JP3051208U - バブリング洗浄用ヒーター - Google Patents

バブリング洗浄用ヒーター

Info

Publication number
JP3051208U
JP3051208U JP1998000842U JP84298U JP3051208U JP 3051208 U JP3051208 U JP 3051208U JP 1998000842 U JP1998000842 U JP 1998000842U JP 84298 U JP84298 U JP 84298U JP 3051208 U JP3051208 U JP 3051208U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
cleaning
bubbling
air
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998000842U
Other languages
English (en)
Inventor
久司 緑川
Original Assignee
株式会社八光電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社八光電機製作所 filed Critical 株式会社八光電機製作所
Priority to JP1998000842U priority Critical patent/JP3051208U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3051208U publication Critical patent/JP3051208U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄効果の安定した取付けスペースの小さ
い、洗浄槽や洗浄装置への取付容易なバブリング洗浄装
置用ヒーターを提供する。 【構成】 洗浄液を加熱するヒーターに、エアーを吹き
出すバブリング発生装置及び温度管理装置を取付け、一
体化して構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、ワークの汚れを加熱した洗浄液中でエア ーの泡の効果により洗い落とすバブリング洗浄に用いるヒーターに関する。
【0002】
【従来の技術】 溶剤用フラックスや機械部品の洗浄において、従来ではフ ロン洗浄やアルカリ洗浄が多く行われてきたが、地球環境への影響を指摘されて 以来、これに代替しようとする手段が見直されている。その一つとして加熱した 洗浄液中にワークを浸し、エアーの泡により機械的に汚れを洗い落とすバブリン グ洗浄があり、本手段によれば傷つきやすい洗浄物であっても表面を損傷させる ことなく隅々まで洗浄することが可能である。
【0003】 該洗浄方法においては、油脂類等の汚れを軟化し汚れを落としやすくするため に洗浄液を加熱するヒーター、洗浄液温度を適温に保つ温度管理装置、そして、 吹き付け及び攪拌の効果により、汚れを洗浄物から機械的に除去するためにエア ーバブルを発生させるバブリング発生装置を必要とする。
【0004】 従来の該洗浄装置の構成をみると、前記の3要素即ち、電気あるいは蒸気によ るヒーター、温度調節器、温度センサー等の温度管理用装置、エアー配管を施し 吹き出し口を設けたバブリング発生装置あるいは超音波発生装置を洗浄層や洗浄 装置内にそれぞれ別々に設置している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 従来の洗浄装置用ヒーターでは、前記し たようにバブリング発生装置や温度管理用装置は洗浄層や装置内に別に設置する 必要があり、それぞれに取り付けスペースを必要とし、また取り付け部品が多く なるため洗浄槽や装置への加工を含め取り付けは容易でない。
【0006】 そこで本考案は、洗浄効果の安定した、取り付けスペースが小さく取り付け容 易なバブリング洗浄用ヒーターを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案のバブリング洗浄用ヒーターは、洗 浄液加熱用ヒーターに、エアーを供給するバブリング発生装置及び温度管理装置 を取り付け、一体化して構成し課題解決手段とした。
【0008】
【作用】 ヒーターにバブリング発生装置及び温度管理用装置を一体化して 装着したことにより、取り付けスペースが小さくなり、取り付け部品を一つとす ることができる。
【0009】 また、一体化により、それぞれ別々に配置して設置した場合に比較して、バブ リングによる温度低下等の温度条件の変化に細かく対応でき安定した洗浄条件を 保つことができる。
【0010】
【実施例】 本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0011】 (実施例1)図1、図2は、本考案の実施例1を示し、洗浄層にヒーター部分 を浸して使用する投げ込みタイプのバブリング洗浄装置用ヒーターで、ヒーター 本体は、内部に発熱線を有したステンレスあるいは銅製U字形状をなすヒーター シース11のU字側先端111をほぼ円形状に形成して、該端部円形部111と 他端側端部112を適当な位置で中間部113に対し互いに反対側へほぼ直角と なるように曲げて形成し、直線側最端部114を端子ボックス12に取り付けて 構成する。尚、発熱部10は空焚き防止の観点から先端円形部111及び該円形 部に続く直線部113の数cm程度までとし、端子ボックス12は防滴構造とす るのが好ましい。 またヒーターシース11の形状は特定するものではなく、先端部111形状は 発熱部10の所望の長さ(容量)により様々に形成し、また必要であれば複数の ヒーターシース11を設けても良い。
【0012】 温度管理装置は、サーモスタット感熱部21をヒーターシース11に取り付け た留め金22に固定し発熱部10付近に装着し、温度コントローラー23を端子 ボックス12内に組み込んで構成した。尚、温度管理装置は、熱電対等他手段で もよく、温度コントローラー23は別部品としても良い。
【0013】 バブリング発生装置は、ステンレスあるいは銅製パイプ状のエアー管31を、 平行するヒーターシース11の中間にヒーターシース11の曲がりに対応させて 平行に、また先端部311は該ヒーターシース円形形状111の内側に対応して 、ほぼ円形形状に形成し先端312は閉塞させて構成する。またエアー放出部は 該先端部円形形状部311に多数のエアー放出小孔32を明けて設ける。 一方、エアー管他端313はエアー供給装置(図示せず)にエアー量調節弁( 図示せず)を介して接続可能となるよう接続口(図示せず)を設け構成した。 尚、エアー放出部32はエアー管31にノズルを取り付けても良く、エアー管 31形状はヒーターシース11の形状に対応して様々形成すれば良い。
【0014】 本実施例のヒーターは、洗浄槽にヒーター部分を浸し、槽内に立てかけて、あ るいは、ヒーターシース11の上部曲がり部112を槽の縁に掛けて設置して使 用する。
【0015】 (実施例2)図3、図4は、本考案の実施例2を示し、洗浄層や装置内に取り 付け固定して使用する取り付けタイプのバブリング洗浄装置用ヒーターで、ヒー ター本体は、内部に発熱線を有したステンレスあるいは銅製U字形状のヒーター シース41直線側端部411を取付ネジ部42を設けた端子ボックス43に平行 に2本それぞれ取り付けて構成した。尚、発熱部40はヒーターシース部41ほ ぼ全体とし、端子ボックス43は防滴構造とするのが好ましい。 また、ヒーターシース41の形状または数は必要に応じて変更すればよい。
【0016】 温度管理装置は、熱電対51を防滴の保護管52内部に設置し、保護管端部を 端子ボックス43に取り付けて構成した。尚、温度コントローラー(図示せず) は別に設置したが、端子ボックス43内に組み込んでも良い。
【0017】 バブリング発生装置は、ステンレスあるいは銅製角形パイプ状のエアー管61 を平行する2本のヒーターシース41の中間に挟むように設置し、形状は薄い直 方体に形成される。またエアー放出部は該角形パイプの適当な位置に多数のエア ー放出小孔62を明けて設ける。 一方、エアー管61エアー供給側611は通常の円形パイプで、該最端部61 2はエアー供給装置(図示せず)にエアー量調節弁(図示せず)を介して接続可 能となるよう接続口(図示せず)を設け構成した。 尚、エアー放出部62はエアー管61にノズルを設けても良く。またエアー管 61は通常の円形パイプを適当に形成して端部を閉塞したものでも良い。
【0018】 本実施例のヒーターは、洗浄装置に設けたヒーター取り付け孔に通し、取付ネ ジ42にパッキン(図示せず)を挟んでナット(図示せず)により締め付け、あ るいは、取り付け孔部にソケットを溶接等の手段で取り付け、該ソケットにパッ キン(図示せず)を挟んで取付ネジ42により締め付け装置内に組み込んで使用 する。
【0019】
【考案の効果】 本考案のバブリング洗浄ヒーターによれば、洗浄液加熱ヒ ーターにバブリング発生装置及び温度管理装置が組み込まれ一体化している効果 により、洗浄層や装置のスペースを有効に使用できるため、洗浄槽や装置を大型 化することなく、洗浄1回分のワーク量を増やすことができ、ワークの洗浄効率 を上げることがでる。あるいは一方では洗浄1回分のワーク量を減らすことなく 洗浄槽や装置を小型化できる。また、部品一つの取り付けとなるため、洗浄槽や 装置への加工も最小限で済み、装着が非常に容易となる。特に投げ込み型のヒー ターによれば洗浄槽は適当な大きさと適当な耐熱性を持っていればどのような槽 であっても使用可能となる。
【0020】 更に、一体化によりバブリングによる温度低下等の変化に対して迅速に細かく 条件調節可能となり、洗浄槽内の洗浄条件を一定化し、洗浄効果を安定すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例1を示す側面図
【図2】 本考案の実施例1を示す上面図
【図3】 本考案の実施例2を示す正面図
【図4】 本考案の実施例2を示す側面図
【符号の説明】
10 発熱部 11 ヒーターシース 12 端子ボックス 21 サーモスタット感熱部 22 留め金 23 温度コントローラー 31 エアー管 32 エアー放出小孔 40 発熱部 41 ヒーターシース 42 取付ネジ 43 端子ボックス 51 熱電対 52 保護管 61 エアー管 62 エアー放出小孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を加熱するヒーターに洗浄液の温
    度を管理する温度管理装置とエアーを吹き出すバブリン
    グ発生装置とを組み付けて一体化したことを特徴とする
    バブリング洗浄用ヒーター。
JP1998000842U 1998-02-06 1998-02-06 バブリング洗浄用ヒーター Expired - Lifetime JP3051208U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998000842U JP3051208U (ja) 1998-02-06 1998-02-06 バブリング洗浄用ヒーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998000842U JP3051208U (ja) 1998-02-06 1998-02-06 バブリング洗浄用ヒーター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3051208U true JP3051208U (ja) 1998-08-21

Family

ID=43185379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998000842U Expired - Lifetime JP3051208U (ja) 1998-02-06 1998-02-06 バブリング洗浄用ヒーター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3051208U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7372002B2 (en) Fluid heating device and cleaning device using the same
US6220503B1 (en) Rework and underfill nozzle for electronic components
KR101947778B1 (ko) 가습장치
KR101417291B1 (ko) 히터 유닛, 팬 필터 유닛 및 기판 처리 장치
US20050072383A1 (en) Steam generating method and apparatus for simulation test chambers
SE468580B (sv) Diskmaskin med kondensationskammare
JP3051208U (ja) バブリング洗浄用ヒーター
EP2202022B1 (en) Solder bath and method of heating solder contained in a solder bath
KR20110089916A (ko) 메모리 모듈 온도 검사장치
KR20170066474A (ko) 열전 발전기를 포함하는 탈착식 손잡이
CN108340039A (zh) 一种台式电脑维修用焊接设备
CN108161160A (zh) 一种谐振件自动化锡流水线
JP6303433B2 (ja) 電子部品のリワーク方法
JPH10142070A (ja) ヒータユニットの水温センサ取付構造
JP2006145069A (ja) 蒸気発生装置
JP6693951B2 (ja) 実装機用ノズル洗浄装置
JP3051116U (ja) 業務用自動炊飯装置
WO2005085734A1 (ja) リフロー炉から発生する排気ガスの冷却、及び清浄処理の付設装置
JP2007215872A (ja) 自動石鹸液吐出装置
JP5570378B2 (ja) 流路切り替えユニットの配置構造及びその流路切り替えユニットとユニット取り付け具並びに流路切り替えユニットを備えた給湯風呂装置
JP2000160825A (ja) 壁紙剥離装置
JPH10179349A (ja) 鏡の曇り防止装置
KR200362166Y1 (ko) 헤어 롤 가열장치
JP3713880B2 (ja) 人体局部洗浄装置
JP2002147864A (ja) 熱交換器及びそれを使用した熱媒体循環装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term