JP3046096B2 - シクロアルキル置換チアジアゾリルオキシアセトアミド - Google Patents

シクロアルキル置換チアジアゾリルオキシアセトアミド

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JP3046096B2 JP3157345A JP15734591A JP3046096B2 JP 3046096 B2 JP3046096 B2 JP 3046096B2 JP 3157345 A JP3157345 A JP 3157345A JP 15734591 A JP15734591 A JP 15734591A JP 3046096 B2 JP3046096 B2 JP 3046096B2
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    • C07D285/13Oxygen atoms
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規シクロアルキル置換チアジ
アゾリルオキシアセトアミド、その製造方法及び新規中
間体、ならびに除草剤としてのその利用に関する。
【0002】ある種のフェニル置換チアジアゾリルオキ
シアセトアミドが除草性を有することはすでに知られて
いる(DE−OS3,038,635及び欧州特許A−6
0,426参照)。しかし、これらの化合物の除草活性
は必ずしも完全に満足できるものではない。
【0003】ここで一般式(I)、
【0004】
【化6】
【0005】[式中、R1は水素、又はアルキル、アル
ケニル、アルキニル及びアラルキルより成る群からの任
意に置換された基を示し、R2はアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、
アラルキル、アリ−ル、アルコキシ、アルケニルオキシ
及びアルキニルオキシより成る群からの任意に置換され
た基を示すか、あるいはR1及びR2はそれが結合してい
る窒素原子と共に任意に置換された飽和又は不飽和窒素
複素環を形成し、これはさらに複素原子を含むことがで
き、ベンゾ基が縮合していることもでき、R3は任意に
置換されたシクロアルキルを示す]で表される新規シク
ロアルキル置換チアジアゾリルオキシアセトアミドを見
いだした。
【0006】さらに一般式(I)の新規シクロアルキル
置換チアジアゾリルオキシアセトアミドの製造法は、一
般式(II)、
【0007】
【化7】
【0008】[式中、R3は上記と同義である]で表さ
れるメチルスルホニルチアジアゾ−ルを一般式(II
I)、
【0009】
【化8】 [式中、R1及びR2は上記と同義である]で表されるヒ
ドロキシアセトアミドと、場合によっては希釈剤の存在
下で、場合によっては酸結合剤の存在下で、及び場合に
よっては触媒の存在下で反応させることを特徴とする方
法により得られることを見いだした。
【0010】最後に一般式(I)の新規シクロアルキル
置換チアジアゾリルオキシアセトアミドは興味深い除草
性を有することを見いだした。
【0011】好ましくは本発明は、式(I)の化合物に
おいて、R1が水素、又は任意にフッ素、塩素、シアノ
又はC1−C4−アルキルで置換されたC1−C8−アルキ
ルを示すか、又は任意にフッ素及び/又は塩素で置換さ
れたC2−C8−アルケニルを示すか、あるいはC2−C8
−アルキニル又はベンジルを示し、R2が任意にフッ
素、塩素、シアノ又はC1−C4−アルキルで置換された
1−C8−アルキルを示すか、又は任意にフッ素及び/
又は塩素で置換されたC2−C8−アルケニルを示すか、
あるいはC2−C8−アルキニルを示すか、又は任意に塩
素及び/又はC1−C3−アルキルで置換されたC3−C6
−シクロアルキルを示すか、あるいはC5−又はC6−シ
クロアルケニルを示すか、又は任意にフッ素、塩素及び
/又はC1−C4−アルキルにより置換されたベンジルを
示すか、又は任意にフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、ニトロ、C1−C4−アルキル、トリフルオロメチ
ル、C1−C4−アコキシ及び/又はC1−C4−アルキル
チオで置換されたフェニルを示すか、あるいは任意にC
1−C4−アルコキシにより置換されたC1−C8−アルコ
キシ、又はC3−C4−アルケニルオキシを示す、あるい
は、R1及びR2がそれらが結合している窒素原子と共
に、任意に1−3個のC1−C3−アルキル基で置換さ
れ、任意にベンゾ−縮合である飽和又は不飽和の5−か
ら7−員の窒素複素環基を示す化合物に関する。
【0012】本発明は、特に式(I)の化合物におい
て、R1がC1−C4−アルキル、アリル又はプロパルギ
ルを示し、R2がC1−C6−アルキル、C1−C2−アル
コキシ−C1−C2−アルキル、アリル、プロパルギル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、
ベンジル、フェニル(任意にフッ素、塩素、臭素、シア
ノ、ニトロ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メ
トキシ、又はエトキシにより置換されている)、C1
6−アルコキシ又はC1−C2−アルコキシ−C1−C2
−アルコキシを示すか、あるいは、R1及びR2がそれら
が結合している窒素原子と共に任意に1−3個のメチル
及び/又はエチル基により置換されたピペリジニルを示
すか、又は任意に1又は2個のメチル及び/又はエチル
基により置換されたピロリジニルを示すか、あるいはペ
ルヒドロアゼピニル又は1,2,3,4−テトラヒドロ
キノリニルを示し、R3が、どちらの場合も、フッ素、
及び/又は塩素により置換され、任意にさらにメチルに
より置換されたシクロプロピル又はシクロブチルを示す
化合物に関する。
【0013】特に好ましい化合物は、式(Ia)、
【0014】
【化9】
【0015】[式中、R1及びR2は特に好ましい化合物
として上述したと同義である]で表される化合物であ
る。
【0016】例えば、出発物質として2−メチルスルホ
ニル−5−(1−メチル−2−クロロ−2,3,3−ト
リフルオロ−1−シクロブチル)−1,3,4−チアジ
アゾ−ル及びヒドロキシ酢酸ジエチルアミドを使用する
と、本発明の方法に従う反応経路は以下の式で表すこと
ができる:
【0017】
【化10】
【0018】式(II)は、式(I)の化合物の製造の
ための本発明の方法で出発物質として使用するメチルス
ルホニルチアジアゾ−ルの一般的定義を示す。
【0019】式(II)において、R3は本発明の式
(I)の化合物の説明に関連して好ましい、又は特に好
ましいR3としてすでに挙げた意味を有することが好ま
しい、あるいは特に好ましい。
【0020】式(II)の出発物質は、文献未載であ
り、本発明はまたこれらの物質に関するものでもある。
【0021】式(II)の新規化合物は、一般式(I
V)
【0022】
【化11】
【0023】[式中、R3は上記と同義である]のメチ
ルチオチアジアゾ−ルを、例えば過酸化水素などの酸化
剤と、場合によってはタングステン酸ナトリウムなどの
触媒の存在下で、及び場合によっては水、蟻酸及び/又
は酢酸などの希釈剤の存在下で0℃−100℃の温度に
て反応させることにより得られる。
【0024】式(IV)は、中間体として必要なメチル
チオチアジアゾ−ルの一般的定義を示す。式(IV)に
おいてR3は、本発明の式(I)の化合物の説明に関連
して好ましい、又は特に好ましいR3としてすでに挙げ
た意味を有することが好ましい、あるいは特に好まし
い。
【0025】式(IV)の中間体は文献未載であり、本
発明はまたこの化合物に関するものでもある。
【0026】式(IV)の新規化合物は、一般式(V)
【0027】
【化12】R3−CO−Cl (V) [式中、R3は上記と同義である]のカルボン酸クロリ
ドを、ピリジンなどの反応助剤の存在下で、場合によっ
てはテトラヒドロフランなどの希釈剤の存在下で、メチ
ルジチオカルバゼ−トと−10℃−+30℃の温度にて
反応させ、その後生成物を−10℃−+30℃の温度に
て硫酸と反応させる方法により得られる(製造例参
照)。
【0028】式(V)のカルボン酸クロリドは周知であ
り、及び/又は本質的に周知の方法により製造すること
ができる。
【0029】式(Va)
【0030】
【化13】
【0031】の2−クロロ−1−メチル−2,3,3−
トリフルオロシクロブタン−1−カルボニルクロリド
は、文献未載であるが、先に公開されてはいない先行特
許出願の主題である(ドイツ特許3,933,750/1
0.10.1989参照)。
【0032】式(Va)の化合物の製造は製造例に記載
する。
【0033】式(III)は、式(I)の化合物の製造
のための本発明の方法でさらに出発物質として使用する
ヒドロキシアセトアミドの一般的定義を示す。
【0034】式(III)において、R1及びR2は本発
明の式(I)の化合物の説明に関連して好ましい、又は
特に好ましいR1及びR2としてすでに挙げた意味を有す
ることが好ましい、あるいは特に好ましい。
【0035】式(III)のヒドロキシアセトアミドは
周知であり、及び/又は本質的に周知の方法により製造
することができる(U.S.P.4,509,971及び
U.S.P.4,645,525;さらにU.S.P.
4,334,073 DE−OS3,038,598 DE
−OS3,038,636 欧州特許A−37,526欧
州特許A−348,737及びDE−OS3,819,4
77参照)。
【0036】式(I)の新規シクロアルキル置換チアジ
アゾリルオキシアセトアミドの製造のための本発明に従
う方法は、希釈剤を用いて行うのが好ましい。好ましい
希釈剤としては、炭化水素類、例えばトルエン、キシレ
ン、又はシクロヘキサン、ハロゲン化炭化水素類、例え
ばメチレンクロリド、エチレンクロリド、クロロホル
ム、又はクロロベンゼン、エ−テル類、例えばジエチル
エ−テル、ジプロピルエ−テル、ジイソプロピルエ−テ
ル、ジブチルエ−テル、ジイソブチルエ−テル、グリコ
−ルジメチルエ−テル、テトラヒドロフラン及びジオキ
サン、アルコ−ル類、例えばメタノ−ル、エタノ−ル、
プロパノ−ル、イソプロパノ−ル、又はブタノ−ル、ケ
トン類、例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソプロピルケトン及びメチルイソブチルケトン、エス
テル類、例えば酢酸メチル及び酢酸エチル、アミド類、
例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド及
びN−メチルピロリドン、ニトリル類、例えばアセトニ
トリル、及びプロピオニトリル、スルホキシド類、例え
ばジメチルスルホキシド、及び水又は塩水溶液が含まれ
る。
【0037】ここで使用するのが好ましい塩は、アルカ
リ金属又はアルカリ土類金属の塩化物又は硫酸塩、例え
ば塩化ナトリウム、塩化カリウム、又は塩化カルシウム
である。塩化ナトリウムが特に好ましい。
【0038】本発明の方法は酸結合剤を用いて行うのが
有利である。使用するのが好ましい酸結合剤は、強塩基
性アルカリ金属及びアルカリ土類金属化合物、例えば酸
化ナトリウム、酸化カリウム、酸化マグネシウム及び酸
化カルシウムなどの酸化物、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化マグネシウム及び水酸化カルシウムな
どの水酸化物及び/又は炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどの炭酸塩で
ある。
【0039】ある場合には、(使用する式(III)の
グリコ−ル酸アミドに対して)0.01−10重量%の
相移動触媒の添加が有利であり得る。そのような触媒の
例として挙げられるのは:テトラブチルアンモニウムク
ロリド、テトラブチルアンモニウムブロミド、トリブチ
ル−メチルホスホニウムブロミド、トリメチル−C13
15−アルキル−アンモニウムクロリド、ジベンジル−
ジメチル−アンモニウムメチルサルフェ−ト、ジメチル
−C12/C14−ベンジルアンモニウムクロリド、テトラ
ブチルアンモニウムヒドロキシド、18−クラウン−
6、トリエチルベンジルアンモニウムクロリド、トリメ
チルベンジルアンモニウムクロリド及びテトラエチルア
ンモニウムブロミドである。
【0040】本発明の方法において、反応温度は大幅に
変えることができる。一般に反応は、−50℃−+11
0℃の温度で行い、−20℃−+100℃の温度が好ま
しい。
【0041】本発明の方法は、一般に常圧下で行うが、
高圧下又は減圧下、例えば0.1−10バ−ルで行うこ
ともできる。
【0042】本発明の方法を行うために、式(II)の
メチルスルホニルチアジアゾ−ル1モル当たり一般に
0.5−5モル、好ましくは0.8−1.5モルの式
(III)のヒドロキシアセトアミドを使用する。反応
成分はどのような所望の順序にても混合することができ
る。どの場合にも、反応が終結するまで反応混合物を撹
拌し、混合物を通常の方法で仕上げる。
【0043】本発明の活性化合物は、落葉剤、乾燥剤、
広葉植物の防除剤として、特に除草剤として使用するこ
とができる。雑草とは、広義に、望まれない地域に成育
するすべての植物と理解するべきである。本発明の物質
が全除草剤として作用するか選択的除草剤として作用す
るかは基本的に使用量に依存する。
【0044】本発明の活性化合物は、例えば以下の植物
に関して使用することができる:双子葉雑草 :カラシ属(Sinapis)、マメグンバ
イナズナ属(Lepidium)、ヤエムグラ属(Ga
lium)、ハコベ属(Stellaria)、シカギ
ク属(Matricaria)、カミツレモドキ属(A
nthemis)、ガリンソガ属(Galinsog
a)、アカザ属(Chenopodium)、イラクサ
属(Urtica)、キオン属(Senecio)、ヒ
ユ属(Amaranthus)、スベリヒユ属(Por
tulaca)、オナモミ属(Zanthium)、ヒ
ルガオ属(Convolvulus)、サツマイモ属
(Ipomoea)、タデ属(Polygonum)、
セスバニア属(Sesbania)、ブタクサ属(Am
brosia)、アザミ属(Cirsium)、ヒレア
ザミ属(Carduus)、ノゲシ属(Sonchu
s)、ナス属(Solanum)、イヌガラシ属(Ro
rippa)、キカシグサ属(Rotala)、アゼナ
属(Lindernia)、ラミウム属(Lamiu
m)、クワガタソウ属(Veronica)、イチビ属
(Abutilon)、エメクス属(Emex)、チョ
ウセンアサガオ属(Datura)、スミレ属(Vio
la)、チシマオドリコ属(Galeopsis)、ケ
シ属(papaver)、ヤグルマギク属(Centa
urea)、シロツメクサ属(Trifolium)、
キンポウゲ属(Ranunculus)及びタンポポ属
(Taraxacum)。
【0045】双子葉栽培植物:ワタ属(Gossypi
um)、ダイズ属(Glycine)、フダンソウ属
(Beta)、ニンジン属(Daucus)、インゲン
マメ属(Phaseolus)、エンドウ属(Pisu
m)、ナス属(Solanum)、アマ属(Linu
m)、サツマイモ属(Ipomoea)、ソラマメ属
(Vicia)、タバコ属(Nicotiana)、ト
マト属(Lycopersicon)、ラッカセイ属
(Arachis)、アブラナ属(Brassic
a)、アキノノゲシ属(Lactuca)、キュウリ属
(Cucumis)及びウリ属(Cuburbit
a)。
【0046】単子葉雑草:ヒエ属(Echinochi
oa)、エノコログサ属(Setaria)、キビ属
(Panicum)、メヒシバ属(Digitari
a)、アワガリエ属(Phleum)、スズメノカタビ
ラ属(Poa)、ウシノケグサ属(Festuca)、
オヒシバ属(Eleucine)、ブラキアリア属(B
rchiaria)、ドクムギ属(Lolium)、ス
ズメノチヤヒキ属(Bromus)、カラスムギ属(A
vena)、カヤツリグサ属(Cyperus)、モロ
コシ属(Sorghum)、カモジグサ属(Agrop
yron)、シノドン属(Cynodon)、ミズアオ
イ属(Monochoria)、テンツキ属(Fimb
ristylis)、オモダカ属(Sagitari
a)、ハリイ属(Eleocharis)、ホタルイ属
(Scirpus)、パスパルム属(Paspalu
m)、カモノハシ属(Ischaemum)、スフェノ
クレア属(Sphenoclea)、ダクチロクテニウ
ム属(Dactyloctenium)、ヌカボ属(A
grostis)、スズメノテッポウ属(Alopec
urus)及びアペラ属(Apera)。
【0047】単子葉栽培植物:イネ属(Oryza)、
トウモロコシ属(Zea)、コムギ属(Triticu
m)、オオムギ属(Hordeum)、カラスムギ属
(Avena)、ライムギ属(Secale)、モロコ
シ属(Sorghum)、キビ属(Panicum)、
サトウキビ属(Saccharum)、アナナス属(A
nanas)、クサスギカズラ属(Asparagu
s)及びネギ属(Allium)。
【0048】しかしながら、本発明の活性化合物の使用
は、これらの属に限定されることはなく、同様に他の植
物にも拡張することができる。
【0049】本発明の化合物は濃度に依存して、例えば
工業地域及び鉄道線路上、及び樹木の植え込みが存在す
る又はしない道路及び広場上の雑草の完全駆除に適して
いる。同様に本発明の化合物は、多年生の栽培植物、例
えば植林、装飾用樹木の植え込み、果樹園、ブドウ園、
柑橘類の畑、クルミ園、バナナ農園、コ−ヒ−農園、茶
農園、ゴム農園、油ヤシ農園、ココア農園、小果樹園及
びホップ農園中の雑草、ならびに多年生栽培植物中の雑
草の選択的駆除に使用することができる。
【0050】本発明の式(I)の化合物は、特に双子葉
作物、及びある場合には単子葉作物(例えばイネ)中の
単子葉植物の駆除に適している。これらは特に水田のイ
ネ中の害草(例えばヒエ属)の駆除に適している。
【0051】活性化合物は、通常の調剤、例えば溶液、
乳液、水和剤、懸濁液、粉末、粉剤、塗布剤、水和性粉
剤、顆粒剤、懸濁液−乳液濃厚液、活性化合物を含浸さ
せた天然及び合成の物質、ポリマー物質中の微細カプセ
ルなどに転化できる。
【0052】これらの調剤は公知の方法で、例えば活性
化合物を伸展剤、すなわち液体溶剤、及び/又は固体担
体と、任意に界面活性剤すなわち乳化剤及び/又は分散
剤及び/又は発泡剤を用いて混合することにより調製す
る。
【0053】伸展剤として水を使用する場合は、例えば
有機溶媒を補助溶媒として使用できる。液体溶媒として
適しているのは主に:キシレン、トルエン又はアルキル
ナフタレンなどの芳香族、クロロベンゼン、クロロエチ
レン、又はメチレンクロリドなどの塩素化芳香族及び塩
化脂肪族炭化水素、シクロヘキサン、又は石油留分、鉱
油及び植物油を例とするパラフィンなどの脂肪族炭化水
素、ブタノール又はグリコールなどのアルコール及びそ
のエーテルならびにエステル、アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン
などのケトン、ジメチルホルムアミドやジメチルスルホ
キシドなどの極性の強い溶媒及び水である。
【0054】固体担体として適したものは:アンモニウ
ム塩、及び粉砕した天然鉱石、例えばカオリン、粘土、
タルク、チョーク、石英、アタパルジャイト、モンモリ
ロナイト又はケイソウ土など、ならびに高分散性ケイ
酸、アルミナ及びケイ酸塩などの粉砕した合成鉱石であ
り、顆粒に適した固体担体としては:例えば方解石、大
理石、軽石、海泡石及び白雲石などの粉砕して分別した
天然鉱石、ならびに無機及び有機粉末の合成顆粒、及び
おが屑、ココヤシの殻、とうもろこしの穂軸及びタバコ
の茎のような有機物質の顆粒であり;乳化剤及び/又は
発泡剤として適しているのは:例えばポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル、アルキルアリール ポリグリコール
エーテルを例とするポリオキシエチレン脂肪族エーテ
ル、アルキルスルホネート、アリールスルホネートなど
の非イオン性及びアニオン性乳化剤ならびにアルブミン
加水分解生成物であり;分散剤として適しているのは:
例えばリグニンー亜硫酸塩廃液及びメチルセルロースで
ある。
【0055】カルボキシメチルセルロース及び粉末、顆
粒又はラテックスの形態の天然及び合成ポリマー、例え
ばアラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリビニル
アセテート、ならびにセファリン、レシチンのような天
然リン脂質及び合成リン脂質などの接着剤も調剤中で用
いることができる。他に添加剤として鉱物及び植物油が
用いられる。
【0056】着色料、例えば酸化鉄、酸化チタン及びプ
ルシアンブルーなどの無機顔料、及びアリザリン染料、
アゾ染料及び金属フタロシアニン染料などの有機染料、
ならびに鉄、マンガン、ほう素、銅、コバルト、モリブ
デン及び亜鉛の塩などの微量の栄養素を使用することも
できる。
【0057】一般に調製剤は、0.1−95重量%、好
ましくは0.5−90%の活性化合物を含む。
【0058】そのままの、又は調剤の形態の本発明の活
性化合物は、周知の除草剤との完成調剤混合物として、
又はタンク混合が可能な混合物として雑草の駆除に使用
することもできる。
【0059】混合物に適した除草剤は周知の除草剤、例
えば穀物中の雑草駆除のための1−アミノ−6−エチル
チオ−3−(2,2−ジメチルプロピル)−1,3,5
−トリアジン−2,4(1H,3H)−ジオン(AME
THYDIONE)、又はN−(2−ベンゾチアゾリ
ル)−N,N’−ジメチルウレア(METABENZT
HIAZURON);てんさい中の雑草の駆除のための
4−アミノ−3−メチル−6−フェニル−1,2,4−
トリアジン−5(4H)−オン(METAMITRO
N)及び大豆中の雑草の駆除のための4−アミノ−6−
(1,1−ジメチルエチル)−3−メチルチオ−1,
2,4−トリアジン−5(4H)−オン(METRIB
UZIN)である。驚くべきことにある混合物は相乗的
作用も示す。
【0060】他の周知の活性化合物、例えば殺菌・殺カ
ビ剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、鳥類駆除剤、植物
栄養剤、及び土壌の構造を改良する薬剤との混合物も可
能である。
【0061】活性化合物はそのままで、その調剤の形態
で、あるいはそれからさらに希釈して調製した使用形
態、例えば調製済み溶液、懸濁液、乳液、粉末、塗布
剤、及び顆粒として使用することができる。
【0062】これらは通常の方法、例えば液剤散布、噴
霧、アトマイジング又は粒剤散布により使用することが
できる。
【0063】本発明の活性化合物は、植物の発芽前にも
又は発芽後にも適用することができる。これらは播種の
前に土壌中に混入することもできる。
【0064】活性化合物の使用量は、広い範囲内で変え
ることができる。それは基本的に所望の効果の性質に依
存する。一般に使用量は、土壌表面1ヘクタ−ル当たり
60−4000g、好ましくは1ヘクタ−ル当たり12
0−2000gの活性化合物である。
【0065】本発明の活性化合物の製造及び利用を以下
の実施例により説明する。
【0066】
【実施例】製造例:実施例1
【0067】
【化14】
【0068】6mlの水中の0.92g(23ミリモ
ル)の水酸化ナトリウムの溶液を、−20℃に冷却した
7.6g(23ミリモル)の2−メチルスルホニル−5
−(1−メチル−2−クロロ−2,3,3−トリフルオ
ロ−1−シクロブチル)−1,3,4−チアジアゾ−
ル、4.5g(23ミリモル)のヒドロキシ酢酸−N−
イソプロピルアニリド及び50mlのアセトンの混合物
に撹拌しながら滴下し、混合物を氷/塩化ナトリウム混
合物で冷却しながら15時間撹拌する。その後、反応混
合物を酢酸で酸性化し、水流ポンプ真空下で濃縮する。
残留物をクロロホルム/水と共に振り、有機層を分取
し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過する。濾液から水流
ポンプ真空下で注意深く溶媒を留去する。
【0069】9.3g(理論値の94%)の5−(1−
メチル−2−クロロ−2,3,3−トリフルオロ−1−
シクロブチル)−1,3,4−チアジアゾ−ル−2−イ
ル−オキシ酢酸−N−イソプロピルアニリドを、屈折率
がn20=1.5169の油状D残留物として得る。
【0070】例えば下表1に挙げる式(I)又は(I
a)の化合物も、本発明の製造法の一般的説明に従っ
て、実施例1と同様に製造することができる。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】式(II)及び(IV)の出発物質 実施例(II−1)/(IV−1)
【0074】
【化15】
【0075】22.1g(0.10モル)の1−メチル−
2−クロロ−2,3,3−トリフルオロシクロブタン−
1−カルボニルクロリドを、−5℃に冷却した12.2
g(0.10モル)のメチルジチオカルバゼ−ト、9.0
g(0.11モル)のピリジン及び100mlのテトラ
ヒドロフランの混合物に滴下し、冷却浴を取り去った
後、混合物を2時間撹拌する。その後、氷で冷却しなが
ら50mlの濃硫酸を加え、反応混合物を20℃にて1
5時間撹拌する。その後、それを氷水で希釈しクロロホ
ルムと共に振る。有機層を分取し、水で洗い、硫酸ナト
リウムで乾燥し、濾過する。水流ポンプ真空下で濾液か
ら注意深く溶媒を蒸発させる。
【0076】29g(理論値の約100%)の2−メチ
ルチオ−5−(1−メチル−2−クロロ−2,3,3−
トリフルオロ−1−シクロブチル)−1,3,4−チア
ジアゾ−ルを油状残留物として得る。この生成物(29
g)を80mlの酢酸中に取り、0.5gのタングステ
ン酸ナトリウムを加えた後、25mlの30%過酸化水
素水溶液を滴下する。反応混合物を40℃−50℃にて
60分撹拌し、氷水で希釈する。この操作で分離する油
状生成物をクロロホルム中に取り上げ、この溶液を水及
び5%濃度の重炭酸ナトリウム溶液で洗い、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、濾過する。水流ポンプ真空下で濾液から
溶媒を除去し、固体残留物をイソプロパノ−ルから再結
晶する。
【0077】13.1g(理論値の41%)の2−メチ
ルスルホニル−5−(1−メチル−2−クロロ−2,
3,3−トリフルオロ−1−シクロブチル)−1,3,
4−チアジアゾ−ル、融点63℃を得る。
【0078】式(Va)の出発化合物
【0079】
【化16】
【0080】第1段階
【0081】
【化17】
【0082】750g(7.5モル)のメチルメタクリ
レ−ト、700g(6.0モル)のクロロトリフルオロ
エテン及び3gのヒドロキノンを鋼のオ−トクレ−ブ中
で12時間、120℃に加熱する。生成物を直接分別す
る。
【0083】780g(理論値の60%)の1−メチル
−2−クロロ−2,3,3−トリフルオロシクロブタン
−1−カルボン酸メチルを得る、沸点:57−59℃/
18.6ミリバ−ル。
【0084】第2段階
【0085】
【化18】
【0086】573g(2.65モル)の1−メチル−
2−クロロ−2,3,3−トリフルオロシクロブタン−
1−カルボン酸メチル、233g(5.8モル)の水酸
化ナトリウム及び1000mlの水を80℃にて3時間
撹拌する。混合物を濃塩酸で酸性化し、ジクロロメタン
で抽出し、有機層を乾燥し、蒸留する。472g(理論
値の88%)の1−メチル−2−クロロ−2,3,3−
トリフルオロシクロブタン−1−カルボン酸を得る、沸
点:112−116℃/21.4ミリバ−ル(60%ト
ランス−異性体、40%シス−異性体)。
【0087】第3段階
【0088】
【化19】
【0089】220g(1.09モル)の1−メチル−
2−クロロ−2,3,3−トリフルオロシクロブタン−
1−カルボン酸を250g(1.23モル)のフタロイ
ルジクロリドと共に室温で終夜撹拌する。その後、酸ク
ロリドを留去する。
【0090】238g(理論値の99%)の1−メチル
−2−クロロ−2,3,3−トリフルオロシクロブタン
−1−カルボニルクロリドを得る、沸点:54−56℃
/30.6ミリバ−ル。
【0091】使用例:実施例A 移植水稲についての試験 溶媒: 5重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のベンジルオキシポリグリコ−ルエ−
テル 活性化合物の適した調剤を製造するために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒と混合し、上記量の乳化剤を
加え、濃厚液を希釈して所望の濃度とする。
【0092】植物受け器(表面積1/5000ア−ル)
に水田からの土壌を満たす。2本の2−3葉の段階のイ
ネ(品種:Kinmaze)を受け器に移植する。たい
ぬびえの種を湿土中に撒く。イネの移植から5日後、土
壌を3cmの深さまで水で覆う。活性化合物の調剤を水
面に適用する。調剤中の活性化合物の濃度は重要ではな
く、単位面積当たりに適用された活性化合物の量のみが
決定的である。
【0093】活性化合物の適用後、植物受け器を通って
1日当たり2−3cmの速度で垂直に上がる水流を2日
間供給する。この後、試験バッチを、水深3cmで水が
溢れる状態に保つ。
【0094】4週間後、植物に対する損傷の程度を未処
理標準と比較した%損傷(又は雑草作用)として評価す
る。
【0095】数字は: 0%=作用なし(未処理標準と同様) 100%=全滅 この試験で本発明の化合物−特に実施例1及び3の化合
物−のイネによる顕著な耐性が示され、同時に雑草に対
する非常に良い作用が示された。
【0096】
【表3】
【0097】実施例B 発芽前試験 溶媒: 5重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリ−ルポリグリコ−ルエ
−テル 活性化合物の適した調剤を製造するために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒と混合し、上記量の乳化剤を
加え、濃厚液を希釈して所望の濃度とする。
【0098】試験植物の種を正常な土壌中に撒き、24
時間後に活性化合物の調剤を散布する。単位面積当たり
の水の量を一定に保つのが適当である。調剤中の活性化
合物の濃度は重要ではなく、単位面積当たりに適用され
る活性化合物の量のみが決定的である。3週間後、植物
に対する損傷の程度を未処理標準の成育と比較して%損
傷として評価する: 0%=作用なし(未処理標準と同様) 100%=全滅 この試験でも本発明の式(I)の活性化合物は非常に良
い活性を示す。
【0099】本発明の主たる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0100】1.一般式(I)、
【0101】
【化20】
【0102】[式中、R1は水素、又はアルキル、アル
ケニル、アルキニル、及びアラルキルより成る群からの
任意に置換された基を示し、R2はアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、
アラルキル、アリ−ル、アルコキシ、アルケニルオキシ
及びアルキニルオキシより成る群からの任意に置換され
た基を示すか、あるいはR1及びR2はそれが結合してい
る窒素原子と共に任意に置換された飽和又は不飽和窒素
複素環を形成し、これはさらに複素原子を含むことがで
き、ベンゾ基が縮合していることもでき、R3は任意に
置換されたシクロアルキルを示す]で表されるシクロア
ルキル置換チアジアゾリルオキシアセトアミド。
【0103】2.第1項に記載の一般式(I)の化合物
において、R1が水素、又は任意にフッ素、塩素、シア
ノ又はC1−C4−アルキルで置換されたC1−C8−アル
キルを示すか、又は任意にフッ素及び/又は塩素で置換
されたC2−C8−アルケニルを示すか、あるいはC2
8−アルキニル、又はベンジルを示し、R2が任意にフ
ッ素、塩素、シアノ又はC1−C4−アルキルで置換され
たC1−C8−アルキルを示すか、又は任意にフッ素及び
/又は塩素で置換されたC2−C8−アルケニルを示す
か、あるいはC2−C8−アルキニルを示すか、又は任意
に塩素及び/又はC1−C3−アルキルで置換されたC3
−C6−シクロアルキルを示すか、あるいはC5−又はC
6−シクロアルケニルを示すか、又は任意にフッ素、塩
素及び/又はC1−C4−アルキルにより置換されたベン
ジルを示すか、又は任意にフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素、シアノ、ニトロ、C1−C4−アルキル、トリフルオ
ロメチル、C1−C4−アルコキシ及び/又はC1−C4
アルキルチオで置換されたフェニルを示すか、あるいは
任意にC1−C4−アルコキシにより置換されたC1−C8
−アルコキシ、又はC3−C4アルケニルオキシを示す、
あるいは、R1及びR2がそれらが結合している窒素原子
と共に、任意に1−3個のC1−C3−アルキル基で置換
され、任意にベンゾ−縮合である飽和又は不飽和の5−
から7−員の窒素複素環基を示すことを特徴とする化合
物。
【0104】3.第1項に記載の式(I)の化合物にお
いて、R1がC1−C4−アルキル、アリル又はプロパル
ギルを示し、R2がC1−C6−アルキル、C1−C2−ア
ルコキシ−C1−C2−アルキル、アリル、プロパルギ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニ
ル、ベンジル、フェニル(任意にフッ素、塩素、臭素、
シアノ、ニトロ、メチル、エチル、トリフルオロメチ
ル、メトキシ、又はエトキシにより置換されている)、
1−C6−アルコキシ又はC1−C2−アルコキシ−C1
−C2−アルコキシを示すか、あるいは、R1及びR2
それらが結合している窒素原子と共に任意に1−3個の
メチル及び/又はエチル基により置換されたピペリジニ
ルを示すか、又は任意に1又は2個のメチル及び/又は
エチル基により置換されたピロリジニルを示すか、ある
いはペルヒドロアゼピニル、又は1,2,3,4−テト
ラヒドロキノリニルを示し、R3が、どちらの場合も、
フッ素及び/又は塩素により置換され、任意にさらにメ
チルにより置換されたシクロプロピル又はシクロブチル
を示す化合物。
【0105】4.式(Ia)
【0106】
【化21】
【0107】[式中、R1及びR2は第3項と同義であ
る]の化合物。
【0108】5.第1項に記載の一般式(I)のシクロ
アルキル置換チアジアゾリルオキシアセトアミドの製造
法において、一般式(II)、
【0109】
【化22】
【0110】[式中、R3は第1項と同義である]のメ
チルスルホニルチアジアゾ−ルを一般式(III)、
【0111】
【化23】 [式中、R1及びR2は第1項と同義である]のヒドロキ
シアセトアミドと、場合によっては希釈剤の存在下で、
場合によっては酸結合剤の存在下で、及び場合によって
は触媒の存在下で反応させることを特徴とする方法。
【0112】6.第1項に記載の式(I)の化合物を少
なくとも1種類含むことを特徴とする除草剤。
【0113】7.第1項に記載の式(I)の化合物を雑
草又はその環境に作用させることを特徴とする雑草駆除
方法。
【0114】8.第1項に記載の化合物の、望ましくな
い植物の成育の駆除への利用。
【0115】9.除草剤の調製法において、第1項に記
載の式(I)の化合物を伸展剤及び/又は界面活性剤と
混合することを特徴とする方法。
【0116】10.式(IV)及び(II)、
【0117】
【化24】
【0118】[式中、R3は任意に置換されたシクロア
ルキルを示す]で表されるメチルチオ−及びメチルスル
ホニル−チアジアゾ−ル。
フロントページの続き (72)発明者 ベルント・バースナー ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユ グラートバツハ2・バーグナーシユトラ ーセ83 (72)発明者 エルンスト・キゼラ ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユ グラートバツハ1・フイルヒヨウシユト ラーセ14 (72)発明者 アルブレヒト・マルホルト ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルク ーゼン・カルル−ドウイスベルク−シユ トラーセ329 (72)発明者 カルル−ルドルフ・ガツセン ドイツ連邦共和国デー5068オーデンター ル・アウエンベーク6アー (72)発明者 ロベルト・アール・シユミツト ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユ グラートバツハ2・イムバルトビンケル 110 (56)参考文献 特開 昭55−147267(JP,A) 特開 平3−128369(JP,A) 特開 昭59−206370(JP,A) 特開 昭56−15277(JP,A) 特開 平2−45479(JP,A) 特開 昭64−29302(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 285/00 - 285/38 A01N 43/82 C07D 417/12 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)、 【化1】 [式中、 R1、C 1 〜C 4 −アルキル、アリル又はプロパルギル
    を示し、 R2、C 1 〜C 6 −アルキル、C 1 〜C 2 −アルコキシ−
    1 〜C 2 −アルキル、アリル、プロパルギル、シクロペ
    ンチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、ベンジ
    ル、フェニル(場合によりフッ素、塩素、臭素、シア
    ノ、ニトロ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メ
    トキシ又はエトキシにより置換されていてもよい)、C
    1 〜C 6 −アルコキシ又はC 1 〜C 2 −アルコキシ−C 1
    2 −アルコキシを示すか、あるいは、 R1及びR2それが結合している窒素原子と共に
    場合により1〜3個のメチル及び/又はエチル基により
    置換されていてもよいピペリジニルを示すか、又は場合
    により1又は2個のメチル及び/又はエチル基により置
    換されていてもよいピロリジニルを示すか、あるいはペ
    ルヒドロアゼピニル、又は1,2,3,4−テトラヒド
    ロキノリニルを示し、 R3、フッ素及び/又は塩素により置換されており、
    場合によりさらにメチルにより置換されていてもよいシ
    クロブチルを示す]で表されるシクロアルキル置換チア
    ジアゾリルオキシアセトアミド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の一般式(I)のシクロ
    アルキル置換チアジアゾリルオキシアセトアミドの製造
    法において、一般式(II)、 【化2】 [式中、R3は請求項1と同義である]のメチルスルホ
    ニルチアジアゾ−ルを一般式(III)、 【化3】 [式中、R1及びR2は請求項1と同義である]のヒドロ
    キシアセトアミドと、場合によっては希釈剤の存在下
    で、場合によっては酸結合剤の存在下で、及び場合によ
    っては触媒の存在下で反応させることを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の式(I)の化合物を少
    なくとも1種類含むことを特徴とする除草剤。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の式(I)の化合物を雑
    草又はその環境に作用させることを特徴とする雑草駆除
    方法。
  5. 【請求項5】 除草剤の調製法において、請求項1に記
    載の式(I)の化合物を伸展剤、及び/又は界面活性剤
    と混合することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 式(IV)及び(II)、 【化4】 及び 【化5】 [式中、 R3、フッ素及び/又は塩素により置換されており、
    場合によりさらにメチルにより置換されていてもよいシ
    クロブチルを示す]で表されるメチルチオ−及びメチル
    スルホニル−チアジアゾール。
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