JP3049471B2 - 窯業成形物用の吸着装置 - Google Patents

窯業成形物用の吸着装置

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JP3049471B2
JP3049471B2 JP6298990A JP29899094A JP3049471B2 JP 3049471 B2 JP3049471 B2 JP 3049471B2 JP 6298990 A JP6298990 A JP 6298990A JP 29899094 A JP29899094 A JP 29899094A JP 3049471 B2 JP3049471 B2 JP 3049471B2
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武信 工藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窯業成形物の移動時に
使用される吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置の改
良に関する。とりわけ、水分を含んだ乾燥前の柔軟な瓦
素地、タイル素地、煉瓦素地などの窯業成形物の移動を
確実に行うための吸着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の産業分野において、窯業
成形物の移動のために、空気制御機構を利用したいわゆ
る吸着具を備えた吸着装置は広く採用されている。
【0003】
【従来の技術】窯業成形物のなかでも、とりわけ瓦の製
造工程では成形直後の水分を含んだ柔軟な瓦素地を損傷
させることなく、成形機から搬送ラインへ移載する場合
などにこの種の装置を利用することが広く実施されてい
る(特公平5−35049号公報参照)。
【0004】この種の装置には、多数の吸着具Pが備え
られており、これらの吸着具Pが成形後の柔軟な瓦素地
Wに向けて降下されることにより吸着把持し、吸着具用
支持体Tに装着された吸着具Pを移動させ、成形機外へ
瓦素地を移動することが行われている(図7を参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】ところが、従来のこ
の種の吸着具Pを採用した装置により、窯業成形物Wを
吸着把持して移動させる場合、窯業成形物Wは水分を含
んでいるから、その表面は滑り易く、正確な移動を実施
し難い。
【0006】窯業成形物Wの表面は滑り易いため、吸着
具Pの吸着面と窯業成形物Wの被吸着面との間の摩擦係
数は小さい。そのため、吸着具Pの吸着面が窯業成形物
Wの被吸着面に確実に当接しても、窯業成形物Wの移動
時に吸着具Pの吸着面が窯業成形物Wの被吸着面から滑
動し、位置ずれを発生し、その際に空気漏れのため吸着
機能を損なうおそれがあった(図7を参照)。
【0007】該装置に多数の吸着具Pが装着され、吸着
漏れを少なくするように配慮されているものの、窯業成
形物Wを早い速度により水平方向に移動させる場合は、
とりわけ吸着具Pの滑動が少なくなく、吸着漏れを発生
し、窯業成形物Wの移動の確実性に欠けた。
【0008】そして、吸着具Pが窯業成形物Wの被吸着
面から滑動する結果、吸着具P内の負圧状態が解除さ
れ、大気圧となるため吸着具機能が著しく低下し、窯業
成形物Wの確実な吸着移動を実施できなかった。
【0009】このため、窯業成形物Wの生産ラインの誤
操作や停止を余儀なくされているのが実情である。
【0010】本発明は、上記した従来技術の欠点を除く
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、吸着具による窯業成形物の吸着後に、窯業成形物の
移動を実施しても吸着具が窯業成形物の被吸着面を滑動
することなく、確実に吸着具内の負圧状態を保持するこ
とより、窯業成形物の移動の確実性を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の基本的構成は、
吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置において、移動
自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接続され、一側
に吸着具用支持体に連結される取付部が備えられるとと
もに、内側に空気流通孔を有する筒状部と、筒状部の空
気流通孔と連通する両側が開放された空気室を内側に備
えた弾性体による伸縮自在な伸縮部と、制動部を備えた
滑動制止片が設けられ、伸縮部が筒状部の他側に連設さ
れるとともに、伸縮部の傍らに伸縮部の開口縁に向けて
滑動制止片の制動部を備えた吸着具が設けられ、吸着具
の取付部が吸着具用支持体に連結されてなることを特徴
とする窯業成形物用の吸着装置と、
【0012】吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置に
おいて、移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接
続され、一側に吸着具用支持体に連結される取付部が備
えられるとともに、内側に空気流通孔を有する筒状部
と、外側に向けて広げられたらっぱ状部と、らっぱ状部
の開口縁から内側に向かう内側湾曲部と、内側湾曲部の
開口縁から外側に向けて広げられた吸着面部を備えると
ともに、筒状部の空気流通孔と連通する両側が開放され
た空気室を内側に備えた弾性体による伸縮部と、筒体の
一側に鍔部を備えるとともに内側に両側が開放された中
空室が設けられ、かつ中空室と外部に通ずる通孔を備
え、他側に制動部を有する滑動制止片が設けられ、伸縮
部のらっぱ状部の内側に滑動制止片の鍔部が装着される
とともに、滑動制止片の制動部が伸縮部の吸着面部の開
口縁寄りに臨ませられた吸着具が設けられ、吸着具の取
付部が吸着具用支持体に連結されてなることを特徴とす
る窯業成形物用の吸着装置と、
【0013】吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置に
おいて、移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接
続され、一側に吸着具用支持体に連結される取付部が備
えられるとともに、内側に空気流通孔を有する筒状部
と、外側に向けて広げられ、両側が開放された空気室を
内側に有する弾性体による伸縮部と、一側に筒状部に連
結される取付部を備え、内側に中空室が設けられ、かつ
中空室と外部に通ずる通孔を備え、他側に制動部を有す
る滑動制止片が設けられ、滑動制止片の取付部が筒状部
の他側に連結されるとともに、滑動制止片の制動部を伸
縮部の開口縁寄りに臨ませられた吸着具が設けられ、吸
着具の取付部が吸着具用支持体に連結されてなることを
特徴とする窯業成形物用の吸着装置と、
【0014】 吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置
において、移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に
接続され、一側に吸着具用支持体に連結される取付部が
備えられるとともに、内側に空気流通孔を有する筒状部
と、外側に向けて広げられ、両側が開放された空気室を
内側に有する弾性体による伸縮部と、内側に中空室が設
けられ、かつ中空室と外部に通ずる通孔を備え、他側に
制動部を有する筒状の滑動制止片が設けられ、制動部を
伸縮部の開口縁寄りに臨ませ、滑動制止片が発条体を介
して筒状部の他側に弾装された吸着具が設けられ、吸着
具の取付部が吸着具用支持体に連結されてなることを特
徴とする窯業成形物用の吸着装置と、
【0015】吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置に
おいて、移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接
続され、一側に吸着具用支持体に連結される取付部が備
えられるとともに、内側に空気流通孔を有する筒状部
と、外側に向けて広げられ、両側が開放された空気室を
内側に有する弾性体による伸縮部と、制動部を有する滑
動制止片が設けられ、伸縮部の開口縁の内側において、
伸縮部の軸芯方向であって、かつ伸縮部の開口縁側に向
けて滑動制止片の制動部を有する吸着具が設けられ、吸
着具の取付部が吸着具用支持体に連結されてなることを
特徴とする窯業成形物用の吸着装置と、
【0016】吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置に
おいて、移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接
続され、一側に吸着具用支持体に連結される取付部が備
えられるとともに、内側に空気流通孔を有する筒状部
と、外側に向けて広げられ、両側が開放された空気室を
内側に有する弾性体による伸縮部と、制動部を有する倒
立碗型の滑動制止片が設けられ、伸縮部が筒状部の他側
に装着されるとともに、滑動制止片が伸縮部の外周に装
着され、制動部を伸縮部の開口縁の外側寄りに臨ませた
吸着具が設けられ、吸着具の取付部が吸着具用支持体に
連結されてなることを特徴とする窯業成形物用の吸着装
置である。
【0017】
【作用】空気制御機構により吸着具用支持体を介して吸
着具内が負圧にされつつ、吸着具用支持体が窯業成形物
に向けて降下される。そして、吸着具の伸縮部が窯業成
形物の被吸着面に当接すると併せて滑動制止片の制動部
が窯業成形物内に僅かではあるが、食い込む。
【0018】かくして、制動部が窯業成形物の表層部内
に食い込む結果、吸着具を水平方向へ移動させても、吸
着具は窯業成形物の被吸着面から滑動することがないの
で、吸着具の窯業成形物に対する位置ずれを発生しない
から、吸着具内の負圧状態が正規に保持され、吸着具に
よる吸着把持の確実性を達成でき、窯業成形物の移動を
確実化できる。
【0019】
【実施例1】図1はこの発明の実施例1に係る装置の概
略断面図、図2は実施例1における窯業成形物Wの吸着
状態を示す断面図、図7は従来の装置における作用説明
図である。
【0020】そこで、実施例1の装置の詳細を図1、図
2および図7を参照して説明する。この発明に係る装置
は、基本的に図示が省略された空気制御機構、内側に空
気制御室12が備えられ、かつ吸着具10を上下方向や
左右方向のほか自由方向に移動させるために適宜の手段
を介して移動自在に設けられた吸着具用支持体14およ
び吸着具10を構成する筒状部24、伸縮部26や制動
部16を備えた滑動制止片18などから成立されてい
る。
【0021】空気制御機構は従来例においても採用され
ているものであるから、詳細については省略するが(特
公平5−35049号公報参照)、窯業成形物Wの吸着
時に吸着具10内の空気を負圧となし、窯業成形物Wの
吸着を解除する場合は負圧を解除する機能を有するもの
である。
【0022】吸着具用支持体14はその内側に空気制御
室12が設けられ、一部に吸着具10の取付部20に対
応した連結孔22を有するものであって、図示を省略し
たが、カムやレバ−などを用いた機械的な手段やエアシ
リンダなどを利用した手段などの適宜の移動手段を介し
て上下方向はもちろん、水平方向のほか傾斜方向など全
方位に移動自在に設けられている。吸着具10により把
持した窯業成形物Wを方向を制限することなく、自由な
方角へ移動できるようにするためである。
【0023】前記した空気制御室12は知られていると
おり、可撓管などを介して空気制御機構に連通され、吸
着具10内の空気圧を制御する機能を有するものであ
る。
【0024】次に吸着具10の構成について説明する。
この吸着具10は、筒状部24、伸縮部26および制動
部16を備えた滑動制止片18などから構成されてい
る。
【0025】筒状部24は必ずしも後述する伸縮部26
と一体の弾性体であることを必須するものではなく、硬
質のプラスチックスや金属であってもよい。この筒状部
24の一側には、筒状部24を吸着具用支持体14の連
結孔22に連結させるために取付部20が設けられてお
り、その内側には吸着具用支持体14の空気制御室12
に連通する空気流通孔28が設けられている。また、そ
の一側にはフランジ23が設けられ、筒状部24を吸着
具用支持体14に連結させたときに安定性が得られるよ
うに配慮されている。
【0026】伸縮部26は少なくとも、柔軟な窯業成形
物Wに当接したときに、窯業成形物Wの表層部に密着し
易くする目的と損傷させないようにするため、ゴムや軟
質樹脂などの弾性体によって全体が構成されている。筒
状部24は伸縮するものではないから、弾性体に制限さ
れないが、伸縮部26は伸縮作用を奏することを必須と
するから、弾性体により構成されている。したがって、
図示した例は筒状部24と伸縮部26が一体の弾性体で
あることを示しているが、両者を分離独立したものと
し、筒状部24が金属や硬質のプラスチックス、伸縮部
26の材質を弾性体とすることも発明者は予定してい
る。伸縮部26には筒状部24の空気流通孔28と連通
する両側が開放された空気室30が内側に設けられてい
る。
【0027】伸縮部26をさらに詳細に説明すると、外
側に向けて広げられたらっぱ状部32と、らっぱ状部3
2の開口縁から内側に向かう内側湾曲部34と、内側湾
曲部34の開口縁から外側に向けて広げられた吸着面部
36が備えられ、伸縮作用の機能性の増加を図ってい
る。また、この実施例では一つの伸縮部26からなる
が、複数の伸縮部26を連続させて設けることも発明者
は予定している。なお、この明細書において用語「伸縮
部の開口縁」とは、両側の開放口のうち広く開放された
側の開口縁を指称していることを明らかにする。
【0028】この伸縮部26は、窯業成形物Wに向けて
降下し、窯業成形物Wに当接したとき、伸縮部26内の
空気圧が空気制御機構による負圧作用のほか伸縮部26
に対する降下作用が物理的に作用することと相俟って伸
縮するものである(図2を参照)。
【0029】次に滑動制止片18について説明する。滑
動制止片18は前記した伸縮部26の内側つまり空気室
30内に装填されるものであり、窯業成形物Wが伸縮部
26により吸着された後、とりわけ窯業成形物Wを水平
方向に移動させる場合に、他側の制動部16が窯業成形
物W内に食い込むことにより、伸縮部26の滑動を抑制
し伸縮部26の吸着時の窯業成形物Wに対する位置ずれ
を防止するものである。換言すれば、滑動制止片18は
吸着具10のブレ−キや滑り止めの役割をするものとい
える。
【0030】滑動制止片18は、筒状のものであって、
一側に鍔部38が設けられている。また、内側に伸縮部
26の空気室30と連通する両側が開放された中空部4
0が設けられ、その中空部40と外部に連通する通孔4
2が筒状部の一部に設けられており、他側には刃先や薄
い金属片、プラスチックス片などによる制動部16が設
けられている。また、制動部は棒状のものなどでも滑り
止め機能を果たすものであればよい。
【0031】前記した鍔部38の外径は伸縮部26に形
成されたらっぱ状部32と内側湾曲部34との境の内側
のくびれ部44の径に対応して設けられ、滑動制止片1
8を空気室30へ装填したとき、鍔部38の外周がくび
れ部44に嵌合されることにより滑動制止片18が伸縮
部26から容易に脱落しないように配慮されている。
【0032】滑動制止片18は、鍔部38側が筒状部2
0側に向けられ、伸縮部26の空気室30内に装填さ
れ、鍔部38の外周が前記したくびれ部44に嵌合され
ることにより、伸縮部26と組み合わせられる。
【0033】この場合、伸縮部26が負圧ではなく大気
圧と同じ常態の場合、つまり非伸縮時において滑動制止
片18の他側に設けられた制動部16は吸着面部36の
外側端に露呈することなく、その内側の位置しているこ
とが好ましい(図1を参照)。
【0034】伸縮部26の内側に滑動制止片18が装填
され、らっぱ状部32と内側湾曲部34との境のくびれ
部44に滑動制止片18が嵌合され、制動部16は伸縮
部26の吸着面部36の開口縁寄りに臨ませることによ
り吸着具10が設けられている。
【0035】そして、吸着具10を吸着具支持体14に
装着するため、取付部20が吸着具用支持体14の連結
孔22に挿入されるとともにフランジ23が連結孔22
の外周に当接され、さらにフランジ23の外側にパッキ
ング46が当接され、パッキング46から吸着具用支持
体14に向けてボルト48が挿入されることにより固定
されている。
【0036】次にこの実施例の作用を図1および図2を
参照して説明する。
【0037】吸着具10を下方に支持させた吸着具用支
持体14が水分を含んだ窯業成形物Wに向け、適宜の昇
降手段を介して降下する。
【0038】吸着具10の他側に設けられた吸着面部3
6は窯業成形物Wの表面に密着する。
【0039】かくして、吸着具10側と窯業成形物Wと
の間は連通するから、空気制御機構の制御作用により、
吸着具用支持体14の空気制御室12、筒状部20の内
側の空気流通孔28、らっぱ状部32の空気室30、内
側湾曲部34の中空部40、そして滑動制止片18の通
孔42を通じて連通される滑動制止片18と内側湾曲部
34および吸着面部36によって囲まれる空気連通部5
0がそれぞれ負圧となる。
【0040】その結果、吸着具10の伸縮部26は縮小
されるので、これらの内側の空気室30、中空部40の
ほか滑動制止片18の内側の空気連通部50は一層負圧
が強くなり、吸着面部36が窯業成形物Wの表層部に密
着し、吸着把持する。
【0041】そして、吸着具10による窯業成形物Wの
吸着作用に引き続いて滑動制止片18の制動部16が窯
業成形物Wの表層内に食い込む。
【0042】制動部16が窯業成形物Wに食い込む結
果、吸着具10を比較的早い速度により水平方向へ移動
させても、吸着具10は窯業成形物Wの表層部を滑動す
ることがないので吸着具10の位置ずれをしないから、
空気漏れを発生しない。したがって、吸着具10内の負
圧状態を確実に保持でき、窯業成形物Wの吸着作用を保
持したまま、移動を確実に行うことができる。
【0043】
【実施例2】この例を図3を参照して説明する。図示を
省略したが、空気制御機構や吸着具用支持体の構成は、
そっくり実施例1と同じである。この実施例と実施例1
との基本的構成は共通する。
【0044】筒状部24の一側は図面上省略されている
が、吸着具用支持体側の構成は、実施例1の構成と共通
である。したがって、一側には取付部が設けられ、内側
には空気流通孔28が設けられている。また、その他側
の周囲には、後述する伸縮部52を装着するため凹部5
4が形成されている。さらに、筒状部24の他側の内周
には後述する滑動制止片58を結合させるためねじ溝5
6が設けられている。
【0045】伸縮部52は両側が開放された空気室30
を内側に備え、らっぱ状に設けられており、実施例1と
同様にその材質は弾性体である。筒状部24に装着され
る側は細く形成されているが、その内側には前記した筒
状部24の凹部54に対応して凸部60が設けられてい
る。
【0046】滑動制止片58の一側には、筒状部24の
他側に設けられたねじ溝56に対応するねじ62が設け
られている。
【0047】また、滑動制止片58の内側には、両側が
開放された中空室57が設けられている。滑動制止片5
8の一側にはフランジ64が設けられ、滑動制止片58
の円筒部66の側面に通孔68が形成され、その他側に
は鋸歯状の突起による制動部70が設けられている。
【0048】かくして、筒状部24の他側の凹部54と
伸縮部52の凸部60が嵌合されことにより、滑動制止
片58のフランジ64が筒状部24の他側縁に当接され
るとともに筒状部24のねじ溝56に滑動制止片58の
ねじ62が螺合されることによって、吸着具10が構成
されている。
【0049】この場合、滑動制止片58の制動部70は
伸縮部52の開口縁寄りに臨ませてある。伸縮部52の
常態において、実施例1の場合と同様に制動部70は伸
縮部52から外側に露呈していない。
【0050】この実施例の構成は以上のとおりであっ
て、説明していない構成については実施例1の説明を援
用する。
【0051】本例の作用について説明するが、その作用
についても実施例1と本質的な相違はない。吸着具10
が窯業成形物に向けて降下することにより、伸縮部52
が窯業成形物に当接される。そして、空気制御機構の制
御作用により伸縮部52は形態変化して、図の点線で示
されるように末広がりになって、内側の空気室30の容
積は小さくなるとともに負圧となり、窯業成形物を吸着
する。
【0052】引き続き、滑動制止片58の制動部70が
窯業成形物内に食い込む。かくして、窯業成形物の移動
時に吸着具10が滑動することなく、吸着状態を正規に
保持するから、確実に窯業成形物の移動を行うことがで
きる。
【0053】
【実施例3】この例を図4を参照して説明する。この例
もまた、前記した実施例と比較して本質的な差異は少な
い。筒状部24の一側つまり吸着具用支持体側の構成
は、実施例1の構成と共通である。したがって、一側に
は取付部が設けられ、内側には空気流通孔28が設けら
れている。また、その他側の周囲には、後述する伸縮部
52を装着するため凹部54が形成されている。さら
に、筒状部24の他側の内周には後述する滑動制止片7
2を弾装させるためねじ溝56が設けられている。
【0054】伸縮部52は両側が開放された空気室30
を内側に備えており、らっぱ状に設けられ、実施例1と
同様にその材質は弾性体である。筒状部24に装着され
る側は細く形成されているが、その内側には前記した筒
状部24の凹部54に対応して凸部60が設けられてい
る。
【0055】滑動制止片72は円筒状のものであって、
一側に鍔部74が設けられ、他側には実施例2と同様に
鋸歯状の制動部70が設けられおり、制動部70寄りの
内側には別の鍔部75が設けられている。また、滑動制
止片72の一部にはその内側の中空室77に通ずる通孔
76が設けられている。中空室77は図示のとおり両側
が開放されている。
【0056】その他に滑動制止片72を筒状部24の他
側に弾装させるために前記した筒状部24のねじ溝56
に対応したねじ78を有するナット80が設けられてい
る。
【0057】かくして、筒状部24の他側の凹部54と
伸縮部52の凸部60が嵌合されことにより、伸縮部5
2は筒状部24の他側に結合されている。
【0058】滑動制止片58の一側に設けられた鍔部7
4側は筒状部24の空気流通孔28内に挿入され、制動
部70は伸縮部52の開口縁寄りに臨ませてある。
【0059】そして、ナット80の鍔部分が伸縮部52
の内側と筒状部24の他側端に当接されるとともに、ナ
ット80のねじ78が筒状部24の他側の内側に設けら
れたねじ溝56に嵌合され、滑動制止片72は筒状部2
4の他側の空気流通孔28内とナット80の孔内を摺動
自在に設けられている。さらにナット80の鍔部分と滑
動制止片72の鍔部74との間には、図示のようにスプ
リングなどの発条体82が装着され、滑動制止片72が
筒状部24の他側に弾装されることにより、吸着具10
が構成されている。
【0060】この発条体82は、滑動制止片58の制動
部70が窯業成形物Wに向けて降下されたときに過度に
その表層部内に食い込むことがないよう意図されてい
る。
【0061】そして、この吸着具10の取付部が吸着具
用支持体に連結されている。
【0062】そこで、この実施例の作用について説明す
る。伸縮部52の開口縁が窯業成形物Wに当接され、空
気制御機構の制御作用により伸縮部52は図4の鎖線で
表されるように縮小され、伸縮部52内は負圧となり窯
業成形物を吸着する。
【0063】引き続き、滑動制止片58の制動部70が
発条体82の弾発力に抗しつつ、窯業成形物内に食い込
むから過度に食い込むことがない。かくして、実施例1
と同様に窯業成形物の移動時による吸着具10の滑動を
生ずることがないので、移動を確実に実施できる。
【0064】
【実施例4】この実施例を図5を参照して説明する。こ
の例もまた、前記した実施例と比較して本質的な差異は
少ない。筒状部24の一側つまり吸着具用支持体側の構
成は、実施例1の構成と共通である。したがって、一側
には取付部が設けられ、内側には空気流通孔28が設け
られている。また、その他側の周囲には、後述する伸縮
部52を装着するため凹部54が形成されている。
【0065】伸縮部52は内側には、両側が開放された
空気室30を備え、らっぱ状に設けられており、実施例
1と同様にその材質は弾性体である。筒状部24に装着
される側は細く形成されているが、その内側には前記し
た筒状部24の凹部54に対応させて凸部60が設けら
れている。
【0066】滑動制止片84は断面L字状であり、一側
に制動部86が設けられている。
【0067】したがって、この例の吸着具10は、前記
した実施例と同様に筒状部24、伸縮部52と滑動制止
片84から構成されている。
【0068】そこで、これらの組み合わせについて説明
すると、筒状部24の他側の凹部54に伸縮部52の凸
部60が嵌合され、伸縮部52の開口縁の内側寄りに滑
動制止片84の制動部86が伸縮部52の中心方向に向
けて装着されている。
【0069】そこで、この例の作用を説明する。伸縮部
52の開口縁が窯業成形物に当接され、空気制御機構の
制御作用により伸縮部52は図5の鎖線で表されるよう
に縮小され、伸縮部52の空気室30は負圧となり窯業
成形物を吸着する。
【0070】引き続き、滑動制止片84の制動部86は
伸縮部52の非伸縮時には傾斜していたものが、点線で
示されるように垂直方向に変位する。かくして、制動部
86は窯業成形物の表層部に食い込む。したがって、窯
業成形物の移動時による吸着具10の滑動を生ずること
がないので、移動を確実に実施できる。
【0071】
【実施例5】この例を図6を参照して説明する。この例
は、吸着具10の滑動制止片98が伸縮部52の外側に
設けられた構成である。他の実施例の場合、滑動制止片
は伸縮部の内側に設けられているが、この実施例では伸
縮部52の外側に設けられている。
【0072】したがって、他の大部分の構成は前記した
他の実施例と共通であるから、この例について明示しな
い構成は他の実施例の説明を作用と併せ援用する。
【0073】筒状部24の内側には他の実施例と同様に
空気流通孔28が設けられ、他側には鍔部88が形成さ
れている。そして、筒状部24の他側端の内側には後述
するナット90を装着するためねじ溝92が形成されて
いる。
【0074】さらに、筒状部24の鍔部88とねじ溝9
2の間の周囲には凹部94が設けられている。
【0075】伸縮部52は他の実施例と同様に内側に空
気室30を備え、らっぱ状の形態をしており弾性体によ
り設けられている。細く形成された側には環状の結合部
96が形成されている。また、結合部96の傍らの内側
には、筒状部24の凹部94に対応させて凸部95が形
成されている。
【0076】滑動制止片98は倒立椀型に設けられ、そ
の開口縁には鋸歯状の制動部100が形成され、制動部
100と反対側の中央部には結合孔102が設けられと
ともに短い円筒状の嵌合部104が突設されている。
【0077】伸縮部52を筒状部24の他側に装着させ
るためのナット90は鍔部105を備えており、一側に
は筒状部24に設けられたねじ溝92に対応させてねじ
106が設けられている。また、ナット90の内側には
連通孔108が設けられている。
【0078】そこで、吸着具10を構成する筒状部2
4、伸縮部52、滑動制止片98およびナット90の組
み合わせについて説明する。
【0079】筒状部24の他側に倒立椀型の滑動制止片
98の結合孔102が挿入されるとともに、嵌合部10
4がその周囲に当接され、さらに嵌合部104の基部は
筒状部24の鍔部88上に支持されている。
【0080】伸縮部52の結合部96側が筒状部24の
鍔部88下方に当接されるとともに、筒状部24の凹部
94に伸縮部52の凸部95が嵌合され、さらにナット
90の鍔部104が伸縮部52の内側端に当接され、ナ
ット90のねじ106が筒状部24のねじ溝92に螺入
されることにより、伸縮部52が筒状部24の他側に装
着されている。
【0081】そして、側面に通孔106が設けられた滑
動制止片98が伸縮部52の外周に配置され、嵌合部1
04が筒状部24の他側に嵌合され、制動部100が伸
縮部52の開口縁の外側寄りに臨ませられることにより
吸着具10が構成されている。
【0082】この吸着具10の取付部が前記した吸着具
用支持体に連結されている。
【0083】この例の作用を説明する。伸縮部52の開
口縁が窯業成形物に当接され、空気制御機構の制御作用
により伸縮部52は図6の鎖線で表されるように縮小さ
れ、伸縮部52内は負圧となり窯業成形物を吸着する。
【0084】引き続き、滑動制止片98の制動部100
が窯業成形物内に食い込むから、他の実施例と同様に窯
業成形物の移動時による吸着具10の滑動を生ずること
がないので、移動を確実に実施できる。
【0085】本発明では、窯業成形物の移動時に制動部
が窯業成形物の表層部に食い込ませることにより、制動
を行うものであるから、その表層部に制動跡が残存する
ものの、その制動跡は従来の吸着具の滑動による滑動跡
の場合と比較しても多少残存する。しかし、従来の伸縮
部自体のの滑動による滑動跡に比較して制動部による制
動跡は目立つことが少ないから、品質に影響を与えるほ
どのものではないので、制動跡の残存については無視で
きる。
【0086】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、以下に示す効果を奏する。吸着具によって窯業成
形物を吸着把持し、窯業成形物を移動させるに際して、
その移動が比較的早い速度でかつ水平方向であっても、
滑動制止片の制動部が窯業成形物の表層部に食い込むか
ら、吸着具が窯業成形物上を滑動することがなく、位置
ずれをしないから、空気漏れを発生しない。したがっ
て、窯業成形物の移動時に、常時、吸着具内の負圧を正
規に保持できるから、吸着漏れを生ずるおそれがないた
め、窯業成形物の移動の確実性を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の概略断面図である。
【図2】本発明の実施例1における窯業成形物の吸着状
態を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例2の概略断面図である。
【図4】本発明の実施例3の概略断面図である。
【図5】本発明の実施例4の概略断面図である。
【図6】本発明の実施例5の概略断面図である。
【図7】従来例の作用を示す説明である。
【符号の説明】
10 吸着具 14 吸着具用支持体 16 制動部 18 滑動制止片 20 取付部 22 連結孔 24 筒状部 26 伸縮部 28 空間流通孔 30 空気室 32 らっぱ状部 34 内側湾曲部 36 吸着面部 38 鍔部 40 中空室 42 通孔 52 伸縮部 57 中空室 58 滑動制止片 68 通孔 70 制動部 72 滑動制止片 76 通孔 77 中空室 82 発条体 84 滑動制止片 86 制動部 98 滑動制止片 100 制動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−60729(JP,A) 特開 昭63−77707(JP,A) 特開 平6−15630(JP,A) 実開 平5−86922(JP,U) 実開 平2−54502(JP,U) 実開 昭61−200212(JP,U) 実開 昭59−148311(JP,U) 特公 平5−35049(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 13/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置
    において、 移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接続され、 一側に吸着具用支持体に連結される取付部が備えられる
    とともに、内側に空気流通孔を有する筒状部と、 筒状部の空気流通孔と連通する両側が開放された空気室
    を内側に備えた弾性体による伸縮自在な伸縮部と、 制動部を備えた滑動制止片が設けられ、 伸縮部が筒状部の他側に連設されるとともに、伸縮部の
    傍らに伸縮部の開口縁に向けて滑動制止片の制動部を備
    えた吸着具が設けられ、 吸着具の取付部が吸着具用支持体に連結されてなること
    を特徴とする窯業成形物用の吸着装置。
  2. 【請求項2】 吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置
    において、 移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接続され、 一側に吸着具用支持体に連結される取付部が備えられる
    とともに、内側に空気流通孔を有する筒状部と、 外側に向けて広げられたらっぱ状部と、らっぱ状部の開
    口縁から内側に向かう内側湾曲部と、内側湾曲部の開口
    縁から外側に向けて広げられた吸着面部を備えるととも
    に、筒状部の空気流通孔と連通する両側が開放された空
    気室を内側に備えた弾性体による伸縮部と、 筒体の一側に鍔部を備えるとともに内側に両側が開放さ
    れた中空室が設けられ、かつ中空室と外部に通ずる通孔
    を備え、他側に制動部を有する滑動制止片が設けられ、 伸縮部のらっぱ状部の内側に滑動制止片の鍔部が装着さ
    れるとともに、滑動制止片の制動部が伸縮部の吸着面部
    の開口縁寄りに臨ませられた吸着具が設けられ、 吸着具の取付部が吸着具用支持体に連結されてなること
    を特徴とする窯業成形物用の吸着装置。
  3. 【請求項3】 吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置
    において、 移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接続され、 一側に吸着具用支持体に連結される取付部が備えられる
    とともに、内側に空気流通孔を有する筒状部と、 外側に向けて広げられ、両側が開放された空気室を内側
    に有する弾性体による伸縮部と、 一側に筒状部に連結される取付部を備え、内側に中空室
    が設けられ、かつ中空室と外部に通ずる通孔を備え、他
    側に制動部を有する滑動制止片が設けられ、 滑動制止片の取付部が筒状部の他側に連結されるととも
    に、滑動制止片の制動部を伸縮部の開口縁寄りに臨ませ
    られた吸着具が設けられ、 吸着具の取付部が吸着具用支持体に連結されてなること
    を特徴とする窯業成形物用の吸着装置。
  4. 【請求項4】 吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置
    において、 移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接続され、 一側に吸着具用支持体に連結される取付部が備えられる
    とともに、内側に空気流通孔を有する筒状部と、 外側に向けて広げられ、両側が開放された空気室を内側
    に有する弾性体による伸縮部と、 内側に中空室が設けられ、かつ中空室と外部に通ずる通
    孔を備え、他側に制動部を有する筒状の滑動制止片が設
    けられ、 制動部を伸縮部の開口縁寄りに臨ませ、滑動制止片が発
    条体を介して筒状部の他側に弾装された吸着具が設けら
    れ、 吸着具の取付部が吸着具用支持体に連結されてなること
    を特徴とする窯業成形物用の吸着装置。
  5. 【請求項5】 吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置
    において、 移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接続され、 一側に吸着具用支持体に連結される取付部が備えられる
    とともに、内側に空気流通孔を有する筒状部と、 外側に向けて広げられ、両側が開放された空気室を内側
    に有する弾性体による伸縮部と、 制動部を有する滑動制止片が設けられ、 伸縮部の開口縁の内側において、伸縮部の軸芯方向であ
    って、かつ伸縮部の開口縁側に向けて滑動制止片の制動
    部を有する吸着具が設けられ、 吸着具の取付部が吸着具用支持体に連結されてなること
    を特徴とする窯業成形物用の吸着装置。
  6. 【請求項6】 吸着具を備えた窯業成形物用の吸着装置
    において、 移動自在な吸着具用支持体が空気制御機構に接続され、 一側に吸着具用支持体に連結される取付部が備えられる
    とともに、内側に空気流通孔を有する筒状部と、 外側に向けて広げられ、両側が開放された空気室を内側
    に有する弾性体による伸縮部と、 制動部を有する倒立碗型の滑動制止片が設けられ、 伸縮部が筒状部の他側に装着されるとともに、滑動制止
    片が伸縮部の外周に装着され、制動部を伸縮部の開口縁
    の外側寄りに臨ませた吸着具が設けられ、 吸着具の取付部が吸着具用支持体に連結されてなること
    を特徴とする窯業成形物用の吸着装置。
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