JP5327559B2 - 光バースト信号中継装置及び光通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、PON(Passive Optical Network)システムにおいて局側装置と宅側装置との間の光信号を、電気信号に変換した後に、再び光信号に変換して中継する光バースト信号中継装置及び光通信システムに関するものである。
この光バースト信号中継装置及び光通信システムは、特に、GE−PONなどの光通信システムに好適に使用される。
光加入者線局側装置OLT(Optical Line Terminal:以下「局側装置OLT」という)と、複数の光加入者線終端装置宅側装置ONU(Optical Network Unit:以下「宅側装置ONU」という)との間を、光ファイバ通信ネットワークを介して、双方向通信する光通信システムがある。
この光通信システムにおいて、局側装置OLTと各宅側装置ONUとの間を、それぞれ1本の光ファイバで放射状に結ぶ(Single Star)構成を有する光ファイバ通信ネットワークが構築,実用化されている。このネットワークの構成では、システムや通信機器などの構成は簡単になるが、1つの宅側装置ONUが、一本の光ファイバを占有しており、局側装置OLTにこの光ファイバを直接配線接続しなければならない。よって、宅側装置ONUがN局あれば、局側装置OLTから直接配線接続される光ファイバがN本必要となり、光通信システムの低価格化を図るのが困難である。
一方、局側装置OLTから配線接続される1本の光ファイバを、複数の宅側装置ONUで共有する光通信システムとしてのPON(Passive Optical Network)システムが実用化されている。このPONシステムは、FTTH(Fiber To The Home)やFTTB(Fiber To The Building)などのFTTxに適用されている低価格の光加入者用アクセス方式の1つである。
このPONシステムでは、特に外部からの電源供給を必要とせずに受動的に入力された信号を分岐・多重する受動型光分岐器(以下、単に「光カプラ」ともいう)と、局側装置OLTとが、伝搬モードを単一とするシングルモードファイバ(Single Mode Fiber)などの光ファイバを介して接続されている。
1つの光通信システムには、宅側装置ONUは通常、複数あり、光カプラで分岐された光ファイバが、宅側装置ONUの数に合わせて備えられている。
局側装置OLTとN局の宅側装置ONUとは、光ファイバ及び光カプラを介して接続された1対Nの伝送を基本としている。これにより、1つの局側装置OLTに対して、多くの宅側装置ONUを割り当てることができ、全体的な設備コストを抑えることができる。
このようなPONシステムではN局の宅側装置ONUが1つの局側装置OLTを共有するため、宅側装置ONUから局側装置OLTへは時分割多重によって信号が衝突しないようにデータ伝送を行う。宅側装置ONUは局側装置OLTによって割り当てられた期間でのみ光信号を発光してデータ伝送を行うため、局側装置OLTにはN局の宅側装置ONUから間欠的な信号(多数の0と1とを含むひとかたまりの信号;光バースト信号という)が伝送される。
局側装置OLTと光カプラとの距離が長い場合、光バースト信号を、光/電気変換器で中継信号に変換し、再び電気/光変換器で光変換して中継することが行われている。この中継装置を「光バースト信号中継装置」という。
特開平11-275178号公報
光バースト信号中継装置では、光バースト信号中継装置の監視情報を局側に提供する場合、当該光バースト信号中継装置と局側装置OLTとの間の電話回線、インターネット回線などを用いている。しかしこの監視情報を、電話回線、インターネット回線などに頼らずに、もっと迅速に局側装置OLTに提供することのできる通信手段が望まれている。
そこで本発明は、光バースト信号中継装置の監視情報を局側に迅速に提供できる光バースト信号中継装置及び光通信システムを提供することを目的とする。
この欄で、部材に付している括弧付きの番号は[発明を実施するための最良の形態]で使用されている番号である。しかし本発明の構成は、[発明を実施するための最良の形態]で説明したものに限定されないことは勿論である。
本発明の光バースト信号中継装置は、上り光バースト信号を電気の中継信号に変換する光/電気変換器(71)と、前記光/電気変換器(71)により変換された中継信号を再生する上り信号再生部(82)と、この光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させるため、PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する通信・切替制御部(LSI,77)と、エラー情報を監視し、エラー情報が発生すれば、エラー情報パターンを前記通信・切替制御部(LSI,77)に出力するエラー情報監視部(83)と、前記上り信号再生部によって再生された中継信号を光バースト信号に変換する電気/光変換器(76)と、前記上り信号再生部(82)と前記電気/光変換器(76)との間に設置され、前記通信・切替制御部の制御に応じて、前記通信・切替制御部から得られる監視情報信号と前記上り信号再生部から得られる中継信号とを切り替えて、前記電気/光変換器に供給するための第2の切替部(SWB)とを備え、前記エラー情報監視部は、前記上り信号再生部が正常に動作しているかどうかを判定し、正常に動作していない場合に、そのことを前記通信・切替制御部に通知し、前記通信・切替制御部(LSI,77)は、前記エラー情報監視部(83)から取得されたエラー情報パターンを含む監視情報信号を作成して、光バースト区間の空きスロット又は全スロットに前記監視情報信号を供給するものである(請求項1)
この光バースト信号中継装置によれば、この光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させることにより、光バースト信号中継装置の監視情報を局側に提供することができる。
さらにこの構成によれば、第2の切替部(SWB)により、前記上り信号再生部(82)から出力された中継信号と、監視情報信号との切替を行うことにより、当該監視情報信号を光バースト信号の空きスロットに挿入することができる。監視情報信号は、正常に動作していない上り信号再生部(82)を通さずに、電気/光変換器(76)によって光信号に変換され、局側装置に送り出される。
なお上り信号再生部(82)が正常に動作していない期間中は、前記第2の切替部(SWB)を常時、監視情報信号側に接続しておいても良い。この場合、当該監視情報信号は光バースト信号の全スロットに挿入されることになる。
また、本発明の光バースト信号中継装置(7B)は、複数の宅側装置と、局側装置との間を光信号回線で結んだ光通信システムに用いられ、上り光バースト信号を電気の中継信号に変換する第1の光/電気変換器(71)と、前記第1の光/電気変換器(71)により変換された中継信号を再生する上り信号再生部(82)と、前記上り信号再生部(82)によって再生された中継信号を光バースト信号に変換する第1の電気/光変換器(76)と、この光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させるため、PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する通信・切替制御部(LSI,77)と、エラー情報を監視し、エラー情報が発生すれば、エラー情報パターンを前記通信・切替制御部に出力するエラー情報監視部(83)と、前記通信・切替制御部(LSI,77)の制御に応じて、前記通信・切替制御部(LSI,77)から得られる監視情報信号が供給され、供給された前記監視情報信号を光バースト信号に変換する第2の電気/光変換器(78;79)と、前記宅側装置から当該光バースト信号中継装置(7B)につながる光信号回線に挿入された第1の光カプラ(91)とを含み、前記通信・切替制御部は、前記エラー情報監視部から取得されたエラー情報パターンを含む監視情報信号を作成して、光バースト区間の空きスロットに前記監視情報信号を供給するものであり、前記第2の電気/光変換器(78;79)から出力される、前記監視情報信号を含む光バースト信号は、前記第1の光カプラ(91)を通して前記宅側装置から当該光バースト信号中継装置(7B)につながる光信号回線に合波されるものであってもよい(請求項2)
この構成によれば、この光バースト信号中継装置(7B)を、光信号回線でつながった1つの宅側装置として識別させることができる。電気/光変換器(76,78)を2種類備えることにより、第1の電気/光変換器(76)を光バースト信号の中継に使い、第2の電気/光変換器(78)を監視情報信号の送出に使う。これらの2種類の光信号は、前記第1の光カプラ(91)を通して当該光バースト信号中継装置(7B)につながる光信号回線に合波されるようにする。したがって、中継信号と監視情報信号とは、上り信号再生部(82)により再生されるので、同一の基準クロックにより、同期のとれた信号として局側装置に送出することができる。前記通信・切替制御部(LSI,77)の制御は、前記上り信号再生部(82)が正常に動作していることを条件として行うことができる。
本発明の光バースト信号中継装置(7B)は、複数の宅側装置と、局側装置との間を光信号回線で結んだ光通信システムに用いられ、上り光バースト信号を電気の中継信号に変換する第1の光/電気変換器(71)と、前記第1の光/電気変換器(71)により変換された中継信号を再生する上り信号再生部(82)と、前記上り信号再生部(82)によって再生された中継信号を光バースト信号に変換する第1の電気/光変換器(76)と、この光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させるため、PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する通信・切替制御部(LSI,77)と、エラー情報を監視し、エラー情報が発生すれば、エラー情報パターンを前記通信・切替制御部に出力するエラー情報監視部(83)と、前記通信・切替制御部(LSI,77)の制御に応じて、前記通信・切替制御部(LSI,77)から得られる監視情報信号が供給され、供給された前記監視情報信号を光バースト信号に変換する第2の電気/光変換器(78;79)と、当該光バースト信号中継装置から前記局側装置につながる光信号回線に挿入された第2の光カプラ(92)を含み、エラー情報監視部(83)は、前記第1の電気/光変換器(76)、前記第1の光/電気変換器(71)、前記上り信号再生部(82)が正常に動作しているかどうかを判定し、いずれかが正常に動作していない場合に、そのことを通信・切替制御部(LSI,77)に通知し、通信・切替制御部(LSI,77)は、前記エラー情報監視部(83)から取得されたエラー情報パターンを含む監視情報信号を作成して、光バースト区間の空きスロット又は全スロットに前記監視情報信号を供給するものであり、第2の電気/光変換器(78)から出力される、前記監視情報信号を含む光バースト信号は、前記第2の光カプラ(92)を通して前記宅側装置から当該光バースト信号中継装置につながる光信号回線に合波されるものである(請求項4)。
前記光カプラ(92)は、当該光バースト信号中継装置から前記局側装置につながる光信号回線に挿入されているので、この通信・切替制御部(LSI,77)の制御は、前記上り信号再生部(82)、前記第1の光/電気変換器(71)又は前記第1の電気/光変換器(76)が正常に動作していない場合に有効である。
本発明の光通信システムは、前記記載した本発明の光バースト信号中継装置の発明と実質同一の発明に係る光通信システムである(請求項5,6,8)
以上のように本発明によれば、光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させることにより、光バースト信号の空きスロットに監視情報を挿入して送り出すことができる。このようにして、光バースト信号中継装置の監視情報を局側に迅速に提供することができる。
局側装置OLT2と複数の宅側装置ONU3とを、光ファイバで接続した光通信システム1の構成例を示す概略図である。 時分割方式を用いて、各宅側装置ONU3から光ファイバ4aを介して局側装置OLT2へ送られる、上り光フレーム信号の光バースト伝送を示す模式図である。 本発明の光バースト信号中継装置7A(監視信号を電気的に結合する方式)の構成を示すブロック図である。 上り信号再生部の内部を示すブロック図である。 光バースト信号の光バースト信号の空きスロットに、監視情報信号を挿入した例(正常状態)を示すフレーム伝送図である。 光バースト信号の光バースト信号の空きスロットに、監視情報信号を挿入した例(異常状態)を示すフレーム伝送図である。 本発明の光バースト信号中継装置7B(監視信号を光学的に結合する方式)の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、局側装置OLT2と複数の宅側装置ONU3とを、光ファイバで接続した光通信システム1の構成例を示す概略図である。
光通信システム1は、制御局側局舎に備えられる局側装置OLT2と、複数の加入者宅に備えられる宅側装置ONU3a,3b,...(以下、総称するときは「宅側装置ONU3」という)と、局側装置OLT2に接続された幹線光ファイバ4a及び各宅側装置ONU3に接続された支線光ファイバ4b(以下、総称するときは「光ファイバ4」という)と、幹線光ファイバ4aと複数の支線光ファイバ4bとを接続するための光カプラ5と、幹線光ファイバ4aの途中に挿入された光バースト信号中継装置7とを備えている。
宅側装置ONU3は、光ネットワークサービスを享受するための装置であり、加入者宅内に設置されている。宅側装置ONU3は、パーソナルコンピュータ(以下、単にPCという)9などの端末装置に接続される。
光カプラ5は、外部からの電源供給を特に必要とせず、一方に接続された光ファイバ4から入力される信号を、受動的に分岐又は多重化して、他方に接続された光ファイバ4に出力することができるスターカプラで形成されている。これにより、1つの局側装置OLT2に対して、多くの宅側装置ONU3を割り当てることができ、全体的な設備コストを抑えることができる。
局側装置OLT2及び宅側装置ONU3を含むこの光通信システム1は、例えば、ギガビットイーサネット(イーサネットは登録商標である)技術を取り込み、光ファイバを用いた1.25Gbpsの通信速度のアクセス区間通信を実現するGE−PON(Gigabit Ethernet-Passive Optical Network)システムを構築している。
このGE−PONシステムに従えば、局側装置OLT2と宅側装置ONU3とは、可変長なフレームを単位として、相互の通信を行う。このフレームは、サンプリング・データを含む同期ビット部と、64バイト以上のデータ部とを有している。
以下、宅側装置ONU3と局側装置OLT2との信号の、下り方向と上り方向との信号の送受信手順を説明する。
まず、インターネット網などの上位のネットワークから宅側装置ONU3へ向けて送られる下り方向の信号の流れを説明する。
インターネット網から信号を受け取った局側装置OLT2において、中継されるべき論理リンクを特定するために、所定のブリッジ処理が行われる。このとき、局側装置OLT2は、フレーム信号に、論理リンク識別子を含む同期ビット部やGE−PONヘッダなどの情報を付加し、光信号に変換して、幹線光ファイバ4aに送る。この下りの光信号は、特定の宅側装置ONU3を指定した送信信号と、宅側装置ONU3を指定しないとの組み合わせで構成されており、途絶えることのない光連続信号となっている。
幹線光ファイバ4aに送られた光信号は、光バースト信号中継装置7を通り、光カプラ5で分岐され、各支線光ファイバ4bを介して、各宅側装置ONU3に送られる。このとき、当該論理リンクを含んでいる宅側装置ONU3のみが、所定の光信号を取り込むことができる。そして、当該フレーム信号を取り込んだ宅側装置ONU3は、宅内ネットワークインタフェースを中継し、PC9などの端末装置にデータを送る。
次に、各宅側装置ONU3からインターネット網などの上位のネットワークへ向けて送られる上り方向の信号の流れを説明する。
各PC9からのデータは、各宅側装置ONU3を介して、光バースト信号に変換される。光バースト信号を構成するビットの伝送レートは、例えばGE−PONの場合1.25Gbpsである。
これらの光バースト信号は各支線光ファイバ4を介して送信される。光バースト信号は、例えば、宅側装置ONU3aからの光バースト信号6aと、宅側装置ONU3bからの光バースト信号6bと、宅側装置ONU3cからの光バースト信号6cとを含んでいる。そして、光カプラ5を介して、幹線光ファイバ4a上をそれぞれの光バースト信号が、多重化されて送られる。
このとき、これらの光バースト信号は、互いに時間的に競合しないように時分割で送信されるよう、制御を受けている。この制御は、局側装置OLT2から各宅側装置ONU3へデータを送信するとき、各宅側装置ONU3に対して、上り光信号を送信してもよい期間スロットが割り当てられ、制御フレームとして通知されることで行われる。したがって、同一の光通信システム1において、各宅側装置ONU3から送られる上り光信号は、競合を回避することができる。
このようにして、宅側装置ONU3と局側装置OLT2との相互の通信が行われる。
図2は、時分割方式を用いて、各宅側装置ONU3から光ファイバ4aを介して局側装置OLT2へ送られる、上り光フレーム信号の光バースト伝送を示す模式図である。
上り光フレーム信号は、上述のとおり、宅側装置ONU3aからの光バースト信号6aと、宅側装置ONU3bからの光バースト信号6bと、宅側装置ONU3cからの光バースト信号6cとが互いに時間的に競合しないように、スロットによる制御を受けて、送信されている。
光バースト信号6b,6cの間には、光バースト信号中継装置7に割り当てられている空きスロットがある。
なお、各宅側装置ONU3から光カプラ5までの伝送距離が異なるなどの理由により、光バースト信号中継装置7における各上り光信号の強度は、送信元である宅側装置ONU3ごとに違っている。
各宅側装置ONU3からの光バースト信号に含まれる信号は、プリアンブルを構成する同期ビット部PAと、複数のフレームやセルが含まれたデータ部DATAとを含んでいる。
同期ビット部は、局側装置OLT2内に備わる光バーストビット同期回路のビット同期確立のために用いられている。同期ビット部のパターンは、GE−PONでは8B10Bのとなっている。そのマーク率(0,1の比率)は通常50%、ビット数は固定となっている。
<監視信号を電気的に結合する方式>
図3は、本発明の光バースト信号中継装置7Aの構成を示すブロック図である。図4は、光バースト信号中継装置7A内の上り信号再生部82の詳細ブロック図である。
光バースト信号中継装置7Aは、光バースト信号を電気信号(中継信号という;図5(a)参照)に変換し、光信号に戻して中継する装置である。
本実施の形態では、光バースト信号中継装置7Aは、双方向の光信号中継装置であって、宅側装置ONU3から局側装置OLT2への上りの光バースト信号を中継し、局側装置OLT2から宅側装置ONU3への下りの光連続信号を中継する。
光バースト信号中継装置7Aは、光信号と中継信号との変換をする光/電気変換器71及び電気/光変換器76と、上り中継信号を再生する上り信号再生部82と、下り中継信号を再生する下り信号再生部81と、光バースト信号中継装置7A内を監視しエラー情報を生成するエラー情報監視部83と、エラー情報監視部83とつながり光バースト信号の空きスロットに監視情報信号を挿入するためのONU用通信制御LSIと、上り中継信号(再生前)と監視情報信号とのいずれかを選択するスイッチSWAと、上り中継信号(再生後)と監視情報信号とのいずれかを選択するスイッチSWBと、スイッチSWA,SWBに切替信号A,Bを供給する切替制御部77とを含んでいる。
なお、「光/電気変換器」「電気/光変換器」と表記しているが、この表記の意味は、上り信号に対してそれぞれ光から電気への変換、電気から光への変換を行う意味である。下り信号については、この表記にかかわらず、「光/電気変換器」は電気から光への変換を行い、「電気/光変換器」は光から電気への変換を行う。
光/電気変換器71は、上り光バースト信号有りの状態を示す信号検出信号を切替制御部77に供給する。切替制御部77は、この信号検出信号をもとに光バースト信号の受信開始/受信終了を検出することができる。
ONU用通信制御LSIは、この光バースト信号中継装置7Aを1つの宅側装置ONU3として識別させるLSIで、通常の中継信号フレームと全く同じくGE−PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する。
ONU用通信制御LSIには、電気/光変換器76を介して局側装置OLT2から送信用のスロットが割り当てられる。ONU用通信制御LSIは、送信用のスロットが割り当てられている期間、切替制御部77にバースト制御信号Sを出力する。切替制御部77は、バースト制御信号Sが入力されている期間のみ、ONU用通信制御LSIの作成した監視情報信号が空きスロットに載せられ局側装置OLT2に送信される。このため、ONU用通信制御LSIの作成した監視情報信号が他の宅側装置ONU3からの上り中継信号と衝突することはない。
エラー情報監視部83は、ONU用通信制御LSIのイーサネットポートと接続されている。エラー情報監視部83は、宅側装置ONU3に接続するPC9と同じように振る舞う。すなわち、エラー情報監視部83は、光バースト信号中継装置7A内で発生したエラー情報を取得すると、光バースト信号中継装置7A内のイーサネットインターフェイスを介して、このエラー情報をイーサネットフレーム上の中継信号として、ONU用通信制御LSIに供給する。
一方、図4は上り信号再生部82の内部ブロック図であり、光/電気変換器71で変換された中継信号は、クロック再生部72に入力される。クロック再生部72は、光バースト信号に基づいて、光バースト信号の各ビットに同期したクロック信号を抽出する。この信号を「再生クロック」という。そして再生クロックによって中継信号の各ビットをサンプリングしてバッファ部73に書き込む。
また、光バースト信号中継装置7Aの、バッファ部73、切替制御部77、ONU用通信制御LSIには、基準クロック(図3参照)が入力される。
この基準クロックは、下り信号再生部81において下り中継信号から抽出した、前記再生クロックと同一周波数のクロックである。下り中継信号は、上り中継信号と違って常時信号が伝送されているので、下りの光連続信号から抽出したクロックを使用することにより、時間的にとぎれることのない基準クロックを作ることができる。このように基準クロックを下り中継信号から抽出することで、上り下り中継信号を同期させることもでき、網同期が可能となる。
なお、基準クロックは、必ずしも下り中継信号から抽出したものである必要はなく、光バースト信号中継装置7A内蔵の発振器で作ったクロックでもよい。
クロック再生部72から出力された中継信号は、再生クロックに基づきバッファ部73に書き込まれ、基準クロックに基づき読み出される。この読み出された中継信号を「再生信号」という。バッファ部は1つの光バースト信号の受信開始時に切替制御部77からのリセット信号によってクリアされる。これにより、前記再生クロックと基準クロックの周波数が少しずれていても、その時間範囲が1バースト信号区間に限定されるので、少ないバッファ容量でクロックのずれを吸収し、再生クロックから基準クロックに変換することができる。
なお下り信号再生部81は、上り信号再生部82のクロック再生部72と同じ機能を有し、下り連続信号から抽出した再生クロックで中継信号の各ビットをサンプリングして出力する。
図3の光バースト信号中継装置7Aの構成に含まれるエラー情報監視部83はエラー情報パターンを保持している。ここでエラー情報パターンの生成方法を説明する。
エラー情報監視部83は、電源異常、下り信号再生部81のエラーレート異常、下り信号再生部81のクロック再生異常、電気/光変換器76の受信レベル異常、電気/光変換器76のAPC異常、光/電気変換器76のエラーレート異常、光/電気変換器71のAPC異常、上り信号再生部82のエラーレート異常、上り信号再生部82のウォッチドッグ異常を監視している。
電源異常は、電源が二重系の場合、二重化電源部のいずれか片方の電源がダウンしたときに、二重化電源部から発生されるアラーム通知に基づいて発生する。下り信号再生部81のエラーレート異常は、中継信号をフレームデータに復号して、冗長ビットとの整合性をチェックして、エラーレートがしきい値を超えているかどうかをチェックし、下り中継信号のエレーレートが設定している閾値を超えたときに発生する。クロック再生異常は、下り中継信号から正常にクロック再生できないときに発生する。電気/光変換器76の受信レベル異常は、下り光信号の受信レベルが閾値よりも弱く、正常に受信できないときに発生する。電気/光変換器76のAPC異常は、レーザダイオードの発光が一定になるようフィードバック制御している電気/光変換器76のAPC(Automatic Power Control)回路において、故障により制御が異常になったときに発生する。
光/電気変換器71の受信レベル異常は、受信レベルが閾値を超える上り光信号を受信できていた状態から、閾値を超える受信がなくなり正常に受信できなくなったときに発生する。上り光信号は光バースト信号のため、無信号となる場合があるが、定期的に制御信号の通信が行われるため、受信レベルが閾値を超える受信信号が一定期間、存在しない場合に異常と判断できる。
光/電気変換器71のAPC異常は、レーザダイオードの発光が一定になるようフィードバック制御している光/電気変換器71のAPC(Automatic Power Control)回路において、故障により制御が異常になったときに発生する。上り信号再生部82のエラーレート異常は、上り中継信号のエレーレートが設定している閾値を超えたときに発生する。
また、ウォッチドッグ異常は上り信号再生部82から定期的な応答がなくなった場合に発生する。
以上の監視項目を、まとめて表1に示す。
Figure 0005327559
エラー情報監視部83は、これらのエラー情報を監視して、それぞれに該当するエラー情報パターン(ビットパターン)を生成して保持する。
エラー情報監視部83及びONU用通信制御LSIは、上り信号再生部82の正常・異常に応じて、次の2つのうちいずれかの動作A,Bをする。
(A)正常状態(上り信号再生部82が正常に動作している場合)
上り信号再生部82が正常に動作している場合(この状態を正常状態(A)という)、エラー情報監視部83は、上り信号再生部82の正常状態を、ONU用通信制御LSIと切替制御部77に通知する。この場合、光バースト信号中継装置7Aは局側装置OLT2に対して、[表1]の1:「電源異常」、6:「光/電気変換器71の受信レベル異常」、7:「光/電気変換器のAPC 異常」の通知が可能となる。
2:「下り信号再生部のエラーレート異常」は、下り信号再生部81の故障に起因する場合、もしくは局側装置OLT2とONU用通信制御LSIとの通信が途絶えない程度のエラーレート(ビットエラーレート<1E−5程度)の場合は通知可能である。3:「下り信号再生部のクロック再生異常」は下り信号再生部81の故障に起因し、基準クロックに下り信号再生部81の再生クロックを使用していない場合は通知可能である。また、8:「上り信号再生部のエラーレート異常」は上り信号再生部82の故障に起因しない場合は通知可能である。
一方、ONU用通信制御LSIは、常時、監視情報信号をPONプロトコルに準じたフレーム信号として送信している(図5(b)参照)。この監視情報信号は、スイッチSWA,SWBの「エラー側」に入力される。
さらにONU用通信制御LSIは、切替制御部77に、バースト制御信号Sを供給する。このバースト制御信号SのHigh/Low で、他の宅側装置ONU3が使用しているスロットと、当該光バースト信号中継装置7Aに割り当てられたスロットとを区別する。
切替制御部77は、ONU用通信制御LSIからバースト制御信号Sを入力すれば、それに応じてスイッチSWAに切替信号を供給する(図5(c)参照)。すなわち、バースト制御信号SがHighのときスイッチSWAを「エラー側」にし、バースト制御信号SがLowのときスイッチSWAを「中継側」にする。
ONU用通信制御LSIは、エラー情報監視部83からエラー情報を通知されないときは、常時、連続したアイドル信号を出力している。なお、このアイドル信号は、GE−PONの場合には、8B10Bの固定パターンとなる。またONU用通信制御LSIは、エラー情報監視部83からエラー情報を通知されないときは、バースト制御信号SをLowにする。この結果、スイッチSWAは「中継側」に倒され、宅側装置ONU3からの上り中継信号がスイッチSWAを経由して上り信号再生部82に入る。上り信号再生部82で再生された再生信号は、上り信号再生部82から電気/光変換器76を経由して局側装置OLT2に送信される。
ONU用通信制御LSIは、エラー情報監視部83からエラー情報を通知されると、ONU用通信制御LSIに割り当てられた空きスロットの期間を利用して、監視情報信号を出力する(図5(b)参照)。そしてONU用通信制御LSIは、切替制御部77に与えるバースト制御信号SをHighにする(図5(c)参照)。この結果スイッチSWAは「エラー側」に倒され、エラー情報を含む監視情報信号がスイッチSWAを経由して上り信号再生部82に入る(図5(d)参照)。監視情報信号は、上り信号再生部82から電気/光変換器76を経由して局側装置OLT2に送信される。なおこのとき、スイッチSWBは常に上り信号再生部82の再生信号を出力するようにしている。
このようにバースト制御信号SをスイッチSWAの切替えに使用することで、上り中継信号と監視情報信号の中継信号区間が衝突しないように切替えながら、両信号を結合することができる。
なお、図5(d)では監視情報信号を1つのバースト信号として空きスロットに挿入しているが、監視情報信号と両隣りのバースト信号との間をアイドル信号で生めて、連続信号としても良い。
またスイッチSWAを用いて、監視情報信号を上り信号再生部82の前段で結合することで、バースト信号と監視情報信号の位相を揃えることができるとともに、スイッチ切替時のノイズを、上り信号再生部82で除去できる。
このように、上り中継信号と監視情報信号をスイッチSWA で切替えながら結合し、局側装置OLT2 側に送信する。
(B)異常状態(上り信号再生部82が正常に動作していない場合)
上り信号再生部82が正常に動作していない場合(この状態を異常状態(B)という)、エラー情報監視部83は、[表1]の「ウォッチドッグ異常」の発生に基づいて、上り信号再生部82の異常状態を、ONU用通信制御LSIと切替制御部77に通知する。
局側装置OLT2に対して通知可能な情報は、[表1]の1「電源異常」、6:「光/電気変換器71の受信レベル異常」、7:「光/電気変換器71のAPC異常」、8「上り信号再生部のエラーレート異常」、9:「上り信号再生部のウォッチドッグ異常」となる。2:「下り信号再生部のエラーレート異常」は、下り信号再生部81の故障に起因する場合、もしくは局側装置OLT2とONU用通信制御LSIとの通信が途絶えない程度のエラーレートの場合は通知可能である。3:「下り信号再生部のクロック再生異常」は下り信号再生部81の故障に起因し、基準クロックに下り信号再生部81の再生クロックを使用していない場合は通知可能である。
ONU用通信制御LSIは、エラー情報監視部83から上り信号再生部82の異常を通知されると、光/電気変換器71の発光素子の発光を停止させるとともに、ONU用通信制御LSIに割り当てられた空きスロットの期間を利用して、監視情報信号を出力する(図6(b))。
そしてONU用通信制御LSIは、切替制御部77に与えるバースト制御信号SをHighにする。
一方、切替制御部77は、ONU用通信制御LSIからバースト制御信号Sを入力すれば、それに応じてスイッチSWBに切替信号Bを供給する。すなわち、バースト制御信号SがHighのときスイッチSWBを「エラー側」にする(図6(c))。なお、異常状態(B)では、上り信号再生部82の出力が意味を成さないため、バースト制御信号SをLow(中継側)にしないことが望ましい。この結果、スイッチSWBは常時「エラー側」に倒されているので、スイッチSWBの出力は、光連続信号となる(図6(d))。
この結果スイッチSWBは「エラー側」に倒され、監視情報信号で埋められた連続信号がスイッチSWB、電気/光変換器76を経由して局側装置OLT2に送信される。
このように、上り信号再生部82を通さないで、監視情報信号を、スイッチSWB及び電気/光変換器76を経由して局側装置OLT2に送信することができる。
<監視信号を光学的に結合する方式>
図7は、本発明の他の実施形態に係る光バースト信号中継装置7Bの構成を示すブロック図である。
いままで述べた図3の構成では、電気/光変換器76の故障に起因して、電気/光変換器76の受信レベル異常と、電気/光変換器76のAPC異常に関するエラー4、5が発生した場合、上流の局側装置OLT2にその異常を通知することはできなかった。
そこで、光バースト信号中継装置7Bに電気/光変換器を2システム搭載して、監視情報通知のために用いることとする。
図7において、光バースト信号中継装置7Bは、双方向の光信号中継装置であって、宅側装置ONU3から局側装置OLT2への上りの光バースト信号を中継し、局側装置OLT2から宅側装置ONU3への光連続信号を中継する。光バースト信号中継装置7Bの下流側と上流側で、それぞれ1対n(n≧1)の光結合をする光カプラ91,92(光カプラ5とは別の物)を備えている。
下流側の光カプラ91は、光カプラ5と光バースト信号中継装置7Bとの間に接続され、宅側装置ONU3からの上り光信号をそのまま通し、光バースト信号中継装置7Bからの光バースト信号を、同じ光バースト信号中継装置7Bに戻す。上流側の光カプラ92は、光バースト信号中継装置7Bと局側装置OLT2との間に接続され、局側装置OLT2への上り光信号をそのまま通し、光バースト信号中継装置7Bからの光バースト信号を合波して局側装置OLT2に伝送する。
光バースト信号中継装置7Bは、光信号と中継信号との変換をする光/電気変換器71及び電気/光変換器76と、上り中継信号を再生する上り信号再生部82と、下り中継信号を再生する下り信号再生部81と、タイミング制御部84とを備えている。
なお、「光/電気変換器」「電気/光変換器」と表記しているが、この表記の意味は、上り信号に対してそれぞれ光から電気への変換、電気から光への変換を行う意味である。下り信号については、この表記にかかわらず、「光/電気変換器」は電気から光への変換を行い、「電気/光変換器」は光から電気への変換を行う。
また、前記中継系統とは別に、光バースト信号中継装置7B内のエラー情報を生成するエラー情報監視部83と、エラー情報監視部83とつながり光バースト信号の空きスロットに監視情報信号を挿入するためのONU用通信制御LSIと、監視情報信号を宅側装置ONU3側に戻すか、局側装置OLT2側に送るかのいずれかを選択するスイッチSWCと、スイッチSWCに切替信号を供給する切替制御部77と、第2の電気/光変換器78及び第3の電気/光変換器79を含んでいる。電気/光変換器78は監視情報信号を光信号に変換してカプラ91に供給し、電気/光変換器79はカプラ92からの下り光信号を電気信号に変換するとともに、監視情報信号を光信号に変換してカプラ92に供給する。
光/電気変換器71は、上り光バースト信号有りの状態を示す信号検出信号をタイミング制御部84及び切替制御部77に供給している。タイミング制御部84及び切替制御部77は、この信号検出信号をもとに光バースト信号の受信開始/受信終了を検出することができる。
ONU用通信制御LSIは、この光バースト信号中継装置7Bを1つの宅側装置ONU3として識別させるLSIで、通常の中継信号と全く同じGE−PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する。
ONU用通信制御LSIには、電気/光変換器76、もしくは電気/光変換器79を介して局側装置OLT2から送信用のスロットが割り当てられる。なお、スイッチSWCはONU用通信制御LSIがOLT2からの下り信号を、電気/変換器76を介して受信するか、電気/光変換器79を介して受信するかのいずれかを選択するスイッチとしても機能する。ONU用通信制御LSIは、送信用のスロットが割り当てられている期間、切替制御部77にバースト制御信号Sを出力する。切替制御部77は、バースト制御信号Sが入力されている期間のみ、ONU用通信制御LSIの作成した監視情報信号を空きスロットに載せ、局側装置OLT2に送信する。
エラー情報監視部83は、ONU用通信制御LSIのイーサネットポートと接続されている。エラー情報監視部83は、宅側装置ONU3に接続するPC9と同じように振る舞う。すなわち、エラー情報監視部83は、光バースト信号中継装置7B内で発生したエラー情報を取得すると、光バースト信号中継装置7B内のイーサネットインターフェイスを介して、このエラー情報をイーサネットフレーム上の中継信号として、ONU用通信制御LSIに供給する。
なお、上り信号再生部82の上り中継信号再生機能、下り信号再生部81の下り中継信号再生機能は、図3を参照しながら説明したのと同様であるから、ここでの説明は省略する。
エラー情報監視部83は、前に[表1]を参照しながら説明したのと同様に、電源異常、下り信号再生部81のエラーレート異常、下り信号再生部81のクロック再生異常、電気/光変換器76の受信レベル異常、電気/光変換器76のAPC異常、光/電気変換器71の受信レベル異常、光/電気変換器71のAPC異常、上り信号再生部82のエラーレート異常、上り信号再生部82のウォッチドッグ異常を監視している。また、電気/光変換器78のAPC異常を監視している。
エラー情報監視部83及びONU用通信制御LSIは、電気/光変換器76、光/電気変換器71、上り信号再生部82、電気/光変換器78の正常・異常に応じて、次の2つのうちいずれかの動作C,Dをする。
(C)正常状態(電気/光変換器76、光/電気変換器71、上り信号再生部82及び電気/光変換器78が全て正常に動作している場合):
エラー情報監視部83は、電気/光変換器76の受信レベル異常、電気/光変換器76のAPC異常、光/電気変換器71の受信レベル異常、上り信号再生部82のウォッチドッグ異常及び光/電気変換器78のAPC異常を監視し、正常/異常状態を示す状態信号にて正常状態を切替制御部77に通知する。正常な場合、正常状態(C)という。
この場合、光バースト信号中継装置7Bは局側装置OLT2に対して、[表1]の1「電源異常」の通知が可能となる。2「下り信号再生部81のエラーレート異常」は、下り信号81の故障に起因する場合、もしくは局側装置OLT2とONU用通信制御LSIとの通信が途絶えない程度のエラーレートの場合は通知可能である。3「下り信号再生部のクロック再生異常」は下り信号81の故障に起因し、ONU用通信制御LSIが下り信号再生部81の再生クロックで動作していない場合に通知可能である。また、8「上り信号再生部のエラーレート異常」は光/電気変換機71と上り信号再生部82の故障に起因しない場合は通知可能である。
ONU用通信制御LSIは、常時、監視情報信号をPONプロトコルに準じたフレーム信号として送信している。この監視情報信号は、電気/光変換器78及び電気/光変換器79に入力される。
またONU用通信制御LSIは、SWCに、バースト制御信号Sを供給する。このバースト制御信号SのHigh/Low で、他の宅側装置ONU3が使用しているスロットと、当該光バースト信号中継装置7Bに割り当てられたスロットとを区別し、電気/光変換器78、もしくは電気/光変換器79の発光制御を行う。
切替制御部77は、エラー情報監視部からの状態信号に応じてスイッチSWCに切替信号Cを供給する。すなわち、状態信号が正常状態(C)を示すときスイッチSWCを「宅側装置ONU3側」にし、状態信号が異常状態を示すときスイッチSWCを「局側装置OLT2側」にする。
ONU用通信制御LSIは、エラー情報監視部83からエラー情報を通知されると、ONU用通信制御LSIに割り当てられた空きスロットの期間を利用して、監視情報信号とバースト制御信号Sを出力する。切替制御部77は正常状態(C)において、スイッチSWCを「宅側装置ONU3側」に倒しており、バースト制御信号SはスイッチSWCを経由して光/電気変換器78に入り、光/電気変換器78から監視情報信号が送信される。光/電気変換器78を出た監視情報信号は、光カプラ91を通って、光バースト信号中継装置7Bに戻され、上り信号再生部82から電気/光変換器76を経由して局側装置OLT2へと送信される。
このように宅側装置ONU3からの上り中継信号と監視情報信号は、光カプラ91で結合されるが、監視情報信号はONU用通信制御LSIに割り当てられた空きスロット期間を利用して送信されるため、上り中継信号(バースト信号)と光バースト区間が衝突しないように、両信号を結合することができる。
以上のように、エラー情報監視部83→ONU用通信制御LSI→光/電気変換器78→光カプラ91→光/電気変換器71→上り信号再生部82→電気/光変換器76の経路で、局側装置OLT2へ二重化電源の異常等の通知を行うことができる。
光/電気変換器78は、同じ光バースト信号中継装置7Bに搭載される光/電気変換器71と光通信を行うが、光ファイバ経路の長さは短く、光ファイバによる光損失は無視できるため、光カプラ91で損失が増えても光/電気変換器71で回復できるので問題ない。実際、光カプラ91の通過損失を約26dBまで許容することができる(IEEE802.3ahの1000BASE−PX20で規定の許容損失)。このため光カプラ91の分配強度比を1:10 程度にすることができる。カプラの分配強度比率を1:10 程度にすることで、宅側装置ONU3と光バースト信号中継装置7Bとの間で光カプラ91の挿入による損失を0.46dBと小さく押さえることができる。
(D)異常状態(電気/光変換器76、光/電気変換器71、上り信号再生部82及び電気/光変換器78のいずれかが正常に動作していない場合):
光バースト信号中継装置7Bが監視情報信号を、カプラ91を介して宅側装置ONU3からの上り中継信号と結合してOLT2に送れない場合、すなわち光/電気変換器71、上り信号再生部82、電気/光変換器76、電気/光変換器78が正常に動作していない場合を異常状態(D)という。
この場合、局側装置OLT2に対して通知可能な情報は、[表1]の1「電源異常」、5「電気/光変換器76のAPC 異常」、6「光/電気変換器71の受信レベル異常」、7「光/電気変換器71のAPC 異常」、8「上り信号再生部のエラーレート異常」、9「上り信号再生部のウォッチドッグ異常」となる。2「下り信号再生部のエラーレート異常」は電気/光変換器76、下り信号再生部81の故障に起因する場合、もしくは局側装置OLT2とONU用制御LSIとの通信が途絶えない程度のエラーレートの場合は通知可能である。3「下り信号再生部のクロック再生異常」は電気/光変換器76、下り信号再生部81の故障に起因し、ONU用通信制御LSIが下り信号再生部81の再生クロックで動作していない場合に通知可能である。4「電気/光変換器76の受信レベル異常」は電気/光変換器76の故障に起因する場合は通知可能である。また、「電気/光変換器78のAPC異常」が通知可能である。つまり、4〜7、9と「電気/光変換器78のAPC異常」の発生で正常状態(C)から異常状態(D)に切替えることで、正常状態(C)では通知できなかった情報が通知可能となる。
エラー情報監視部83は、異常状態の発生をタイミング制御部84、切替制御部77に通知する。タイミング制御部84は、エラー情報監視部83から異常状態を通知されるとバースト制御信号をLowに固定し、電気/光変換器76の発光素子の発光を停止させる。切替制御部77は異常状態を通知されるとSWCを「OLT2側」に倒し、電気/光変換器79を経由してOLT2と通信を行う。ONU用通信制御LSIは、エラー情報監視部83からエラー情報を通知されると、ONU用通信制御LSIに割り当てられた空きスロットの期間を利用して、監視情報信号とバースト制御信号を出力する。
バースト制御信号は、SWCにて「OLT2側」の電気/光変換器79に入り、電気/光変換器79から監視情報信号が送信される。
この結果、監視情報信号がエラー情報監視部83→ONU用通信制御LSI→スイッチSWC→電気/光変換器79→光カプラ92の経路で局側装置OLT2に送信される。なお、ONU用通信制御LSIからHigh固定のバースト制御信号を出力し、電気/光変換器79から光連続信号を出力してもよい。電気/光変換器79の発光を停止しているため、監視情報信号が中継信号と衝突することはない。
このように、上下中継部分が異常の場合にも、スイッチSWCを切替えることにより、上り信号再生部82などを通さないで、監視情報信号を電気/光変換器79を経由して局側装置OLT2に送信することができる。
なお、電気/光変換器79は、局側装置OLT2と光通信を行うため、光カプラ92の挿入損失を最小限にする必要がある。そのため、光カプラ92の強度分配比率は1:1(3dBの損失)とする。このため、光バースト信号中継装置7Bを設置するにあたって、光ファイバ部分にカプラを挿入する損失を見込んでおく必要がある。
以上のように、<監視信号を光学的に結合する方式>では、光/電気変換器が二重システムとなるため、電気/光変換器76の故障に起因してエラー4、5が発生した場合でも、局側装置OLT2への通知が可能となる。
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
1 光通信システム
2 局側装置OLT
3 宅側装置ONU
5,91,92 光カプラ
7,7A,7B 光バースト信号中継装置
71 光/電気変換器
72 クロック再生部
73 バッファ部
76,78,79 電気/光変換器
77 切替制御部
81 下り信号再生部
82 上り信号再生部
83 エラー情報監視生成部
84 タイミング制御部
SWA〜SWC 切替スイッチ

Claims (8)

  1. 光バースト信号の中継をする光バースト信号中継装置であって、
    上り光バースト信号を電気の中継信号に変換する光/電気変換器と、
    前記光/電気変換器により変換された中継信号を再生する上り信号再生部と、
    この光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させるため、PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する通信・切替制御部と、
    エラー情報を監視し、エラー情報が発生すれば、エラー情報パターンを前記通信・切替制御部に出力するエラー情報監視部と、
    前記上り信号再生部によって再生された中継信号を光バースト信号に変換する電気/光変換器と、
    前記上り信号再生部と前記電気/光変換器との間に設置され、前記通信・切替制御部の制御に応じて、前記通信・切替制御部から得られる監視情報信号と前記上り信号再生部から得られる中継信号とを切り替えて、前記電気/光変換器に供給するための第2の切替部とを備え、
    前記エラー情報監視部は、前記上り信号再生部が正常に動作しているかどうかを判定し、正常に動作していない場合に、そのことを前記通信・切替制御部に通知し、
    前記通信・切替制御部は、前記エラー情報監視部から取得されたエラー情報パターンを含む監視情報信号を作成して、光バースト区間の空きスロット又は全スロットに前記監視情報信号を供給するものである光バースト信号中継装置。
  2. 複数の宅側装置と、局側装置との間を光信号回線で結んだ光通信システムに用いられる光バースト信号中継装置であって、
    上り光バースト信号を電気の中継信号に変換する第1の光/電気変換器と、
    前記第1の光/電気変換器により変換された中継信号を再生する上り信号再生部と、
    前記上り信号再生部によって再生された中継信号を光バースト信号に変換する第1の電気/光変換器と、
    この光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させるため、PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する通信・切替制御部と、
    エラー情報を監視し、エラー情報が発生すれば、エラー情報パターンを前記通信・切替制御部に出力するエラー情報監視部と、
    前記通信・切替制御部の制御に応じて、前記通信・切替制御部から得られる監視情報信号が供給され、供給された前記監視情報信号を光バースト信号に変換する第2の電気/光変換器と、
    前記宅側装置から当該光バースト信号中継装置につながる光信号回線に挿入された第1の光カプラとを含み、
    前記通信・切替制御部は、前記エラー情報監視部から取得されたエラー情報パターンを含む監視情報信号を作成して、光バースト区間の空きスロットに前記監視情報信号を供給するものであり、
    前記第2の電気/光変換器から出力される、前記監視情報信号を含む光バースト信号は、前記第1の光カプラを通して前記宅側装置から当該光バースト信号中継装置につながる光信号回線に合波される、光バースト信号中継装置。
  3. 前記通信・切替制御部の制御は、前記第1の光/電気変換器、前記上り信号再生部、前記第1の電気/光変換器及び前記第2の電気/光変換器が正常に動作していることを条件として行われる、請求項2記載の光バースト信号中継装置。
  4. 複数の宅側装置と、局側装置との間を光信号回線で結んだ光通信システムに用いられる光バースト信号中継装置であって、
    上り光バースト信号を電気の中継信号に変換する第1の光/電気変換器と、
    前記第1の光/電気変換器により変換された中継信号を再生する上り信号再生部と、
    前記上り信号再生部によって再生された中継信号を光バースト信号に変換する第1の電気/光変換器と、
    この光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させるため、PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する通信・切替制御部と、
    エラー情報を監視し、エラー情報が発生すれば、エラー情報パターンを前記通信・切替制御部に出力するエラー情報監視部と、
    前記通信・切替制御部の制御に応じて、前記通信・切替制御部から得られる監視情報信号が供給され、供給された前記監視情報信号を光バースト信号に変換する第2の電気/光変換器と、
    当該光バースト信号中継装置から前記局側装置につながる光信号回線に挿入された第2の光カプラとを含み、
    前記エラー情報監視部は、前記第1の電気/光変換器、前記第1の光/電気変換器、前記上り信号再生部が正常に動作しているかどうかを判定し、いずれかが正常に動作していない場合に、そのことを前記通信・切替制御部に通知し、
    前記通信・切替制御部は、前記エラー情報監視部から取得されたエラー情報パターンを含む監視情報信号を作成して、光バースト区間の空きスロット又は全スロットに前記監視情報信号を供給するものであり、
    前記第2の電気/光変換器から出力される、前記監視情報信号を含む光バースト信号は、前記第2の光カプラを通して前記宅側装置から当該光バースト信号中継装置につながる光信号回線に合波される、光バースト信号中継装置。
  5. 複数の宅側装置と、局側装置との間を光信号回線で結んだ光通信システムであって、
    前記光信号回線に光バースト信号中継装置が介在され、
    前記光バースト信号中継装置は、上り光バースト信号を電気の中継信号に変換する光/電気変換器と、前記光/電気変換器により変換された中継信号を再生する上り信号再生部と、
    この光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させるため、PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する通信・切替制御部と、
    エラー情報を監視し、エラー情報が発生すれば、エラー情報パターンを前記通信・切替制御部に出力するエラー情報監視部と、前記上り信号再生部によって再生された中継信号を光バースト信号に変換する電気/光変換器と、
    前記上り信号再生部と前記電気/光変換器との間に設置され、前記通信・切替制御部の制御に応じて、前記通信・切替制御部から得られる監視情報信号と前記上り信号再生部から得られる中継信号とを切り替えて、前記電気/光変換器に供給するための第2の切替部とを備え、
    前記エラー情報監視部は、前記上り信号再生部が正常に動作しているかどうかを判定し、正常に動作していない場合に、そのことを前記通信・切替制御部に通知し、
    前記通信・切替制御部は、前記エラー情報監視部から取得されたエラー情報パターンを含む監視情報信号を作成して、光バースト区間の空きスロット又は全スロットに前記監視情報信号を供給するものである光通信システム。
  6. 複数の宅側装置と、局側装置との間を光信号回線で結んだ光通信システムであって、
    前記光信号回線に光バースト信号中継装置が介在され、
    前記光バースト信号中継装置は、上り光バースト信号を電気の中継信号に変換する第1の光/電気変換器と、
    前記第1の光/電気変換器により変換された中継信号を再生する上り信号再生部と、
    前記上り信号再生部によって再生された中継信号を光バースト信号に変換する第1の電気/光変換器と、この光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させるため、PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する通信・切替制御部と、
    エラー情報を監視し、エラー情報が発生すれば、エラー情報パターンを前記通信・切替制御部に出力するエラー情報監視部と、前記通信・切替制御部の制御に応じて、前記通信・切替制御部から得られる監視情報信号が供給され、供給された前記監視情報信号を光バースト信号に変換する第2の電気/光変換器と、
    前記宅側装置から当該光バースト信号中継装置につながる光信号回線に挿入された第1の光カプラとを備え、
    前記通信・切替制御部は、前記エラー情報監視部から取得されたエラー情報パターンを含む監視情報信号を作成して、光バースト区間の空きスロットに前記監視情報信号を供給するものであり、前記第2の電気/光変換器から出力される、前記監視情報信号を含む光バースト信号は、前記第1の光カプラを通して前記宅側装置から当該光バースト信号中継装置につながる光信号回線に合波される、光通信システム。
  7. 前記通信・切替制御部の制御は、前記第1の光/電気変換器、前記上り信号再生部、前記第1の電気/光変換器及び前記第2の電気/光変換器が正常に動作していることを条件として行われる、請求項6記載の光通信システム
  8. 複数の宅側装置と、局側装置との間を光信号回線で結んだ光通信システムであって、
    前記光信号回線に光バースト信号中継装置が介在され、
    前記光バースト信号中継装置は、上り光バースト信号を電気の中継信号に変換する第1の光/電気変換器と、
    前記第1の光/電気変換器により変換された中継信号を再生する上り信号再生部と、
    前記上り信号再生部によって再生された中継信号を光バースト信号に変換する第1の電気/光変換器と、この光バースト信号中継装置を1つの宅側装置として識別させるため、PONのプロトコルに準拠したフレームを作成する通信・切替制御部と、
    エラー情報を監視し、エラー情報が発生すれば、エラー情報パターンを前記通信・切替制御部に出力するエラー情報監視部と、前記通信・切替制御部の制御に応じて、前記通信・切替制御部から得られる監視情報信号が供給され、供給された前記監視情報信号を光バースト信号に変換する第2の電気/光変換器と、
    当該光バースト信号中継装置から前記局側装置につながる光信号回線に挿入された第2の光カプラとを含み、
    前記エラー情報監視部は、前記第1の電気/光変換器、前記第1の光/電気変換器、前記上り信号再生部が正常に動作しているかどうかを判定し、いずれかが正常に動作していない場合に、そのことを前記通信・切替制御部に通知し、
    前記通信・切替制御部は、前記エラー情報監視部から取得されたエラー情報パターンを含む監視情報信号を作成して、光バースト区間の空きスロット又は全スロットに前記監視情報信号を供給するものであり、
    前記第2の電気/光変換器から出力される、前記監視情報信号を含む光バースト信号は、前記第2の光カプラを通して前記宅側装置から当該光バースト信号中継装置につながる光信号回線に合波される、光通信システム。
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