JP3044629U - ワープロ高速入力用キーボード - Google Patents

ワープロ高速入力用キーボード

Info

Publication number
JP3044629U
JP3044629U JP1995012958U JP1295895U JP3044629U JP 3044629 U JP3044629 U JP 3044629U JP 1995012958 U JP1995012958 U JP 1995012958U JP 1295895 U JP1295895 U JP 1295895U JP 3044629 U JP3044629 U JP 3044629U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
combination
consonants
pressed
vowels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995012958U
Other languages
English (en)
Inventor
幸一 小谷
Original Assignee
幸一 小谷
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 幸一 小谷 filed Critical 幸一 小谷
Priority to JP1995012958U priority Critical patent/JP3044629U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3044629U publication Critical patent/JP3044629U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 速記をワープロでする。 【解決手段】 イ.ワープロキーボードで,ローマ字を
子・母音左右にして,一緒に押せるようにする。母音は
「y母」シフトキーと一緒に押す。このキーは拗音の時
も使えて,そのタイミングを変えて使う。ロ.漢字を速
く出せる為に,分類漢字キーを作る。是は,60%位あ
る二字の音の漢字の為に,KやTと組合せた(i,u)
の二者択一のキーである。これには文の流れに合わせ
て,コンピューターが何方かを選ぶように仕組む。ハ.
分類漢字キーを中心に子音や母音や記号文字を組み合わ
せて,時にはそれぞれが一緒に押せる場合も作り,略語
が出来るようにする。ニ.子音同士を組み合わせて,略
語を作る。母音同士も同じ。ホ.記号文字を一箇所に集
めて,他の文字キーと組み合わたて略語を作る。ヘ.
「助」キーを作り,求める助詞の子音と組合せ,この時
変換指せる機能を持たせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は,ワープロのキー配置の内で,新しいローマ字配列に関する物であ り,更に速記が出来る方法である。 尚,このローマ字配列は,基本的には子音・母音を一緒に押す事が出来る物( 私の実用出願番号2−48962)で,漢字を出し易くした物(私の実用出願番 号平3−63529)を基にして,更に工夫して今回出願の新しい方法を加えて いる。
【0002】
【従来の技術】
今日のワープロの技術は進歩を重ね,一回の変換キーを押すことに依っても, かなり正確に漢字混じり文章を表出するように成って来ている。 しかし速さという点では,一般に話す言葉に間に合うようにキーで入力して, 漢字混じりのその文章を出現させて行く事は,普通の人では先ず,不可能である 。個人的には色々と単語登録に工夫して,単略した略語を駆使して,かなり近い 段階まで行けるように努力している段階ではある。是は非常に膨大な多種の略語 を,自分なりに整理して暗記するという努力に依ってして居るので,それで決し て一般的な物には成りにくい。 また,音声入力に関しては,今日に到っても一定の速さとか,声とか,正しい 発音という条件の基でしか可能では無く,普通に話す事をそのまま文字化するに 至った物は存在して居ない。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
本考案は以上の欠点を解決し,普通に話す言葉の速さに合わせて一緒にキーを 押して,ワープロに漢字混じりの文字として出現させる事である。即ち,ワープ ロでそのまま速記が出来るようにする事である。 これは,ある程度の練習は必要としても,これを出来るだけ易しくする為に, 普通の人にでも成るべく簡単に覚えれるようにしなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ワープロキーボード上に,より速く押せるように,次のような事をする。 (1) ローマ字や句読点等のキーを新たに配置し治す事である。 (2) この中には,従来のには無い新たに工夫したキーを入れる。 (3) そして,そのローマ字や句読点等,それに新たに工夫したキーを利用し て,速記を出来るだけ可能にする為に,その組合せの仕方で色々な重要な言葉の 短縮をしたり,またそれらを一緒に押せる場合も加え,そして更に覚えやすくす る為に,組合せの方法は出来るだけ簡単に,一定の形にまとめ,且つ連想し易く した。 これを誰にでも利用できる為に,この組合せの方法を機種その物に組み込ませ て仕舞う。 それで,具体的には,(1)の方法としては,ローマ字の子音を左,母音 を右にというように分けて配置した(図1)。これは子・母音同時押しを容易に する為である。 句読点等のキーは右の一定の場所に設定した(図1)。そしてそれらを押 し易くする為に4つに固めて置いた(図3)。その理由は,そのそれぞれを押し たときの傾きに依って感応するようにして,それで,隣合うキーの間を作る必要 が無いので,この部分を多少小型化出来るからだ。 それぞれのキーを利用する事に依って,一定の分類を見出した語彙に,一定の 基準で略語化する方法を加えるので,その為にここでは,特別に小指を多く使う 事に成り,それでキーを押し易くする必要があった。 そして(2)としては,子音,母音を一緒に押せる為に,新たに母音親指 シフトキーを作った。「y母」と書いたシフトキーである(図1)(上記の私の 実用出願番号2−48962)。是を母音と一緒に押す事で母音を明らかに区別 出来るので,子音の仮名を出すのに,子・母音何方からでも押せる事に成るとい う理由で,結果的に子・母音一緒に押せるという方法である。 また拗音を容易に出し易くする為として,このシフトキーを兼ねて使えるよう にした(図1)(是も上記出願で説明済)。それ故,上の時と組合せを変える必 要上,子音・「y母」(どちらが先でも)と押して,それから母音を押す方法で ある。 それから,漢字の一字で二音有る物に付いて,特にその後ろの音に「キ・ ク,イ・ウ,チ・ツ,ん,っ」の有る物が,この二音の漢字の内で6割は有る事 を利用して,この後ろの音の為に図上の次のキーを作った。「キ・ク」の何方か 文章の必要に合わせて何方かを取れるという,二者択一をするように仕組んで置 く。 また,このキーを押す時のその前のローマ字仮名キーと,一緒に押しても出字 出来るようにすれば,それぞれ仮名二音の漢字は一タイミングで押せる。即ち一 回で押したのと同じ事で出来る。 そして従来の「ん」と「っ」のキーも,この時のタイミングを同じにする為に 並べて置く。これら全てをここでは分類漢字のキーとする。 上記の私の実用出願番号平3−63529で上の事は説明済みだが,このキー の表示が単なる「K」,「T」と「母音」だけを表す物で説明して居るのに過ぎ なかった。 それで,今回の新しいキーの表示方が,一つのキー上に(i,u)に当たる音 だけに限定して,連記して,このどちらかを利用出来るようにし,これを3つの キー共に揃えたので,キー押しの連想で覚え易く,また,これらのキーを押す調 子を同じくするので,押し易いものである。 ところで,上の出願での手続き補正(平成7年3月14日)にて,その出願の 目的を明らかにする為に,この新しいキーの事はそこでも初めて紹介はして置い たが,今回を機に,この部分を新案として出願申請する。 ここで,この分類した漢字の細かい分析をして,実際にコンピューターが上記 を二者択一する方法の可能性の触りを述べてみる。 何方を選ぶかは,その前に付く母音に関係して居るという事を検討して見る。 前の母音は「E」だ。この時,「Etu」と成る。即ち,この「E」では殆ど, 「Ti」では無く「tu」が続く。 Ii,Uu,Ei,Ou」だ。 ところで,今ので「Uu」と続く場合,「水」(すい)では,「SUi」であ るから,「Uu」では無い。しかし取り敢えず,上のような繋がりを一応目安と して考えた方が,分かりやい。 るとすると,例えば「交通」では,普通のローマ字では「KOUTUU」だが, 上のように決まって居ると成ると,「KOuTUu」で,即,この例のように語 の繋がりは自ずから決まるが,もし違えば,後はこの例外の方を選び出すという 作業に成る。 その例外が何処に有るのかと言うと,先程の例で,「水」(すい)は「Uu」 の例外で「Ui」の方だが,更にこの前に「S」が付くという事を理由に考える 。しかし,この「S」が付くのでは「数」(すう)が有り,是だと「SUu」で 例の列の方に入り,要するに何方も有る事に成る。それで,更に枠を広めて,こ れにもし続く「流」があれば,「水」の方が常識として当てはめれる。 「A I U E O ku ki ku ki ku tu ti ti tu tu」というふうに,上の母音が それぞれ下のどれかに繋がる率が高い。 例が少ないので,この時は行き当たりばったりでその都度に成る。 さて,文章の区分けと変換効率を良くするために,「助」キーを付けた。 是は,助詞の音を出すのに子音・母音の組合せでは無く,母音の代わりに此の「 助」キーを使う。是で助詞部分での文節を,区分けする。そしてこれに合わせて ,左の各子音キーの右下に片仮名で,「ヲ,ノ,モ,ト,ガ,ニ,ハ,ヘ,バ, デ」を書き込んで,これらのキーを「助」キーと一緒に押すことに依って,その 音の助詞の為に利用した(図1)。 この効果は,この「助」を押すことで変換出来るようにして置けば,自動的に 変換をするのと同じ効果を与える事が出来る。この事に依って,変換キーを一度 押す手間が省ける。(上の新案出願の中でも説明済) また,「とは」のように助詞が2つ並んでいる形は,助キーを押しながら,そ れに当たる子音キーを「TH」と此の順に押すことに依って出来るようにもする 。 ところで,一々「助」キーの所で変換しては,文の短さの為に求める適切な漢 字混じり文を得難い事も有りうる。従って,例えば仮名にして8字目以内では「 助」キーを使っても変換せず,それ以降に使った時は変換するとする。 さて,変換に時間が掛かりすぎると速記という事が難色に成る。それを避ける 為に,速記の変換が成されて居る間にも,次の打ち込みが出来るという方法も考 えて置くことである。 ところで,上記は,個々の漢字に渡っての色々な例外の処理で,分類困 難な問題も多く,実用化に時間が掛かりそうなので,より簡単な方法で別途作成 する方法を併合して置く。 その方法は,この一つのキーで二者択一をする場合,キー自身に工夫を加える 事である。それで,このキーを二つに分離する事だが,これだとその面積部分が 必要と成り,指の行動範囲が広がって仕舞う。それを避ける為に次のような仕方 にした。 それは「i」の部分か「u」の部分を選ぶのに,一つのキーでもって指の力が 何方かに直接加わる方法だ。 これを効果的にする為に,キー表面で各部分に分かれて真ん中で下がって,( 丁度紙が折れているようにして)二面に成り,それぞれに,ある程度の角度の傾 斜を付ける事である(図2)。 即ち,どちらかの面を押した時の傾きで何方かを判断する事に依って,「i」 か「u」を選択するという物である。この傾きを判断する方法は,ある方向に傾 いた時にその部分で接触点を付ける事が最も簡単な事である。或いは,傾いた時 の電流や磁気の流れに依って判断する方法もある。(是はの時にも説明を同じ くして,利用出来る。) (3)は組合せの問題で,例えば「S」と「。」のキーの組合せで,「す る」という字が出るようにする。それはこのキー配置上では,今まで子音・母音 という組合せが有っても,上の組合せが存在しない事を利用して,新たに存在意 味を付けれる為である。そして一緒に押してもその機能が可能に成るようにすれ ば,速さの効果を高められる。 これは動詞で特に使用頻度の高い物に使う。他の例では「みる」は「M」「。 」と押す。これからは略して表示して,「M。」とする。 上の場合は少しの動詞にしか使えない。それで,一般の動詞に一定化した 物を考える。 イ.どれでも一般の動詞の最後に「る」が付くときで,過去形が「った」のと きは,例えば,「かる」は「KAっ。」の各キーを押す。これらは全て一緒に押 した時にも出るように設定する事が可能である。「っ。」を「る」に使用したの は,文章の流れで,「っ」のすぐ後ろに「。」が付くような文章は普通では存在 しない。それでこの形を利用した。 さて,この「かる」での他の変化の形を表すと,「,・ー」の各キーを利用し て,「かった」は「KAっ,」で,「かって」は「KAっ・」で,「からない」 は「KAっー」である。即ち,「。,・ー」にそれぞれ「る,た,て,ない」の 固定した意味付けをしている。ところで「からず」は「KAっズ」だが,ここで は「ズ」だけの為に新たにキーを作っている。 ロ.一般に動詞の最後に「す」が付くときでは,例えば「けす」は「KEん。 」である。「ん」を使ってはいるが,「っ」の時のように単語のなかに「ん」の イメージは全く存在して無い。その代わり,このキーの横に小さく「S」と書い てイメージを喚起出来るようにしている。ところで,この「けす」の時の他の変 化も上のイと同じように作れる。例えば,「けした」は「KEん,」だ。 ところが今の場合,例えば,「・・事件,」というようなふうに使われると困 る。それでこの場合は,「ZIKEん」と押して「変換」キーを押し,それから 「,」キーを押すという方法を取る。一寸面倒だが,使用頻度が遙かに少ないか らである。 ハ.上と似ているが,図上「y母」シフトキーと一緒に「。,ー・」の各キー をそれぞれのいずれかを押して,「ます]「ました」等とを出す。これは非常に 頻度が高く,また上の他の動詞と結び付け易いので,それで一番使用しやすい親 指位置の「y母]シフトキーを利用した。是からは,この「y母」シフトキーは 略して△の記号をつかう。 さて,例えば上と結び付いた例では,「けします」では「KEん△。」という ように使う。これは全てを一緒に押すように設定することも可能なので,その効 果は速記として非常に期待できる。 ところで,この場合の一緒に押せるのは,子・母音の時のように,何方から押 してもいいので出来る事とは明らかに違う。それは,ある語(記号)が前に出て しまうと,違う言葉として解釈が違って仕舞うからだ。しかし,例えば20分の 1秒位なら先に出るので有れば,是でもこの分だけ同時に押す事が出来る。是で 他のキーと紛れない保障はゼロとは言えないが,しかし指の動きには速さの限界 が有るので,殆ど違う言葉として解釈の違いに成る不便は出ない筈だ。 れらのキーを兼ねて略語の為として使って,一定の言葉を出し易いようにした。 これは,上のロの時にも使っていたが,即ちそのような利用方法も有る。 しかし外に例えば,「SんW」と押して「すなわち」とする。これは「ん」の 横に小さく書いているNをN行とし,この内に含まれるので,ここでは「ん」を 「な」と読ましている。即ち,今の「SんW」のような組合せも,今まで存在出 来て無かったので,新たに存在意味を付けれる事を利用した物である。しかしこ の時,「Sん」は同時に押せても,Wを押すタイミングは一寸遅らせなけれは成 らない。その理由は,逆の「WんS」の組合せを作れなく成る為だ。 つとして,従ってEの時使った。 るのは,このNをNi,Nuの発音が付くどちらかの為に利用すると区別する時 である。従って,是以外の上の時は,「ん」のキーを使うとする。例えば,「T kiK」で「とにかく」である。特に分類漢字の片割れの「ki」のキーを使っ て,依り細やかな略語に成って居る事に注意である。 ホ.「KS」のようなに子音同士とかの繋がりも利用出来る。これも何方から でも押せる,即ち一緒に押す事が出来るようにする。この時は使用頻度の特に高 い言葉に使う。例えば「こそ」とかという意味を与えられる。また,この「KS 」と一緒に,図上での母音シフトキーのを押すと,今の逆の「SK」として押し た効果をもたらし,この場合は「そこ」という意味を与えれる。 この効果は,一緒に押すことに依る時間的短縮の部分を増やせる事と,記憶の 連想がいいので覚えやすい事だ。
【0005】
【作用】
既に上の
【手段】で説明したような物を,機能的にコンピューターに作用する ように仕組むという事で,従来のキー配置の考え方の上に,この新たなキー配置 の為には単なる配線の切替え程度で出来る物である。最も,上ので二者択一の 方法を組み込む事は,文章の一つ一つを吟味して行く必要上,ソフト上で作り上 げる事も考えるという困難な問題が残って居る。
【0006】
【実施例】
例えば「来られない事でしょう。」は「KっRーKT△D助S△u。」と押す 。字数では変わらない程度だが,ところが6回のタイミングタッチですむ。1回 のタイミングタッチとは,前にも言ったが,同時に一回で押して出字の可能な事 だ。それぞれ1回づつに分けると,「Kっ」「Rー」「KT△」「D助」「S△ u」「。」と成る。是はjis仮名音では12回,ローマ字式では20回も押す 事と比べれば,正に違いが分かるような物である。 「無くては成りません。」では「NAku」「TE」「H助」「N△ー」「。 」で5回のタイミングタッチである。これはjisでは11回。ローマ字は19 回。 「即ち足すんだ。」は「Sん」「W」「Ttu。ん]「DA」「 。」で5回 。jisは9回。ローマ字は16回。 「特許庁と実用新案」は「TOっ」「K△O」「T△Ou」「T助」[ZIt u」「Y△Ou」「SIん」「A△ん」で8回。jisは16回。ローマ字は2 6回。
【0007】
【考案の効果】
このようにすると,ある一定の文字群を1回で押せる可能性が高まるので,ワ ープロ上に速く画出出来る。即ちワープロで速記が出来る。
【提出日】平成8年4月22日
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
先ず,ここでの文章は, 本出願登録申請書本文の3ページの上から12行目 より,同10ページの下から9行目迄と同じである。 (従って,以下
【作用】に関する事から書き始める。)
【課題を解決するための手段】の(1)から(3)の迄は,この新案登録を 請求している物では無く,単に新案の働きをより効果的に補助する外形である。 それで,同(3)のから説明する。 (3) 〔ここでの項で以下○で囲まれた数の記号は,この(3)での物。〕 ここは,でキーを2つ折りに分離した物を使うので,それに依って説明する 。それでこのキーは,その前のキーと一緒に押されるようにする作用の方法で有 る。 このキーは,押すと電流が流れる,スイッチングの働きの物である。(これ以 外の全てのキーは皆同じ意味を持つ。)それで特に,この分類漢字キーの下に, その壁に支えられたバネを置く。更に下に,力を吸収する物,例えばスポンジ状 の物を敷く,そして更に下にバネを置く。このバネの下に更にスポンジ状の物を 置き,その下に導体の物を置き,それらは一体化している。そして上から力を加 えた時,この更に下に有る導体の物と接触するようにする。 即ち,このバネと力の吸収する物との二重の効果では,力が直接伝わらない為 に,スイッチングの為に上から押した時に,電流が少し遅れて流れるように成る 。 これに依って,前のキーと一緒に押しても,このキーの押された効果は,少し 後で押された結果で,ワープロ上に目的とする文字が出現する。 即ち例えば,求める文字が「こく」で,それで「KO」と「ku」キーとを一 緒に押すと,感知点に通ずるが,単に同じ力でスイッチングされる物で有れば, 表現されて画面に現れる文字,即ち「こ」「く」はどちらが先に成るか不明であ る。しかし,上のように,「く」が遅れて出ると,必ずこれらのキーを一緒に押 しても「こく」と出るのである。(「K」と「O」を同時に押せる理由は,実用 出願番号2−48962で説明)(ここで感知点とは,2個以上のキーを押して ,それに依って,それらに電流が流れるようにした時,その時に互いを電流が流 れるその一部を言う。) このような物理的作用の効果に依って,目的のを表出させるのみ成らず,電流 の流れの効果を利用する事でも出来る。 は配線上の組合せで,新たなスイッチングとする事で,コンピューター上で は単に,ローマ字のキーを組み合わせて仮名を出す如き方法と同じなので,簡単 な作用である。 はで説明済。 「S」のキーと「。」のキーを押して,「する」と成る感知点に結び付く 。この時この「。」のキーも,での「ku」のキーのように少し遅れてスイッ チングするようにして,「S」と「。」を同時に押せるようにする。 以下,皆キー間は配線で結び,それらのキーを押すことで,その感知点で 文字が現れる作用と結び付ける。ここで感知点とは,2個以上のキーを押して, それに依って,それらに電流が流れるようにした時,その時に現れる効果を言う 。さて,各キーは種類毎に区分けして,その配線に当たってはキーの種類が同じ なら,全て同じ形式の配線の結び方をする。 その種類は,「子音」「母音」「y母」シフトキー 「分類漢字」 「記号」 (句読点等)である。これらのキーは目的とする文字の表出の為に,それぞれを 互いに結び付け,互いの感知点を作って行き,またその感知点は,他の感知点と 結び付ける線に依って,新たな感知点を作る。 これで,目的とするキーを幾つか押し,組み合わせた時に,その感知点を通し て目的とする文字が現れる。この組合せは多種に渡る。 これは,色を混ぜ合わせて違う色を作り上げて行く事に似ている。即ち,それ らのキーを押す組合せは,違う表現を意味する。 これはワープロでは,コンピューターがデジタル信号を元にして成り立ってい て,この信号の違いで文字等を表出している物なので,その違いをキーの組合せ でして,違う各信号を送り込んで,ここで目的とする表現を生み出して行くのが この新案である。 それで,その明らかな違いを配線で区別する事で,今回の新案の説明を充足す る。その各配線の違いは,下記の補正による図5である。 これ以下,本出願登録申請書本文の10ページの下から3行目より,同11ペ ージの上から17行目迄と同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体図 ローマ字で押せるワープロのキー配置である。左側に
子音部分。右側に母音部分。右親指位置には,「y母」
シフトキーを設置(母音と一緒に押すため)。また是は
拗音にも使い,子音・是と一緒に押して,それから母音
を押す。此処での最大の特徴は,子・母音一緒に押せる
事である(何方からでも押せる)。 右端部分に(,。ー・)等の記号部分を置いている
(略語を作った時,整理されて押しやすい)。 真ん中に,分類漢字キーを置く。並びに,左親指位置
にも一つ置く(是に適した漢字を速く出したい為にであ
る)。 中右下に「助」キーを置く。そして左子音キーの中
に,なるべくその子音と関係するように,助詞の音を記
してある(助キーと一緒に押して,自動変換効果をもた
らす為)。 分類漢字キーに適当な子音を横に配置して,(子音・
是・子音)とか(子音,是・母音)とかで略語の組合せ
を作る。また,(子音・母音・っ)と(。)を繋げてと
か,色々な他との繋ぎの組合せも出来る。
【図2】図1の内の分類漢字キー部分の別考案図 分類漢字キーをiとu部分で折れた形に成ったもの。そ
の各部分の何方かを押したとき傾いて,この押された音
を押した効果を出せる。
【図3】図1の記号部分の考案図 (。,・ー)のキーがそれぞれ折れて固まった形。この
いずれかを押したとき傾いて,その記号を押した効果を
出せる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 ワープロ高速入力用キーボード
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 平面図 本考案の全体図 ローマ字で押せるワープロのキー配置である。左側に
子音部分。右側に母音部分。右親指位置には,「y母」
シフトキーを設置(母音等と一緒に押すため)。また是
は拗音にも使い,子音・是と一緒に押して,それから母
音を押す。 此処での最大の特徴は,子・母音一緒に押せる事である
(何方からでも押せる)。 右端部分に(,。ー・)等の記号部分を置いている
(略語を作った時,整理されて押しやすい)。 真ん中に,分類漢字キーを置く。並びに,左親指位置
にも一つ置く(是に適した漢字を速く出したい為にであ
る)。また,是と適当な子音だけ等を一緒に押して,即
ち(子音・是)とかで略語の組合せを作る。 中右下に「助」キーを置く。そして左子音キーの中
に,なるべくその子音と関係するように,助詞の音を記
してある(助キーと一緒に押して,自動変換効果をもた
らす為)。
【図2】 立体図 図1の内の分類漢字キー部分の別考案図 分類漢字キーをiとu部分で折れた形に成ったもの。そ
の各部分の何方かを押 したとき傾いて,この押されたキーの音を押したと同じ
効果を出せる。
【図3】 立体図 図1の記号部分の考案図 (。,・ー)のキーがそれぞれ折れて固まった形。この
いずれかを押したとき 傾いて,その記号を押した効果を出せる。
【図4】 立体図 キー(例えばここでは「ki」キー)の下にバネとスポ
ンジを挟んで,力の伝 わりを少し遅らせた物。 バネはその横の壁から出ている。このキーの一番下に導
体を張りつけてある。 その下の空間の下に,更に導体が置いてある。 それでキーを押すと,空間を挟んだ導体が接触する。こ
れに依って配線を通じて,その感知点で「き」の字が現
れる作用に繋がっている。
【図5】 平面図(配線図) 配線の繋がっている各キーを押した時に,電流が流れて
感知点に作用して,その目的とする文字をコンピュータ
ーで表出する仕組みに繋げて置く。そのアルファベット
文字等は,子・母音,分類漢字,記号の単なる代表であ
る。即ち,それらの組合せが違う事を図にした物であ
る。
【符号の説明】 「図5」のと有るのは,この登録願書本文の
【課題
を解決するための手段】の項で8ページから10ページ
に有る物。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】追加
【補正内容】
【図4】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】イ.分類漢字のキーを作る。ロ.子音の
    (k,t,)にそれぞれ(i,u)の2音を組み合わせ
    て,1つのキーで2音を兼ねたキーとする。そして,こ
    の母音 キーである。ハ,この1個のキーを押したとき,その文
    章の必要に応じて,どちらかの音をコンピューターが選
    ぶように仕組む。ニ,今のことと形は同じだが,別に作
    る形も併設する。ホ,それはその1個で兼ねたキーを,
    各音に合わせて2つにする。そして,その各キーを使用
    する。ヘ,この時,それをくっ付けて使える方法も利用
    する。ト,この時,各音に合わせて2面に成って折り曲
    がった形で,この何方かを押したときの傾きで,そのい
    ずれかにスイッチングと成る。チ,このキーは,そのす
    ぐ前のキーと同時に押せるようにも設定する。(是は上
    のハの時にも同じである。)
  2. 【請求項2】イ.このキーと,その前に押すキーの音を
    各子・母音に分けて,この組合せの順序とタイミングを
    変えて,この使用した音に関係した新たな意味付を持つ
    略語の為にする。ロ.また,子・母音の関係にこだわら
    ず,子音二つとの組合せや,或いは母音二つとの組合せ
    も作る。これら二つのキーとの関係に止まらず,他の記
    号キー等が接続する場合も設定する。
  3. 【請求項3】イ,(。,・ー)等のローマ字アルファベ
    ット以外の記号を一箇所に集める。 ロ,それに,子音や母音と結び付けて,其自身に関係す
    る語句としての意味に繋げる方法に使用する。ハ,
    「ん」や「っ」との組合せも作る。この時は子・母音そ
    のままとの組合せも利用する。また,分類漢字のキー部
    分や「y母」シフトキーとの組合せも同じである。ニ,
    組み合わせたその各キーは一緒にも押せるようにする。
  4. 【請求項4】イ,単なる子音同士だけ,或いは母音だけ
    を組み合わせて,その音に関係したある意味の有る言葉
    をだす。ロ,その各キーは,何方から押してもいいよう
    にする(即ち同時押しが出来る)。ハ,その音の組合せ
    が,逆の音の組合せに成るように,別途違うキーを同時
    に使えるようにする。例えば,「母」シフトキーと一緒
    に使う方法である。
  5. 【請求項5】「助」キーを使って,変換キーを兼ねると
    き,何字以内なら変換せず,それ以後の使用なら変換す
    るという仕組み。この「助」キーを押したままで,子音
    を続けて何個か使えて,その個数に併せて助詞を並べる
    事が出来るという事。
JP1995012958U 1995-10-30 1995-10-30 ワープロ高速入力用キーボード Expired - Lifetime JP3044629U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995012958U JP3044629U (ja) 1995-10-30 1995-10-30 ワープロ高速入力用キーボード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995012958U JP3044629U (ja) 1995-10-30 1995-10-30 ワープロ高速入力用キーボード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3044629U true JP3044629U (ja) 1998-01-06

Family

ID=43179043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995012958U Expired - Lifetime JP3044629U (ja) 1995-10-30 1995-10-30 ワープロ高速入力用キーボード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3044629U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012507234A (ja) * 2008-10-30 2012-03-22 カレテック・ゲー・エム・ベー・ハー データ入力方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012507234A (ja) * 2008-10-30 2012-03-22 カレテック・ゲー・エム・ベー・ハー データ入力方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100307897B1 (ko) 키이입력장치
KR19990087081A (ko) 화면표시식 키이입력장치
JPS58169234A (ja) テキスト作成システム
JPH1139078A (ja) コンピュータ入力システム
JPH1115584A (ja) キーボードによる文字入力方式および電子機器
JP2000112636A (ja) かな文字入力装置
JP3044629U (ja) ワープロ高速入力用キーボード
JP3738066B2 (ja) 画面タッチ式入力装置
KR100573493B1 (ko) 문자입력 키보드
JP3099210B2 (ja) 拗音を伴う50音入力装置用キーボード
JPS5918518Y2 (ja) 翻訳装置
JPH1139076A (ja) キーボードの形と、その文字配列
JPH021011A (ja) 2ストローク用キー配列のキーボード
JP3080179U (ja) ローマ字かなキーボード対応表
KR102102876B1 (ko) 올인원방식에 의한 정보통신기기의 문자 입력장치
JP2006012188A (ja) 文書処理方法及び装置
JP3088476B2 (ja) ミャンマー語入力装置
JP2615822B2 (ja) 文章入力方式
JPH0474738B2 (ja)
JPH021615Y2 (ja)
JPS59116834A (ja) タイピングの頻度及び、規則性を優先させたロ−マ字キ−ボ−ド
JPH07295708A (ja) ローマ字入力用のキーボード
JPS6142176Y2 (ja)
JPH0741621U (ja) ローマ字入力キーボード
KR20000036558A (ko) 키보드 없이 마우스만으로 빠르게 타이핑을 하는 프로그램