JP3049798B2 - 洗浄制御装置 - Google Patents

洗浄制御装置

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JP3049798B2 JP3054517A JP5451791A JP3049798B2 JP 3049798 B2 JP3049798 B2 JP 3049798B2 JP 3054517 A JP3054517 A JP 3054517A JP 5451791 A JP5451791 A JP 5451791A JP 3049798 B2 JP3049798 B2 JP 3049798B2
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栄一 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄水などの流体の噴射
により被対象部を洗浄するために使われる流体と薬品、
化粧水等の流体の噴射により被対象部を保護しまたは芳
香を付加するための流体の噴出量、方向、角度等の位置
を制御することのできる洗浄制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の洗浄制御装置は、例えば
トイレに使用される衛生洗浄制御装置では1個、または
複数個の開口部を有する噴射口の開閉の制御や、使用者
の被対象部の一定範囲を洗浄するために可動部の揺動制
御を行なうものであった。
【0003】噴出口は被対象部があるであろうおよその
位置に向けて設定され、その後噴射口を開口し流体を被
対象部に向けて噴出させ、噴流を被対象部に当てる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の構成では、このような噴流は必ずしも使用者の被対
象部に命中するとは限らず、使用者は被対象部であろう
と推定するところを噴流の通路中に移動させ、洗浄する
ものである。さらに、被対象部はある一定の面積を有し
ているので、使用者は被対象部を移動させることにより
被対象部の全領域を洗浄するものである。
【0005】この被対象部の移動を少なくするために可
動部を有した噴出口を可動させることにより使用者がで
きるだけ被対象部を移動させなくても良いようにしたも
のが可動部の揺動制御である。
【0006】しかしながら、いずれの方式も被対象部が
どこであるかについての正確な情報はなく、推定により
噴出口から流体を噴射しているため様々な使用者の被対
象部の形態に正確に噴流を当てることができず、使用者
自ら被対象部を移動させなければならないという課題が
あった。また、被対象部が損傷を負っている場合などに
は、薬を噴射する必要がある。更に、排便後には臭いが
伴うために被対象部に芳香剤を振りかける場合もある。
しかし、現在では特にそのような手段はなく、使用者自
身により塗布するか、または振りかけるようになってい
たが、その時被対象部が見えないという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、被対
象部の代表位置の検出と被対象領域を検出することによ
り、被対象部の移動を行なわせることなく適切に洗浄で
きるとともに被洗浄領域の部分に薬品、化粧品等を適切
に噴射することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、洗浄用流体を噴射する洗浄用流体噴射手段
と、洗浄用とは異なる流体を噴射または塗布する第2流
体噴射手段と、前記洗浄用流体噴射手段と前記第2流体
噴射手段から出る各流体が被対象部に当たる位置を制御
する位置制御手段と、前記洗浄用流体噴射手段と前記第
2流体噴射手段から出る各流体が被対象部に供給される
状態を監視し、画像信号として出力する撮像部とからな
り、前記撮像部からの画像信号に基づいて洗浄すべき前
記対象部の位置と噴射すべき前記対象部の位置を決める
ように前記位置制御手段に制御信号を出力する制御部と
を設けた構成としてある。
【0009】
【作用】本発明は上記構成によって、撮像部が洗浄用流
体噴射手段と第2流体噴射手段からの流体の被対象部に
供給される状態を監視し画像信号として出力し、制御部
がこの画像信号に基づいて位置制御手段により洗浄用流
体噴射手段と第2流体噴射手段の位置を制御し、対象部
の洗浄、治療、保護または化粧すべき代表点及び前記代
表点を起点として近傍の洗浄領域の洗浄または治療領域
の治療または保護領域の保護または化粧領域の化粧を適
切に行なう。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1を参照して説明
する。図1に於て、1は便器、2は使用者3が座る便
座、4はノズル5に開閉弁6を経由して流体を供給する
洗浄水タンク、7は前記ノズル5を可動部8を介して上
下左右に移動させる位置制御手段、9は前記ノズル5の
伸縮部10の先端付近に設けられた洗浄用流体噴射手段
で、便座1内を水圧により出没するように構成してい
る。また、前記位置制御手段7には可動部8を介して第
2流体噴射手段11が前記洗浄用流体噴射手段9の上部
に一体化して設けてある。12は前記第2流体噴射手段
に供給する薬品または洗剤または化粧品等の流体を収納
する第2流体タンク、さらに前記ノズル5近傍には使用
者3の被対象部13を監視する撮像部14が設置してあ
る。位置制御手段7と撮像部14は制御部15と接続す
るように構成している。尚、制御部15は操作部16か
らの指示により洗浄操作または第2流体噴射操作を開始
するために撮像部14からの画像信号から被対象部13
を認識する認識部17と、前記認識部17から被対象部
13の位置と噴射すべき前記被対象部13の洗浄度を判
断する判定部18と、位置指示部19とで前記認識部1
7の結果と判定部18の判定結果に基づいて洗浄すべき
または第2流体を噴射すべき前記被対象部13の位置を
決めるように位置指示部19からの指示により前記位置
制御手段7を制御する構成である。
【0011】上記構成において動作を説明する。使用者
3が便座2に座ることによりスイッチ(図示せず)が入
り、撮像部14から使用者の使用前の画像(尻部分であ
る被対象部)が認識部17のメモリに取り込む。ここで
この画像を初期画像とし、この初期画像のエッジ検出等
の処理により形状抽出を行い被対象部13中の排泄物が
出る代表点を求める。この代表点を基準点として認識部
17で被対象部13周辺のエッジの特徴を抽出して形状
認識を行なう。
【0012】次に、使用後は使用者3が操作部16を操
作することにより撮像部14から現在画像を認識部17
に取り込みエッジ検出等の画像処理により形状抽出を行
ない被対象部13の代表点を求める。同様にこの代表点
を基準点として認識部17で被対象部13周辺のエッジ
の特徴を抽出して形状認識を行なう。その後前記現在画
像(使用後の画像)の代表点と前記初期画像(使用前の
画像)の代表点とを一致させることにより初期画像と現
在画像の形状をマッチングさせるとともに同一地点(代
表点)の色の比較を判定部19で行なう。色の変化があ
る間は判定結果として未だ洗浄されていないということ
である。そこで、開閉弁6を開口し流体を洗浄タンク4
からノズル5へ供給する。そして位置指示部19の指示
にしたがって、ノズル5の伸縮部10が縮んだ状態から
水圧により便座1内に伸張し、洗浄用流体噴射手段9か
ら洗浄用流体を噴射する。本発明では最初に代表点を洗
浄する。この動作を判定部18で変化なしの状態まで行
い、その後認識部17で得られた被対象領域内を渦巻き
状に位置指示部19の指示により走査してゆく。全ての
被対象領域で判定部18の判定が変化無しであれば洗浄
終了となり開閉弁6を閉口しノズル5の伸縮部10を縮
ませて便座1内から没するようにする。
【0013】次に、前記洗浄終了後ただちに化粧水など
を使用して洗浄する場合は操作部16の指示により第2
流体タンク12に収納されているたとえば化粧水を前記
洗浄のために認識された被対象部に位置指示部19の指
示により可動部8を介して位置制御手段7を可動させる
ことにより被対象部へ第2流体噴射手段11から噴射す
る。
【0014】また、前記化粧品の使用をせず、痔等で被
対象部が損傷を負っている場合は薬品を使用する。この
場合通常損傷を負っている部分は排出物が出る代表点近
傍であるため、操作部16の指示により第2流体タンク
12に収納されている薬品を前記洗浄のために認識され
た代表点に位置指示部19の指示により位置制御手段7
を可動させることにより第2流体噴射手段11から噴射
する。
【0015】尚、判定部18の判定に、ここでは色の変
化を検出する方法で説明したが、洗浄前と洗浄後の変化
がわかるものであれば輝度情報等を用いても同様の作用
をする。そして洗浄位置の順番は渦巻き状でなく端から
の走査であってもかまわない。又、被対象部は使用者だ
けとは限らず、便器等の汚れが付着するものについても
同様の作用をする。
【0016】ところで、第2流体として薬品と化粧水を
同時に使用したい場合等の複数時には第2タンクと第2
流体噴射手段との間に切り替え弁を設け、薬品または化
粧水のタンクを別設すればよい。この第2流体は化粧水
などの場合は噴射または噴霧が主たる方法であるが、薬
品等では可動部をアーム状にして塗布する場合に於いて
も同様に画像で塗布領域を指定して塗布することも可能
である。
【0017】尚、本実施例として便器に使用される衛生
洗浄装置について説明をしたが、被対象部としては飛行
機、自動車等の洗浄についても同様の方法がおこなえ、
第2流体として洗剤を使用することにより上記飛行機、
自動車等をきれいに洗浄するという効果も生まれるのは
言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は撮像部から
の画像信号に基づいて洗浄すべき対象部の位置と第2流
体を噴射すべき対象部の位置を決めるように位置制御手
段に制御信号を出力する制御部を設けることにより、対
象部の洗浄または保護または化粧すべき代表点及び前記
代表点を起点として近傍の洗浄領域の洗浄または保護領
域の保護または化粧領域の化粧を適切に行なうことがで
き、以下のような効果を有する。
【0019】(1)画像で被対象部の汚れを認識して洗
浄するために洗浄ボタンを押すだけで被対象部の洗浄が
行える。このとき使用者は被対象部であろうと推定する
ところを噴流の通路中に持って行き、被対象部を移動さ
せる必要はない。
【0020】(2)洗浄が完了したかどうかが自動的に
検出することができ、不必要な洗浄水を使わなくて良い
ために省エネルギーになり、かつ省時間となる。
【0021】(3)洗浄以外に薬品の噴射または塗布に
よる痔などの対象部の損傷修復を行うことができる。ま
た、洗浄後の芳香のために第2流体として噴射すること
もできるため化粧の効果もある。さらに、飛行機、自動
車等の洗浄についても同様の方法がおこなえ、第2流体
として洗剤を使用することにより上記飛行機、自動車等
をきれいに洗浄できる。
【0022】(4)なお、洗浄制御装置は使用者の被対
象部のみならず便器等周辺の洗浄に対しても同様の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における洗浄制御装置の構成
【符号の説明】
7 位置制御手段 9 洗浄用流体噴射手段 11 第2流体噴射手段 14 撮像部 15 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 9/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄用流体を噴射する洗浄用流体噴射手段
    と、洗浄用とは異なる流体を噴射または塗布する第2流
    体噴射手段と、前記洗浄用流体噴射手段と前記第2流体
    噴射手段から出る各流体が被対象部に当たる位置を制御
    する位置制御手段と、前記洗浄用流体噴射手段と前記第
    2流体噴射手段から出る各流体が被対象部に供給される
    状態を監視し、画像信号として出力する撮像部とからな
    り、前記撮像部からの画像信号に基づいて洗浄すべき前
    記対象部の位置と噴射すべき前記対象部の位置を決める
    ように前記位置制御手段に制御信号を出力する制御部と
    を備えた洗浄制御装置。
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