JPH0730486Y2 - 平判包装機の胴巻包装装置 - Google Patents

平判包装機の胴巻包装装置

Info

Publication number
JPH0730486Y2
JPH0730486Y2 JP1989152189U JP15218989U JPH0730486Y2 JP H0730486 Y2 JPH0730486 Y2 JP H0730486Y2 JP 1989152189 U JP1989152189 U JP 1989152189U JP 15218989 U JP15218989 U JP 15218989U JP H0730486 Y2 JPH0730486 Y2 JP H0730486Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrapping
product
margin
paper product
plain paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989152189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0390806U (ja
Inventor
松雄 遠藤
Original Assignee
東洋精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋精機株式会社 filed Critical 東洋精機株式会社
Priority to JP1989152189U priority Critical patent/JPH0730486Y2/ja
Publication of JPH0390806U publication Critical patent/JPH0390806U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0730486Y2 publication Critical patent/JPH0730486Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、積層された洋紙などの平判紙製品を包装紙に
て包装しうる平判包装機における胴巻包装装置に関し、
特に胴巻包装装置の胴巻しろ重合貼着手段の改良に係る
ものである。
[従来の技術] 第6図に示した胴巻包装手順によって積層された洋紙な
どの平判紙製品を包装紙にて胴巻包装するようにしたタ
イプの平判包装機の胴巻包装装置としては、本件出願人
が既に実願昭63−99887号として提案してある。この胴
巻包装装置は、第4図にその概略を示すように、搬送コ
ンベア22の搬送面上に繰り出し供給される包装紙10の上
面に包装される洋紙などの積層体から成る平判紙製品1
を包装紙の前側に所定長さの前側胴巻しろ11を与えて供
給載置する製品供給載置手段20と、平判紙製品1を載置
した包装紙10の移送中に前記前側胴巻しろ11を該平判紙
製品の上面側に略湾曲状態に折り返しうる前記胴巻しろ
折り返し手段30と、繰り出された包装紙の後側胴巻しろ
12を所定の長さに切断して該包装紙を所定の単位長さに
形成すると共に該後側胴巻しろの切断端部近くに接着糊
を付着する包装紙切断及び糊付け手段40とによって、平
判紙製品を所定位置に載置し前側胴巻しろを折り返され
後側胴巻しろに接着糊を付着された包装紙を、次位の搬
送コンベアへ供給し、供給された包装紙を該搬送コンベ
アの搬送停止時に該搬送コンベア位置で胴巻包装をすべ
く該搬送コンベア位置に、前後各胴巻しろ11,12を平判
紙製品の前後端面に添って折畳むと共に平判紙製品の上
面方向に折り返す胴巻しろ折畳み手段50と、この胴巻し
ろの折畳みに伴い前側胴巻しろ11を製品上面に引張した
後に後側胴巻しろ12を製品上面に引張し、前側胴巻しろ
11の端部上に後側胴巻しろ12の端部を該端部に付着され
た接着糊を介して重合し貼着する胴巻しろ重合貼着手段
60を設けてあり、この胴巻しろ重合貼着手段60を、平判
紙製品1の前部端面に添って折畳まれ製品の上面側に折
り返された前側胴巻しろ11の略中間位置から後側胴巻し
ろ12との重合位置近くまで、その押圧部を平判製品1の
上面に押圧しながら枢動移行しうる第1押圧しごきロー
ラー60aと、平判製品1の上面から離間した状態に折り
返された後側胴巻しろ12の略中間位置から、前記前側胴
巻しろ11との重合位置まで、その押圧部を平判紙製品の
上面に押圧しながら枢動移行しうる第2押圧しごきロー
ラー60bとで構成している。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べた胴巻包装装置は、その胴巻しろ重合
貼着手段60を、押圧しごきローラー60a,60bによって、
平判紙製品上を押圧しながら各胴巻しろを引張するもの
であるため、第5図に示すように、前側胴巻しろ11を第
1押圧しごきローラー60aで押圧しながら引張する際
に、この押圧力が積層された洋紙からなる平判製品1へ
と加えられ、加えられたこの押圧力によって積層された
洋紙の積層形状がずれて変形したり、積層された洋紙に
しわが付けられるという弊害が認められ、この弊害は、
特に平判製品を薄洋紙とした場合に顕著であり、また、
この弊害は、引張長さの短い短い胴巻しろをもち且つそ
の端部に付着された接着糊を介して既に引張されている
前側胴巻しろ11の端部位置へ重合貼着される後側胴巻し
ろ12に比べ長い胴巻しろをもつ前側胴巻しろ11を平判紙
製品上に引張すべく押圧する際により顕著にあらわれる
ものであった。
本考案は、係る実情に鑑み、特に胴巻包装装置の胴巻し
ろ重合貼着手段を改良することによって、平判紙製品が
薄洋紙の積層体の場合でも、被包装物である積層された
洋紙などの平判製品にしわが付けられたり、積層形状が
ずれて変形されるという弊害を解消できるようにすると
共に、平判紙製品の前後端部及び上面形状に対してぴっ
たりと緊密に胴巻包装され且つ正確な包装形態に胴巻包
装できるようにした平判包装機の胴巻包装装置を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の平判包装機におけ
る胴巻包装装置は、次のように構成される。すなわち、 搬送コンベアの搬送面上に繰り出し供給される包装紙上
に包装される洋紙などの積層体から成る平判紙製品を包
装紙の前側に所定長さの前側胴巻しろを与えて供給載置
する製品供給載置手段と、平判紙製品を載置した包装紙
の移送中に前記前側胴巻しろを該平判紙製品の上面側に
略湾曲状態に折り返しうる前側胴巻しろ折り返し手段
と、繰り出された包装紙の後側胴巻しろを所定長さに切
断して該包装紙を所定の単位長さに形成すると共に該後
側胴巻しろの切断端部近くに接着糊を付着する包装紙切
断及び糊付け手段によって、平判紙製品を所定位置に載
置し前側胴巻しろを折り返された後側胴巻しろに接着糊
を付着された包装紙を、次位の搬送コンベアへ供給し、
供給された包装紙を該搬送コンベアの搬送停止時に該搬
送コンベア位置で胴巻包装をすべく該搬送コンベア位置
に、該平判紙製品の上面側に略湾曲状態に折り返された
前側胴巻しろの製品の前側端面に対応する部分を平判紙
製品の前側端面に向けて抑えることにより該前側端面に
添って折畳む前側胴巻しろ折畳み部材と、端部近くに接
着糊を付着された状態でコンベア面上に在る後側胴巻し
ろの製品の後側端面に対応する部分を平判紙製品の後側
端面に向けて抑えることにより該後側端面に添って折畳
むと共に係止杆に係止され平判紙製品の上面から離間し
た状態に平判紙製品の上面方向に折り返す後側胴巻しろ
折畳み部材とを備えた胴巻しろ折畳み手段と、平判紙製
品の前側端面に添って折畳まれ且つ平判紙製品の上面側
に折り返されている前側胴巻しろの製品上面側に在る折
り返し湾曲たるみ部分の略中間位置から該前側胴巻しろ
が引張される位置を超えた後側胴巻しろとの重合位置近
くまで平判紙製品の上面に沿って水平移行しうる吸引面
をもち、この吸引面によって前側胴巻しろ面を吸着し吸
着された前側胴巻しろを平判紙製品の上面に沿わして引
張し引張位置を超えた後は引張状態にある前側胴巻しろ
上を吸引面の吸引力に抗して前記重合位置近くまで摺動
され該位置で前側胴巻しろの引張状態を保持しうる第1
サクションヘッドからなる前側胴巻しろ引張部材と、平
判製品の後側端面に添って折畳まれ且つ係止杆に係止さ
れ平判製品の上面から離間した状態に平判製品の上面方
向に折り返されている後側胴巻しろの略中間位置から該
後側胴巻しろが引張される位置を超えた前記前側胴巻し
ろとの重合位置まで平判紙製品の上面に沿って水平移行
しうる吸引面をもち、この吸引面によって後側胴巻しろ
面を吸着し吸着さた後側胴巻しろを平判紙製品の上面に
沿わして引張し引張位置を超えた後は引張状態にある後
側胴巻しろ上を吸引面の吸引力に抗して前記重合位置ま
で摺動され該位置で前記前側胴巻しろ引張部材によって
製品上面に引張状態を保持されている前側胴巻しろの端
部上に後側胴巻しろの端部を該端部に付着された接着糊
を介して重合し貼着しうる第2サクションヘッドからな
る後側胴巻しろ引張貼着部材とを備えた胴巻しろ重合貼
着手段を設けたことを特徴としている。
また、前記胴巻しろ重合貼着手段を、平判紙製品の前側
端面に添って折畳まれ且つ平判紙製品の上面側に折り返
されている前側胴巻しろの製品上面側に在る折り返し湾
曲たるみ部分の略中間位置から該前側胴巻しろが引張さ
れる位置を超えた後側胴巻しろとの重合位置近くまで平
判紙製品の上面に沿って水平移行しうる吸引面をもち、
この吸引面によって前側胴巻しろ面を吸着し吸着された
前側胴巻しろを平判紙製品の上面に沿わして引張し引張
位置を超えた後は引張状態にある前側胴巻しろ上を吸引
面の吸引力に抗して前記重合位置近くまで摺動され該位
置で前側胴巻しろの引張状態を保持しうるサクションヘ
ッドからなる前側胴巻しろ引張部材と、平判製品の後側
端面に添って折畳まれ且つ係止杆に係止され平判製品の
上面から離間した状態に平判製品の上面方向に折り返さ
れている後側胴巻しろとの略中間位置から該後側胴巻し
ろが引張される位置を超えた前記前側胴巻しろの重合位
置まで平判紙製品の上面を押圧しながら水平移行しうる
押圧面をもち、この押圧面によって後側胴巻しろ面を押
圧しながら後側胴巻しろを平判紙製品の上面に沿わして
引張し引張位置を超えた後は引張状態にある後側胴巻し
ろ上を前記重合位置まで摺動され該位置で前記前側胴巻
しろ引張部材によって製品上面に引張状態を保持されて
いる前側胴巻しろの端部上に後側胴巻しろの端部を該端
部に付着された接着糊を介して重合し貼着しうる押圧体
を備えた後側胴巻しろ引張貼着部材とから構成したこと
を特徴としている。
[作用] 前記製品供給載置手段、前側胴巻しろ折り返し手段、包
装紙切断及び糊付け手段によって、所定長さの前側胴巻
しろを与える位置に平判紙製品を載置され、前側胴巻し
ろを平判紙製品の上面側に略湾曲状態に折り返され、所
定長さの後側胴巻しろを与えるよう所定長さに切断され
た後側胴巻しろの端部近くに接着糊を付着された包装紙
は、次位の搬送コンベアへ供給され、供給された包装紙
を該搬送コンベアの搬送停止時に該搬送コンベア位置で
胴巻包装をすべく該搬送コンベア位置に設けられた前側
胴巻しろ折畳み部材と後側胴巻しろ折畳み部材を備えた
胴巻しろ折畳み手段と前側胴巻しろ引張部材と後側胴巻
しろ引張貼着部材を備えた胴巻しろ重合貼着手段とによ
って、先ず、前側胴巻しろ折畳み部材で、平判紙製品の
上面側に略湾曲状態に折り返された前側胴巻しろの製品
の前側端面に対応する部分を平判紙製品の前側端面に向
けて抑えることにより該前側端面に添って折り畳まれ、
後側胴巻しろ折畳み部材で、端部近くに接着糊を付着さ
れた状態でコンベア面上に在る後側胴巻しろの製品の後
側端面に対応する部分を平判紙製品の後側端面に向けて
抑えることにより該後側端面に添って折り畳まれると共
に係止杆に係止され平判紙製品の上面から離間した状態
に平判紙製品の上面方向に折り返される。
次に、平判紙製品の前側端面に対応する部分を平判紙製
品の前側端面に向けて抑えることにより該前側端面に添
って折畳まれている前側胴巻しろの平判紙製品の上面側
に折り返されている折り返し湾曲たるみ部分の略中間位
置から該前側胴巻しろが引張される位置を超えた後側胴
巻しろとの重合位置近くまで平判紙製品の上面に沿って
水平移行しうる吸引面をもつ第1サクションヘッドから
なる前側胴巻しろ引張部材の吸引面によって、前側胴巻
しろ面を吸着し吸着された前側胴巻しろを平判紙製品の
上面に沿わして引張し引張位置を超えた後は引張状態に
ある前側胴巻しろ上を吸引面の吸引力に抗して前記重合
位置近くまで摺動され該位置で前側胴巻しろの引張状態
を保持し、そして、平判製品の後側端面に対応する部分
を平判紙製品の後側端面に向けて抑えることにより該後
側端面に添って折畳まれ且つ係止杆に係止され平判製品
の上面から離間した状態に平判製品の上面方向に折り返
されている後側胴巻しろの略中間位置から該後側胴巻し
ろが引張される位置を超えた前記前側胴巻しろとの重合
位置まで平判紙製品の上面に沿って水平移行しうる吸引
面をもつ第2サクションヘッドからなる後側胴巻しろ引
張貼着部材の吸引面によって、後側胴巻しろ面を吸着し
吸着された後側胴巻しろを平判紙製品の上面に沿わして
引張し引張位置を超えた後は引張状態にある後側胴巻し
ろ上を吸引面の吸引力に抗して前記重合位置まで摺動さ
れ該位置で前記前側胴巻しろ引張部材によって製品上面
に引張状態を保持されている前側胴巻しろの端部上に後
側胴巻しろの端部を該端部に付着された背着糊を介して
重合し貼着され胴巻包装が完了される。
すなわち、平判紙製品の上面側に略湾曲状態に折り返さ
れている前側胴巻しろは、前側胴巻しろ折畳み部材の働
きで平判紙製品の前側端面に対応する部分を平判紙製品
の前側端面に向けて抑えることにより該前側端面に添っ
て折り畳まれ、この折畳み状態で平判紙製品の上面側に
折り返されている前側胴巻しろの製品上面側に在る折り
返し湾曲たるみ部分の略中間位置から吸引面によって前
側胴巻しろ面のみを軽く吸着し吸着された前側胴巻しろ
を平判紙製品の上面に沿わして引張し引張位置を超えた
後は引張状態にある前側胴巻しろ上を吸引面の吸引力に
抗して前記重合位置近くまで摺動され該位置で前側胴巻
しろの引張状態を保持され、一方、端部に接着糊を付着
されている後側胴巻しろは、後側胴巻しろ折畳み部材の
働きで平判紙製品の後側端面に対応する部分を平判紙製
品の後側端面に向けて抑えることにより該後側端面に添
って折り畳まれ且つ係止杆に係止され平判製品の上面か
ら離間した状態に平判製品の上面方向に折り返されてい
る後側胴巻しろの略中間位置から吸引面によって後側胴
巻しろ面のみを軽く吸着し吸着された後側胴巻しろを平
判紙製品の上面に沿わして引張し引張位置を超えた後は
引張状態にある後側胴巻しろ上を吸引面の吸引力に抗し
て前記重合位置まで摺動され該位置で前記前側胴巻しろ
引張部材によって製品上面に引張状態を保持されている
前側胴巻しろの端部上に後側胴巻しろの端部を該端部に
付着された接着糊を介して重合し貼着されるものである
ため、平判紙製品の前後端部及び上面形状に対してぴっ
たりと緊密に胴巻包装され且つ包装形態に胴巻包装で
き、且つ平判紙製品の前後端部及び上面形状に対して胴
巻包装をぴったりと緊密に行っても、引張動作を胴巻し
ろ面のみを軽く吸着して平判紙製品の上面に沿って水平
に引張させるものであり、胴巻しろを摩擦力によって引
張するものではないため、平判紙製品の上面に押圧力が
加えられず、したがって、平判紙製品が薄洋紙の積層体
の場合でも、被包装物である積層された洋紙などの平判
製品にしわが付けられたり、積層形状がずれて変形され
ることなく胴巻包装できるものである。
なお、押圧作用に因る平判紙製品への弊害は、前記した
ように、長い胴巻しろをもつ前側胴巻しろを平判紙製品
上に引張すべく押圧する際により顕著にあらわれ、これ
に比べ引張長さの短い短い胴巻しろをもち且つその端部
に付着された接着糊を介して既に引張されている前側胴
巻しろの端部位置へ重合貼着される後側胴巻しろではそ
れほど顕著にあらわれるものでないため、胴巻しろ重合
貼着手段のうち、前側胴巻しろ引張部材のみ胴巻しろを
吸着移行しえる吸引面をもつサクションヘッドとし、後
側胴巻しろ引張貼着部材を吸引作用に代えて押圧作用に
よって後側胴巻しろの引張と貼着を行う押圧体としても
効果的にそれほど減殺されるものではない。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
図面第1図〜第3図は、特に本考案で改良された胴巻し
ろ重合貼着手段60を示している。この胴巻しろ重合貼着
手段は、従来技術の概略を示す第4図に示された胴巻し
ろ重合貼着手段60と同位置に設けられる。なお、この胴
巻しろ重合貼着手段60に至る前工程は第4図に示した従
来の工程と同様であるため、第4図に基づいて述べる
と、20は搬送コンベア22の搬送面上に繰り出し供給され
る包装紙10の所定載置位置上に包装される洋紙などの積
層体から成る平判紙製品1を供給載置する製品供給載置
手段である。前記搬送コンベア22の下方位置には図示し
ない巻き取り保持ローラーを配設してあり、該保持ロー
ラーは平判紙製品1を包装するための包装紙10を巻き取
り保持してあり、この保持ローラーに巻き取り保持され
た包装紙10は、ガイドローラー24、繰り出し駆動ローラ
ー25を介して前記搬送コンベア22の搬送面上に繰り出し
供給される。そして、繰り出し供給された包装紙10の所
定載置位置上に、図示しない昇降自在なテーブルリフタ
ー上に積み重ね状態に載置された平判紙製品1…を搬送
コンベア28等の適宜な供給手段を介して供給し載置す
る。30は平判製品1を載置した包装紙10の移送中に包装
紙の前側胴巻しろ11を該製品の上面に折り返しうる前側
胴巻しろ折り返し手段である。矢印で示す符号40は繰り
出された包装紙の後側胴巻しろ12を所定の長さに切断し
て該包装紙を所定の単位長さに形成すると共に該切断端
部近くに接着糊14を付着する包装紙切断及び糊付け手段
である。この包装紙切断及び糊付け手段40は、前記搬送
コンベア22と前記繰り出し駆動ローラー25との間に配設
される。
このようにして、前記前側胴巻しろ折り返し手段30で前
側胴巻しろ11を平判紙製品1の前側上部に折り返され、
前記包装切断及び糊付け手段40で後端部を切断されて後
側胴巻しろ12を形成されると共にこの後側胴巻しろ12の
端部近くに接着糊14を付着され、第6図(イ)に図示し
た状態とされた包装紙10は、前記の搬送コンベア22から
第1図〜第3図に示した次位の搬送コンベア52へと移送
される。この搬送コンベア52部に後述する胴巻しろ折畳
み手段50と胴巻しろ重合貼着手段60を設けている。
この胴巻しろ折畳み手段50および胴巻しろ重合貼着手段
60について述べると、胴巻しろ折畳み手段50は、平判製
品の前後に配設された前側胴巻しろ折畳み部材55と後側
胴巻しろ折畳み部材56から成り、このうち後側胴巻しろ
折畳み部材56には折り畳んだ後側胴巻しろ12をさらに平
判製品の上面方向に折り返すための略直角鉤状の抑止用
鉤部57を備えている。これらの折畳み部材55,56は、搬
送コンベア52の搬送停止時に図示しないシリンダーの進
退駆動などにより搬送コンベア52の搬送面直下位置から
第3図に二点鎖線で示す搬送面上に垂直に突出した起立
位置へと枢動されるように構成されていて、この起立位
置で前後各胴巻しろ11,12を平判紙製品1の前後端面に
対応する部分を該紙製品1の前後端面に向けて抑えるこ
とにより該前後端面に添って折畳むと共に平判紙製品の
上面方向に折り返すようにしてある。なお、後側胴巻し
ろ12は、後側胴巻しろ折畳み部材56の抑止用鉤部57によ
って平判製品1の上面方向に折り返される際、後側胴巻
しろ12は後述する係止杆58に係止されて平判紙製品1の
上面から離された位置におかれる。
前記胴巻しろ重合貼着手段60は、平判紙製品1の前側端
面に添って折畳まれ且つ平判紙製品の上面側に折り返さ
れている前側胴巻しろ11の製品上面側に在る折り返し湾
曲たるみ部分の略中間位置から該前側胴巻しろが引張さ
れる位置を超えた後側胴巻しろ12との重合位置近くまで
平判紙製品の上面に沿って水平移行しうる吸引面62をも
ち、この吸引面によって前側胴巻しろ11面を吸着し吸着
された前側胴巻しろを平判紙製品1の上面に沿わして引
張し引張位置を超えた後は引張状態にある前側胴巻しろ
上を吸引面62の吸引力に抗して前記重合位置近くまで摺
動され該位置で前側胴巻しろ11の引張状態を保持しうる
第1サクションヘッド61からなる前側胴巻しろ引張部材
と、平判紙製品1の後側端面に添って折畳まれ且つ前記
係止杆58に係止され平判紙製品の上面から離間した状態
に平判紙製品の上面方向に折り返されている後側胴巻し
ろ12の略中間位置から該後側胴巻しろが引張される位置
を超えた前記前側胴巻しろ11との重合位置まで平判紙製
品の上面に沿って水平移行しうる吸引面64をもち、この
吸引面によって後側胴巻しろ面を吸着し吸着された後側
胴巻しろを平判紙製品の上面に沿わして引張し引張位置
を超えた後は引張状態にある後側胴巻しろ上を吸引面の
吸引力に抗して前記重合位置まで摺動され該位置で前記
前側胴巻しろ引張部材(第1サクションヘッド61)によ
って製品上面に引張状態を保持されている前側胴巻しろ
11の端部上に後側胴巻しろ12の端部を該端部に付着され
ている接着糊14を介して重合し貼着しうる第2サクショ
ンヘッド63からなる後側胴巻しろ引張貼着部材とを備え
ている。これらのサクションヘッド61,63は包装紙すな
わち胴巻しろ11,12を吸着できる程度の吸引力を備えて
いる。
この胴巻しろ重合貼着手段60について更に詳しく述べる
と、70,70は搬送コンベア52の搬送面を股ぐように取付
けられた機枠であり、この機枠70,70には搬送面の両側
部より外方上部に搬送面の搬送方向に沿って水平に延び
る水平軸72,72を架設してある。なお、以下の説明にお
いて第1,第2のサクションヘッドに共通の構成は一方の
説明を省略する。前記水平軸72にはこの水平軸に沿って
搬送方向に移動される水平移動基材74がガイド76を介し
て取付けられている。78は機枠70に取付けられた水平駆
動用シリンダーであり、このシリンダー78の駆動により
水平移動基材74を水平軸72に沿って水平移動させる。80
は水平移動基材74の上下ブラケットに垂直に取付けられ
た垂直軸であり、82は搬送面を股いて設けられた前記垂
直軸80,80にガイド84を介して昇降動自在に架設された
サクションヘッド取付け部材である。86は前記水平移動
基材74に取付けられた昇降駆動用シリンダーであり、こ
のシリンダー86の駆動により前記サクションヘッド取付
け部材82を垂直軸80に沿って昇降移動させる。前記サク
ションヘッド61,63はその吸引面62,64を下方すなわち搬
送面に向けて前記サクションヘッド取付け部材82に垂設
状態に取付けられる。前記サクションヘッド61,63の前
記取付け部材82への取付け際しては、サクションヘッド
61,63を取付け部材82に上下スライド自在に取付けてあ
り、サクションヘッド61,63が下降して吸引面62,64が紙
面上に載置されたら、取付け部材82がさらに下降しても
紙面に押圧力を与えないように構成してある。第2図に
おいて、符号88は平判製品の厚さに対応して水平移動部
材74すなわちサクションヘッドの吸引面62,64の高さ位
置を調整する製品厚調整ハンドルである。なお、なお、
58は係止杆であり、この係止杆は後側胴巻しろ折畳み部
材56の抑止用鉤部57によって後側胴巻しろ12が平判紙製
品1の上面方向に折り返される際に、この後側胴巻しろ
を平判紙製品1の上面から離された不接触位置に係止す
るものであることは前述した通りである。この係止杆58
は第2サクションヘッドの水平移動部材に垂設状態に取
付けられる。
次に、第1,第2サクションヘッド61,63の動作について
主に第3図を参照して説明すると、第1サクションヘッ
ド61、平判製品1の前側端面に添って折畳まれ製品の上
面側に折り返された前側胴巻しろ11の略中間位置の上方
に待機(A1位置)され、この待機位置から前側胴巻しろ
11を介した製品1上面位置に吸引面62が当接される下降
位置(A2位置)まで下降され、その吸引面62を平判紙製
品1の上面に沿わして前側胴巻しろ11が引張される位置
を超えた後側胴巻しろ12との重合位置近く(A3位置)ま
で水平方向に前進移動され、該位置で胴巻しろを引張状
態に保持している。一方、第2サクションヘッド63は、
前記係止杆58に係止されて平判紙製品の上面から離され
た状態に折り返された後側胴巻しろ12の略中間位置の上
方に待機(B1位置)され、この待機位置から胴巻しろ12
を介した製品上面位置に吸引面64が当接される下降位置
(B2位置)まで下降され、その吸引面64を平判紙製品1
の上面に沿わして後側胴巻しろ12が引張される位置を超
えた前側胴巻しろ11との重合位置(B3位置)、すなわち
後側胴巻しろ12の端部が前側胴巻しろ11の端部上重なり
合う位置まで水平方向に前進移動され、該重合位置で後
側胴巻しろ12を保持し、この保持状態において後側胴巻
しろの端部の重合面に付着された接着糊14を介して重合
部が貼着される。この貼着作業が完了すれば、該位置か
らそれぞれ上昇移動(A4,B4位置)され、更に水平方向
に後退移動されて元の位置(A1,B1位置)に復帰され
る。なお、第1サクションヘッド61の上昇位置(A1位
置)は、該ヘッド61下を通過される折り返し状態の前側
胴巻しろ11より上方に位置されるように、一方、第2サ
クションヘッド63の上昇位置(B1位置)は、該ヘッド下
を通過される折り返し状態の前側胴巻しろ11より上方に
位置されることはもちろんのこと、係止杆58に係止され
た後側胴巻しろ12の係止位置より上方に位置されるよう
に設定される。
この胴巻しろ重合貼着手段によって、胴巻包装を完了し
第6図(ロ)の状態となる。
[考案の効果] 以上のように構成された本考案の平判包装機の胴巻包装
装置によれば、製品供給載置手段、前側胴巻しろ折り返
し手段、包装紙切断及び糊付け手段によって、所定長さ
の前側胴巻しろを与える位置に平判紙製品を載置され、
前側胴巻しろを平判紙製品の上面側に略湾曲状態に折り
返され、所定長さの後側胴巻しろを与えるよう所定長さ
に切断された後側胴巻しろの端部近くに接着糊を付着さ
れた包装紙は、次工程にある前側胴巻しろ折畳み部材と
後側胴巻しろ折畳み部材を備えた胴巻しろ折畳み手段と
前側胴巻しろ引張部材と後側胴巻しろ引張貼着部材を備
えた胴巻しろ重合貼着手段とによって、先ず、前側胴巻
しろ折畳み部材で、平判紙製品の上面側に略湾曲状態に
折り返された前側胴巻しろの紙製品の前側端面に対応す
る部分を平判紙製品の前側端面に向けて抑えることによ
り該前側端面に添って折り畳まれ、後側胴巻しろ折畳み
部材で、端部近くに接着糊を付着された状態でコンベア
面上に在る後側胴巻しろの紙製品の後側端面に対応する
部分を平判紙製品の後側端面に向けて抑えることにより
該後側端面に添って折り畳まれると共に係止杆に係止さ
れ平判紙製品の上面から離間した状態に平判紙製品の上
面方向に折り返される。次に、平判紙製品の前側端面に
対応する部分を平判紙製品の前側端面に向けて抑えるこ
とにより該前側端面に添って折畳まれている前側胴巻し
ろの平判紙製品の上面側に折り返されている折り返し湾
曲たるみ部分の略中間位置から該前側胴巻しろが引張さ
れる位置を超えた後側胴巻しろとの重合位置近くまで平
判紙製品の上面に沿って水平移行しうる吸引面をもつ第
1サクションヘッドからなる前側胴巻しろ引張部材の吸
引面によって、前側胴巻しろ面を吸着し吸着された前側
胴巻しろを平判紙製品の上面に沿わして引張し、引張位
置を超えた後は引張状態にある前側胴巻しろ上を吸引面
の吸引力に抗して前記重合位置近くまで摺動され該位置
で前側胴巻しろの引張状態を保持し、そして、平判紙製
品の後側端面に対応する部分を平判紙製品の後側端面に
向けて抑えることにより該後側端面に添って折畳まれ且
つ係止杆に係止され平判製品の上面から離間した状態に
平判紙製品の上面方向に折り返されている後側胴巻しろ
の略中間位置から該後側胴巻しろが引張される位置を超
えた前側胴巻しろとの重合位置まで平判紙製品の上面に
沿って水平移行しうる吸引面をもつ第2サクションヘッ
ドからなる後側胴巻しろ引張貼着部材の吸引面によっ
て、後側胴巻しろ面を吸着し吸着された後側胴巻しろを
平判紙製品の上面に沿わして引張し引張状態を超えた後
は引張状態にある後側胴巻しろ上を吸引面の吸引力に抗
して前記重合位置まで摺動され該位置で前記前側胴巻し
ろ引張部材によって製品上面に引張状態を保持されてい
る前側胴巻しろの端部上に後側胴巻しろの端部を該端部
に付着された接着糊を介して重合し貼着して胴巻包装す
るものであるため、洋紙などの積層体からなる平判紙製
品の前後端部及び上面形状に対してぴったりと緊密に胴
巻包装され且つ正確な包装形態に胴巻包装でき、且つ平
判紙製品の前後端部及び上面形状に対して胴巻包装をぴ
ったりと緊密に行なっても、引張動作を胴巻しろ面のみ
を軽く吸着して平判紙製品の上面に沿って水平に引張さ
せるものであり、胴巻しろを摩擦力によって引張するも
のではないため、平判紙製品の上面に余分な押圧力が加
えられず、したがって、平判紙製品が薄洋紙の積層体の
場合でも、被包装物である積層された洋紙などの平判紙
製品にしわが付けられたり、積層形状がずれて変形され
ることなく胴巻包装できるものである。
なお、押圧作用に因る平判紙製品への弊害は、長い胴巻
しろをもつ前側胴巻しろを平判紙製品上に引張すべく押
圧する際により顕著にあらわれ、これに比べ引張長さの
短い短い胴巻しろをもち且つその端部に付着された接着
糊を介して既に引張されている前側胴巻しろの端部位置
へ重合貼着される後側胴巻しろではそれほど顕著にあら
われるものでないため、胴巻しろ重合貼着手段のうち、
前側胴巻しろ引張部材のみ胴巻しろを吸着移行しえる吸
引面をもつサクションヘッドとし、後側胴巻しろ引張貼
着部材を吸引作用に代えて押圧作用によって後側胴巻し
ろの引張と貼着を行なう押圧体としても本考案の効果を
それほど減殺するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の胴巻包装装置における胴巻しろ重合貼
着手段を示す正面図、第2図は同じく本考案の胴巻しろ
重合貼着手段を示す部分側面図、第3図は本考案の胴巻
しろ重合貼着手段による作業工程を示す概略正面図、第
4図は従来の胴巻包装装置の概略を示す正面図、第5図
は従来の胴巻しろ重合貼着手段による作業を説明的に示
す概略正面図、第6図は胴巻包装手順を示した説明的斜
視図である。 1…平判製品、10…包装紙、11…前側胴巻しろ、12…後
側胴巻しろ、14…接着糊、20…製品供給載置手段、30…
前側胴巻しろ折り返し手段、40…包装紙切断及び糊付け
手段、50…胴巻しろ折畳み手段、55…前側胴巻しろ折畳
み部材、56…後側胴巻しろ折畳み部材、58…係止杆、60
…胴巻しろ重合貼着手段、61…第1サクションヘッド、
62…吸引面、63…第2サクションヘッド、64…吸引面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送コンベアの搬送面上に繰り出し供給さ
    れる包装紙上に包装される洋紙などの積層体から成る平
    判紙製品を包装紙の前側に所定長さの前側胴巻しろを与
    えて供給載置する製品供給載置手段と、平判紙製品を載
    置した包装紙の移送中に前記前側胴巻しろを該平判紙製
    品の上面側に略湾曲状態に折り返しうる前側胴巻しろ折
    り返し手段と、繰り出された包装紙の後側胴巻しろを所
    定の長さに切断して該包装紙を所定の単位長さに形成す
    ると共に該後側胴巻しろの切断端部近くに接着糊を付着
    する包装紙切断及び糊付け手段とによって、平判紙製品
    を所定位置に載置し前側胴巻しろを折り返され後側胴巻
    しろに接着糊を付着された包装紙を、次位の搬送コンベ
    アへ供給し、供給された包装紙を該搬送コンベアの搬送
    停止時に該搬送コンベア位置で胴巻包装をすべく該搬送
    コンベア位置に、該平判紙製品の上面側に略湾曲状態に
    折り返された前側胴巻しろの製品の前側端面に対応する
    部分を平判紙製品の前側端面に向けて抑えることにより
    該前側端面に添って折畳む前側胴巻しろ折畳み部材と、
    端部近くに接着糊を付着された状態でコンベア面上に在
    る後側胴巻しろの製品の後側端面に対応する部分を平判
    紙製品の後側端面に向けて抑えることにより該後側端面
    に添って折畳むと共に係止杆に係止され平判紙製品の上
    面から離間した状態に平判紙製品の上面方向に折り返す
    後側胴巻しろ折畳み部材とを備えた胴巻しろ折畳み手段
    と、平判紙製品の前側端面に添って折畳まれ且つ平判紙
    製品の上面側に折り返されている前側胴巻しろの製品上
    面側に在る折り返し湾曲たるみ部分の略中間位置から該
    前側胴巻しろが引張される位置を超えた後側胴巻しろと
    の重合位置近くまで平判紙製品の上面に沿って水平移行
    しうる吸引面をもち、この吸引面によって前側胴巻しろ
    面を吸着し吸着された前側胴巻しろを平判紙製品の上面
    に沿わして引張し引張位置を超えた後は引張状態にある
    前側胴巻しろ上を吸引面の吸引力に抗して前記重合位置
    近くまで摺動され該位置で前側胴巻しろの引張状態を保
    持しうる第1サクションヘッドからなる前側胴巻しろ引
    張部材と、平判製品の後側端面に添って折畳まれ且つ係
    止杆に係止され平判製品の上面から離間した状態に平判
    製品の上面方向に折り返されている後側胴巻しろの略中
    間位置から該後側胴巻しろが引張される位置を超えた前
    記前側胴巻しろとの重合位置まで平判紙製品の上面に沿
    って水平移行しうる吸引面をもち、この吸引面によって
    後側胴巻しろ面を吸着し吸着された後側胴巻しろを平判
    紙製品の上面に沿わして引張し引張位置を超えた後は引
    張状態にある後側胴巻しろ上を吸引面の吸引力に抗して
    前記重合位置まで摺動され該位置で前記前側胴巻しろ引
    張部材によって製品上面に引張状態を保持されている前
    側胴巻しろの端部上に後側胴巻しろの端部を該端部に付
    着された接着糊を介して重合し貼着しうる第2サクショ
    ンヘッドからなる後側胴巻しろ引張貼着部材とを備えた
    胴巻しろ重合貼着手段を設けたことを特徴とする平判包
    装機の胴巻包装装置。
  2. 【請求項2】前記胴巻しろ重合貼着手段を、平判紙製品
    の前側端面に添って折畳まれ且つ平判紙製品の上面側に
    折り返されている前側胴巻しろの製品上面側に在る折り
    返し湾曲たるみ部分の略中間位置から該前側胴巻しろが
    引張される位置を超えた後側胴巻しろとの重合位置近く
    まで平判紙製品の上面に沿って水平移行しうる吸引面を
    もち、この吸引面によって前側胴巻しろ面を吸着し吸着
    された前側胴巻しろを平判紙製品の上面に沿わして引張
    し引張位置を超えた後は引張状態にある前側胴巻しろ上
    を吸引面の吸引力に抗して前記重合位置近くまで摺動さ
    れ該位置で前側胴巻しろの引張状態を保持しうるサクシ
    ョンヘッドからなる前側胴巻しろ引張部材と、平判製品
    の後側端面に添って折畳まれ且つ係止杆に係止され平判
    製品の上面から離間した状態に平判製品の上面方向に折
    り返されている後側胴巻しろの略中間位置から該後側胴
    巻しろが引張される位置を超えた前記前側胴巻しろとの
    重合位置まで平判紙製品の上面を押圧しながら水平移行
    しうる押圧面をもち、この押圧面によって後側胴巻しろ
    面を押圧しながら後側胴巻しろを平判紙製品の上面に沿
    わして引張し引張位置を超えた後は引張状態にある後側
    胴巻しろ上を前記重合位置まで摺動され該位置で前記前
    側胴巻しろ引張部材によって製品上面に引張状態を保持
    されている前側胴巻しろの端部上に後側胴巻しろの端部
    を該端部に付着された接着糊を介して重合し貼着しうる
    押圧体を備えた後側胴巻しろ引張貼着部材とから構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の平判包装機の胴巻包
    装装置。
JP1989152189U 1989-12-28 1989-12-28 平判包装機の胴巻包装装置 Expired - Lifetime JPH0730486Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989152189U JPH0730486Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 平判包装機の胴巻包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989152189U JPH0730486Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 平判包装機の胴巻包装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0390806U JPH0390806U (ja) 1991-09-17
JPH0730486Y2 true JPH0730486Y2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=31698462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989152189U Expired - Lifetime JPH0730486Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 平判包装機の胴巻包装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0730486Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55134007A (en) * 1979-03-29 1980-10-18 Minami Senju Mfg Co Ltd Front side drum winding device in flat board automatic packing
JPH01226512A (ja) * 1988-03-03 1989-09-11 Nippon Hoso Kikai Kk クラフト包装機の胴巻き包装装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0390806U (ja) 1991-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040016213A1 (en) Method for stopping and starting an automatic machine for collectively wrapping products, especially rolls of toilet or kitchen paper
JP5591313B2 (ja) 包装機
JP2001293796A (ja) 袋敷設装置
JPH0730486Y2 (ja) 平判包装機の胴巻包装装置
JP6235784B2 (ja) フォリオ判紙の連の包装方法及び装置
JPH08198213A (ja) 封緘機などにおける包装テープの貼付装置
JP5874191B2 (ja) 包装システム
JPH0444940A (ja) 巻取紙の解梱仕立て方法及び装置
JPH11292025A (ja) 吸引搬送装置,それを用いた包装方法及び包装機
JP3456299B2 (ja) 包装装置
JP3474501B2 (ja) 包装装置
JP3651978B2 (ja) 段ボール箱の製凾装置
JPH0754088Y2 (ja) 海苔用自動重ね機
CN115367192B (zh) 一种覆膜封边装置及封边方法
JP3762885B2 (ja) テープ貼着装置
JP3047341B2 (ja) 物品のまわりに閉鎖状態の包装体を形成させるための方法および装置
JP2001002015A (ja) 包装装置
CN214727204U (zh) 一种纸箱覆膜包装装置
JP2001088803A (ja) 包装システム
JPH0245312A (ja) 切板の自動紙包装装置
JP2510820Y2 (ja) 海苔用自動帯巻き機
JP2001219907A (ja) 自動包装装置及び平版印刷版の包装方法
JPH0730489Y2 (ja) 平判包装装置の胴巻包装機構
JP4179094B2 (ja) 自動貼り継ぎ装置
JP3147700B2 (ja) 包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term