JP2540701Y2 - エンジンカバーの覆設構造 - Google Patents

エンジンカバーの覆設構造

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JP2540701Y2
JP2540701Y2 JP1990105334U JP10533490U JP2540701Y2 JP 2540701 Y2 JP2540701 Y2 JP 2540701Y2 JP 1990105334 U JP1990105334 U JP 1990105334U JP 10533490 U JP10533490 U JP 10533490U JP 2540701 Y2 JP2540701 Y2 JP 2540701Y2
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JP
Japan
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engine cover
engine
cover
support plate
notch
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JP1990105334U
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JPH0462284U (ja
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秀男 高橋
弘 近藤
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、エンジンカバーの覆設構造に関するもの
である。
(従来技術及びその課題) 従来、第3図に要部斜視図で示すように、ワンボック
スカーにおいてフロア面を構成するメンバー51の下面側
には図示しないエンジンが配設されており、そのエンジ
ンの上面を覆蓋するためにエンジンカバー52が取り付け
られ、又、メンバー51には下部のエンジンを整備するた
めに切欠部51aが形成されており、従来のエンジンカバ
ー52にはメンバー51の切欠部51aを覆蓋するために凸部5
2aが形成されており、さらにエンジンカバー52の裏側に
貼着等されているシール材53も前記切欠部51aの形状に
対応して折り曲がった曲線状に配置され、メンバー51と
エンジンカバー52のシール性が確保される構造となって
いる。
しかし従来においては、シール材53が切欠部51aの湾
曲形状に対応して折れ曲がっているため、シール不良が
発生しやすいという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、良好なシール性を確保し得るエンジンカバーの覆設
構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、整備用の
凹み状の切欠部を有し、エンジンルーム上方でフロア面
を構成するメンバーに、シール材を介しエンジンカバー
の上端縁を当接させて覆設する構造であって、前記エン
ジンカバーは略方形状に形成され、前記シール材はエン
ジンカバーの裏側に方形状に直線的に貼設されて前記メ
ンバーと前記エンジンカバーの当接部に直線状に配設さ
れるとともに、前記メンバーの切欠部の上面には別途サ
ポート板が金具とボルトを介し着脱可能に覆設されるこ
とである。
(作用) メンバーに形成されている切欠部はその上面側に覆設
されるサポート板により覆蓋されるため、メンバーとエ
ンジンカバー間をシールするシール材は直線状に配設す
れば良く、シール材に折れ曲がり部分を形成する必要が
ないため、シール性が良好となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はエンジンカバー周辺の要部斜視構成図であ
り、第2図はメンバーとその上下間の部材の分解斜視構
成図である。
図において、ワンボックスカーのフロア面を構成する
メンバー1の下部にはエンジンEが配設されており、こ
のエンジンEの例えばエンジンオイル注入口Oへ車内側
からオイルを注入するために、メンバー1にはこのエン
ジンオイル注入口Oを露出させるための凹み状の切欠部
1aが形成されている。又、メンバー1にはヒンジ部材4,
4を介し開閉可能にエンジンカバー2が覆設されてお
り、エンジンカバー2の裏側にはメンバー1との当接面
をシールするためにシール材3が貼設されている。
本例ではこのシール材3はエンジンカバー2の裏側に
方形状に直線的に配設されたものであり、又、エンジン
カバー2も湾曲部のない略方形状に形成されたものとな
っている。従って、ヒンジ部材4を介しエンジンカバー
2をメンバーに当接させた時には、メンバー1の前記切
欠部1a上にはエンジンカバー2は覆蓋されないものであ
るが、本例においては別途、サポート板5が用いられて
おり、このサポート板5をメンバー1の切欠部1aの上面
に覆設可能となっている。
メンバー1の上面に金具6,6を固設させておき、さら
にボルト7,7を立設させておけば、サポート板5を金具
6,6に引っ掛け、かつサポート板5の通し穴5a,5aにボル
ト7,7を挿通させて、その上面側よりナット8,8をボルト
7,7に締め付け、メンバー1上にサポート板5を着脱可
能に覆設することができ、この覆設状態においては、切
欠部1aはサポート板5により良好に覆蓋されるものであ
る。尚、メンバー1上にサポート板5を覆設させた後に
ヒンジ部材4を介しエンジンカバー2をメンバー1に覆
設することにより、エンジンカバー2によりエンジンの
上面を覆うことができ、かつ切欠部1aは良好にサポート
板5により覆われる。
本例においては、切欠部1aを覆設するためにサポート
板5を別途用いたため、従来のように切欠部1aを覆うた
めにエンジンカバー2に凸部を形成させる必要がなく、
エンジンカバー2は凸部の無い形状に形成することがで
き、又、シール材3も直線状に配設することができるた
め、シール材3がメンバー1とエンジンカバー2の当接
部に確実に介装されてシール性が極めて良好なものとな
り、エンジンカバー2は各種エンジンルームに対し一種
類の形状のもので対応させることができ、エンジンカバ
ー2の互換性をも確保し得るものである。
(考案の効果) 本考案は、整備用の凹み状の切欠部を有し、エンジン
ルーム上方でフロア面を構成するメンバーに、シール材
を介しエンジンカバーの上端縁を当接させて覆設する構
造であって、前記エンジンカバーは略方形状に形成さ
れ、前記シール材はエンジンカバーの裏側に方形状に直
線的に貼設されて前記メンバーと前記エンジンカバーの
当接部に直線状に配設されるとともに、前記メンバーの
切欠部の上面には別途サポート板が金具とボルトを介し
着脱可能に覆設されることにより、従来のように切欠部
を覆うためにエンジンカバーに凸部を形成させる必要が
なく、エンジンカバーは凸部の無い形状に形成すること
ができ、又、シール材も直線状に配設することができる
ため、シール材がメンバーとエンジンカバーの当接部に
確実に介装されてシール性が極めて良好なものとなり、
エンジンカバーは各種エンジンルームに対し一種類の形
状のもので対応させることができ、エンジンカバーの互
換性をも確保し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図はエンジンカバー
の覆設状態の要部斜視構成図、第2図はメンバーに対す
るサポート板の分解配置構成図、第3図は従来のエンジ
ンカバーの覆設状態の要部斜視構成図である。 1……メンバー、1a……切欠部 2……エンジンカバー、3……シール材 5……サポート板、6……金具 7……ボルト、8……ナット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】整備用の凹み状の切欠部を有し、エンジン
    ルーム上方でフロア面を構成するメンバーに、シール材
    を介しエンジンカバーの上端縁を当接させて覆設する構
    造であって、前記エンジンカバーは略方形状に形成さ
    れ、前記シール材はエンジンカバーの裏側に方形状に直
    線的に貼設されて前記メンバーと前記エンジンカバーの
    当接部に直線状に配設されるとともに、前記メンバーの
    切欠部の上面には別途サポート板が金具とボルトを介し
    着脱可能に覆設されることを特徴とするエンジンカバー
    の覆設構造。
JP1990105334U 1990-10-05 1990-10-05 エンジンカバーの覆設構造 Expired - Lifetime JP2540701Y2 (ja)

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JPH0462284U JPH0462284U (ja) 1992-05-28
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JPS62135683U (ja) * 1986-02-21 1987-08-26

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JPH0462284U (ja) 1992-05-28

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