JPH08158767A - 伸縮部材のロック装置 - Google Patents

伸縮部材のロック装置

Info

Publication number
JPH08158767A
JPH08158767A JP30111694A JP30111694A JPH08158767A JP H08158767 A JPH08158767 A JP H08158767A JP 30111694 A JP30111694 A JP 30111694A JP 30111694 A JP30111694 A JP 30111694A JP H08158767 A JPH08158767 A JP H08158767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
body member
main body
rack
locking device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30111694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ohashi
良男 大橋
Noboru Takeya
昇 竹谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PIKA CORP KK
Original Assignee
PIKA CORP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PIKA CORP KK filed Critical PIKA CORP KK
Priority to JP30111694A priority Critical patent/JPH08158767A/ja
Publication of JPH08158767A publication Critical patent/JPH08158767A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ladders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体部材とスライド部材とから長さ方向伸縮
自在に構成された脚立の支柱の、該伸縮を規制するロッ
ク装置を提供するにあたって、装置の厚みが薄く、本体
部材外部にコンパクトに組み込めると共に、軽量で且つ
構造が簡単で、安価なロック装置を考慮する。 【構成】 本体部材8外部に設けた一対の支持壁10b
間に、ストッパ12を配置すると共に、このストッパ1
2の、本体部材8長さ方向一端側にラック11に噛合す
る噛合歯14を形成し、他端側に押し部16を設け、中
途部を、前記押し部16を押圧することにより前記噛合
歯14がラック11から離反するように、支持壁10b
間に支持された支軸13回りに回動自在に支持し、押し
部16と本体部材8との間に、押し部16を本体部材8
から離反させて噛合歯14をラック11に噛合させるよ
うにストッパ12を付勢するばね17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、脚立,梯子等の
伸縮支柱に採用される伸縮部材のロック装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、脚立等の支柱を、階段あるいは凹
凸状の地面等の足場の悪い所でも安定よく使用できるよ
うにするために、各支柱を長さ方向に伸縮自在としたも
のがある。この伸縮支柱は、本体部材とスライド部材と
から構成され、本体部材の下端開口から出退するように
スライド部材を本体部材内に長さ方向摺動自在に挿入し
て伸縮自在とされている。
【0003】そして、この伸縮部材の伸縮を規制するロ
ック装置として、スライド部材に、長さ方向に多数の歯
を形成してなるラックを設け、本体部材に、前記ラック
に対向してこれに噛合する噛合歯を備えたストッパを設
けたものがある。このストッパの噛合歯をラックに係脱
させる手段として、ストッパを、本体部材に取付けられ
る取付部材に、ラックに対して噛合歯とラックとの対向
方向に接触・離反自在に支持し、ストッパから離反方向
に操作杆を突出させ、この操作杆の突出端に操作ハンド
ルを設け、ストッパと取付部材との間に、噛合歯がラッ
クに噛合するように付勢する付勢バネを組み込んだもの
が考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、ロック装置の、支柱の長さ方向に直交する方向の
厚みが厚くなり、支柱外部にコンパクトに組み込むこと
が困難であり、また、重量の重いものでもあった。な
お、ロック装置を支柱内部に組み込むと、支柱に大きな
開口が必要とされ、該部分の支柱の強度低下を来すこと
から、支柱を必要以上に厚肉に形成しなければならない
という問題が生じる。また、ロック装置の厚みを薄くす
るために、支柱の長さ方向に操作体を操作することによ
ってストッパの噛合歯をラックに係脱させるようにする
と、構造が複雑なものとなるという問題が生じる。
【0005】そこで本発明は前記問題点に鑑みて、装置
の厚みが薄く、本体部材外部にコンパクトに組み込める
と共に、軽量で且つ構造が簡単で、安価な伸縮部材のロ
ック装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が、前記目的を達
成するために講じた技術的手段は、本体部材8内に、該
本体部材8の長さ方向一端開口から出退するようにスラ
イド部材9を長さ方向摺動自在に挿通し、このスライド
部材9に、長さ方向に多数の歯11aを形成してなるラ
ック11を設け、本体部材8の外部に、該本体部材8に
形成した開口部15を介して前記ラック11に係脱自在
に噛合して本体部材8に対するスライド部材9の相対摺
動を規制するストッパ12を設けた伸縮部材のロック装
置において、前記本体部材8外部に、長さ方向に直交す
る方向に間隔をおいて配置された一対の支持壁10bを
設け、この支持壁10b間に、ストッパ12を配置する
と共に、このストッパ12の、本体部材8長さ方向一端
側にラック11に噛合する噛合歯14を形成し、他端側
に押し部16を設け、中途部を、前記押し部16を押圧
することにより前記噛合歯14がラック11から離反す
るように、支持壁10b間に支持された支軸13回りに
回動自在に支持し、押し部16と本体部材8との間に、
押し部16を本体部材8から離反させて噛合歯14をラ
ック11に噛合させるようにストッパ12を付勢する付
勢手段17を設けた点にある。
【0007】また、本体部材8に、ストッパ12に係脱
自在に係合して噛合歯14のラック11からの離反を阻
止する止め具20を設けるのがよい。さらに、噛合歯1
4がラック11に噛合した状態において、ストッパ12
を支持壁10b間に没入状とし、且つ、止め具20に、
押し部16と本体部材8との間に介在して噛合歯14が
ラック11から離反するようにストッパ12が支軸13
回りに回動するのを規制する規制部20aを備え、この
規制部20aが押し部16の、本体部材8との反対向面
に位置するように位置変更自在とされ且つ該位置で支持
壁10bから突出するように、前記止め具20を押し部
16に枢着するのがよい。
【0008】また、前記止め具20をピンによって構成
し、この止め具20を押し部16と本体部材8との間
に、該押し部16を横切る方向に配置してストッパ8の
支軸13回りの回動を規制すると共に、該方向に移動自
在となるように支持壁10b間に支持し、且つ、止め具
20にその移動により押し部16に対応してストッパ8
の支軸13回りの回動を許容する切欠部21を形成する
のもよい。
【0009】
【作用】本体部材8内に、該本体部材8の長さ方向一端
開口から出退するようにスライド部材9を長さ方向摺動
自在に挿通することで、伸縮部材が長さ方向に伸縮可能
とされている。そして、前記スライド部材9に、長さ方
向に多数の歯11aを形成してなるラック11を設け、
本体部材8の外部に、該本体部材8に形成した開口部1
5を介して前記ラック11に係脱自在に噛合して本体部
材8に対するスライド部材9の相対摺動を規制するスト
ッパ12を設けることで、伸縮部材の伸縮が規制され
る。
【0010】前記ストッパ12は、本体部材8外部に、
長さ方向に直交する方向に間隔をおいて配置された一対
の支持壁10b間に配置され、このストッパ12の、本
体部材8長さ方向一端側にラック11に噛合する噛合歯
14が形成され、他端側に押し部16が設けられ、中途
部が、前記押し部16を押圧することにより前記噛合歯
14がラック11から離反するように、支持壁10b間
に支持された支軸13回りに回動自在に支持され、さら
に、押し部16と本体部材8との間に、押し部16を本
体部材8から離反させて噛合歯14をラック11に噛合
させるようにストッパ12を付勢する付勢手段17が設
けられており、この構成によって、ロック装置のコンパ
クト化、軽量化、構造の簡素化、コストダウンが図られ
ている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図6は第1実施例を示し、図5および図
6は、本発明を採用した脚立1を示し、この脚立1は、
前後に対向状とされ且つ上端側が相互に近接するように
傾斜状とされて配置された一対の脚体2,3によって主
構成され、この前後の脚体2,3は、左右に間隔をおい
て対向配置された一対の伸縮支柱(伸縮部材)4同志
を、上下方向に所定間隔をおいて配置された複数本の踏
ざん5によって連結して梯子状に形成されてなる。
【0012】なお、前後の脚体2,3の上端側は左右両
側のヒンジ手段6によって左右軸回りに回動自在に連結
されており、図に示す使用状態から、前後脚体2,3を
近接させた収納状態と、前後脚体2,3を直線状に配置
して梯子として使用される状態とに変更可能とされてい
る。また、脚立1の上部左右両側には前後の脚体2,3
の回動を規制する連結金具7が設けられている。
【0013】前記各伸縮支柱4は、押出し材からなる本
体部材8およびスライド部材9とで構成され、本体部材
8は、図4にも示すように、中空状の長尺材に形成さ
れ、各本体部材8の、脚体反対向側の面(前側脚体2に
あっては前面、後側脚体3にあっては後面)には、長さ
方向に亘って凹溝10が形成されている。そして、この
本体部材8に、前記踏ざん5が固定されると共に、ヒン
ジ手段6,連結金具7が設けられている。
【0014】前記スライド部材9は、本体部材8の下端
開口から出退するように、本体部材8内に長さ方向摺動
自在に挿入されている。このスライド部材9には、長さ
方向に多数の歯11aを形成してなるラック11が設け
られており、このラック11は、本体部材8の凹溝10
底部を構成する壁部10aに対向するように固定されて
いる。なお、スライド部材9の下端部には接地部材18
が枢着されている。
【0015】前記凹溝10の下部にはストッパ12が配
置され、このストッパ12は、図1にも示すように、上
下方向中途部が、凹溝10の左右側部を構成する支持壁
10b間に支持された支軸13によって左右軸回り回動
自在に支持されている。ストッパ12の下端側には、前
記ラック11の歯11aに噛合する噛合歯14が形成さ
れ、この噛合歯14は、凹溝10底部を構成する壁部1
0aに形成された開口部15を通してラック11に噛合
し、これによって、本体部材8に対するスライド部材9
の相対摺動が規制されるようになっている。
【0016】ストッパ12の上部は押し部16とされ、
噛合歯14がラック11に噛合した状態において、押し
部16と壁部10aとの間に間隔を有すると共に、スト
ッパ12は凹溝10内に没入状とされて容易に操作され
ない、又は何かの物に不用意に接当しないようになって
いる。ストッパ12の押し部16と支軸13との間の、
前記壁部10aとの対向側には、バネ板からなる付勢手
段17が設けられ、この付勢手段17によって、ストッ
パ12が、図1において支軸13回りに反時計方向に回
動するように、すなわち、押し部16を本体部材8から
離反させて噛合歯14をラック11に噛合させるように
付勢されている。
【0017】押し部16の上端側には二股部16aが設
けられ、この二股部16aにピン19を介して止め具2
0が左右軸回りに回動自在に枢着されている。この止め
具20は、押し部16と壁部10aとの間に両者に接当
するように介在されてストッパ12の支軸13を中心と
した時計方向の回動を規制する規制部20aと、指等を
係合して止め具20を回動操作するための操作部20b
とから構成されている。
【0018】前記操作部20bは先端に向かうにしたが
って薄厚に形成されており、規制部20aが押し部16
と壁部10aとの間に介在された状態では、操作部20
bと壁部10aとの間に間隔を有すると共に、止め具2
0が凹溝10内に没入状とされて容易に操作されない、
又は何かの物に不用意に接当しないようになっている。
【0019】前記構成において、伸縮支柱4を伸縮させ
る場合、図1に示すように、ストッパ12が付勢手段1
7によって付勢されて噛合歯14がラック11に噛合し
ていると共に、規制部20aが押し部16と壁部10a
との間に介在されたロック状態から、止め具20の操作
部20bに指を係合して、該止め具20を、図2に示す
ように、止め具20が、壁部10aとの反対向面に接当
するまでピン19回りに回動させる。
【0020】すると、ストッパ12の支軸13を中心と
した時計方向の回動が許容され、また、止め具20の規
制部20aが凹溝10から突出するので、押し部16の
押動操作がし易いようになっている。そして、この状態
から、止め具20を介して押し部16を付勢手段17の
付勢力に抗して押動操作すると、図3に示すように、ス
トッパ12が支軸13を中心として時計方向に回動し
て、噛合歯14がラック11から離反しロックが解除さ
れる。
【0021】これによって、本体部材8に対するスライ
ド部材9の摺動動作が可能とされ、スライド部材9を摺
動させて伸縮支柱4を所望の長さに伸長又は縮小した
後、止め具20の規制部20aから指を離すと、付勢手
段17の付勢力によって前記と逆の動作により自動的に
ロックされて伸縮支柱4の伸縮が規制される。図7およ
び図8は第2実施例を示し、前記第1実施例における止
め具20をピンによって構成し、このピンの軸心方向中
途部に切欠部21を形成したものであり、その他の構成
は第1実施例と略同様に構成されている。
【0022】この止め具20は、ストッパ12の押し部
16と凹溝10底部を構成する壁部10aとの間に左右
方向に配置されると共に、左右方向摺動自在に支持さ
れ、図8において実線で示すように、止め具20の切り
欠いていない部分でストッパ12の支軸13を中心とし
た時計方向の回動を規制し、止め具20を左右方向にス
ライドさせて切欠部21を押し部16に対応させること
でストッパ12の支軸13を中心とした時計方向の回動
を許容するように構成されている。
【0023】図9および図10は第3実施例を示し、ス
トッパ12,ラック11,止め具20等を伸縮支柱4の
前後両側に設けたものである。図11は第4実施例を示
し、止め具20をストッパ12の上方側に上下方向スラ
イド自在に設けたものである。すなわち、止め具20は
スライド部22と摘み部23とから構成され、スライド
部22に、左右方向に貫通形成され且つ上下方向に長い
ガイド溝24を形成し、このガイド溝24を上下方向摺
動自在に挿通する支持ピン25が左右支持壁10bに支
持固定されている。
【0024】そして、実線で示すように、スライド部2
2の下部を、ストッパ12の押し部16と凹溝10底部
を構成する壁部10aとの間に挿入させることで、スト
ッパ12の支軸13を中心とした時計方向の回動を規制
し、スライド部22を上方にスライドさせることで、ス
トッパ12の支軸13を中心とした時計方向の回動を許
容するようにされている。
【0025】図12は第5実施例を示し、前記第4実施
例と略同様の構成の止め具20をストッパ12の下方側
に上下方向スライド自在に設けたものである。また、止
め具20のスライド部22の上部には、ストッパ12下
部の傾斜面26に接当する傾斜面27が形成され、この
傾斜面26,27同志を接触させることによって、スト
ッパ12の支軸13を中心とした時計方向の回動を規制
し、スライド部22を下方にスライドさせて傾斜面27
を傾斜面26から離反させることによって、ストッパ1
2の支軸13を中心とした時計方向の回動を許容するよ
うになっている。
【0026】前記各実施例にあっては、ロック装置の厚
み(支柱の長さ方向に直交する方向の寸法、図1に符号
Bで示す)が薄いので、その分スライド部材9の主要部
分の寸法(図4に符号Cで示す)を大きく採ることがで
き、スライド部材9の強度アップが図れるという利点を
有する。なお、前記ラック11は、スライド部材9に一
体形成してもよい。この場合、以下のようにしてラック
11が形成される。
【0027】先ず、スライド部材9は押出し加工によっ
て形成されるので、図13に示すように、スライド部材
9に、支柱長さ方向Dに連続状の凸条部28を複数条形
成する。次いで、図14に示すように、支柱長さ方向D
に適宜間隔をおいてプレスによって歯みぞ29を形成す
ることによってラック11の歯11aを形成する。ま
た、本発明は、梯子の支柱に採用できることは勿論のこ
と、長尺な一対の横材を入れ子状として伸縮自在とした
伸縮部材を複数本並設して連結してなる伸縮足場板等に
も採用できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、本体部材8内に、該本
体部材8の長さ方向一端開口から出退するようにスライ
ド部材9を長さ方向摺動自在に挿通し、このスライド部
材9に、長さ方向に多数の歯11aを形成してなるラッ
ク11を設け、本体部材8の外部に、該本体部材8に形
成した開口部15を介して前記ラック11に係脱自在に
噛合して本体部材8に対するスライド部材9の相対摺動
を規制するストッパ12を設けた伸縮部材のロック装置
において、前記本体部材8外部に、長さ方向に直交する
方向に間隔をおいて配置された一対の支持壁10bを設
け、この支持壁10b間に、ストッパ12を配置すると
共に、このストッパ12の、本体部材8長さ方向一端側
にラック11に噛合する噛合歯14を形成し、他端側に
押し部16を設け、中途部を、前記押し部16を押圧す
ることにより前記噛合歯14がラック11から離反する
ように、支持壁10b間に支持された支軸13回りに回
動自在に支持し、押し部16と本体部材8との間に、押
し部16を本体部材8から離反させて噛合歯14をラッ
ク11に噛合させるようにストッパ12を付勢する付勢
手段17を設けたので、伸縮部材の伸縮を規制するロッ
ク装置を、本体部材8外部に支持壁10b間にコンパク
トに組み込めると共に、軽量で且つ構造が簡単で、安価
なロック装置を提供できる。
【0029】また、本体部材8に、ストッパ12に係脱
自在に係合して噛合歯14のラック11からの離反を阻
止する止め具20を設けることによって、ストッパ12
が不用意に操作されるのを回避できる。さらに、噛合歯
14がラック11に噛合した状態において、ストッパ1
2を支持壁10b間に没入状とし、且つ、止め具20
に、押し部16と本体部材8との間に介在して噛合歯1
4がラック11から離反するようにストッパ12が支軸
13回りに回動するのを規制する規制部20aを備え、
この規制部20aが押し部16の、本体部材8との反対
向面に位置するように位置変更自在とされ且つ該位置で
支持壁10bから突出するように、前記止め具20を押
し部16に枢着することにより、ロック状態において、
ストッパ12および止め具20が不用意に操作された
り、何かの物に当たってロックが解除されたりするよう
なことがなく、また、ロックを解除する際においては、
規制部20aが押し部16の、本体部材8との反対向面
に位置し且つ支持壁10b間から突出し、押し部16の
押圧操作がし易いという効果を奏する。
【0030】また、前記止め具20をピンによって構成
し、この止め具20を押し部16と本体部材8との間
に、該押し部16を横切る方向に配置してストッパ8の
支軸13回りの回動を規制すると共に、該方向に移動自
在となるように支持壁10b間に支持し、且つ、止め具
20にその移動により押し部16に対応してストッパ8
の支軸13回りの回動を許容する切欠部21を形成する
ことによって、よりコンパクトに構成できるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る図5のA−A線矢示断面図で
ある。
【図2】第1実施例に係るロック装置の動作を説明する
ための側面断面図である。
【図3】第1実施例に係るロック装置の動作を説明する
ための側面断面図である。
【図4】第1実施例に係る伸縮支柱の平面断面図であ
る。
【図5】第1実施例に係る脚立の正面図である。
【図6】第1実施例に係る脚立の側面図である。
【図7】第2実施例に係るロック装置の側面断面図であ
る。
【図8】第2実施例に係るロック装置の平面断面図であ
る。
【図9】第3実施例に係るロック装置の側面断面図であ
る。
【図10】第3実施例に係るロック装置の平面断面図で
ある。
【図11】第4実施例に係るロック装置の側面断面図で
ある。
【図12】第5実施例に係るロック装置の側面断面図で
ある。
【図13】ラックをスライド部材に一体形成する場合の
成形過程を示す斜視図である。
【図14】ラックをスライド部材に一体形成する場合の
成形過程を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 脚立 4 伸縮支柱(伸縮部材) 8 本体部材 9 スライド部材 11 ラック 12 ストッパ 13 支軸 14 噛合歯 15 開口部 17 付勢手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部材(8)内に、該本体部材(8)
    の長さ方向一端開口から出退するようにスライド部材
    (9)を長さ方向摺動自在に挿通し、このスライド部材
    (9)に、長さ方向に多数の歯(11a)を形成してな
    るラック(11)を設け、本体部材(8)の外部に、該
    本体部材(8)に形成した開口部(15)を介して前記
    ラック(11)に係脱自在に噛合して本体部材(8)に
    対するスライド部材(9)の相対摺動を規制するストッ
    パ(12)を設けた伸縮部材のロック装置において、 前記本体部材(8)外部に、長さ方向に直交する方向に
    間隔をおいて配置された一対の支持壁(10b)を設
    け、この支持壁(10b)間に、ストッパ(12)を配
    置すると共に、このストッパ(12)の、本体部材
    (8)長さ方向一端側にラック(11)に噛合する噛合
    歯(14)を形成し、他端側に押し部(16)を設け、
    中途部を、前記押し部(16)を押圧することにより前
    記噛合歯(14)がラック(11)から離反するよう
    に、支持壁(10b)間に支持された支軸(13)回り
    に回動自在に支持し、押し部(16)と本体部材(8)
    との間に、押し部(16)を本体部材8から離反させて
    噛合歯(14)をラック(11)に噛合させるようにス
    トッパ(12)を付勢する付勢手段(17)を設けたこ
    とを特徴とする伸縮部材のロック装置。
  2. 【請求項2】 本体部材(8)に、ストッパ(12)に
    係脱自在に係合して噛合歯(14)のラック(11)か
    らの離反を阻止する止め具(20)を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の伸縮部材のロック装置。
  3. 【請求項3】 噛合歯(14)がラック(11)に噛合
    した状態において、ストッパ(12)を支持壁(10
    b)間に没入状とし、且つ、止め具(20)に、押し部
    (16)と本体部材(8)との間に介在して噛合歯(1
    4)がラック(11)から離反するようにストッパ(1
    2)が支軸(13)回りに回動するのを規制する規制部
    (20a)を備え、この規制部(20a)が押し部(1
    6)の、本体部材(8)との反対向面に位置するように
    位置変更自在とされ且つ該位置で支持壁(10b)から
    突出するように、前記止め具(20)を押し部(16)
    に枢着したことを特徴とする請求項2に記載の伸縮部材
    のロック装置。
  4. 【請求項4】 止め具(20)をピンによって構成し、
    この止め具(20)を押し部(16)と本体部材(8)
    との間に、該押し部(16)を横切る方向に配置してス
    トッパ(8)の支軸(13)回りの回動を規制すると共
    に、該方向に移動自在となるように支持壁(10b)間
    に支持し、且つ、止め具(20)にその移動により押し
    部(16)に対応してストッパ(8)の支軸(13)回
    りの回動を許容する切欠部(21)を形成したことを特
    徴とする請求項2に記載の伸縮部材のロック装置。
JP30111694A 1994-12-05 1994-12-05 伸縮部材のロック装置 Pending JPH08158767A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30111694A JPH08158767A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 伸縮部材のロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30111694A JPH08158767A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 伸縮部材のロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08158767A true JPH08158767A (ja) 1996-06-18

Family

ID=17893033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30111694A Pending JPH08158767A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 伸縮部材のロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08158767A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0941889A3 (de) * 1998-03-12 2003-04-16 Fulterer Gesellschaft m.b.H. Ausziehvorrichtung
EP1855932A2 (en) * 2005-03-07 2007-11-21 Chrysler Llc Slide out cargo floor
KR101437266B1 (ko) * 2013-01-28 2014-09-02 김행남 수평도 조절형 사다리
CN105221063A (zh) * 2015-10-23 2016-01-06 苏州飞华铝制工业有限公司 一种组合梯的新型锁定装置
CN105221059A (zh) * 2015-10-28 2016-01-06 崔建国 一种套管杆梯
CN105221064A (zh) * 2015-10-23 2016-01-06 苏州飞华铝制工业有限公司 一种组合梯的锁定装置
JP2017094069A (ja) * 2015-11-06 2017-06-01 ダイソン・テクノロジー・リミテッド 真空掃除機のための伸縮式ワンド
CN107208456A (zh) * 2015-09-04 2017-09-26 碧卡株式会社 伸缩装置
CN109723372A (zh) * 2019-01-04 2019-05-07 国网河南省电力公司西华县供电公司 一种基于智能遥控的旋转升降绝缘爬梯

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0941889A3 (de) * 1998-03-12 2003-04-16 Fulterer Gesellschaft m.b.H. Ausziehvorrichtung
EP1855932A2 (en) * 2005-03-07 2007-11-21 Chrysler Llc Slide out cargo floor
EP1855932A4 (en) * 2005-03-07 2011-07-27 Chrysler Group Llc EXTENDABLE LOADING FLOOR
KR101324371B1 (ko) * 2005-03-07 2013-11-01 크라이슬러 그룹 엘엘씨 자동차의 화물 공간용 플로어 조립체
KR101437266B1 (ko) * 2013-01-28 2014-09-02 김행남 수평도 조절형 사다리
US10697238B2 (en) 2015-09-04 2020-06-30 Pica Corp. Telescopic device
CN107208456B (zh) * 2015-09-04 2019-07-05 碧卡株式会社 伸缩装置
CN107208456A (zh) * 2015-09-04 2017-09-26 碧卡株式会社 伸缩装置
CN105221063B (zh) * 2015-10-23 2017-01-11 苏州飞华铝制工业有限公司 一种组合梯的新型锁定装置
CN105221064B (zh) * 2015-10-23 2017-01-04 苏州飞华铝制工业有限公司 一种组合梯的锁定装置
CN105221064A (zh) * 2015-10-23 2016-01-06 苏州飞华铝制工业有限公司 一种组合梯的锁定装置
CN105221063A (zh) * 2015-10-23 2016-01-06 苏州飞华铝制工业有限公司 一种组合梯的新型锁定装置
CN105221059A (zh) * 2015-10-28 2016-01-06 崔建国 一种套管杆梯
JP2017094069A (ja) * 2015-11-06 2017-06-01 ダイソン・テクノロジー・リミテッド 真空掃除機のための伸縮式ワンド
CN109723372A (zh) * 2019-01-04 2019-05-07 国网河南省电力公司西华县供电公司 一种基于智能遥控的旋转升降绝缘爬梯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4174900A (en) Camera tripod
US5782039A (en) Portable gate
JPH08158767A (ja) 伸縮部材のロック装置
US5927110A (en) Zipper lock with a slidable button and a combination locking device
EP2014863A2 (en) Gate assembly
JP2009062004A (ja) アームレストのロック構造
KR20010049361A (ko) 절첩식 유모차용 유모차 절첩기구
JPH07122838B2 (ja) 携帯用情報処理装置
JP7454285B2 (ja) 梯子兼用脚立
RU2546442C2 (ru) Устройство, такое как лестница, имеющее выдвижные ножки
CN115210444A (zh) 梯子和用于梯子的铰链
JP2022090144A5 (ja)
JP3581957B2 (ja) 作業台
KR20140122347A (ko) 사물함용 잠금장치
JP3919888B2 (ja) スーツケース用の伸縮式ハンドル
JP7078828B2 (ja) スライドレールのロック装置
JP2003003665A (ja) 伸縮部材のロック装置
JP2019190139A (ja) 錠制動装置
JP6656036B2 (ja) 伸縮脚装置における伸縮ロック装置
JP3051086B2 (ja) 伸縮梯子の位置決め装置
JPS6127438Y2 (ja)
JP3068446B2 (ja) 伸縮脚の固定装置
JP6738080B2 (ja) 折戸パネル、並びに、建屋外構造物
JP3129436U (ja) 多点伸縮脚立兼ハシゴ
JP2540018Y2 (ja) シートベルトの高さ調整装置