JP3044467B2 - 多段変速機 - Google Patents

多段変速機

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JP3044467B2 JP2075945A JP7594590A JP3044467B2 JP 3044467 B2 JP3044467 B2 JP 3044467B2 JP 2075945 A JP2075945 A JP 2075945A JP 7594590 A JP7594590 A JP 7594590A JP 3044467 B2 JP3044467 B2 JP 3044467B2
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【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、自動車等に用いられる多段変速機に関し、
特に、メインシャフトとカウンタシャフトとを、サブク
ラッチを作動させることにより同期させて所定の変速段
を確立する多段変速機に関する。
(2) 従来の技術 従来の多段変速機は、メインシャフトとカウンタシャ
フト間に相異なる複数の変速段を選択的に確率するため
の複数のギヤセットを備えており、各ギヤセットはメイ
ンシャフト又はカウンタシャフトに相対回転自在に支持
された自由ギヤを備えている。そして、この相対回転自
在な自由ギヤをドグ歯等で軸に締結することにより、当
該変速段を確立するように構成されている。その際、自
由ギヤをスムーズに結合すべく、軸とギヤ間に両者の回
転速度を同期させるための同期用クラッチ機構が各ギヤ
セット毎に設けられている(例えば、特公昭58−28606
号公報)。
(3) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の多段変速機は、変速段の数
と同数の同期用クラッチ機構を必要とするために、変速
機の多段化に伴って軸方向の寸法が大型化するだけでな
く、部品点数の増加によりコストおよび重量が増大する
という問題がある。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、同期
用クラッチの数を減少させることにより小型軽量かつ低
コストな多段変速機を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明は、メインシャフ
トとカウンタシャフトとの間に複数組の変速段を構成す
るギヤセットを備え、各ギヤセットは、メインシャフト
又はカウンタシャフトに相対回転自在に支持される自由
ギヤを各々有し、この自由ギヤの回転とメインシャフト
又はカウンタシャフトの回転とを同期させた後、該自由
ギヤを締結手段によりメインシャフト又はカウンタシャ
フトに締結することにより、所定の変速段を確立する多
段変速機において、減速比が最も小さい終段ギヤセット
の自由ギヤをメインシャフト上に回転自在に支持させ
て、その自由ギヤとメインシャフトとの間にシフトアッ
プ用の第1サブクラッチを介装する一方、減速比が最も
大きい初段ギヤセットの自由ギヤをカウンタシャフト上
に回転自在に支持させて、その自由ギヤとカウンタシャ
フトとの間にシフトダウン用の第2サブクラッチを介装
し、メインシャフトの回転速度を検出する第1のセンサ
と、カウンタシャフトの回転速度を検出する第2のセン
サと、所定の変速段への指令信号を出力する指令機と
を、その両センサ及び指令機の各出力信号に基づいて前
記第1,第2サブクラッチ及び締結手段の作動を制御する
制御装置に接続して、シフト時にはシフト前の変速段の
自由ギヤの締結を解除した後、メインシャフトの回転速
度をカウンタシャフトに対して所定の減速比の回転速度
に同期させるべく前記1つまたは2つのサブクラッチを
制御し、所望の変速段の自由ギヤを締結するようにした
ことを特徴とする。
(2) 作用 前述の特徴によれば、指令機から所定の変速段へのシ
フトアップの指令信号が制御装置に出力されると、制御
装置は、シフト前の変速段の自由ギヤの締結を解除した
後、両シャフトの回転速度を勘案して、メインシャフト
の回転速度をカウンタシャフトの回転速度に対して所定
の減速比の回転速度に同期させるべく第1サブクラッチ
(または第2サブクラッチを併用して)の作動を制御
し、そして所望の変速段の自由ギヤを締結することによ
り、当該変速段を確立する。これにより、所定の変速段
のシフトアップを無理なくスムーズに行わせることがで
きる。
一方、指令機から所定の変速段へのシフトダウンの指
令信号が制御装置に出力されると、制御装置は、シフト
前の変速段の自由ギヤの締結を解除した後、両シャフト
の回転速度を勘案して、メインシャフトの回転速度をカ
ウンタシャフトの回転速度に対して所定の減速比の回転
速度に同期させるべく第2サブクラッチ(又は第1サブ
クラッチを併用して)の作動を制御し、そして所望の変
速段の自由ギヤを締結することにより、当該変速段を確
立する。これにより所定の変速段へのシフトダウンを無
理なくスムーズに行わせることができる。
また特に減速比が最も小さい終段ギヤセットの自由ギ
ヤは、これをメインシャフト上に配したことで比較的大
径となって、該ギヤとメインシャフト間の第1サブクラ
ッチを極力大径化できるから、そのクラッチの伝達容量
が十分に確保可能となり、一方、減速比が最も大きい初
段ギヤセットの自由ギヤは、これをカウンタシャフト上
に配したことで、これまた比較的大径となって、該ギヤ
とカウンタシャフト間の第2サブクラッチを極力大径化
できるから、そのクラッチの伝達容量もまた十分に確保
可能となる。
(3) 実施例 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図に示すように、変速機のケーシング1の内部に
は、一対のボールベアリング2,3を介して支持されたメ
インシャフト4と、ボールベアリング5とローラベアリ
ング6を介して支持されたカウンタシャフト7が平行に
配設されている。
メインシャフト4の一端には、エンジンのクランクシ
ャフト8との間に介装されるメインクラッチ9が配設さ
れている。メインクラッチ9は、前記クランクシャフト
8の端部に固着したフライホイール10と、このフライホ
イール10に対向するようにメインシャフト4の端部にス
プライン結合したクラッチディスク11と、このクラッチ
ディスク11のフェーシング12を前記フライホイール10と
の間で挟圧するプレッシャプレート13と、フライホイー
ル10に固着したクラッチカバー14の内部にリベット15を
介して中間部を支持され、前記プレッシャプレート13を
クラッチディスク11に向けて付勢するダイヤフラムスプ
リング16と、このダイヤフラムスプリング16の基部を押
圧してメインクラッチ9を開放すべく、メインシャフト
4の軸方向に摺動自在に配設したレリーズベアリング17
と、このレリーズベアリング17を駆動するレリーズフォ
ーク18とより構成されている。
メインシャフト4とカウンタシャフト7との間には、
相異なる複数の変速段を選択的に確立するための複数の
ギヤセット、すなわち前進段で最も減速比が大きい第1
速用ギヤセットG1、第2速用ギヤセットG2、第3速用ギ
ヤセットG3、第4速用ギヤセットG4、第5速用ギヤセッ
トG5、最も減速比が小さい第6速用ギヤセットG6、およ
びリバースアイドラギヤ19を介してカウンタシャフト7
の回転方向を逆転する後退用ギヤセットGrが介装されて
いる。第1速用ギヤセットG1と第2速用ギヤセットG
2は、メインシャフト4に一体に形成した固定ギヤg1,g2
と、カウンタシャフト7にニードルベアリング20,21を
介して相対回転自在に支持した自由ギヤg1′,g2′とよ
り構成され、第3速用ギヤセットG3〜第6速用ギヤセッ
トG6は、メインシャフト4にニードルベアリング22,23,
24,25を介して相対回転自在に支持した自由ギヤg3′,
g4′,g5′,g6′と、カウンタシャフト7にスプライン結
合した固定ギヤg3,g4,g5,g6とより構成されている。
第1速用ギヤセットG1の自由ギヤg1′と第2速用ギヤ
セットG2の自由ギヤg2′の間には、カウンタシャフト8
にスプライン結合したハブ26に軸方向摺動自在に支持さ
れてシフトフォーク27で駆動されるスリーブ28が配設さ
れており、このスリーブ28を前記自由ギヤg1′または自
由ギヤg2′に選択的に係合させることにより、第1速用
ギヤセットG1または第2速用ギヤセットG2のいずれかが
確立される。同様に、第3速用ギヤセットG3の自由ギヤ
g3′と第4速ギヤセットG4の自由ギヤg4′は、メインシ
ャフト4にスプライン結合したハブ29に軸方向摺動自在
に支持されてシフトフォーク30で駆動されるスリーブ31
によりメインシャフト4に選択的に結合され、第3速用
ギヤセットG3または第4速用ギヤセットG4のいずれかが
確立されるとともに、第5速用ギヤセットG5の自由ギヤ
g5′と第6速用ギヤセットG6の自由ギヤg6′は、メイン
シャフト4にスプライン結合したハブ32に軸方向摺動自
在に支持されてシフトフォーク33で駆動されるスリーブ
34によりメインシャフト4に選択的に結合され、第5速
用ギヤセットG5または第6速用ギヤセットG6のいずれか
が確立される。
第6速用ギヤセットG6の自由ギヤg6′とメインシャフ
ト4の間には、シフトアップの際に使用される第1サブ
クラッチとしてのメインシャフトサブクラッチ35が設け
られている。メインシャフトサブクラッチ35は、メイン
シャフト4にスプライン結合したハウジング36に軸方向
摺動自在かつ相対回転不能に支持されて前記自由ギヤ
g6′の側面に当接するフェーシング37と、前記ハウジン
グ36の内部に軸方向摺動自在に配設したリング状のピス
トン38を備えており、このピストン38を油路39を介して
供給される圧油でスプリング40に抗して左方向に移動さ
せると、クラッチバネ41を介して前記フェーシング37が
自由ギヤg6′に圧接されると該自由ギヤg6′の回転速度
とメインシャフト4の回転速度が同期される。一方、第
1速用ギヤセットG1の自由ギヤg1′とカウンタシャフト
7の間には、シフトダウンの際に使用される第2サブク
ラッチとしてのカウンタシャフトサブクラッチ42が設け
られている。このカウンタシャフトサブクラッチ42は前
述のメインシャフトサブクラッチ35と実質的に同一の構
造を備えているため、前記メインシャフトサブクラッチ
35の対応する部材の符号にダッシュ′を付加した符号を
付すことにより、重複した説明を省略する。
ケーシング1に設けたメインシャフトセンサ43には、
メインシャフト4と一体で回転するメインシャフトサブ
クラッチ35のハウジング36の外周に設けた突起44が対向
しており、このメインシャフトセンサ43によりメインシ
ャフト4の回転速度が検出される。また、ケーシング1
に設けたカウンタシャフトセンサ45は、カウンタシャフ
ト7と一体で回転する第3速用ギヤセットG3の固定ギヤ
g3の外周に対向してお、りこのカウンタシャフトセンサ
45によりカウンタシャフト7の回転速度が検出される。
第2図を併せて参照すると明らかなように、制御装置
46には変速指令を出力する指令機としてのシフトレバー
47、メインシャフト4の回転速度を検出するメインシャ
フトセンサ43、カウンタシャフト7の回転速度を検出す
るカウンタシャフトセンサ45が接続されるとともに、メ
インシャフトサブクラッチ35を作動させるサブアクチュ
エータ49、カウンタシャフトサブクラッチ42を作動させ
るサブアクチュエータ50、前記スリーブ28を駆動する1
速−2速アクチュエータ51、前記スリーブ31を駆動する
3速−4速アクチュエータ52、前記スリーブ34を駆動す
る5速−6速アクチュエータ53が接続されている。
次に前述の構成を備えた本発明の実施例の作用につい
て説明する。
第3図および第4図は、それぞれ1速から2速にシフ
トアップする場合のフローチャートおよびタイムチャー
トであって、ステップS1でシフトレバー47を1速位置か
ら2速位置に操作すると、ステップS2で1速−2速アク
チュエータ51が作動してスリーブ28を右方向に駆動し、
1速ギヤセットG1の自由ギヤg1′のカウンタシャフト7
に対する締結を解除する。次にステップS3でサブアクチ
ュエータ49が作動してメインシャフトサブクラッチ35が
作用すると、そのフェーシング37が6速用ギヤセットG6
の自由ギヤg6′の側面に摺接する。これにより、メイン
シャフト4は、メインシャフトサブクラッチ35、6速用
ギヤセットG6の自由ギヤg6′、固定ギヤg6を介してカウ
ンタシャフト7に結合されるが、前記ギヤセットG6は減
速比が最も小さいため、メインシャフト4はカウンタシ
ャフト7により減速されてゆく。このとき、メインシャ
フト4とカウンタシャフト7の回転速度がメインシャフ
トセンサ43とカウンタシャフトセンサ45によって検出さ
れており、ステップS4でNm(メインシャフト回転速度)
=Nc(カウンタシャフト回転速度)×i2nd(2速におけ
る減速比)までメインシャフト4が減速されると、すな
わちメインシャフト4とカウンタシャフト7の回転速度
が2速の減速比で同期すると、ステップS5で1速−2速
アクチュエータ51が作動してスリーブ28を右方向に駆動
し、2速用ギヤセットG2の自由ギヤg2′をカウンタシャ
フト7に締結する。このようにして2速の変速段が確立
されると、ステップS7でメインシャフトサブクラッチ35
を完全に開放することにより変速操作が完了する。
第5図および第6図は、それぞれ4速から3速にシフ
トダウンする場合のフローチャートおよびタイムチャー
トであって、ステップS11でシフトレバー47を4速位置
から3速位置に操作すると、ステップS12で3速−4速
アクチュエータ52が作動してスリーブ31を左方向に駆動
し、4速ギヤセットG4の自由ギヤg4′のメインシャフト
4に対する締結を解除する。次にステップS13でサブア
クチュエータ50が作動してカウンタシャフトサブクラッ
チ42が作用すると、そのフェーシング37′が1速用ギヤ
セットG1の自由ギヤg1′の側面に摺接する。これによ
り、メインシャフト4は、1速用ギヤセットG1の固定ギ
ヤg1、自由ギヤg1′カウンタシャフトサブクラッチ49を
介してカウンタシャフト7に結合されるが、前記ギヤセ
ットG1は減速比が最も大きいため、メインシャフト4は
カウンタシャフト7により増速されてゆく。このとき、
メインシャフト4とカウンタシャフト7の回転速度がメ
インシャフトセンサ43とカウンタシャフトセンサ45によ
って検出されており、ステップS4でNm(メインシャフト
回転速度)=Nc(カウンタシャフト回転速度)×i3rd
(3速における減速比)までメインシャフト4が増速さ
れると、すなわちメインシャフト4の回転速度とカウン
タシャフト7の回転速度が3速の減速比で同期すると、
ステップS15で3速−4速アクチュエータ52が作動して
スリーブ31を左方向に駆動し、ギヤセットG3の自由ギヤ
g3′をメインシャフト4に締結する。このようにして3
速の変速段が確立されると、ステップS17でカウンタシ
ャフトサブクラッチ42を完全に開放することにより変速
操作が完了する。
なお、シフトアップの際にメインシャフトサブクラッ
チ35に加えてカウンタシャフトサブクラッチ42を併せて
使用して回転速度をコントロールしてもよく、同様に、
シフトダウンの際にカウンタシャフトサブクラッチ42に
加えてメインシャフトサブクラッチ35を併せて使用して
回転速度をコントロールしてもよい。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載された本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更
を行うことが可能である。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、メインシャフトとカウ
ンタシャフト間に設けた複数のギヤセットのうち、減速
比が最も小さい終段ギヤセットの自由ギヤをメインシャ
フト上に配して、その自由ギヤとメインシャフトとの間
にシフトアップ用の第1サブクラッチを介装する一方、
減速比が最も大きい初段ギヤセットの自由ギヤをカウン
タシャフト上に配して、その自由ギヤとカウンタシャフ
トとの間にシフトダウン用の第2サブクラッチを介装
し、シフト時にはシフト前の変速段の自由ギヤの締結を
解除した後、メインシャフト及びカウンタシャフトの各
回転速度を勘案し、1つ又は2つのサブクラッチを制御
してメインシャフトを減速あるいは増速させることによ
り両シャフトを所望の変速比で同期させるようにしたの
で、変速段が多段であってもシフトアップ及びシフトダ
ウンに各々専用の僅か2個のサブクラッチで各変速段の
同期のための増速、減速をそれぞれ的確に行うことがで
き、しかもその同期のために特別なシャフトやギヤを設
ける必要がないから、変速機の構造簡素化や小型化に寄
与することができて、コスト節減や重量軽減に大いに寄
与することができる。
また特に減速比が最も小さい終段ギヤセットの自由ギ
ヤは、これをメインシャフト上に配したことで比較的大
径となって、該ギヤとメインシャフト間の第1サブクラ
ッチを極力大径化できるため、そのクラッチの伝達容量
を十分に確保することができ、一方、減速比が最も大き
い初段ギヤセットの自由ギヤは、これをカウンタシャフ
ト上に配したことで、これまた比較的大径となって、該
ギヤとカウンタシャフト間の第2サブクラッチを極力大
径化できるため、そのクラッチの伝達容量もまた十分に
確保することができ、以上の結果、それらサブクラッチ
による、各変速段の同期のための増速、減速を一層的確
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による多段変速機の縦断面
図、第2図はその全体構成図、第3図はシフトアップす
る場合のフローチャート、第4図は同じくタイムチャー
ト、第5図はシフトダウンする場合のフローチャート、
第6図は同じくタイムチャートである。 4……メインシャフト、7……カウンタシャフト、28,3
1,34……スリーブ(締結手段)、35……メインシャフト
サブクラッチ(第1サブクラッチ)、42……カウンタシ
ャフトサブクラッチ(第2サブクラッチ)、43……メイ
ンシャフトセンサ(第1のセンサ)、45……カウンタシ
ャフトセンサ(第2のセンサ)、46……制御装置、47…
…シフトレバー(指令機)、G1〜G6……ギヤセット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインシャフト(4)とカウンタシャフト
    (7)との間に複数組の変速段を構成するギヤセット
    (G1〜G6)を備え、各ギヤセット(G1〜G6)は、メイン
    シャフト(4)又はカウンタシャフト(7)に相対回転
    自在に支持される自由ギヤ(g1′〜g6′)を各々有し、
    この自由ギヤ(g1′〜g6′)の回転とメインシャフト
    (4)又はカウンタシャフト(7)の回転とを同期させ
    た後、該自由ギヤ(g1′〜g6′)を締結手段(28,31,3
    4)によりメインシャフト(4)又はカウンタシャフト
    (7)に締結することにより、所定の変速段を確立する
    多段変速機において、 減速比が最も小さい終段ギヤセット(G6)の自由ギヤ
    (g6′)をメインシャフト(4)上に回転自在に支持さ
    せて、その自由ギヤ(g6′)とメインシャフト(4)と
    の間にシフトアップ用の第1サブクラッチ(35)を介装
    する一方、減速比が最も大きい初段ギヤセット(G1)の
    自由ギヤ(g1′)をカウンタシャフト(7)上に回転自
    在に支持させて、その自由ギヤ(g1′)とカウンタシャ
    フト(7)との間にシフトダウン用の第2サブクラッチ
    (42)を介装し、 メインシャフト(4)の回転速度を検出する第1のセン
    サ(43)と、カウンタシャフト(7)の回転速度を検出
    する第2のセンサ(45)と、所定の変速段への指令信号
    を出力する指令機(47)とを、その両センサ(43,45)
    及び指令機(47)の各出力信号に基づいて前記第1,第2
    サブクラッチ(35,42)及び締結手段(28,31,34)の作
    動を制御する制御装置(46)に接続して、シフト時には
    シフト前の変速段の自由ギヤの締結を解除した後、メイ
    ンシャフト(4)の回転速度をカウンタシャフト(7)
    に対して所定の減速比の回転速度に同期させるべく前記
    1つまたは2つのサブクラッチ(35,42)を制御し、所
    望の変速段の自由ギヤを締結するようにしたことを特徴
    とする、多段変速機。
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