JP2003327367A - エレベータの盗難防止装置 - Google Patents
エレベータの盗難防止装置Info
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- JP2003327367A JP2003327367A JP2002137424A JP2002137424A JP2003327367A JP 2003327367 A JP2003327367 A JP 2003327367A JP 2002137424 A JP2002137424 A JP 2002137424A JP 2002137424 A JP2002137424 A JP 2002137424A JP 2003327367 A JP2003327367 A JP 2003327367A
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗りかご内の部品の盗難を防止するエレベー
タの盗難防止装置の提供。 【解決手段】 乗りかご１内の部品、例えば操作盤２の
盗難を防止するエレベータの盗難防止装置において、操
作盤２の取付けビスが取り外されたことを検出する異常
検出回路７と、ドアを開放状態とした場合に出力を出す
エレベータ制御回路６とから信号が出力された時、乗り
かご１内に設置された警報装置４を作動させる制御手段
８を備えた構成。
タの盗難防止装置の提供。 【解決手段】 乗りかご１内の部品、例えば操作盤２の
盗難を防止するエレベータの盗難防止装置において、操
作盤２の取付けビスが取り外されたことを検出する異常
検出回路７と、ドアを開放状態とした場合に出力を出す
エレベータ制御回路６とから信号が出力された時、乗り
かご１内に設置された警報装置４を作動させる制御手段
８を備えた構成。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのかご
内部品の盗難を未然に防ぐことができるエレベータの盗
難防止装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】一般に、エレベータのかご内部品とし
て、かご内操作盤やかご内を撮影するカメラ或いはニュ
ース等の情報を映し出すかご内モニター等がある。そし
て、近時これらのかご内部品の盗難が頻繁に発生するよ
うになっている。 【０００３】この盗難を防止するものとして、特開平８
−１２２１３号公報に示すように、操作盤のカバーを外
した時、警報装置を作動するものが提案されている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】上記提案されたもので
は、カバーが外されるとすぐに警報が作動するため、保
守やランプ交換の時にも警報が作動してしまい周囲に対
し多大の迷惑をかけるのみならず頻繁に警報が作動し、
警報の意味が無くなるという問題があった。 【０００５】本発明の目的は、警報を頻繁に作動するこ
となくかご内部品の盗難を防止することのできるエレベ
ータの盗難防止装置を提供することにある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、乗りかご内の部品の盗難を防止するエレベータの盗
難防止装置において、前記部品の一部が取り外されたこ
とを検出する異常検出回路と、ドアを開放状態とした場
合に出力を出すエレベータ制御回路とから信号が出力さ
れた時、乗りかご内に設置された警報装置を作動させる
制御手段を備えた構成にしてある。 【０００７】このように構成した本発明では、ドア開放
状態のまま乗りかご内の部品を取り外そうとした際、前
記部品の取付けビスが取り外されたことを検出し、これ
により異常検出手段から出力される信号およびドア開放
状態にて出力される信号の双方が制御手段に入力され
る。これに伴い、乗りかご内に設置された警報装置が作
動し、犯人は逃走するか外そうとした部品を元の状態に
復帰せざるをえず、盗難は未然に防止される。また、保
守員は、ドアを閉じて作業を行うため警報装置は作動せ
ず周囲に迷惑をかけるなどの問題を生じることはない。 【０００８】 【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータの盗難
防止装置の一実施形態を図に基づいて説明する。 【０００９】図１は本発明のエレベータの盗難防止装置
の一実施形態を示すブロック図である。 【００１０】図において、１は昇降路内に配置される乗
りかご、２は乗りかご１内に設けられる操作盤、３は操
作盤２の近傍に配置されるかご内モニターである。操作
盤２には、乗りかご１内に異常が発生した旨を報知する
警報装置４が設けてある。５は例えば昇降路の上部に配
置される機械室内に設けられる制御盤で、この制御盤５
には、エレベータの運転を制御する回路、例えばドア開
放状態であることを判断するエレベータ制御回路６と、
乗りかご１内の部品の一部例えば取付けビスが取り外さ
れたことを検出する検出手段からの信号を入力する異常
検出回路７と、これらエレベータ制御回路６及び異常検
出回路７が接続される制御手段８とを設けてある。 【００１１】この制御手段８は、ドア開放状態にてエレ
ベータ制御回路６から出力される信号と、異常検出回路
７から出力される信号との双方を入力したとき、警報装
置４に乗りかご内に異常が発生した旨を報知させる制御
信号を出力させる構成となっている。 【００１２】このように構成される本実施形態にあって
は、平常運転時、ドア開放状態であってもエレベータ制
御回路６からの信号は出力されるが、異常検出回路７か
ら制御手段８に信号が入力されないので、警報装置４に
上述した制御信号が出力されることがない。 【００１３】そして例えば、ある階にて、ドア開放状態
のまま乗りかご１内の部品を取り外そうとしたとき、前
記部品の取付けビスが取り外されたことを検出する異常
検出手段（図示せず）から出力される信号が、異常検出
回路７に入力される。犯人はすぐに逃走しようとしてド
アを開放したままで作業することから、ドアは開放状態
となっている。このため、エレベータ制御回路６、異常
検出回路７の双方から制御手段８に信号が入力される。
制御手段８は、双方からの信号を入力したことを認識
し、乗りかご１内に設けた警報装置４を作動させる制御
信号を出力する。これにより、乗りかご１内に設けた警
報装置例えばブザーが鳴動する。 【００１４】このブザー音鳴動により犯人は即座に逃走
するか元の状態に復帰するため盗難を未然に防止するこ
とができる。また、犯人が逃走し、警報装置が作動状態
ではうるさい場合、所定時間作動させた後、タイマー等
により停止させることもできる。 【００１５】 【発明の効果】本発明は以上のように構成してあること
から、非常に安価に且つ、かご内部品の盗難を未然に防
止することができる。
内部品の盗難を未然に防ぐことができるエレベータの盗
難防止装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】一般に、エレベータのかご内部品とし
て、かご内操作盤やかご内を撮影するカメラ或いはニュ
ース等の情報を映し出すかご内モニター等がある。そし
て、近時これらのかご内部品の盗難が頻繁に発生するよ
うになっている。 【０００３】この盗難を防止するものとして、特開平８
−１２２１３号公報に示すように、操作盤のカバーを外
した時、警報装置を作動するものが提案されている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】上記提案されたもので
は、カバーが外されるとすぐに警報が作動するため、保
守やランプ交換の時にも警報が作動してしまい周囲に対
し多大の迷惑をかけるのみならず頻繁に警報が作動し、
警報の意味が無くなるという問題があった。 【０００５】本発明の目的は、警報を頻繁に作動するこ
となくかご内部品の盗難を防止することのできるエレベ
ータの盗難防止装置を提供することにある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、乗りかご内の部品の盗難を防止するエレベータの盗
難防止装置において、前記部品の一部が取り外されたこ
とを検出する異常検出回路と、ドアを開放状態とした場
合に出力を出すエレベータ制御回路とから信号が出力さ
れた時、乗りかご内に設置された警報装置を作動させる
制御手段を備えた構成にしてある。 【０００７】このように構成した本発明では、ドア開放
状態のまま乗りかご内の部品を取り外そうとした際、前
記部品の取付けビスが取り外されたことを検出し、これ
により異常検出手段から出力される信号およびドア開放
状態にて出力される信号の双方が制御手段に入力され
る。これに伴い、乗りかご内に設置された警報装置が作
動し、犯人は逃走するか外そうとした部品を元の状態に
復帰せざるをえず、盗難は未然に防止される。また、保
守員は、ドアを閉じて作業を行うため警報装置は作動せ
ず周囲に迷惑をかけるなどの問題を生じることはない。 【０００８】 【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータの盗難
防止装置の一実施形態を図に基づいて説明する。 【０００９】図１は本発明のエレベータの盗難防止装置
の一実施形態を示すブロック図である。 【００１０】図において、１は昇降路内に配置される乗
りかご、２は乗りかご１内に設けられる操作盤、３は操
作盤２の近傍に配置されるかご内モニターである。操作
盤２には、乗りかご１内に異常が発生した旨を報知する
警報装置４が設けてある。５は例えば昇降路の上部に配
置される機械室内に設けられる制御盤で、この制御盤５
には、エレベータの運転を制御する回路、例えばドア開
放状態であることを判断するエレベータ制御回路６と、
乗りかご１内の部品の一部例えば取付けビスが取り外さ
れたことを検出する検出手段からの信号を入力する異常
検出回路７と、これらエレベータ制御回路６及び異常検
出回路７が接続される制御手段８とを設けてある。 【００１１】この制御手段８は、ドア開放状態にてエレ
ベータ制御回路６から出力される信号と、異常検出回路
７から出力される信号との双方を入力したとき、警報装
置４に乗りかご内に異常が発生した旨を報知させる制御
信号を出力させる構成となっている。 【００１２】このように構成される本実施形態にあって
は、平常運転時、ドア開放状態であってもエレベータ制
御回路６からの信号は出力されるが、異常検出回路７か
ら制御手段８に信号が入力されないので、警報装置４に
上述した制御信号が出力されることがない。 【００１３】そして例えば、ある階にて、ドア開放状態
のまま乗りかご１内の部品を取り外そうとしたとき、前
記部品の取付けビスが取り外されたことを検出する異常
検出手段（図示せず）から出力される信号が、異常検出
回路７に入力される。犯人はすぐに逃走しようとしてド
アを開放したままで作業することから、ドアは開放状態
となっている。このため、エレベータ制御回路６、異常
検出回路７の双方から制御手段８に信号が入力される。
制御手段８は、双方からの信号を入力したことを認識
し、乗りかご１内に設けた警報装置４を作動させる制御
信号を出力する。これにより、乗りかご１内に設けた警
報装置例えばブザーが鳴動する。 【００１４】このブザー音鳴動により犯人は即座に逃走
するか元の状態に復帰するため盗難を未然に防止するこ
とができる。また、犯人が逃走し、警報装置が作動状態
ではうるさい場合、所定時間作動させた後、タイマー等
により停止させることもできる。 【００１５】 【発明の効果】本発明は以上のように構成してあること
から、非常に安価に且つ、かご内部品の盗難を未然に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のエレベータの盗難防止装置の一実施形
態を示すブロック図である。 【符号の説明】 １ 乗りかご ２ 操作盤 ３ かご内モニター ４ 警報装置 ５ 制御盤 ６ エレベータ制御回路 ７ 異常検出回路 ８ 制御手段
態を示すブロック図である。 【符号の説明】 １ 乗りかご ２ 操作盤 ３ かご内モニター ４ 警報装置 ５ 制御盤 ６ エレベータ制御回路 ７ 異常検出回路 ８ 制御手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 乗りかご内の部品の盗難を防止するエレ
ベータの盗難防止装置において、 前記部品の一部が取り外されたことを検出する異常検出
回路と、ドアを開放状態とした場合に出力を出すエレベ
ータ制御回路とから信号が出力された時、乗りかご内に
設置された警報装置を作動させる制御手段を備えたこと
を特徴とするエレベータの盗難防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002137424A JP2003327367A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | エレベータの盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002137424A JP2003327367A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | エレベータの盗難防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003327367A true JP2003327367A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29699185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002137424A Pending JP2003327367A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | エレベータの盗難防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003327367A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006235987A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体収納装置 |
| JP2012062145A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Hitachi Ltd | エレベーター装置 |
| CN107082333A (zh) * | 2017-04-20 | 2017-08-22 | 安徽瑞隆机电设备有限公司 | 一种多次确认的运货电梯安全控制系统和方法 |
| JP2020117393A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーター装置 |
-
2002
- 2002-05-13 JP JP2002137424A patent/JP2003327367A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006235987A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体収納装置 |
| JP4734958B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2011-07-27 | 沖電気工業株式会社 | 媒体収納装置 |
| JP2012062145A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Hitachi Ltd | エレベーター装置 |
| CN102398827A (zh) * | 2010-09-15 | 2012-04-04 | 株式会社日立制作所 | 电梯设备 |
| CN107082333A (zh) * | 2017-04-20 | 2017-08-22 | 安徽瑞隆机电设备有限公司 | 一种多次确认的运货电梯安全控制系统和方法 |
| JP2020117393A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーター装置 |
| JP7156059B2 (ja) | 2019-01-28 | 2022-10-19 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | エレベーター装置 |
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