JP3047853B2 - 2重化切替方式 - Google Patents

2重化切替方式

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JP3047853B2
JP3047853B2 JP9103230A JP10323097A JP3047853B2 JP 3047853 B2 JP3047853 B2 JP 3047853B2 JP 9103230 A JP9103230 A JP 9103230A JP 10323097 A JP10323097 A JP 10323097A JP 3047853 B2 JP3047853 B2 JP 3047853B2
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reception unit
star coupler
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豊 祢津
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光バースト信号多重
伝送システムにおける加入者側装置(以下、NTと記述
する)の2重化切替方式に関し、特にスターカプラとN
Tとの間を2重化構成とした場合のスターカプラとNT
との間の伝送路障害時における2重化切替方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】局装置(以下、CTと記述する)が、光
加入者線終端部(以下、LTと記述する)から光加入者
線を介して、スターカプラ(SC:Star Coupler)によ
る分岐を経て複数のNTを収容するパッシブダブルスタ
ー構成を有し、下り信号の多重方式にTDM(Time Div
ision Multiplexing)を用い、上りバースト信号の多重
方式にTDMA(Time Division Multiple Access )を
用い、双方向伝送方式にTCM(Time Compression Mul
tiplexing )を用いる光バースト信号多重伝送システム
において、スターカプラとNTとの間を2重化構成とす
る場合の、スターカプラとNTとの間の光加入者線の2
重化切替の従来方式を説明する。
【0003】図3は、従来例における2重化切替方式が
適用される光バースト信号多重伝送システムの構成を示
すブロック図である。図4は、従来例における2重化切
替方式を示すタイミング図である。
【0004】図3に示した光バースト信号多重伝送シス
テムは、CT1と、n個のNT31〜3n (nは自然
数)と、スターカプラ7とを有する構成となっている。
CT1は、0系LT21と、1系LT22とを有する構
成となっている。NT31 〜3 n はそれぞれ、0系送受
信部41と、1系送受信部42と、0系LT21および
1系LT22からの下り信号の受信状態を監視する受信
状態監視部51と、受信状態によって0系送受信部41
と1系送受信部42との切替えを行う送受信切替部52
とを有する構成となっている。
【0005】図3に示した構成において、NT31 の0
系送受信部41とスターカプラ7との間で伝送路障害が
発生した場合には、図4に示したように、現用系LTか
らのポーリングによる距離測定フレームを待って、1系
送受信部42で遅延測定を行い、他のNT32 〜3n
の間で上りバースト信号が衝突するのを回避するため
に、現用系LTから送信位相制御によって設定されるポ
インタを獲得した後に、NT31 の1系送受信部42と
スターカプラ7との間で通信を開始する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、スタ
ーカプラとNTとの間で伝送路障害が発生した場合にお
いても、現用系LTからの遅延測定によるポインタ設定
が必要な点にある。その理由は、スターカプラとNTと
の間の光加入者線路の距離が0系送受信部と1系送受信
部との間で異なるので、0系送受信部の送信側のみをそ
のまま1系送受信部に切り替えると、他のNTからの上
りバースト信号との衝突が起こるからである。
【0007】第2の問題点は、スターカプラとNTとの
間で伝送路障害が発生した場合に、NT側で0系送受信
部と1系送受信部との間で送信側の自立切替えを行うこ
とができない点にある。その理由は、現用系LTからの
ポーリングによる距離測定フレームを待って遅延測定を
行い、現用系LTがNTの送信位相制御を行うので、最
長で(NT数)×(距離測定周期)の時間を距離測定に
要するからである。
【0008】本発明の目的は、スターカプラとNTとの
間で伝送路障害が発生したときに、スターカプラとNT
との間の伝送路の現用系と予備系との切替時間を短縮す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の2重化切替方式は、スターカプラ(7)と加
入者側装置(31 〜3n )との間の伝送路を冗長構成と
する光バースト信号多重伝送システムであって、現用系
(0系)送受信部(41)と予備系(1系)送受信部
(42)との間で下り信号の受信状態を監視し、該スタ
ーカプラ(7)と該加入者側装置(31 )との間で伝送
路障害が発生して、該加入者側装置(31)の該現用系
送受信部(41)で入力断を検出したときに、該加入者
側装置(3 1 )が該現用系送受信部(41)と該予備系
送受信部(42)との間で送信側の自立切替えを行う。
【0010】具体的には、前記加入者側装置(31 )の
前記現用系送受信部(41)および前記予備系送受信部
(42)の受信状態が正常である場合における該現用系
送受信部(41)と該予備系送受信部(42)との間の
受信位相差を算出する位相差算出手段(61)と、受信
位相差と現用系送信位相とを用いて予備系送信位相を算
出するポインタ制御手段(62)とを有し、該現用系送
受信部(41)の入力断を条件に該現用系送受信部(4
1)と該予備系送受信部(42)との切替えを行う。
【0011】このとき、前記加入者側装置(31 )の前
記現用系送受信部(41)と前記予備系送受信部(4
2)との間の受信位相差を、前記スターカプラ(7)か
ら前記現用系送受信部(41)までの距離と該スターカ
プラ(7)から該予備系送受信部(42)までの距離と
の距離差とする。
【0012】このように、加入者側装置における現用系
送受信部と予備系送受信部との間で受信状態を監視する
ので、伝送路障害が光加入者線終端部とスターカプラと
の間で発生したものであるか、スターカプラと加入者側
装置との間で発生したものであるかが特定される。
【0013】加入者側装置の現用系送受信部と予備系送
受信部との間の受信位相差は、そのまま送信位相差とな
る。これを現用系送信位相に反映し、従来は光加入者線
終端部から設定されていた送信位相を、予備系について
は、現用系送信位相と受信位相差とを用いて加入者側装
置側で算出する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】[1]構成の説明 図1を参照して、本発明の一実施の形態の構成を説明す
る。図1は、本発明の一実施の形態における2重化切替
方式が適用される光バースト信号多重伝送システムの構
成を示すブロック図である。
【0016】図1に示した光バースト信号多重伝送シス
テムは、CT1と、NT31 〜3nと、スターカプラ7
とを有する構成となっている。CT1は、0系LT21
と、1系LT22とを有する構成となっている。NT3
1 〜3n はそれぞれ、0系送受信部41と、1系送受信
部42と、0系LT21および1系LT22からの下り
信号の受信状態を監視する受信状態監視部51と、受信
状態によって0系送受信部41と1系送受信部42との
切替えを行う送受信切替部52と、0系送受信部41と
1系送受信部42との間の受信位相差(以下、0系/1
系間受信位相差と記述する)を算出する位相差算出部6
1と、位相差算出部61で算出した0系/1系間受信位
相差と現用系LTから設定される現用系の送信位相とを
用いて予備系位相差を算出するポインタ制御部62とを
有する構成となっている。
【0017】[2]動作の説明 次に、図1および図2を参照して、本発明の実施の形態
の動作について説明する。図2は、本発明の一実施の形
態における2重化方式を示すタイミング図である。
【0018】図1を参照すると、NTの位相差算出部6
1は、0系送受信部41および1系送受信部42のいず
れもが下り信号を正常に受信している状態において、下
り信号の0系/1系間受信位相差を算出する。具体的に
は、スターカプラ7から0系送受信部41までの距離と
スターカプラ7から1系送受信部42までの距離との伝
送路距離差を算出する。ポインタ制御部62は、位相算
出部61において算出された0系/1系間受信位相差
を、現用系LTから設定されている現用系送信位相に加
算することによって、予備系送信位相を算出する。受信
状態監視部51は、0系送受信部41の入力断のみを検
出した場合に、スターカプラ7と0系送受信部41との
間の伝送路障害と判定し、送受信切替部52に系切替要
求を行う。送受信切替部52は、系切替要求を受けた
ら、0系送受信部41および1系送受信部42に系切替
指示を送出する。0系送受信部41は、切替指示を受け
たら送信を停止する。1系送受信部42は、切替指示に
よって、ポインタ制御部から指示される送信位相によっ
て送信を開始する。
【0019】図2を参照すると、現用系LTとNT0系
送受信部41との間の距離が、現用系LTとNT1系送
受信部42との間の距離よりも短い場合を示している。
LTから受信する下りフレーム信号の0系/1系間受信
位相差は、現用系LTからNT0系送受信部41までの
間の距離と現用系LTからNT1系送受信部42までの
間の距離との距離差である。0系を現用系とすると、0
系の送信位相は、図3に示したような現用系LTからの
ポーリングによる距離測定フレームによって設定される
が、予備系である1系の送信位相は、0系送信位相に対
して0系/1系間受信位相差をシフトする。現用系LT
とNT0系送受信部41との間に伝送路障害が発生した
場合には、NT1系送受信部42は0系/1系間受信位
相差と0系送受信部41の送信位相とを用いて算出され
た1系送受信部42の送信位相で、現用系LTが期待す
る受信位相に対して上りバースト信号を送信する。
【0020】
【発明の効果】第1の効果は、スターカプラとNTとの
間で伝送路障害が発生した場合に、現用系LTからNT
への送信位相の設定が不要であるということである。そ
の理由は、NT側で0系送受信部と1系送受信部との間
の受信位相差および現用系送信位相を用いて予備系送信
位相を算出するからである。
【0021】第2の効果は、スターカプラとNTとの間
で伝送路障害が発生した場合に、NT側で0系送受信部
と1系送受信部との間で送信側の自立切替えを行うこと
ができるということである。その理由は、NTの予備系
送信位相を設定する際に、現用系LTからのポーリング
による距離測定が不要だからである。
【0022】このように本発明は、スターカプラとNT
との間を2重化構成とする光バースト信号多重伝送シス
テムにおいて、スターカプラとNTとの間で伝送路障害
が発生したときに、スターカプラとNTとの間の伝送路
の現用系と予備系との切替時間を短縮することができる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における2重化切替方式
が適用される光バースト信号多重伝送システムの構成を
示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態における2重化切替方式
を示すタイミング図
【図3】従来例における2重化切替方式が適用される光
バースト信号多重伝送システムの構成を示すブロック図
【図4】従来例における2重化切替方式を示すタイミン
グ図
【符号の説明】
1 CT(局装置) 2 LT(光加入者線終端部)送受信部 21 0系LT 22 1系LT 31 〜3n NT(加入者側装置) 4 NT送受信部 41 0系送受信部 42 1系送受信部 51 受信状態監視部 52 送受信切替部 61 位相差算出部 62 ポインタ制御部 7 スターカプラ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スターカプラと加入者側装置との間の伝
    送路を冗長構成とする光バースト信号多重伝送システム
    において、 加入者側装置の現用系送受信部および予備系送受信部の
    受信状態が正常である場合における該現用系送受信部と
    該予備系送受信部との間の受信位相差を算出する位相差
    算出手段と、 該受信位相差と現用系送信位相とを用いて予備系送信位
    相を算出するポインタ制御手段とを有することを特徴と
    する、2重化切替方式。
  2. 【請求項2】 前記受信位相差が、前記スターカプラか
    ら前記現用系送受信部までの距離と該スターカプラから
    前記予備系送受信部までの距離との距離差である、請求
    項1に記載の2重化切替方式。
  3. 【請求項3】 前記現用系送受信部と前記予備系送受信
    部との間で下り信号の受信状態を監視し、前記スターカ
    プラと前記加入者側装置との間で伝送路障害が発生し
    て、該加入者側装置の該現用系送受信部で入力断を検出
    したときに、該加入者側装置が該現用系送受信部と該予
    備系送受信部との間で送信側の自立切替えを行う、請求
    項2に記載の2重化切替方式。
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