JP3150892B2 - テープ供給装置 - Google Patents
テープ供給装置Info
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- JP3150892B2 JP3150892B2 JP34548895A JP34548895A JP3150892B2 JP 3150892 B2 JP3150892 B2 JP 3150892B2 JP 34548895 A JP34548895 A JP 34548895A JP 34548895 A JP34548895 A JP 34548895A JP 3150892 B2 JP3150892 B2 JP 3150892B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープパッドを搭
載してテープを対象物に巻き付ける工程等に供給するテ
ープ供給装置に関する。
載してテープを対象物に巻き付ける工程等に供給するテ
ープ供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルの絶縁や押え巻き形成にはテー
プ巻き装置が使用される。また、ケーブルの接続部にお
いて絶縁層を、樹脂テープをテープ巻き装置にて巻き、
加熱架橋して成型することもある。このようなテープ巻
き装置に使用されるテープ供給装置には、テープを一定
の張力で供給するためのバックテンション機構が要求さ
れ、テープ巻きの際にテープ張力が変動して巻き崩れや
しわが発生するのを防止するようにしている。
プ巻き装置が使用される。また、ケーブルの接続部にお
いて絶縁層を、樹脂テープをテープ巻き装置にて巻き、
加熱架橋して成型することもある。このようなテープ巻
き装置に使用されるテープ供給装置には、テープを一定
の張力で供給するためのバックテンション機構が要求さ
れ、テープ巻きの際にテープ張力が変動して巻き崩れや
しわが発生するのを防止するようにしている。
【0003】ところで、テープ供給装置では、円筒状の
巻芯にテープを巻き付けたテープパッドが、回転軸に固
定的に取付けたボス部に巻芯を嵌合させることにより装
着されている。しかし、テープパッドの巻芯を単にボス
部に嵌合するだけでは、テープにバックテンションを与
えるために回転軸に制動力を加えた場合テープパッドが
ボス部に対し空転し、テープを一定張力で供給すること
が困難である。
巻芯にテープを巻き付けたテープパッドが、回転軸に固
定的に取付けたボス部に巻芯を嵌合させることにより装
着されている。しかし、テープパッドの巻芯を単にボス
部に嵌合するだけでは、テープにバックテンションを与
えるために回転軸に制動力を加えた場合テープパッドが
ボス部に対し空転し、テープを一定張力で供給すること
が困難である。
【0004】そこで、従来は図6に示す空転防止機構が
採用されていた。即ち、図6において、1は回転軸を示
し、この回転軸1は取付プレート2にベアリング3を介
して回転自在に支持されている。回転軸1の下部にはブ
レーキドラム4が固定され、その上部にはボス部5が図
示しないキー及びキー溝を介して嵌合、固定されてい
る。そして、ボス部5の周面には略S字状のスプリング
材6が取付けられている。尚、ボス部5下端のフランジ
部5aには円盤状のテープ保護板7が取付けられてい
る。一方、テープパッド8は円筒状の巻芯9にテープ8
aを巻き付けた構造を有している。かかる構成におい
て、テープパッド8の巻芯9をスプリング材6の弾性力
に抗してボス部5に嵌合することで、テープパッド8は
ボス部5に嵌合される。
採用されていた。即ち、図6において、1は回転軸を示
し、この回転軸1は取付プレート2にベアリング3を介
して回転自在に支持されている。回転軸1の下部にはブ
レーキドラム4が固定され、その上部にはボス部5が図
示しないキー及びキー溝を介して嵌合、固定されてい
る。そして、ボス部5の周面には略S字状のスプリング
材6が取付けられている。尚、ボス部5下端のフランジ
部5aには円盤状のテープ保護板7が取付けられてい
る。一方、テープパッド8は円筒状の巻芯9にテープ8
aを巻き付けた構造を有している。かかる構成におい
て、テープパッド8の巻芯9をスプリング材6の弾性力
に抗してボス部5に嵌合することで、テープパッド8は
ボス部5に嵌合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
にスプリング材6を用いる構成では、このスプリング材
6の弾性力が大きい場合テープパッド8の装着及び取り
外しが非常に面倒であり、逆に小さい場合装着等が容易
であるが、テープパッド8の空転を確実に防止すること
ができず、かつテープパッドが慣性により自転するため
ボス部5より外れてしまう虞れがあった。
にスプリング材6を用いる構成では、このスプリング材
6の弾性力が大きい場合テープパッド8の装着及び取り
外しが非常に面倒であり、逆に小さい場合装着等が容易
であるが、テープパッド8の空転を確実に防止すること
ができず、かつテープパッドが慣性により自転するため
ボス部5より外れてしまう虞れがあった。
【0006】本発明はこのような点を解決するためにな
されたもので、テープパッドを空転及びその外れを確実
に防止し、かつ作業性よく装着及び取り外すことができ
るテープ供給装置を提供することを目的とする。
されたもので、テープパッドを空転及びその外れを確実
に防止し、かつ作業性よく装着及び取り外すことができ
るテープ供給装置を提供することを目的とする。
【0007】
〔構成〕 本発明は、回転軸上のボス部にテープパッドの巻芯を嵌
合させ、回転軸を制動力を付与しつつ回転させてテープ
を繰り出すテープ供給装置において、回転軸に同軸的に
設けられるねじ部に空転防止用の締付キャップを螺合さ
せてこのキャップの押圧部で巻芯を押圧してボス部と共
に押圧挟持し、更にキャップ回転防止機構にて締付キャ
ップを回転軸に一体的に固定することを特徴とする。
合させ、回転軸を制動力を付与しつつ回転させてテープ
を繰り出すテープ供給装置において、回転軸に同軸的に
設けられるねじ部に空転防止用の締付キャップを螺合さ
せてこのキャップの押圧部で巻芯を押圧してボス部と共
に押圧挟持し、更にキャップ回転防止機構にて締付キャ
ップを回転軸に一体的に固定することを特徴とする。
【0008】〔説明〕 締付キャップの押圧部とボス部にて巻芯を挟圧するの
で、回転軸に制動力を加えてもテープパッドが空転する
ことがなく、又巻芯をボス部に単に嵌合させた上で締付
キャップをねじ部に螺合するだけなので、テープパッド
の装着、取り外しが容易である。この場合締付キャップ
の押圧部の押圧面にのこ刃状等の凹凸を設けたり、高摩
擦部材を設けることにより、巻芯をより確実に挟圧する
ことができる。
で、回転軸に制動力を加えてもテープパッドが空転する
ことがなく、又巻芯をボス部に単に嵌合させた上で締付
キャップをねじ部に螺合するだけなので、テープパッド
の装着、取り外しが容易である。この場合締付キャップ
の押圧部の押圧面にのこ刃状等の凹凸を設けたり、高摩
擦部材を設けることにより、巻芯をより確実に挟圧する
ことができる。
【0009】一方、締付キャップを回転防止機構にて回
転軸に一体的に固定するので、テープ供給時に締付キャ
ップがねじ部より外れることがなく、従って、テープパ
ッドがボス部より外れることもなくなる。
転軸に一体的に固定するので、テープ供給時に締付キャ
ップがねじ部より外れることがなく、従って、テープパ
ッドがボス部より外れることもなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図4は本発明のテープ供給装置を
全体的に示す平面図である。図において、このテープ供
給装置は、テープパッド8が装着されるテープサプライ
10と、先端側でテープパッド8の周面に接触してその
巻き径を検出する巻き径検出アーム11と、この巻き径
検出アーム11と連動して制動力の調整を行う連動機構
20と、テープパッド8(回転軸)に対し一定の制動力
を与えるブレーキ部30とから構成される。
例を用いて説明する。図4は本発明のテープ供給装置を
全体的に示す平面図である。図において、このテープ供
給装置は、テープパッド8が装着されるテープサプライ
10と、先端側でテープパッド8の周面に接触してその
巻き径を検出する巻き径検出アーム11と、この巻き径
検出アーム11と連動して制動力の調整を行う連動機構
20と、テープパッド8(回転軸)に対し一定の制動力
を与えるブレーキ部30とから構成される。
【0011】巻き径検出アーム11は、先端にトレスロ
ーラ13が取付けられ、トレスローラ13はテープパッ
ド8の周面に当接して従動回転する。この巻き径検出ア
ーム11はテープ8aの供給に伴ってテープパッド8の
巻き径が小さくなると、軸12に取付けた基部11Aを
中心に矢印14方向に回動する。
ーラ13が取付けられ、トレスローラ13はテープパッ
ド8の周面に当接して従動回転する。この巻き径検出ア
ーム11はテープ8aの供給に伴ってテープパッド8の
巻き径が小さくなると、軸12に取付けた基部11Aを
中心に矢印14方向に回動する。
【0012】連動機構20は巻き径検出アーム11の軸
12に固定されている第1の歯車21Aと、この歯車と
噛み合っている径の大きな第2の歯車21Bとを備えて
いる。第1の歯車21Aは巻き径検出アーム11の先端
が矢印14方向に回動すると、矢印22方向へ回転す
る。従って、第2の歯車21Bは矢印23で示す逆方向
へ回転することになる。第2の歯車21Bの中心の軸2
4には押圧アーム25の基部25Aが固定されている。
12に固定されている第1の歯車21Aと、この歯車と
噛み合っている径の大きな第2の歯車21Bとを備えて
いる。第1の歯車21Aは巻き径検出アーム11の先端
が矢印14方向に回動すると、矢印22方向へ回転す
る。従って、第2の歯車21Bは矢印23で示す逆方向
へ回転することになる。第2の歯車21Bの中心の軸2
4には押圧アーム25の基部25Aが固定されている。
【0013】ブレーキ部30は一端にブレーキシュー3
1が取付けられている押圧シャフト37を有し、押圧シ
ャフト37はガイド金具32に挿通され、更に押圧アー
ム25の先端に貫通されている。ガイド金具32は装置
固定用の取付プレート39(図1参照)の下面に固定さ
れている。押圧シャフト37はコイルスプリング34が
装着され、コイルスプリング34の一端と押圧アーム2
5との間には座金33が配され、コイルスプリング34
の他端は押圧シャフト37に螺合されているナット35
に当接している。
1が取付けられている押圧シャフト37を有し、押圧シ
ャフト37はガイド金具32に挿通され、更に押圧アー
ム25の先端に貫通されている。ガイド金具32は装置
固定用の取付プレート39(図1参照)の下面に固定さ
れている。押圧シャフト37はコイルスプリング34が
装着され、コイルスプリング34の一端と押圧アーム2
5との間には座金33が配され、コイルスプリング34
の他端は押圧シャフト37に螺合されているナット35
に当接している。
【0014】以上の構成の本発明のテープ供給装置は次
のように動作する。まず、図4に示すように、テープパ
ッド8に接する巻き径検出アーム11のトレスローラ1
3がテープ8aの供給に伴って矢印14方向に移動した
場合には、巻き径検出アーム11の軸12に固定された
第1の歯車21Aが矢印22方向に回転する。これによ
って歯車21Aに噛み合う第2の歯車21Bが矢印23
方向に回転する。その結果、押圧アーム25は矢印26
方向に回動する。
のように動作する。まず、図4に示すように、テープパ
ッド8に接する巻き径検出アーム11のトレスローラ1
3がテープ8aの供給に伴って矢印14方向に移動した
場合には、巻き径検出アーム11の軸12に固定された
第1の歯車21Aが矢印22方向に回転する。これによ
って歯車21Aに噛み合う第2の歯車21Bが矢印23
方向に回転する。その結果、押圧アーム25は矢印26
方向に回動する。
【0015】押圧シャフト37に装着されたコイルスプ
リング34は、予め押圧アーム25によって圧縮されて
いる。従って、押圧アーム25が矢印26方向に回動す
ると、コイルスプリング34はその弾性によってナット
35を介して押圧シャフト37を矢印36方向に押圧す
る。この押圧力はブレーキシュー7を介してブレーキド
ラム38(図1参照)に伝わる。よって、押圧アーム2
5の矢印26方向の回動によってコイルスプリング34
が伸長すると、ブレーキシュー7のブレーキドラム38
を押し付ける力が弱まり制動力が減少する。
リング34は、予め押圧アーム25によって圧縮されて
いる。従って、押圧アーム25が矢印26方向に回動す
ると、コイルスプリング34はその弾性によってナット
35を介して押圧シャフト37を矢印36方向に押圧す
る。この押圧力はブレーキシュー7を介してブレーキド
ラム38(図1参照)に伝わる。よって、押圧アーム2
5の矢印26方向の回動によってコイルスプリング34
が伸長すると、ブレーキシュー7のブレーキドラム38
を押し付ける力が弱まり制動力が減少する。
【0016】さて、上記テープサプライ10は、図1及
び図2に示すように、回転軸40を備えている。回転軸
40の下部には上記したブレーキドラム38が固定され
ている。この回転軸40はケーシング41にベアリング
42を介して回転自在に支持され、ケーシング41は取
付プレート39に固定されている。回転軸40の上部に
はボス部43が図示しないキー及びキー溝を介して固定
的に嵌合されている。ボス部43の下部にはフランジ部
43bが一体的に形成され、フランジ部43b上には円
盤状のテープ保護板44が固定されている。
び図2に示すように、回転軸40を備えている。回転軸
40の下部には上記したブレーキドラム38が固定され
ている。この回転軸40はケーシング41にベアリング
42を介して回転自在に支持され、ケーシング41は取
付プレート39に固定されている。回転軸40の上部に
はボス部43が図示しないキー及びキー溝を介して固定
的に嵌合されている。ボス部43の下部にはフランジ部
43bが一体的に形成され、フランジ部43b上には円
盤状のテープ保護板44が固定されている。
【0017】回転軸40の上端にはねじ部45が同軸的
に突設されており、ねじ部45上には同様に小径の連結
軸46が同軸的に突設されている。ねじ部45には円盤
状の締付キャップ47が中心のねじ穴47aを介して螺
合されている。締付キャップ47の下面には円筒状の押
圧部48が一体的に形成されている。この押圧部48
は、図1及び図3に示すように、テープパッド8の巻芯
9と同一直径を有し、その押圧面(下面)にのこ刃状の
凹凸49が形成されている。尚、締付キャップ47の下
面には円盤状のテープ保護板44aが固定されている。
に突設されており、ねじ部45上には同様に小径の連結
軸46が同軸的に突設されている。ねじ部45には円盤
状の締付キャップ47が中心のねじ穴47aを介して螺
合されている。締付キャップ47の下面には円筒状の押
圧部48が一体的に形成されている。この押圧部48
は、図1及び図3に示すように、テープパッド8の巻芯
9と同一直径を有し、その押圧面(下面)にのこ刃状の
凹凸49が形成されている。尚、締付キャップ47の下
面には円盤状のテープ保護板44aが固定されている。
【0018】締付キャップ47の上方にはキャップ回転
防止機構50が配されている。このキャップ回転防止機
構50は固定ブロック51とクランプレバー52とを有
している。固定ブロック51は略中央に回転軸40上の
連結軸46が挿入される貫通穴51aと、この貫通穴5
1aに連通する分割溝51bを介して二分されている分
割片51c,51cとを含んでいる。クランプレバー5
2はねじ棒52aを有し、ねじ棒52aは分割片51
c,51cに貫通して螺入されている。従って、クラン
プレバー52を回動操作すると、分割片51c,51c
が相互に接近して分割溝51bの間隙を小さくするの
で、貫通穴51aも小径となり、連結軸46を締付け
る。よって、固定ブロック51は連結軸46に固定され
る。
防止機構50が配されている。このキャップ回転防止機
構50は固定ブロック51とクランプレバー52とを有
している。固定ブロック51は略中央に回転軸40上の
連結軸46が挿入される貫通穴51aと、この貫通穴5
1aに連通する分割溝51bを介して二分されている分
割片51c,51cとを含んでいる。クランプレバー5
2はねじ棒52aを有し、ねじ棒52aは分割片51
c,51cに貫通して螺入されている。従って、クラン
プレバー52を回動操作すると、分割片51c,51c
が相互に接近して分割溝51bの間隙を小さくするの
で、貫通穴51aも小径となり、連結軸46を締付け
る。よって、固定ブロック51は連結軸46に固定され
る。
【0019】固定ブロック51には上下に貫通するボル
ト穴にボルト53が挿入されている。このボルト53の
先端は締付キャップ47の編心位置に形成されているね
じ穴47b(図1参照)に螺入されている。従って、締
付キャップ47はキャップ回転防止機構50により回転
軸40側と固定的に連結され、その回転が防止されるた
め、ねじ部45より外れることがない。
ト穴にボルト53が挿入されている。このボルト53の
先端は締付キャップ47の編心位置に形成されているね
じ穴47b(図1参照)に螺入されている。従って、締
付キャップ47はキャップ回転防止機構50により回転
軸40側と固定的に連結され、その回転が防止されるた
め、ねじ部45より外れることがない。
【0020】次に、テープパッド8の装着手順について
説明する。ところで、ボス部43の下部には段状に拡径
されている段部43aが設けられている。そして、先
ず、このボス部43にテープパッド8の巻芯9が嵌合さ
れる。これによって、巻芯9の下端面が段部43aに係
止するので、テープパッド8の下面とテープ保護板44
の上面との間に間隙が生じる。従って、テープパッド8
よりテープ8aを繰り出す際テープ8aがテープ保護板
44と摺接することがなくなるので、テープ8aが損傷
することがない。
説明する。ところで、ボス部43の下部には段状に拡径
されている段部43aが設けられている。そして、先
ず、このボス部43にテープパッド8の巻芯9が嵌合さ
れる。これによって、巻芯9の下端面が段部43aに係
止するので、テープパッド8の下面とテープ保護板44
の上面との間に間隙が生じる。従って、テープパッド8
よりテープ8aを繰り出す際テープ8aがテープ保護板
44と摺接することがなくなるので、テープ8aが損傷
することがない。
【0021】巻芯9を嵌合させた後には、締付キャップ
47をねじ部45に螺合させ、押圧部48を巻芯9の上
端面に押し付ける。これによって、巻芯9を押圧部48
とボス部43の段部43aとにより挟圧することがで
き、しかも押圧部48の凹凸49が巻芯9の上端面に喰
い込むので、テープパッド8にバックテンションが加わ
ってもその空転を確実に防止することができる。
47をねじ部45に螺合させ、押圧部48を巻芯9の上
端面に押し付ける。これによって、巻芯9を押圧部48
とボス部43の段部43aとにより挟圧することがで
き、しかも押圧部48の凹凸49が巻芯9の上端面に喰
い込むので、テープパッド8にバックテンションが加わ
ってもその空転を確実に防止することができる。
【0022】次いで、締付キャップ47を上記したよう
にキャップ回転防止機構50を介して回転軸40側に固
定的に連結する。これによって、締付キャップ47は締
付けが緩む方向に回転することがないので、ねじ部45
より外れることがなく、よって、テープ8aの繰り出し
中にテープパッド8がボス部43より外れることがな
い。上記実施例において、締付キャップ47の押圧部4
8にローレット加工を施して凹凸を設けてもよい。
にキャップ回転防止機構50を介して回転軸40側に固
定的に連結する。これによって、締付キャップ47は締
付けが緩む方向に回転することがないので、ねじ部45
より外れることがなく、よって、テープ8aの繰り出し
中にテープパッド8がボス部43より外れることがな
い。上記実施例において、締付キャップ47の押圧部4
8にローレット加工を施して凹凸を設けてもよい。
【0023】また、図5に示すように、押圧部48の下
面に円周状の溝を設け、この溝内にOリング49aを嵌
入してもよい。これによって、Oリング49aと巻芯9
の上端面との間に大きな摩擦力が作用するので、同様に
テープパッド8の空転を確実に防止できる。
面に円周状の溝を設け、この溝内にOリング49aを嵌
入してもよい。これによって、Oリング49aと巻芯9
の上端面との間に大きな摩擦力が作用するので、同様に
テープパッド8の空転を確実に防止できる。
【図1】本発明のテープ供給装置の要部断面図である。
【図2】同装置の要部平面図である。
【図3】本発明に係る締付キャップとテープパッドとの
関係を一部断面して示す説明図である。
関係を一部断面して示す説明図である。
【図4】本発明のテープ供給装置を全体的に示す平面図
である。
である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す部分断面図であ
る。
る。
【図6】従来のテープ供給装置の空転防止機構を示す断
面図である。
面図である。
8 テープパッド 9 巻芯 40 回転軸 43 ボス部 43a 段部 44,44A テープ保護板 45 ねじ部 46 連結軸 47 締付キャップ 48 押圧部 49 凹凸 50 キャップ回転防止機構 51 固定ブロック 52 クランプレバー
Claims (2)
- 【請求項1】 回転軸に固定的に取付けられるボス部
に、テープパッドのテープの巻芯を嵌合させ、前記回転
軸を制動力を付与しつつ回転させて前記テープパッドよ
りテープを繰り出すテープ供給装置において、 前記回転軸に同軸的に設けられるねじ部に螺合され、前
記嵌合された巻芯の端面を押圧して前記ボス部と共に前
記巻芯を押圧挟持する押圧部を有する空転防止用の締付
キャップと、 前記螺合された締付キャップを前記回転軸に一体的に固
定するキャップ回転防止機構とを備えることを特徴とす
るテープ供給装置。 - 【請求項2】 前記ボス部に固定されて前記テープパッ
ドの径方向に沿って延在する円盤状のテープ保護板を含
み、前記ボス部に、前記巻芯の他方の端面を係止させて
前記テープパッドと前記テープ保護板との間に間隙を形
成する段部を設けることを特徴とする請求項1記載のテ
ープ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34548895A JP3150892B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | テープ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34548895A JP3150892B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | テープ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09156805A JPH09156805A (ja) | 1997-06-17 |
JP3150892B2 true JP3150892B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=18376928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34548895A Expired - Fee Related JP3150892B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | テープ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150892B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003112376A (ja) * | 2001-10-04 | 2003-04-15 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 紙容器用縦シールテープ繰り出し機構の縦シールテープ用ボビン取付装置 |
JP4793862B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2011-10-12 | 極東産機株式会社 | 壁紙糊付機 |
-
1995
- 1995-12-07 JP JP34548895A patent/JP3150892B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09156805A (ja) | 1997-06-17 |
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