JP3041823U - 滑り止めの構造 - Google Patents

滑り止めの構造

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JP3041823U
JP3041823U JP1997001214U JP121497U JP3041823U JP 3041823 U JP3041823 U JP 3041823U JP 1997001214 U JP1997001214 U JP 1997001214U JP 121497 U JP121497 U JP 121497U JP 3041823 U JP3041823 U JP 3041823U
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JP
Japan
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slip
pit
large number
drainage
wet
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997001214U
Other languages
English (en)
Inventor
▲将▼道 馬場
Original Assignee
セーチョー工業株式会社
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Publication date
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面が濡れている場合でも滑りにくく、しか
も、水はけが良い滑り止めの構造を提供する。 【解決手段】 ケーブルトラフ1の開口上部を着脱自在
に覆う複数のピット蓋2と、各ピット蓋2の表面に突出
して一体成形された多数の滑り止め3とを備える。各滑
り止め3をその正面4が傾斜し、背面5が垂直の断面ほ
ぼ台形に形成し、滑り止め3の背面5に上部から下部に
わたる複数の水切り溝6を間隔をおいて切り欠く。ピッ
ト蓋2の表面から山形形状の滑り止め3が突出している
ので、例えピット蓋2の表面が濡れている場合でも滑り
にくい。また、各滑り止め3の背面5に水切り溝6が切
り欠かれているので、水はけが良く、滑り止め3やその
付近に雨水がたまることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、道路面上に設けられた敷物やケーブルトラフなどのピット蓋などの 歩行面に設けられる滑り止めの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の滑り止めは、図示しないが、路面上の敷物やピット蓋などに多数の凹凸 として形成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の滑り止めは、以上のようにピット蓋などの表面に凹凸部が単に多数形成 されるだけなので、表面が濡れている場合には滑りやすく、しかも、ピット蓋な どの表面に水がたまってしまうという問題があった。
【0004】 本考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、表面が濡れている場合でも滑り にくく、しかも、水はけが良い滑り止めの構造を提供することを目的としている 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案においては、歩行面上に形成さ れる滑り止め構造であって、傾斜部と垂直部とを有する断面ほぼ三角山形状で前 記垂直部に水切り溝を間隔をおいて複数形成した滑り止めを多数配列して突設す るようにしている。 なお、前記滑り止めを縦横に順次間隔をおいて列設し、各列の滑り止めを縦横 互いに面対向させるとともに、縦横互いに対向すると良い。
【0006】 請求項1記載の考案によれば、歩行面から突き出た滑り止めが靴底に適切に引 っ掛かる。また、水切り溝が液体を案内して排水するので、滑り止めやその付近 などに雨水などの液体がたまることがない。 さらに、請求項2記載の考案によれば、多数の滑り止めが食い違いに並べられ 、作業者や歩行者の靴底に好適に引っ掛かる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面を参照して説明する。 本実施形態における滑り止めの構造は、ピット蓋2に適用した場合、図1や図 4(a)に示すように、ケーブルトラフ1の開口上部を覆う複数のピット蓋2の 表面に多数の滑り止め3が突出して一体成形されている。各ピット蓋2は、図1 や図2に示すように、耐候性、耐衝撃性、又は耐熱性などに優れたABS樹脂や 塩化ビニルなどの各種の合成樹脂を用いて方形に成形されている。
【0008】 また、各滑り止め3は、図1や図3に示すように、耐候性、耐衝撃性、又は耐 熱性などに優れたABS樹脂や塩化ビニルなどの各種の合成樹脂を用いてほぼ全 長30mm、高さ約3mmの大きさに成形されている。各滑り止め3は、その正 面4が傾斜し、背面5が垂直の断面ほぼ三角山形状に成形されており、背面5に は上部から下部に亘る幅約3mmの水切り溝6がほぼU字形に縦に複数切り欠か れるとともに、この複数の水切り溝6が長手方向に間隔をおいて並べて配備され ている。さらに、滑り止め3は、各ピット蓋2の表面に配列され、各列の滑り止 め3がギャップをおいて縦横に交互に並べられるとともに、各列における滑り止 め3を縦横互いに面対向し、しかも、縦横互いに対向して配列されている。
【0009】 上記構成によれば、ピット蓋2の表面からほぼ山形形状の滑り止め3には水切 り溝6が複数設けられ、滑り止め3の上部が凹凸に構成されているので、例えピ ット蓋2の表面が濡れている場合でも滑りにくく、歩行時の転倒などを有効に防 止することが可能になる。また、各滑り止め3の背面5に雨水などの液体を案内 する水切り溝6により、降水の場合でも水はけが良く、滑り止め3付近に雨水が たまることがない。さらに、多数の滑り止め3が単に設けられるのではなく、図 4(a)に示すようにほぼ食い違いに配列されているので、例えピット蓋2の表 面が濡れている場合でもきわめて滑りにくく、作業時や歩行時の転倒などを確実 に防止することが可能になる。
【0010】 なお、上記実施形態ではピット蓋2の表面に多数の滑り止め3を図4(a)の ように縦横に突き合わせて配列したものを示したが、なんらこれに限定されるも のではなく、他の配置態様でも良い。具体的には、図4(b)ないし(d)に示 すように千鳥形、複数の八の字配列、又はサークル状などに適宜配列しても良い のはいうまでもない。さらに、ピット蓋2になんら限定されるものではなく、線 路近傍に敷設されるコンクリートや道路などの表面に多数の滑り止め3を接着し たりしても良い。
【0011】
【考案の効果】
以上のように請求項1記載の考案によれば、歩行面が濡れている場合でも滑り にくく、しかも、水はけが良い滑り止めの構造を提供することができる。 さらに、請求項2記載の考案によれば、歩行面がが濡れている場合でも非常に 滑りにくく、作業時や歩行時の転倒を確実に防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るピット蓋の滑り止めの構造の実施
形態を示す斜視図である。
【図2】本考案に係る滑り止めを備えたピット蓋をピッ
トに被蓋した状態を示す図で、ピット蓋については図1
のA−A線断面図を示す。
【図3】本考案に係る滑り止めの構造を示す図で、
(a)図はその平面図、(b)図は(a)図のB−B線
断面図である。
【図4】滑り止めの整列態様を示す図で、(a)図は多
数の滑り止めを縦横に突き合わせて配列した状態を示す
説明図、(b)図は多数の滑り止めを縦方向にほぼ千鳥
形に配列した状態を示す説明図、(c)図は多数の滑り
止めを複数の八の字列に配列した状態を示す説明図、
(d)図は多数の滑り止めをサークル状に配列した状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ケーブルトラフ 2…ピット蓋 3…滑り止め 4…正面(傾斜部) 5…背面(垂直部) 6…水切り溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歩行面上に形成される滑り止め構造であ
    って、傾斜部と垂直部とを有する断面ほぼ三角山形状で
    前記垂直部に水切り溝を間隔をおいて複数形成した滑り
    止めを多数配列して突設したことを特徴とする滑り止め
    の構造。
  2. 【請求項2】 前記滑り止めを縦横に順次間隔をおいて
    列設し、各列の滑り止めを縦横互いに面対向させるとと
    もに、縦横互いに対向するよう配置した請求項1記載の
    滑り止めの構造。
JP1997001214U 1997-02-17 1997-02-17 滑り止めの構造 Expired - Lifetime JP3041823U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102140230B1 (ko) 2020-02-24 2020-07-31 동산엔지니어링 주식회사 보도겸용 케이블 트로프와 그 제조방법
KR102142888B1 (ko) * 2019-09-23 2020-08-10 동산엔지니어링 주식회사 보도겸용 케이블 트로프 덮개와 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102142888B1 (ko) * 2019-09-23 2020-08-10 동산엔지니어링 주식회사 보도겸용 케이블 트로프 덮개와 그 제조방법
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