JPH0599579A - ヒートパイプ式熱交換換気装置 - Google Patents
ヒートパイプ式熱交換換気装置Info
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- JPH0599579A JPH0599579A JP3263718A JP26371891A JPH0599579A JP H0599579 A JPH0599579 A JP H0599579A JP 3263718 A JP3263718 A JP 3263718A JP 26371891 A JP26371891 A JP 26371891A JP H0599579 A JPH0599579 A JP H0599579A
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- Japan
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- movable
- case
- fixed
- casing
- movable case
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 部品を定期的に交換する必要がなく、経済的
であり、耐久性に優れた装置とする。 【構成】 前後方向にのびた水平軸27によって前方およ
び後方開放可動ケース11を傾斜角度可変に支持し可動ケ
ース11内に2つの流体通路22,23を設ける。左右方向に
のびた複数のヒートパイプ25を両通路22,23にまたがる
ように配置する。可動ケース11の周囲に、これを取り囲
むように固定ケース12を設け、同ケース内に可動ケース
11の前方および後方に前後方向にのびる垂直状仕切壁3
1,32を設ける。可動ケース11の外面に外方突出環状可
動間隙遮断板33を設け、また同遮断板33に重なるように
固定ケース12の内面に内方突出環状固定間隙遮断板34を
設ける。固定ケース12内の前仕切壁31で形成された2つ
の空間に前流体出入口61を、固定ケース12内の後仕切壁
32で形成された2つの空間に後流体出入口62を設ける。
であり、耐久性に優れた装置とする。 【構成】 前後方向にのびた水平軸27によって前方およ
び後方開放可動ケース11を傾斜角度可変に支持し可動ケ
ース11内に2つの流体通路22,23を設ける。左右方向に
のびた複数のヒートパイプ25を両通路22,23にまたがる
ように配置する。可動ケース11の周囲に、これを取り囲
むように固定ケース12を設け、同ケース内に可動ケース
11の前方および後方に前後方向にのびる垂直状仕切壁3
1,32を設ける。可動ケース11の外面に外方突出環状可
動間隙遮断板33を設け、また同遮断板33に重なるように
固定ケース12の内面に内方突出環状固定間隙遮断板34を
設ける。固定ケース12内の前仕切壁31で形成された2つ
の空間に前流体出入口61を、固定ケース12内の後仕切壁
32で形成された2つの空間に後流体出入口62を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、寒冷地のレ
ストラン等において換気を行う際に、室内空気と室外空
気の熱交換を行いながら換気をするヒートパイプ式熱交
換換気装置に関する。
ストラン等において換気を行う際に、室内空気と室外空
気の熱交換を行いながら換気をするヒートパイプ式熱交
換換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の熱交換換気装置としては、図5
および図6に示すように、前後方向にのびた水平軸81に
よって傾斜角度可変に支持されかつ2つの流体通路82,
83が左右に並んで形成されている前方および後方開放可
動ケース84と、両通路82,83にまたがるように配置され
左右方向にのびた複数のヒートパイプ85と、2つの流体
通路82,83に温度の異なる2種類の流体を別々に供給す
る供給手段と、可動ケース84を傾斜させるための傾斜装
置86とよりなり、供給手段が、配管87と2つの流体通路
82,83をそれぞれ別々に接続している4つの蛇腹状キャ
ンバスダクト88を備えており、2つの流体通路82,83に
は室内空気と室外空気が流され、2つの流体通路82,83
を流される空気の温度の高低が夏と冬とで逆転される
と、その都度、高温流体通路内のヒートパイプ85が低温
通路内のヒートパイプ85より高くなるように傾斜装置86
で可動ケース84が傾斜させられるものが知られている。
および図6に示すように、前後方向にのびた水平軸81に
よって傾斜角度可変に支持されかつ2つの流体通路82,
83が左右に並んで形成されている前方および後方開放可
動ケース84と、両通路82,83にまたがるように配置され
左右方向にのびた複数のヒートパイプ85と、2つの流体
通路82,83に温度の異なる2種類の流体を別々に供給す
る供給手段と、可動ケース84を傾斜させるための傾斜装
置86とよりなり、供給手段が、配管87と2つの流体通路
82,83をそれぞれ別々に接続している4つの蛇腹状キャ
ンバスダクト88を備えており、2つの流体通路82,83に
は室内空気と室外空気が流され、2つの流体通路82,83
を流される空気の温度の高低が夏と冬とで逆転される
と、その都度、高温流体通路内のヒートパイプ85が低温
通路内のヒートパイプ85より高くなるように傾斜装置86
で可動ケース84が傾斜させられるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記装置では、可動ケ
ース84の傾斜角度を変更する度に、キャンバスダクト88
が変形させられる。繰返し変形させられると、キャンバ
スダクト88が破れるため、キャンバスタクト88を定期的
に交換する必要があり、交換作業が面倒であるばかり
か、不経済であった。
ース84の傾斜角度を変更する度に、キャンバスダクト88
が変形させられる。繰返し変形させられると、キャンバ
スダクト88が破れるため、キャンバスタクト88を定期的
に交換する必要があり、交換作業が面倒であるばかり
か、不経済であった。
【0004】この発明の目的は、部品等を定期的に交換
する必要がなく、耐久性に優れた熱交換換気装置を提供
することにある。
する必要がなく、耐久性に優れた熱交換換気装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるヒートパ
イプ式熱交換換気装置は、前後方向にのびた水平軸によ
って傾斜角度可変に支持されかつ2つの流体通路が左右
に並んで形成されている前方および後方開放可動ケース
ト、両通路にまたがるように配置され左右方向にのびた
複数のヒートパイプと、2つの流体通路に温度の異なる
2種類の流体を別々に供給する供給手段とよりなるヒー
トパイプ式熱交換換気装置において、供給手段が、可動
ケースの周囲に、これを間隙をおいて取り囲むように配
置されている固定ケースと、固定ケース内に可動ケース
より前方および後方をそれぞれ前後方向にのびるように
設けられている前後の垂直状仕切壁と、可動ケースの外
面に設けられている外方突出環状可動間隙遮断板と、可
動間隙遮断板に重なるように固定ケースの内面に設けら
れている内方突出環状固定間隙遮断板とを備えており、
固定ケース内の前仕切壁で形成された2つの空間にそれ
ぞれ連通する前流体出入口が固定ケースの前部に、固定
ケース内の後仕切壁で形成された2つの空間にそれぞれ
連通する後流体出入口が固定ケースの後部にそれぞれ2
つずつ設けられていることを特徴とするものである。
イプ式熱交換換気装置は、前後方向にのびた水平軸によ
って傾斜角度可変に支持されかつ2つの流体通路が左右
に並んで形成されている前方および後方開放可動ケース
ト、両通路にまたがるように配置され左右方向にのびた
複数のヒートパイプと、2つの流体通路に温度の異なる
2種類の流体を別々に供給する供給手段とよりなるヒー
トパイプ式熱交換換気装置において、供給手段が、可動
ケースの周囲に、これを間隙をおいて取り囲むように配
置されている固定ケースと、固定ケース内に可動ケース
より前方および後方をそれぞれ前後方向にのびるように
設けられている前後の垂直状仕切壁と、可動ケースの外
面に設けられている外方突出環状可動間隙遮断板と、可
動間隙遮断板に重なるように固定ケースの内面に設けら
れている内方突出環状固定間隙遮断板とを備えており、
固定ケース内の前仕切壁で形成された2つの空間にそれ
ぞれ連通する前流体出入口が固定ケースの前部に、固定
ケース内の後仕切壁で形成された2つの空間にそれぞれ
連通する後流体出入口が固定ケースの後部にそれぞれ2
つずつ設けられていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明によるヒートパイプ式熱交換換気装置
では、供給手段が、可動ケースの周囲に、これを間隙を
おいて取り囲むように配置されている固定ケースと、固
定ケース内に可動ケースより前方および後方をそれぞれ
前後方向にのびるように設けられている前後の垂直状仕
切壁と、可動ケースの外面に設けられている外方突出環
状可動間隙遮断板と、可動間隙遮断板に重なるように固
定ケースの内面に設けられている内方突出環状固定間隙
遮断板とを備えており、固定ケース内の前仕切壁で形成
された2つの空間にそれぞれ連通する前流体出入口が固
定ケースの前部に、固定ケース内の後仕切壁で形成され
た2つの空間にそれぞれ連通する後流体出入口が固定ケ
ースの後部にそれぞれ2つずつ設けられているいるか
ら、前および後流体出入口に配管を接続すれば、固定ケ
ースを通じて可動ケースに流体が供給され、可動ケース
の傾斜角度を変更しても、無理やり変形させられる部品
がない。
では、供給手段が、可動ケースの周囲に、これを間隙を
おいて取り囲むように配置されている固定ケースと、固
定ケース内に可動ケースより前方および後方をそれぞれ
前後方向にのびるように設けられている前後の垂直状仕
切壁と、可動ケースの外面に設けられている外方突出環
状可動間隙遮断板と、可動間隙遮断板に重なるように固
定ケースの内面に設けられている内方突出環状固定間隙
遮断板とを備えており、固定ケース内の前仕切壁で形成
された2つの空間にそれぞれ連通する前流体出入口が固
定ケースの前部に、固定ケース内の後仕切壁で形成され
た2つの空間にそれぞれ連通する後流体出入口が固定ケ
ースの後部にそれぞれ2つずつ設けられているいるか
ら、前および後流体出入口に配管を接続すれば、固定ケ
ースを通じて可動ケースに流体が供給され、可動ケース
の傾斜角度を変更しても、無理やり変形させられる部品
がない。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を、図1〜図4を参照して
つぎに説明する。
つぎに説明する。
【0008】熱交換換気装置は、垂直横断面左右に長い
方形状の前方および後方開放傾斜角度可変可動ケース11
と、可動ケース11の周囲に、これを間隙をおいて取り囲
むように配置されている固定ケース12と、可動ケース11
を傾斜させるための傾斜装置13とを備えている。
方形状の前方および後方開放傾斜角度可変可動ケース11
と、可動ケース11の周囲に、これを間隙をおいて取り囲
むように配置されている固定ケース12と、可動ケース11
を傾斜させるための傾斜装置13とを備えている。
【0009】可動ケース11内には、これを2分するよう
に前後方向にのびた仕切壁21が設けられ、これにより、
左右2つの流体通路22,23が可動ケース11内に左右に並
んで形成されている。両流体通路22,23内には、多数の
左右並列状プレートフィン24が仕切壁21と平行に配置さ
れている。仕切壁21および全てのフィン24を貫通して両
通路22,23にまたがるように複数のヒートパイプ25が配
置されている。
に前後方向にのびた仕切壁21が設けられ、これにより、
左右2つの流体通路22,23が可動ケース11内に左右に並
んで形成されている。両流体通路22,23内には、多数の
左右並列状プレートフィン24が仕切壁21と平行に配置さ
れている。仕切壁21および全てのフィン24を貫通して両
通路22,23にまたがるように複数のヒートパイプ25が配
置されている。
【0010】可動ケース11の底面左右方向中央部には、
前後一対の垂下状ブラケット26が設けられ、これらに、
前後方向にのびた水平軸27が渡し止められている。水平
軸27は軸受28によって支持されている。
前後一対の垂下状ブラケット26が設けられ、これらに、
前後方向にのびた水平軸27が渡し止められている。水平
軸27は軸受28によって支持されている。
【0011】固定ケース12内には、可動ケース11より前
方および後方をそれぞれ前後方向にのびる前後の垂直仕
切壁31,32が設けられている。これら仕切壁31,32は、
可動ケース11が水平であるときに、可動ケース11内の仕
切壁21とほぼ面一となる。可動ケース11の前後両縁部に
は、可動ケース11の外面より外向きに拡がる前後の外方
突出環状可動間隙遮断板33が設けられるとともに、これ
ら可動間隙遮断板33にそれぞれ重なるように固定ケース
12の内面に、これよりそれぞれから内向きに拡がる前後
の内方突出環状固定間隙遮断板34が設けられている。さ
らに、可動間隙遮断板33の左右方向中央部には、仕切壁
ずれ被覆板35が渡し止められている。
方および後方をそれぞれ前後方向にのびる前後の垂直仕
切壁31,32が設けられている。これら仕切壁31,32は、
可動ケース11が水平であるときに、可動ケース11内の仕
切壁21とほぼ面一となる。可動ケース11の前後両縁部に
は、可動ケース11の外面より外向きに拡がる前後の外方
突出環状可動間隙遮断板33が設けられるとともに、これ
ら可動間隙遮断板33にそれぞれ重なるように固定ケース
12の内面に、これよりそれぞれから内向きに拡がる前後
の内方突出環状固定間隙遮断板34が設けられている。さ
らに、可動間隙遮断板33の左右方向中央部には、仕切壁
ずれ被覆板35が渡し止められている。
【0012】前後の可動間隙遮断板33は、互いに同一形
状のものであるから、前可動間隙遮断板33について説明
すると、これは、概ね方形枠状のものであって、上横材
41、下横材42および左右の縦材43,44よりなる。上横材
41の上縁部が谷形状に、下横材42の下縁部が山形状にそ
れぞれ形成されることにより、上横材41および下横材42
の幅が中央で狭く、両端にいくにしたがって広くなるよ
うに上横材41および下横材42が形成されている。左右の
縦材43,44の幅は概ね一定である。上横材41および下横
材42が上記の形状に形成されている理由は、最少限の材
料で下記に説明する機能を果たすためで、勿論、上横材
41および下横材42が、それぞれの最大巾で一定であって
もよい。上横材41の上縁部および下横材42の下縁部の傾
斜角度は、つぎのように設定させられている。
状のものであるから、前可動間隙遮断板33について説明
すると、これは、概ね方形枠状のものであって、上横材
41、下横材42および左右の縦材43,44よりなる。上横材
41の上縁部が谷形状に、下横材42の下縁部が山形状にそ
れぞれ形成されることにより、上横材41および下横材42
の幅が中央で狭く、両端にいくにしたがって広くなるよ
うに上横材41および下横材42が形成されている。左右の
縦材43,44の幅は概ね一定である。上横材41および下横
材42が上記の形状に形成されている理由は、最少限の材
料で下記に説明する機能を果たすためで、勿論、上横材
41および下横材42が、それぞれの最大巾で一定であって
もよい。上横材41の上縁部および下横材42の下縁部の傾
斜角度は、つぎのように設定させられている。
【0013】可動ケース11が左下がりに傾斜させられた
ときに、上横材41の上縁部の左半分が可動ケース11の前
方開口の上縁部左半分とほぼ一致させられ、下横材42の
下縁部の右半分が同開口の下縁部右半分とほぼ一致させ
られる。逆に、可動ケース11が右下がりに傾斜させられ
たときに、上横材41の上縁部の右半分が可動ケース11の
前方開口の上縁部右半分とほぼ一致させられ、下横材42
の下縁部の左半分が同開口の下縁部左半分とほぼ一致さ
せられる。
ときに、上横材41の上縁部の左半分が可動ケース11の前
方開口の上縁部左半分とほぼ一致させられ、下横材42の
下縁部の右半分が同開口の下縁部右半分とほぼ一致させ
られる。逆に、可動ケース11が右下がりに傾斜させられ
たときに、上横材41の上縁部の右半分が可動ケース11の
前方開口の上縁部右半分とほぼ一致させられ、下横材42
の下縁部の左半分が同開口の下縁部左半分とほぼ一致さ
せられる。
【0014】前後の固定間隙遮断板34は、互いに同一形
状のものであるから、前固定間隙遮断板34について説明
すると、これも、可動間隙遮断板33と同様に、概ね方形
枠状のものであって、上横材51、下横材52および左右の
縦材53,54よりなる。上横材51の下縁部が山形状に、下
横材52の上縁部が谷形状にそれぞれ形成されることによ
り、上横材51および下横材52の幅が中央で広く、両端に
いくにしたがって狭くなるように上横材51および下横材
52が形成されている。左右の縦材53,54の幅は概ね一定
である。固定間隙遮断板34が上記の形状に形成されてい
る理由は、可動ケース11が一定の範囲で傾動させられる
ときに、可動ケース11の前方開口全体が、固定間隙遮断
板34で隠されることなく、露出するようにするためであ
る。また、可動ケース11が上記のように傾動させられる
ときに、可動ケース11内の仕切壁21と固定ケース12内の
仕切壁31,32とは、ずれを生じるが、このずれを被覆し
うるように仕切壁ずれ被覆板35が逆二等片三角形状に形
成されている。
状のものであるから、前固定間隙遮断板34について説明
すると、これも、可動間隙遮断板33と同様に、概ね方形
枠状のものであって、上横材51、下横材52および左右の
縦材53,54よりなる。上横材51の下縁部が山形状に、下
横材52の上縁部が谷形状にそれぞれ形成されることによ
り、上横材51および下横材52の幅が中央で広く、両端に
いくにしたがって狭くなるように上横材51および下横材
52が形成されている。左右の縦材53,54の幅は概ね一定
である。固定間隙遮断板34が上記の形状に形成されてい
る理由は、可動ケース11が一定の範囲で傾動させられる
ときに、可動ケース11の前方開口全体が、固定間隙遮断
板34で隠されることなく、露出するようにするためであ
る。また、可動ケース11が上記のように傾動させられる
ときに、可動ケース11内の仕切壁21と固定ケース12内の
仕切壁31,32とは、ずれを生じるが、このずれを被覆し
うるように仕切壁ずれ被覆板35が逆二等片三角形状に形
成されている。
【0015】固定ケース12の前部には、固定ケース12内
の前仕切壁31で形成された2つの空間にそれぞれ連通す
る2つの前流体出入口61が設けられるとともに、固定ケ
ース12の後部には、固定ケース12内の後仕切壁32で形成
された2つの空間にそれぞれ連通する2つの後流体出入
口62が設けられている。
の前仕切壁31で形成された2つの空間にそれぞれ連通す
る2つの前流体出入口61が設けられるとともに、固定ケ
ース12の後部には、固定ケース12内の後仕切壁32で形成
された2つの空間にそれぞれ連通する2つの後流体出入
口62が設けられている。
【0016】傾斜装置は、ハンドル71を回転させること
によって昇降するロッド72を有しており、このロッド72
が可動ケース11の左端部に連結されている。
によって昇降するロッド72を有しており、このロッド72
が可動ケース11の左端部に連結されている。
【0017】図3に一点鎖線で示されているように、左
流体通路22に高温流体が流され、右流体通路23に低温流
体が流される場合、ヒートパイプ25の右端部が左端部よ
り高くなるように可動ケース11が左下がりに傾斜させら
れる。両流体通路22,23に流される流体の温度が逆にな
った場合、可動ケース11が右下がりに傾斜させられるこ
とは、勿論である。
流体通路22に高温流体が流され、右流体通路23に低温流
体が流される場合、ヒートパイプ25の右端部が左端部よ
り高くなるように可動ケース11が左下がりに傾斜させら
れる。両流体通路22,23に流される流体の温度が逆にな
った場合、可動ケース11が右下がりに傾斜させられるこ
とは、勿論である。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、前および後流体出入
口に配管を接続すれば、固定ケースを通じて可動ケース
に流体が供給され、可動ケースの傾斜角度を変更して
も、無理やり変形させられる部品がないから、部品を定
期的に交換する必要がなく、交換作業が省けて経済的で
あり、耐久性に優れた熱交換換気装置が提供される。
口に配管を接続すれば、固定ケースを通じて可動ケース
に流体が供給され、可動ケースの傾斜角度を変更して
も、無理やり変形させられる部品がないから、部品を定
期的に交換する必要がなく、交換作業が省けて経済的で
あり、耐久性に優れた熱交換換気装置が提供される。
【図1】この発明による熱交換換気装置全体の破砕断面
を含む斜視図である。
を含む斜視図である。
【図2】同装置の可動ケースの斜視図である。
【図3】同装置の垂直横断面図である。
【図4】同装置の垂直縦断面図である。
【図5】従来装置の垂直横断面図である。
【図6】同従来装置の側面図である。
11 可動ケース 12 固定ケース 22 流体通路 23 流体通路 25 ヒートパイプ 26 水平軸 31 仕切壁 32 仕切壁 33 可動間隙遮断板 34 固定間隙遮断板 61 前流体出入口 62 後流体出入り口
Claims (1)
- 【請求項1】 前後方向にのびた水平軸27によって傾斜
角度可変に支持されかつ2つの流体通路22,23が左右に
並んで形成されている前方および後方開放可動ケース11
と、 両通路22,23にまたがるように配置され左右方向にのび
た複数のヒートパイプ25と、 2つの流体通路22,23に温度の異なる2種類の流体を別
々に供給する供給手段と、 よりなるヒートパイプ式熱交換換気装置において、 供給手段が、可動ケース11の周囲に、これを間隙をおい
て取り囲むように配置されている固定ケース12と、固定
ケース12内に可動ケース11より前方および後方をそれぞ
れ前後方向にのびるように設けられている前後の垂直状
仕切壁31,32と、可動ケース11の外面に設けられている
外方突出環状可動間隙遮断板33と、可動間隙遮断板33に
重なるように固定ケース12の内面に設けられている内方
突出環状固定間隙遮断板34とを備えており、固定ケース
12内の前仕切壁31で形成された2つの空間にそれぞれ連
通する前流体出入口61が固定ケース12の前部に、固定ケ
ース12内の後仕切壁32で形成された2つの空間にそれぞ
れ連通する後流体出入口62が固定ケースの後部にそれぞ
れ2つずつ設けられている、ことを特徴とするヒートパ
イプ式熱交換換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3263718A JP3041440B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | ヒートパイプ式熱交換換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3263718A JP3041440B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | ヒートパイプ式熱交換換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0599579A true JPH0599579A (ja) | 1993-04-20 |
JP3041440B2 JP3041440B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=17393350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3263718A Expired - Fee Related JP3041440B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | ヒートパイプ式熱交換換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041440B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015222170A (ja) * | 2015-08-25 | 2015-12-10 | 日本航空電子工業株式会社 | 熱リレー、熱スイッチ、加熱冷却装置、ヒートサイクル射出成形装置及びヒートサイクル射出成形方法 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP3263718A patent/JP3041440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015222170A (ja) * | 2015-08-25 | 2015-12-10 | 日本航空電子工業株式会社 | 熱リレー、熱スイッチ、加熱冷却装置、ヒートサイクル射出成形装置及びヒートサイクル射出成形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3041440B2 (ja) | 2000-05-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000111 |
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