JP3045057U - 分岐靴下 - Google Patents
分岐靴下Info
- Publication number
- JP3045057U JP3045057U JP1997006345U JP634597U JP3045057U JP 3045057 U JP3045057 U JP 3045057U JP 1997006345 U JP1997006345 U JP 1997006345U JP 634597 U JP634597 U JP 634597U JP 3045057 U JP3045057 U JP 3045057U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stitch
- sock
- stitches
- course
- knitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Socks And Pantyhose (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 伸縮性の大きいリブ編組織によって編成さ
れ、履き心地のよい分岐靴下を得る。 【解決手段】 足指に応じて指部11が分岐した分岐靴
下23を、脚部12から指部11まで表編目18と裏編
目19がコース方向17において交互するリブ編組織に
よって編成し、その指部11の先端部分において甲側か
ら続く編目13と掌側から続く編目14が編糸16によ
って連鎖し、それら甲側編目13と掌側編目14との間
の編終口15を編糸16によって閉じる。
れ、履き心地のよい分岐靴下を得る。 【解決手段】 足指に応じて指部11が分岐した分岐靴
下23を、脚部12から指部11まで表編目18と裏編
目19がコース方向17において交互するリブ編組織に
よって編成し、その指部11の先端部分において甲側か
ら続く編目13と掌側から続く編目14が編糸16によ
って連鎖し、それら甲側編目13と掌側編目14との間
の編終口15を編糸16によって閉じる。
Description
【0001】
本考案は、指部が、足指の五指のそれぞれに5つに分岐し、又は、足指の母指 と他の四指との2つに分岐している編み靴下(本考案では、分岐靴下と言う。) に関するものである。
【0002】
従来の分岐靴下は、編針がシリンダーに装着された丸編機を用いたリブ編組織 や天竺編組織によって筒状に編成されている。
【0003】
丸編機を用い、リブ編組織によって編成される分岐靴下では、その甲側からウ ェール方向に連続した甲側編目の編み上がりの最終コースと、その掌側からウェ ール方向に連続した掌側編目の編み上がりの最終コースとの間の編終口は、ミシ ン糸で縫合されている。 しかし、コース方向に均一な編目が揃って続く天竺編組織とは異なり、表裏異 なる表編目と裏編目がコース方向に交互して表裏に隆起するリブ編組織では、編 地が天竺編組織に比して分厚く編み上がり、又、伸縮性も天竺編組織に比して大 きくなるので、その編終口をミシン糸で縫合すると、そのミシン糸で甲側編地と 掌側編地を結束した縫合箇所は、固く嵩が大きくなって異物感を与え、その周囲 との伸縮度合も大きく異なるようになるので、履き心地の悪いものとなる。
【0004】
そこで本考案は、伸縮性の大きいリブ編組織によって編成され、履き心地のよ い分岐靴下を得ることを目的とする。
【0005】
本考案に係る分岐靴下23は、指部11が分岐しており、脚部12から指部1 1まで表編目18と裏編目19がコース方向17において交互するリブ編組織に よって編成されており、指部11の先端部分において甲側から続く編み上がりの 最終コースの編目13と掌側から続く編み上がりの最終コースの編目14が編糸 16によって連鎖されており、それら甲側編目13と掌側編目14との間の編終 口15が編糸16によって閉じられていることを第1の特徴とする。
【0006】 本考案に係る分岐靴下23の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、表編目 18がコース方向17において複数個連続し、且つ、裏編目19もコース方向1 7において複数個連続していることにある。
【0007】 本考案に係る分岐靴下23の第3の特徴は、上記第1または第2の何れかの特 徴に加えて、甲側の表編目18と裏編目19の何れか一方における何れかの編目 (19)が複数コースにわたって連続したループ20を形成し、そのループ20 によって周囲の編目よりも大きい孔21が形成されていることにある。
【0008】 本考案に係る分岐靴下23の第4の特徴は、上記第1、第2または第3の何れ かの特徴に加えて、表編目18と裏編目19が、ウェール方向22において複数 コース毎に交互に編成され、表編目18と裏編目19がコース方向17とウェー ル方向22の双方において交互に入れ代わる市松模様が構成されていることにあ る。
【0009】 本考案に係る分岐靴下23の第5の特徴は、上記第1、第2、第3または第4 の何れかの特徴に加えて、表編目18と裏編目19がそれぞれウェール方向22 に連続し、コース方向17に畝25と谷26が交互する縞模様が構成されている ことにある。
【0010】
着用時に外面に現われる脚部12や中足部24の甲側は、表編目と裏編目が模 様状に現われるように、例えば図1に図示する如く、3〜6ウェール毎に表編目 18と裏編目19がコース方向17において交互して7〜12mm程度の表編目 の畝25と裏編目の谷26が交互する縞模様が出来るようにする。
【0011】 勿論、表編目18と裏編目19によって市松模様が出来るように、ウェール方 向22に続く表編目の畝25と裏編目の谷26がウェール方向22において10 〜20コース毎に反転して交互するリンクス編とすることも出来る。
【0012】 又、図2に図示する如く、表編目18がコース方向17とウェール方向22に 複数個連続する表編箇所、或いは、裏編目19がコース方向17とウェール方向 22に複数個連続する裏編箇所の一方又は双方において、1個の編目ループ20 が複数コースにわたる大きい孔21を形成することも出来、その孔21を模様状 に配置させて、通気性に優れ、蒸れ感を与えず、足とのフイット性がよく、デザ イン的にも新規な分岐靴下23を得ることが出来る。
【0013】
本考案に係る分岐靴下23では、甲側編目の編み上がり最終コースの編目27 と掌側編目の編み上がりの最終コースの編目28が、1個づつ掬い縫いするよう に編糸16によって連鎖されているので、その編終口15が膨らんで異物感を与 えるようなことはなく、それが伸縮性の大きいリブ編組織によって編成されてい るのでフイット性がよく、従って、着用中に指先に力を入れ易く、履き心地のよ いものとなる。
【図1】本考案に係る分岐靴下の着用状態での斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案に係る分岐靴下の甲側編目と掌側編目と
の間の編終口の拡大平面図である。
の間の編終口の拡大平面図である。
11 指部 12 脚部 13 甲側編目 14 掌側編目 15 編終口 16 編糸 17 コース方向 18 表編目 19 裏編目 20 ループ 21 孔 22 ウェール方向 23 分岐靴下 24 中足部 25 畝 26 谷 27 最終コースの編目 28 最終コースの編目
Claims (5)
- 【請求項1】 指部(11)が分岐しており、脚部(1
2)から指部(11)まで表編目(18)と裏編目(1
9)がコース方向(17)において交互するリブ編組織
によって編成されており、指部(11)の先端部分にお
いて甲側から続く編み上がりの最終コースの編目(1
3)と掌側から続く編み上がりの最終コースの編目(1
4)が編糸(16)によって連鎖されており、それら甲
側編目(13)と掌側編目(14)との間の編終口(1
5)が編糸(16)によって閉じられていることを特徴
とする分岐靴下。 - 【請求項2】 前掲請求項1に記載の表編目(18)が
コース方向(17)において複数個連続し、且つ、裏編
目(19)もコース方向(17)において複数個連続し
ていることを特徴とする前掲請求項1に記載の分岐靴
下。 - 【請求項3】 前掲請求項1に記載の甲側の表編目(1
8)と裏編目(19)の何れか一方における何れかの編
目が複数コースにわたって連続したループ(20)を形
成し、そのループ(20)によって周囲の編目よりも大
きい孔(21)が形成されていることを特徴とする前掲
請求項1に記載の分岐靴下。 - 【請求項4】 前掲請求項1に記載の表編目(18)と
裏編目(19)が、ウェール方向(22)において複数
コース毎に交互に編成され、表編目(18)と裏編目
(19)がコース方向(17)とウェール方向(22)
に入れ代わる市松模様が構成されていることを特徴とす
る前掲請求項1に記載の分岐靴下。 - 【請求項5】 前掲請求項1に記載の表編目(18)と
裏編目(19)が、それぞれウェール方向(22)に連
続し、コース方向(17)に畝(25)と谷(26)が
交互する縞模様が構成されていることを特徴とする前掲
請求項1に記載の分岐靴下。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006345U JP3045057U (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 分岐靴下 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006345U JP3045057U (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 分岐靴下 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3045057U true JP3045057U (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=43179459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997006345U Expired - Lifetime JP3045057U (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 分岐靴下 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3045057U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010511108A (ja) * | 2006-12-01 | 2010-04-08 | ナイキ インターナショナル リミテッド | 靴下及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP1997006345U patent/JP3045057U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010511108A (ja) * | 2006-12-01 | 2010-04-08 | ナイキ インターナショナル リミテッド | 靴下及びその製造方法 |
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