JP3041668B2 - 上げ落としの受け座 - Google Patents

上げ落としの受け座

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JP3041668B2
JP3041668B2 JP6143739A JP14373994A JP3041668B2 JP 3041668 B2 JP3041668 B2 JP 3041668B2 JP 6143739 A JP6143739 A JP 6143739A JP 14373994 A JP14373994 A JP 14373994A JP 3041668 B2 JP3041668 B2 JP 3041668B2
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receiving seat
seat
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diameter
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JP6143739A
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Inventor
詳一 鈴木
Original Assignee
株式会社ノダ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドア、可動間仕切り等
の固定に用いられる上げ落としの受け座に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術およびその課題】従来、上げ落としとは、ド
ア、可動間仕切り等の一方を一時的に固定させるために
設けられる金具であって、受け体と受け体に嵌入され上
下動可能なシャフトからなり、該シャフトを下げ、受け
体より突出させ、受け座に設けられる受け座孔より床面
あるいは開口枠に設けられるシャフト穴に嵌合させ固定
する上げ落とし本体と受け座から構成されており、そこ
で用いられる受け座は図5のようにシャフト径と略等し
い径の筒状のシャフト穴102を床面fあるいは開口枠
の下枠に設け、その上面に該シャフト穴の径と等しい受
け座孔101hを持つ受け座101を床面fあるいは開
口枠の下枠にネジで取り付けている。101sは受け座
101を床面fに固定するビスである。
【0003】しかし、この受け座は取り付けた後、ドア
本体の反りやねじれによる上げ落とし自体の位置の変化
やシャフトの変形等が原因となって、シャフトの挿入位
置が変わりシャフトが受け座に入らず、ドアの固定がで
きなくなるといった問題点があった。この場合に、受け
座の位置を調整するために受け座を外し、床面上のシャ
フト穴を大きくしたり、シャフトの挿入位置に対応する
個所にシャフト孔を移設してため、作業手間と時間を要
しシャフト穴が外から露見されたりして外観上も問題を
有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために、本発明者は上げ落としに用いられる受け座にお
いて、シャフトSの断面積より大きい下受け座孔2hを
持ち、床面fに座堀りされた部分に埋め込み固定される
下受け座2と、該下受け座2の上部に取り付けられ、
受け座孔2hと同一形状でシャフトの断面積と略等しい
上受け座孔を持ち、かつ下受け座の大きさよりも大きい
上受け座とからなる上げ落としの受け座を発明した。
【0005】本発明は、下受け座2にシャフトSの直径
dより大きい下受け座孔2hを設け、その上に下受け座
孔2hと同一形状でシャフトSの直径dと略等しい直径
aの上受け座孔1hを持つ上受け座1を設けることによ
って、ドアやシャフトの変形で取り付け当初からの位置
の受け座にシャフトSが挿入できなくなった場合に、下
受け座2の下受け座孔2hに対応する範囲で上受け座1
の上受け座孔1hの位置を調整するものである。
【0006】つぎに、図面に基いてさらに説明する。図
1は、本発明の一実施例の断面図である。1は、上受け
座であって、方形状の鉄、銅、鋼、真鍮、アルミニウ
ム、ステンレス等の金属製、合成樹脂製で構成される。
2は下受け座であって、方形状でしかも上受け座と同様
の材質で構成される。
【0007】上受け座1にはその中心部に、フランス落
とし等の上げ落としからのシャフトSが挿入される上受
け座孔1hがシャフトSの径dと略等しい径aで設けら
れる。また、上受け座1は上受け座孔1hの位置の調整
のために、上受け座1を移動させた際に、下受け座2が
露出しないように下受け座2よりも大きく構成される。
【0008】具体的には、図3、図4のように上受け座
孔1hの径をaとすると、下受け座孔2hの径は上受け
座孔の径aに調整可能な寸法2bを足したものであるか
ら、a+2bとなる。上受け座孔1hの位置を調整する
場合に、上受け座1は床面上を最大でbの分だけ上下左
右に移動するので、下受け座2の短辺と上受け座1のネ
ジ穴1sおよび下受け座2の長辺と上受け座1の長辺の
間隔は、少なくともb+αすなわちb以上なくてはなら
ない。この状態を図2に示す。
【0009】下受け座2にはその中心部に、上受け座孔
1hの位置の調整ができるように、シャフトSの径dに
調整寸法を加えた径の下受け座孔2hが設けられる。そ
れら、上受け座1および下受け座2の取り付けにおいて
は、まず、ドアの下部に上げ落とし本体を取り付け床面
fあるいは開口枠の下枠の上げ落とし本体からのシャフ
トSが挿入される位置に、下受け座2を埋設するための
座掘り溝3、および下受け座2に設けられる下受け座孔
2hと略等しい径のシャフト穴4が、その底部に任意深
さをもって掘り込まれる。
【0010】座掘り溝4は下受け座2の厚さと略同寸法
か深く掘り込み、下受け座2が床面fあるいは開口枠の
下枠より突出することがないようにする。下受け座2
は、座掘り溝3内に埋設し固定する。その固定は、下受
け座2に設けられたネジ穴2sに、ビス、釘等を打ち込
み固定、または接着剤、粘着剤を用いて貼着固定する。
【0011】下受け座孔2hの中心部に上受け座孔1h
が位置するように、下受け座2の上部に覆いかぶせる形
で上受け座1を床面fあるいは開口枠の下枠表面に、下
受け座2と同様に上受け座1に設けられたネジ穴1s
に、ビス、釘等を打ち込み固定を行なう。このように構
成された受け座は、仮にドアの反りで位置の調整が必要
になった場合には、上受け座1のビス等を外して上受け
座1を取り外し、シャフトSが正しく挿入される位置に
上受け座1を移動して上受け座孔1hを調整し、上受け
座1を再びビス等で固定する。
【0012】本実施例で、上受け座1および下受け座2
は方形状のものとして説明したが、円形、楕円形のもの
でもよく、またシャフトSおよび両受け座孔1h,2h
についても、円形のものとして説明したが、円形以外の
シャフト断面に応じて、方形、三角形、楕円形、台形な
ど種々に対応すればよい。
【0013】また、上げ落としについてはドアの下部と
床面あるいは開口枠の下枠以外の、ドアの上部と天井面
あるいは開口枠の上枠や、ドアの側面と開口枠の縦枠に
ついても同様に用いられる。さらに、家具などにおける
収納体と扉体の固定についても、同様に応用されるもの
である。
【0014】
【発明の効果】本発明によって、シャフトSが受け座孔
に入らなくなった際の受け座位置の調整が、簡単に行な
うことができる。また、取り付け時に大きめのシャフト
穴4を設けておくので、受け座孔の位置の調整が必要に
なっても、後からシャフト穴4を広げる必要がなく、床
面fあるいは開口枠の下枠の破損を防止でき、かつシャ
フト穴4が外から露見せず美観を損ねることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明受け座の一部欠截斜視図、
【図2】 取り付け具の平面図、
【図3】 上受け座の平面図、
【図4】 下受け座の平面図、
【図5】 従来の上げ落としの受け座の一部欠截斜視
図、
【符号の説明】
1:上受け座、1h:上受け座孔、1s:ネジ穴、2:
下受け座、2h:下受け座孔、2s:ネジ穴、3:座掘
り溝、4:シャフト穴、f:床面、101:従来の受け
座、101h:従来の受け座孔、102:シャフト穴。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上げ落としに用いられる受け座におい
    て、シャフトの断面積より大きい下受け座孔を持ち、床
    面に座堀りされた部分に埋め込み固定される下受け座
    と、該下受け座の上部に取り付けられ、下受け座孔と同
    一形状でシャフトの断面積と略等しい上受け座孔を持
    ち、かつ下受け座の大きさよりも大きい上受け座とから
    なる上げ落としの受け座。
JP6143739A 1994-05-24 1994-05-24 上げ落としの受け座 Expired - Lifetime JP3041668B2 (ja)

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JPH07317380A JPH07317380A (ja) 1995-12-05
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