JP3046757B2 - テープ供給装置 - Google Patents

テープ供給装置

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JP3046757B2
JP3046757B2 JP7292040A JP29204095A JP3046757B2 JP 3046757 B2 JP3046757 B2 JP 3046757B2 JP 7292040 A JP7292040 A JP 7292040A JP 29204095 A JP29204095 A JP 29204095A JP 3046757 B2 JP3046757 B2 JP 3046757B2
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博之 長谷川
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昭和電線電纜株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープパッドを搭
載してテープを対象物に巻き付ける工程等に供給するテ
ープ供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルの絶縁や押え巻き形成にはテー
プ巻き装置が使用される。また、ケーブルの接続部にお
いて絶縁層を、樹脂テープをテープ巻き装置にて巻き、
加熱架橋して成型することもある。こうしたテープ巻装
置に使用されるテープ供給装置には、テープを一定の張
力で供給するための機構が要求され、テープ巻きの際に
張力が変動すると、巻き崩れやしわ等の発生原因となっ
てしまう。
【0003】そこで、本出願人はテープを安定的な張力
を付与して供給できるテープ供給装置を提案した(特開
平5−301684号)。即ち、このテープ供給装置
は、テープサプライに装着されたテープパッドの周面に
巻き径検出アームの先端を当接させており、テープの供
給でテープパッドの巻き径が小さくなるのに伴って巻き
径検出アームを基部を中心に回動させ、この回動によっ
て連動機構を介して押圧アームを更に回動させてブレー
キシューをテープサプライのブレーキドラムに押し付け
る構成を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記テープ
供給装置において巻き径検出アーム及び押圧アームの各
基部は、連動機構を構成する歯車の中心に単に直接的又
は軸を介して固定されているだけである。従って、装置
の組み立て時に連動機構を構成する歯車の噛み合わせ調
整を行った場合押圧アームの歯車に対する取付位置(角
度)が一義的に決ってしまう。このため、押圧アームの
ブレーキドラムに対する制動力を調整することが困難で
あった。つまり、押圧アームの制動力を微調整するため
に、例えば、歯車の噛み合わせを1ピッチ分だけ変化さ
せた場合この制動力が大き過ぎ又は小さくなってしまう
欠点があった。本発明はこのような点を解決するために
なされたもので、押圧アームの制動力を微調整すること
ができるテープ供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕本発明は、テープパッドを回転させながらテープを供給
するテープサプライと、先端が前記テープパッドの外周
面に当接され、前記テープの供給による前記テープパッ
ドの巻き径の減少に追従して基部を中心に回動する巻き
径検出アームと、前記テープサプライの回転を制動する
ためのブレーキドラム及び該ブレーキドラムに押し付け
られるブレーキシューと、前記ブレーキシューに基部を
中心とする回動量に応じた押し付け力を付与する押圧ア
ームと、前記巻き径検出アームの基部に取付けられて該
巻き径検出アームの回動に追従して回転する第1の歯車
と、前記押圧アームの基部に取付けられて前記第1の歯
車の回転に追従して回転し、前記押圧アームを回動させ
る第2の歯車とを備えるテープ供給装置において、前記
押圧アーム及び前記巻き径検出アームの少なくとも一方
の基部側に、その回動中心を中心とする円周上に設けら
れる円弧状の長穴と、該基部に取付けるべき前記いずれ
かの歯車の前記長穴と対応する位置に設けられるねじ穴
と、前記歯車に対して前記基部を回動調整して前記ねじ
穴に前記長穴を整合させた状態で該長穴に挿入されて前
記ねじ穴に螺入される固定ボルトとを含むことを特徴と
する。
【0006】〔説明〕 巻き径検出アームの基部を第1の歯車に取付けると共
に、押圧アームの基部を第2の歯車に固定ボルトを介し
て仮固定する。押圧アームのブレーキシューに対する押
圧力を設定する場合には、固定ボルトを緩め、第2の歯
車に対して基部を回動調整する。そして、押圧アームの
基部の長穴に挿通させた固定ボルトを第2の歯車のねじ
穴に螺入して基部の取付位置を微調整する。
【0007】巻き径検出アームの基部を上記したように
固定ボルトを用いて第1の歯車に仮固定し、その後に基
部を回動整調して固定ボルトを長穴に挿通してねじ穴に
螺入してもよい。更に、巻き径検出アーム及び押圧アー
ムの両基部に長穴と設け、第1及び第2の歯車に回動調
整して上記したように取付けてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図3は本発明のテープ供給装置を
全体的に示す平面図である。図において、このテープ供
給装置は、テープパッド3が装着されてテープ1を供給
するテープサプライ10と、先端がテープパッド3の周
面に接触してその巻き径を検出する巻き径検出アーム1
1と、この巻き径検出アーム11と連動して制動力の調
整を行う連動機構20と、テープパッド3に対し一定の
制動力を与えるブレーキ部30とから構成される。
【0009】テープパッド3は、テープサプライ10上
で軸2を中心に回転し、テープ1を供給する。この軸2
にはブレーキドラム6が取付けられており、このブレー
キドラム6に対しブレーキ部30のブレーキシュー7を
押し付けることによって、制動力が加えられる構成とな
っている。
【0000】巻き径検出10ーム11は、先端側がテー
プパッド3の周面に接触し、テープ1の供給に伴ってテ
ープパッド3の巻き径が小さくなると、軸12に取付け
た基部11Aを中心に矢印14方向に回動する構成とな
っている。巻き径検出アーム11の先端にはトレスロー
ラー13が取付けられており、このトレスローラー13
はテープパッド3の周面に当接して、テープパッド3の
回転を妨げないように従動回転する構成となっている。
【0011】巻き径検出アーム11の軸12の下部に
は、図1及び図3に示すように、第1の歯車21Aがホ
ロセットねじ15を介して固定されており、巻き径検出
アーム11が図3において矢印14方向に回転すると、
この歯車21Aは矢印22方向に回転する構成となって
いる。
【0012】第1の歯車21Aには大径の第2の歯車2
1Bが噛み合っている。この歯車21Bには押圧アーム
25の基部25Aが取付微調整機構40により仮固定さ
れている。この取付微調整機構40は、図1及び図2に
示すように、第2の歯車21Bの軸24を中心とする円
上に設けられているねじ穴41,41と、押圧アーム2
5の基部25Aに前記ねじ穴41と対応し、かつ厚さ方
向に貫通して設けられている円弧状の長穴42,42
と、これら長穴42,42に下方より挿入され、ねじ穴
41,41に螺入されている固定ボルト43,43とか
ら成る。従って、固定ボルト43,43を緩めることに
より、第2の歯車21Bに対し押圧アーム25の基部2
5Aを長穴42,42を介して軸24を中心として角度
θだけ回動させることができる。この長穴42によって
設定される回動角θは歯車21Bのピッチ、即ち歯切角
Pよりも大きく設定されている。
【0013】上記ブレーキ部30は、図3に示すよう
に、一端にブレーキシュー7が取付けられている押圧シ
ャフト31を有し、押圧シャフト31はガイド金具32
に挿通され、更に押圧アーム25の先端に貫通されてい
る。ガイド金具32は装置固定用の取付プレート44
(図1参照)の下面に固定されている。押圧シャフト3
1はコイルスプリング34が装着され、コイルスプリン
グ34の一端と押圧アーム25との間のシャフト31部
分には座金33が配され、コイルスプリング34の他端
はシャフト31に螺合されているナット35に当接して
いる。再び、図1に戻り、上記軸12,24はケーシン
グ16,17にベアリング28を介して回転自在に支持
され、ケーシング16,17は取付プレート44により
固定的に保持されている。
【0014】以上の構成の本発明のテープ供給装置は次
のように動作する。まず、図3に示すように、テープパ
ッド3に接する巻き径検出アーム11のトレスローラー
13が矢印14方向に移動した場合には、巻き径検出ア
ーム11の軸12に固定された第1の歯車21Aが矢印
22方向に回転する。これによって歯車21Aに噛み合
う第2の歯車21Bが矢印23方向に回転する。その結
果、押圧アーム25は矢印26方向に回動する。
【0015】押圧シャフト31に装着されたコイルスプ
リング34は、予め押圧アーム25によって圧縮されて
いる。従って、押圧アーム25が矢印26方向に回動す
ると、コイルスプリング34はその弾性によってナット
35を介して押圧シャフト31を矢印36方向に押圧す
る。この押圧力はブレーキシュー7を介してブレーキド
ラム6に伝わる。よって、押圧アーム25の矢印26方
向の回動によってコイルスプリング34が伸長すると、
ブレーキシュー7のブレーキドラム6を押し付ける力が
弱まり制動力が減少する。
【0016】ところで、装置の組み立て時には第1の歯
車21Aと第2の歯車21Bの噛み合わせ調整を行い、
巻き径検出アーム11の先端をトレスローラー13を介
してテープパッド3の周面に当接させると共に、押圧ア
ーム25にてブレーキ部30に押圧力を付与してブレー
キシュー7をブレーキドラム6に押し付ける。この場
合、ブレーキシュー7が所定の制動力をブレーキドラム
に加えることが好ましい。そこで、上記した取付微調整
機構40により押圧アーム25を所定の回動開始位置に
位置決めして押圧力を微調整する。即ち、第2の歯車2
1Bに固定ボルト43,43を介して押圧アーム25の
基部25Aを仮固定し、上記したように歯車の噛み合わ
せ調整を行った後、固定ボルト43,43を緩め、基部
25Aを第2の歯車25Bに対し回動角θの範囲内で回
動させて回動開始位置を設定し、押圧アーム25のブレ
ーキシュー7に付与する押圧力を微調整する。そして、
再び固定ボルト43,43を締め付け、押圧アーム25
の基部25Aを第2の歯車25Bに固定し、これにより
所定の制動力を得る。
【0017】図4には本発明の他の実施の形態が示され
ている。即ち、図4は第1の歯車21A側に設けた取付
微調整機構40の底面図である。この図において、第1
の歯車21Aのボス部21aの下面にはねじ穴(図示せ
ず)が設けられている。一方、軸12の固定キャップ1
2Aは上記ボス部21aの下面と大きく面接触するよう
に大径に形成されている。そして、この固定キャップ1
2Aにボス部21Aのねじ穴と対応させて長穴42,4
2が設けられ、各長穴42には固定ボルト43が下方か
ら挿入されてボス部21Aのねじ穴に螺入されるように
なっている。
【0018】従って、固定ボルト43,43を緩めるこ
とにより、歯車21Aに対し軸12を長穴42,42の
移動範囲で回転させることができるので、軸12に取付
けた巻き径検出アーム11を押圧アーム25に対し相対
的に回動させ、押圧アーム25の押圧力を微調整するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープ供給装置の要部の断面図であ
る。
【図2】本発明に係る取付微調整機構の底面図である。
【図3】同装置の平面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る取付微調整機構の
底面図である。
【符号の説明】
3 テープパッド 6 ブレーキドラム 7 ブレーキシュー 11 巻き径検出アーム 20 連動機構 21A 第1の歯車 21B 第2の歯車 25 押圧アーム 40 取付微調整機構 41 ねじ穴 42 長穴 43 固定ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 23/00 - 23/34 B65H 81/00 - 81/08 H01B 13/08,13/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープパッドを回転させながらテープを
    供給するテープサプライと、先端が前記テープパッドの
    外周面に当接され、前記テープの供給による前記テープ
    パッドの巻き径の減少に追従して基部を中心に回動する
    巻き径検出アームと、前記テープサプライの回転を制動
    するためのブレーキドラム及び該ブレーキドラムに押し
    付けられるブレーキシューと、前記ブレーキシューに基
    部を中心とする回動量に応じた押し付け力を付与する押
    圧アームと、前記巻き径検出アームの基部に取付けられ
    て該巻き径検出アームの回動に追従して回転する第1の
    歯車と、前記押圧アームの基部に取付けられて前記第1
    の歯車の回転に追従して回転し、前記押圧アームを回動
    させる第2の歯車とを備えるテープ供給装置において、 前記押圧アーム及び前記巻き径検出アームの少なくとも
    一方の基部側に、その回動中心を中心とする円周上に設
    けられる円弧状の長穴と、 該基部に取付けるべき前記いずれかの歯車の前記長穴と
    対応する位置に設けられるねじ穴と、 前記歯車に対して前記基部を回動調整して前記ねじ穴に
    前記長穴を整合させた状態で該長穴に挿入されて前記ね
    じ穴に螺入される固定ボルトとを含むことを特徴とする
    テープ供給装置。
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