JP3050488B2 - 車両のキャブ・リヤボディ連結装置 - Google Patents

車両のキャブ・リヤボディ連結装置

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JP3050488B2
JP3050488B2 JP6127086A JP12708694A JP3050488B2 JP 3050488 B2 JP3050488 B2 JP 3050488B2 JP 6127086 A JP6127086 A JP 6127086A JP 12708694 A JP12708694 A JP 12708694A JP 3050488 B2 JP3050488 B2 JP 3050488B2
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JP
Japan
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cab
rear body
canopy
locking
back window
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忠 矢内
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のキャブとリヤボ
ディとを連結する装置の改良に関し、特にキャブとリヤ
ボディのキャノピィまたはキャンパ内の空間との間を連
絡することができるようにしつつ連結する装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】キャブの後方にリヤボディを有する従来
技術の車両では、キャブとリヤボディとは、完全に独立
して形成されているか、可撓性ホースで連結されていた
(例えば実開昭56−30142号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
技術では、キャブとリヤボディとの間で荷物のやり取り
等のコミュニケーションができないため、車両の運転手
または乗員がリヤボディ内の荷物を取るために一旦車両
から降りなければならないので、取扱が不便であった。
このため、キャブの後面にバックウインドを取り付ける
ことが考えられるが、この場合、キャブとリヤボディと
の間で雨漏れを起こさないようにする必要がある。
【0004】本発明の目的は、上記に鑑み、キャブとリ
ヤボディとの間の雨漏れを防止しつつキャブとリヤボデ
ィとの間を連絡して荷物のやり取り等のコミュニケーシ
ョンを行なうことができる車両のキャブ・リヤボディ連
結装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、キャブとこのキャブの後方に設けられた
リヤボディとから成り、少なくともリヤボディのキャノ
ピィまたはキャンパがキャブと別体である車両におい
て、キャブの後面に取り付けられてキャブとリヤボディ
ーのキャノピィまたはキャンパ内の空間とを連絡するバ
ックウインドと、前記リヤボディーのキャノピィまたは
キャンパの前面にその開口を覆うように取り付けられ
ャブとリヤボディーのキャノピーまたはキャンバ内の空
間とをバックウインドを介して連結する弾性ブーツとを
備え、この弾性ブーツは、バックウインドのウインドフ
レームのフランジと係止突条との間で形成されるU字形
溝内で係止突条に着脱自在に係止される係止縁を有し、
弾性ブーツの係止縁のU字形溝の係止突条に対する係止
によってバックウインドと弾性ブーツとの間が液密に連
結されていることを特徴とする車両のキャブ・リヤボデ
ィ連結装置を提供することにある。
【0006】
【作用】このように、キャブの後面にバックウインドが
設けられていると、このバックウインドを通してキャブ
とリヤボディ内の空間との間で荷物のやり取り等のコミ
ュニケーションを行なうことができるが、リヤボディの
キャノピィまたはキャンパの前面にその開口を覆うよう
に取り付けられた弾性ブーツをキャブのバックウインド
ウインドフレームのフランジと係止突条との間で形成
されるU字形溝内で係止突条に係止すると、バックウイ
ンドと弾性ブーツとの間は液密に連結され、またこのU
字形溝(係止部)に溜った雨水はU字形溝(係止部)
沿って下降し、キャブとリヤボディとの間で雨漏れを起
こすことがない。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明
すると、図1は本発明に係る車両のキャブ・リヤボディ
連結装置10を備えた車両12を示し、この車両12
は、シャシフレーム14に搭載されたキャブ16と、こ
のキャブ16の後方に設けられたリヤボディ18とから
成っている。図1及び図2に示すように、キャブ16の
後縁16aとリヤボディ18の前縁18aの間には両者
の相対的な動きを許すように隙間17を有する。
【0008】リヤボディ18は、デッキ20とキャノピ
ィ22とから成り、図示の実施例では、キャノピィ22
は、図2に示すように、デッキ20の上縁にシール部材
24を介して図示しないボルトによって着脱自在に取り
付けられているが、このキャノピィ22は、デッキ20
と一体に形成されていてもよい。また、キャノピィ22
がデッキ20と別体である場合、デッキ20は、キャブ
16と一体に形成されていてもよい。更に、キャノピィ
22は、取り外し自在なキャンパに置き換えられてもよ
い。尚、図示の実施例では、キャノピィ22は、樹脂製
であるのが示されているが、他の適宜の材料から形成す
ることができる。
【0009】本発明のキャブ・リヤボディ連結装置10
は、図2に示すように、キャブ16の後面に取り付けら
れてキャブ16とリヤボディ18のキャノピィ22内の
空間とを連絡するバックウインド26を備え、このバッ
クウインド26は、キャブ16の開口フランジ28にウ
エザストリップ30を介して取り付けられたフランジ3
2aを有するウインドフレーム32と、このウインドフ
レーム32に左右に開閉自在に嵌込まれた可動ウインド
ガラス34Aと固定ウインドガラス34Bとから成って
いる。尚、図2において符号36はウインドフレーム3
2に取り付けられてウインドガラス34の開閉を許しつ
つウインドフレーム32とウインドガラス34との間の
液密を保持するガラスラン、また符号38は同じくウイ
ンドフレーム32に取り付けられてウインドガラス34
の縁の液密を保持するウエザストリップである。
【0010】本発明のキャブ・リヤボディ連結装置10
は、また、リヤボディ18のキャノピィ22の前面であ
るフロントパネル23の開口23Aの縁23aに着脱自
在に取り付けられた硬質塩化ビニル製のトリム40から
この開口23Aを覆うように延びる蛇腹状のゴム製弾性
ブーツ42を備え、この弾性ブーツ42は、バックウイ
ンド26のウインドフレーム32の後縁に設けられた係
止突条32bに弾発的に係止されるリング状の係止縁4
2aを有する。この弾性ブーツ42は、図2の点線で示
す連結前の状態から係止縁42aを押し広げながらバッ
クウインド26のウインドフレーム32の係止突条32
bを乗り越えて係止される。トリム40は、図示のよう
に、内部に芯金40aを有しているので、この芯金40
aによって縁23aに確実に装着されている。尚、図2
において符号44はキャノピィ22のフロントパネル2
3とトリム40との間に設けられたシーラである。弾性
ブーツ42の係止縁42aがバックウインド26のウイ
ンドフレーム32の係止条32bを乗り越えることが
できるようにするため、ウインドフレーム32の係止突
条32bは、図3に示すように、隅部分に丸みを有する
ことが望ましい。
【0011】キャブ16の後面に設けられたバックウイ
ンド26は、キャブ16とリヤボディ18との連絡通路
となり、従ってこのバックウインド26のウインドガラ
ス34を開いてキャブ16とリヤボディ18内の空間と
の間で荷物のやり取り等を行なうことができる。
【0012】また、図2に示すように、リヤボディ18
のキャノピィ22の前面にその開口を覆うように弾性ブ
ーツ42が取り付けら、この弾性ブーツ42がキャブ
16のバックウインド26の係止突条32bに係止され
ているので、バックウインド26と弾性ブーツ42との
間は液密に連結される。キャブ16とリヤボディ18と
の間の隙間17から入り込む雨水は、ウインドフレーム
32のフランジ32aと係止突条32bとの間で形成さ
れるU字形溝(係止部)32cに溜ることなく、このU
字形溝32cに沿って左右の溝部分を通って下降し、キ
ャブとリヤボディとの間で雨漏れを起こすことがない。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、キャブ
の後面にバックウインドが設けられているので、このバ
ックウインドを通してキャブとリヤボディ内の空間との
間で荷物のやり取り等のコミュニケーションを行なうこ
とができるが、リヤボディのキャノピィまたはキャンパ
の前面にその開口を覆うように取り付けられた弾性ブー
ツをキャブのバックウインドのウインドフレームのフラ
ンジと係止突条との間で形成されるU字形溝内で係止突
条に係止するので、バックウインドと弾性ブーツとの間
は液密に連結され、またこのU字形溝(係止部)に溜っ
た雨水はU字形溝(係止部)に沿って下降して排出され
るため、キャブとリヤボディとの間で雨漏れを起こすこ
とがない。
【0014】更に、弾性ブーツは、バックウインドに着
脱自在に取付けられるので、キャブからリヤボディのキ
ャノピィやキャンパを取り外すのを容易に行うことがで
き、また弾性ブーツは、キャブとリヤボディとの間の間
隔の変動を吸収することができるので、搭載時のばらつ
きや車両走行時の両者の間隔の変動を確実に吸収するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャブ・リヤボディ連結装置を備
えた車両の側面図である。
【図2】本発明に係るキャブ・リヤボディ連結装置の一
部を破断して示す拡大断面図である。
【図3】本発明に用いられるのに適したバックウインド
の正面図である。
【符号の説明】
10 キャブ・リヤボディ連結装置 12 車両 14 シャシフレーム 16 キャブ 17 隙間 18 リヤボディ 20 デッキ 22 キャノピィ 23 フロントパネル 24 シール部材 26 バックウインド 28 開口フランジ 30 エウザストリップ 32 ウインドフレーム 32a フランジ 32b 係止突条 32c U字形溝 34 ウインドガラス 36 ガラスラン 38 ウエザストリップ 40 トリム 40a 芯金 42 弾性ブーツ 42a 係止縁 44 シーラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/04 - 33/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブと前記キャブの後方に設けられた
    リヤボディーとから成り、少なくとも前記リヤボディー
    のキャノピィまたはキャンパが前記キャブと別体である
    車両において、前記キャブの後面に取り付けられて前記
    キャブとリヤボディーのキャノピィまたはキャンパ内の
    空間とを連絡するバックウインドと、前記リヤボディー
    のキャノピィまたはキャンパの前面にその開口を覆うよ
    うに取り付けられ前記キャブと前記リヤボディーのキャ
    ノピーまたはキャンバ内の空間とを前記バックウインド
    を介して連結する弾性ブーツとを備え、前記弾性ブーツ
    は、前記バックウインドのウインドフレームのフランジ
    と係止突条との間で形成されるU字形溝内で前記係止突
    条に着脱自在に係止される係止縁を有し、前記弾性ブー
    ツの係止縁の前記U字形溝の係止突条に対する係止によ
    って前記バックウインドと弾性ブーツとの間が液密に連
    結されていることを特徴とする車両のキャブ・リヤボデ
    ィ連結装置。
JP6127086A 1994-05-18 1994-05-18 車両のキャブ・リヤボディ連結装置 Expired - Lifetime JP3050488B2 (ja)

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CN105711395B (zh) * 2016-01-21 2017-12-08 苏州市捷达消防车辆装备有限公司 消防车的贯通式乘驾两室密封装置
JP2019177732A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 いすゞ自動車株式会社 キャブ及び荷台の連結構造

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