各出力A2〜A0は“111"となる。しかも、このエ
ンコード結果が得られるまでには、最上位の一致信号入
力M7が3つのゲート回路要素G2〜G0を順次通過するだけ
よい。
こうして、各ゲート回路要素G2〜G0を通過した後の一
致信号の取出端子v7〜v0の出力は、最上位の出力O7のみ
がハイレベルとなっており、これらの各信号出力O7〜O0
が各セット/リセット回路j7〜j0に帰還されて第2セッ
ト回路s2にセットされる。
次に、各セット/リセット回路j7〜j0のリセット回路
rにハイレベルの制御クロックc2が加わると(時刻
t2)、最上位のセット/リセット回路j7のリセット回路
rが導通するため、第1セット回路s1にセットされてい
たハイレベルの一致信号がリセットされてその出力I7
ローレベルとなる。これに対して、最上位から2段目の
セット/リセット回路j6の第1セット回路s1の出力I6
ハイレベルのままなので、この信号出力I6により1段目
と2段目のゲート回路要素G2、G1のエンコード出力端子
zの各出力A2、A1は共にハイレベルとなる。3段目のゲ
ート回路要素G0については、上位側から4段目までの信
号線l7〜l4の信号レベルは全てローレベルとなっている
から、共通ゲートqの出力はハイレベルとなり、これが
インバータi2を介してエンコード出力端子zに加わるの
で、その出力A0はローレベルとなる。続いて、各セット
/リセット回路j7〜j0の第2セット回路s2にハイレベル
の制御クロックc3が加わると(時刻t3)、各信号出力O7
〜O0のレベルは変化することなく、この信号レベルが各
第2セット回路s2にセットされる。したがって、符号Tb
で示す期間では、エンコード出力A2〜A0は“110"とな
る。
こうして、以下同様に、一致信号がアドレスコードに
順次変換されて出力される。すなわち、Tcの期間では、
エンコード出力A2〜A0は“101"となり、これに続くTdの
期間の出力A2〜A0は“000"となる。
このように、本実施例のデータ処理回路では、エンコ
ードされるビット数に対応する数のゲート回路要素を一
致信号が通過するだけで、一致信号の優先度の決定とア
ドレスコードへの変換とが同時に行われる。
前記したように、連想メモリのワード数が2n(本例で
はn=3)であるなら、これを2進数のアドレスコード
にエンコードした場合のビット数はnビット(本例では
3ビット)となる。従来のものでは、一致信号の優先度
を決定してからアドレスコードに変換するまでに、一段
の回路要素の遅延時間の2n倍(本例では8倍)の時間が
必要となるが、本発明では、一段の回路要素の遅延時間
のn倍(本例では3倍)の時間で済むから、一致信号の
優先度を決定してエンコードするまでに要する時間は極
めて短時間となる。
<発明の効果> 本発明によれば、エンコードされるビット数に対応す
る数のゲート回路要素を一致信号が通過するだけで、一
致信号の優先度の決定とアドレスコードへの変換とが同
時に行われる。したがって、一致信号を所定のアドレス
コードに変換するまでの時間を従来よりも大幅に短縮で
き、しかも、レイアウト面積も削減可能となる等の優れ
た効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例に係り、第1図は
データ処理回路の回路構成図、第2図はセット/リセッ
ト回路の回路構成図、第3図は一致信号を2進数のアド
レスコードに変換する場合の説明図である。 第4図ないし第6図は従来例に係り、第4図は連想メモ
リに対する周辺回路のブロック図、第5図は優先度決定
回路とエンコード回路の詳細を示す回路構成図、第6図
は第5図の回路動作のタイミングチャートである。 G2〜G0……ゲート回路要素、x7〜x0……一致信号入力端
子、y7〜y0……一致信号出力端子、z……エンコード出
力端子、l7〜l0……信号線、q……共通ゲート、w……
個別ゲート、j7〜j0……セット/リセット回路、s1……
第1セット回路、s2……第2セット回路、r……リセッ
ト回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連想メモリの格納データと外部から与えら
    れる内容検索データとの一致に応じて、その一致したデ
    ータが格納されているワード位置に対応するアドレスか
    ら出力される一致信号を所定の優先度に従って順次選択
    出力し、この選択出力された一致信号を所定のアドレス
    コードに変換するデータ処理回路であって、 連想メモリからの一致信号の通過を許容/遮断するゲー
    ト回路要素が、連想メモリからの一致信号を変換したア
    ドレスコードのビット数に対応する数だけ設けられてお
    り、 各ゲート回路要素は、前記連想メモリに格納されるデー
    タのワード数に対応する数の一致信号入力端子および一
    致信号出力端子と、一つのエンコード出力端子とを有
    し、かつ、上半数の一致信号入力端子と上半数の一致信
    号出力端子とを個別に結ぶ信号線に対しては、前記上半
    数の一致信号入力端子からの出力を共通入力して通過さ
    せる共通ゲートが設けられる一方、下半数の一致信号入
    力端子と下半数の一致信号出力端子とを個別に結ぶ信号
    線に対しては、前記共通ゲートからの一致信号の有無に
    応じて前記信号線に対するゲートを開閉する個別ゲート
    がそれぞれ設けられ、前記共通ゲートの出力は前記エン
    コード出力端子に接続され、さらに、各ゲート回路要素
    の相互間は、その一致信号入力端子と一致信号出力端子
    とが互いにパーフェクトシャッフルで接続されている一
    方、 連想メモリと最前段のゲート回路要素との間には、連想
    メモリからの一致信号をセット/リセットするセット/
    リセット回路が、連想メモリのワード数に対応してそれ
    ぞれ設けられており、 各セット/リセット回路は、制御クロックに応じて連想
    メモリからの一致信号をセットする第1セット回路と、
    制御クロックに応じて各ゲート回路要素を通過して帰還
    される一致信号をセットする第2セット回路と、制御ク
    ロックと第2セット回路にセットされた信号レベルとに
    応じて第1セット回路でラッチされた一致信号をリセッ
    トするリセット回路とを備えている、 ことを特徴とする連想メモリのデータ処理回路。
JP2231961A 1990-08-29 1990-08-29 連想メモリのデータ処理回路 Expired - Fee Related JP3052356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2231961A JP3052356B2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 連想メモリのデータ処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2231961A JP3052356B2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 連想メモリのデータ処理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04109495A JPH04109495A (ja) 1992-04-10
JP3052356B2 true JP3052356B2 (ja) 2000-06-12

Family

ID=16931768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2231961A Expired - Fee Related JP3052356B2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 連想メモリのデータ処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3052356B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110324936A (zh) * 2019-06-21 2019-10-11 擎茂微电子(深圳)有限公司 一种用外部信号逐点控制灯串型装饰灯的地址码编排方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110324936A (zh) * 2019-06-21 2019-10-11 擎茂微电子(深圳)有限公司 一种用外部信号逐点控制灯串型装饰灯的地址码编排方法
CN110324936B (zh) * 2019-06-21 2021-05-25 擎茂微电子(深圳)有限公司 一种用外部信号逐点控制灯串型装饰灯的地址码编排方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04109495A (ja) 1992-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
NL193258C (nl) Keten voor het kiezen van een werkingsmodus.
JPH11251914A (ja) 電圧選択回路及びd/a変換器
JP3052356B2 (ja) 連想メモリのデータ処理回路
US6898722B2 (en) Parallel data transfer method and system of DDR divided data with associated transfer clock signal over three signal lines
US4672647A (en) Serial data transfer circuits for delayed output
JPH0797308B2 (ja) 比較回路
JPH10105378A (ja) 並列加算器
JPH11264860A (ja) テストモードを有する半導体装置の出力回路
US5018099A (en) Comparison circuit
JPH04243095A (ja) 符号化回路
JPH0895818A (ja) デバッグ機能を備えた半導体集積回路
JPH083514B2 (ja) カウンタ・テスト装置
US4747106A (en) Parity checker circuit
CN113361718B (zh) 超导译码器装置
US4680485A (en) Quad-state control signal input circuit
JPH0247038B2 (ja)
JPS58212697A (ja) 符号化回路
JPS6018927A (ja) 半導体集積回路
US6038229A (en) Tree switching with fast reconfiguration
JPS6025839B2 (ja) 可逆シフトレジスタ
KR940004363Y1 (ko) Plc 입출력 제어회로
JPS6255171B2 (ja)
JP2005085168A (ja) プライオリティ回路
JPH05189979A (ja) プライオリティ・エンコーダ
JPH0612634B2 (ja) シフトレジスタ

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080407

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees