JP3042767B2 - 車載用テープレコーダ - Google Patents

車載用テープレコーダ

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JP3042767B2
JP3042767B2 JP8198256A JP19825696A JP3042767B2 JP 3042767 B2 JP3042767 B2 JP 3042767B2 JP 8198256 A JP8198256 A JP 8198256A JP 19825696 A JP19825696 A JP 19825696A JP 3042767 B2 JP3042767 B2 JP 3042767B2
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    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67544Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading
    • G11B15/67555Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the second movement only being made by the cassette holder

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセットが装填さ
れていない状態では押込み式釦の突出量が小さくなるよ
うにした車載用テープレコーダに関する。
【0002】
【関連する背景技術】車載用テープレコーダとして、カ
セットの取出しはイジェクト釦を押込むことにより行
い、このイジェクト釦を係止機構で押込み位置に保持し
ておき、再度カセットを装填することにより係止機構に
よる保持を解き、復帰スプリングによりイジェクト釦を
復帰させて外方へ突出させるようにしたものが多用され
ている。更に加えて、カセットを装填してPLAY(再
生)動作が行われているとき、高速送り釦を押込むこと
によりPLAYモードからFF(早送り)またはREW
(巻戻し)の動作モードに切換わるようにしたものもあ
る。そして更に一対の押込み式高速送り釦を同時に押込
むことによりトリガ部材を動作させ、トリガ部材の動作
によりリバース機構を起動させてPLAYモード中のテ
ープの走行方向を切換えるようにしたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車載用テープレコーダ
では、イジェクト釦や高速送り釦が外方へ大きく突出し
ていると目障りであるし、該テープレコーダにラジオが
一体に組込まれている場合、運転席から見て釦が邪魔に
なりラジオの表示面を目視しづらいこともある。又、こ
れらの突出している釦に物が引掛かり運転の安全性を阻
害する恐れもあるので、それらの釦は、できる限り外方
へ突出させない方が望ましい。イジェクト釦を押込んで
カセットを取り出したとき、保持機構によりイジェクト
釦をその押込み位置に保持するようにしたものでは、イ
ジェクト釦に関しては、少なくともカセットが装填され
ていない状態では、釦の突出量が小さくなる。しかし高
速送り釦については、常に操作に必要な移動量を予め突
出させておかねばならず、突出量を小さくすることは困
難であった。仮に、高速送り釦をイジェクト釦と連動さ
せ、イジェクト釦が押込み位置に保持されているときは
高速送り釦の突出量も小さくなるようにしたとする。こ
の場合、イジェクト釦ならびに高速送り釦の復帰スプリ
ングが同時にイジェクト釦を押込む際の負荷となるか
ら、イジェクト釦の操作が重くなり、操作性を損ねてし
まうことになり、好ましくない。
【0004】ところで、車載用テープレコーダには、F
FおよびREW用の一対の高速送り釦を同時に押込むこ
とによりPLAYモード中のテープの走行方向を切換え
るようにしたものもある。そこでこの種のテープレコー
ダにおいて、仮に、イジェクト釦の操作が重くなること
を承知の上で、高速送り釦とイジェクト釦とを連動さ
せ、イジェクト釦が押込み位置に保持されているとき高
速送り釦の突出量も小さくなるようにしようとすると、
別の不具合が生じる。即ち、イジェクト釦を押込んだと
き、両高速送り釦が同時に押込み方向へ移動することに
よって、テープの走行方向を切換える準備ができてしま
うから、次にカセットを装填した途端、テープの走行方
向が切換わってしまうことになるのである。
【0005】本発明の目的は、これらの問題を解消する
ことにある。即ち、イジェクト釦を押込んでカセットを
取り出したとき、イジェクト釦を係止機構で押込み位置
に保持し、カセット装填によりその保持を解いてイジェ
クト釦を復帰スプリングにより復帰させる。またPLA
Y動作中、高速送り釦を押込むとPLAYモードからF
F又はREWの動作モードに切換わる。また、イジェク
ト釦の操作を重くすることなく、カセットが装填されて
いない状態ではイジェクト釦および高速送り釦の突出量
を小さくなるようにすることを目的とする。 更に、一対
の高速送り釦の同時押込みによりトリガ部材を動作さ
せ、トリガ部材の動作によりリバース機構を起動しさせ
てPLAY動作中のテープの走行方向を切換えるように
した車載用テープレコーダにおいては、高速送り釦をそ
れぞれ備えた両方の高速送り操作部材がイジェクト釦の
押込み動作に連動して移動するときは、一対の高速送り
操作部材からトリガ部材を介してリバース機構に至る一
連の連係動作を禁止し、カセットを装填した途端にテー
プの走行方向が切換わってしまう不具合をなくすことを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】カセットの取出しはイジ
ェクト釦を押込むことにより行い、このイジェクト釦を
係止機構で押込み位置に保持しておき、再度カセットを
装填することにより係止機構による保持を解き、復帰ス
プリングによりイジェクト釦を復帰させて外方へ突出さ
せる。また、カセットを装填してPLAY動作を行って
いるとき、一対の高速送り釦の1つを押込むことにより
PLAYモードからFFモードに、他方の高速送り釦を
押込むことによりPLAYモードからREWモードに切
換えるものとする。そして、一対の高速送り釦を各々備
えた一対の高速送り操作部材を支持部材にて支持し、こ
の支持部材とイジェクト釦とを連結部材で連結すること
により、一対の高速送り釦をイジェクト釦と同一の方向
へ移動させる。このような構成にすると、カセットを装
填していない状態ではイジェクト釦が押込み位置に保持
され、これに伴い両高速送り釦も押込み方向へ移動し
て、これらの釦の突出量は全て小さくなる。なお、イジ
ェクト操作部材の移動量と一対の高速送り操作部材の移
動量とは異なる場合が多いが、イジェクト操作部材と支
持部材とを連結部材を介して連動させ、イジェクト操作
部材の移動量と一対の高速送り操作部材の移動量との差
異を、連結部材によって調整するようにすれば、イジェ
クト操作部材の移動量と一対の高速送り操作部材の移動
量とが異なる場合でもこれらを容易に連動させることが
できる。
【0007】また、前記各高速送り操作部材の復帰スプ
リングは、各高速送り操作部材と支持部材との間に掛け
渡すものとする。このようにすると、各高速送り復帰ス
プリングはイジェクト釦を押込む際の負荷とならないの
で、イジェクト釦の操作が軽く行える。
【0008】更に、一対の押込み式高速送り釦を同時に
押込むことによりトリガ部材を動作させ、トリガ部材の
動作によりリバース機構を起動させてPLAYモード時
のテープの走行方向を切換えるようにした車載用テープ
レコーダでは、イジェクト釦の押込みにより一対の高速
送り操作部材が支持部材と共に移動した際、支持部材の
一部で一対の高速送り操作部材からトリガ部材を介して
リバース機構に至る一連の連係動作を禁止する。これに
より、次にカセットを装填した際の誤動作を防止するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る車載用テープレコーダの実施の形態について説明す
る。
【0010】図1は車載用テープレコーダの機構部分を
示す斜視図であって、シャーシ1の最奥部(図1におけ
る右端)上端には回動板3が上下回動自在に装着され、
この回動板3の回動端にはカセットホルダ2が、回転板
3を介して上下回動自在に懸架されている。カセット4
は、ホルダ2の前端(図1の左端)のカセット挿入口2
aから矢印A方向に挿入される。図1はカセット4がテ
ープレコーダに装填されて、PLAY(再生)動作が行
われている状態を示す。
【0011】この車載用テープレコーダは、カセットホ
ルダ2のカセット挿入口2aを手前にして車両のダッシ
ュボード内に埋め込むように取付けられる。シャーシ1
の左側には、前端部に押込み式のイジェクト釦5aを備
えたイジェクト操作部材5が矢印A−B方向に進退自在
に装着され、該シャーシ1の右側には、押込み式高速送
り釦6a,7aを各々備えた一対の高速送り操作部材
6,7が矢印A−B方向に進退自在に装着されている。
そして、カセット4が挿入された状態では、イジェクト
釦5a及び一対の押込み式高速送り釦6a,7aを図2
のごとくダッシュボードの外面8から突出させている。
【0012】図3のごとく、イジェクト操作部材とシャ
ーシ1との間に掛け渡されたイジェクト復帰スプリング
9は、イジェクト釦5aをダッシュボード外面8から突
出させる矢印B方向に作用している。
【0013】前記FF操作用及びREW操作用の高速送
り操作部材6,7は、図2のごとく互いに上下に重ねて
平板状のブラケット10上に矢印A−B方向に進退自在
に装着され、3つの釦5a,6a,7aは横一列に配列
されている。更に、操作部材6の上には板状の支持部材
12が配置され、一対の操作部材6,7は支持部材12
に対して一定量独立的に矢印A−B方向に進退自在とな
っている。前記ブラケット10はシャーシ1の右側部上
に固定されている。
【0014】前記各高速送り操作部材6,7と支持部材
12との間には、それぞれ高速送り復帰スプリング1
5,16が掛け渡されている。即ち、これらスプリング
15,16は、各一端を操作部材6,7のバネ掛け部6
b,7bに懸架され、各他端は支持部材12に形成した
一対のバネ掛け部12a,12bにそれぞれ懸架され
て、図2のごとく各高速送り釦6a,7aをダッシュボ
ードの外面8から突出させるように作用している。
【0015】図2のごとく、前記回動板3には矢印A−
B方向に長いガイド溝3aが形成され、このガイド溝3
aにスライダ19を進退自在に装着している。また、回
動板3上には係止板18が回動自在に装着され、その一
部を前記スライダ19に係合させている。係止板18の
一部には、図3のごとく円弧状をなす一対の腕18a,
18bが形成され、係止板18の一部と前記イジェクト
操作部材5との間にはトグルバネ20が掛け渡されてい
る。前記イジェクト操作部材5は下方に突出する押圧ピ
ン22を有し、このピン22を前記一対の腕18a,1
8b間に位置させている。そして一方の腕18bは、イ
ジェクト操作部材5の開口23に挿通されている。押圧
ピン22は、一方の腕18bとともに、イジェクト操作
部材5を押込み位置に保持する係止機構を構成するもの
である。
【0016】図3のごとく、イジェクト操作部材5は傾
斜溝5b,5c,5dを有し、カセットホルダ2は、そ
の左側面に、各傾斜溝5b,5c,5dと係合する係合
突起2b,2c,2dを有する。そしてこれらの係合関
係により、イジェクト操作部材5が復帰位置にあるとき
はカセットホルダ2はPLAY,FFまたはREW動作
が可能な下降位置に保持され、イジェクト操作部材5が
押込み位置にあるときはカセットホルダ2はカセット4
の挿脱が可能な上昇位置に保持され、イジェクト操作部
材5が移動するときはカセットホルダ2がこれに連動し
て上下動する構成となっている。
【0017】図4のごとく支持部材12には規制片12
cが下方に向けて折曲形成され、この規制片12cが、
各操作部材6,7にそれぞれ形成された略T字形の開口
6c,7cに挿入されている。そして、カセット4が装
填されていない状態では、復帰スプリング15,16に
より規制片12cが各開口6c,7cの前端縁に当接
し、両操作部材6,7と支持部材12とは弾性的に一体
化されている。
【0018】前記ブラケット10には、ヘッド戻しレバ
ー24が回動自在に装着されている。このレバー24
は、上方へ延びる係合腕25を有する。また、前記一対
の高速送り操作部材6,7は、それぞれカム孔6d,7
dを有する。これらのカム孔6d,7dは同一形状で、
互いに重なり合い、前記係合腕25を下方より挿入させ
ている。
【0019】ヘッド戻しレバー24は、磁気ヘッドを取
付けたヘッド取付板(図示せず)に係合している。また
ヘッド取付板の移動に伴い一対のピンチローラ(図示せ
ず)が、装填されているカセット4に対して進退移動す
る。
【0020】前記ブラケット10には、前後一対のガイ
ド片26a,26bが上方へ向けて折曲形成されてい
る。前方のガイド片26aは、各操作部材6,7の開口
6c,7cに下方より嵌合し、後方のガイド片26dは
前記各カム孔6d,7dの矢印A−B方向に長い狭幅部
分に下方より嵌合して、一対の高速送り操作部材6,7
を矢印A−B方向に進退自在としている。
【0021】前記ブラケット10には更に、図1のごと
く、係止部材27が水平回動自在に装着されている。こ
の係止部材27とブラケット10との間には、引張りス
プリング28が掛け渡されている。
【0022】一方、各高速送り操作部材6,7は、図4
のごとく、その先端部に、中央突起29,30及び左右
突起31a,31b,32a,32bを有する。両中央
突起29,30は同一形状で、互いに重なっており、各
右側縁基端部に係止凹部29a,30a、各左側縁基端
部に逃げ凹部29b,30bを有する。そして前記支持
部材12は、先端に誤動作防止片33を有し、この防止
片33の左側縁を前記両中央突起29,30の左側縁上
に重ね合わせている。
【0023】図4のごとく、前記ブラケット10の下面
にはトリガ部材34が、軸35を支点として水平回動自
在に装着されている。このトリガ部材34の一部には係
合片36が上方に向けて折曲形成されている。そして、
FF用及びREW用高速送り操作部材6,7の少なくと
も一方が復帰位置にあるとき、上記係合片36はスプリ
ング37により、復帰位置にある高速送り操作部材6,
7の中央突起29または30の左側縁に押し付けられて
いる。
【0024】車載用のテープレコーダでは、オートリバ
ース機構を装備したものが一般的である。オートリバー
ス機構は、周知のように、PLAY動作状態においてテ
ープが終端まで巻取られたとき作動してテープの走行方
向を自動的に切換えるものであり、ここに示す実施形態
のものも、図面では省略するが、この種のオートリバー
ス機構を装備しているものとする。また、PLAY動作
状態においてテープが終端に至らなくても、手動操作に
よってオートリバース機構を作動させ、適時、テープの
走行方向を切換えることもできるものとする。即ち、P
LAY動作状態においてFF用及びREW用高速送り釦
6a,7aを同時に押込み操作して、トリガ部材34の
係合片36を両高速送り操作部材6,7の逃げ凹部29
b,30b内に落込ませ、このときのトリガ部材34の
回動によりオートリバース機構を作動させるように構成
されているのである。
【0025】更に、これも図面では省略するが、PLA
Y動作状態においてFF用高速送り釦6aまたはREW
用高速送り釦7aが深く押込まれたとき作動する高速送
り機構も装備されている。即ち、PLAY動作状態にお
いてFF用高速送り釦6aを深く押込むと、高速送り操
作部材6の左右突起31a,31bの一方で高速送り機
構を作動させてFF動作状態となり、逆にPLAY動作
状態においてREW用高速送り釦7aを深く押込むと、
高速送り操作部材7の左右突起32a,32bの一方で
高速送り機構を作動させてREW動作状態となるのであ
る。
【0026】図1のごとく、カセットホルダ2の上方位
置には略L字形の連結部材38が配置されている。この
連結部材38は、シャーシ1上の軸39を支点として水
平回動自在に装着され、その第1の腕38aに形成され
たカム溝40には、イジェクト操作部材5に固定された
カムピン41を嵌合させている。カム溝40は、矢印A
方向に対して傾斜した傾斜カム部40aの前端に、A方
向と略平行な保持カム部40bを連続させた形状をな
し、イジェクト操作部材5が復帰位置にあるときはカム
ピン41が傾斜カム部40aの後端付近に位置し、イジ
ェクト操作部材5が押込み位置にあるときはカムピン4
1が保持カム部40b内に位置するように構成されてい
る。
【0027】連結部材38の第2の腕38bはカセット
4の挿入方向Aに略直交し、その先端を支持部材12の
連結孔に若干の余裕をもって嵌合させている。従って、
連結部材38の反時計方向への回動に伴い、支持部材1
2は一対の高速送り操作部材6,7と共に矢印A方向へ
直線移動する構成となっている。図中42は、テープ走
行駆動用のモータである。
【0028】図5に示す、カセットが装填されていない
状態では、イジェクト操作部材5は、係止板18の腕1
8bと突出ピン22との係合により押込み位置に保持さ
れている。また、この状態ではカムピン41は保持カム
部40bに位置し、連結部材38は若干反時計方向へ回
動した位置にある。従って高速送り操作部材6,7はい
ずれも、支持部材12と共にA方向へ移動しており、イ
ジェクト釦5a及び一対の高速送り釦6a,7aは、ダ
ッシュボードの外面8と略面一となっている。
【0029】また、この状態では高速送り操作部材6,
7の中央突起29,30に設けられた逃げ凹部29b,
30bがいずれもトリガ部材34の係合片36に対向す
るが、係合片36は支持部材12の規制片12cに当接
することにより、逃げ凹部29b,30b内に落込むこ
とを禁止される。従って、トリガ部材34は回動せず、
オートリバース機構に対して何等の影響も与えない。
【0030】この状態から、カセット4をカセットホル
ダ3内に挿入していくと、カセットのリール孔がスライ
ダ19に係合し、続いてスライダ19がカセット4に押
されて移動する。これに伴い係止板18がトグルバネ2
0に抗して反時計方向にそしてトグルバネ20が反転し
た後は、該バネ20が係止板18を更に反時計方向に回
動されるように作用して、カセット4をスライダ19と
共にカセットホルダ2の奥まで引き込む。このとき、係
止板18の一方の腕18bが押圧ピン22から外れてイ
ジェクト操作部材5が復帰スプリング9により矢印B方
向に復帰するので、カセットホルダ2は、係合突起2
a,2b,2cと傾斜溝5a,5b,5cとの係合によ
り図1のごとく下降して、カセット4をPLAY動作位
置に位置付ける。続いて、イジェクト操作部材5のB方
向への移動と関連して磁気ヘッド及びピンチローラがカ
セット4内に侵入し、PLAY動作状態となる。
【0031】イジェクト操作部材5の復帰に伴い、図2
のごとく、イジェクト釦5aはダッシュボードの外面8
から突出し、また、連結部材38が時計方向に回動する
ため一対の高速送り操作部材6,7がB方向に移動し、
これらの高速送り釦6a,7aもダッシュボードの外面
8から突出する。
【0032】今度は、図2に示すPLAY動作状態か
ら、例えばFF用高速送り釦6aを押込むと、高速送り
操作部材6が復帰スプリング15を引伸しながらA方向
へ移動する。これに伴い前記ヘッド戻しレバー24の係
合腕25が操作部材6のカム孔6d縁部に押される。そ
こで、ヘッド戻しレバーが回動してヘッド取付板を移動
させ、磁気ヘッド及びピンチローラがカセットに対して
僅かに後退する。続いて、高速送り操作部材6の左突起
で高速送り機構を作動させ、PLAY動作時のテープ送
り方向と同一方向にテープを高速走行させて、FF動作
状態となる。高速送り操作部材6を最大量押込むと、係
止凹部29aに係止部材27が係合し、高速送り操作部
材6は押込み位置に保持される。
【0033】逆に、PLAY動作状態においてREW用
の高速送り釦7aを押込むと、高速送り操作部材7が復
帰スプリング16を引伸しながらA方向へ移動する。こ
れに伴い前記ヘッド戻しレバー24の係合腕25が操作
部材7のカム孔7d縁部に押され、ヘッド戻しレバーが
回動してヘッド取付板を移動させ、磁気ヘッド及びピン
チローラがカセットに対して僅かに後退する。続いて、
高速送り操作部材7の左突起で高速送り機構を作動さ
せ、PLAY動作時のテープ送り方向とは逆の方向にテ
ープを高速走行させるため、REW動作状態となる。高
速送り操作部材7を最大量押込むと、係止凹部30aに
係止部材27が係合し、高速送り操作部材7は押込み位
置に保持される。
【0034】高速送り操作部材6または7が押込み位置
に保持されている状態で、押込んでいない方の高速送り
操作部材を僅かに押込み操作すると、その中央突起29
または30の右側面で係止部材27を引張りスプリング
28に抗して回動させる。その結果、押込み位置に保持
されていた操作部材は、その保持を解かれて復帰スプリ
ングによりB方向へ復帰する。
【0035】また、一対の高速送り釦6a,7aを同時
に押込み操作して、復帰スプリング15,16を引伸し
ながら高速送り操作部材6,7をA方向に移動させる
と、トリガ部材34の係合片36が両高速送り操作部材
6,7の逃げ凹部29b,30b内に落込み、この時の
トリガ部材34の回動により、オートリバース機構が作
動して、テープ送り方向が切換えられる。
【0036】次に、PLAY動作を終了させてカセット
4を取り出すために、イジェクト釦5aを押し、イジェ
クト操作部材5をA方向に移動すると、まず磁気ヘッド
及びピンチローラがカセット4の外へ後退し、続いてカ
セットホルダ2が上昇する。そして、トグルバネ20の
他端がイジェクト操作部材5の移動に伴い移動してトグ
ルバネ20の両端間隔が狭められる。更に係止板18の
腕18aが押圧ピン22に押され、係止板18がトグル
バネ20に抗して僅かに回動したところで、トグルバネ
20の一端と他端との位置が入替わり、該バネ20が一
気に反転動作して、係止板18を急速に回動させる。そ
の結果、スライダ19は矢印B方向へ移動してカセット
ホルダ2内のカセット4を押戻す。
【0037】このとき、イジェクト操作部材5の移動に
伴い連結部材38が反時計方向へ回動するので、一対の
高速送り操作部材6,7が支持部材12と共にA方向へ
移動し、一対の高速送り釦6a,7aは、イジェクト釦
5aと共にダッシュボードの外面8と略面一となる位置
まで引き込まれる。尚、このときは、一対の高速送り操
作部材6,7が同時にA方向へ移動するにも拘らず、ト
リガ部材34の係合片36は支持部材12の規制片12
cにより、両逃げ凹部29b,30b内への侵入を阻止
される。
【0038】以上の実施形態によれば、カセット4が装
填されていない状態では、イジェクト釦5aのみなら
ず、一対の高速送り釦6a,7aもダッシュボードの外
面8より突出しないため、運転席から見て、テープレコ
ーダの各操作釦が邪魔にならず、これら釦に物が引掛か
る等の不具合も解消される。また、該テープレコーダに
ラジオが一体に組込まれている場合でも釦によってラジ
オの表示面の目視に支障をきたす等の問題も解消され
る。
【0039】他方、テープレコーダにカセット4を装填
するとイジェクト釦5aがB方向にを復帰し、連結部材
38が時計方向に回動することにより一対の高速送り操
作部材6,7も支持部材12と共にB方向に移動して、
図2に示すごとくFF操作用及びREW操作用高速送り
釦6a,7aもイジェクト釦5aとともに復帰位置に戻
り、運転者によってこれら釦5a,6a,7aを容易に
操作し得るようになる。
【0040】また、一対の高速送り操作部材6,7を支
持部材12に支持させて、この支持部材12とイジェク
ト操作部材5を連結部材38を介して連動させ、復帰ス
プリング15,16を各高速送り操作部材6,7と支持
部材12との間に掛け渡す構成としたことにより、イジ
ェクト釦5aを押込み操作するときは、イジェクト操作
部材5とともに一対の高速送り操作部材6,7を、スプ
リング15,16は引き伸さずに移動させるので、イジ
ェクト釦5aを押込み操作する際にスプリング15,1
6が負荷とはならずイジェクト操作を常に軽快に行うこ
とができる。
【0041】更に、支持部材12の先端には誤動作防止
片33を設け、イジェクト操作部材5に連動して、FF
用及びREW用の一対の高速送り操作部材6,7が同時
に移動するときは、この誤動作防止片33が、図5に示
すごとく、トリガ部材34の係合片36に当接してトリ
ガ部材34の回動を阻止する。従って、両高速送り操作
部材6,7が同時にA方向に移動するにも拘らずトリガ
部材34はオートリバース機構に対して何等の影響も及
ぼすことはない。
【0042】図6ないし図8は、本発明の第2の実施の
形態を示すもので、第1の実施の形態とは異なる構成の
高速送り操作部材及びトリガ部材等を採用した例であ
る。第1の実施の形態と対応する部分には同一の参照番
号を付して以下説明する。
【0043】図6に示す制御部材50は図示しないオー
トリバース機構の作動を禁止しているもので、これはテ
ープが終端まで巻取られると自動的に禁止状態を解除す
る。制御部材50近傍の固定軸51には、トリガ部材5
2及び中間部材53が回動自在に装着され、トリガ部材
52と中間部材53との間には圧縮コイルスプリング5
4が介挿されている。トリガ部材52及び中間部材53
はいずれもコ字状に折曲形成されており、下方に位置す
るトリガ部材52は、その上片側に係合部55、下片側
に押圧部56をそれぞれ有する。また、上方に位置する
中間部材53は、その上片側に山形突起57及び下方へ
垂下する係止片58を有し、下片側には下方に向かって
折曲形成されたコ字形嵌合部59を有する。そして、こ
の中間部材53には引張りスプリング60により時計方
向の回動力が作用している。
【0044】前記中間部材53の更に上方には、支持部
材61の先端部分が延在し、この部分に下方に突出する
抑え部62が折曲形成されている。そして、支持部材6
1の先端部を撓み易くするために、スリット63も設け
られている。
【0045】支持部材61には、第1の実施の形態と同
様、FF用及びREW用高速送り操作部材64,65が
重ねて支持されており、各高速送り操作部材64,65
と支持部材61の間に掛け渡された復帰スプリング(図
示せず)により、両高速送り操作部材64,65と支持
部材61とは弾性的に一体化されている。
【0046】FF用及びREW用高速送り操作部材6
4,65は、先端突起部の右側縁に係止凹部66,67
をそれぞれ有し、REW用高速送り操作部材65の先端
突起には更に、上方折曲片68が形成されている。
【0047】両高速送り操作部材64,65は、第1の
実施の形態と同様、シャーシに固定したブラケット10
上に矢印A−B方向に進退自在に配置されている。各高
速送り操作部材64,65には矢印A−B方向に長い開
口69,70が設けられ、ブラケット10上にはストッ
パ71を回動自在に装着して、このストッパ71を開口
69,70内に位置させている。また、FF用高速送り
操作部材64の開口69には、その右側縁に押圧傾斜面
69aが形成され、REW用高速送り操作部材65の開
口70には、その左側縁に押圧傾斜面70aが形成され
ている。
【0048】そこで、図7のごとく、支持部材61がB
方向に復帰している状態、即ちカセットを装填してPL
AY動作が行われている状態では、支持部材61の抑え
部62が中間部材53を上から抑える位置にあり、中間
部材53が押し下げられて、そのコ字形嵌合部59を係
合部55に嵌合させている。
【0049】そこで、この状態でFF用高速送り釦を押
込むと、高速送り操作部材64がA方向へ移動するが、
このとき、傾斜面69aでストッパ71を左方へ回動さ
せながら移動する。そして磁気ヘッド及びピンチローラ
をカセット内のテープから離反させ、FF動作状態とな
るが、係止片58が係止凹部66に係合するので、高速
送り操作部材64はそのまま押込み位置に保持される。
【0050】また、PLAY動作状態においてREW用
の高速送り釦を押込むと、高速送り操作部材65がA方
向へ移動して、その上方折曲片68で山形突起57の傾
斜面を押し、中間部材53を反時計方向へ回動させる。
そこでトリガ部材52も中間部材53と共に反時計方向
へ回動し、押圧部56で制御部材50を押圧するので、
制御部材50がオートリバース機構に対する作動禁止状
態を解除する。これによってテープ送り方向が切換わ
る。REW用の高速送り操作部材65は、その傾斜面7
0aでストッパ71を右方へ回動させながら更にA方向
へ移動する。そして上方折曲片68は山形突起57の頂
点を通過するので、中間部材53、トリガ部材52及び
制御部材50は元の位置に回動復帰する。また、磁気ヘ
ッド及びピンチローラがカセット内のテープから離反し
てREW動作状態となるが、係止片58が係止凹部67
に係合するので、REW用高速送り操作部材65は、そ
のまま押込み位置に保持される。
【0051】REW用高速送り操作部材65が押込み位
置に保持されているとき、FF用の高速送り釦を押込ん
で上記保持を解除すると、操作部材65がB方向へ復帰
するが、その際に、上方折曲片68で山形突起57の反
対側の傾斜面を押し、中間部材53を再び反時計方向へ
回動させる。その結果、オートリバース機構が再び作動
して、テープ送り方向を元に戻し、元のPLAY動作状
態となる。
【0052】次に、PLAY動作状態においてFF用R
EW用の高速送り釦を同時に押込んで、一対の高速送り
操作部材64,65をA方向へ同時に移動すると、RE
W用高速送り操作部材65の上方折曲片68で山形突起
57の傾斜面を押し、中間部材53及びトリガ部材52
を反時計方向へ回動させる。その結果、制御部材50が
オートリバース機構に対する作動禁止状態を解除し、オ
ートリバース機構の作動により、テープ送り方向が切換
わる。この場合は、両高速送り操作部材64,65の傾
斜面69a,70aがストッパ71を同時に左右から押
すことになるので、ストッパ71は回動することができ
ず、従って両高速送り操作部材64,65のA方向への
移動量はストッパ71により制限される。即ち、いずれ
の操作部材64,65も係止片58によって係止される
位置まで到達できず、磁気ヘッド及びピンチローラをテ
ープから離反させるに至らず、上方折曲片68は山形突
起57の頂点を越えることができないので、FF用及び
REW用の高速送り釦を押込むことを止めれば、両釦は
元の位置(矢印B方向)に復帰する。
【0053】今度は、イジェクト釦を押込むことによ
り、動作状態を終了してカセットを取り出す場合、第1
の実施の形態と同様、支持部材61も矢印A方向へ移動
することになる。このとき図8のごとく抑え部62が中
間部材53の上面から外れ、トリガ部材53は圧縮コイ
ルスプリング54により上方へ復帰する。その結果、コ
字形嵌合部59が係合部55から外れるので、中間部材
53が回動しても、その回動はトリガ部材52に伝達さ
れない。
【0054】そこで、イジェクト釦を押込むことによ
り、FF用及びREW用の高速送り操作部材64,65
が支持部材61と共にA方向へ移動し、上方折曲片68
が山形突起57を押して中間部材53を回動させても、
その回動はトリガ部材52に伝達されず、従って、オー
トリバース機構が作動することはない。そこで、この第
2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の
効果が得られる。
【0055】なお、第1、第2のいずれの実施の形態
も、一方の高速送り釦をFF用、他方をREW用として
説明したが、一方の高速送り釦を押込み操作すると一方
のリール軸が高速回転し、他方を押込み操作すると他方
のリール軸が高速回転するように対応付けたテープレコ
ーダにも、この発明は適用可能である。
【0056】なお又、本発明の実施の形態では、FF用
及びREW用の一対の高速送り釦を同時に押込んだ場合
にテープの送り方向が自動的に切換えられる構成のもの
を開示したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る車載用テー
プレコーダによれば、カセットを装填していない状態で
は、イジェクト釦が押込み位置に保持され、これに伴い
FF及びREW操作用の一対の高速送り釦も押込み位置
へ移動するので、ダッシュボード表面からのこれらの釦
の突出量が小さくなり、邪魔になることがなく、ものが
引掛かる等の問題も解消され、運転の安全性も向上す
る。しかも、各高速送り操作部材の復帰スプリングを各
高速送り操作部材と支持部材との間に掛け渡すものとす
ると、各高速送り釦用復帰スプリングは、イジェクト釦
を押込む際の負荷とならないので、イジェクト釦の押込
み操作を軽快に行うことができる。
【0058】また、FF及びREWの一対の押込み式高
速送り釦を同時に押込むことにより、トリガ部材を動作
させ、テープ送り方向を切換えるりバース機構を起動さ
せてPLAY(再生)モード時のテープの走行方向を切
換えるようにした車載用テープレコーダでは、イジェク
ト釦の押込みにより一対のFF用及びREW用高速送り
操作部材が同時に移動しても、支持部材の一部で一対の
高速送り操作部材からトリガ部材を介してリバース機構
に至る一連の連係動作を禁止するようにしたので、次に
カセットを装填した際のテープ送り方向切換の誤動作を
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車載用テープ
レコーダの機構部分を示す斜視図である。
【図2】図1に示す車載用テープレコーダにカセットを
挿入した状態を示す概略平面図である。
【図3】図1に示す車載用テープレコーダの機構部分の
内、イジェクト操作部材を含む関連部分を説明するため
の要部斜視図である。
【図4】図1に示す車載用テープレコーダにおいてFF
操作及びREW操作を行う高速送り操作部材及びその関
連部分を説明するための分解斜視図である。
【図5】図1に示す車載用テープレコーダからカセット
を取り出した状態を示す概略平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る車載用テープ
レコーダにおいて、第1の実施の形態とは異なる構成の
高速送り操作部材及びその関連部分を示す要部分解斜視
図である。
【図7】図6に示す構成部分の動作を説明するための側
面図である。
【図8】図7に示す動作状態とは異なる動作状態を示す
側面図である。
【符号の説明】 1 シャーシ 5 イジェクト操作部材 5a イジェクト釦 6,64 FF用高速送り操作部材 7,65 REW用高速送り操作部材 6a FF操作用高速送り釦 7a REW操作用高速送り釦 12,61 支持部材 34,52 トリガ部材 15,16 高速送り復帰スプリング 38 連結部材 33 誤動作防止片 53 中間部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット取出し用の押込み式イジェクト
    釦(5a)を備えたイジェクト操作部材(5)と、押込
    み式高速送り釦(6a,7a)を各々備えたFF用およ
    びREW用の一対の高速送り操作部材(6,7)とを、
    カセットホルダ(2)の左右に分けて配置し、前記イジ
    ェクト操作部材を復帰させるイジェクト復帰スプリング
    (9)と、前記イジェクト操作部材を該復帰スプリング
    の付勢に抗して押込み位置に保持し、カセットの装填に
    よりその保持を解く係止機構(18b,22)と、前記
    一対の高速送り操作部材を復帰させる各高速送り復帰ス
    プリング(15,16)とを具備した車載用テープレコ
    ーダにおいて、 前記一対の高速送り操作部材を支持する支持部材(1
    2)と、前記イジェクト操作部材と前記支持部材とを連
    結する連結部材(38)とを設け、前記支持部材をイジ
    ェクト操作部材の移動方向と同一の方向へ移動させる
    とを特徴とする車載用テープレコーダ。
  2. 【請求項2】 前記一対の高速送り復帰スプリングを、
    各高速送り操作部材と支持部材との間に掛け渡したこと
    を特徴とする請求項1に記載の車載用テープレコーダ。
  3. 【請求項3】前記一対の高速送り操作部材(6,7;6
    4,65)の同時押込みによりトリガ部材(34,5
    2)を動作させ、トリガ部材の動作によりリバース機構
    を起動させてPLAY動作中のテープの走行方向を切換
    える車載用テープレコーダにおいて、 前記イジェクト操作部材の押込みにより前記一対の高速
    送り操作部材が前記支持部材とともに移動した際、前記
    支持部材の一部で一対の高速送り操作部材からトリガ部
    材を介して前記リバース機構に至る一連の連係動作を禁
    止することを特徴とする請求項1に記載の車載用テープ
    レコーダ。
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