JP3042788B2 - 耐酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼 - Google Patents

耐酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼

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JP3042788B2
JP3042788B2 JP06520863A JP52086394A JP3042788B2 JP 3042788 B2 JP3042788 B2 JP 3042788B2 JP 06520863 A JP06520863 A JP 06520863A JP 52086394 A JP52086394 A JP 52086394A JP 3042788 B2 JP3042788 B2 JP 3042788B2
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雄二 池上
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    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、耐酸化性に優れたフェライト系ステンレス
鋼に関し、とくにストーブの燃焼筒や自動車排ガス浄化
装置、電気発熱体などの材料として用いられる、いわゆ
る耐酸化性,靱性および熱間加工性に優れたFe−Cr−Al
系フェライトステンレス鋼に関するものである。
背景技術 一般に、フェライト系ステンレス鋼は、自動車排ガス
浄化装置やストーブの燃焼筒などのように耐酸化性が必
要とされる用途に適した材料であることが知られてい
る。しかしながら、例えば、最近の自動車排ガス浄化装
置は、使用板材の厚みを薄くすることによって、排気抵
抗を減少させて、エンジンへの負担を軽減を図る対策が
とられている。また、ストーブの燃焼筒については、燃
焼効率を上げるために、使用温度を高くすると同時にコ
スト低減のために板厚を薄肉化する対策がとられてい
る。ところが、これらの対策は、いずれも薄肉化を図る
ことであったから、該ステンレス鋼の寿命を著しく低下
させることとなった。
これに対して、従来、主としてAl含有量の多いフェラ
イト系ステンレス鋼とすることによって対処していた
が、ステンレス鋼中のAl含有量を多くすると、熱延鋼帯
の脆化を促進し、製造時に通板割れや破断の頻度を高く
し、さらには通常の製造設備では製造が不可能となると
いう問題があった。
そこで、この高Al含有フェライトステンレス鋼の上記
問題点を克服するための技術として、特公平2−58340
号公報に開示されているような方法が提案された。この
従来技術は、Ce,La,Pr,Ndなどの希土類元素を合計で0.0
60wt%まで添加する技術であるが、とくに板厚の薄い製
品を製造しようとする場合に、通常の熱間加工温度では
加工することができないという、さらに別の問題が生じ
た。
また、特公平4−8502号公報(特開昭63−45351号公
報)に記載されているような方法も提案された。この従
来技術は、上記の特公平2−58340号公報に記載の方法
が抱えている問題を克服するべく開発された技術であ
る。この技術の特徴は、弊害の主要因であるCeを除いた
ランタノイドを添加することにより、割れのない圧延加
工を可能にするとともに、より一層の耐酸化性の向上を
図ることにある。しかしながら、この従来技術は、希土
類元素(以下、「REM」と略記する)からCeのみを分離
除去することが必要であることから、価格の上昇を招く
他、後述するように、ハニカム構造体としたときの接合
部の耐酸化性が不十分なものしか得られないという問題
を抱えていた。
また、上記各従来技術(特公平2−58340号公報およ
び上記特公平4−8502号公報)が抱えている問題点を克
服するものとして、さらに特開平3−170642号公報に記
載の方法が提案された。この技術は、ガス組成変動を伴
う高温の燃焼排ガス高速気流中にあっても、箔形状での
耐酸化性に優れるのみならず、触媒の担持体として触媒
活性の耐久性維持に効果があり、かつ安価に供給可能な
製造性の優れたフェライト系ステンレス鋼の箔に関する
ものである。この技術は、REM量に応じてPの量を調整
して添加することにより、とくにPとCeとの結びつきを
強めて熱間加工性を改良したものである。しかしなが
ら、実際には、このP化合物が耐酸化性に対して有効に
作用しないことが多く、特に、ろう付,溶接といった接
合部においては、その部分の耐酸化性を著しく劣化させ
るという問題を残していた。
上記各従来技術について、解決を必要とする残る課題
は、より一層の耐酸化性の向上とともに靱性および熱間
加工性にも優れたフェライト系ステンレス鋼が得られな
いということである。
そこで、本発明は、正にこのような課題を克服するこ
とができるフェライト系ステンレス鋼を提供することを
目的とするものである。
発明の開示 上記目的を実現する鋼として、本発明は、 C:0.030wt%以下、Si:1.0wt%、Mn:1.0wt%以下、Ni:0.
5wt%以下、Cr:15〜25wt%、Al:3.5〜15.0%wt%、Ti:
0.010〜0.30wt%、N:0.030wt%以下、P:0.020wt%以
下、S:0.0050wt%以下およびO:10ppm以下を含み、そし
て、Ca,Mg,Baのうちから選ばれるいずれか1種または2
種以上を、〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕として0.001〜0.
20wt%含み、La:0.06〜0.5wt%およびCe:0.002〜0.050w
t%を含み、さらに上記各成分が下記(1)〜(3)式
の関係を満たしており、 〔S〕≦〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕 …(1) 〔La〕/〔Ce〕≧5 …(2) Ti≧48/12〔C〕+48/14〔N〕 …(3) 残部が不可避的不純物とFeよりなることを特徴とする耐
酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼、を提案する
(第1発明)。
また、本発明は、C:0.030wt%以下、Si:1.0wt%以
下、Mn:1.0wt%以下、Ni:0.5wt%以下、Cr:15〜25wt
%、Al:3.5〜15.0wt%、Ti:0.010〜0.30wt%、N:0.030w
t%以下、P:0.020wt%以下、S:0.0050wt%以下およびO:
10ppm以下を含み、Ca,Mg,Baのうちから選ばれるいずれ
か1種または2種以上を、〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕
として0.001〜0.20wt%含み、La:0.06〜0.5wt%およびC
e:0.002〜0.050wt%を含み、さらに上記各成分が下記
(1)〜(3)式の関係を満たしており、 〔S〕≦〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕 …(1) 〔La〕/〔Ce〕≧5 …(2) Ti≧48/12〔C〕+48/14〔N〕 …(3) さらに、V:0.05〜2.0wt%およびW:0.05〜2.0wt%のい
ずれか1種または2種を含有し、残部が不可避的不純物
とFeよりなることを特徴とする耐酸化性に優れたフェラ
イト系ステンレス鋼、を提案する(第2発明)。
また、本発明は、 C:0.030%wt%以下、Si:1.0wt%以下、Mn:1.0wt%以
下、Ni:0.5wt%以下、Cr:15〜25wt%、Al:3.5〜15.0wt
%、Ti:0.010〜0.30wt%、N:0.030wt%以下、P:0.020wt
%以下、S:0.0050wt%以下およびO:10ppm以下を含み、C
a,Mg,Baのうちから選ばれるいずれか1種または2種以
上を〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕として0.001〜0.20wt%
含み、La:0.06〜0.5wt%およびCe:0.002〜0.050wt%を
含み、さらに上記各成分が下記(1)〜(3)式の関係
を満たしており、 〔S〕≦〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕 …(1) 〔La〕/〔Ce〕≧5 …(2) Ti≧48/12〔C〕+48/14〔N〕 …(3) さらに、Moを0.01〜1.0wt%含有し、残部が不可避的不
純物とFeよりなることを特徴とする耐酸化性に優れたフ
ェライト系ステンレス鋼、を提案する(第3発明)。
さらに本発明は、 C:0.030wt%以下、Si:1.0wt%以下、Mn:1.0wt%以下、N
i:0.5wt%以下、Cr:15〜25wt%、Al:3.5〜15.0wt%、T
i:0.010〜0.30wt%、N:0.030wt%以下、P:0.020wt%以
下、S:0.0050wt%以下およびO:10ppm以下を含み、Ca,M
g,Baのうちから選ばれるいずれか1種または2種以上
を、〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕として0.001〜0.20wt%
含み、La:0.06〜0.5wt%およびCe:0.002〜0.020wt%を
含み、さらに上記各成分が下記(1)〜(3)式の関係
を満たしており、 〔S〕≦〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕 …(1) 〔La〕/〔Ce〕≧5 …(2) Ti≧48/12〔C〕+48/14〔N〕 …(3) さらに、V:0.05〜2.0wt%およびW:0.05〜2.0wt%のいず
れか1種または2種と、Mo:0.01〜1.0wt%とを含有し、
残部が不可避的不純物とFeよりなることを特徴とする耐
酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼、を提案する
(第4発明)。
図面の簡単な説明 図1は、sと〔Ca,Mg,Ba〕との関係が、耐酸化性に与
える影響を示す図である。
図2は、酸化増量に及ぼすLa/Ce比を影響を示す図で
ある。
図3は、CeとLaとの関係が耐酸化性(1100℃×24Hr)
に与える影響を示す図である。
図4は、CeとLaとの関係が耐酸化性(1150℃×7Hr)
に与える影響を示す図である。
発明の実施形態 本発明の特徴は、耐酸化性に加えてさらに靱性および
熱間加工性も改善されたフェライト系ステンレス鋼を開
発した点にある。
このように耐酸化性の他に靱性と熱間加工性をも改善
するためには、次のような合金設計が有効である。すな
わち、 (1) 接合部などの耐酸化性を向上させるためには、
La,Ceを、従来考えられていた量よりも多くし、しか
も、La/Ce比を好適な値とすることが必要である。
(2) 耐酸化性への影響が大きいとされるSの作用を
抑制するCa,Ma,Baは好適な量とすることが必要である。
(3) 耐酸性を低下させることなく靱性を改善するた
めには、TiとC,N各含有量は好適な量とすることが必要
である。
(4) 熱間加工性を改善するためには、S,P,Oを低減
し、特にOについては、従来より一層厳しくて10ppmを
上限とすることが必要である。
そして、本発明は、これらの着想に基づく鋼成分組成
のコントロールによって、所望の特性を有するフェライ
ト系ステンレス鋼を開発したのである。
以下に、本発明鋼の成分組成を上記のように限定した
理由につき、始めに主要成分の関係について説明する。
(1) La:0.06〜0.5wt%,Ce:0.002〜0.05wt%,〔L
a〕/〔Ce〕≧5; La,Ceは、いずれも耐酸化性の向上に有効で、とくにL
aの場合、0.06wt%未満の含有量ではその効果が不十分
となり、一方、0.50wt%を超えると清浄度が悪くなり、
加工性が劣化する。
また、Ceは、スケールの剥離を抑制するという面で耐
酸化性に効果があり、この効果を得るためには、少なく
とも0.002wt%の添加が必要である。しかし、このCeを
あまり多く添加すると、La添加の効果を却って低下させ
るので、0.050wt%を上限とする。
このLaとCeは、ろう付時のように1200℃以上に加熱さ
れた場合、ろう付部に拡散し、有効量が減少するため、
多量に添加する必要がある。また、接合部のように拘束
されている部分は、加熱,冷却のサイクルにおいて応力
集中が生じ、酸化皮膜に亀裂が入り、耐酸化性が劣化し
やすい傾向にある。このとき、La/Ce≧5とすると、皮
膜の修復機能が向上し、耐酸化性が改善される。
さらに、図2に示す酸化増量の2つの曲線が示すよう
に、La/Ce≧5のとき、Al2O3中の酸素の拡散が抑制され
る結果、酸化増量曲線は低い方にシフトすることが判か
る。このような作用により、1100℃繰り返し酸化試験の
場合、図3に示すように、耐酸化性が向上するのであ
る。
一方、La/Ce≧10を満足するようにすると、さらに高
温での耐酸化性が向上するようになる。1150℃繰り返し
酸化試験の結果を図4に示すが、La/Ce≧10のとき、異
常酸化までの通算酸化時間が150時間以上となり、さら
に良好な耐酸化性が得られることが判る。
(2) P≦0.020wt%,S≦0.0050wt%,O≦10ppm (1)で述べたように本発明は、La,Ce量を従来より
も多めに添加することを特徴とするものであるが、この
とき熱間加工性の劣化が懸念される。このため本発明で
は、有害元素であるP,S,Oをできるだけ低減して、熱間
加工性の劣化が最小限となるように工夫した。とくに、
Oについては、5ppm以下と著しく低いレベルに保つこと
が必要である。
また、これらの成分は、熱間加工性を劣化させる他、
ろう付,溶接などにおける接合欠陥を生じやすいので、
極力低くすることが必要である。
(3) S:0.0050wt%以下〔S〕≦〔Ca〕+〔Mg〕+1/
5〔Ba〕; Sは、耐酸化性および熱間加工性を低下させるので、
基本的には0.0050wt%以下に制限する。しかも、Ca,M
g、Baとの関係が図1に示すところから明らかなよう
に、Ca,Mg,Baのいずれか1種以上を含有させると、それ
らの元素がSを固定し、かつ耐酸化性に対するTiの悪影
響(Tiの炭・窒化物は1000℃以上で分解し再固溶する
が、表面皮膜/素地界面にTiSを生成し、異常酸化の原
因となる)を抑えて、Laの耐酸化性向上効果を助長する
作用がある。従って、Ca,Mg,BaはSとの関係において、
次式: 〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕≧〔S〕 を満足するように添加することが必要である。
しかし、これらの元素があまり多過ぎると清浄度が悪
くなり、却って靱性が劣化するので、〔Ca〕+〔Mg〕+
1/5〔Ba〕量が0.001〜0.20wt%の範囲内になるようにす
ることが必要である。
なお、図1に示す酸化試験は、1100℃×24Hr大気中加
熱後室温まで冷却するサイクルの繰返し試験である。評
価は、異常酸化までの通算酸化時間が450時間か否かで
判断した。
○:異常酸化までの通算酸化時間が450時間以上 △: 〃 450時間未満かつ
スケール剥離 ×: 〃 450時間未満 (4) Ti:0.010〜0.30wt%、Ti≧48/12〔C〕+48/14
〔N〕; Tiは、本発明鋼においては、靱性向上の観点からとく
に重要な元素である。すなわち、このTiが、C,Nを固定
することによって靱性を向上させるのである。こうした
効果を得るためには少なくとも0.010wt%の添加が必要
であるが、あまりに多いと却って靱性の劣化を招くだけ
でなく、耐酸化性をも低下させる。このためTiの上限
は、0.30wt%に制限する。
なお、このTiは、C,Nと結合してTiC,TiNとなるもので
あり、鋼中のC,Nを完全に固定するためのTiの最小必要
添加量は、次式; Ti≧48/12〔C〕+48/14〔N〕; を満足するように含有させることが必要である。
さらに、このTiは、熱間加工性を向上させる作用があ
る。C,Nの固定作用としては、Nb,Zrも知られているが、
このTiの場合はさらに集合組織の改善に有効に働く。こ
の点、Nb,Zrでは集合組織改善の効果が不十分である。
次に、従来の合金に比べて良好な耐酸化性を示す本発
明鋼とするための,その他の成分についての組成限定の
理由を述べる。
C:0.030wt以下、N:0.030wt%以下,; C,Nは、それぞれが0.030wt%を越えて存在する場合、
熱延鋼帯の靱性を著しく低下させる。従ってC,Nの含有
量はともに0.030wt%以下とした。
Si:1.0wt%以下; Siは、耐酸化性を向上させる元素であるが、その効果
はAlほどではない。むしろ、靱性を劣化させる欠点があ
る。従って、Siの含有量は1.0wt%以下とした。
Mn:1.0wt%以下; Mnは、耐酸化性を低下させるので1.0wt%以下とし
た。
P:0.020wt%以下; Pは、耐酸化性および熱延鋼帯の靱性に悪影響を及ぼ
すため、その量を0.020wt%以下に抑える。
S:0.0050wt%以下; Sは、熱間加工性,耐酸化性を低下させるので、0.00
50wt%以下に抑える。
Ni:0.5wt%以下; Niは、靱性を劣化させるので0.5wt%以下とした。
Cr:15〜25wt%; Crは、ステンレス鋼の耐酸化性および耐食性を確保す
る際に極めて重要な元素である。このCrの含有量が15wt
%未満の場合、これら特性が充分でなく、一方、25wt%
を超える場合には熱延鋼帯の靱性が著しく低下する。従
って、Crの含有量は15〜25wt%とした。
Al:3.5〜15.0wt%; Alは、耐酸化性を向上させる元素である。耐酸化性確
保のためには3.5wt%未満の含有量では不充分であり、
一方、15.0wt%を超えると靱性が悪くなる。従って、Al
の含有量は3.5〜15.0wt%とした。
O:10ppm以下; Oは、それが10ppmを超えて存在する場合、La,Ceと結
合し、La,Ceの耐酸化性向上効果を阻害する。しかも、L
a,Ceの多量添加による熱間加工性の劣化を防止するため
にも、できるだけ低く抑えることが必要であり、好まし
くは5ppm以下にするのが良い。
次に、本発明鋼においては、上記各成分に加えて、必
要に応じ、さらにV,Wのうちのいずれか1種かまたは2
種と、Moを添加する。以下これらの成分添加理由とそれ
らの添加量を限定する理由につき述べる。
V:0.05〜2.0wt%,W:0.05〜2.0wt%; V,Wは、鋼中のCを固定し、熱延鋼帯の靱性を向上さ
せる作用がある。これらの作用を得るためのV,Wの含有
量は0.05wt%未満では不充分である。しかし、その量が
2.0wt%を超えると介在物の粗大化により熱延鋼帯の靱
性が劣化する。
Mo:0.01〜1.0wt%; Moは、表面皮膜の密着性を改善し、表面皮膜の剥離を
抑制する作用がある。この作用を得るためには、0.01wt
%未満では不充分である。しかし、その量が1.0wt%を
超えると逆に表面皮膜の密着性を劣化させる。
本発明ステンレス鋼板を製造する方法としては、通常
の溶製法の他、Al添加による脆化防止のため、例えば、
Alをクラッド圧延し、その後拡散熱処理することによっ
て製造することもできる。
実施例1 高周波誘導炉にて、表1(本発明合金例:A1〜A22)お
よび表2(比較例:B1〜B23、ただし、従来例1:B10,B12,
従来例2:B11,B13,従来例3:B15,B16,B18)に示す成分組
成の10kgの鋼塊を得た。この鋼塊を鍛造して厚さ40mm、
幅50mmの板とし、さらに熱間圧延を施して2.5mm厚の熱
延板とした。製造した各熱延板について耐酸化性試験と
靱性の試験を行った。その結果を表3,表4に示す。
耐酸化性の試験については、前記熱延板から、冷間
圧延および焼鈍(900℃×2分)を繰り返すことによ
り、板厚50μmの箔を製造し、25mm×50mmの2枚の箔
を、1枚は平板,もう1枚をコルゲート加工し、Ni基ろ
う材を用いて1200℃×20分の真空熱処理によって接合し
た。この箔を1100℃,大気中で24時間加熱し、室温まで
冷却し、重量変化を測定することを1サイクルとして繰
り返し酸化試験して、異常酸化およびスケール剥離が生
ずるまでの通算酸化時間により評価した。なお、異常酸
化とは、酸化曲線が放物線則あるいは直線則から大きく
外れて酸化増量が増大することをいい、スケール剥離と
は、酸化皮膜がはがれ落ちることにより、試験片重量が
急激に減少することをいう。
靱性については、熱延板を950℃−10分で固溶化熱
処理し、その後水冷した材料をシャルピー衝撃試験を行
い、延性−脆性遷移温度で評価した。
熱間加工性については、10kg鋼塊から柱状晶と直角
に試験片を採取し、1200℃×90秒に保持した後900℃に
降温し、引張り試験による絞り値で判断した。なお、90
0℃での絞り値が85%以上あれば熱間圧延で割れを生ず
ることなく圧延が可能である。
表3,表4に示す結果から明らかなように、本発明適合
例では異常酸化までの時間が450時間以上、延性−脆性
遷移温度が80℃以下、900℃における絞り値が85%以上
と良好な特性を示した。これに対し、従来合金1(特公
平2−58340号)に対応するB10,B12では、La,Ce量が少
ないため、異常酸化までの時間が極めて短い。また、従
来合金2(特公平4−8502号)に対応するB11,B13は、C
eを含有していないため、スケール剥離が発生し、ま
た、ろう付部分の酸化が著しいという結果を示した。さ
らに、従来合金3(特開平3−170642号)に対応するB1
5,B16,B18は、CeがPと結合し、耐酸化性改善元素とし
ての作用を失い、異常酸化までの時間が短いという結果
を示した。
図2は、本発明合金A3と比較合金C22についての時間
と酸化増量の関係を示す。この図に明らかなように、本
発明合金A3は、異常酸化までの時間が長いだけでなく、
曲線が低い方にシフトしていることが判る。
図3は、本発明合金(A1〜A22)と比較合金(B1〜B2
3)のうちの代表成分例について、La,Ceの関係が異常酸
化までの通算酸化時間に及ぼす影響を示す図である。な
お、○△×の評価は、下記のように、1100℃×24Hr大気
中加熱後室温まで冷却するサイクルの繰返し試験時の異
常酸化までの通算酸化時間が450時間以上かどうかを規
準としたものである。
○:異常酸化までの通算酸化時間が450時間以上 △: 〃 450時間未満かつ
スケール剥離 ×: 〃 450時間未満 実施例2 La/Ceの関係について、さらに詳細に検討するため、
実施例1に示す繰り返し酸化試験において、試験条件に
より厳しい(1150℃,7時間大気中で加熱し室温まで冷却
することを1サイクルとする)試験を行った。その他の
試験条件は実施例1と同一である。
表3,表4に示す結果から明らかなように、本発明合金
のうち、La/Ce≧10のもの(A1〜A12)は、異常酸化まで
の時間がいずれも150時間以上と良好な特性を示した。
(図4参照) しかしながら、本発明合金であっても、La/Ce=5〜1
0のもの(A13〜A22)は、La/Ce≧10のものに比較して異
常酸化までの時間が150時間未満と短くなり、厳しい条
件での使用には問題があることが判った。
一方、従来合金1に対応するB10,B12では、La,Ce量が
少ないため、異常酸化までの時間が極めて短く、また、
従来合金2に対応するB11,B13では、Ceを含有していな
いため、スケール剥離が発生し、また、ろう付部分の酸
化が著しいという結果を示した。そして、従来合金3に
対応するB15,B16,B18では、CeがPと結合し、耐酸化性
改善元素としての作用を失なう結果、異常酸化までの時
間が短い。
故に、La/Ceのより好ましい範囲としてはLa/Ce≧10と
することで、より優れた耐酸化性を得ることができるこ
とが確かめられた。
なお、図4は、1150℃×7Hrの大気中加熱後室温まで
冷却するサイクルの繰返し試験の結果を示すものであ
る。
○:異常酸化までの通算酸化時間が150時間以上 △: 〃 150時間未満かつ
スケール剥離 ×: 〃 150時間未満 以上説明したように本発明は、La/Ce比、〔S〕と〔C
a,Mg,Ba〕との関係、Tiと〔C,N〕との関係を精密に制御
することにより、一段と優れた耐酸化性と優れた靱性お
よび熱間加工性とを同時に実現したフェライトステンレ
ス鋼である。
産業上の利用可能性 本発明にかかるフェライト系ステンレス鋼は、ストー
ブの燃焼管用材料、自動車排ガス浄化装置用材料、電気
発熱体用材料としての用途がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池上 雄二 神奈川県川崎市川崎区小島町4番2号 日本冶金工業株式会社研究開発本部技術 研究所内 (72)発明者 佐藤 昌男 東京都中央区京橋1丁目5番8号 日本 冶金工業株式会社内 (72)発明者 藤井 宏之 神奈川県川崎市川崎区小島町4番2号 日本冶金工業株式会社研究開発本部技術 研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−317651(JP,A) 特開 平1−99647(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 38/00 - 38/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C:0.030wt%以下、Si:1.0wt%以下、 Mn:1.0wt%以下、Ni:0.5wt%以下、 Cr:15〜25wt%、Al:3.5〜15.0wt%、 Ti:0.010〜0.30wt%、N:0.030wt%以下、 P:0.020wt%以下、S:0.0050wt%以下および、 O:10ppm以下含み、そして、 Ca,Mg,Baのうちから選ばれるいずれか1種または2種以
    上を、 〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕として0.001〜0.20wt%含
    み、 La:0.06〜0.5wt%およびCe:0.002〜0.050wt%を含み、 そして、上記各成分が下記(1)〜(3)式の関係を満
    たしており、 〔S〕≦〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕 …(1) 〔La〕/〔Ce〕≧5 …(2) Ti≧48/12〔C〕+48/14〔N〕 …(3) 残部が不可避的不純物とFeよりなることを特徴とする耐
    酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼。
  2. 【請求項2】C:0.030wt%以下、Si:1.0wt%以下、 Mn:1.0wt%以下、Ni:0.5wt%以下、 Cr:15〜25wt%、Al:3.5〜15.0wt%、 Ti:0.010〜0.30wt%、N:0.030wt%以下、 P:0.020wt%以下、S:0.0050wt%以下および、 O:10ppm以下含み、そして、 Ca,Mg,Baのうちから選ばれるいずれか1種または2種以
    上を、 〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕として0.001〜0.20wt%含
    み、 La:0.06〜0.5wt%およびCe:0.002〜0.050wt%を含み、 さらに、上記各成分が、下記(1)〜(3)式の関係を
    満たしており、 〔S〕≦〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕 …(1) 〔La〕/〔Ce〕≧5 …(2) Ti≧48/12〔C〕+48/14〔N〕 …(3) さらに、V:0.05〜2.0wt%およびW:0.05〜2.0wt%のいず
    れか1種または2種を含有し、 残部が不可避的不純物とFeよりなることを特徴とする耐
    酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼。
  3. 【請求項3】C:0.030wt%以下、Si:1.0wt%以下、 Mn:1.0wt%以下、Ni:0.5wt%以下、 Cr:15〜25wt%、Al:3.5〜15.0wt%、 Ti:0.010〜0.30wt%、N:0.030wt%以下、 P:0.020wt%以下、S:0.0050wt%以下および、 O:10ppm以下含み、そして、 Ca,Mg,Baのうちから選ばれるいずれか1種または2種以
    上を、 〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕として0.001〜0.20wt%含
    み、 La:0.06〜0.5wt%およびCe:0.002〜0.050wt%を含み、 さらに、上記各成分が、下記(1)〜(3)式の関係を
    満たしており、 〔S〕≦〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕 …(1) 〔La〕/〔Ce〕≧5 …(2) Ti≧48/12〔C〕+48/14〔N〕 …(3) さらに、Moを0.01〜1.0wt%含有し、 残部が不可避的不純物とFeよりなることを特徴とする耐
    酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼。
  4. 【請求項4】C:0.030wt%以下、Si:1.0wt%以下、 Mn:1.0wt%以下、Ni:0.5wt%以下、 Cr:15〜25wt%、Al:3.5〜15.0wt%、 Ti:0.010〜0.30wt%、N:0.030wt%以下、 P:0.020wt%以下、S:0.0050wt%以下および、 O:10ppm以下含み、そして、 Ca,Mg,Baのうちから選ばれるいずれか1種または2種以
    上を、 〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕として0.001〜0.20wt%含
    み、 La:0.06〜0.5wt%およびCe:0.002〜0.050wt%を含み、 さらに、上記各成分が下記(1)〜(3)式の関係を満
    たしており、 〔S〕≦〔Ca〕+〔Mg〕+1/5〔Ba〕 …(1) 〔La〕/〔Ce〕≧5 …(2) Ti≧48/12〔C〕+48/14〔N〕 …(3) さらに、V:0.05〜2.0wt%およびW:0.05〜2.0wt%のいず
    れか1種または2種と、Mo:0.01〜1.0wt%を含有し、 残部が不可避的不純物とFeよりなることを特徴とする耐
    酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼。
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