JP3041440B2 - ヒートパイプ式熱交換換気装置 - Google Patents

ヒートパイプ式熱交換換気装置

Info

Publication number
JP3041440B2
JP3041440B2 JP3263718A JP26371891A JP3041440B2 JP 3041440 B2 JP3041440 B2 JP 3041440B2 JP 3263718 A JP3263718 A JP 3263718A JP 26371891 A JP26371891 A JP 26371891A JP 3041440 B2 JP3041440 B2 JP 3041440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
movable
case
gap
blocking plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3263718A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0599579A (ja
Inventor
和夫 多賀
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和アルミニウム株式会社 filed Critical 昭和アルミニウム株式会社
Priority to JP3263718A priority Critical patent/JP3041440B2/ja
Publication of JPH0599579A publication Critical patent/JPH0599579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3041440B2 publication Critical patent/JP3041440B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、寒冷地のレ
ストラン等において換気を行う際に、室内空気と室外空
気の熱交換を行いながら換気をするヒートパイプ式熱交
換換気装置に関する。
【従来の技術】この種の熱交換換気装置としては、図5
および図6に示すように、前後方向にのびた水平軸81に
よって傾斜角度可変に支持されかつ2つの流体通路82,
83が左右に並んで形成されている前方および後方開放可
動ケース84と、両通路82,83にまたがるように配置され
左右方向にのびた複数のヒートパイプ85と、2つの流体
通路82,83に温度の異なる2種類の流体を別々に供給す
る供給手段と、可動ケース84を傾斜させるための傾斜装
置86とよりなり、供給手段が、配管87と2つの流体通路
82,83をそれぞれ別々に接続している4つの蛇腹状キャ
ンバスダクト88を備えており、2つの流体通路82,83に
は室内空気と室外空気が流され、2つの流体通路82,83
を流される空気の温度の高低が夏と冬とで逆転される
と、その都度、高温流体通路内のヒートパイプ85が低温
通路内のヒートパイプ85より高くなるように傾斜装置86
で可動ケース84が傾斜させられるものが知られている。
【発明が解決しようとする課題】上記装置では、可動ケ
ース84の傾斜角度を変更する度に、キャンバスダクト88
が変形させられる。繰返し変形させられると、キャンバ
スダクト88が破れるため、キャンバスタクト88を定期的
に交換する必要があり、交換作業が面倒であるばかり
か、不経済であった。この発明の目的は、部品等を定期
的に交換する必要がなく、耐久性に優れた熱交換換気装
置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】この発明によるヒートパ
イプ式熱交換換気装置は、前後方向にのびた水平軸によ
って傾斜角度可変に支持されかつ2つの流体通路が左右
に並んで形成されている前方および後方開放可動ケース
と、両通路にまたがるように配置され左右方向にのびた
複数のヒートパイプと、可動ケースの周囲に、これを間
隙をおいて取り囲むように配置されている固定ケースと
を備えており、固定ケース内に可動ケースより前方およ
び後方をそれぞれ前後方向にのびるように前後の垂直状
仕切壁が設けられ、固定ケース内の前仕切壁で形成され
た2つの空間にそれぞれ連通する前流体出入口が固定ケ
ースの前部に、固定ケース内の後仕切壁で形成された2
つの空間にそれぞれ連通する後流体出入口が固定ケース
の後部にそれぞれ2つずつ設けられており、固定ケース
の内面に内方突出環状固定間隙遮断板が、可動ケースの
外面に外方突出環状可動間隙遮断板がそれぞれ設けら
れ、可動ケースが所定の全角度範囲にわたって傾斜させ
られるときに、可動ケースの前後開口が全面にわたつて
開放させられるように固定間隙遮断板の形状が設定され
るとともに、固定間隙遮断板に可動間隙遮断板が重ね合
わされて可動ケースと固定間隙遮断板の間隙を閉鎖する
ように可動間隙遮断板の形状が設定されていることを特
徴とするものである。
【作用】この発明によるヒートパイプ式熱交換換気装置
では、前後方向にのびた水平軸によって傾斜角度可変に
支持されかつ2つの流体通路が左右に並んで形成されて
いる前方および後方開放可動ケースと、両通路にまたが
るように配置され左右方向にのびた複数のヒートパイプ
と、可動ケースの周囲に、これを間隙をおいて取り囲む
ように配置されている固定ケースとを備えており、固定
ケース内に可動ケースより前方および後方をそれぞれ前
後方向にのびるように前後の垂直状仕切壁が設けられ、
固定ケース内の前仕切壁で形成された2つの空間にそれ
ぞれ連通する前流体出入口が固定ケースの前部に、固定
ケース内の後仕切壁で形成された2つの空間にそれぞれ
連通する後流体出入口が固定ケースの後部にそれぞれ2
つずつ設けられているから、前および後流体出入口に配
管を接続すれば、固定ケースを通じて可動ケースに流体
が供給され、可動ケースの傾斜角度を変更しても、無理
やり変形させられる部品がない。さらに、固定ケースの
内面に内方突出環状固定間隙遮断板が、可動ケースの外
面に外方突出環状可動間隙遮断板がそれぞれ設けられ、
可動ケースが所定の全角度範囲にわたって傾斜させられ
るときに、可動ケースの前後開口が全面にわたつて開放
させられるように固定間隙遮断板の形状が設定されると
ともに、固定間隙遮断板に可動間隙遮断板が重ね合わさ
れて可動ケースと固定間隙遮断板の間隙を閉鎖するよう
に可動間隙遮断板の形状が設定されているから、固定間
隙遮断板および固定間隙遮断板によって、可動ケース内
の流体の流通を阻害することなく、可動ケースと固定ケ
ース間の間隙がその全体にわたって確実に閉鎖される。
【実施例】この発明の実施例を、図1〜図4を参照して
つぎに説明する。熱交換換気装置は、垂直横断面左右に
長い方形状の前方および後方開放傾斜角度可変可動ケー
ス11と、可動ケース11の周囲に、これを間隙をおいて取
り囲むように配置されている固定ケース12と、可動ケー
ス11を傾斜させるための傾斜装置13とを備えている。可
動ケース11内には、これを2分するように前後方向にの
びた仕切壁21が設けられ、これにより、左右2つの流体
通路22,23が可動ケース11内に左右に並んで形成されて
いる。両流体通路22,23内には、多数の左右並列状プレ
ートフィン24が仕切壁21と平行に配置されている。仕切
壁21および全てのフィン24を貫通して両通路22,23にま
たがるように複数のヒートパイプ25が配置されている。
可動ケース11の底面左右方向中央部には、前後一対の垂
下状ブラケット26が設けられ、これらに、前後方向にの
びた水平軸27が渡し止められている。水平軸27は軸受28
によって支持されている。固定ケース12内には、可動ケ
ース11より前方および後方をそれぞれ前後方向にのびる
前後の垂直仕切壁31,32が設けられている。これら仕切
壁31,32は、可動ケース11が水平であるときに、可動ケ
ース11内の仕切壁21とほぼ面一となる。可動ケース11の
前後両縁部には、可動ケース11の外面より外向きに拡が
る前後の外方突出環状可動間隙遮断板33が設けられると
ともに、これら可動間隙遮断板33にそれぞれ重なるよう
に固定ケース12の内面に、これよりそれぞれから内向き
に拡がる前後の内方突出環状固定間隙遮断板34が設けら
れている。さらに、可動間隙遮断板33の左右方向中央部
には、仕切壁ずれ被覆板35が渡し止められている。前後
の可動間隙遮断板33は、互いに同一形状のものであるか
ら、前可動間隙遮断板33について説明すると、これは、
概ね方形枠状のものであって、上横材41、下横材42およ
び左右の縦材43,44よりなる。上横材41の上縁部が谷形
状に、下横材42の下縁部が山形状にそれぞれ形成される
ことにより、上横材41および下横材42の幅が中央で狭
く、両端にいくにしたがって広くなるように上横材41お
よび下横材42が形成されている。左右の縦材43,44の幅
は概ね一定である。上横材41および下横材42が上記の形
状に形成されている理由は、最少限の材料で下記に説明
する機能を果たすためで、勿論、上横材41および下横材
42が、それぞれの最大巾で一定であってもよい。上横材
41の上縁部および下横材42の下縁部の傾斜角度は、つぎ
のように設定させられている。可動ケース11が左下がり
に傾斜させられたときに、上横材41の上縁部の左半分が
可動ケース11の前方開口の上縁部左半分とほぼ一致させ
られ、下横材42の下縁部の右半分が同開口の下縁部右半
分とほぼ一致させられる。逆に、可動ケース11が右下が
りに傾斜させられたときに、上横材41の上縁部の右半分
が可動ケース11の前方開口の上縁部右半分とほぼ一致さ
せられ、下横材42の下縁部の左半分が同開口の下縁部左
半分とほぼ一致させられる。前後の固定間隙遮断板34
は、互いに同一形状のものであるから、前固定間隙遮断
板34について説明すると、これも、可動間隙遮断板33と
同様に、概ね方形枠状のものであって、上横材51、下横
材52および左右の縦材53,54よりなる。上横材51の下縁
部が山形状に、下横材52の上縁部が谷形状にそれぞれ形
成されることにより、上横材51および下横材52の幅が中
央で広く、両端にいくにしたがって狭くなるように上横
材51および下横材52が形成されている。左右の縦材53,
54の幅は概ね一定である。固定間隙遮断板34が上記の形
状に形成されている理由は、可動ケース11が一定の範囲
で傾動させられるときに、可動ケース11の前方開口全体
が、固定間隙遮断板34で隠されることなく、露出するよ
うにするためである。また、可動ケース11が上記のよう
に傾動させられるときに、可動ケース11内の仕切壁21と
固定ケース12内の仕切壁31,32とは、ずれを生じるが、
このずれを被覆しうるように仕切壁ずれ被覆板35が逆二
等片三角形状に形成されている。固定ケース12の前部に
は、固定ケース12内の前仕切壁31で形成された2つの空
間にそれぞれ連通する2つの前流体出入口61が設けられ
るとともに、固定ケース12の後部には、固定ケース12内
の後仕切壁32で形成された2つの空間にそれぞれ連通す
る2つの後流体出入口62が設けられている。傾斜装置
は、ハンドル71を回転させることによって昇降するロッ
ド72を有しており、このロッド72が可動ケース11の左端
部に連結されている。図3に一点鎖線で示されているよ
うに、左流体通路22に高温流体が流され、右流体通路23
に低温流体が流される場合、ヒートパイプ25の右端部が
左端部より高くなるように可動ケース11が左下がりに傾
斜させられる。両流体通路22,23に流される流体の温度
が逆になった場合、可動ケース11が右下がりに傾斜させ
られることは、勿論である。
【発明の効果】この発明によれば、前および後流体出入
口に配管を接続すれば、固定ケースを通じて可動ケース
に流体が供給され、可動ケースの傾斜角度を変更して
も、無理やり変形させられる部品がないから、部品を定
期的に交換する必要がなく、交換作業が省けて経済的で
あり、耐久性に優れた熱交換換気装置が提供される。
らに、固定間隙遮断板および固定間隙遮断板によって、
可動ケース内の流体の流通を阻害することなく、可動ケ
ースと固定ケース間の間隙がその全体にわたって確実に
閉鎖されるから、熱交換効率に優れた熱交換換気装置が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による熱交換換気装置全体の破砕断面
を含む斜視図である。
【図2】同装置の可動ケースの斜視図である。
【図3】同装置の垂直横断面図である。
【図4】同装置の垂直縦断面図である。
【図5】従来装置の垂直横断面図である。
【図6】同従来装置の側面図である。
【符号の説明】
11 可動ケース 12 固定ケース 22 流体通路 23 流体通路 25 ヒートパイプ 26 水平軸 31 仕切壁 32 仕切壁 33 可動間隙遮断板 34 固定間隙遮断板 61 前流体出入口 62 後流体出入り口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28D 15/02 F24F 7/08 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向にのびた水平軸27によって傾斜
    角度可変に支持されかつ2つの流体通路22,23が左右に
    並んで形成されている前方および後方開放可動ケース11
    と、 両通路22,23にまたがるように配置され左右方向にのび
    た複数のヒートパイプ25と、 可動ケース 11の周囲に、これを間隙をおいて取り囲むよ
    うに配置されている固定ケース12と、を備えており、 固定ケース12内に可動ケース11より前方および後方をそ
    れぞれ前後方向にのびるように前後の垂直状仕切壁31,
    32が設けられ、固定ケース12内の前仕切壁31で形成され
    た2つの空間にそれぞれ連通する前流体出入口61が固定
    ケース12の前部に、固定ケース12内の後仕切壁32で形成
    された2つの空間にそれぞれ連通する後流体出入口62が
    固定ケース12の後部にそれぞれ2つずつ設けられて
    り、 固定ケース12の内面に内方突出環状固定間隙遮断板34
    が、可動ケース11の外面に外方突出環状可動間隙遮断板
    33がそれぞれ設けられ、可動ケース11が所定の全角度範
    囲にわたって傾斜させられるときに、可動ケース11の前
    後開口が全面にわたつて開放させられるように固定間隙
    遮断板34の形状が設定されるとともに、固定間隙遮断板
    34に可動間隙遮断板33が重ね合わされて可動ケース11と
    固定間隙遮断板34の間隙を閉鎖するように可動間隙遮断
    板33の形状が設定されている、 ことを特徴とするヒートパイプ式熱交換換気装置。
JP3263718A 1991-10-11 1991-10-11 ヒートパイプ式熱交換換気装置 Expired - Fee Related JP3041440B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263718A JP3041440B2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 ヒートパイプ式熱交換換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263718A JP3041440B2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 ヒートパイプ式熱交換換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0599579A JPH0599579A (ja) 1993-04-20
JP3041440B2 true JP3041440B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=17393350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3263718A Expired - Fee Related JP3041440B2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 ヒートパイプ式熱交換換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3041440B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6114790B2 (ja) * 2015-08-25 2017-04-12 日本航空電子工業株式会社 熱リレー、熱スイッチ、加熱冷却装置、ヒートサイクル射出成形装置及びヒートサイクル射出成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0599579A (ja) 1993-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1326054B1 (en) Decorative panel for air conditioning system, air outlet unit, and air conditioning system
KR100838881B1 (ko) 공기조화기
JP6411238B2 (ja) 空気調和機
KR101572002B1 (ko) 전열교환 환기장치
JP3041440B2 (ja) ヒートパイプ式熱交換換気装置
KR20040029672A (ko) 벽걸이형 공기조화기
JP2000266480A (ja) 熱交換器及び換気装置
JP3758592B2 (ja) 天井埋込形空気調和機
JP3178579B2 (ja) 空気調和機
JPH10103702A (ja) 高所設置用空気調和機
JP3594333B2 (ja) 熱交換器
JPS60162194A (ja) 熱交換器
JP3449551B2 (ja) 直近空調ユニット
JP3682154B2 (ja) クリーンルーム
JPH09229403A (ja) 空気調和機
JPH03271639A (ja) 冷暖房装置
JPH0942698A (ja) 空気調和機
JP2907359B2 (ja) 熱交換ダクト
JP3453917B2 (ja) 積層型熱交換器の流体導通方法及び熱交換換気装置
JPH0129463Y2 (ja)
JPH0228345Y2 (ja)
JPH0734283Y2 (ja) 空気調和装置
JPH0763363A (ja) 空気調和機用熱交換器
JPH07208889A (ja) プレートフィンアンドチューブ型熱交換器
JP2534013Y2 (ja) 空気調和機の室内ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000111

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees