JP3050806B2 - ケーブルクロージャ用グロメット - Google Patents

ケーブルクロージャ用グロメット

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JP3050806B2 JP8149941A JP14994196A JP3050806B2 JP 3050806 B2 JP3050806 B2 JP 3050806B2 JP 8149941 A JP8149941 A JP 8149941A JP 14994196 A JP14994196 A JP 14994196A JP 3050806 B2 JP3050806 B2 JP 3050806B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルの接続部
を収納するケーブルクロージャのケーブル導入部に配設
されるケーブルクロージャ用グロメット(以下、単に、
「グロメット」ともいう。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーブル導入孔を有する円筒状或
いは円盤状の軟質弾性材で形成されたグロメットが知ら
れており、グロメットには、外周面からケーブル導入孔
に至る切り裂きが設けられている。そして、切り裂きを
通してケーブル導入孔にケーブルが挿通されたグロメッ
トの外周面に、粘着性のあるシーリングテープを巻回し
たり或いはグリース等を塗った後に、グロメットを、ケ
ーブルクロージャのケーブル導入部に配置して、グロメ
ットとケーブルクロージャのケーブル導入部との間の密
着性を保持し、ケーブルクロージャの気密性及び防水性
を確保するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のグロメ
ットは、ケーブルクロージャに導入されるケーブルの外
径に応じて、種々のケーブル導入孔を有するグロメット
を準備しておかなければならず、従って、グロメットの
製造コストが上昇するとともに、その保管管理が複雑に
なるという問題があった。
【0004】また、ケーブルの外径が、グロメットのケ
ーブル導入孔の内径より、比較的に小さい場合には、多
層にシーリングテープを巻回して、ケーブルの外径を、
グロメットのケーブル導入孔の内径に合わせることが行
われているが、多層にシーリングテープを巻回するため
に、ケーブルの接続作業及びケーブルクロージャへの収
納作業に時間が掛かるという問題があった。
【0005】更に、シーリングテープは、流動性を有す
るために、多層に巻回した場合には、ケーブルの移動に
追従して移動し易くなり、シーリングテープがグロメッ
トのケーブル導入孔からはみ出して、グロメットの気密
性及び防水性の機能が損なわれたり、見てくれが悪いと
いう問題があった。
【0006】本発明の目的は、上述した従来のケーブル
クロージャ用グロメットが有する課題を解決するととも
に、ケーブルの接続作業性等の向上したケーブルクロー
ジャ用グロメットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、外筒部材と該外筒部材の内側に位置
する内筒部材の2つの筒部材を、一端に配設した連結部
を介して接続するとともに、前記外筒部材の内周面に形
成した溝と前記内筒部材の内周面に形成した溝とを、グ
ロメットの軸線方向にずらして配置したものである。
【0008】先ず最初に、図1〜図6を用いて、本発明
の1実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えな
い限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】Gは、ゴムや軟質合成樹脂等の軟質弾性材で
形成された略円筒状のグロメットであり、グロメットG
は、図1及び図2に示されているように、略円筒状の外
筒部材Ga及び外筒部材Gaの内部に配置された、略円
筒状の内筒部材Gbとから構成されている。外筒部材G
aの一方の周端部と内筒部材Gbの一方の周端部とは、
連結部g1により、その全周に亘って連結されている。
連結部g1の反対側に位置する内筒部材Gbの周端g2
と、連結部g1の反対側に位置する外筒部材Gaの周端
g3とは、一致していても、また、図1及び図2に示さ
れているように、内筒部材Gbの周端g2が、外筒部材
Gaの周端g3より、内側に引っ込んでいてもよい。
【0010】内筒部材Gbは、その肉厚が肉薄状に形成
されており、一方、外筒部材Gaは、その肉厚が厚肉状
に形成されている。また、内筒部材Gbは、連結部g1
を切断することにより、外筒部材Gaから切り離すこと
ができるように構成されている。
【0011】g4は、外筒部材Gaの内周面の適当な位
置に、周方向に沿って形成された環状の溝であり、ま
た、g5は、内筒部材Gbの内周面の適当な位置に、周
方向に沿って形成された環状の溝である。外筒部材Ga
の内周面に形成された溝g4と内筒部材Gbの内周面に
形成された溝g5とは、グロメットGの軸線方向にずれ
た位置に配置されており、互いに、重ならないように構
成されている。外筒部材Gaの内周面に形成された溝g
4及び内筒部材Gbの内周面に形成された溝g5には、
ケーブルクロージャ内の気密性を高めるために、グリー
ス等のシーリング材が埋め込まれる。
【0012】g6は、外筒部材Gaの外周面から内筒部
材Gbの内周面まで達する切り裂き部であり、この切り
裂き部g6から、グロメットGを構成する外筒部材Ga
及び内筒部材Gbを半割状に開いて、外筒部材Ga或い
は内筒部材Gb内にケーブルを装着することができるよ
うに構成されている。なお、このような切り裂き部g6
を設けることなく、ケーブルを、外筒部材Ga或いは内
筒部材Gbに挿通するように構成することもできる。
【0013】g7は、外筒部材Gaの外周面に外筒部材
Gaの周方向に沿って形成された環状凸部であり、後述
するように、グロメットGをケーブルクロージャに配設
し、グロメットGが、ケーブルクロージャの内周壁によ
り圧接された際に、環状凸部g7が弾性的に変形し、グ
ロメットGとケーブルクロージャとの密着性がより向上
するように構成されている。図1及び図2には、環状凸
部g7が、所定の間隔を置いて2個突設されている例が
示されているが、1個でも、また、3個以上設けること
もできる。また、環状凸部g7を、必要に応じて、省略
することもできる。
【0014】上述した構成を有するグロメットGは、射
出成形等の成形手段により、一体に形成されることが好
ましい。グロメットGを成形する際には、厚肉の外筒部
材Gaは、その外径及び内径が略一定な円筒状に形成さ
れることが好ましく、また、内筒部材Gbは、肉厚が略
一定で、連結部g1の反対側に位置する内筒部材Gbの
周端g2に向かって先細り状に形成されることが、一体
成形されたグロメットGの金型からの取り出し等を考慮
すると好ましい。内筒部材Gbが先細り状に形成されて
いても、内筒部材Gbは薄肉状に形成されているので、
変形し易く、従って、内筒部材Gbに装着されるケーブ
ルの外周面に密着することができる。一方、外筒部材G
aの内周面を傾斜させると、外筒部材Gaは厚肉状に形
成されていて変形しにくいので、外筒部材Gaの内周面
と外筒部材Gaに装着されるケーブルの外周面との間に
間隙が形成されやすくなり、外筒部材Gaとケーブルの
密着性が悪くなる。
【0015】次に、上述した構造を有するグロメットG
が配設される一例としての2分割されたケーブルクロー
ジャCについて概説するが、2分割されたケーブルクロ
ージャに限らず、公知の種々のケーブルクロージャに、
上述した構造を有するグロメットGを配設することがで
きる。
【0016】1a、1bは、略円筒形状をした筒体を長
手方向に2分割して形成された下部スリーブ及び上部ス
リーブであり、下部スリーブ1aと上部スリーブ1bの
分割面1a’、1b’同士を接合するとともに、公知の
締結バンド2等により結合することにより、ケーブルク
ロージャCが組み立てられる。なお、下部スリーブ1a
と上部スリーブ1bとは、同一構造を有しているので、
以下においては、下部スリーブ1aについて説明する。
【0017】3は、下部スリーブ1aの長手方向の両端
部に形成されたグロメット収容部であり、グロメット収
容部3は、グロメットGの下半分が装着可能な半円筒状
に形成されている。グロメット収容部3の下部スリーブ
1aの長手方向の端部には端壁4が、また、該端壁4か
ら、グロメットGの略厚さ分だけ離れた位置には隔壁5
が形成されており、該隔壁5の外周縁5’と下部スリー
ブ1aの胴部1a”の端部とは、傾斜壁6により連結さ
れている。また、端壁4には、半円形状の切欠部7が形
成されており、また、隔壁5には、ケーブルクロージャ
Cに導入されるケーブルWの逃げ用切欠部8が形成され
ている。上記の構造を有するグロメット収容部3は、下
部スリーブ1aのもう一方の端部にも形成されており、
また、下部スリーブ1aに接合される、上部スリーブ1
bの長手方向の両端部にも形成されている。下部スリー
ブ1aと上部スリーブ1bとに形成されたグロメット収
容部3により、下部スリーブ1aと上部スリーブ1bと
が接合された際に、ケーブルクロージャCのケーブル導
入部が形成されることになる。
【0018】9は、下部スリーブ1a内に配設された公
知の水平支持枠であり、水平支持枠9の両端部付近に
は、テンションメンバー部材10の支持枠10aが、ネ
ジ10b等により取着されている。支持枠10aには、
心線押さえ金具10cが、ネジ10d等により取り付け
られる。また、テンションメンバー部材10より外側に
位置する水平支持枠9には、ケーブル抑え部材11の支
持枠11aが、ネジ11b等により取着されており、半
円形状の凹部を有する支持枠11aの上端部11cに
は、同じく半円形状の凹部を有する抑え金具11dが、
ネジ11e等により取り付けられている。
【0019】次に、主として、図3〜図6を用いて、ケ
ーブルクロージャCへのケーブルWの装着手段について
説明する。
【0020】公知のように、ケーブルクロージャCへ導
入されるケーブルWは、その外被が取り除かれて心線w
1が引き出されている。ケーブルWが細い場合には、図
5に示されているように、外筒部材Gaから切り離され
ていない内筒部材Gbに、切り裂き部g6を開いて、細
いケーブルWを装着する。なお、予め、内筒部材Gbに
装着されるケーブルWの外周には、シーリングテープS
を一層程度巻回しておくとともに、内筒部材Gbの内周
面に形成された溝g5には、グリース等のシーリング材
Aを埋め込む。次いで、外筒部材Gaの外周面に、シー
リングテープSを一層程度巻回した後、ケーブルWが挿
通されたグロメットGを、ケーブルクロージャCの下部
スリーブ1aのグロメット収容部3に、連結部g1がケ
ーブルクロージャCの外側に位置するように装着する。
その後、ケーブルWを、抑え金具11dを用いて、ケー
ブル抑え部材11の支持枠11aの上端部11cに取り
付けるとともに、心線w1を、心線押さえ金具10cを
用いて、テンションメンバー部材10の支持枠11aに
取り付ける。接続作業或いは接続替え作業が終了した
後、下部スリーブ1aに、上部スリーブ1bを接合する
とともに、締結バンド2により、下部スリーブ1aと上
部スリーブ1bとを結合する。
【0021】上述したように、下スリーブ1aと上スリ
ーブ1bとが接合され、締結バンド2により結合された
際には、下スリーブ1aと上スリーブ1bのグロメット
収容部3に挿着されたグロメットGが、グロメット収容
部3の内周壁に圧接するように構成されている。換言す
れば、下スリーブ1aと上スリーブ1bのグロメット収
容部3により形成される円柱状空間部12の内径が、グ
ロメットGの外筒部材Gaの外径より、若干、小径に形
成されている。
【0022】ケーブルWが太い場合には、図6に示され
ているように、外筒部材Gaから内筒部材Gbを切り離
す。その後、切り裂き部g6を開いて、外筒部材Gaに
太いケーブルWを装着する。上述したと同様に、外筒部
材Gaに装着されるケーブルWの外周には、シーリング
テープSを一層程度巻回しておくとともに、外筒部材G
aの内周面に形成された溝g4には、グリース等のシー
リング材Aを埋め込む。次いで、外筒部材Gaの外周面
に、シーリングテープSを一層程度巻回した後、ケーブ
ルWが挿通されたグロメットGを、ケーブルクロージャ
Cの下部スリーブ1aのグロメット収容部3に装着す
る。なお、その他のケーブルクロージャCへのケーブル
Wの装着手段は、上述した場合と同じであるので、その
説明は省略する。
【0023】次に、図7及び図8を用いて、ケーブルク
ロージャCの一方のケーブル導入部に2本のケーブルを
導入する場合について説明する。
【0024】ケーブルクロージャCの下部スリーブ1a
及び上部スリーブ1bの両端部には、上述したグロメッ
ト収容部3が、それぞれ、2個併設されている。また、
上述した構成を有するグロメットGの外筒部材Gaの外
周面には、凸片g8が突設されており、凸片g8には、
併設されたグロメット収容部3間に突設された位置合わ
せ用のピン(図示されていない。)が嵌合する穴g8’
が形成されている。
【0025】2個のグロメットGを、外筒部材Gaの外
周面に突設された凸片g8が重なり合うように配置し
て、ケーブルクロージャCの下部スリーブ1aに併設さ
れた2個のグロメット収容部3に装着する。この際、図
示されていない、併設されたグロメット収容部3間に突
設されたピンを穴g8’に嵌合し、グロメットGの位置
合わせを行う。次いで、同じく2個のグロメット収容部
3が形成された上部スリーブ1bを、下部スリーブ1a
に接合する。なお、重ね合わされた凸片g8’の接合面
には、図7に示されているように、シーリングテープS
を介在させることが好ましい。また、2個のグロメット
Gを、下部スリーブ1a及び上部スリーブ1bのグロメ
ット収容部3に装着する際には、併設された2個のグロ
メットGの外周の全体に亘たって、シーリングテープS
を1層程度配置することが好ましい。
【0026】図9には、3個のグロメットGを併設した
実施例が示されている。この実施例においては、真ん中
に位置するグロメットGには、その外周面の略180度
ずれた位置に2個の凸片g8が突設されている。そし
て、真ん中に位置するグロメットGの2個の凸片g8
に、上述した1個の凸片g8が突設されたグロメットG
を、それぞれ凸片g8が重なり合うように配置する。こ
のように3個のグロメットGが併設された場合には、当
然のことながら、ケーブルクロージャCの下部スリーブ
1a及び上部スリーブ1bにも、3個のグロメット収容
部3が形成されることになる。
【0027】以下に、本発明のグロメットGが奏する作
用効果について列挙する。
【0028】グロメットGが、外筒部材Gaと内筒部材
Gbとの外側及び内側に位置する2つの筒部材により形
成されているので、径の異なるケーブルWに対応するこ
とができるとともに、グロメットGと装着されるケーブ
ルWとの接触面積を大きくすることができるので、ケー
ブルクロージャCの気密性及び防水性が向上する。
【0029】内筒部材Gbは、連結部g1を切断するこ
とにより、簡単に、外筒部材Gaから切り離すことがで
きるので、径の異なるケーブルWのケーブルクロージャ
Cへの導入作業等の作業性が向上する。また、連結部g
1が、外筒部材Gaと内筒部材Gbの端部に形成されて
いるので、外筒部材Gaからの内筒部材Gbの除去作業
が容易である。
【0030】連結部g1の反対側に位置する内筒部材G
bの周端g2と、連結部g1の反対側に位置する外筒部
材Gaの周端g3とが、一致しているか、或いは、内筒
部材Gbの周端g2が、外筒部材Gaの周端g3より、
内側に引っ込んでおり、内筒部材Gbの周端g2が、外
筒部材Gaの周端g3から外側に出ていないので、下ス
リーブ1aと上スリーブ1bのグロメット収容部3に装
着されたグロメットGを、グロメット収容部3の内周壁
に圧接するように装着した際に、外筒部材Gaの周端g
3から出ている内筒部材Gbの周端g2が、外側にめく
り上がり、この部分から水等が、内筒部材Gbとケーブ
ルWとの接合面に侵入しやすくなるようなことがない。
【0031】外筒部材Gaの内周面に形成された溝g4
と内筒部材Gbの内周面に形成された溝g5とは、グロ
メットGの軸線方向にずれた位置に配置されているの
で、内筒部材GbにケーブルWを装着した際に、内筒部
材Gbの内周面に形成された溝g5が、外筒部材Gaの
内周面に形成された溝g4に落ち込んで、内筒部材Gb
の内周面に形成された溝g5付近に凹部が形成され、内
筒部材Gbと装着されたケーブルWとの密着性が損なわ
れるようなことが防止できる。また、内筒部材Gbが薄
肉状に形成されているので、内筒部材Gbの溝g5が、
外筒部材Gaの溝g4に落ち込むと、内筒部材Gbが変
形して弾性力が損なわれ、内筒部材Gbと装着されたケ
ーブルWとの密着性が損なわれることになる。
【0032】内筒部材Gbが先細り状に形成されていて
も、内筒部材Gbは薄肉状に形成されているので、変形
し易く、従って、内筒部材Gbに装着されるケーブルの
外周面に密着することができる。また、厚肉の外筒部材
Gaは、その外径及び内径が略一定な円筒状に形成され
ており、外筒部材Gaの内周面が傾斜状に形成されてい
ないので、外筒部材Gaと外筒部材Gaに装着されるケ
ーブルWとの密着性が向上する。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成されている
ので、以下に記載する効果を奏することができる。
【0034】グロメットを、外筒部材と内筒部材の2つ
の筒部材により形成したので、径の異なるケーブルに対
応することができるとともに、グロメットと装着される
ケーブルとの接触面積を大きくすることができるので、
ケーブルクロージャの気密性及び防水性が向上する。
【0035】連結部が、外筒部材と内筒部材の2つの筒
部材の端部に形成されているので、外筒部材からの内筒
部材の除去作業が容易である。
【0036】外筒部材の内周面に形成された溝と内筒部
材の内周面に形成された溝とが、グロメットの軸線方向
にずれた位置に配置されているので、内筒部材と装着さ
れたケーブルとの密着性が損なわれるようなことが防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のケーブルクロージャ用グロメッ
トの斜視図である。
【図2】図2は図1のI−I線に沿った本発明のケーブ
ルクロージャ用グロメットの断面図である。
【図3】図3は本発明のケーブルクロージャ用グロメッ
トが収容されたケーブルクロージャの一部切断部を含む
部分正面図である。
【図4】図4は本発明のケーブルクロージャ用グロメッ
トが収容されたケーブルクロージャの部分斜視図であ
る。
【図5】図5は本発明のケーブルクロージャ用グロメッ
トが収容されたケーブルクロージャの要部の垂直断面図
である。
【図6】図6は図5と同様の本発明のケーブルクロージ
ャ用グロメットが収容されたケーブルクロージャの要部
の垂直断面図である。
【図7】図7は本発明のケーブルクロージャ用グロメッ
トを2個併設した状態を示す斜視図である。
【図8】図8は図7に示す本発明のケーブルクロージャ
用グロメットが収容されたケーブルクロージャの部分斜
視図である。
【図9】図9は本発明のケーブルクロージャ用グロメッ
トを3個併設した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・ケーブルクロージャ G・・・・・・・・グロメット Ga・・・・・・・外筒部材 Gb・・・・・・・内筒部材 S・・・・・・・・シーリングテープ W・・・・・・・・ケーブル g4、g5・・・・溝 w1・・・・・・・心線 1a・・・・・・・上部スリーブ 1b・・・・・・・上部スリーブ 3・・・・・・・・グロメット収容部 10・・・・・・・ケーブル抑え部材 11・・・・・・・テンションメンバー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−170017(JP,A) 特開 平6−38339(JP,A) 実開 昭57−44584(JP,U) 実開 昭62−57530(JP,U) 実開 昭57−119588(JP,U) 実公 昭55−47222(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 15/00 - 15/196 H02G 13/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒部材と該外筒部材の内側に位置する内
    筒部材の2つの筒部材を、一端に配設した連結部を介し
    て接続するとともに、前記外筒部材の内周面に形成した
    溝と前記内筒部材の内周面に形成した溝とを、グロメッ
    トの軸線方向にずらして配置したことを特徴とするケー
    ブルクロージャ用グロメット。
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