JP2000231673A - セキュリティシステム - Google Patents

セキュリティシステム

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JP2000231673A
JP2000231673A JP11034494A JP3449499A JP2000231673A JP 2000231673 A JP2000231673 A JP 2000231673A JP 11034494 A JP11034494 A JP 11034494A JP 3449499 A JP3449499 A JP 3449499A JP 2000231673 A JP2000231673 A JP 2000231673A
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JP11034494A
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Minoru Ota
稔 太田
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意の窓等に設置される戸締まりセンサの検出
を解除した状態で、他の窓等に設置される戸締りセンサ
によって防犯の検出を行うことを可能とする。 【解決手段】各窓にそれぞれ設置され当該窓の開閉を検
出するセンサ211に対してセンサキャンセル回路212を設
けセンサキャンセル制御回路218により任意の窓等では
検出解除状態として窓が開いていても異常状態の検出を
行わず他の窓等においては開閉を検出する。またセンサ
キャンセル制御回路の駆動をノンロックスイッチ214に
より駆動されるサイリスタ215により行い、防犯設定の
解除によりセンサキャンセル回路の動作を所定時間停止
させ窓の開閉の検出解除状態としたセンサを戸締り検出
状態にする。このため検出解除状態を解除しなくとも再
度防犯設定をしたとき窓が開いているにも拘わらず異常
状態の検出を行うことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセキュリティシステ
ムに係り、特に、複数の窓、ドア等についての防犯を行
うセキュリティシステムにおいて、任意の窓の防犯設定
を解除し、他の窓についてはそのまま防犯設定を可能と
するセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、それぞれの窓、ドア等に設置
された各センサにより、当該窓が開いていることを検出
し、警報音を発生させて窓の戸締りがされていないこと
を報知すると共に、戸締りされている窓が開けられたと
き警報音を鳴動させて、不法侵入を報知する防犯のため
のセキュリティシステムが知られている。
【0003】この種のセキュリティシステムとして、図
3に示すように、各窓等にそれぞれ設置され、当該窓等
の開いていることを検出する戸締りセンサ110、12
0、130と、これら戸締りセンサ110、120、1
30の検出信号が入力されるセキュリティ装置100が
設けられる。戸締りセンサ110、120、130は設
置された窓が閉められているとき導通し、設置された窓
が開いている状態のとき導通が切断されることにより、
異常検出信号を出力するものである。
【0004】セキュリティ装置100には、接地された
戸締りセンサ110、120、130が接続される戸締
りセンサインターフェース103、防犯設定を行う防犯
設定スイッチ102、入力側に戸締りセンサインターフ
ェース103及び防犯設定スイッチ102が接続される
セキュリティCPU101が設けられる。セキュリティ
CPU101の出力側には警報音発生部104が接続さ
れ、更に警報音発生部104の出力側には警報音増幅回
路105、警報音出力スピーカ106が順次接続され
る。
【0005】このようなセキュリティシステムにおい
て、防犯設定スイッチ102が操作された直後に戸締り
センサ110、120、130からの異常検出信号が出
力されなければ、戸締りセンサ110、120、130
が設置される各窓等は戸締りされていることが確認さ
れ、その後、戸締りセンサ110、120、130は防
犯監視状態となる。防犯設定スイッチ102が操作され
た時に、何れかの窓が開いている状態であれば、開いて
いる窓に設置される戸締りセンサ110、120、13
0から異常検出信号が出力され、戸締りセンサインター
フェース103を介してセキュリティCPU101に異
常検出信号が入力される。そして、セキュリティCPU
101から警報音発生部104に警報音出力命令信号が
出力され、警報音発生部104から警報音信号が発生さ
れ、警報音増幅回路105で警報音信号が増幅され、警
報音出力スピーカ106より警報音が鳴動される。これ
により、防犯設定を解除して開いている窓を締め、再度
防犯設定スイッチ102が操作されると戸締りセンサ1
10、120、130が防犯監視状態になり、防犯監視
状態のとき何れかの窓が開けられると、戸締りセンサ1
10、120、130から異常検出信号が出力され、異
常検出信号を入力したセキュリティCPU101は上述
同様に作動し、警報音出力スピーカ106より警報音が
鳴動されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなセキュリティシステムにおいては、戸締まりセンサ
が設置された任意の窓の防犯監視状態を解除して換気等
のため開けた状態にし、他の窓等について防犯監視状態
とし、戸締りセンサを駆動させた状態で防犯を行うこと
が不可能であった。
【0007】本発明は上記欠点を解消するためになされ
たもので、任意の窓等に設置される戸締まりセンサの検
出を解除した状態で、他の窓等に設置される戸締りセン
サによって防犯の検出を行うことを可能としたセキュリ
ティシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のセキュリティシステムは、窓にその開閉を検出
するセンサを設け、防犯設定スイッチによりセキュリテ
ィCPUで防犯設定を行ない、センサからの異常状態信
号により警報音を出力するセキュリティ装置と、センサ
をキャンセルさせるセンサキャンセル回路と、センサキ
ャンセル回路の制御を行うセンサキャンセル制御回路
と、センサキャンセル制御回路を作動させるためのノン
ロックスイッチとを備えたものである。
【0009】また、センサキャンセル回路は、防犯設定
時にノンロックスイッチがONしたとき自己保持するサ
イリスタを介してセキュリティ装置から供給されている
電源で動作し、防犯設定解除後に電源が供給停止されて
動作を停止する能動素子と連動して動作する受動素子で
ある。本願発明のセキュリティシステムは、複数の窓等
にそれぞれ設置され当該窓の開閉を検出するセンサに対
してセンサキャンセル回路を設け、センサキャンセル制
御回路により制御して、窓が開いていても異常状態の検
出を行わないようにし、任意の窓等においては検出解除
状態として、他の窓等においては開閉を検出する状態と
することができる。このため、任意の窓においては換気
を行い、他の窓等では戸締り、防犯の検出を行うことが
できる。また、センサキャンセル制御回路の駆動をノン
ロックスイッチにより駆動されるサイリスタにより行う
こととしたため、防犯設定を解除することにより、セン
サキャンセル回路の動作を所定時間停止させ、窓の開閉
の検出解除状態としたセンサを戸締り検出状態とするこ
とができ、検出解除状態を解除する必要がない。このた
め、再度、防犯設定をしたとき、窓等が開いている状態
にも拘わらず、異常状態が検出されず、戸締り監視状態
になるという事態が発生することがなく、確実に戸締り
検出、防犯警報を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のにおける好ましい
実施の形態例を図面にしたがって説明する。図1に示す
ように、セキュリティシステムは、開閉の検出を行う3
つの窓等に設置される戸締り検出センサ210、22
0、230と、戸締り検出センサ210、220、23
0からの異常状態信号が入力され、警報音を発生するセ
キュリティ装置200とを有する。尚、ここでは戸締り
の検出を行う窓等は3つとしているが、検出を行う窓等
の数は任意の数とすることが可能である。
【0011】セキュリティ装置200には、装置を駆動
させ防犯設定を行う防犯設定スイッチ202と、戸締り
検出センサ210、220、230が接続される戸締り
センサインターフェース203と、防犯設定スイッチ2
02及び戸締りセンサインターフェース203が接続さ
れるセキュリティCPU201とが設けられる。更に、
セキュリティCPU201の出力側に順次接続される警
報音発生部204と、警報音増幅回路205と、警報音
出力スピーカ206とが設けられる。また、セキュリテ
ィCPU201の出力側には戸締り検出センサ210、
220、230へ電源を供給する電源供給回路207が
設けられる。
【0012】開閉の検出を行う各窓等に設置される戸締
り検出センサ210、220、230はセキュリティ装
置200の戸締りセンサインターフェース203と、接
地間に直列に接続されるセンサ211、221、231
を有する。センサ211、221、231はスイッチ機
構を備え、設置される窓等の開閉に伴って切断、導通さ
れ、窓等が開いていると切断により異常状態信号を出力
して異常状態を検出するOFF型センサである。このよ
うな各センサ211、221、231に並列に接続され
るセンサキャンセル回路212、222、232が設け
られる。センサキャンセル回路212、222、232
は、受動素子である常開接点2aを有するリレー駆動部
で構成され、センサ211、221、231が切断され
ている場合に、常開接点2aから接点2bに切替えられ
導通状態を形成することを可能とするものである。更
に、戸締り検出センサ210、220、230には、セ
キュリティ装置200の電源供給回路207に、直接接
続されると共に、入力電流制限用抵抗213、223、
233、ノンロックスイッチ214、224、234を
順次介して接続されるサイリスタ215、225、23
5が設けられ、サイリスタ215、225、235の出
力側にはセンサキャンセル回路212、222、232
を制御するセンサキャンセル制御回路218、228、
238が設けられ、抵抗217、227、237を介し
て接地される。
【0013】ノンロックスイッチ214、224、23
4は窓が開いている状態であってもセンサ211、22
1、231が異常状態の検出を行わないことを設定する
ために設けられ、ノンロックスイッチ214、224、
234が押されることによりサイリスタ215、22
5、235が自己保持を開始し、センサキャンセル制御
回路218、228、238を動作させるようになって
いる。センサキャンセル制御回路218、228、23
8は、センサキャンセル回路212、222、232の
リレー駆動部を制御する能動素子であるリレー制御部を
有し、センサキャンセル制御回路218、228、23
8が駆動することにより、これに連動してセンサキャン
セル回路212、222、232のリレーを常開接点2
aから接点2bに切替え、サイリスタ215、225、
235の自己保持の停止によりセンサキャンセル制御回
路218、228、238の駆動が停止されると、これ
に連動してセンサキャンセル回路212、222、23
2のリレー駆動部を接点2bから常開接点2aに切替え
て接続するようになっている。
【0014】このようなセキュリティシステムの動作に
ついて説明する。ここで、戸締まり検出センサ210に
おいては窓等が開けられている状態の検出を解除し、他
の戸締り検出センサ220、230においては窓等の開
閉の検出を行う場合を説明する。戸締り検出センサ21
0が設置される窓は換気等のため開けられ、センサ21
1は開成された状態となっており、戸締り検出センサ2
20、230が設置される窓は戸締まりがなされ、セン
サ221、231は閉成された状態となっている。この
状態で、戸締り検出センサ210のノンロックスイッチ
214を押すと、セキュリティ装置200の電源供給回
路207から電源が供給され、サイリスタ215は自己
保持を開始し、センサキャンセル制御回路218のリレ
ー制御部に電流が流れ、センサキャンセル回路212の
リレー駆動部が作動し、常開接点2aから接点2bに接
続が切替えられる。
【0015】このとき、セキュリティ装置200の防犯
設定スイッチ202を押すと、セキュリティCPU20
1に防犯設定スイッチ202から防犯設定信号が入力さ
れ、セキュリティCPU201は戸締り検出作動状態と
なり、戸締まりセンサインターフェイス部203を介し
て入力されるセンサ211、221、231からの異常
状態信号の入力の有無を認識する。センサ221、23
1は接続状態となっており、また、センサ211は切断
状態となっているがセンサキャンセル回路212のリレ
ー駆動部の常開接点2aが接点2bに切替えられてお
り、センサ211からの異常状態信号は出力されず、異
常状態の検出はされない。これにより、セキュリティ装
置200のセキュリティCPU201は窓等の戸締りが
されていると認識し、防犯監視状態になる。その後、戸
締り検出センサ220、230のセンサ221、231
が開成されると、センサ221、231から戸締りセン
サインターフェース203を介してセキュリティCPU
201に異常状態信号が出力され、セキュリティCPU
201から警報音発生回路204に警報音出力命令信号
が送出される。これにより、警報音発生回路204から
警報音信号が出力され、警報音増幅回路205で警報音
信号が増幅され、警報音出力スピーカ206から警報音
が放音される。
【0016】戸締り検出センサ210が防犯検出解除が
設定されている状態において、セキュリティシステムの
防犯設定解除を行う場合は、防犯設定スイッチ202を
押すと、セキュリティCPU201は防犯設定解除と認
識し、電源供給回路207に電源供給停止信号を送出す
る。電源供給停止信号が入力されると電源供給回路20
7から、戸締り検出センサ210、220、230への
電源供給が所定時間停止され、センサ211、221、
231の検出を停止させると共に、換気窓として使用し
ていた戸締り検出センサ210のサイリスタ215の駆
動を所定時間停止させる。サイリスタ215の駆動の停
止により、センサキャンセル制御回路218の駆動が停
止され、センサキャンセル回路212のリレー駆動部は
接点2bから常開接点2aに接続が切替えられる。これ
により戸締りセンサ210は検出解除設定から解放さ
れ、センサ211を窓の開閉の検出可能な状態となる。
このため、検出解除設定の解除をする必要がない。従っ
て、再度、防犯設定スイッチ202が押された場合、窓
が開けられているにも拘わらず異常状態が検出されずに
防犯検出作動状態になるという事態が発生することがな
く、戸締り検出作動状態となって、確実な戸締りの検出
及び、防犯を行うことができる。
【0017】他の実施例のセキュリティシステムとし
て、図2に示すように、セキュリティ装置300と、複
数の窓等にそれぞれ設置される戸締り検出センサ31
0、320とを備え、セキュリティ装置300は前述の
実施例と同様の構成となっている。尚、図においては、
戸締り検出センサは2つ備えられているが、任意の数を
選択可能である。
【0018】セキュリティ装置300には、装置を駆動
させ防犯設定を行う防犯設定スイッチ302と、戸締り
検出センサ310、320が接続される戸締りセンサイ
ンターフェース303と、防犯設定スイッチ302及び
戸締りセンサインターフェース303が接続されるセキ
ュリティCPU301とが設けられる。更に、セキュリ
ティCPU301の出力側に順次接続される警報音発生
回路304と、警報音増幅回路305と、警報音出力ス
ピーカ306とが設けられる。また、セキュリティCP
U301の出力側には戸締り検出センサ310、320
へ電源を供給する電源供給回路307が設けられる。
【0019】開閉の検出を行う各窓等に設置される戸締
り検出センサ310、320はセキュリティ装置300
の戸締りセンサインターフェース303と、接地間にそ
れぞれ接続されるセンサ311、321を有する。セン
サ311、321はスイッチ機構を備え、設置される窓
等の開閉に伴って導通、切断され、窓等が開けられるこ
とにより導通し異常状態信号を出力して異常状態を検出
するON型センサである。このような各センサ311、
321に直列に接続されるセンサキャンセル回路31
2、322が設けられる。センサキャンセル回路31
2、322は、受動素子である常閉接点3aを有するリ
レー駆動部で構成され、センサ311、321が導通さ
れている場合に、常閉接点3aから接点3bに切替えら
れ切断状態を形成することを可能とするものである。更
に、戸締り検出センサ310、320には、セキュリテ
ィ装置300の電源供給回路307に、直接接続される
と共に、入力電流制限用抵抗313、323、ノンロッ
クスイッチ314、324を順次介して接続されるサイ
リスタ315、325が設けられ、サイリスタ315、
325の出力側にはセンサキャンセル回路312、32
2を制御するセンサキャンセル制御回路318、328
が設けられ、抵抗317、327を介して接地される。
【0020】ノンロックスイッチ314、324は窓が
開いている状態であってもセンサ311、321が異常
状態の検出を行わないことを設定するために設けられ、
ノンロックスイッチ314、324が押されることによ
りサイリスタ315、325が自己保持を開始し、セン
サキャンセル制御回路318、328を動作させるよう
になっている。センサキャンセル制御回路318、32
8は、センサキャンセル回路312、322のリレー駆
動部を制御する能動素子であるリレー制御部を有し、セ
ンサキャンセル制御回路318、328が駆動すること
により、これに連動してセンサキャンセル回路312、
322のリレー駆動部が常閉接点3aから接点3bへ切
替えられ、サイリスタ315、325の自己保持の停止
によりセンサキャンセル制御回路318、328の駆動
が停止されると、これに連動してセンサキャンセル回路
312、322のリレー駆動部を接点3bから常閉接点
3aへ切替えるようになっている。
【0021】このようなセキュリティシステムの動作に
ついて説明する。ここで、戸締り検出センサ310にお
いては窓等が開けられている状態の検出を解除し、他の
戸締り検出センサ320においては窓等の開閉の検出を
行う場合を説明する。戸締り検出センサ310のノンロ
ックスイッチ314を押すと、セキュリティ装置300
の電源供給回路307から電源が供給され、サイリスタ
315は自己保持を開始し、センサキャンセル制御回路
318のリレー制御部に電流が流れ、センサキャンセル
回路312のリレー駆動部が作動し、常閉接点3aから
接点3bへ切替えられる。尚、戸締り検出センサ310
が設置される窓は換気等のため開けられ、センサ311
は閉成された状態となっており、戸締り検出センサ32
0が設置される窓は戸締まりがなされ、センサ321は
開成された状態となっている。
【0022】このとき、セキュリティ装置300の防犯
設定スイッチ302を押すと、セキュリティCPU30
1に防犯設定スイッチ302から防犯設定信号が入力さ
れ、セキュリティCPU301は戸締り検出作動状態と
なり、戸締まりセンサインターフェイス部303を介し
て入力されるセンサ311、321からの異常状態信号
の入力の有無を認識する。センサ321は切断状態とな
っており、また、センサ311は導通状態となっている
がセンサキャンセル回路312のリレー駆動部の常閉接
点3aが接点3bに切替えられており、センサ311か
らの異常状態信号は出力されず、異常状態の検出はされ
ない。これにより、セキュリティ装置300のセキュリ
ティCPU301は窓等の戸締りがされていると認識
し、防犯監視状態になる。その後、戸締り検出センサ3
20のセンサ321が閉成されると、センサ321から
戸締りセンサインターフェース303を介してセキュリ
ティCPU301に異常状態信号が出力され、セキュリ
ティCPU301から警報音発生回路304に警報音出
力命令信号が送出される。これにより、警報音発生回路
304から警報音信号が出力され、警報音増幅回路30
5で警報音信号が増幅され、警報音出力スピーカ306
から警報音が放音される。
【0023】このような状態において防犯設定解除を行
う場合は、防犯設定スイッチ302を押すと、セキュリ
ティCPU301は防犯設定解除と認識し、電源供給回
路307に電源供給停止信号を送出する。電源供給停止
信号が入力されると電源供給回路307から、戸締り検
出センサ310、320への電源供給が所定時間停止さ
れ、センサ311、321の検出を停止させると共に、
換気窓として使用していた戸締り検出センサ310のサ
イリスタ315の駆動を所定時間停止させる。サイリス
タ315の駆動の停止により、センサキャンセル制御回
路318の駆動が停止され、センサキャンセル回路31
2のリレー駆動部において接点3bから常閉接点3aに
切替えられる。これにより戸締りセンサ310は検出解
除設定から解放され、センサ311を窓の開閉の検出可
能な状態となる。このため、検出解除設定の解除を行う
必要がなく、再度、防犯設定スイッチ302が押された
場合、窓が開いているにも拘わらず、異常状態の検出が
なされずに戸締り検出作動状態となるという事態が発生
することがなく、確実な戸締りの検出及び、防犯を行う
ことができる。
【0024】尚、上記実施例ではセンサキャンセル回路
にリレーを用いているが、フォトカプラでも上記実施例
と同様の効果を奏する。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のセキュリティシステムによれば、複数の窓等にそれぞ
れ設置され当該窓の開閉を検出するセンサに対してセン
サキャンセル回路を設け、センサキャンセル制御回路に
より制御して、窓が開いていても異常状態の検出を行わ
ないようにし、任意の窓等においては検出解除状態とし
て、他の窓等においては開閉を検出する状態とすること
ができる。このため、任意の窓においては換気を行い、
他の窓等では戸締り、防犯の検出を行うことができる。
また、センサキャンセル制御回路の駆動をノンロックス
イッチにより駆動されるサイリスタにより行うこととし
たため、防犯設定を解除することにより、センサキャン
セル回路の動作を所定時間停止させ窓の開閉の検出解除
状態としたセンサを戸締り検出状態とすることができ、
検出解除状態を解除する必要がない。このため、検出解
除状態の解除を忘れた場合でも、検出解除状態の解除が
なされず窓等が開いているにも拘わらず、異常状態の検
出がなされず、戸締り検出作動状態となるという事態が
発生することがないため、確実に戸締り検出、防犯警報
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセキュリティシステムの一実施例を示
すブロック図。
【図2】本発明のセキュリティシステムの他の実施例を
示すブロック図。
【図3】従来のセキュリティシステムを示すブロック
図。
【符号の説明】
211、221、231・・・・・センサ 202・・・・・防犯設定スイッチ 201・・・・・セキュリティCPU 212、222、232・・・・・センサキャンセル回路 218、228、238・・・・・センサキャンセル制御回
路 214、224、234・・・・・ノンロックスイッチ 215、225、235・・・・・サイリスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓にその開閉を検出するセンサ(211、
    221、231)を設け、防犯設定スイッチ(202)
    によりセキュリティCPU(201)で防犯設定を行な
    い、前記センサからの異常状態信号により警報音を出力
    するセキュリティ装置(200)と、前記センサをキャ
    ンセルさせるセンサキャンセル回路(212、222、
    232)と、前記センサキャンセル回路の制御を行うセ
    ンサキャンセル制御回路(218、228、238)
    と、前記センサキャンセル制御回路を作動させるための
    ノンロックスイッチ(214、224、234)とを備
    えたことを特徴とするセキュリティシステム。
  2. 【請求項2】前記センサキャンセル回路は、前記防犯設
    定時に前記ノンロックスイッチがONしたとき自己保持
    するサイリスタ(215、225、235)を介して前
    記セキュリティ装置から供給されている電源で動作し、
    前記防犯設定解除後に電源が供給停止されて動作を停止
    する能動素子と連動して動作する受動素子であることを
    特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
JP11034494A 1999-02-12 1999-02-12 セキュリティシステム Pending JP2000231673A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006343929A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 家庭内情報システム

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