JP3051681U - 屋外機器収納筐体の防水構造 - Google Patents

屋外機器収納筐体の防水構造

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JP3051681U
JP3051681U JP1997009947U JP994797U JP3051681U JP 3051681 U JP3051681 U JP 3051681U JP 1997009947 U JP1997009947 U JP 1997009947U JP 994797 U JP994797 U JP 994797U JP 3051681 U JP3051681 U JP 3051681U
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JP
Japan
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panel
rainwater
housing
groove frame
outdoor equipment
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JP1997009947U
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English (en)
Inventor
克寛 村元
Original Assignee
シーメルテック・エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋外機器収納筐体の防水構造において、雨水の
筐体内への浸入を常時阻止し、筐体内の点検作業を容易
に行なえ、雨水浸入阻止のための特別な部品を不要にす
ること。 【解決手段】壁面を、左右の開閉式ドアパネル(2
1)、及び又は開閉式ドアパネル(21)の間に脱着パ
ネル(22)を挟んで構成してなる屋外機器収納筐体に
おいて、隣り合う一方側のパネルの縁端に雨水溝枠(2
3)を形成し、各パネルの閉塞時には、他方側のパネル
の縁端が雨水溝枠(23)に部分的に被さるようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、屋外に設置されて末端家庭等への供給ガスの流量や圧力を 調整するガス整圧器等を収納する筐体に関し、特に、筐体の壁面が複数のパネル により構成されている場合のその防水構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、屋外に設置されるガス整圧器は、安全対策、保守、管理等の面から専 用の筐体に収納されている。このような筐体は、その壁面が、左右に開閉するド アパネル11と、これらドアパネルの間に図示しない脱着パネルを挟んで構成さ れている。図6は、矢印方向の左右に開閉するドアパネル11a,11bの例を 部分的に示したもので、これらドアパネル11a,11bの基端は、図示しない 左右のフレーム部に枢着されている。そして、これらドアパネル11a,11b の閉塞時、その縁端間の隙間から筐体内への雨水の浸入を防ぐため、従来では、 図5に示すような脱着式の雨水止め柱12を取り付けていた。この雨水止め柱1 2は、その上端をアッパーフレーム13に形成された上部ブラケット14に嵌合 した後、その下端をベースフレーム15に形成された下部ブラケット16内に嵌 入し、簡易固定手段17で固定することで取り付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の防水構造によると、ドアパネル11を開放して筐体内の 設備機器を点検する際、雨水止め柱12が邪魔となるため、これを取り外す作業 が別途必要となる。また、点検後、作業者が雨水止め柱12を取り付け忘れてド アパネル11を閉塞してしまったような場合には、ドアパネル11a,11bの 隙間から雨天時に雨水が筐体内に浸入するおそれも生じる。
【0004】 本考案は、上記の課題を解決するもので、雨水の筐体内への浸入を常時阻止し 、筐体内の点検作業も容易で、雨水浸入阻止のための特別な部品をも不要にする ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案による屋外機器収納筐体の防水構造は、壁面を、左 右の開閉式ドアパネル、及び又は開閉式ドアパネルの間に脱着パネルを挟んで構 成してなる屋外機器の収納筐体において、隣り合う一方側のパネルの縁端に雨水 溝枠を形成し、各パネルの閉塞時、他方側のパネルの縁端が前記雨水溝枠に部分 的に被さることを特徴とするものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、図示実施例につき本考案を説明する。 本考案に係る筐体20は、その壁面が、両側壁では、左右開閉式のドアパネル 21a,21bにより、前壁では、開閉式ドアパネル21c,21dおよびこれ らドアパネル21cと21dの間に挟まれた脱着パネル22により構成されてい る(図4)。両側壁における各ドアパネル21の一方側ドアパネル21aの縁端 には、溝部を筐体20の外側に向けて雨水溝枠23が一体的に形成されている。 また、この一方側ドアパネル21aと隣り合う他方側ドアパネル21bの縁端は 、ドア閉塞時において雨水溝枠23と部分的に被さるようになっており、その内 面で雨水溝枠23の端部と当接する部位には、パッキン材24が設けられている 。
【0007】 また、前壁のパネル構成において、雨水溝枠23は、ドアパネル21cと隣り 合う脱着パネル22およびこの脱着パネル22と隣り合うドアパネル21dにそ れぞれ形成されている(図3)。したがって、この場合、パッキン材24は、雨 水溝枠23の端部とそれぞれ当接するドアパネル21cおよび脱着パネル22の 内面部位に設けられることになる。また、ドアパネル21cの縁端および脱着パ ネル22の雨水溝枠23形成側とは反対側の縁端の状態は、前記ドアパネル21 bと同様である。
【0008】 ベースフレーム25および図示しないアッパーフレームには、前記雨水溝枠2 3を嵌め受けこれを保持するブラケット26が設けられており、下部のブラケッ ト26と雨水溝枠23側には、雨水溝枠23をベースフレーム25に固定する簡 易固定手段27が設けられている。そして、ベースフレーム25のブラケット2 6対応部には、水抜き孔28が形成されている。
【0009】 以下に、本考案の作用を説明する。各パネルの閉塞時において、雨天時、雨水 は、各パネル間の隙間に入るが、雨水溝枠23がこれを捕捉し、筐体20内への 浸入を阻止する。したがって雨水は、水滴となって雨水溝枠23の内壁を伝って 水抜き孔28から、あるいはベースフレーム25を伝って筐体20外へ排水され る。この雨水溝枠23は、ドアパネル21および脱着パネル22に一体に形成さ れているので、各パネルの開放時においては、ドアパネル21とともに開放され 、脱着パネル22とともに外される。したがって、筐体20開口部には障害物が なくなって内部の機器類の点検作業が容易となり、雨水浸入阻止のための特別な 部品も不要にすることができる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、隣り合う一方側のドアパネル又は脱着 パネルの縁端に雨水溝枠を形成したので、各パネルの開放時に筐体の開口部は障 害物がなくなり、内部点検作業が容易となる。また、雨天時、雨水の浸入を常時 防止でき、雨水浸入阻止のための特別な部品をも不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】 本考案による屋外設備機器収納筐体の防水構
造の一例を示す部分斜視図である。
【図2】 図1における部品の一部を省略したA−A線
に沿う拡大断面図である。
【図3】 筐体の前壁を構成する各パネルの取り付け状
態を示す断面図である。
【図4】 本考案筐体の概略平面図である。
【図5】 従来の同筐体の防水構造の主要部分を示す分
離斜視図である。
【図6】 図5における脱着式の雨水止め柱を開閉ドア
パネルに適用した断面図である。
【0012】
【符号の説明】
20 筐体 21 開閉式ドアパネル 22 脱着パネル 23 雨水溝枠 24 クッション材 25 ベースフレーム 26 ブラケット 27 簡易固定手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【符号の説明】 20 筐体 21 開閉式ドアパネル 22 脱着パネル 23 雨水溝枠 24 パッキン材 25 ベースフレーム 26 ブラケット 27 簡易固定手段 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 20 筐体 21 開閉式ドアパネル 22 脱着パネル 23 雨水溝枠 24 パッキン材 25 ベースフレーム 26 ブラケット 27 簡易固定手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面を、左右の開閉式ドアパネル、及び又
    は開閉式ドアパネルの間に脱着パネルを挟んで構成して
    なる屋外機器の収納筐体において、隣り合う一方側のパ
    ネルの縁端に雨水溝枠を形成し、各パネルの閉塞時、他
    方側のパネルの縁端が前記雨水溝枠に部分的に被さるこ
    とを特徴とする屋外機器収納筐体の防水構造。
JP1997009947U 1997-10-23 1997-10-23 屋外機器収納筐体の防水構造 Expired - Lifetime JP3051681U (ja)

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JP (1) JP3051681U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015216817A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 日東工業株式会社 電気機器収納用箱の排水構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015216817A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 日東工業株式会社 電気機器収納用箱の排水構造

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