JP3050824B2 - 熱交換装置の冷媒回収方法およびその冷媒再供給方法 - Google Patents

熱交換装置の冷媒回収方法およびその冷媒再供給方法

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JP3050824B2
JP3050824B2 JP9001599A JP159997A JP3050824B2 JP 3050824 B2 JP3050824 B2 JP 3050824B2 JP 9001599 A JP9001599 A JP 9001599A JP 159997 A JP159997 A JP 159997A JP 3050824 B2 JP3050824 B2 JP 3050824B2
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2345/00Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
    • F25B2345/006Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor characterised by charging or discharging valves

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内機と室外機か
らなる熱交換装置の冷媒を回収するための方法、および
熱交換装置に冷媒を再度供給するための方法に係り、住
宅やビル等の建物用、列車用、自動車用、船舶用等の各
種空気調和機や、魚介類、野菜、肉等の食品用冷凍装
置、冷蔵装置(船舶等の乗り物用のものを含む)等の熱
交換装置に利用できるものである。
【0002】
【背景技術】室内機と室外機からなるセパレート型空気
調和機では、室内熱交換器が設けられた室内機側の冷媒
配管と室外熱交換器が設けられた室外機側の冷媒配管と
が2本の接続用冷媒管で接続されることにより、冷媒を
循環させるための冷媒循環路が形成され、接続用冷媒管
と接続される室外機側の冷媒配管の両端部には2個の開
閉弁が設けられている。リース契約やレンタル契約され
た空気調和機を移転元から移転先に移すとき、あるいは
老朽化等した空気調和機を廃棄場所に運ぶとき等におい
て、冷媒を大気に放出せずにこれらの作業を行うため
に、2個の開閉弁のうちの一方(高圧側開閉弁)を閉じ
て他方(低圧側開閉弁)を開けた後、室外機側の冷媒配
管に設けられている圧縮機のモータを駆動させることに
より室内機側の冷媒配管内および接続用冷媒管内の冷媒
を室外機側冷媒配管内に吸引収容し、次いで開けられて
いた開閉弁を閉じることにより、この室外機側の冷媒配
管の内部に全部の冷媒を封じ込めることが行われている
(これをポンプダウンという)。
【0003】しかし、このポンプダウンは冷房と暖房に
切り換え可能な空気調和機を冷媒モードにして行うた
め、圧縮機のモータに過負荷がかからないように設定さ
れている場合には外部環境温度が一定温度以下のときに
は行えず、また、ポンプダウンは圧縮機のモータを駆動
させて行うため、空気調和機が設置されている建物への
通電が停止されているときにも行えない。
【0004】そこで本出願人は、特願平8−14169
0号、同8−183102号、同8−195047号、
同8−195793号、同8−199486号により、
室内機側の冷媒配管に2個の開閉弁を設け、これらの開
閉弁と、室外機側の冷媒配管に設けられている上記2個
の開閉弁との合計4個の開閉弁を閉じることによって、
冷媒を室内機側の冷媒配管と室外機側の冷媒配管に封じ
込めることができるようにし、この結果、ほとんどの冷
媒を空気調和機から大気に放出することなく、リース契
約やレンタル契約された空気調和機を移転先に移転する
ことができたり、老朽化した空気調和機を廃棄場所に運
ぶことができるようにした発明を提供した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の各発明
によると、室内機側の冷媒配管と室外機側の冷媒配管の
各内部に入っている冷媒を封じ込めることができても、
リース契約、レンタル契約された空気調和機を移転先に
運んだり、老朽化した空気調和機を廃棄場所に運んだり
する所定の作業時に、前記接続用冷媒管を室内機側の冷
媒配管と室外機側の冷媒配管から取り外したときに、熱
交換装置全体から見ると僅かではあるが、この接続用冷
媒管の内部の冷媒が大気に逃げてしまうことになる。
【0006】本発明の目的は、接続用冷媒管の内部の冷
媒をも大気に逃がさずに所定の作業を行えるようになる
熱交換装置の冷媒回収方法、およびその冷媒再供給方法
を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱交換装置
の冷媒回収方法は、室内熱交換器が設けられた室内機側
の冷媒配管と室外熱交換器が設けられた室外機側の冷媒
配管との間を2本の接続用冷媒管で接続してこれらの冷
媒配管と接続用冷媒管とにより冷媒を循環させる冷媒循
環路を形成するとともに、室内機側の冷媒配管における
2本の接続用冷媒管との接続端部、および室外機側の冷
媒配管における2本の接続用冷媒管との接続端部にそれ
ぞれ2個の開閉弁を設け、これらの開閉弁のうち少なく
とも一方の2個の開閉弁を、冷媒配管と接続用冷媒管と
の連通を遮断してもこの接続用冷媒管との間で連通して
いて冷媒回収装置が接続可能となっている接続口を有す
るものとし、2本の接続用冷媒管を室内機側の冷媒配管
および室外機側の冷媒配管から取り外す前に、全部の開
閉弁を閉じ、かつ、前記接続口に冷媒回収装置を接続
し、この冷媒回収装置により2本の接続用冷媒管の内部
の冷媒を回収し、この後、2本の接続用冷媒管を4個の
開閉弁から取り外すことを特徴とするものである。
【0008】この方法によると、全部の開閉弁を閉じる
と、室内機側の冷媒配管の内部の冷媒および室外機側の
冷媒配管の内部の冷媒は封じ込められることになり、ま
た、接続用冷媒管の内部の冷媒は前記接続口に接続され
た冷媒回収装置により回収される。このため、リース契
約やレンタル契約された空気調和機等の熱交換装置を移
転先に移転したり、老朽化した熱交換装置を廃棄場所に
運ぶ等の所定の作業を行うとき、室内機側の冷媒配管の
内部および室外機側の冷媒配管の内部の冷媒はもちろん
のこと、接続用冷媒管の内部の冷媒を大気に放出せずに
これらの所定の作業を行えることになる。
【0009】ここで、請求項1及び3における「これら
の開閉弁のうち少なくとも一方の2個の開閉弁」とは、
室内機側の冷媒配管における2本の接続用冷媒管との接
続端部に設けられた2個の開閉弁でもよく、室外機側の
冷媒配管における2本の接続用冷媒管との接続端部に設
けられた2個の開閉弁でもよく、また、これら全部の開
閉弁でもよい
【0010】以上において、室内機側の冷媒配管におけ
る続用冷媒管との接続端部および室外機側の冷媒配管に
おける接続用冷媒管との接続端部に設けられた開閉弁の
いずれも前記接続口を有するものとし、冷媒回収装置に
より接続用冷媒管の内部の冷媒を回収するとき、室内機
と室外機の設置状況等に応じてこの冷媒回収装置を接続
し易い接続口を有する開閉弁を選択し、選択された開閉
弁の接続口に冷媒回収装置を接続するようにしてもよ
い。
【0011】これによると、建物の熱交換装置設置場所
等に応じて室内機と室外機が各種形態で設置されていて
も、冷媒回収装置を接続し易い状況になっている開閉弁
を選択でき、接続用冷媒管からの冷媒の回収作業を容易
に行えるようになる。
【0012】本発明に係る熱交換装置の冷媒再供給方法
は、室内熱交換器が設けられた室内機側の冷媒配管と室
外熱交換器が設けられた室外機側の冷媒配管との間を
本の接続用冷媒管で接続してこれらの冷媒配管と接続用
冷媒管とにより冷媒を循環させる冷媒循環路を形成する
とともに、室内機側の冷媒配管における2本の接続用冷
媒管との接続端部、および室外機側の冷媒配管における
2本の接続用冷媒管との接続端部にそれぞれ2個の開閉
弁を設け、これらの開閉弁のうち少なくとも一方の2個
開閉弁を、冷媒配管と接続用冷媒管との連通を遮断し
てもこの接続用冷媒管との間で連通していて冷媒回収装
置が接続可能となっている接続口を有するものとし、
本の接続用冷媒管を室内機側の冷媒配管および室外機側
の冷媒配管から取り外す前に、全部の前記開閉弁を閉
じ、かつ、接続口に冷媒回収装置を接続することによ
り、この冷媒回収装置で2本の接続用冷媒管の内部の冷
媒を回収し、この後、2本の接続用冷媒管を前記4個の
開閉弁から取り外し、室内機と室外機を移転元から移転
先に移転した後に2本の接続用冷媒管を4個の開閉弁
接続し、次いで、前記接続口に排気、冷媒供給装置を接
続して2本の接続用冷媒管の内部の空気を排出してから
これらの接続用冷媒管の内部に冷媒を供給することを特
徴とするものである。
【0013】すなわち、この方法はリース契約やレンタ
ル契約等された空気調和機等の熱交換装置を移転元から
移転先に移転するときに関する発明であり、全部の開閉
弁を閉じると、室内機側の冷媒配管の内部および室外機
側の冷媒配管の内部の冷媒を封じ込めることができると
ともに、前記接続口に冷媒回収装置を接続することによ
り接続用冷媒管の内部の冷媒を回収でき、熱交換装置が
移転先に移転された後は、室内機側の冷媒配管および室
外機側の冷媒配管に接続用冷媒管を接続し、この後、接
続口に排気、冷媒供給装置を接続することにより接続用
冷媒管の内部の空気を排出し、次いで排気、冷媒供給装
置から冷媒を前記冷媒循環路に供給する。これにより、
冷媒を大気に放出せずに熱交換装置を移転元から移転先
に運ぶことができ、また、移転先では必要量の冷媒を熱
交換装置に供給でき、移転先での熱交換装置の運転を所
定通り行えることになる。
【0014】移転先で前記接続口に排気、冷媒供給装置
を接続して接続用冷媒管の内部から空気を排出する作業
を行うときには、合計4個設けられている開閉弁の全部
を閉じておくが、排気、冷媒供給装置から冷媒を供給す
るときには、全部の開閉弁を閉じておいてもよく、ま
た、全部の開閉弁を開いておいてもよい。全部の開閉弁
を開いておくと、室内機側の冷媒配管、室外機側の冷媒
配管と2本の接続用冷媒管とで形成される冷媒循環路は
連通し、排気、冷媒供給装置から冷媒が供給されること
により、結局、この冷媒循環路に必要量の冷媒が充填さ
れることになるからである。
【0015】前記冷媒回収装置と前記排気、冷媒供給装
置の構造は、冷媒を回収でき、接続用冷媒管から空気を
排出できて冷媒を供給できるものであれば任意な構造で
よいが、冷媒回収装置が、吸引装置と、この吸引装置の
排出口に接続されるボンベとを有するものとなってお
り、前記排気、冷媒供給装置がこのボンベを含んで構成
され、接続用冷媒管の内部の冷媒を前記接続口から吸引
装置で吸引してこの冷媒を前記ボンベに回収し、移転先
でこのボンベを構成部材とした排気、冷媒供給装置を前
記接続口に接続して前記ボンベの冷媒を前記接続用冷媒
管に供給できるようにすることが好ましい。
【0016】このようになっていると、前記ボンベは冷
媒回収装置に構成部材になるとともに、前記排気、冷媒
供給装置の構成部材にもなり、このため、両装置の構成
部材の兼用化、これによる両装置の構造の簡単化を実現
でき、また、移転元での冷媒を移転先でも使用して熱交
換装置を運転できる。
【0017】以上において、本発明は、室内機と室外機
に分離したセパレート型であれば、空気調和機(マルチ
タイプを含み、ビルや住宅等の建物用、自動車用、列車
用、船舶用等のもの)や、魚介類、野菜、肉等の食品用
冷凍装置、冷蔵装置(船舶等の乗り物用のものを含む)
等の熱交換装置に適用可能であり、空気調和機の場合に
は、その室内機は床置き、天井吊り、壁掛けのいずれの
ものであってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1には熱交換装置である空気調和
機1の概略図が示され、この空気調和機1は室内機2と
室外機3とからなる。室内機2側の冷媒配管4にはキャ
ピラリチューブ等の膨脹器5と室内熱交換器6が設けら
れ、室外機3側の冷媒配管7には圧縮機8と室外熱交換
器9が設けられている。そして、室内熱交換器6、室外
熱交換器9に近接してファン10,11が配置されてい
る。室内機2側の冷媒配管4と室外機3側の冷媒配管7
は2本の接続用冷媒管12,13を介して接続され、こ
れにより、空気調和機1全体を冷媒が循環する冷媒循環
路が形成されている。
【0019】室外機3側の冷媒配管7には四方切換弁8
Aが設けられ、この四方切換弁8Aにより空気調和機1
は冷房モードと暖房モードに切り換えられ、冷房時には
室外熱交換器9は凝縮器、室内熱交換器6は蒸発器にな
り、冷房時とは冷媒の循環方向が逆になる暖房時には、
室外熱交換器9は蒸発器、室内熱交換器6は凝縮器にな
る。図面では省略されているが、暖房時のための補助用
ヒーターが室内熱交換器6の近くに配置されている。
【0020】接続用冷媒管12,13と接続される室内
機2側の冷媒配管4の両端部には開閉弁14,15が設
けられ、接続用冷媒管12,13と接続される室外機3
側の冷媒配管7の両端部には開閉弁16,17が設けら
れている。
【0021】図2には、開閉弁14,15,16,17
の内部構造が示されている。これらの開閉弁14〜17
は同じ構造になっており、開閉弁14〜17は、室内機
2側、室外機3側の冷媒配管4,7の端部が接続された
接続口14A,15A,16A,17Aと、接続用冷媒
管12,13の端部が接続される接続口14B,15
B,16B,17Bと、後述する冷媒回収装置および排
気、冷媒供給装置が接続される接続口14C,15C,
16C,17Cとを有する3ポート弁である。開閉弁1
4〜17は、キャップ18を取り外すとレンチ等の工具
19で回転操作されて進退する弁体20を有し、この弁
体20を前進させて大径の頭部20Aを前方の弁座21
に当接させたときには、接続口14A,15A,16
A,17Aと14B,15B,16B,17Bとの間が
遮断されて開閉弁14〜17は閉じられ、弁体20を後
退させて頭部20Aを後方の弁座22に当接させたとき
には、接続口14A,15A,16A,17Aと14
B,15B,16B,17Bとの間が連通して開閉弁1
4,15は開く。また、弁体20を前進限と後退限の中
間位置とした場合には、3個の接続口が互いに連通する
ようになっている。
【0022】また、弁体20を前方の弁座21に当接さ
せて接続口14A,15A,16A,17Aと14B,
15B,16B,17Bとの間を遮断しても、接続口1
4B,15B,16B,17Bと接続口14C,15
C,16C,17Cとの間は連通している。
【0023】接続用冷媒管12,13が接続されていな
いときの接続口14B,15B,16B,17Bは、ナ
ット23で固定されるシール部材24で冷媒の漏れを防
止しながら塞ぐことができるようになっており、冷媒回
収装置や排気、冷媒供給装置が接続されていないときの
接続口14C,15C,16C,17Cは、ナット25
で固定されるシール部材26で冷媒の漏れを防止しなが
ら塞ぐことができるようになっている。接続口14B,
15B,16B,17Bに接続用冷媒管12,13を接
続するときは、シール部材24とナット23を取り外
し、そして接続用冷媒管12,13のフレア端部をナッ
ト23で接続口14B,15B,16B,17Bに結合
する。工具19で弁体20を回転操作しないときには、
弁体20の後端部が突出する開閉弁14,15,16,
17のねじ筒部14D,15D,16D,17Dにパッ
キン27を介在させてキャップ18をねじ込み固定して
おき、パッキン27で冷媒の漏れを防止する。
【0024】図3は、冷媒回収装置の構成部材でもあ
り、排気、冷媒供給装置の構成部材でもあるマニホール
ド28を示す。このマニホールド28は第1〜第4ポー
ト29〜32を有し、図4に示す通り、第1ポート29
にはホース33を介して前記開閉弁14の接続口14C
が接続され、第2ポート30にはホース34を介して前
記開閉弁15の接続口15Cが接続される。また、図5
に示す通り、第3ポート31には開閉弁35Bを有する
ホース35を介してボンベ36が接続され、図4、図5
に示す通り、第4ポート32にはホース37を介して吸
引装置である真空ポンプ38が接続される。
【0025】図3に示す通り、第1ポート29は通路3
9、回転弁40、通路41を介して第4ポート32と接
続され、第2ポート30は通路42、回転弁43、通路
44、回転弁40、通路41を介して第4ポート32と
接続されている。また、第3ポート31は通路45,4
6,41を介して第4ポート32と接続され、かつ通路
45を介して通路44とも接続されている。回転弁4
0,43は、マニホールド28の外部に露出している回
転操作体47,48の操作で回転し、回転弁40の回転
で3つの通路39,41,44の間が連通、遮断され、
回転弁43の回転で2つの通路42,44の間が連通、
遮断される。
【0026】また、マニホールド28は2個の圧力計4
9,50を備えており、第1、第2ポート29,30に
ホース33,34を介して開閉弁14,15の接続口1
4C,15Cを接続し、回転弁40,43で3つの通路
39,41,44の間と2つの通路42,44の間を遮
断すると、ポート29,30に接続されている圧力計4
9,50により接続用冷媒管12,13の内部の圧力が
測定可能になる。
【0027】また、第3ポート31と第4ポート32の
内部にはバルブコア51が組み込まれ、このバルブコア
51は、コア本体52と、コア本体52の中心の貫通孔
52Aに挿通された軸53と、軸53のポート奥側端部
に固設された平板54とを有し、平板54は図示しない
弾性体で通常時はコア本体52に端面に当接し、これに
よりバルブコア51は閉じ、冷媒等の流通は不能となっ
ている。一方、第3ポート31、第4ポート32にホー
ス35、37の端部の接続具35A、37Aを接続する
と、接続具35A,37Aの内部には、バルブコア51
の軸53をポート奥側に押し込んで平板54を前記弾性
体に抗してコア本体52の端面から分離させるコア押し
部材が設けられているため、バルブコア51は開き、冷
媒等の流通が可能となる。
【0028】図4、図5に示す通り、前記真空ポンプ3
8は例えばガソリンエンジンによる自己駆動装置55を
有し、したがって空気調和機1が設置されている建物へ
の通電が停止されているときにもこの自己駆動装置55
で真空ポンプ38は駆動可能になっている。また、真空
ポンプ38は排出口38Aを有し、真空ポンプ38を駆
動させることによりホース33,34を介して接続用冷
媒管12,13の内部の流体を吸引したとき、この流体
は排出口38Aから真空ポンプ38の外部に排出される
ようになっている。
【0029】また、前記ボンベ36はコック56を備
え、このコック56を回転操作することによりボンベ3
6の内部の弁が開閉され、ボンベ36への冷媒の流入出
と、流入出の停止を行える。
【0030】次ぎに作業手順について説明する。空気調
和機1がリース契約、レンタル契約されたものであっ
て、契約期間の満了で移転元から移転先に移転すると
き、あるいは、空気調和機1が老朽化したために空気調
和機1を廃棄場所に運ぶことになったときには、先ず、
全部の開閉弁14〜17を閉じる。すなわち、図2で示
された弁体20を工具19の操作で前進限まで前進さ
せ、頭部20Aを弁座21に当接させる。これにより室
内機2側の冷媒配管4および室外機3側の冷媒配管7の
各内部の冷媒は封じ込められる。
【0031】次いで、図4の通り、開閉弁14の接続口
14C、開閉弁15の接続口15Cにホース33,34
を介してマニホールド28の第1ポート29、第2ポー
ト30を接続し、マニホールド28の第4ポート32に
ホース37を介して真空ポンプ38を接続し、真空ポン
プ38の排出口38Aにホース57を介してボンベ36
を接続する。そして、マニホールド28の3つの通路3
9,41,44の間と2つの通路42,44の間を回転
弁40,43で連通させ、ボンベ36の内部の弁をコッ
ク56の操作で開け、真空ポンプ38を駆動させる。こ
のとき、接続用冷媒管12,13が接続されている開閉
弁14,15の接続口14B,15Bはホース33,3
4が接続されている開閉弁14,15の接続口14C,
15Cと連通しているため、接続用冷媒管12,13の
内部の冷媒はマニホールド28、真空ポンプ38を通っ
てボンベ36の内部に回収される。
【0032】このとき、マニホールド28の第3ポート
31はコア本体52の端面に平板54が当接していて閉
じているため、このポート31から冷媒が逃げることは
ない。
【0033】なお、真空ポンプ38を駆動させ始めたた
ときは排出口38Aにホース57を接続しておかず、こ
れにより初めにホース33,34、マニホールド28、
ホース37、真空ポンプ38の各内部の空気を排出口3
8Aから排出し、排出口38Aから冷媒が出始めたこと
を確認した後、排出口38Aにホース57を接続するよ
うにする。
【0034】以上により、空気調和機1の接続用冷媒管
12,13の内部の冷媒はボンベ36に回収されること
になり、このため、ホース33,34、マニホールド2
8、ホース37、真空ポンプ38、ホース57、ボンベ
36は、接続用冷媒管12,13から冷媒を回収するた
めの冷媒回収装置58となる。接続用冷媒管12、13
の内部の冷媒がボンベ36に回収された後、ボンベ36
の内部の弁をコック56の操作で閉じる。
【0035】冷媒回収装置58で接続用冷媒管12,1
3の内部の冷媒を回収した後、接続用冷媒管12,13
を室内機2側の冷媒配管4、室外機3側の冷媒配管7か
ら取り外す。すなわち、接続用冷媒管12,13を開閉
弁14〜17の接続口14B,15B,16B,17B
から取り外す。そして、開閉弁14,15の接続口14
C,15Cから冷媒回収装置58を取り外すとともに、
接続口14B,14C,15B,15C,16B、17
Bをナット23,25で固定されるシール部材24,2
6で塞ぎ、ねじ筒部14D,15Dにはパッキン27を
介在させてキャップ18をねじ込み固定し、この後、室
内機2と室外機3を移転元から移転先に運んだり、老朽
化した空気調和機1を廃棄場所に運んだりする所定の作
業を行う。
【0036】これにより、接続用冷媒管12,13の内
部の冷媒を大気に放出せずに所定の作業を行えることに
なる。
【0037】以上において、室外機3側の冷媒配管7に
おける接続用冷媒管12,13との接続端部に設けられ
ている開閉弁16,17にも、冷媒回収装置58を接続
できる接続口16C,17Cがあるため、空気調和機1
が設置されている建物の状況や室内機2の設置状況等に
より、冷媒回収装置58を開閉弁14,15の接続口1
4C,15Cに接続できないときには、冷媒回収装置5
8を開閉弁16,17の接続口16C,17Cに接続し
て以上の作業を行えばよい。
【0038】空気調和機1が老朽化したために廃棄場所
に運んで廃棄する場合には、この廃棄場所において、室
内機2側の冷媒配管4および室外機3側の冷媒配管7に
針部材を刺し込むアタッチメント式の冷媒回収具を使用
し、この冷媒回収具により冷媒配管4,7からの冷媒の
回収を行う。
【0039】なお、室内機2側の冷媒配管4および室外
機3側の冷媒配管7の各内部の冷媒は、空気調和機1を
廃棄場所に運ぶ前の空気調和機設置建物において、開閉
弁14〜17を開けて冷媒回収装置58を使用すること
により接続用冷媒管12,13の内部の冷媒をも含めて
回収することはできるが、これによると、空気調和機設
置建物での作業時間が長くなるため、上述のように作業
をすることが好ましい。
【0040】空気調和機1がリース契約、レンタル契約
されたものであって、この空気調和機1が移転先に運ば
れ、室内機2と室外機3が所定の場所に設置された後
は、図5に示す通り、開閉弁14〜17の接続口14
B,15B,16B,17Bに接続用冷媒管12,13
を接続し、そして開閉弁14,15の接続口14C,1
5Cにホース33,34を介してマニホールド28の第
1ポート29、第2ポート30を接続する。
【0041】このとき、前述と同じく、室内機2の設置
状況等により開閉弁14,15の接続口14C,15C
にホース33,34を接続できないときには、ホース3
3,34を開閉弁16,17の接続口16C,17Cに
接続してもよい。
【0042】また、マニホールド28の第4ポート32
にホース37を介して真空ポンプ38を接続し、真空ポ
ンプ38の排出口38Aに接続されていたボンベ36を
開閉弁35Bを有するホース35を介してマニホールド
28の第3ポート31に接続する。このボンベ36をは
かり59の上に載せる。
【0043】次いで、吸引装置である真空ポンプ38を
駆動させる。このときには開閉弁14〜17は閉じてお
り、また、ホース35の開閉弁35Bおよびボンベ36
の内部の弁は閉じているため、真空ポンプ38を駆動さ
せると、ホース33,34、マニホールド28、ホース
35の各内部の空気と共に、接続用冷媒管12,13の
内部の空気だけが真空ポンプ36の排出口38Aから排
出されることになる。この後、マニホールド28の第4
ポート32からホース37を取り外し、ボンベ36の内
部の弁をコック56の操作で開き、また、ホース35の
開閉弁35Bも開き、これにより、高圧力化されている
ボンベ36の内部の冷媒を空気の排出で負圧になってい
る接続用冷媒管12,13等の内部に流入させる。この
流入量は、ボンベ36が載せられているはかり59の指
針の移動量で常時計られることになり、この流入量が接
続用冷媒管12,13やホース33,34等の合計内部
容量と対応する所定の量に達したとき、ボンベ36の内
部の弁をコック56の操作で閉める。
【0044】これにより、空気調和機1の移転先におい
て、接続用冷媒管12,13の内部の空気が排出された
後にこれらの接続用冷媒管12,13の内部に必要量の
冷媒が再度供給されたことになる。このため、ホース3
3,34、マニホールド28、ホース37、真空ポンプ
38、ホース35、ボンベ36、はかり59は、接続用
冷媒管12,13の内部から空気を排出してから冷媒を
供給するための排気、冷媒供給装置60を構成するもの
となっており、この排気、冷媒供給装置60はボンベ3
6を含む前記冷媒回収装置58の大部分の構成部材によ
り構成されているため、部材の兼用化が達成され、ま
た、移転元での冷媒を移転先でも使用して空気調和機1
は運転されるようになる。
【0045】上述のようにコック56の操作でボンベ5
6の弁を閉じた後、開閉弁14〜17を開ける。すなわ
ち、開閉弁14〜17の弁体20を工具19による操作
で後退限まで移動させ、頭部20Aを弁座22に当接さ
せる。これにより空気調和機1全体を冷媒が循環できる
前記冷媒循環路が再度形成される。
【0046】そして、ホース35の開閉弁35Bを閉じ
るとともに、ホース35の端部からボンベ36を取り外
し、図4の場合と同じく、ボンベ36を真空ポンプ3の
排出口38Aにホース57を介して接続するとともに、
真空ポンプ38をホース37を介してマニホールド28
の第4ポート32に接続し、コック56でボンベ36の
内部の弁を開いてから真空ポンプ38を駆動させる。こ
れにより、ホース33,34、マニホールド32、ホー
ス35の各内部にあった冷媒はボンベ36に戻されるこ
とになり、このときには、開閉弁14,15の接続口1
4C,15Cは弁体20で接続口14A,15A,14
B,15Bとの連通が遮断されているため、接続用冷媒
管12,13の内部にある冷媒がボンベ36に流入する
ことはない。
【0047】この作業を行うとき、ホース33,34と
35の各内部の冷媒を同時にボンベ36に回収するので
はなく、最初にホース35の内部の冷媒を回収し、次い
でホース33,34の内部の冷媒を回収する場合には、
マニホールド28の3つの通路39,41,44の間と
2つの通路42,44の間を初めは回転弁40,43で
遮断し、これによりホース35の内部の冷媒をマニホー
ルド28の通路46を通してボンベ36に回収し、次い
で回転弁40,43でそれぞれの通路の間を連通させて
ホース33,34の内部の冷媒をボンベ36に回収する
ようにすればよい。これによると、同時に多量の冷媒を
ボンベ36に回収するのではないため、真空ポンプ28
の駆動力はそれ程大きくなくてもよくなる。
【0048】この後、開閉弁14,15の接続口14
C,15Cからホース33,34を取り外し、これらの
接続口14C,15Cをナット25で固定されるシール
部材26で塞ぐことにより、移転先で空気調和機1を運
転できることになる。
【0049】なお、図5の排気、冷媒供給装置60のボ
ンベ36から接続用冷媒管12,13の内部に冷媒を供
給する作業を行うときは、開閉弁14〜17を開けた状
態、すなわち、開閉弁14〜17の弁体20を前進限と
後退限との中間位置としておいてもよい。このように開
閉弁14〜17を開けた状態とし、室内機2側の冷媒配
管4、室外機3側の冷媒配管7と接続用冷媒管12,1
3とを連通させておいて前記冷媒循環路が形成された状
態で冷媒供給作業を行うときには、マニホールドの3つ
の通路39,41、44の間、または2つの通路の通路
42,44の間を回転弁40または43で遮断すること
により、ホース33と34のうちの一方の使用を省略で
きる(このとき、ホース33または34が接続されない
開閉弁14,15の接続口14C,15Cのうちの一方
はナット25で固定されるシール部材26で塞いでお
く)。
【0050】また、ボンベ36の内部の冷媒をマニホー
ルド28を介して空気調和機1に供給する際に前記はか
り59を使用せず、ボンベ36の内部の冷媒を図示しな
いシリンダに入れ替え、このシリンダの内部の冷媒をマ
ニホールド28を介して空気調和機1に供給できるよう
にシリンダとマニホールド28とをホース35で接続
し、シリンダの外表面に表示された目盛りを読みとるこ
とにより、空気調和機1に接続用冷媒管12,13の内
部容量等と対応した所定量の冷媒が供給されたことが確
認できたとき、開閉弁35Bを閉じるようにしてもよ
い。
【0051】また、前記冷媒循環路を形成し、空気調和
機1を運転しながら排気、冷媒供給装置60のボンベ3
6や前記シリンダから空気調和機1に冷媒を供給する場
合であって、冷媒循環路中にこの冷媒循環路の内部の冷
媒圧力を検出するセンサーが設けられている場合には、
このセンサーで検出される冷媒圧力を確認しながらボン
ベ36やシリンダからの冷媒供給作業を行い、グラフの
縦軸、横軸を圧力、エンタルピとして表されているモリ
エル線図で読み取られる圧力であって外気温度と対応し
た圧力まで冷媒循環路の内部の冷媒圧力が上昇したと
き、ボンベ36やシリンダからの冷媒の供給を停止する
ようにしてもよい。
【0052】この方法によれば、前記はかり59の使用
を省略できるとともに、空気調和機1を移転元から移転
先に運ぶ際に、室内機2側の冷媒配管4や室外機3側の
冷媒配管7からの冷媒の漏れがあっても、この漏れを補
充した量まで正確に冷媒を冷媒循環路に供給できる。
【0053】
【発明の効果】本発明によると、室内機側の冷媒配管と
室外機側の冷媒配管とを接続する接続用冷媒管の内部の
冷媒をも大気に逃がさずに所定の作業を行えるようにな
るという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱交換装置である空気調和機の概略を示した図
である。
【図2】図1で示された開閉弁の内部構造を示した断面
図である。
【図3】冷媒回収装置の構成部材でもあり、排気、冷媒
供給装置の構成部材でもあるマニホールドの断面図であ
る。
【図4】冷媒回収装置で接続用冷媒管の内部の冷媒を回
収する場合を示す図である。
【図5】移転先において排気、冷媒供給装置で接続用冷
媒管の内部の空気を排出し、冷媒を供給する場合を示す
図である。
【符号の説明】
1 熱交換装置である空気調和機 2 室内機 3 室外機 4 室内機側の冷媒配管 6 室内熱交換器 7 室外機側の冷媒配管 9 室外熱交換器 12,13 接続用冷媒管 14〜17 開閉弁 28 マニホールド 36 ボンベ 38 吸引装置である真空ポンプ 58 冷媒回収装置 60 排気、冷媒供給装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内熱交換器が設けられた室内機側の冷
    媒配管と室外熱交換器が設けられた室外機側の冷媒配管
    との間を2本の接続用冷媒管で接続してこれらの冷媒配
    と接続用冷媒管とにより冷媒を循環させる冷媒循環路
    を形成するとともに、前記室内機側の冷媒配管における
    前記2本の接続用冷媒管との接続端部、および前記室外
    機側の冷媒配管における前記2本の接続用冷媒管との接
    続端部にそれぞれ2個の開閉弁を設け、これらの開閉弁
    のうち少なくとも一方の2個の開閉弁を、前記冷媒配管
    と前記接続用冷媒管との連通を遮断してもこの接続用冷
    媒管との間で連通していて冷媒回収装置が接続可能とな
    っている接続口を有するものとし、前記2本の接続用冷
    媒管を前記室内機側の冷媒配管および前記室外機側の冷
    媒配管から取り外す前に、全部の前記開閉弁を閉じ、か
    つ、前記接続口に前記冷媒回収装置を接続し、この冷媒
    回収装置により前記2本の接続用冷媒管の内部の冷媒を
    回収し、この後、前記2本の接続用冷媒管を前記4個の
    開閉弁から取り外すことを特徴とする熱交換装置の冷媒
    回収方法。
  2. 【請求項2】 請求項に記載の熱交換装置の冷媒回収
    方法において、前記室内機側の冷媒配管における前記接
    続用冷媒管との接続端部および前記室外機側の冷媒配管
    における前記接続用冷媒管との接続端部に設けられた前
    記開閉弁のいずれも前記接続口を有し、前記冷媒回収装
    置により前記接続用冷媒管の内部の冷媒を回収すると
    き、前記室内機と前記室外機の設置状況等に応じてこの
    冷媒回収装置を接続し易い接続口を有する開閉弁を選択
    し、選択された開閉弁の接続口に前記冷媒回収装置を接
    続することを特徴とする熱交換装置の冷媒回収方法。
  3. 【請求項3】 室内熱交換器が設けられた室内機側の冷
    媒配管と室外熱交換器が設けられた室外機側の冷媒配管
    との間を2本の接続用冷媒管で接続してこれらの冷媒配
    と接続用冷媒管とにより冷媒を循環させる冷媒循環路
    を形成するとともに、前記室内機側の冷媒配管における
    前記2本の接続用冷媒管との接続端部、および前記室外
    機側の冷媒配管における前記2本の接続用冷媒管との接
    続端部にそれぞれ2個の開閉弁を設け、これらの開閉弁
    のうち少なくとも一方の2個の開閉弁を、前記冷媒配管
    と前記接続用冷媒管との連通を遮断してもこの接続用冷
    媒管との間で連通していて冷媒回収装置が接続可能とな
    っている接続口を有するものとし、前記2本の接続用冷
    媒管を前記室内機側の冷媒配管および前記室外機側の冷
    媒配管から取り外す前に、全部の前記開閉弁を閉じ、か
    つ、前記接続口に前記冷媒回収装置を接続することによ
    り、この冷媒回収装置で前記2本の接続用冷媒管の内部
    の冷媒を回収し、この後、前記2本の接続用冷媒管を
    記4個の開閉弁から取り外し、前記室内機と前記室外機
    を移転元から移転先に移転した後に前記2本の接続用冷
    媒管を前記4個の開閉弁に接続し、次いで、前記接続口
    に排気、冷媒供給装置を接続して前記2本の接続用冷媒
    管の内部の空気を排出してからこれらの接続用冷媒管の
    内部に冷媒を供給することを特徴とする熱交換装置の冷
    媒再供給方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の熱交換装置の冷媒再供
    給方法において、前記冷媒回収装置は、吸引装置と、こ
    の吸引装置の排出口に接続されたボンベとを有するとと
    もに、前記排気、冷媒供給装置はこのボンベを含んで構
    成され、前記接続用冷媒管の内部の冷媒を前記接続口か
    ら前記吸引装置で吸引してこの冷媒を前記ボンベに回収
    し、前記移転先でこのボンベを構成部材とした前記排
    気、冷媒供給装置を前記接続口に接続して前記ボンベの
    冷媒を前記接続用冷媒管に供給することを特徴とする熱
    交換装置の冷媒再供給方法。
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