JP3047341B2 - 物品のまわりに閉鎖状態の包装体を形成させるための方法および装置 - Google Patents

物品のまわりに閉鎖状態の包装体を形成させるための方法および装置

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JP3047341B2
JP3047341B2 JP5090606A JP9060693A JP3047341B2 JP 3047341 B2 JP3047341 B2 JP 3047341B2 JP 5090606 A JP5090606 A JP 5090606A JP 9060693 A JP9060693 A JP 9060693A JP 3047341 B2 JP3047341 B2 JP 3047341B2
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ピッツィ ファウスト
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ビエロマティク ロイツェ ゲーエムベーハー ウント ツェーオー
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B25/00Packaging other articles presenting special problems
    • B65B25/14Packaging paper or like sheets, envelopes, or newspapers, in flat, folded, or rolled form

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Packaging Of Special Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品のまわりに閉鎖状
態の包装体を形成させる方法と装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の周知の装置が、相応の長さに切
断された包装紙による紙連の包装または封入に用いられ
ている。包装紙は、まずテープ状または帯状の包装紙か
ら相応の長さを測り取り、その後切断するという方法で
準備される。このためには、シート状または帯状の包装
紙の供給動作を中断することが必要になる。包装紙の準
備に続いて、封入または包装機構において、封入または
包装サイクルが行なわれる。特に個々のシートからなる
紙連の場合には、包装紙を用いて紙連を包装する際に、
紙連のシートを損傷させないということを念頭に置いて
いなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、包装
時の物品の損傷を防ぐ方法と装置とを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にしたがって、請
求項1の特徴を持つ方法により、この課題が解決され
る。本発明にしたがった方法において、物品は、広げら
れた平らなシート材料、特に包装紙の上にその下面が乗
せられた状態で、物品の実質的に被覆面にあたる側面に
近接して前記平らなシート材料の側方突出部分が存在す
るように配置される。その後、物品を下降させて、前記
平らなシート材料を物品の側面に施す。そして、物品を
側方に変位させることにより、物品の上面に前記平らな
シート材料が施される。その後、平らなシート材料の、
共に移動させた端部を相互接続させる。これによって、
包装される物品の面において後に閉じれはよいだけの筒
状の包装体が得られることになる。
【0005】利点として、前記平らなシート材料を物品
の側面に確実に完全に満足できる状態に施すために、物
品を下降させる際に、物品の上面に作用する圧縮力によ
り前記側面を剛化せしめる。圧縮力を及ぼすことによ
り、包装紙を施す際に個々のシートのあらゆる変位を防
ぐことができるので、個々のシートからなる紙連の場合
は特にこれが利点になる。
【0006】利点として、物品の下降や変位の際に、固
定状態の支持部分または座面部分から平らなシート材料
のより大なる突出部分が引き出される。平らなシート材
料を確実に折り目のない状態で物品に施すために、保持
手段の力に抗して前記固定状態の支持部分から平らなシ
ート材料のより大なる部分が引き出される。平らなシー
ト材料を物品の上面に施す際に、平らなシート材料を伸
張状態または緊張状態に維持することにより、特に物品
の前方上縁部近辺において施された平らなシート材料の
状態が改善される。これによって、平らなシート材料に
対する物品の変位時に、前記シート材料を物品の上面に
確実に折り目のない状態で施すことができる。
【0007】前方上縁部近辺において紙連の個々のシー
トのしわ寄りを防ぐために、物品の上面に平らなシート
材料を施す際に、物品の上縁部に近接して平らなシート
材料上に横方向の折り目を付すことを提案する。物品の
上縁部に対して垂直方向および/または横方向に変位さ
せた平らなシート材料上に前記横方向の折り目を付ける
ことができる。
【0008】本発明の開発にしたがって、包装段階の前
に、物品が平らなシート材料と共に有利に供給される、
平らなシート材料の供給段階がある。これによって、供
給動作の際に、物品は自身の上に配置された平らなシー
ト材料によって保護される。
【0009】平らなシート材料の供給時に、特に平らな
シート材料用供給機構の制止によって分離される平らな
帯状材料に平らなシート材料をさん孔により接続させる
ことによって、前記供給動作を中断して平らなシート材
料の測り取りおよび切断が解消される。先行の物品に対
する包装段階の間に、平らな帯状材料から平らなシート
材料を寸法取りしてさん孔できる点が有利である。その
結果、包装紙または物品の供給動作を停止させてさん孔
分離を行なう必要がないために、包装される物品の一連
の高速送りが可能になる。
【0010】平らなシート材料の供給時に、物品を前記
シート材料に対して配置できる点が有利である。
【0011】平らなシート材料の供給時に、その突出部
分の少なくとも一方に、縁部に近接して有利に施される
帯状の接着剤が設けられる。そして、前記帯状の接着剤
によって、筒状の包装体を形成するようにひとつに合わ
させられた包装紙の終端部分の閉鎖が可能になる。
【0012】本発明による装置は、調整可能な座面部分
または支持部分と固定状態の座面部分または支持部分と
を有した、2つの部分からなる座面または支持面を持
つ。前記支持面は有利に水平配向されており、垂直方向
に調節可能な支持部分が設けられている。包装段階の開
始時点で、前記支持面上に平らなシート材料が広げら
れ、包装される物品が前記平らなシート材料上に載置さ
れる。前記物品を、その一方の固有面が前記2つの支持
部分間の分離線と同水準になるように配置することがで
きる。移動可能な支持部分を下降させると物品も下降し
て、固定状態の支持部分上に載置されている平らなシー
ト材料が物品の側部に施される。
【0013】別の展開にしたがって、調節可能な支持部
分は、前記支持部分の調節時に、平らなシート材料を物
品に施す作用手段が導入される凹部を有している。これ
によって、前記作用手段を用いて物品の別の側部に平ら
なシート材料が施される。前記作用手段は、互いに対し
て調節可能な2つの櫛状部によって構成可能である。前
記櫛状部の相対的な調節により、結果的に、物品の上面
上に若干突出している平らなシート材料部分を物品に施
すことができる。
【0014】また別の展開において、前記作用手段を調
節可能な支持部分の凹部内に移動可能にすることができ
る。これによって、前記作用手段を用いて物品を側方に
変位させて、その上面に平らなシート材料を施すことが
できる。
【0015】個々のシート紙からなる紙連の場合に特に
利点となる、物品の側部に平らなシート材料を施す際に
物品が損傷されないということが約束されるように、物
品の側部に圧縮力を及ぼす押圧手段が設けられる。前記
押圧手段は、たとえば空気作動式プランジャまたはピス
トンで構成されてもよい。押圧手段は、調節可能な支持
部分に対して垂直に移動可能である点が有利であり、好
ましくは案内部または把持部上に配されるものとする。
押圧手段は、平らなシート材料が物品の側部に施された
封入段階の局面でのみ用いられる。
【0016】さらに別の展開にしたがって、平らなシー
ト材料に横方向の折り目を設けるために、好ましくは偏
向縁部を有した偏向手段を用いて押圧手段を構成するこ
とができる。偏向手段は、物品の上や物品の上縁部に対
して側方に変位した状態に配置可能である。これによっ
て、物品の上縁部近辺において、平らなシート材料が特
に良好な状態に施されるため、特に紙連の場合に個々の
シートの損傷が防がれる。
【0017】平らなシート材料を物品に間違いなく正確
に施すためには、前記シート材料に対して物品を位置決
めしなければならない。支持面に隣接して支持台が有利
に配置されており、前記支持台には物品用の調節可能な
停止部が関連してある。前記停止部は、物品を配置する
ための側方案内部を有している。前記案内部によって物
品は、実際の包装段階に先立って、その側面の一方が前
記2つの支持部分間の分離線上にある状態に配置され
る。
【0018】
【実施例】図面を参照して、以下に本発明の実施例を説
明する。
【0019】図1または3は、以下シート状包装紙10
2と呼ぶものの紙以外の材料から作られたものであって
もよい平らなシート材料を用いて紙連Rを包装するため
の装置を示す線図である。前記装置は自動梱包機として
構成されている。図の梱包機は、複数の紙連Rが重畳状
態でその上に積み重ねられた上昇台50を有する。個々
の紙連Rはいずれも、差込みSにより一方の端部におい
て分離されている。上昇台50は、矢印51の方向に垂
直移動可能である。上昇台50は、常に紙連Rの厚さH
ずつ移動するように駆動され、最上部の紙連Rの底部は
上昇台50に隣接した支持台1と共に平面状態にある。
【0020】支持台1は、略L字形の断面を有してお
り、紙連Rに対する水平支持面になっている。支持台1
の下には、包装紙または平らな帯状またはテープ状材料
2の供給および測り取りのための供給機構17がある。
供給機構17は、図示されない駆動装置が配設された重
畳状態の2つの巻き戻しロールを有する。巻き戻しロー
ルの回転運動によって、結果的に、帯状包装紙2は包装
紙用巻取り枠16から引き出される。案内プーリ52上
で帯状包装紙2は、供給機構17の方向に偏向する。供
給される帯状包装紙2の長さを正確に測り取れるよう
に、供給機構17の巻き戻しロールは、図示されない測
定装置に連結されている。
【0021】供給機構17と並んで、帯状包装紙2の長
手方向と交差して通る横方向のさん孔Eを帯状包装紙2
に制御可能に設ける切断装置18が配設される。帯状包
装紙2内の横方向のさん孔Eは、前記帯2がなお適正な
安全性を有するように選定される。実際には、前記横方
向のさん孔部が1〜3mmの長さの架橋部によって中断
された長さ約50〜60mmの切り目を有している場合
に、良好な結果が得られる。
【0022】切断装置18から側方に変位させて、双方
向矢印53の方向に調節可能なテンションプーリまたは
アイドラプーリ19が配設される。切断装置18から送
られてきた帯状包装紙2は、テンションプーリ19にお
いて偏向して、支持台1の上面上に載置される。テンシ
ョンプーリ19の機能は、供給機構17によって供給さ
れる帯状包装紙2を緊張状態に維持することにある。た
とえば、重力またはバネ張力が付与されたテンションプ
ーリ19を設けることもできる。テンションプーリ19
の高さ位置を、巻き戻された包装紙2の長さに合わせる
ことによって、これが実現される。テンションプーリ1
9の2つの作用位置が図1に示されており、いずれの場
合も梱包機の異なる作業サイクルに適応したものになっ
ている。テンションプーリ19が、破線に示すその下側
位置にある場合には、帯状包装紙2は、テンションプー
リ19の位置を判断するセンサ22を通過して移動す
る。
【0023】支持台1の上には、梱包機の基礎部に固定
された図示されない支持構造の支持部またははり部1
0,110がある。水平配向のはり部10,110は互
いに平行に配置される。図2に示すように、はり部1
0,110上には案内部9,109,209が保持され
る。各案内部9,109,209は、はり部10,11
0上に調節可能に構成された略矩形の中空体を有してい
る。外側案内部9,109を調節することにより、紙連
Rの判型に適応可能になっている。
【0024】案内部9,109,209上にはいずれの
場合も、紙連Rの搬送方向にやっとこ状の把持装置6,
7,8が配設される。図1に示すように、把持装置7お
よび8と同一の構造を有する把持装置6は、やっとこ状
の把持アームを有している。把持装置6の把持アームに
より、上昇台50によって供給される紙連Rに対する受
け部が形成される。図2および3に示すように、把持装
置6,7は同じ寸法を有するが、把持装置8は、その把
持アーム間には帯状包装紙2しか固定されないため、は
るかに小さくなっている。
【0025】把持装置6,7,8は、紙連Rの搬送方向
をも示す矢印54の方向に同期状態で作動可能である。
把持装置用駆動装置の構造については、たとえば把持装
置6の場合を図1により説明する。中空体として構成さ
れた案内部9内には、連続形状のベルト13等が配設さ
れる。ベルト13は、間隔を有して配置されたプーリ1
1,12をまわって案内される。プーリ12は、図示さ
れない中央駆動装置に接続された駆動ベルト14により
駆動される。
【0026】ベルト13は、図示されない手段によって
把持装置6まで連接される。プーリ12を駆動ベルト1
4により駆動すると、把持装置6を破線の位置から矢印
54の方向に実線の位置まで移動させることができる。
【0027】支持台1の頂部に垂直に、下降可能な停止
具であってたとえば把持装置6,7を担う装置上に配置
された停止具15,115を有する図1および3に示す
停止部がある。図3の平面図から、前記停止具15,1
15が、紙連Rの寸法に対応した間隔を有して配置され
ていることがわかる。各停止具15,115は、紙連R
用側方案内板55を有している。案内板55の自由端部
の傾斜形状によって、結果的に、矢印54の方向に断面
が先細の挿入部が前記紙連Rに対して形成される。
【0028】停止具15,115に対して側方に変位さ
せて、共通のシャフトまたは軸上にプーリ3,103が
取り付けられ、前記プーリには各々、戻り停止部が設け
られる。プーリ3,103は、帯状包装紙2を支持台1
の頂部上に係合状態に維持すると共に、帯状包装紙2の
戻りを防ぐ。
【0029】矩形の紙連Rの場合には、紙連Rの幅狭側
が支持台1に対向するように配向が行なわれる。図3に
示すように、紙連Rの長手側4,104は、停止部1
5,115の案内板55間に受け入れられる。
【0030】図の梱包機は、支持台1から間隔を有して
ある受け面21を有する。支持面21は、2つの部分か
らなる構造を持つ。一方の支持部分21aは垂直方向に
調節可能であるが、隣接の支持部分21bは固定状態で
ある。支持部分21a,21bの間には、分離線または
区割り線61が配されている。平面図において矩形の支
持部分21aには、複数の平行な凹部26が設けられて
いる。凹部26はいずれも矩形の断面を有し、凹部26
の長手軸は矢印55に示す紙連Rの搬送方向と交差して
いる。支持部分21aの垂直方向の調節については、た
とえば駆動軸28によって相互接続されると共に、いず
れも支持部分21aの下側に接続ロッドによって接続さ
れたクランクを有していてもよい調節機構27によって
行なわれる。図1から、ベルト29,30またはチェー
ンによって駆動される2本の平行軸28があることがわ
かる。ベルト30は図示されない駆動装置に接続されて
いる。運転中は、支持部分21aが、駆動方向の関数と
して、双方向矢印56の方向に移動する。
【0031】案内部9,109上には、支持部分21a
の上昇運動の方向に作動可能な空気作動式ピストン3
1,32が固定されている。図2から、紙連Rの側縁部
から定距離にあるピストン31,32が、紙連Rの表面
と係合していることがわかる。これによって、包装サイ
クルの間、紙連Rの側部は剛直状態に維持され、シート
状包装紙102が施される際に、しわが寄らないように
保護されるのである。
【0032】支持部分21aの下に、前記凹部26に関
連ある櫛状部33,34がある。凹部26内に対配置さ
れると共に、特に図2および4からその設計が推察され
る櫛状部33,34は、支持部分21aに対して垂直に
配置されると共に凹部26の断面に合った寸法を有する
歯133,134を持っている。図1にしたがって、支
持部分21aを下降させると、歯133,134が凹部
26内に導入される。櫛状部33,34の基礎部材は、
水平配向の案内部35上において変位可能に案内され
る。案内部35は、支持部分21aの凹部26に平行に
配向されると共に、梱包機の底部上に支持される。図2
に示すように、櫛状部33は、駆動チェーン36によっ
て、双方向矢印57の方向に調節可能である。櫛状部3
3と櫛状部34とを接続する調節可能な接続具37によ
り、櫛状部33の調節時に櫛状部34が案内されて、櫛
状部33,34の逆方向への相対的な調節が可能にな
る。櫛状部33の歯133は直線状であるが、櫛状部3
4の歯134は逆L字形形状を有している。歯134の
水平方向の脚部は、櫛状部33の歯133の垂直方向の
脚部の面上に延在している。
【0033】調節機構39により、櫛状部33,34と
その案内部35とは支持部分21aに対して垂直方向に
調節可能である。調節機構39は、たとえば、手動また
は自動で高さ調節可能な誘導式すべり座を有していても
よい。
【0034】図2および3に示すように、固定状態の支
持部分21bは、垂直方向に調節可能な支持部分21a
に対して側方に変位すると共に、分離線61によって前
記支持部分から分離されている。支持部分21bは、図
の実施例では、格子構造を有している。支持部分21b
の格子構造は、いずれも円形の断面を有した、間隔をあ
けて平行に格子組みされた格子けた58によって作り上
げられている。支持部分21aに隣接して、矩形の基礎
面を有する支持レール59が配設される。格子けた58
と支持レール59とは、垂直方向に調節可能な支持部分
21aと同じ長さを有している。
【0035】図4において特に明らかなように、支持レ
ール59の上に、前記支持レール59に対して垂直配向
されたブラシ24が配設される。前記ブラシの柄は、案
内部109上に固定された駆動装置25に接続される。
たとえば空気作動式駆動装置25により、ブラシ24の
高さを調節することができる。ブラシ24により、支持
部分21b上に載置されている包装紙209を固定させ
ることができる。案内部29上には、ノズルを有すると
共に幅狭の帯状接着剤をシート状包装紙102の縁部5
に平行に塗布しうる接着剤分配器23が固定される。
【0036】図4に、ピストン32がL字形の断面を有
し、水平方向の脚部に偏向縁部132が設けられた若干
改変された実施例を示す。ピストン32の下側位置にあ
る偏向縁部132は、紙連Rの長手側4の上に若干突出
している。その結果、シート状包装紙102を紙連Rの
頂部に緊張状態に施すことができるのである。さらに、
シート状包装紙102上に付された横方向の折り目によ
り、前記シート包装紙102を紙連Rの上縁部62に確
実にしわのない良好な状態で施されることができる。こ
れによって特に、シート状包装紙を施す際に紙連Rのシ
ート紙のしわ寄りが防がれる。
【0037】支持部分21bの下に、いずれも水平方向
に配向されると共に互いに間隔を有してある2つの搬送
ベルト38,41がある。逆方向に駆動される搬送ベル
ト38,41により、紙連Rが支持部分21aから送り
込まれる。上側搬送ベルト38は下側搬送ベルト41に
対して垂直方向に調節可能である。上側搬送ベルト38
もまた、水平方向に移動可能である。
【0038】図1〜4にしたがった実施例において、搬
送ベルト38には、水平方向に配置されると共にU字形
の断面を有する偏向ロッド40が関連してある。上側搬
送ベルト38と同じ水準に配置された偏向ロッド40
は、水平方向に調節可能である。その結果、特に図4に
示されているように、偏向縁部132においてシート状
包装紙102に横方向の折り目を設けることができるの
である。これは、支持部分21b上にブラシ24によっ
て保持されたシート状包装紙102を偏向縁部132上
に押圧してその上で偏向させることによって遂行され
る。横方向の折り目により、紙連Rの前方縁部に、障害
を起こすことなくシート状包装紙102を施すことがで
きる。
【0039】さもなくば図4のものと全く同一物である
図6の実施例には、偏向ロッド40が設けられていな
い。この場合には、上側搬送ベルト38をピストン32
の偏向縁部132まで移動させることによって、シート
状包装紙102の横方向の折り目がもたらされる。この
ように、搬送ベルト38の一方の端部が偏向ロッドに取
って代っているのである。
【0040】上側搬送ベルト38よりも長い下側搬送ベ
ルト41は、包装体の前後部を閉じる装置まで至る別な
搬送手段43に接続されている。
【0041】前記実施例に関連した方法の実施につい
て、以下に説明する。
【0042】まず、帯状包装紙2からシート状包装紙1
02の供給および測り取りの方法段階について説明す
る。この方法段階は実質的に、全ての実施例において同
じであって、特に図7および8に関して説明される。
【0043】図1および7にしたがって、最上部の紙連
Rを上昇台50から隣接の支持台1上の停止具15,1
15へと手動または自動で移動させる。これによって、
紙連Rの先端縁部は、停止具15,115に係合する。
支持台1の頂部上に、供給機構17から帯状包装紙2が
点Bまで案内される。図3に示すプーリ3,103によ
り、支持台1の頂部上に帯状包装紙2の端部部分が維持
される。
【0044】停止具5,115の案内板55により側方
において保持された紙連Rは、紙連Rの長手側4が支持
面21の支持部分21aと支持部分21bとの間の分離
線61と同水準に配置されるように位置決めされる。判
型が変わった場合にも、紙連Rの長手側4はこの位置に
くる。紙連Rの長手側4と帯状包装紙2の縁部5との間
の間隔D1は、結果的に紙連Rの側部とその頂部とが包
装紙によって被覆されうるような間隔とする。長手側1
04と包装紙縁部105との間の間隔D2は、紙連Rの
高さHを約40mm増したものと同じである。
【0045】前記梱包機により、530〜1400mm
の長さLと12〜80mmの高さHとを有した紙連Rに
包装紙の包装体または封体を施すことができる。このよ
うな紙連Rを包装するためには、長さSのシート状包装
紙102がなければならない。所望の包装体の関数とし
て、前記長さを、S=L+2H+80mmとすることが
できる。これによって、シート状包装紙102は、紙連
Rの前縁部と後縁部との両方の上に突出する。シート状
包装紙102の突出長さは、包装紙の包装体の閉じ方の
選定によって異なる。
【0046】案内部9,109,209上の把持装置
6,7,8によって、紙連Rまたはその下に配置された
帯状包装紙2の縁部が把持される。図2および3からわ
かるように、より小型の把持装置8は、帯状包装紙2ま
たはシート状包装紙102のみを把持する。紙連Rをシ
ート状包装紙2と共に供給することにより、供給時に前
記紙連Rを保護することができる。
【0047】供給機構17を作動させてシート状包装紙
102の測り取りを行ない、その後包装紙用巻取り枠か
ら、相応の帯状包装紙2を巻き戻す。案内プーリ52に
よって偏向した前記帯状包装紙2は、供給機構17の駆
動可能な巻き戻しロール間に配置される。実線の位置に
したがって、測り取りおよびさん孔に先立って自身の初
期位置についた帯状包装紙2は供給機構17から切断装
置18を経て支持台1の頂部へと送られ、介在するテン
ションプーリ19において偏向せしめられる。
【0048】シート状包装紙の準備は、2種類の異なる
方法で行なえる。第1の方法では、最初に、供給機構1
7の巻き戻しロールによって長さS1=S−(AC+C
B)が巻き戻される。図7から、点A,B,Cの位置ま
たはこれら相互の間隔を推察することができる。点A
は、切断装置18の位置を示す。点Bは帯状包装紙2の
終縁部または分離部を、点Cは、停止具15,115に
よって形成される紙連Rの前縁部の位置を示す。長さS
1の巻き戻し時には、帯状包装紙2は、自身が自重によ
り帯状包装紙102の頂部に押圧されるテンションプー
リ19によって緊張状態に維持される。長さS1が巻き
戻され、切断装置18と点Bとの間に長さSが配置され
ると、切断装置18を作動させる。その結果、帯状包装
紙2に、その長手方向に対して直角に横方向のさん孔E
が設けられる。横方向のさん孔Eは、前記さん孔が設け
られた後でも帯状包装紙2を引張り応力にさらすことが
でき、かつ、その後もこれを移送可能な状態に保ちうる
ようなものとする。
【0049】横方向のさん孔Eが設けられると、続いて
別の長さS2が、S2=AC+CBになるように、供給
機構17によって巻き戻される。この方法段階にしたが
って帯状包装紙2は図1および7に示す破線の位置にく
る。したがって、横方向のさん孔Eはなお、帯状包装紙
2の移動方向にテンションプーリ19の上流にある。シ
ート状包装紙102の長さSは、点Eと点Bとの間の距
離に対応している。点AとEとの間の距離は、点AとB
との間の距離と同じである。
【0050】この時点で自身の下側位置についているテ
ンションプーリ19により、帯状包装紙2は横方向のさ
ん孔Eを保護するセンサ22を通過して案内される。長
さS1,S2に切断する正確な長さ切断は、供給機構1
7の巻き戻しロールが測定ロールとして構成されると共
に、前記供給機構用制御装置に接続された測定装置に連
結されていることによってもたらされるものである。
【0051】図9にしたがったシート状包装紙2の準備
作業の別な形態において、シート状包装紙の長さ設定
は、切断装置18を調節して、点AとBとの間の帯の長
さをシート状包装紙102の長さSと同じにすることに
よってもたらされる。したがって、この別な形態の方法
は1回の通過で実施可能である。
【0052】図9にしたがった構造は図7のものに対応
しているが、以下の相違点がある。
【0053】供給機構17の巻き戻し・測定ロールとテ
ンションプーリ19と切断またはさん孔装置18とが、
それを調節することによって長さS=ABが調節される
垂直方向に調節可能なすべり座99上に配置されてい
る。テンションプーリ19は、紙の供給方向に切断装置
18の上流かつ供給機構17の下流に設けられる。結果
的に生じる「蓄積分」は紙連Rの搬送時に「解消」され
る。図7に示すように、テンションプーリが自身の上側
位置に達した時点で測り取りが行なわれる。また、テン
ションプーリ19と、よって「蓄積分」とを切断装置の
下流に、図7に示すように設けてもよい。この構造の場
合には、支持台の水平部分の上流に、フリーホイールが
配設された、包装紙の逆戻り摺動防止プーリ3が配置さ
れる。
【0054】相応の寸法のシート状包装紙102の準備
は、梱包機の運転時において包装サイクルの間、連続的
に行なわれる。これによって、シート状包装紙102ま
たは紙連Rの供給動作を間断なく行なうことができるの
で、生産性の向上が可能になる。シート状包装紙102
を分離させるには、シート状包装紙102の供給動作を
継続させながら、帯状包装紙2を停止させるだけでよ
い。
【0055】以下に包装サイクルについて説明する。紙
連Rには、筒状または閉鎖状態の包装体または封体が設
けられている。包装サイクルの最後に紙連Rを完全に閉
じるには、それ相応の折り方で前後を閉じるだけでよ
い。
【0056】包装サイクルの開始時点では、紙連Rは図
1および7の破線の位置にある。紙連Rの前部は停止部
の停止具15,115に係合している。供給機構17に
よって準備された帯状包装紙2または長さ切断されたシ
ート紙102は、破線の位置にきている。したがって、
テンションプーリ19はその下側位置についている。
【0057】紙連Rが停止具15,115に対向して供
給されると、把持装置6,7,8が閉じる。同時に、矢
印54の方向に、前記把持装置の変位が開始される。把
持装置6,7,8は、図示されない駆動装置によって駆
動される駆動ベルト13,14により駆動されている。
同期状態で作動する把持装置6,7,8はいずれも、そ
れ自身の案内部9,109,209上において案内され
る。紙連Rが矢印5の方向に移動する時、前記連はシー
ト状包装紙102と共に、支持台1から隣接の支持面2
1へと送られる。図1にしたがって、この時点では自身
の上側位置にきている垂直方向に調節可能な支持部分2
1aが、紙連Rと帯状包装紙2との両方を支持する。紙
連Rの長手側4は、支持部分21aと支持部分21bと
の間の分離線61と同水準にあり、支持部分21bには
帯状包装紙2のみが乗せられている。
【0058】紙連Rが支持面21まで送られる際に、テ
ンションプーリ19が垂直方向に上昇する。横方向のさ
ん孔Eの通過はセンサ22によって検出される。把持装
置6,7,8がその変位動作を終える前に、テンション
プーリ19が自身の上側終点位置に達すると共に、図1
および7にしたがって、帯状包装紙2は実線の位置にく
る。把持装置6,7,8を引くことにより、帯状包装紙
2に長手方向の引張り応力がかかる。供給機構17の巻
き戻しロールの制止は、横方向のさん孔が、支持台1の
頂部上において帯状包装紙2を保持するプーリ3,10
3を通過した後に行なわれ、その結果、横方向のさん孔
Eは正確に分離される。横方向のさん孔Eの分離は、支
持台1の点Bにおいて行なわれる。そして、帯状包装紙
2は、図1および7の、初期位置を表す実線の位置にく
る。これによって、横方向のさん孔Eの分離は、帯状包
装紙2の前縁部が以前に位置していた点Bにおいて正確
に行なわれるのである。
【0059】切り目の間に約1〜3mmの架橋部のある
約50〜60mmの切り目を有した横方向のさん孔Eの
場合に、特に正確な分離がもたらされる。また、このよ
うな横方向のさん孔Eによって、帯状包装紙2を適正に
安定状態にすることができる。
【0060】図8からわかるように、シート状包装紙1
02は、紙連Rの前縁部と後縁部との両方を超えて突出
しており、突出長さは、包装体を完全に閉じるために選
択される折り畳み方によって異なる。
【0061】支持面21上における紙連Rの供給動作時
に、接着剤分配器23によって、帯状包装紙2またはシ
ート状包装紙10に縁部5に隣接して帯状の接着剤が施
される。紙連Rとその下に配されたシート状包装紙12
とが、図1に示すように、支持部分21a上に完全に載
置されると、把持装置6,7,8が開く。矢印55の方
向にさらに移送動作が行なわれる間、把持装置6,7,
8は紙連Rから遠ざかる方向に移動する。最終的に把持
装置6,7,8は、図1に実線で示す把持装置6の位置
にくる。把持装置6,7の少なくとも一方に測定検出器
を適切に設けて、紙連Rの高さを確定可能にする。これ
によって、異常の場合に梱包機を停止させることができ
る。
【0062】紙連Rの包装段階の開始時点では、前記連
は図1に示す位置にあり、支持部分21aはその上側終
点位置にきている。図2に、包装サイクルの開始時点に
おける紙連Rまたはシート状包装紙102の位置が破線
で示されている。調整装置27により、支持部分21を
垂直方向に下向きに下降させることができる。ピストン
31,32が長手側4,104に近接しているために、
紙連Rの側部が剛直状態に維持されるように、紙連Rと
シート状包装紙102とが、支持部分21a上に堅固に
保持される。このため、シート状包装紙102が施され
る際のしわ寄りが起こらないのである。図2にしたがっ
て、支持部分21aの下降時に、シート状包装紙102
が紙連Rの長手側4に施される。ブラシ24によって広
げられた前記シート状包装紙102は、支持部分21b
上に保持され、前記支持部分によって支持レール59と
偏向ロッド40との上で偏向する。
【0063】支持部分21aが下降すると、対配置され
た櫛状部33,34の歯133,134が支持部分21
aの凹部26内に導入される。櫛状部33,34は、調
節装置39によってあらかじめ、紙連Rの長手側104
から定距離に配置されていたものである。こうして、支
持部分21aの下降時に、シート状包装紙102の横方
向に突出した小部分が紙連R(図2)の長手側104に
施される。したがって、シート状包装紙102の端部部
分は、長手側104に近接して紙連Rの頂部より上に若
干突出する。歯133,134は当初は、歯134の水
平方向の脚部の面が歯133の垂直方向の脚部の外側上
面と整合するように、図2に示す位置にあって、これに
よって、効果的な高さの歯を延在させることができる。
【0064】以下の方法段階については、図4から特に
明確に理解できる。調節装置37は櫛状部33と34と
がひとつに合わさるように制御される。歯134の水平
方向の脚部は、紙連Rの頂部より上に突出したシート状
包装紙102の短手縁部上に載置される。
【0065】個々の方法段階の一連の自動高速作業にお
いては、支持部分21b上に載置されたままのシート状
包装紙102の長手縁部が紙連の頂部に配される。支持
部分21aの下降過程が終了した時点で、ピストン32
が紙連Rの頂部から若干持ち上げられる。ピストン32
を、紙連Rの頂部から数ミリ、たとえば2〜3mm上に
配すると有利である。そして、ピストン32の偏向縁部
132を、図4に示すように、紙連Rの長手側4の上に
横方向に突出させる。その後、支持部分21bより下に
配置された偏向ロッド40が、シート状包装紙102を
偏向縁部132に対して押圧するように、シート状包装
紙102に対向して案内される。これによって、支持レ
ール59上においてブラシ24によって保持されたシー
ト状包装紙102に横方向の折り目が設けられ、前記折
り目によって前記シート状包装紙102の前方長手縁部
の張力が得られるため、紙連Rの上側前方縁部62に施
されたシート状包装紙102の状態が向上し、したがっ
て、特に前記連のしわ寄りが防がれる。その結果、紙連
Rの頂部にピストン32を用いる必要がなくなり、櫛状
部33の歯の駆動の下に、紙連Rを直接移送することが
できる。
【0066】紙連Rの頂部にシート状包装紙102を施
すために、供給動作と交差させて矢印60の方向に、櫛
状部33,34の変位によってなされる、紙連Rの変位
が行なわれる。支持部分21bの下に配置された搬送ベ
ルト38,41は、櫛状部33,34と同じ速度で移動
する。紙連Rの前部が搬送ベルト41に達すると、搬送
ベルト38を紙連Rの頂部上まで下降させる。紙連Rの
移動時に、下降する前記搬送ベルトによって、前記連の
頂部に連続的にシート状包装紙102が施される。前記
相応の段階において、偏向ロッド40は後退し、ピスト
ン32はその上側位置に移される。ブラシ24もまた、
シート状包装紙102に施される帯状の接着剤に接触し
ないように上昇する。
【0067】図5に、歯134が搬送ベルト38の直前
にきて、櫛状部34の通過が終了した状態が示されてい
る。しかし、櫛状部33は引き続き作動しており、櫛状
部34から漸進的に離れる方向に移動して、最終的に、
図5に実線で示され、かつ、図2によると櫛状部33,
34の初期位置に対応する終点位置にくる。これによっ
て、櫛状部34の歯134により保持されたシート状包
装紙102の上側後縁部は歯134から徐々に引き剥が
される。搬送ベルト38により、帯状接着剤の地点にお
いて前記2つの縁部が連結された時点で、包装段階が終
了する。そして櫛状部33は停止し、その後櫛状部34
と共に非作動位置まで戻る。
【0068】紙連Rが搬送ベルト41上に完全に達した
時には、シート状包装紙102は紙連Rのまわりに完全
に巻き付けられ、前記連に固定される。その後、紙連R
は搬送機構43に引き渡されて、筒状の包装紙の端部を
閉じる装置へと送られる。そして搬送ベルト38は自身
の上側位置に戻り、支持部分21aも上方に戻される。
その後、前記サイクルを反復させることができる。
【0069】図4にしたがった実施例において、偏向ロ
ッド40がない場合は、搬送ベルト38によって前記ロ
ッドの機能が完遂される。したがって、搬送ベルト38
の端部により、これと偏向縁部132との間に配された
シート状包装紙102の上に折り目が設けられる。偏向
縁部132に対する搬送ベルト38の圧力は、その後減
じられてもよいが、維持されなければならない。この位
置において、搬送ベルト38を作動させることによっ
て、シート状包装紙102を紙連Rに施す作業が開始さ
れる。その後、ピストン32が解除されるように、搬送
ベルト38をピストン32またはその偏向縁部132か
ら離れる方向に移動させる。その後の方法段階について
は、基本的に、前記に説明した実施例の場合と同じであ
る。
【0070】帯状包装紙2の供給部において、包装サイ
クルの実施時に、相応のシート状包装紙102が前記の
態様で長さ切断され準備されて、引き続き包装サイクル
が行なわれる。このように、紙連Rの供給と包装とを間
断なく行なうことができるのである。横方向のさん孔E
によって帯状包装紙2に接続されたシート状包装紙10
2は紙連Rの供給時に分離可能であって、把持装置6,
7,8に継続して供給動作を行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがった装置の実施例の部分断面図
を示した側面線図である。
【図2】図1の矢印IIの方向における前記実施例の図
である。
【図3】図1の実施例の平面図である。
【図4】異なる方法段階における別の実施例の包装機構
を示す線図である。
【図5】異なる方法段階における別の実施例の包装機構
を示す線図である。
【図6】包装機構の別の変形を示す図である。
【図7】図1にしたがった装置の供給装置を示す拡大図
である。
【図8】包装サイクルに先立って行なわれるシート状包
装紙102上への物品Rの配置を示す線図である。
【図9】図7の詳細の変形を示す図である。
【符号の説明】
R 物品 1 支持台 2 シート材料 6,7,8 把持装置 17 供給台 21 支持面 21a 可動部分 21b 固定部分 31,32 押圧手段 33,34 作用手段 133,134 歯 9,109,209 案内部
フロントページの続き (72)発明者 ファウスト ピッツィ イタリア共和国 イー ボローニャ エ ス ジョバンニ ペルシチェト ビア マルコーニ 8 (72)発明者 バレリオ パリジーニ イタリア共和国 イー ボローニャ エ ス ジョバンニ ペルシチェト コルソ イタリア 145 (56)参考文献 特開 昭63−152511(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 25/14 B65B 11/48

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品(R)の側面(4,104)に近接
    して平らなシート材料(102)の側方突出部分が存在
    するように、広げられた前記平らなシート材料(10
    2)上に、実質的に被覆面にあたる自身の下面が乗せら
    れた状態に前記物品(R)を配置する段階と; 前記物品(R)を下降させて、それによって前記側面
    (4,104)前記平らなシート材料(102)を施す
    段階と; 前記物品(R)の側方変位により、前記物品(R)の頂
    部に前記平らなシート材料(102)を施す段階と; 前記平らなシート材料(102)の端部をひとつに合わ
    せて、前記端部を相互接続させる段階と;前記物品(R)の下降時および/または変位時に、保持
    手段(24)の力に抗して、固定状態の支持部分(21
    b)から前記平らなシート材料(102)のより大なる
    突出部分が引き出される段階と; からなることを特徴とする、物品(R)のまわりに閉鎖
    状態の包装体を形成させる方法。
  2. 【請求項2】 前記物品(R)を下降させる段階におい
    て、前記物品(R)の頂部に作用する圧縮力を用いてそ
    の側面(4,104)を剛化せしめることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記物品(R)の頂部に施された時に前
    記平らなシート材料(102)に、前記物品上側縁部
    (62)に近接して横方向の折り目が付されることを特
    徴とする前記いずれかの請求項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記物品を包装するために前記平らなシ
    ート材料(102)が供給される際に、何枚かの平らな
    シート材料(102)が、さん孔(E)によって互いに
    接続されて平らな帯状材料(2)を形成すると共に、前
    記平らなシート材料(102)の供給時に、特に前記帯
    (2)用の供給機構(17)を制止させることによって
    前記帯から分離されることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記平らなシート材料(102)の供給
    時に、その少なくとも一方の突出部分に、縁部(5)に
    近接して施された帯状接着剤部分が設けられることを特
    徴とする前記いずれかの請求項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 広げられた平らなシート材料(102)
    上に自身の下面が乗せられた状態に物品(R)がその上
    に配置される、2つの部分からなる水平支持面(21)
    であって、可動部分(21a)と固定部分(21b)と
    を含んだ水平支持面と; 前記物品(R)がその上に配される前記支持面(21)
    の前記可動部分(21a)用の下降手段(27)であっ
    て、これによって前記平らなシート材料が前記物品
    (R)の側面(4,104)に施される下降手段と; 前記物品(R)を側方に変位させ、これによって前記物
    品(R)の頂部に前記平らなシート材料(102)が施
    される側方変位手段(33,34,38,41)と; 前記平らなシート材料(102)の端部を相互接続させ
    る相互接続手段(38)と;前記可動支持部分(21a)が、前記支持部分(21
    a)の調節時に、前記平らなシート材料(102)を前
    記物品(R)に施すために、作用手段(33,34)が
    導入される凹部(26)を有していること; からなることを特徴とする、物品のまわりに閉鎖状態の
    包装体を形成させる装置。
  7. 【請求項7】 第1の櫛状部(33)に略L字形の歯
    (133)が設けられ、第2の櫛状部(34)に逆L字
    形の歯(134)が設けられることを特徴とする請求項
    6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記物品(R)の側部上に圧縮力を及ぼ
    す押圧手段(31,32)が前記可動支持部分(21
    a)に関連してあることを特徴とする請求項6または7
    のいずれかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記押圧手段(31,32)が、前記調
    節可能な支持部分(21a)に対して垂直に移動可能で
    あり、かつ、把持装置(6,7,8)用の案内部(9,
    109,209)上に配置されていることを特徴とする
    請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記押圧手段(31,32)がさら
    に、前記平らなシート材料(102)に横方向の折り目
    を設けるために、自身に対して調節可能な偏向ロッド
    (40)からなる偏向手段(132)を含むことを特徴
    とする請求項8または9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記調節可能な支持部分(21a)に
    関連ある前記平らなシート材料(102)用支持レール
    (59)を有した格子構造を、前記固定状態の支持部分
    (21b)が有していることを特徴とする請求項6〜1
    0のいずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記調節可能な支持部分(21b)か
    ら送られてきた前記物品(R)を引き継ぐために前記固
    定状態の支持部分(21b)の下に配設された搬送手段
    (38,41)をさらに含むことを特徴とする請求項6
    〜11のいずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 制御可能な把持アーム付きの把持装置
    (6,7,8)を有した、前記平らなシート材料(10
    2)と前記物品(R)とを供給するための供給手段をさ
    らに含むことを特徴とする請求項6〜12のいずれかに
    記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記供給手段により、前記物品が、そ
    の長手側(4,104)が前記支持部分(21a,21
    b)間に配された分離線(21)上にある状態で案内さ
    れることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記支持面(21)に隣接すると共に
    前記物品の位置決め用側方案内部が設けられた支持台
    (1)をさらに含むことを特徴とする請求項6〜14の
    いずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記平らなシート材料に帯状の接着剤
    を施すために、分配器(23)が配設されることを特徴
    とする請求項6〜15のいずれかに記載の装置。
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