JP3046576B2 - 分離可能なドアヒンジと構造的に一体化されたドア固定保持装置 - Google Patents
分離可能なドアヒンジと構造的に一体化されたドア固定保持装置Info
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- JP3046576B2 JP3046576B2 JP10177651A JP17765198A JP3046576B2 JP 3046576 B2 JP3046576 B2 JP 3046576B2 JP 10177651 A JP10177651 A JP 10177651A JP 17765198 A JP17765198 A JP 17765198A JP 3046576 B2 JP3046576 B2 JP 3046576B2
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D11/00—Additional features or accessories of hinges
- E05D11/10—Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts
- E05D11/1028—Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open
- E05D11/1078—Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open the maintaining means acting parallel to the pivot
- E05D11/1085—Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open the maintaining means acting parallel to the pivot specially adapted for vehicles
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/50—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
- E05Y2900/53—Type of wing
- E05Y2900/531—Doors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hinge Accessories (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアヒンジがドア
またはドア柱である一方のドア構造体部分に固定可能な
第1のヒンジ半部と、ドア柱またはドアである他方のド
ア構造体部分に固定可能な第2のヒンジ半部と、一方の
ヒンジ半部に動き嵌めで収容され他方のヒンジ半部に相
対回転しないように収容されたヒンジピンとを備え、ド
ア固定保持装置が転動体として形成された或る数の制動
兼保持体を含み、この制動兼保持体が同じ数の係止マー
クを有する保持装置と協働し、かつヒンジ軸線の方に半
径方向に向いた支障軸の回りに回転可能であり、制動兼
保持体がヒンジピンの軸線に対して同心的に配置されヒ
ンジピンに相対回転しないように連結された制動体支持
体に支承され、係止マークを有する保持装置が少なくと
も部分リング状に湾曲しヒンジピンの軸線に対して同心
的に配置された走行軌道として形成され、この走行軌道
が、ヒンジピンを動き嵌めで回転可能に支承したヒンジ
半部に相対回転しないように連結され、制動兼保持体を
支承する制動体支持体が、ヒンジピンに対して支持され
保持装置に対して少なくともほぼ一致するように配向さ
れた荷重ばねによって付勢されている、分離可能なドア
ヒンジに構造的に一体化されたドア固定保持装置に関す
る。
またはドア柱である一方のドア構造体部分に固定可能な
第1のヒンジ半部と、ドア柱またはドアである他方のド
ア構造体部分に固定可能な第2のヒンジ半部と、一方の
ヒンジ半部に動き嵌めで収容され他方のヒンジ半部に相
対回転しないように収容されたヒンジピンとを備え、ド
ア固定保持装置が転動体として形成された或る数の制動
兼保持体を含み、この制動兼保持体が同じ数の係止マー
クを有する保持装置と協働し、かつヒンジ軸線の方に半
径方向に向いた支障軸の回りに回転可能であり、制動兼
保持体がヒンジピンの軸線に対して同心的に配置されヒ
ンジピンに相対回転しないように連結された制動体支持
体に支承され、係止マークを有する保持装置が少なくと
も部分リング状に湾曲しヒンジピンの軸線に対して同心
的に配置された走行軌道として形成され、この走行軌道
が、ヒンジピンを動き嵌めで回転可能に支承したヒンジ
半部に相対回転しないように連結され、制動兼保持体を
支承する制動体支持体が、ヒンジピンに対して支持され
保持装置に対して少なくともほぼ一致するように配向さ
れた荷重ばねによって付勢されている、分離可能なドア
ヒンジに構造的に一体化されたドア固定保持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ドアヒンジと構造的に一体化されたこの
ようなドア固定保持装置の或る構造の場合には、制動兼
保持体がヒンジ軸線に対して横方向に向いた少なくとも
1本の支障軸に回転可能に支持された転動体として形成
され、制動兼保持体がヒンジピンの自由端部に支持され
た付勢ばねによって、係止マークと協働する。この係止
マークはヒンジピンの軸線に対して同心的に配置された
少なくとも部分リング状のカラーとして突出形成された
走行軌道の端面に凹部として設けられている。このドア
固定保持装置の場合の特徴は、円錐ローラとして形成さ
れた制動兼保持体が金属部品によって形成された制動体
支持体に支承され、制動兼保持力を加えるために必要な
付勢ばねが制動体支持体に作用し、同時に制動体支持体
がそれとヒンジピンとの相対回転不能な連結部を形成し
ていることにある。この構造の場合には同時に、軸方向
に向いた制動体支持体の端面の歯状部に相対回転しない
ように形状補完的に係合する、ヒンジピンに対する付勢
ばねの支持部が、金属部品で形成されている。
ようなドア固定保持装置の或る構造の場合には、制動兼
保持体がヒンジ軸線に対して横方向に向いた少なくとも
1本の支障軸に回転可能に支持された転動体として形成
され、制動兼保持体がヒンジピンの自由端部に支持され
た付勢ばねによって、係止マークと協働する。この係止
マークはヒンジピンの軸線に対して同心的に配置された
少なくとも部分リング状のカラーとして突出形成された
走行軌道の端面に凹部として設けられている。このドア
固定保持装置の場合の特徴は、円錐ローラとして形成さ
れた制動兼保持体が金属部品によって形成された制動体
支持体に支承され、制動兼保持力を加えるために必要な
付勢ばねが制動体支持体に作用し、同時に制動体支持体
がそれとヒンジピンとの相対回転不能な連結部を形成し
ていることにある。この構造の場合には同時に、軸方向
に向いた制動体支持体の端面の歯状部に相対回転しない
ように形状補完的に係合する、ヒンジピンに対する付勢
ばねの支持部が、金属部品で形成されている。
【0003】ドア固定保持装置をこのように形成する
と、ヒンジ−固定保持装置ユニットは組み込みスペース
が小さくてすむコンパクトな構造になり、更に製作コス
トが安いという利点を有する。しかし、制動体支持体に
付設された付勢ばねがヒンジピンに対して同心的に配置
した皿ばねセットによって形成され、ヒンジピンを取り
囲む制動体支持体の中央範囲に作用するという欠点があ
り、更に重量が比較的に大きいという問題がある。騒音
が比較的に小さいこのようなドア固定保持装置の動き
は、互いに係合する部品を、きわめて小さな誤差を有す
るように形成する場合にのみ達成可能であり、従って比
較的に高い製作コストがかかる。更に、少なからぬ場合
に、不所望な対の誤差により、ドアの予め定めた制動兼
保持位置を充分正確に保つことができないかあるいは充
分な制動力または固定力で保つことができない。
と、ヒンジ−固定保持装置ユニットは組み込みスペース
が小さくてすむコンパクトな構造になり、更に製作コス
トが安いという利点を有する。しかし、制動体支持体に
付設された付勢ばねがヒンジピンに対して同心的に配置
した皿ばねセットによって形成され、ヒンジピンを取り
囲む制動体支持体の中央範囲に作用するという欠点があ
り、更に重量が比較的に大きいという問題がある。騒音
が比較的に小さいこのようなドア固定保持装置の動き
は、互いに係合する部品を、きわめて小さな誤差を有す
るように形成する場合にのみ達成可能であり、従って比
較的に高い製作コストがかかる。更に、少なからぬ場合
に、不所望な対の誤差により、ドアの予め定めた制動兼
保持位置を充分正確に保つことができないかあるいは充
分な制動力または固定力で保つことができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の根底
をなす課題は、その都度予め定めた制動および保持位置
にドアを正確に固定保持すると共に、製作コストができ
るだけ安く、誤差に左右されずに、騒音を生じないヒン
ジ−固定保持装置ユニットの動きが達成されるように、
分離可能なドアヒンジと構造的に一体化された、冒頭に
述べた種類の自動車ドア用ドア固定保持装置を改良する
ことである。
をなす課題は、その都度予め定めた制動および保持位置
にドアを正確に固定保持すると共に、製作コストができ
るだけ安く、誤差に左右されずに、騒音を生じないヒン
ジ−固定保持装置ユニットの動きが達成されるように、
分離可能なドアヒンジと構造的に一体化された、冒頭に
述べた種類の自動車ドア用ドア固定保持装置を改良する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、ガイドがヒンジピン用の中央の貫通穴と、少なくと
もヒンジピンに対して同心的に配置されヒンジピンに支
持された付勢ばねを収容するための、ヒンジピンに対し
て同心的に配置された軸方向の凹部とを有し、ガイドが
一端に、ヒンジピンに相対回転しないように連結するた
めの内周歯状部を備え、他端に、制動体支持体として、
制動兼保持体を部分的に収容するための軸方向に向いた
凹部を有し、ガイドが合成樹脂材料からなるモノリス状
の成形体として形成されていることによって解決され
る。
い、ガイドがヒンジピン用の中央の貫通穴と、少なくと
もヒンジピンに対して同心的に配置されヒンジピンに支
持された付勢ばねを収容するための、ヒンジピンに対し
て同心的に配置された軸方向の凹部とを有し、ガイドが
一端に、ヒンジピンに相対回転しないように連結するた
めの内周歯状部を備え、他端に、制動体支持体として、
制動兼保持体を部分的に収容するための軸方向に向いた
凹部を有し、ガイドが合成樹脂材料からなるモノリス状
の成形体として形成されていることによって解決され
る。
【0006】周方向において、ドア固定保持装置の制動
兼保持体をヒンジピンに直接連結することによって生じ
る、小さな組み込みスペースで済むというヒンジピン−
固定保持装置ユニット構造の利点が維持されると共に、
合成樹脂材料からなるモノリス状成形体として形成され
たガイドの使用により、製作および組み立てが比較的に
簡単であり、同時に場合によって発生する誤差に関係な
く、ドア固定保持装置の運転中の騒音は生じない。同時
に、ガイドの形成のために合成樹脂材料を使用すること
でき、付勢ばねがコイルばねとして形成されている場合
に、特に付勢ばねの収容のほかに案内にも最適に適合し
た形状となるだけでなく、ドア固定保持装置全体の重量
がかなり低減され、必要な弾性変位は別としてコイルば
ね全体がガイドのリング状の凹部に収容および案内され
る。
兼保持体をヒンジピンに直接連結することによって生じ
る、小さな組み込みスペースで済むというヒンジピン−
固定保持装置ユニット構造の利点が維持されると共に、
合成樹脂材料からなるモノリス状成形体として形成され
たガイドの使用により、製作および組み立てが比較的に
簡単であり、同時に場合によって発生する誤差に関係な
く、ドア固定保持装置の運転中の騒音は生じない。同時
に、ガイドの形成のために合成樹脂材料を使用すること
でき、付勢ばねがコイルばねとして形成されている場合
に、特に付勢ばねの収容のほかに案内にも最適に適合し
た形状となるだけでなく、ドア固定保持装置全体の重量
がかなり低減され、必要な弾性変位は別としてコイルば
ね全体がガイドのリング状の凹部に収容および案内され
る。
【0007】更に、好ましい実施形では、モノリス状の
成形体がヒンジピンに形状補完的に係合する有利な方法
で同様に合成樹脂材料からなる連結部材によって、ヒン
ジピンに相対回転しないように連結され、この連結部材
の半径方向の外周歯状部がガイドの内周歯状部と共に爪
クラッチを形成している。特に円板状に形成された合成
樹脂製連結部材の形成時に、ヒンジピンと相対回転しな
いように確実に連結するために充分である、ヒンジピン
外周成形部と、連結部材の中央凹部の内周成形部との間
の相互の係合長さを保証するために、更に、連結部材は
成形体に関して内側に向いた首状の軸方向突起を備え、
内周歯状部によってヒンジピンに相対回転しないように
連結され、内側に設けられた保持要素によってヒンジピ
ンと相対的に軸方向に移動しないように固定されてい
る。
成形体がヒンジピンに形状補完的に係合する有利な方法
で同様に合成樹脂材料からなる連結部材によって、ヒン
ジピンに相対回転しないように連結され、この連結部材
の半径方向の外周歯状部がガイドの内周歯状部と共に爪
クラッチを形成している。特に円板状に形成された合成
樹脂製連結部材の形成時に、ヒンジピンと相対回転しな
いように確実に連結するために充分である、ヒンジピン
外周成形部と、連結部材の中央凹部の内周成形部との間
の相互の係合長さを保証するために、更に、連結部材は
成形体に関して内側に向いた首状の軸方向突起を備え、
内周歯状部によってヒンジピンに相対回転しないように
連結され、内側に設けられた保持要素によってヒンジピ
ンと相対的に軸方向に移動しないように固定されてい
る。
【0008】円板状の連結部材に首状の突起を配置した
ことにより、同時に、連結部材をヒンジピンと相対的に
軸方向に固定するために、安全要素、例えば弾性止め輪
を内側に配置することができる。これは固定保持装置の
全体の構造長を短縮することになる。ガイドのできるだ
け摩耗しないような配置に関して、本発明の他の特徴に
よれば、ガイドがその中央の穴を被覆するブッシュによ
って、ヒンジから突出するヒンジピンの部分に軸方向に
摺動可能に支承されている。
ことにより、同時に、連結部材をヒンジピンと相対的に
軸方向に固定するために、安全要素、例えば弾性止め輪
を内側に配置することができる。これは固定保持装置の
全体の構造長を短縮することになる。ガイドのできるだ
け摩耗しないような配置に関して、本発明の他の特徴に
よれば、ガイドがその中央の穴を被覆するブッシュによ
って、ヒンジから突出するヒンジピンの部分に軸方向に
摺動可能に支承されている。
【0009】合成樹脂材料からなるガイドの材料特性ま
たは材料品質とは関係なく、円錐ローラとして形成され
た制動兼保持体の、ガイド上での摩耗しにくい安定した
支承は、ガイドのヒンジ側の端範囲に当てがわれた金属
製の支承ディスクが設けられ、この支承ディスクがヒン
ジピンのための貫通切欠きと円錐ローラのための貫通切
欠きを備えていることによって有利に達成される。この
手段により、ガイドは大きな局部的負荷を受けない。こ
れは一方では、比較的に軟らかく騒音を抑制するガイド
用材料の選択と、他方では制動兼保持体を形成する円錐
ローラの、誤差のない永久的な支承を可能にする。
たは材料品質とは関係なく、円錐ローラとして形成され
た制動兼保持体の、ガイド上での摩耗しにくい安定した
支承は、ガイドのヒンジ側の端範囲に当てがわれた金属
製の支承ディスクが設けられ、この支承ディスクがヒン
ジピンのための貫通切欠きと円錐ローラのための貫通切
欠きを備えていることによって有利に達成される。この
手段により、ガイドは大きな局部的負荷を受けない。こ
れは一方では、比較的に軟らかく騒音を抑制するガイド
用材料の選択と、他方では制動兼保持体を形成する円錐
ローラの、誤差のない永久的な支承を可能にする。
【0010】この場合、支承ディスクが薄板プレス部品
によって形成され、4個の制動兼保持体を備えたドア固
定保持装置の実施形の場合、円錐ローラとして形成され
た制動兼保持体の軸を収容するための、上から見て十字
形に配置された軸受金状の型押し部を備えている。この
場合、円錐ローラの幅に一致する間隔をおいて配置され
た、軸受金を形成する軸受ディスクの各々2個の型押し
部が、各円錐ローラの軸に付設されている。
によって形成され、4個の制動兼保持体を備えたドア固
定保持装置の実施形の場合、円錐ローラとして形成され
た制動兼保持体の軸を収容するための、上から見て十字
形に配置された軸受金状の型押し部を備えている。この
場合、円錐ローラの幅に一致する間隔をおいて配置され
た、軸受金を形成する軸受ディスクの各々2個の型押し
部が、各円錐ローラの軸に付設されている。
【0011】ドア固定保持装置の耐久強度を更に高める
ために、有利な実施形では、円錐ローラが両側に、その
軸受金に対して同心的に配置された当てディスクを備え
ている。制動兼保持体の軸を支承するための軸受ディス
クをガイドに装備するというほかに、勿論、制動兼保持
体をガイドに直接支承することができる。この場合、ガ
イドはヒンジ側の端部に、制動兼保持体の軸を支承する
ための軸方向の凹部を備え、更に、制動兼保持体はジャ
ーナルによって、ヒンジピンに対して横方向に向いた軸
線の回りに回転可能に、ガイドの延長部に形成された軸
受環に支承されている。
ために、有利な実施形では、円錐ローラが両側に、その
軸受金に対して同心的に配置された当てディスクを備え
ている。制動兼保持体の軸を支承するための軸受ディス
クをガイドに装備するというほかに、勿論、制動兼保持
体をガイドに直接支承することができる。この場合、ガ
イドはヒンジ側の端部に、制動兼保持体の軸を支承する
ための軸方向の凹部を備え、更に、制動兼保持体はジャ
ーナルによって、ヒンジピンに対して横方向に向いた軸
線の回りに回転可能に、ガイドの延長部に形成された軸
受環に支承されている。
【0012】制動兼保持体をガイドに支承するための軸
受ディスクを使用する代わりに、本発明の他の実施形に
よれば、制動兼保持体がそれぞれ個別的に、軸によって
横断面U字状の保持器に支承され、この保持器がそれぞ
れガイドの軸方向の凹部に挿入されている。その際、保
持器はU字状の薄板プレス部品によって形成され、制動
兼保持体を支承する軸は、横断面U字状の保持器の両脚
部を貫通し、軸方向において鋲止めにより保持器の内側
の脚部に固定されている。
受ディスクを使用する代わりに、本発明の他の実施形に
よれば、制動兼保持体がそれぞれ個別的に、軸によって
横断面U字状の保持器に支承され、この保持器がそれぞ
れガイドの軸方向の凹部に挿入されている。その際、保
持器はU字状の薄板プレス部品によって形成され、制動
兼保持体を支承する軸は、横断面U字状の保持器の両脚
部を貫通し、軸方向において鋲止めにより保持器の内側
の脚部に固定されている。
【0013】上記構造のドア固定保持装置の非常にコン
パクトで有利な変形実施形では、ダイヤフラムばねとし
て形成された付勢ばねが、ガイドの内周歯状部と協働し
て、ガイドとヒンジピンを相対回転不能に連結してい
る。付勢ばねを連結部材と一体化することにより、ドア
固定保持装置が非常にコンパクトな構造となり、これ
は、ガイドに内周歯状部を備えることによって実現され
る。
パクトで有利な変形実施形では、ダイヤフラムばねとし
て形成された付勢ばねが、ガイドの内周歯状部と協働し
て、ガイドとヒンジピンを相対回転不能に連結してい
る。付勢ばねを連結部材と一体化することにより、ドア
固定保持装置が非常にコンパクトな構造となり、これ
は、ガイドに内周歯状部を備えることによって実現され
る。
【0014】その際特に、付勢ばねが皿ばねのように形
成され、かつ外周歯状部を備え、付勢ばねが外周歯状部
によってガイドの内周歯状部に形状補完的に係合し、皿
ばねのように形成された付勢ばねが、形状補完的な係合
によってヒンジピンに相対回転しないように連結されて
いる。
成され、かつ外周歯状部を備え、付勢ばねが外周歯状部
によってガイドの内周歯状部に形状補完的に係合し、皿
ばねのように形成された付勢ばねが、形状補完的な係合
によってヒンジピンに相対回転しないように連結されて
いる。
【0015】
【発明の実施の形態】次の記載において、図に示した有
利な実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図
に示唆的に示した分離可能なドアヒンジは、図示してい
ない両ドア構造体部分の一方に固定された第1のドアヒ
ンジ半部2と、他方のドア構造体部分に固定された第2
のヒンジ半部と、両ヒンジ半部を揺動可能に相互連結す
るヒンジピン1とからなっている。ヒンジピン1は保守
整備不要の軸受材料からなる軸受ブッシュ3によって第
1のヒンジ半部2内に動き嵌め(すきま嵌め)で自由に
回転可能に支承されている。分離可能なドアヒンジに構
造的に一体化されたドア固定保持装置は、保持装置4
と、制動兼保持体5と、この制動兼保持体をヒンジピン
1に連結するガイドと、制動兼保持体5を付勢するばね
6とからなっている。
利な実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図
に示唆的に示した分離可能なドアヒンジは、図示してい
ない両ドア構造体部分の一方に固定された第1のドアヒ
ンジ半部2と、他方のドア構造体部分に固定された第2
のヒンジ半部と、両ヒンジ半部を揺動可能に相互連結す
るヒンジピン1とからなっている。ヒンジピン1は保守
整備不要の軸受材料からなる軸受ブッシュ3によって第
1のヒンジ半部2内に動き嵌め(すきま嵌め)で自由に
回転可能に支承されている。分離可能なドアヒンジに構
造的に一体化されたドア固定保持装置は、保持装置4
と、制動兼保持体5と、この制動兼保持体をヒンジピン
1に連結するガイドと、制動兼保持体5を付勢するばね
6とからなっている。
【0016】図示した実施の形態では、保持装置は、係
止ディスク9の突出するカラー7の端面に設けられかつ
係止マークを有する走行軌道10によって形成されてい
る。この係止ディスクは、ヒンジピン1の中心軸線に対
して同心的に配向して円筒ピン8によって相対回転しな
いようにヒンジ半部2に連結されている。保持装置を形
成する走行軌道10は更に、特に図1から判るように、
係止ディスク9の外周側が外側に向かって傾斜してい
る。走行軌道10と協働する制動兼保持体5は、走行軌
道10の傾斜に対応して円錐ローラとして形成され、そ
れぞれ軸11を介してヒンジ軸線12に対して横方向に
向いた軸線回りに回転可能にガイド13に支承されてい
る。ガイド13は合成樹脂材料からモノリス状に形成さ
れた成形体として形成されている。合成樹脂材料によっ
てモノリス状に形成されたガイド13は、ヒンジピン1
のための中央の貫通穴14を有し、そしてヒンジピン1
と同心的に配置されかつ環状室15を形成する、コイル
ばね6を収容するための軸方向の凹部を備えている。こ
のコイルばねはヒンジピン1に対して同心的に配置さ
れ、ヒンジピン1に支持されている。ガイド13は同時
に、一端に、ヒンジピン1に相対回転しないように連結
するために内周歯状部16を備え、他端に、制動兼保持
体5を部分的に収容するための軸方向に向いた凹部17
を制動体支持体として備えている。
止ディスク9の突出するカラー7の端面に設けられかつ
係止マークを有する走行軌道10によって形成されてい
る。この係止ディスクは、ヒンジピン1の中心軸線に対
して同心的に配向して円筒ピン8によって相対回転しな
いようにヒンジ半部2に連結されている。保持装置を形
成する走行軌道10は更に、特に図1から判るように、
係止ディスク9の外周側が外側に向かって傾斜してい
る。走行軌道10と協働する制動兼保持体5は、走行軌
道10の傾斜に対応して円錐ローラとして形成され、そ
れぞれ軸11を介してヒンジ軸線12に対して横方向に
向いた軸線回りに回転可能にガイド13に支承されてい
る。ガイド13は合成樹脂材料からモノリス状に形成さ
れた成形体として形成されている。合成樹脂材料によっ
てモノリス状に形成されたガイド13は、ヒンジピン1
のための中央の貫通穴14を有し、そしてヒンジピン1
と同心的に配置されかつ環状室15を形成する、コイル
ばね6を収容するための軸方向の凹部を備えている。こ
のコイルばねはヒンジピン1に対して同心的に配置さ
れ、ヒンジピン1に支持されている。ガイド13は同時
に、一端に、ヒンジピン1に相対回転しないように連結
するために内周歯状部16を備え、他端に、制動兼保持
体5を部分的に収容するための軸方向に向いた凹部17
を制動体支持体として備えている。
【0017】モノリス状のガイド13はヒンジピン1に
形状補完的に係合し同様に合成樹脂材料からなる円板状
の連結部材19によって、ヒンジピン1に相対回転しな
いように連結されている。この連結部材は半径方向に向
いた外周歯状部18を備えている。連結部材19の外周
歯状部18はガイド13の内周歯状部16と共に、爪ク
ラッチを形成している。図示した実施の形態において合
成樹脂材料からなる円板状に形成された連結部材19
は、交互に配置された内周および外周歯状部21によっ
て、ヒンジピン1に相対回転しないように連結され、ガ
イド13に関して内側に向いた首状の軸方向突起20を
備えている。連結部材19は更に、内側に配置された保
持要素22によって、ヒンジピン1と相対的に軸方向に
移動不能に固定されている。ヒンジピン1上にガイド1
3を摩耗しないで摺動するように配置するために、ガイ
ドはその中央の穴を覆うブッシュ23によって、ヒンジ
から突出するヒンジピン1の区間に軸方向に摺動可能に
支承されている。
形状補完的に係合し同様に合成樹脂材料からなる円板状
の連結部材19によって、ヒンジピン1に相対回転しな
いように連結されている。この連結部材は半径方向に向
いた外周歯状部18を備えている。連結部材19の外周
歯状部18はガイド13の内周歯状部16と共に、爪ク
ラッチを形成している。図示した実施の形態において合
成樹脂材料からなる円板状に形成された連結部材19
は、交互に配置された内周および外周歯状部21によっ
て、ヒンジピン1に相対回転しないように連結され、ガ
イド13に関して内側に向いた首状の軸方向突起20を
備えている。連結部材19は更に、内側に配置された保
持要素22によって、ヒンジピン1と相対的に軸方向に
移動不能に固定されている。ヒンジピン1上にガイド1
3を摩耗しないで摺動するように配置するために、ガイ
ドはその中央の穴を覆うブッシュ23によって、ヒンジ
から突出するヒンジピン1の区間に軸方向に摺動可能に
支承されている。
【0018】図3,4では、円錐ローラとして形成され
た制動兼保持体5が、ガイド13上で金属製の軸受ディ
スク24に支承されている。この軸受ディスクはガイド
13のヒンジ側の端範囲に装着されている。軸受ディス
ク24はヒンジピン1のための貫通切欠き26と、円錐
ローラ5のための貫通切欠き26を備えている。軸受デ
ィスクは薄板プレス部品によって形成され、ドア固定保
持装置の図示した実施の形態の場合には4個の制動兼保
持体5と、上から見て十字形に配置された、円錐ローラ
として形成された制動兼保持体5の軸11を収容するた
めの軸受金状の型押し部25を備えている。この場合、
各円錐ローラ5の軸11には、軸受金を形成する、軸受
ディスク24の2個の型押し部25が付設されている。
この型押し部は円錐ローラ幅に一致する間隔をおいて設
けられている。円錐ローラ5には更に、軸受軸線11と
同心的に両側に配置された軸受ディスク24の当てディ
スク27が付設されている。
た制動兼保持体5が、ガイド13上で金属製の軸受ディ
スク24に支承されている。この軸受ディスクはガイド
13のヒンジ側の端範囲に装着されている。軸受ディス
ク24はヒンジピン1のための貫通切欠き26と、円錐
ローラ5のための貫通切欠き26を備えている。軸受デ
ィスクは薄板プレス部品によって形成され、ドア固定保
持装置の図示した実施の形態の場合には4個の制動兼保
持体5と、上から見て十字形に配置された、円錐ローラ
として形成された制動兼保持体5の軸11を収容するた
めの軸受金状の型押し部25を備えている。この場合、
各円錐ローラ5の軸11には、軸受金を形成する、軸受
ディスク24の2個の型押し部25が付設されている。
この型押し部は円錐ローラ幅に一致する間隔をおいて設
けられている。円錐ローラ5には更に、軸受軸線11と
同心的に両側に配置された軸受ディスク24の当てディ
スク27が付設されている。
【0019】図5にはドア固定保持装置のきわめてコン
パクトな実施の形態が示してある。このドア固定保持装
置の場合には、一種の皿ばねのようにダイヤフラムばね
60として形成された付勢ばねが外周歯状部78を備
え、この外周歯状部78を介してガイド13の内周歯状
部76に相対回転しないように形状補完的に係合し、固
定保持機構のその他の構造は同じである。ダイヤフラム
ばね60はその中央に配置された多角形切欠き61と、
これに対応して多角形に形成されたヒンジピンの端部分
62によって、ヒンジピン1に相対回転しないように連
結されている。ドア固定保持装置のこの基本形状に関連
して更に、ガイド13における制動兼保持体5の支承の
変形実施形が示してある。この場合、各々の制動兼保持
体5は軸11によって横断面がU字状の保持器84に支
承され、保持器84はそれぞれガイド13の軸方向の凹
部85に挿入されている。その際、制動兼保持体5を支
承する軸11は横断面がU字状の保持器84の両脚部8
6,87を貫通し、鋲止め88によって保持器84の内
側の脚部86に軸方向に固定されている。
パクトな実施の形態が示してある。このドア固定保持装
置の場合には、一種の皿ばねのようにダイヤフラムばね
60として形成された付勢ばねが外周歯状部78を備
え、この外周歯状部78を介してガイド13の内周歯状
部76に相対回転しないように形状補完的に係合し、固
定保持機構のその他の構造は同じである。ダイヤフラム
ばね60はその中央に配置された多角形切欠き61と、
これに対応して多角形に形成されたヒンジピンの端部分
62によって、ヒンジピン1に相対回転しないように連
結されている。ドア固定保持装置のこの基本形状に関連
して更に、ガイド13における制動兼保持体5の支承の
変形実施形が示してある。この場合、各々の制動兼保持
体5は軸11によって横断面がU字状の保持器84に支
承され、保持器84はそれぞれガイド13の軸方向の凹
部85に挿入されている。その際、制動兼保持体5を支
承する軸11は横断面がU字状の保持器84の両脚部8
6,87を貫通し、鋲止め88によって保持器84の内
側の脚部86に軸方向に固定されている。
【図1】自動車ドア用の分離可能なドアヒンジと構造的
に一体化されたドア固定保持装置の縦断面図である。
に一体化されたドア固定保持装置の縦断面図である。
【図2】図1のドア固定保持装置のII−II線に沿っ
た断面図である。
た断面図である。
【図3】図1のドア固定保持装置の制動兼保持体のため
の軸受ディスクの平面図である。
の軸受ディスクの平面図である。
【図4】図1のドア固定保持装置の制動兼保持体のため
の図3の軸受ディスクの側面図である。
の図3の軸受ディスクの側面図である。
【図5】自動車ドア用の分離可能なドアヒンジと構造的
に一体化されたドア固定保持装置の第2の実施の形態の
縦断面図である。
に一体化されたドア固定保持装置の第2の実施の形態の
縦断面図である。
【図6】自動車ドア用の分離可能なドアヒンジと構造的
に一体化された図5のドア固定保持装置の第2の実施の
形態の断面図である。
に一体化された図5のドア固定保持装置の第2の実施の
形態の断面図である。
1 ヒンジピン 2 ヒンジ半部 3 軸受ブッシュ 4 保持装置 5 制動兼保持体 6 ばね 7 カラー 8 円筒ピン 9 係止ディスク 10 走行軌道 11 軸 12 ヒンジ軸線 13 ガイド 14 貫通穴 15 環状室 16 内周歯状部 17 凹部 18 外周歯状部 19 連結部材 20 突起 21 内周−外周歯状部 22 保持要素 23 ブッシュ 24 軸受ディスク25 型押し部 26 貫通切欠き 27 当てディスク 60 ダイヤフラムばね 61 多角形切欠き62 ヒンジピンの端部分 76 内周歯状部 78 外周歯状部 84 保持器 85 切欠き 86,87 脚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 11/08 - 11/10 B60J 5/04
Claims (15)
- 【請求項1】 ドアヒンジがドアまたはドア柱である一
方のドア構造体部分に固定可能な第1のヒンジ半部と、
ドア柱またはドアである他方のドア構造体部分に固定可
能な第2のヒンジ半部と、一方のヒンジ半部に動き嵌め
で収容され他方のヒンジ半部に相対回転しないように収
容されたヒンジピンとを備え、ドア固定保持装置が転動
体として形成された或る数の制動兼保持体を含み、この
制動兼保持体が同じ数の係止マークを有する保持装置と
協働し、かつヒンジ軸線の方に半径方向に向いた支障軸
の回りに回転可能であり、制動兼保持体がヒンジピンの
軸線に対して同心的に配置されヒンジピンに相対回転し
ないように連結された制動体支持体に支承され、係止マ
ークを有する保持装置が少なくとも部分リング状に湾曲
しヒンジピンの軸線に対して同心的に配置された走行軌
道として形成され、この走行軌道が、ヒンジピンを動き
嵌めで回転可能に支承したヒンジ半部に相対回転しない
ように連結され、制動兼保持体を支承する制動体支持体
が、ヒンジピンに対して支持され保持装置に対して少な
くともほぼ一致するように配向された荷重ばねによって
付勢されている、分離可能なドアヒンジに構造的に一体
化されたドア固定保持装置において、ガイドがヒンジピ
ン用の中央の貫通穴と、少なくともヒンジピンに対して
同心的に配置されヒンジピンに支持された付勢ばねを収
容するための、ヒンジピンに対して同心的に配置された
軸方向の凹部とを有し、ガイドが一端に、ヒンジピンに
相対回転しないように連結するための内周歯状部を備
え、他端に、制動体支持体として、制動兼保持体を部分
的に収容するための軸方向に向いた凹部を有し、ガイド
が合成樹脂材料からなるモノリス状の成形体として形成
されていることを特徴とするドア固定保持装置。 - 【請求項2】 モノリス状の成形体がヒンジピンに形状
補完的に係合し同様に合成樹脂材料からなる連結部材に
よって、ヒンジピンに相対回転しないように連結され、
この連結部材の半径方向の外周歯状部がガイドの内周歯
状部と共に爪クラッチを形成していることを特徴とする
請求項1記載のドア固定保持装置。 - 【請求項3】 連結部材が成形体に関して内側に向いた
首状の軸方向突起を備え、内周歯状部によってヒンジピ
ンに相対回転しないように連結され、内側に設けられた
保持要素によってヒンジピンと相対的に軸方向に移動し
ないように固定されていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載のドア固定保持装置。 - 【請求項4】 コイルばねがその全長にわたってかつ必
要な弾性変位を除いて、全体がガイドのリング状の凹部
に収容および案内されていることを特徴とする請求項1
〜3のいずれか一つに記載のドア固定保持装置。 - 【請求項5】 ガイドがその中央の穴を被覆するブッシ
ュによって、ヒンジから突出するヒンジピンの部分に軸
方向に摺動可能に支承されていることを特徴とする請求
項1〜4のいずれか一つに記載のドア固定保持装置。 - 【請求項6】 円錐ローラとして形成された制動兼保持
体の支承部に、成形体のヒンジ側の端範囲に当てがわれ
た金属製の支承ディスクが付設され、この支承ディスク
がヒンジピンのための貫通切欠きと円錐ローラのための
貫通切欠きを備えていることを特徴とする請求項1〜5
のいずれか一つに記載のドア固定保持装置。 - 【請求項7】 支承ディスクが薄板プレス部品によって
形成され、円錐ローラとして形成された制動兼保持体の
軸を収容するための、上から見て十字形に配置された軸
受金状の型押し部を備えていることを特徴とする請求項
1〜6のいずれか一つに記載のドア固定保持装置。 - 【請求項8】 円錐ローラの幅に一致する間隔をおいて
配置された、軸受金を形成する軸受ディスクの各々2個
の型押し部が、各円錐ローラの軸に付設されていること
を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のドア
固定保持装置。 - 【請求項9】 円錐ローラが両側に、その軸受金に対し
て同心的に配置された当てディスクを備えていることを
特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のドア固
定保持装置。 - 【請求項10】 円錐ローラがジャーナルによって、ヒ
ンジピンに対して横方向に向いた軸線の回りに回転可能
に、ガイドの延長部に形成された軸受環に直接支承され
ていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに
記載のドア固定保持装置。 - 【請求項11】 ダイヤフラムばねとして形成された付
勢ばねが、ガイドの内周歯状部と協働して、ガイドとヒ
ンジピンを相対回転不能に連結していることを特徴とす
る請求項1記載のドア固定保持装置。 - 【請求項12】 付勢ばねが皿ばねのように形成され、
かつ外周歯状部を備え、付勢ばねが外周歯状部によって
ガイドの内周歯状部に形状補完的に係合していることを
特徴とする請求項1または11記載のドア固定保持装
置。 - 【請求項13】 皿ばねのように形成された付勢ばね
が、形状補完的な係合によってヒンジピンに相対回転し
ないように連結されていることを特徴とする請求項11
または12記載のドア固定保持装置。 - 【請求項14】 制動兼保持体がそれぞれ個別的に、軸
によって横断面U字状の保持器に支承され、この保持器
がそれぞれガイドの軸方向の凹部に挿入されていること
を特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載のド
ア固定保持装置。 - 【請求項15】 保持器がそれぞれ、U字状に形成され
た薄板プレス部品からなり、制動兼保持体を支承する軸
がそれぞれ、保持器の両脚部を貫通し、軸方向において
鋲止めにより保持器の内側の脚部に固定されていること
を特徴とする請求項14記載のドア固定保持装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19727041A DE19727041C2 (de) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | Mit einem aushängbaren Türscharnier baulich vereinigter Türfeststeller |
DE19727041:7 | 1997-06-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11141220A JPH11141220A (ja) | 1999-05-25 |
JP3046576B2 true JP3046576B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=7833653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10177651A Expired - Lifetime JP3046576B2 (ja) | 1997-06-25 | 1998-06-24 | 分離可能なドアヒンジと構造的に一体化されたドア固定保持装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6000098A (ja) |
EP (1) | EP0887503A3 (ja) |
JP (1) | JP3046576B2 (ja) |
AR (1) | AR015913A1 (ja) |
BR (1) | BR9802042A (ja) |
DE (1) | DE19727041C2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10118301B4 (de) * | 2001-04-12 | 2011-01-20 | Brückner, Lothar, Dr. | Kraftwagentürscharnier |
KR20020040354A (ko) * | 2000-11-24 | 2002-05-30 | 이계안 | 자동차의 도어체커 겸용 도어힌지 |
US11795747B2 (en) * | 2021-06-28 | 2023-10-24 | Rivian Ip Holdings, Llc | Vehicle door hinge |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1159529A (en) * | 1915-03-02 | 1915-11-09 | Frank Parizek | Hinge. |
US1364322A (en) * | 1917-12-08 | 1921-01-04 | Albert S Rowan | Center-plate |
DE1020278B (de) * | 1956-02-13 | 1957-11-28 | Orenstein & Koppel Ag | Kegelwalzenlager fuer Foerdergeraete |
DE1813370U (de) * | 1960-04-21 | 1960-06-15 | Happe & Co | Drehlager, insbesondere fuer lenkrollen. |
DE8627459U1 (de) * | 1986-10-15 | 1987-11-19 | Lunke & Sohn Gmbh, 5810 Witten | Türscharnier für eine Fahrzeugtür |
US5173993A (en) * | 1991-10-30 | 1992-12-29 | Unlimited Ideas And Designs Inc. | Adjustable locking door hinge |
DE4212181C2 (de) * | 1992-04-10 | 2002-07-18 | Audi Ag | Scharnier mit Arretierung, insbesondere für eine Kraftfahrzeug-Seitentür |
DE19619473A1 (de) * | 1996-05-14 | 1997-11-20 | Scharwaechter Gmbh Co Kg | Mit einem aushängbaren Türscharnier baulich vereinigter Türfeststeller |
DE29614379U1 (de) * | 1996-08-20 | 1996-10-24 | Ed. Scharwächter GmbH + Co KG, 42855 Remscheid | Mit einem aushängbaren Türscharnier baulich vereinigter Türfeststeller |
ES2153149T3 (es) * | 1996-08-20 | 2001-02-16 | Scharwaechter Ed Gmbh | Fijador de puerta integrado en una bisagra de puerta desquiciable. |
DE29614385U1 (de) * | 1996-08-20 | 1996-10-24 | Ed. Scharwächter GmbH + Co KG, 42855 Remscheid | Mit einem aushängbaren Türscharnier baulich vereinigter Türfeststeller |
-
1997
- 1997-06-25 DE DE19727041A patent/DE19727041C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-05-23 EP EP98109400A patent/EP0887503A3/de not_active Withdrawn
- 1998-06-22 BR BR9802042-0A patent/BR9802042A/pt active Search and Examination
- 1998-06-24 AR ARP980103040A patent/AR015913A1/es unknown
- 1998-06-24 JP JP10177651A patent/JP3046576B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-25 US US09/104,679 patent/US6000098A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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US6000098A (en) | 1999-12-14 |
DE19727041C2 (de) | 2000-07-20 |
BR9802042A (pt) | 1999-11-09 |
EP0887503A2 (de) | 1998-12-30 |
DE19727041A1 (de) | 1999-01-07 |
AR015913A1 (es) | 2001-05-30 |
JPH11141220A (ja) | 1999-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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