JP2006145069A - 蒸気発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安価な構造で、応答性が良く、また蒸気発生効率の高い蒸気発生装置を提供する。
【解決手段】 密封されたケース1と、このケース1内に設けられたヒータ2と、このヒータ2に密着させて設けられた蒸発ウール3と、この蒸発ウール3に水を給水するためにケース1に設けられた給水パイプ4と、発生した蒸気を再度加熱するためにヒータ2と密着して設けられ一端がケース1内に開口した加熱パイプ5と、加熱パイプ5の他端に接続され加熱パイプ5で高温に加熱された蒸気を外部に排出するために前記ケース1に設けられた排出パイプ6とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、歯科医師等が使用する器具を滅菌するために使用する高温蒸気を発生させる蒸気発生装置に関するものである。
従来のこの種の蒸気発生装置は、図4に示すような構造のものが知られている。すなわち、図において、51は加熱ブロックで、その内部に水55bを供給する流路51bと、この流路51bに近接して配備され、流路51b内を流動する水55bを加熱し、蒸気又は熱湯を発生させる電気ヒータ51aを備えており、さらに詳しくは、加熱ブロック51はアルミニウムや銅等の熱電導度の優れた素材から成るブロック体51c内に、その内部に水55bが供給されるステンレス製等の耐腐食性の素材から成りスパイラル状に加工されたパイプから成る流路51bと、U字状の電気ヒータ51aとが埋設されている構造である。
52は温度センサーで、加熱ブロック51の温度を検出するためのものである。
53は蒸気管で、加熱ブロック51内の流路51bの一端に連通させており、電気ヒータ51aで加熱された加熱ブロック51の流路51b内で生じた蒸気を排出するものである。
54は電磁ポンプで、加熱ブロック51内の流路51bと水55bが収容されているタンク55とに連通されている吸水管54aの途中に設けられている。
上記した構造の動作について説明する。先ず電気ヒータ51aの通電を温度センサー51によりコントロールして設定した温度まで加熱ブロック51を昇温する。そして、この昇温した加熱ブロック51内の流路51bに電磁ポンプ54により水55bを送り込む。そして、流路51bに送り込まれた水55bは瞬時に気化し蒸気となって蒸気管53に排出され、この発生した高温蒸気により被滅菌物を洗浄したり滅菌する(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−182696号公報
しかしながら、上記の従来技術において、スパイラル状に加工された流路51bの内側にU字状の電気ヒータ51aが埋設されているだけであるため、電気ヒータ51aの熱が直接かつ効率よく流路51bに伝わりにくく熱効率が悪いとともに、加熱ブロック51の構造が複雑で、安価な構造とは言えないものであり、安価な構造で応答性が良く、また、蒸発発生効率の高い蒸気発生装置が要望されている。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、密封されたケースと、このケース内に設けられたヒータと、このヒータに密着させて設けられたの蒸発ウールと、この蒸発ウールに水を給水するためにケースに設けられた給水パイプと、発生した蒸気を再度加熱するためにヒータと密着して設けられ一端がケース内に開口した加熱パイプと、加熱パイプの他端に接続され前記加熱パイプで高温に加熱された蒸気を外部に排出するために前記ケースに設けられた排出パイプとからなるものである。
本発明の蒸気発生装置は、上記のように構成したことにより、ヒータの熱が蒸発ウールと加熱パイプに効率よく伝わる構造となっているため蒸気発生効率が高く、応答性も良い。
また、構造が簡単であるため製造コストを安価にすることができる。
以下本発明の一実施例を図1〜図3を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す蒸気発生装置の正面図、図2は同じく上面図、図3は同じくA−A線縦断面図である。
図において、10は蒸気発生装置であり、以下に示す部品により構成されている。
1は金属製の密封されたケースであり、たとえばステンレス等の金属で構成され、形状は取り付ける機器により自由に決めることができる。
2は螺旋状に形成されたヒータで、例えばシーズヒータで構成してあり、蒸気発生装置10の形状に合わせた大きさの螺旋状に形成してある。
3は水を加熱し蒸発させるための蒸発ウールで、熱伝導率の比較的良好な例えば銅素材を繊維状に加工したものであり、棒状に丸められて螺旋状に形成されたヒータ2の螺旋の内側に密着させて設けられているものである。なお、蒸発ウール3は熱伝導率の比較的良好な金属網状体、金属線状体、多孔質金属体等の薄板材や、多孔質セラミックス体等で構成するのが好ましく、また蒸発ウール3の密度や大きさは自由に決めることができる。
4は給水パイプ4で、ケース1内の蒸発ウール3に水を給水するためのものであり、蒸発ウール3の真上のケース1部に位置し、給水パイプ4から供給される水は蒸発ウール3に滴下される。そして、給水パイプ4とケース1との取り付けは例えばロウ付けや溶接等で気密を保った状態で取り付けられており、給水パイプ4の他端側は例えば管用テーパねじが切ってあり、蒸気発生装置10とその他の部品との接続を容易にしている。
5はケース1内に設けられた加熱パイプで、給水パイプ4からケース1内に給水された水がヒータ2の内側に配置された蒸発ウール3部で水蒸気となったものを再度加熱し、高温蒸気とするものであり、形状は例えば螺旋状に成形してありヒータ2の外側近傍に配置してある。そして、加熱パイプ5の一端はケース1内に開口していて、発生した蒸気が流入しやすい位置に配置してあり、他端はケース1外部に蒸気を排出するための後記する排出パイプ6に接続されている。
6はケース1に取り付けられた排出パイプで、加熱パイプ5で加熱された高温蒸気をケース1の外部に排出するものであり、一端は加熱パイプ5と例えばロウ付けや溶接等で気密を保った状態で接続されており、他端には例えば管用テーパネジが切ってあり、蒸気発生装置10とその他の部品との接続を容易にしている。また、排出パイプ6はケース1と例えばロウ付けや溶接等でケース1内の気密を保つようにしている。
7は受け皿で、蒸発ウール3をヒータ2で加熱するためにヒータ2に対し最適な位置に配置されるようにするためのものであり、蒸発ウール3の移動を防止すると共に、蒸発ウール3で蒸発しきれなかった水がケース1の底面に溜まることを防止することができる。
8は取付プレートで、ケース1の外部に溶接等で取り付けられており、例えばネジ等が切ってあり蒸気発生装置10を機器に組み込む際、ネジ止めできるようにしている。
上記構造の蒸気発生装置の作用について説明する。
先ず、ヒータ2の出力を調整して蒸発ウール3と加熱パイプ5の温度を必要な温度まで上昇させ、そして給水パイプ4から必要とされる蒸気発生量が得られる分量の水を給水する。
そして、給水パイプ4から給水された水は蒸発ウール3内部を通過時にほぼ瞬時に蒸発し、ケース1内部に充満し、加熱パイプ5の開口部に流れ込み、螺旋状に成形してある加熱パイプ5を通過し、排出パイプ6に到達するまでにヒータ2
により再加熱され高温蒸気となり排出パイプ6より排出され、その高温蒸気を使用し滅菌処理を行うことが可能となる。
このように、螺旋状のヒータ2の内側に密着した蒸発ウール3部で瞬時に蒸発させ、螺旋状のヒータ2の外側近傍に配置した加熱パイプ5で発生した蒸気をさらに加熱するためヒータ2の熱が効率よく伝わり高温蒸気の発生効率が高いものとなる。
また、蒸発ウール3は短時間で温度が上昇するため蒸気発生の応答性も良いものである。
また、このような簡単な構造にしているため製造コストを安価にすることができる。
なお、上記実施例ではヒータ2や加熱パイプ5を螺旋状の構造としたが、U字状や直線状など形状を限定するものではない。また蒸発ウールに給水する給水方法も上部からだけでなく側面から給水してもよく、構造を限定するものではない。
本発明の一実施例を示す蒸気発生装置の正面図である。 同じく上面図である。 同じくA−A線縦断面図である。 従来の蒸気発生装置である。
符号の説明
1 ケース
2 ヒータ
3 蒸発ウール
4 給水パイプ
5 加熱パイプ
6 排出パイプ

Claims (1)

  1. 密封されたケース(1)と、このケース(1)内に設けられたヒータ(2)と、このヒータ(2)に密着させて設けられた蒸発ウール(3)と、この蒸発ウール(3)に水を給水するためにケース(1)に設けられた給水パイプ(4)と、発生した蒸気を再度加熱するためにヒータ(2)と近接して設けられ一端がケース(1)内に開口した加熱パイプ(5)と、加熱パイプ(5)の他端に接続され加熱パイプ(5)で高温に加熱された蒸気を外部に排出するために前記ケース(1)に設けられた排出パイプ(6)とからなる蒸気発生装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010131846A3 (ko) * 2009-05-11 2011-03-31 (주)에코인토트 스팀 살균장치
JP2015100564A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社ニッポー技研 殺菌消毒洗浄機
CN108591987A (zh) * 2018-03-23 2018-09-28 无锡海德曼医疗设备有限公司 存储式高效蒸汽发生器
JP2019148384A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 過熱蒸気発生装置及び調理器
CN111051775A (zh) * 2018-02-28 2020-04-21 松下知识产权经营株式会社 过热蒸汽产生装置以及烹调器

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