JP3047664U - 封書セット - Google Patents

封書セット

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JP3047664U
JP3047664U JP1997004133U JP413397U JP3047664U JP 3047664 U JP3047664 U JP 3047664U JP 1997004133 U JP1997004133 U JP 1997004133U JP 413397 U JP413397 U JP 413397U JP 3047664 U JP3047664 U JP 3047664U
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JP1997004133U
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Inventor
勝芳 山崎
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勝芳 山崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 便箋を折りたたんで封をすることにより簡単
に封書を作成することができ、しかも、差出人及び受取
人が、発信先の写真や絵の鑑賞を楽しむことができる封
書セットを提供する。 【解決手段】 互いに分離可能な便箋部3と残余部4と
からなるシート2が、前記残余部で複数枚綴られてな
り、前記便箋部は、片面がアドレス部及び視覚に訴えて
テーマを伝達する写真等のアートが表されたアート部を
有するアート面で、他面が文章作成面に形成されてな
り、しかも前記便箋部が前記残余部から分離され折りた
たまれることにより、封筒が形成される封書セットを構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、封書セットに関する。更に詳しくは、表面に写真等が表された封書 セットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、封書を作成する場合には、一般に、文章を書いた便箋を、別に用意した 封筒に入れ、封をするという手段が用いられていたが、最近、簡単に封書を作成 する手段として、文章を書いた面を内側にして便箋を折りたたみ、のりづけする ことにより封筒を形成し、宛名等を記入して封書とするという手段が採用されて いる。 また、知人に旅行先から便りとともに美しい景色の写真等を贈りたいような場 合には、絵はがき等の利用が一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記封書は、便箋であったものを文章面を内側にして折りたたむこと により封筒を作成し、便箋の文章面の裏面に相当する封筒の外側面に宛名等を記 入するだけであるため、装飾的要素はなく、受取人に用件を伝える役目しか果た さなかった。 一方、絵はがき等を利用する場合には、手紙文とともに写真等を送ることがで きるものの、文章を記入するスペースが小さく、記入することができる文章の量 が限られるため、用件を十分に伝えきれなかったり、また、封をすることなくそ のまま差出すものであるため、プライバシーが守られないという欠点があった。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、便箋を折りた たんで封をすることにより簡単に封書を作成することができ、しかも、差出人及 び受取人が、発信先の写真や絵の鑑賞を楽しむことができる封書セットを得るこ とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた本考案の封書セットは、互いに分離可能な 便箋部と残余部とからなるシートが、前記残余部で複数枚綴られてなり、前記便 箋部の片面がアドレス部を含むアート面で、他面が文章作成面に形成されてなり 、しかも前記便箋部(3) が前記残余部(4) から分離され折りたたまれることによ り、封筒が形成されることを特徴とする。
【0006】 更に詳しくは、本考案の封書セットは、以下に説明する便箋部及び残余部から なる方形状のシートが、複数枚綴られることにより構成される。
【0007】 各便箋部は、各シートの綴り辺に対向する辺に平行にシートの一端から他端ま で設けられたミシン目等の分離手段によって、封書セット本体に残る残余部と分 離され、折りたたまれることにより封筒を形成するものである。つまり、該便箋 部は、封筒の展開状態に形成され、封筒の外側の面を構成する面は写真やイラス トが印刷されたアート面で、封筒の内側の面を構成するもう一方の面は文章作成 面である。
【0008】 アート面の一部は、アドレス部になっており、差出人において宛名や差出人名 を記入することにより、封書として送ることができる。 前記アドレス部はアート面の一側部に方形状の余白として設けられるが、その 位置、形状及び寸法は宛名等を記入することができるものであれば、特に限定さ れず、また、宛名等を記入しやすくするための罫線を描いておいてもよい。
【0009】 差出人は、前記便箋部の文章作成面に手紙を書いた後、便箋部に一本又は複数 本設けられた折り線によって便箋部を折りたたみ、向かい合った封止部同士を接 着することにより、封筒を形成することができる。 該封止部は、アート面又は文章作成面の少なくとも一方の面の端縁に沿って設 けられ、その形態は、のりしろの他粘着テープ等を利用すると、接着作業が一層 容易になる。
【0010】 また、各便箋部の周縁には、上記方法で形成された封筒を開封するためのミシ ン目等の開封手段が設けられており、封書を受け取った受取人は、容易に封筒を 開いて写真やイラスト等の絵を楽しみながら、裏面の手紙を読むことができる。 すなわち、上記封止部より内側に設けられた開封手段により、封止部同士を接 着した部分を分離することにより、容易に開封することができる。
【0011】 上記残余部は、便箋部を分離した後も、封書セット本体に残る部分であり、使 用者において控え等として自由に使用することができる部分である。 例えば、本考案の封書セットは、写真や絵が表された便箋部を有するシートが 複数枚綴られてなるため、各便箋部を封書として使用する前は、一冊の写真集や アートブックとしても利用できるものであるが、各シートの該残余部に便箋部の アート面に表された写真等の解説を掲載することにより、アートブックとしての 利用価値が一層高まる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参酌しつつ説明する。
【0013】 図1は本考案に係る封書セット本体1を示し、該封書セットは、図2に示すよ うなアート面5及び文章作成面10を有する便箋部3並びに残余部4からなるシ ート2が、複数枚綴られてなるものであり、該便箋部は、分離手段9によって封 書セット本体1から残余部4を残して分離される。
【0014】 図2に示す通り、アート面5は、写真等が表されたアート部6並びに宛名及び 差出人名等が記載されるアドレス部7からなる。 アート部6に表された写真等は、封筒の外観に装飾効果を与えるとともに、開 封後も受取人に手紙とともに鑑賞されるものであり、アドレス部7は、宛名及び 差出人名等を記載する部分であり、アート部の一側方位置に長方形状に設けられ る。 尚、アート面に表すアートは、写真に限定されるものではなく、視覚をもって 鑑賞することができるものであれば絵画やイラスト等を表すこともでき、また、 アドレス部7を設ける位置並びにアドレス部の大きさ及び形状も、宛名及び差出 人名等を明確に表すことができるものであれば、特に限定されない。
【0015】 文章作成面10には、文章を記載しやすくするための縦方向又は横方向の複数 の罫線が描かれているが、該罫線は描かずに、使用者が自由に文面を作成するこ とができるようにしてもよい。
【0016】 アート面の周縁又は文章作成面の周縁の少なくとも一方には端縁に沿って5mm 程度の幅の封止部11が設けられている。 該封止部11の幅は、向かい合った封止部同士を張り合わせることにより封筒 を形成することができれば、特に限定されず、また、封止部の形態も、のりしろ の他、粘着テープ等を設けてもよい。
【0017】 便箋部3を文章作成面を内側にして折り線12により折りたたみ、向かい合っ た封止部同士を接着することにより、図3に示すような封筒を形成することがで きる。折り線12は、一組の対向する各辺の中点同士を結ぶ線に沿って一端から 他端まで溝状に設けられ、使用者は便箋部の端縁同士を合わせて折り目を作る等 の作業をしなくても、折り線に従って折るだけで、簡単に封筒を形成することが できる。
【0018】 また、便箋部3の周縁には、封止部より内側で、かつ文章を記入する部分と重 ならない位置に、各四周辺に平行に、便箋部の一端から他端までミシン目等の開 封手段8が設けられており、封筒を形成する際、互いに向かい合う部分の各開封 手段同士も重なり合う。従って、封書を受け取った受取人は、封止部同士が接着 されてなる封筒の周縁部にあたる封止部分を該開封手段により分離することによ り、容易に開封することができる。開封後は、折りたたまれた状態の便箋部を元 通りに広げることにより、写真等のアートが一つのアートとして完成し、受取人 は写真等を鑑賞しながら、他面に記載された便りを読むことができる。 尚、開封手段は、ミシン目の他、数カ所が点で接合された切れ目等でもよい。
【0019】 更に、残余部4のアート面側の面には、アート面に表された写真等の解説等を 掲載し、文章作成面側の面には、差出した封書ごとの宛名や日付の控え等を記載 することができる。 具体的には、アート面に美術館で展示された絵画を掲載し、残余部にその絵画 の解説を掲載する場合や、アート面に観光地の写真を掲載し、残余部にその説明 を掲載する場合等、テーマが統一されたシートを複数枚綴ることにより封書セッ トを構成すれば、アートブック、写真集、観光土産品等として利用することがで きる。 但し、残余部の使い方は特に限定されず、使用者において自由に利用すること ができるように余白としておいてもよい。
【0020】 尚、上記実施形態は、以上の構成からなるが、本考案はこれに限定されるもの ではなく、本考案の意図する範囲で適宜設計変更可能である。
【0021】 例えば、アート面のアドレス部7をアート部6の上方に設けてもよく、また、 図5に示すように、アート面全面に表した写真等の中にアドレス部7を白抜きと して設けてもよい。 また、本考案の封書セットを構成するシートの形状は、方形状に限られず、折 りたたむことにより封筒を形成することができるものであれば六角形状や円形状 等であっても本考案の意図する範囲である。 更に、封筒の形成方法は、二つ折りに限られず、折り線を複数設けて、三つ折 り等にしてもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る封書セットの各便箋部は、文章作成面を内側とし て折りたたみ、封止部同士を張り合わせることにより簡単に封筒を形成すること ができるだけでなく、片面がアート面になっているため、アート面に表された様 々な写真や絵画等が封筒の外観を装飾することになり、受取人は封書を開封して 、写真等の鑑賞を楽しみながら手紙を読むことができるという効果を奏する。 また、封書セット本体から便箋部を分離する前においては、各便箋部と一体に 構成されている残余部を、アート面に表された写真等の解説欄として利用するこ とにより、アートブックやガイドブックとして活用することができるという効果 も奏する。
【提出日】平成9年6月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 また、便箋部3の周縁には、封止部より内側で、かつ文章を記入する部分と重 ならない位置に、各四周辺に平行に、ミシン目等の開封手段8が設けられており 、封筒を形成する際、互いに向かい合う部分の各開封手段同士も重なり合う。 従 って、封書を受け取った受取人は、封止部同士が接着されてなる封筒の周縁部に あたる封止部分を該開封手段により分離することにより、容易に開封することが できる。開封後は、折りたたまれた状態の便箋部を元通りに広げることにより、 写真等のアートが一つのアートとして完成し、受取人は写真等を鑑賞しながら、 他面に記載された便りを読むことができる。 尚、開封手段は、ミシン目の他、数カ所が点で接合された切れ目等でもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 例えば、アート面のアドレス部7をアート部6の上方に設けてもよく、また、 図5に示すように、アート面全面に表した写真等の中にアドレス部7を白窓とし て設けてもよい。 また、本考案の封書セットを構成するシートの形状は、方形状に限られず、折 りたたむことにより封筒を形成することができるものであれば六角形状や円形状 等であっても本考案の意図する範囲である。 更に、封筒の形成方法は、二つ折りに限られず、折り線を複数設けて、三つ折 り等にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る封書セットの斜視図を示す。
【図2】本考案の一実施形態におけるシートの表裏面
図。
【図3】本考案に係る封書セットの便箋部により形成し
た封筒の斜視図。
【図4】他実施形態の便箋部のアート面を示す概略図。
【符号の説明】
1─封書セット本体、2─シート、3─便箋部、4─残
余部、5─アート面、6─アート部、7─アドレス部、
8─開封手段(ミシン目)、9─分離手段(ミシン
目)、10─文章作成面、11─封止部、12─折り線
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月5日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに分離可能な便箋部(3) と残余部
    (4) とからなるシート(2) が、前記残余部(4) で複数枚
    綴られてなり、前記便箋部(3) は、片面がアドレス部
    (7) を含むアート面(5) で、他面が文章作成面(10)に形
    成されてなり、しかも前記便箋部(3) が前記残余部(4)
    から分離され折りたたまれることにより、封筒が形成さ
    れることを特徴とする封書セット。
  2. 【請求項2】 前記アート面(5) の一部分であるアート
    部(6) に、視覚に訴えてテーマを伝達するアートが表さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の封書セット。
  3. 【請求項3】 前記シート(2) に、便箋部(3) と残余部
    (4) とを分離するための分離手段(9) が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の封書セット。
  4. 【請求項4】 前記アート面(5) の周縁部又は前記文章
    作成面(10)の周縁部の少なくとも一方に、封筒を形成す
    るべく互いに接着される封止部(11)が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の封書セ
    ット。
JP1997004133U 1997-05-21 1997-05-21 封書セット Expired - Lifetime JP3047664U (ja)

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ID=43181968

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131520A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Yamazakura Co Ltd 封筒冊子

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