JP2009055494A - Ponシステム - Google Patents

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Takafumi Kido
孝文 城戸
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Abstract

【課題】OLTと複数のONUとの間で光信号によりデータ伝送を行うPONシステムに関し、現用予備の冗長構成とすると共に信頼性を向上する。
【解決手段】光加入者線収容装置と光ファイバ及び光カプラを介して複数の光加入者線終端装置とを接続して、光信号により送受信するPONシステムであって、光加入者線収容装置は、複数のインタフェース盤と、これらの複数のインタフェース盤の監視及び現用予備の切替制御を行う監視制御盤とを含む構成を備え、監視制御盤は、複数のインタフェース盤の現用予備の初期設定を行う設定部を備え、複数のインタフェース盤は、光加入者終端装置との間で交換するタイムスタンプを発生させるタイムスタンプカウンタを備え、それぞれのカウント値を補正してタイムスタンプの同期化を図る構成を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の光加入者線終端装置と光カプラを介して1本の光伝送路により光加入者線収容装置とを接続し、光信号によるデータを時分割多重化して送受信する現用予備の冗長構成を有するPON(Passive Optical Network)システムに関する。
PONシステムは、光加入者線収容装置(以下「OLT」と略称する)と、複数のそれぞれの加入者宅に設置する光加入者線終端装置(ONU:Optical Network Unit、以下「ONU」と略称する)との間を、スターカプラを介して光伝送路により接続し、光伝送路上では、光信号を時分割多重化して伝送するものであり、この伝送速度をGbpsオーダとしたGE−PONシステムがある。このGE−PONシステムは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3ahに準拠したものであり、このIEEE802.3ahは、OLTとONUとの間の同期をとる為と、各ONU間で、それぞれの上りトラフィックが衝突しないように、送信タイミングをOLT側で調整することを規定している。
図8は、PONシステムの説明図であり、(A)は一般的なPONシステム、(B)はOLT側を現用予備の冗長構成としたPONシステムをそれぞれ示す。なお、(A)又は(B)に示す構成は、何れも前述のGE−PONシステムとして適用できる。同図に於いて、100は上位装置、101はOLT、102,104は光カプラ、103は光伝送路を構成する光ファイバ、105はONU、106は光信号の送受信手段を含むインタフェース盤(PIF;Pon Interface)、106−1は現用インタフェース盤(PIF現用)、106−2は予備インタフェース盤(PIF予備)、107は監視制御盤(SV)を示す。ONU105は、GE−PONシステムに於いては最大32台とすることが可能である。
図8の(A)に示すPONシステムに於いては、OLT101のインタフェース盤106に対して、複数のONU105が光カプラ104を介して接続され、OLT101からの時分割多重化された下り信号は、光カプラ104により各ONU105に分配され、各ONU105は、それぞれ所定のタイミングの信号を受信処理する。又各ONU105からの上り信号は、それぞれ指定されたタイミングで送信することにより、光カプラ104に於いて時分割多重化されてOLT101に送信され、OLT101に接続した上位装置100と、ONU105に接続した端末装置(図示を省略)との間でデータを時分割多重化方式に従って送受信する。又監視制御盤107は、インタフェース盤106の状態を監視し、異常発生時には上位装置100に通知する等により、障害復旧処理を行わせる。しかし、障害発生から復旧するまでの間は、データの送受信が不可能となる。
そこで、図8の(B)に示すように、OLT101に複数のインタフェース盤を設け、一方を現用系、他方を予備系に初期設定するもので、図示の場合は、一方を現用インタフェース盤106−1とし、他方を予備インタフェース盤106−2とするように監視制御盤107により設定制御した場合を示し、現用インタフェース盤106−1と予備インタフェース盤106−2とを、光カプラ102を介して光ファイバ103と接続し、監視制御盤107は、現用インタフェース盤106−1の障害発生を検出すると、予備インタフェース盤106−2に切替えて、データの送受信を継続させる。それにより、システムの信頼性を向上することができる。
又現用予備の冗長構成のPONシステムに於いて、現用インタフェース盤と予備インタフェース盤とを、各ONUを接続した光カプラに接続し、ONU側から光カプラを介してそれぞれ受信したデータを現用側メモリと予備側メモリとに蓄積し、現用インタフェース盤と予備インタフェース盤とそれぞれ光カプラとの間の伝送時間差を吸収できるように、同一タイミングに相当するデータを相互に比較し、同一の場合は正常と判断するPONシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−119348号公報
GE−PONシステムに於いては、OLTとONUとの間で、タイムスタンプを交換してタイミング同期をとり、各ONU間の上り送信タイミングを、送信データの衝突が発生しないように調整している。このタイムスタンプを発生するタイムスタンプカウンタを、現用予備の冗長構成のインタフェース盤にそれぞれ設け、独立同期構成とする場合が一般的である。従って、現用予備の切替えを行った時に、ONU側との間の送受信タイミングのずれによる送受信データの重なりが発生する問題がある。又現用インタフェース盤に対する予備インタフェース盤の正常性を保証する手段がなく、冗長構成の信頼性が充分でない問題がある。又前述の特許文献には、現用予備の冗長構成を示されているが、タイムスタンプの同期化やインタフェース盤の正常性の保証手段については開示されていない。
本発明は、前述の従来の問題点を解決することを目的とし、PONシステムに於ける現用予備の冗長構成のインタフェース盤相互のタイムスタンプの同期化を図り、現用予備の切替えの信頼性を向上する。
本発明のPONシステムは、光加入者線収容装置と光ファイバ及び光カプラを介して複数の光加入者線終端装置とを接続して、光信号により送受信するPONシステムであって、光加入者線収容装置は、複数のインタフェース盤と、これらの複数のインタフェース盤の監視及び現用予備の切替制御を行う監視制御盤とを含む構成を備え、監視制御盤は、複数のインタフェース盤の現用予備の初期設定を行う設定部を備え、複数のインタフェース盤は、光加入者終端装置との間で交換するタイムスタンプを発生させるタイムスタンプカウンタと、このタイムスタンプカウンタのカウント値を相互に比較する比較部と、この比較部の比較結果に応じてタイムスタンプカウンタのカウント値を補正する誤差補正制御部とを備えている。
又監視制御盤の設定部により現用系として設定されたインタフェース盤の誤差補正制御部は、比較部による比較結果の誤差分について、設定部により予備系として設定されたインタフェース盤のタイムスタンプカウンタのカウント値を補正する構成を備えている。
又前記誤差補正制御部は、比較部による比較結果の誤差分について、現用系のインタフェース盤のタイムスタンプカウンタのカウント値が初期値となったタイミングで、予備系のインタフェース盤のタイムスタンプカウンタのカウント値が初期値となるように制御する構成を備えている。
又監視制御盤の設定部により現用系として設定されたインタフェース盤と予備系として設定されたインタフェース盤とにそれぞれ同一の上り信号を入力し、この上り信号についてパケットの正常/異常をチェックして、正常パケット数と異常パケット数とをカウントするパケットモニタ部等の手段と、現用系のインタフェース盤のパケットモニタ部等の手段によるカウント内容と、予備系のインタフェース盤のパケットモニタ部等の手段によるカウント内容とを比較する比較手段と、この比較手段による比較結果により異常の有無を判定し、現用系のインタフェース盤の異常発生検出により、このインタフェース盤を予備系に、いままでの予備系のインタフェース盤を現用系にそれぞれ切替制御する監視制御部とを備えている。
又光加入者線収容装置と光ファイバ及び光カプラを介して複数の光加入者線終端装置とを接続して、光信号により送受信するPONシステムであって、光加入者線収容装置は、複数のインタフェース盤と、これらの複数のインタフェース盤の監視及び現用予備の切替制御を行う監視制御盤と、複数の現用系のインタフェース盤と予備系のインタフェース盤との切替えを行う光スイッチとを含む構成を備え、複数の現用系のインタフェース盤と、予備系のインタフェース盤とは、それぞれ監視制御盤の分配部から分配されたクロック信号をカウントするタイムスタンプカウンタと、このタイムスタンプカウンタのカウント値を補正する補正値をセットするレジスタとを含む構成を備え、監視制御盤は、クロック信号をカウントするタイムスタンプカウンタと、このタイムスタンプカウンタのカウント値と、複数の現用系のインタフェース盤と、予備系のインタフェース盤とのそれぞれのタイムスタンプカウンタのカウント値を順次選択して比較し、比較結果の誤差値に対応した補正値をレジスタにセットして、インタフェース盤のタイムスタンプカウンタのカウント値を補正制御する比較・誤差補正制御部とを含む構成を備えている。
又監視制御盤は、複数の現用系のインタフェース盤の中の選択したインタフェース盤と予備系のインタフェース盤とに同一の上り信号を入力するように光スイッチを制御し、現用系のインタフェース盤と予備系のインタフェース盤とに於ける同一の上り信号を処理して正常パケット数と異常パケット数とをカウントした結果を比較し、現用系のインタフェース盤と予備系のインタフェース盤との正常性をチェックする監視制御部を備えている。
又監視制御盤は、光スイッチを制御して、予備系のインタフェース盤の下り信号処理部からのダミーフレームを入力して、このダミーフレームをチェックし、予備系のインタフェース盤の正常性をチェックするパケットモニタ手段を備えている。
OLTは、現用系と予備系との冗長構成のインタフェース盤を含み、ONU側との間で交換するタイムスタンプを、現用系のインタフェース盤と予備系のインタフェース盤との間で同期化することにより、現用予備の切替時点に於ける送受信タイミングのずれはなく、従って、円滑な現用予備の切替えを行うことができる。又予備系のインタフェース盤の正常性をチェックして、正常性を保証することができるから、PONシステムの信頼性を向上することができる。
本発明のPONシステムは、光加入者線収容装置と光ファイバ及び光カプラを介して複数の光加入者線終端装置とを接続して、光信号により送受信するPONシステムであって、光加入者線収容装置は、複数のインタフェース盤と、これらの複数のインタフェース盤の監視及び現用予備の切替制御を行う監視制御盤とを含む構成を備え、監視制御盤は、複数のインタフェース盤の現用予備の初期設定を行う設定部を備え、複数のインタフェース盤は、光加入者終端装置との間で交換するタイムスタンプを発生させるタイムスタンプカウンタを備え、それぞれのカウント値を補正してタイムスタンプの同期化を図る構成を備えている。
図1は、本発明の実施例1の要部説明図であり、PONシステムのOLTの要部構成について示し、PONシステムを構成する例えば、図8の(B)に示す光カプラやONUは図示を省略している。図1に於いて、1はOLT(光加入者線収容装置)、10は現用インタフェース盤(PIF現用)、20は予備インタフェース盤(PIF予備)、30は監視制御盤(SV)、11,21は発振器、12,22はタイムスタンプカウンタ、13,23は比較部、14,24は誤差補正制御部、31は設定部を示す。OLT1に設けた複数のインタフェース盤の一方を現用インタフェース盤10とし、他方を予備インタフェース盤20とするように、監視制御盤30により設定制御された場合を示すものであり、発振器11,21は、高精度の発振器であり、それぞれ独立に発振動作するものである。又タイムスタンプカウンタ12,22はそれぞれの発振器11,21からのクロック信号をカウントアップし、そのカウント値をタイムスタンプとするものであり、比較部13,23に於いて相互のカウント値を比較し、差分を誤差補正制御部14,24に入力し、タイムスタンプカウンタ12,22のカウント値を一致するように補正する。即ち、タイムスタンプを同期化する。
この場合、誤差補正制御部14,24に対して、監視制御盤30の設定部31から現用/予備指示信号を、初期設定時に入力して、複数のインタフェース盤の一方を現用系、他方を予備系とするものであり、現用系となったインタフェース盤の誤差補正制御部から予備系となったインタフェース盤のタイムスタンプカウンタのカウント値を補正する制御を行う。例えば、初期設定時に、監視制御盤30の設定部31から、インタフェース盤10を現用として指示し、インタフェース盤20を予備として指示した場合を示しており、現用インタフェース盤10の比較部13によるタイムスタンプカウンタ12,22のカウント値を比較し、比較結果を誤差補正制御部14に入力し、誤差補正制御部14は、予備インタフェース盤20のタイムスタンプカウンタ22のカウント値を、制御信号により補正し、現用インタフェース盤10のタイムスタンプカウンタ12と、予備インタフェース盤20のタイムスタンプカウンタ22とのそれぞれのタイムスタンプを同期化する。それにより、独立同期で動作していた現用インタフェース盤10と予備インタフェース盤20とのタイムスタンプは同期化するから、現用予備の切替えを行った時には、送受信タイミングのずれはなくなり、現用予備の切替えを円滑に行うことができる。
図2は、タイムスタンプ補正説明図であり、(a)はPIF現用(現用インタフェース盤)のタイムスタンプ、(b)はPIF予備(予備インタフェース盤)に於いて受信する伝搬遅延を含むPIF現用のタイムスタンプ、(c)はPIF予備(予備インタフェース盤)のタイムスタンプを示し、監視制御盤30の設定部31から初期設定時に現用系として設定された現用インタフェース盤10のタイムスタンプが例えば“0”の時に、初期設定時に予備系として設定された予備インタフェース盤20のタイムスタンプが例えば“2”を示す時、現用インタフェース盤10の比較部13は、その差分を誤差補正制御部14に加えることにより、この誤差補正制御部14による制御タイミングに於いて予備インタフェース盤20のタイムスタンプカウンタ22を差分が零となるように制御し、現用インタフェース盤10のタイムスタンプに、予備インタフェース盤20のタイムスタンプを同期化させる。
誤差補正制御部14によるタイムスタンプ同期化の為の誤差補正タイミングを、図2に於いては、現用インタフェース盤10のタイムスタンプカウンタ12によるタイムスタンプが“0”のタイミングで、予備インタフェース盤20のタイムスタンプカウンタ22を初期設定することにより、タイムスタンプを“0”として、誤差補正する場合を示している。なお、タイムスタンプ値の一巡の時間が長い構成に於いては、現用インタフェース盤10のタイムスタンプカウンタ12が“0”となる前の適当な時点で、予備インタフェース盤20のタイムスタンプカウンタ22のカウント値を同期化するように差分値に従って補正制御することができる。或いは、誤差分が予め設定した値を超えた時に、補正制御を行う構成とすることも可能である。このように、現用インタフェース盤10と、予備インタフェース盤20とのタイムスタンプを同期化することにより、現用予備の切替えを円滑に行うことが可能となる。
図3は、本発明の実施例2の要部説明図であり、例えば、図8の(B)に示すPONシステムのOLTと光カプラとに対応する部分の実施例について示し、他の上位装置やONUについては図示を省略している。図3に於いて、1はOLT(光加入者線収容装置)、2は光カプラ、3は光伝送路を構成する光ファイバ、10は現用インタフェース盤(PIF現用)、20は予備インタフェース盤(PIF予備)、14,24は誤差補正制御部、15,25は光送受信部、16,26は上り信号処理部、17,27はパケットモニタ部、18,28はパケット比較部、19,29は監視制御部、30は監視制御盤(SV)、31は設定部を示す。なお、誤差補正制御部14,24は、図1に於ける誤差補正制御部と同様の機能を有し、発振器、タイムスタンプカウンタ、比較部については図示を省略している。又現用インタフェース盤10及び予備インタフェース盤20は、それぞれ設定部31により初期設定時に現用系及び予備系に設定されたインタフェース盤である。
現用インタフェース盤10と予備インタフェース盤20との光送受信部15,25により、光カプラ2と光ファイバ3とを介して図示を省略しているONUとの間の光信号の送受信を行い、ONUからの上り信号について、現用インタフェース盤10と予備インタフェース盤20との上り信号処理部16,26に於いて処理し、パケットモニタ部17,27に於いて符号則等のチェックにより、正常パケットか異常パケットかを判定し、正常パケット数と異常パケット数とをカウントし、パケット比較部18,28により定期的に相互に比較する。異常パケット数が予め設定した数を超えた場合又は正常パケット数に対する異常パケット数の割合が設定した割合を超えている場合は、それぞれのパケット比較部18,28により比較し、比較結果を監視制御部19,29に入力し、監視制御部19,29は、異常パケット数が多い方又は異常パケットの割合が多い方の上り受信系に異常発生と判断し、異常発生が現用インタフェース盤10側であると、誤差補正制御部14,24を制御して、現用インタフェース盤10を予備系に、予備インタフェース盤20を現用系に強制切替制御を行う。この時、前述の図1について説明したように、タイムスタンプの同期化が行われているから、円滑に現用予備切替えが可能となる。又予備インタフェース盤20についての正常性を監視することができるから、現用インタフェース盤10の障害発生時には、正常な予備インタフェース盤20に切替えてデータ通信を継続することができ、PONシステムの信頼性を向上することができる。
図4は、本発明の実施例3の説明図であり、40は上位装置、41はOLT(光加入者線収容装置)、42は光伝送路を構成する光ファイバ、43は光カプラ、44はONU(光加入者終端装置)、45−1〜45−nは現用インタフェース盤(PIF現用)46は予備インタフェース盤(PIF予備)、47は監視制御盤(SV)、48は光スイッチを示し、現用インタフェース盤45−1と光ファイバ42を介して接続されたONU44は概要を図示しているが、他の現用インタフェース盤45−2〜45−n対応のONUについては図示を省略している。又監視制御盤47による初期設定時に、複数(n+1)のインタフェース盤の中の1個のインタフェース盤を予備インタフェース盤46とし、他のn個のインタフェース盤を現用インタフェース盤45−1〜45−nとした場合であり、監視制御盤47により制御される光スイッチ48により、n個の現用インタフェース盤45−1〜45−nに対して、1個の予備インタフェース盤46を切替接続可能とし、n:1の現用予備切替方式のPONシステムを構成している。
図5は、n:1現用予備構成のインタフェース盤に於けるタイムスタンプ補正制御構成の説明図であり、OLT41の要部を示し、図4と同様に、n個の現用インタフェース盤45−1〜45−nと、予備インタフェース盤46と、監視制御盤47とを備え、51,53はタイムスタンプカウンタ、52,54はレジスタ、56は発振器、57はタイムスタンプカウンタ、58は比較・誤差補正制御部、59はセット/リセット信号を出力するレジスタ制御部、60は等遅延クロック信号を分配する分配部を示す。又現用インタフェース盤45−1〜45−nと、予備インタフェース盤46とは、前述のように、監視制御盤47により、それぞれ現用系と予備系とに設定されたインタフェース盤である。なお、現用インタフェース盤45−1〜45−nの何れかに対する予備インタフェース盤46を切替接続する為の光スイッチは図示を省略している。
現用インタフェース盤45−1〜45−nのタイムスタンプカウンタ51と予備インタフェース盤46のタイムスタンプカウンタ53とは、監視制御盤47の分配部60からの等遅延クロック信号が供給されてタイムスタンプのカウントアップ処理を行う。従って、各タイムスタンプカウンタ51,53は、それぞれ等遅延クロック信号をカウントアップするものであるから、理論的には総て同期して同一カウント値を示すことになる筈であるが、何らかの原因によって、カウント値が相違する場合があると、現用予備切替えを円滑に行うことができなくなる。そこで、監視制御盤47は、発振器56の出力のクロック信号をタイムスタンプカウンタ57によりカウントアップし、そのカウント値を比較・誤差補正制御部58に加えて、現用インタフェース盤45−1〜45−nのタイムスタンプカウンタ51と予備インタフェース盤46のタイムスタンプカウンタ53とのカウント値とを比較する。この場合の比較順序は、例えば、現用インタフェース盤45−1〜45−nと予備インタフェース盤46との配置順等とすることができる。
比較・誤差補正制御部58は、タイムスタンプカウンタ51,53のカウント値と、タイムスタンプ57のカウント値との比較結果に従って、誤差補正値をレジスタ制御部59から誤差発生のタイムスタンプカウンタ対応のレジスタ52,54に補正値を設定し、そのタイムスタンプカウンタのカウント値を補正する。この補正処理の過程に於いて、誤差を大きいタイムスタンプカウンタに対しては、予め設定した1単位の補正値毎に、全タイムスタンプカウンタ51,53に対する補正処理の一巡した時に行い、誤差が大きい場合の急激なタイムスタンプの変化を防止して、安定なデータ伝送を継続させ、且つ現用インタフェース盤の障害発生時、予備インタフェース盤46に円滑に切替えてデータ伝送を継続させることができる。
図6は、現用インタフェース盤と予備インタフェース盤との受信処理構成の正常性を監視する場合の説明図であり、図4に於けるOLT41の主要部の構成のみを示すもので、現用インタフェース盤(PIF現用)45と予備インタフェース盤(PIF予備)46と監視制御盤(SV)47と光スイッチ48と、光ファイバ42とを示す。又61,62は光送受信部、63,64は上り信号処理部、65,66はパケットモニタ部、68,67はメモリ、69はメモリ比較部、70は監視制御部、71は切替制御部を示す。なお、現用インタフェース盤45は、図4及び図5に示すように、複数設けた構成を有するものであるが、その中の一つのみを図示している。
監視制御盤47の切替制御部71により光スイッチ48を制御して、光ファイバ42に対して、現用インタフェース盤45と予備インタフェース盤46とを接続し、図示を省略したONU側からの上り光信号を、現用インタフェース盤45と予備インタフェース盤46との光送受信部61,62に入力し、光電変換処理して、上り信号処理部63,64に電気信号として入力する。なお、複数の現用インタフェース盤に対して、予備インタフェース盤46を、光スイッチ48を制御して、所定期間毎に順次切替接続する。パケットモニタ部65,66は、上り信号処理部63,64に於いて処理した受信フレームの符号則等を基に、正常パケットであるか否かを判定し、正常パケット数と異常パケット数とをそれぞれカウントし、所定期間毎のカウント内容を監視制御盤47のメモリ67,68に転送する。
監視制御盤47のメモリ比較部69は、メモリ67,68から転送された正常パケット数と異常パケット数とを比較し、比較結果を監視制御部70に通知する。監視制御部70は、異常パケット数が予め定めた異常判定値より小さく、現用インタフェース盤45と予備インタフェース盤46とのそれぞれのパケット数の差分が所定値以下の場合は、何れも正常と判定する。又現用インタフェース盤45側の異常パケット数が異常判定値を超えていると共に、予備インタフェース盤46側の異常パケット数より多い場合は、現用インタフェース盤45の異常と判定し、切替制御部71に通知する。切替制御部71は、光スイッチ48を制御して、光ファイバ42と現用インタフェース盤45との間を切り離し、予備インタフェース盤46を光ファイバ42と接続し、この予備インタフェース盤46を現用側として送受信を継続させる。又図4に於ける上位装置40に現用予備切替情報を通知する。それにより、インタフェース盤の現用予備切替えを行うことができる。なお、予備インタフェース盤46が異常の場合、監視制御盤47から図示を省略している保守端末や上位装置等へ異常発生を通知する。前述のように、予備インタフェース盤46の正常性を含めてチェックすることにより、PONシステムの信頼性を向上することができる。
図7は、予備インタフェース盤の正常性を監視する場合の要部説明図であり、図6と同一符号は同一名称部分を示し、72は光送受信部、73は下り信号処理部、74は上り信号処理部、75はダミーフレーム送信部、76はパケットモニタ部、77は下り信号処理部、78はダミーフレーム送信部を示す。監視制御部70からの指示により、切替制御部71は、光スイッチ48により、予備インタフェース盤46の光送受信部62と、監視制御盤47の光送受信部72との間を接続するように切替制御する。そして、予備インタフェース盤46のダミーフレーム送信部78からテスト用のダミーフレームを発生させて、下り信号処理部77により送信フレームを形成し、光送受信部62により光信号に変換して、光スイッチ48を介して監視制御盤47の光送受信部72へ送出する。
予備インタフェース盤46からの下り信号は、ONU方向への信号であり、監視制御盤47に於いては、ONU方向からの信号に相当し、従って、光送受信部72で受信した予備インタフェース盤46からの信号を、上り信号処理部74に於いて受信処理し、パケットモニタ部76に於いてパケットの符号則等により異常パケットであるか否かを判定し、正常パケット数と異常パケット数とをカウントし、所定期間に於ける異常パケット数が異常判定値を超えていない場合は、予備インタフェース盤の下り信号処理部77と光送受信部62とを含む構成は正常と判定する。
又図6に示すように、予備インタフェース盤46の上り信号処理部64を含む構成に対して、監視制御盤47のダミーフレーム送信部75に於いて試験用のダミーフレームを生成し、下り信号処理部73により送信フレームを形成し、光送受信部72から光スイッチ48を介して予備インタフェース部46の光送受信部62へ転送し、予備インタフェース盤46の上り信号処理部64により受信処理し、パケットモニタ部66によりパケットの符号則等により受信パケットの正常性をチェックし、監視制御盤47にチェック結果を、メモリ68等を介して転送し、監視制御部70により予備インタフェース盤46の上り信号処理構成の正常性をチェックすることができる。チェック処理後は、光スイッチ48を制御し、予備インタフェース盤46と監視制御盤47との間を切り離す。このように、上り信号及び下り信号についての予備インタフェース盤46の正常性を、監視制御部47により定期的にチェックすることにより、n:1の現用予備切替構成の予備インタフェース盤46の信頼性を向上することができる。
本発明の実施例1の要部説明図である。 本発明の実施例1のタイムスタンプ補正説明図である。 本発明の実施例2の要部説明図である。 本発明の実施例3の説明図である。 本発明の実施例3のタイムスタンプ補正制御構成の説明図である。 本発明の実施例3の監視制御構成の説明図である。 本発明の実施例3の監視制御構成の説明図である。 従来例の説明図である。
符号の説明
1 OLT(光加入者線収容装置)
10 現用インタフェース盤(PIF現用)
20 予備インタフェース盤(PIF予備)
11,21 発振器
12,22 タイムスタンプカウンタ
13,23 比較部
14,24 誤差補正制御部
30 監視制御盤(SV)
31 設定部

Claims (7)

  1. 光加入者線収容装置と光ファイバ及び光カプラを介して複数の光加入者線終端装置とを接続して、光信号により送受信するPONシステムに於いて、
    前記光加入者線収容装置は、複数のインタフェース盤と、該複数のインタフェース盤の監視及び現用予備の切替制御を行う監視制御盤とを含む構成を備え、
    前記監視制御盤は、前記複数のインタフェース盤の現用予備の初期設定を行う設定部を備え、
    前記複数のインタフェース盤は、前記光加入者終端装置との間で交換するタイムスタンプを発生させるタイムスタンプカウンタと、該タイムスタンプカウンタのカウント値を相互に比較する比較部と、該比較部の比較結果に応じて前記タイムスタンプカウンタのカウント値を補正する誤差補正制御部とを備えた
    ことを特徴とするPONシステム。
  2. 前記監視制御盤の前記設定部により現用系として設定された前記インタフェース盤の前記誤差補正制御部は、前記比較部による比較結果の誤差分について、前記設定部により予備系として設定された前記インタフェース盤の前記タイムスタンプカウンタのカウント値を補正する構成を備えたことを特徴とする請求項1記載のPONシステム。
  3. 前記誤差補正制御部は、前記比較部による比較結果の誤差分について、現用系の前記インタフェース盤の前記タイムスタンプカウンタのカウント値が初期値となったタイミングで、予備系の前記インタフェース盤の前記タイムスタンプカウンタのカウント値が初期値となるように制御する構成を備えたことを特徴とする請求項2記載のPONシステム。
  4. 前記監視制御盤の前記設定部により現用系として設定されたインタフェース盤と予備系として設定されたインタフェース盤とにそれぞれ同一の上り信号を入力し、該上り信号についてパケットの正常/異常をチェックして、正常パケット数と異常パケット数とをカウントする手段と、前記現用系のインタフェース盤の前記手段によるカウント内容と、前記予備系のインタフェース盤の前記手段によるカウント内容とを比較する比較手段と、該比較手段による比較結果により異常の有無を判定し、前記現用系のインタフェース盤の異常発生検出により該インタフェース盤を予備系に、前記予備系のインタフェース盤を現用系に切替制御する監視制御部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のPONシステム。
  5. 光加入者線収容装置と光ファイバ及び光カプラを介して複数の光加入者線終端装置とを接続して、光信号により送受信するPONシステムに於いて、
    前記光加入者線収容装置は、複数のインタフェース盤と、該複数のインタフェース盤の監視及び現用予備の切替制御を行う監視制御盤と、複数の現用系のインタフェース盤と予備系のインタフェース盤との切替えを行う光スイッチとを含む構成を備え、
    前記複数の現用系のインタフェース盤と前記予備系のインタフェース盤は、それぞれ前記監視制御盤の分配部から分配されたクロック信号をカウントするタイムスタンプカウンタと、該タイムスタンプカウンタのカウント値を補正する補正値をセットするレジスタとを含む構成を備え、
    前記監視制御盤は、クロック信号をカウントするタイムスタンプカウンタと、該タイムスタンプカウンタのカウント値と、前記複数の現用系のインタフェース盤と前記予備系のインタフェース盤との前記タイムスタンプカウンタのカウント値を順次選択して比較し、比較結果の誤差値に対応した補正値を前記レジスタにセットして、前記インタフェース盤の前記タイムスタンプカウンタのカウント値を補正制御する比較・誤差補正制御部とを含む構成を備えた
    ことを特徴とするPONシステム。
  6. 前記監視制御盤は、前記複数の現用系のインタフェース盤の中の選択したインタフェース盤と予備系のインタフェース盤とに同一の上り信号を入力するように前記光スイッチを制御し、前記現用系のインタフェース盤と前記予備系のインタフェース盤とに於ける前記上り信号を処理して正常パケット数と異常パケット数とをカウントした結果を比較して、前記現用系のインタフェース盤と前記予備系のインタフェース盤との正常性をチェックする監視制御部を備えたことを特徴とする請求項5記載のPONシステム。
  7. 前記監視制御盤は、前記光スイッチを制御して、前記予備系のインタフェース盤の下り信号処理部からのダミーフレームを入力して該ダミーフレームをチェックして、前記予備系のインタフェース盤の正常性をチェックするパケットモニタ手段を備えたことを特徴とする請求項5記載のPONシステム。
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