JP3051086B2 - 伸縮梯子の位置決め装置 - Google Patents

伸縮梯子の位置決め装置

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JP3051086B2 JP9174168A JP17416897A JP3051086B2 JP 3051086 B2 JP3051086 B2 JP 3051086B2 JP 9174168 A JP9174168 A JP 9174168A JP 17416897 A JP17416897 A JP 17416897A JP 3051086 B2 JP3051086 B2 JP 3051086B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、足場の
高さが異なる場所で伸縮梯子を使用するための伸縮梯子
の位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の梯子としては、例えば、
実開平5−47298号公報に示すような構成のものが
知られている。
【0003】この従来構成においては、梯子の各支柱に
は伸縮支柱が上下方向に摺動自在に取付けられ、伸縮支
柱の側面にはラック面が形成されている。また、支柱に
は上下方向に摺動するラックシュが取付けられている。
そして、前記ラックシュとラック面との嵌合により、支
柱に伸縮支柱を固定するようになっている。さらに、ラ
ックシュにはそのラックシュとラック面との嵌合、離間
を行う上下方向に可動な操作部が取付けられ、同操作部
にはラックシュとラック面との嵌合をロックする操作ロ
ック手段が設けられている。
【0004】そして、梯子の各支柱の長さを調節する際
は、まず操作部により、ラックシュとラック面との嵌合
を解除する。次に、伸縮支柱を任意の長さに調節する。
その後、同操作部を操作してラックシュをラック面に嵌
合する位置に移動させ、ラックシュとラック面との嵌合
をロックすることにより長さが調節できるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来構
成においては、前記操作部にて支柱と伸縮支柱を嵌合又
は離間する際、伸縮支柱を任意の長さに調節した後、操
作部に設けた操作杆を取付けた摘みを嵌入又は離間する
ことにより行っている。このため、伸縮操作毎に、伸縮
支柱を任意の長さに調節し、操作部を所定の位置まで移
動させた後、前記摘みを嵌入又は離間する必要があり、
作業が面倒であるという問題があった。
【0006】さらに、摘みを嵌入することにより支柱と
伸縮支柱をロックしていたためロックが弱いという問題
があった。加えて、上記のように操作ロック手段を有す
る操作部の構造が複雑となるうえ、部品点数が多くなる
という問題があった。
【0007】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題に着目してなされたものである。その目的とする
ところは、伸縮梯子の長さを調節して位置決めする場
合、その位置決め作業を容易に行うことができるととも
に、伸縮梯子の長さを確実に位置決めすることができる
伸縮梯子の位置決め装置を提供することにある。
【0008】この発明のその他の目的は、構造が簡単
で、製造コストの低減を図ることができる伸縮梯子の位
置決め装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の伸縮梯子の位置決め装置
は、梯子の支柱本体に対して伸縮支柱を摺動可能に取付
け、支柱本体と伸縮支柱との間に、凹凸関係により係合
して伸縮支柱を支柱本体に対し所定位置で位置決めし、
その位置に伸縮支柱を支柱本体に固定する固定機構を備
えた伸縮梯子の位置決め装置であって、前記固定機構
は、支柱本体又は伸縮支柱に固着した支持体内に進退可
能に支持され、端部に凹凸よりなる係合部を有する係合
体と、前記支持体に固定された支持軸に回動可能に支持
された回動部材と、前記支持軸からの距離が変化するよ
うに回動部材又は係合体に設けられた弧状の長孔と、前
記長孔に係合するように係合体又は回動部材に設けら
れ、回動部材の回動により係合体を進退させる作動ピン
とよりなり、前記回動部材は、前記係合体を進退移動さ
せるための連結板が備えられるとともに、前記支柱本体
と伸縮支柱とが凹凸関係の係合状態となるときには前記
支持体と前記連結板とが面一となるものである。
【0010】請求項2に記載の発明の伸縮梯子の位置決
め装置は、請求項1に記載の発明において、前記回動部
材は、一対の板材が対向配置された状態で、それらの端
面に前記連結板が接合されるように構成されるものであ
る。
【0011】請求項3に記載の発明の伸縮梯子の位置決
め装置は、請求項2に記載の発明において、前記両板材
にばねかけを突出形成し、巻ばねを支持軸に巻回し、そ
の巻ばねの一端をばねかけに取付け、他端を支持体に取
付けるように構成し、該巻ばねは前記支持体と連結板と
が面一となるように付勢しているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づき詳細に説明する。図7に示すように、伸
縮梯子を構成する各一対の支柱本体11aと11b、支
柱本体11cと11dはアルミニウムにより形成され、
支柱本体11aと11b、支柱本体11cと11dの間
にはそれぞれ踏み板12が一定間隔をおいて架設されて
いる。支持板13は、各一対の支柱本体11aと11b
及び支柱本体11cと11d上に回動可能に支持されて
いる。
【0013】同じく伸縮梯子を構成する各一対の伸縮支
柱14aと14b、伸縮支柱14cと14dは各一対の
支柱本体11aと11b、支柱本体11cと11dに対
してそれぞれ摺動可能に取付けられ、伸縮梯子の長さを
調節できるようになっている。そして、高さの異なる地
盤15a、15b、15c、15dにおいて、各一対の
支柱本体11aと11b、支柱本体11cと11dは、
それぞれ対応する伸縮支柱14aと14b、伸縮支柱1
4cと14dを所定の位置にまで摺動させ、各々の足場
が安定するようにして載置されている。合成ゴムにより
形成された滑り止め材16は、各伸縮支柱14の下端に
取着され、地盤15a、15b、15c、15dに対す
る各伸縮支柱14の滑りを防止する。
【0014】図1に示すように、固定機構17は各支柱
本体11の下端部に取付固定され、支柱本体11に対し
て伸縮支柱14を所定位置に位置決めした後、伸縮支柱
14をその位置に固定するようになっている。そこで、
この固定機構17について説明する。
【0015】図1、図3及び図4に示すように、支持体
としての四角箱状の収容ケース18はアルミニウムによ
り形成され、前記支柱本体11の下端部に溶接固定され
ている。
【0016】図1、図3及び図6(a)、(b)に示す
ように、収容枠19は断面コの字状に形成され、収容ケ
ース18内に固着されている。この収容枠19には複数
の肉抜き穴20が設けられ、材料の節約がなされてい
る。係合体21は収容枠19の収容凹部22に進退可能
に収容されている。この係合体21は四角箱状に形成さ
れ、ほぼ中心位置には作動ピン23を挿通支持するため
の取付孔24が透設されている。凹凸形状をなす係合部
25は係合体21の外端面に形成され、伸縮支柱14の
側面に接合された凹凸板26の凹凸面26aに対して係
合できるようになっている。係合体21内には複数の肉
抜き穴27が設けられ、材料の節約が図られている。ま
た、支持軸28は収容枠19の挿通孔29に挿通され、
両端部が収容ケース18に固定されている。
【0017】前記支持軸28は、作動ピン23を通り係
合体21の移動方向に延びる線上における収容ケース1
8上に固定されている。図5(a)及び(b)に示すよ
うに、板材としての回動板30はアルミニウムにより扇
形に形成され、その一側に設けられた支持孔31に挿通
される前記支持軸28を中心にして回動可能になってい
る。回動板30の先端側には円弧状の長孔32が形成さ
れている。この長孔32は、支持孔31との距離が一端
で最も短い距離L1 を有し、他端で最も長い距離L2
有するように形成されている。この長孔32には前記作
動ピン23が係合され、回動板30の回動により作動ピ
ン23が長孔32に案内されて移動するようになってい
る。
【0018】図1、図2及び図6(c)に示すように、
一対の回動板30が対向配置された状態で、それらの端
面に連結板33が接合されている。これら一対の回動板
30、連結板33等により、回動部材34が構成されて
いる。指かけ35は連結板33の下端面を円弧状に切欠
くことにより形成されている。ばねかけ36は両回動板
30の外面に突出形成されている。一対の巻ばね37は
前記支持軸28の両端に巻回され、それぞれ一端がばね
かけ36に取付けられ、他端が収容ケース18に取付け
られている。この巻ばね37は、回動板30を図1の状
態に保持するように、つまり回動板30を時計方向に回
動させるように付勢している。そして、常には係合体2
1の係合部25が伸縮支柱14の凹凸面26aに係合す
るようになっている。
【0019】この状態で、連結板33の指かけ35に指
をかけて巻ばね37の付勢力に抗して回動板30を回動
させることにより、作動ピン23を長孔32に沿って移
動させ、係合体21を後退させるようになっている。そ
して、伸縮支柱14の凹凸面26aに対する係合体21
の係合部25の係合が解除され、伸縮支柱14を係合部
25に対して任意の位置まで摺動できるようになってい
る。
【0020】次に、この実施形態の伸縮梯子の位置決め
装置について作用を説明する。図7に示すように、伸縮
梯子を高さが異なる地盤15a、15b、15c、15
dに載置する際、それぞれ対応する各一対の伸縮支柱1
4aと14b、伸縮支柱14cと14dを所定の位置に
まで摺動させ、各々の足場が安定するようにして載置さ
せる必要がある。
【0021】このため、図3及び図5(a)、(b)に
示すように、回動板30の端面に接合された連結板33
の指かけ35に指をかけ、巻ばね37の付勢力に抗して
同図の右方へ引っ張り、回動板30を支持軸28を中心
にして同図の半時計方向に回動させる。回動板30の回
動により作動ピン23が長孔32に案内されて移動す
る。このとき、長孔32と支持軸28との距離は、回動
板30の回動前に作動ピン23が係合していた一端と支
持軸28との最も長い距離L2 から、回動板30の回動
後に作動ピン23が係合する他端と支持軸28との最も
短い距離L1 に変化する。
【0022】従って、支持軸28と長孔32との距離が
縮まり、係合体21は収容枠19内を後退する。このと
きの係合体21の移動距離は、前記回動板30の回動前
に作動ピン23が係合していた一端と支持軸28との最
も長い距離L2 と回動後に作動ピン23が係合する他端
と支持軸28との最も短い距離L1 の差である。その結
果、伸縮支柱14の凹凸面26aから係合体21の係合
部25が離間される。この状態で伸縮支柱14を支柱本
体11に対し所定の位置まで摺動させる。
【0023】次に、図1に示すように、指を指かけ35
から離すことにより、引っ張られていた回動板30が巻
ばね37の付勢力により支持軸28を中心に時計方向へ
回動し、元の状態に戻る。その結果、作動ピン23が長
孔32に案内されて同図の左方へ移動する。つまり、係
合体21が再び進出方向へ移動し、その係合部25が伸
縮支柱14の凹凸面26aに嵌合し、伸縮支柱14と支
柱本体11とが所定の位置で固定される。
【0024】このようにして、各伸縮支柱14が支柱本
体11に対して、それぞれ所定位置で位置決め固定さ
れ、伸縮梯子は高さの異なる地盤15a〜15d上に安
定した状態で配置される。
【0025】前記の実施形態によって発揮される効果に
ついて、以下に記載する。 ・図7に示すように、この実施形態の伸縮梯子において
は、伸縮支柱14を支柱本体11に対して、所定位置ま
で摺動させ、その位置で固定機構17により固定するこ
とにより、梯子を階段あるいは段差状の地面等に載置し
て容易に使用することができる。 ・この実施形態の伸縮梯子においては、作動ピン23が
係合体21のほぼ中心位置に配設され、作動ピン23を
通り係合体21の移動方向に延びる線上の収容ケース1
8上に固定されているため、回動板30の回動力を係合
体21の往復動に最も効率良く、しかも正確に伝達する
ことができるとともに、固定機構17をコンパクトにす
ることができる。 ・この実施形態の伸縮梯子においては、回動板30は、
一対のアルミニウム板が対向するように連結して構成さ
れ、係合体21の両側に配置されている。さらに、両回
動板30の先端に設けられた円弧状の長孔32に係合体
21に挿通された作動ピン23の両端が係合されてい
る。そのため、回動板30をこじれることなく円滑に回
動させることができるとともに、作動ピン23に均等に
力を伝達することができる。 ・この実施形態の伸縮梯子の位置決め装置においては、
連結板33を指で引っ張たり、離したりすることによ
り、回動板30が支持軸28を中心に回動し、長孔32
に係合された作動ピン23が長孔32に案内されて移動
する。このようにして、係合体21が進退するため、指
で連結板33を引っ張る又は離す操作だけで係合体21
を容易に進退させることができる。従って、従来のよう
なネジが不要であるとともに、伸縮梯子を所定位置に容
易に位置決め固定することができる。 ・この実施形態の伸縮梯子の位置決め装置においては、
伸縮支柱14と係合体21との係合状態が巻ばね37の
付勢力により保持されている。このため、伸縮支柱14
と支柱本体11とを確実に位置決め固定することができ
る。 ・この実施形態の伸縮梯子の位置決め装置においては、
固定機構17が、回動板30、係合体21、巻ばね3
7、収容枠19等の少ない部材により構成されているた
め、構造が簡単である。そのため、伸縮梯子の位置決め
装置の製造コストの低減を図ることができる。 ・この実施形態の伸縮梯子の位置決め装置においては、
連結板33が収容枠19に当接するようになっているた
め、巻ばね37による回動板30への付勢力を規制する
ことができる。 ・この実施形態の伸縮梯子の位置決め装置においては、
回動板30の先端に長孔32が円弧状に延びるように形
成されている。このため、回動板30の回動を円滑に、
しかも安定した状態で行うことができる。 ・この実施形態の伸縮梯子の位置決め装置においては、
連結板33が回動板30の端面に接合されているため、
指かけ35を引っ張るとき、直接、力を回動板30に伝
達することができる。
【0026】なお、前記実施形態を次のように変更して
具体化することも可能である。 ・係合体21の係合部25が伸縮支柱14の凹凸面26
aから離間する位置に保持する保持手段を、収容ケース
18と回動部材34との間や収容枠19と係合体21と
の間に、例えば凹凸関係により設けること。
【0027】このようにすれば、係合体21の係合部2
5が伸縮支柱14の凹凸面26aから離間する位置に保
持するように回動部材34の連結板33を指で引っ張り
続ける必要がなく、伸縮支柱14を支柱本体11に対し
て容易に摺動させることができる。 ・固定機構17を各支柱本体11の内側に設け、各伸縮
支柱14の内側に凹凸板26を接合すること。
【0028】このようにすれば、外的接触等による係合
の解除を防止することができる。 ・係合体21の両側壁に弧状の長孔32を貫通形成し、
回動板30に作動ピン23を設け、作動ピン23の回動
により係合体21を進退させるようにすること。
【0029】このように構成した場合も、連結板33を
引っ張ることにより係合体21を容易に進退させること
ができる。 ・支柱本体11の側面に凹凸面26aを有する凹凸板2
6を取付固定し、伸縮支柱14に固定機構17を備える
こと。 ・支柱本体11と伸縮支柱14の長さを、縮めたとき最
も短くなり、伸ばしたとき最も長くなるように、同じ長
さに設定すること。
【0030】このようにすれば、支柱本体11自体の距
離が延びるため、使用用途の幅を拡げることができる。 ・実施形態の支持板13を省略し、各支柱本体11a、
11b、11c、11dを直線状に延びる構成とするこ
と。
【0031】このように構成した場合、長い梯子として
使用することができる。 ・巻ばね37を、係合力を高めたい場合には付勢力の強
いものを使用し、係合力をそれほど必要としない場合
は、付勢力の弱いものに変更すること。 ・固定機構17の係合体21の係合部25又は凹凸板2
6の凹凸面26a長さや溝の深さを所望の係合強度に応
じて変更すること。 ・前記支持体18として、所定強度を有する枠体を用
い、材料の節約を図るようにすること。
【0032】さらに、前記実施形態より把握される技術
的思想について以下に記載する。 ・前記長孔を、長孔と支持軸との距離が長孔の一端で最
も短く、長孔の他端で最も長くなるように形成した請求
項1〜3のいずれかに記載の伸縮梯子の位置決め装置。
【0033】このように構成した場合、回動板の回動範
囲を設定することができるとともに、回動範囲内で支柱
本体又は伸縮支柱に対する係合体の係合又は係合解除を
確実に行うことができる。 ・前記一対の板材を連結板で連結し、その連結板を切欠
いて指かけを形成した請求項3に記載の伸縮梯子の位置
決め装置。
【0034】このように構成した場合、指かけを引っ張
ることにより、直接かつ容易に板材を回動させることが
できるとともに、力を直接板材に伝達することができ
【0035】
【0036】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の伸
縮梯子の位置決め装置によれば、段差状に形成された地
盤や階段で伸縮梯子の長さを調節して位置決めする場
合、その位置決め作業を容易に行うことができるととも
に、伸縮梯子の長さを確実に位置決めすることができ
る。さらに、構造が簡単で、製造コストの低減を図るこ
とができる。
【0037】請求項2に記載の伸縮梯子の位置決め装置
によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、連結板
が板材の端面に接合されているため、連結板を操作する
とき、直接、力を回動部材に伝達することができる。
【0038】請求項3に記載の伸縮梯子の位置決め装置
によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、巻ばね
により係合体を進出位置に保持し、係合体を支柱本体又
は伸縮支柱に常に係合できるように、板材に付勢力を付
与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 係合状態の伸縮梯子の位置決め装置を示す部
分拡大正断面図。
【図2】 伸縮梯子の位置決め装置を示す平断面図。
【図3】 非係合状態の伸縮梯子の位置決め装置を示す
部分拡大正断面図。
【図4】 収容ケースを示す側面図。
【図5】 (a)は、係合状態の回動板を示す断面図、
(b)は、係合解除状態の回動板を示す断面図。
【図6】 (a)は、収容枠を示す側面図、(b)は、
係合体を示す側面図、(c)は、回動部材を示す正面
図。
【図7】 地盤上の伸縮梯子を示す斜視図。
【符号の説明】
11…支柱本体、14…伸縮支柱、17…固定機構、1
8…支持体としての収容ケース、21…係合体、23…
作動ピン、25係合部、28…支持軸、30…回動板、
32…長孔、34…回動部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05C 1/06 E05C 1/16 E06C 1/22 E06C 7/04 E06C 7/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梯子の支柱本体に対して伸縮支柱を摺動
    可能に取付け、支柱本体と伸縮支柱との間に、凹凸関係
    により係合して伸縮支柱を支柱本体に対し所定位置で位
    置決めし、その位置に伸縮支柱を支柱本体に固定する固
    定機構を備えた伸縮梯子の位置決め装置であって、 前記固定機構は、支柱本体又は伸縮支柱に固着した支持
    体内に進退可能に支持され、端部に凹凸よりなる係合部
    を有する係合体と、 前記支持体に固定された支持軸に回動可能に支持された
    回動部材と、 前記支持軸からの距離が変化するように回動部材又は係
    合体に設けられた弧状の長孔と、 前記長孔に係合するように係合体又は回動部材に設けら
    れ、回動部材の回動により係合体を進退させる作動ピン
    とよりなり、 前記回動部材は、前記係合体を進退移動させるための連
    結板が備えられるとともに、前記支柱本体と伸縮支柱と
    が凹凸関係の係合状態となるときには前記支持体と前記
    連結板とが面一となることを特徴とする 伸縮梯子の位置
    決め装置。
  2. 【請求項2】 前記回動部材は、一対の板材が対向配置
    された状態で、それらの端面に前記連結板が接合される
    ように構成される請求項1に記載の伸縮梯子の位置決め
    装置。
  3. 【請求項3】 前記両板材にばねかけを突出形成し、巻
    ばねを支持軸に巻回し、その巻ばねの一端をばねかけに
    取付け、他端を支持体に取付けるように構成し、該巻ば
    ねは前記支持体と連結板とが面一となるように付勢して
    いる請求項2に記載の伸縮梯子の位置決め装置。
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