JP3049023B1 - 金銭登録機におけるセキュリティ装置 - Google Patents

金銭登録機におけるセキュリティ装置

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JP3049023B1
JP3049023B1 JP10328666A JP32866698A JP3049023B1 JP 3049023 B1 JP3049023 B1 JP 3049023B1 JP 10328666 A JP10328666 A JP 10328666A JP 32866698 A JP32866698 A JP 32866698A JP 3049023 B1 JP3049023 B1 JP 3049023B1
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幸彦 輿石
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甲府日本電気株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 操作者が金銭登録機を離れた場合でも、セキ
ュリティを確保することができる金銭登録機のセキュリ
ティ装置を提供する。 【解決手段】 金銭登録機K近傍での人の出入りを認識
可能な遮蔽物認識センサ4と、運用状態を認識する為の
モード錠1と、紙幣を保管するキャシュドロア3と、キ
ャッシュドロア3の開閉状態を認識可能な開閉検知セン
サ2と、ブザー6とを備え、モード錠1により監視状態
に設定された場合に、上記各センサ4,2により金銭登
録機K近傍への人の進入、あるいは、キャッシュドロア
3の開状態が認識された場合に上記ブザー6により警告
音が発せられることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金銭登録機にお
けるセリュリティ装置に係るものであり、特に、セキュ
リティ機能を向上することができる金銭登録機における
セリュリティ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように従来から、キャッシュドロ
アを備えた金銭登録機が知られている。この種の金銭登
録機は、売り上げ業務に関し、操作者のキー入力により
キャッシュドロアを開放できる構造になっている。ま
た、このような金銭登録機はその性質上取り扱う紙幣等
が人目にさらされるため、様々なセキュリティ装置が設
けられているのが一般的であり、例えば、操作者がキャ
ッシュドロアを閉め忘れた場合等にこれを通知するよう
なものがある(特開平1−306524号公報に開示さ
れている)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の金銭登録機にあっては、操作者がキャッシュドロア
を閉め忘れた場合には有効であるが、操作者がキャッシ
ュドロアを閉鎖して金銭登録機から離れた状態において
は第三者がキャッシュドロアを開放すれば容易に紙幣を
取り出すことができるという問題がある。また、キャッ
シュドロアを一定時間開放した状態で警告音を発するよ
うにすると、金銭登録機の繁忙期に、お客との接待時間
短縮の為にキャッシュドロアを閉鎖せずに使用する場合
に、金銭登録機の使用中に警告音がなってしまい、実際
の運用に耐えられないという問題がある。そこで、この
発明は、操作者が金銭登録機を離れた場合に、セキュリ
ティを確保することができる金銭登録機のセキュリティ
装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明においては、金銭登録機(例えば、実施形
態における金銭登録機K)近傍での人の出入りを認識可
能なセンサ(例えば、実施形態における遮蔽物認識セン
サ4)と、運用状態を認識する為のモード錠(例えば、
実施形態におけるモード錠1)と、紙幣を保管するキャ
シュドロア(例えば、実施形態におけるキャッシュドロ
ア3)と、キャッシュドロアの開閉状態を認識可能なセ
ンサ(例えば、実施形態における開閉検知センサ2)
と、2種の警告音を発生可能な警告装置(例えば、実施
形態におけるブザー6)とを備え、モード錠により監視
状態に設定された場合に、上記各センサにより金銭登録
機近傍への人の進入、あるいは、キャッシュドロアの開
状態が認識されると、これらに応じた警告音で上記警告
装置により警告(例えば、実施形態における警告音K
1、警告音K2)がなされることを特徴とする。操作者
が金銭登録機を離れるときにモード錠を操作して金銭登
録機を監視状態にしておくと、第三者が金銭登録機に近
づいたり、キャッシュドロアを開くと警告装置により警
告が発せられ、離れた場所にいる操作者に知らせる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の1実施形態を図
面と共に説明する。図1は、この発明の1実施形態の金
銭登録機Kの概略構成図である。同図において、金銭登
録機Kは運用状態を示すモード錠1と紙幣等を格納する
キャッシュドロア3とこのキャッシュドロア3の開閉を
検知する開閉検知センサ2とを有し、金銭登録機Kの遮
蔽物の有無を検知する遮蔽物認識センサ4と警告音を発
するブザー6と情報を制御する制御部5とを備えてい
る。具体的には上記モード錠1は、図2に示すようにキ
ー操作によってVOID位置V、休止位置ST、登録位
置R、点検位置C、練習位置T、設定位置SET、及
び、締め位置ENDのモードを備えており、大きくは登
録中と未使用中に大別される。
【0006】このモード錠1は、操作者が金銭登録機K
から離れる際に休止位置STにすることで、制御部5は
遮蔽物を認識する遮蔽物認識センサ4と、キャッシュド
ロア3の開閉を検知する開閉検知センサ2を監視するよ
うになっている。制御部5は、監視状態において遮蔽物
認識センサ4により遮蔽物有りが検知された場合には、
金銭登録機Kに人が近づいたものとしてブザー6により
警告音K1を発する。また、開閉検知センサ2によりキ
ャッシュドロア3の開状態が検知された場合にはブザー
6により警告音K2を発する。このようにして操作者
は、警告音K1と警告音K2により金銭登録機Kの状態
を認識する事ができる。
【0007】次に、上記制御部5による監視制御は図3
のフローチャート図に基づいて行われる。まず、ステッ
プS1においてモード錠1が休止位置STか否かが判定
される。休止位置STではない(NO)と判定された場
合には、ステップS6に進み、対応するキー位置に応じ
た各社業務処理がなされる。モード錠1が休止位置ST
である(YES)と判定された場合には、ステップS2
において遮蔽物認識センサ4が遮蔽物を検知しているか
否かが判定される。ステップS2において遮蔽物認識セ
ンサ4が何らかの遮蔽物を検知している(YES)と判
定された場合には、ステップS3においてブザー6によ
り警報音K1が発せられステップS4に進む。
【0008】ステップS2において遮蔽物認識センサ4
が遮蔽物を検知しない(NO)と判定された場合には、
ステップS4において開閉検知センサ2がキャッシュド
ロア3の開放を検知しているか否かが判定される。ステ
ップS4において、開閉検知センサ2がキャッシュドロ
ア3の開放を検知している(YES)と判定された場合
には、ステップS5においてブザー6により警報音K2
が発せられリターンする。
【0009】ステップS4において、開閉検知センサ2
がキャッシュドロア3の開放を検知していない(NO)
と判定された場合にはリターンする。したがって、操作
者が金銭登録機Kを離れる際にキー操作によりモード錠
1を休止位置STにセットしておけば、第三者が金銭登
録機Kに近づいた場合や、キャッシュドロア3を開いた
場合に、警告音K1、警告音K2によりこれを操作者に
知らせて注意を喚起することができるため、盗難防止を
確実なものとすることができる。
【0010】また、金銭登録機Kの繁忙期にお客との接
待時間短縮の為にキャッシュドロア3を開放した状態で
使用しなければならない場合には、モード錠1が休止位
置STになっていない(登録位置R)ため監視状態には
ならず、ブザー6により警告音K1、あるいは、警告音
K2が発せられることはない。したがって、実際の運用
上も何ら支障が生ずることはない。尚、この発明は上記
実施形態に限られるものではなく、例えば、警告装置は
ブザーに限られずスピーカでもよく、警告を操作者に知
らせることができれば、バイブレータのような物でも良
く、ランプのようなものでも良い。また、遮蔽物検知セ
ンサは、金銭登録機Kに近接する人を検知できればその
形式は限定されず、操作者以外の人の検知をできるもの
であればなお好ましい。
【0011】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、モード錠を監視状態にすれば、金
銭登録機近傍へ第三者が進入した場合、あるいは、キャ
ッシュドロアが開放された場合に、警告装置によって離
れた場所にいる操作者の注意を喚起することができる。
したがって、操作者が離れた場合における盗難防止を確
実なものとできる効果がある。このとき、2種の警告音
により金銭登録機の状態を認識することができる。
た、モード錠が監視状態になっていなければキャッシュ
ドロアを開いた状態では警告がなされることはないた
め、金銭登録機の繁忙期にお客との接待時間短縮の為に
キャッシュドロアを開放したまま使用する場合に、警告
装置による警告装置による警告がなされることはなく、
実際の運用上で支障が生ずることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の金銭登録機の概略構成
図である。
【図2】 モード錠の拡大図である。
【図3】 制御動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 モード錠 2 開閉検知センサ(センサ) 3 キャッシュドロア 4 遮蔽物認識センサ(センサ) 5 制御部 6 ブザー(警告装置) K 金銭登録機 K1 警告音(警告) K2 警告音(警告)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/00 - 5/00 G08B 13/00 - 15/02 G08B 19/00 - 21/24 G08B 23/00 - 31/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金銭登録機近傍での人の出入りを認識可
    能なセンサと、運用状態を認識する為のモード錠と、紙
    幣を保管するキャシュドロアと、キャッシュドロアの開
    閉状態を認識可能なセンサと、2種の警告音を発生可能
    警告装置とを備え、モード錠により監視状態に設定さ
    れた場合に、上記各センサにより金銭登録機近傍への人
    の進入、あるいは、キャッシュドロアの開状態が認識さ
    ると、これらに応じた警告音で上記警告装置により警
    告がなされることを特徴とする金銭登録機におけるセキ
    ュリティ装置。
JP10328666A 1998-11-18 1998-11-18 金銭登録機におけるセキュリティ装置 Expired - Fee Related JP3049023B1 (ja)

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