JP6411238B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に関し、特にターボファンを備える空気調和機に関する。
空気調和機の室内機は、吸込口および吹出口が形成された室内機の筺体の内部に、室内熱交換器、ファン等を収納して構成されている。室内機は、ファンにより発生した負圧により吸込口から室内空気を吸引し、室内熱交換器において吸引した室内空気と冷凍サイクル内の冷媒との間で熱交換させて調和空気を生成し、この調和空気を吹出口から吹き出して室内の空調を行うように構成されている。なお、係る空気調和機には、その取り付け手段に応じて壁掛け型、天井吊り下げ型、スタンド型といった様々な製品群があるが、上記機能を達成するという面においては同一の機能、構成を有している。
このうち例えば、従来の壁掛け型室内機として、特許文献1には、ターボファンを備える空気調和装置の室内機が開示されている。即ち、特許文献1の室内機は、「ケーシングの下面に吸込口を、前面及び両側面に吹出口を形成する。ケーシング内の空気通路には、吹出口に沿ってコ字状の熱交換器を配置し、熱交換器の背面側にターボファンを2つ並べて配置する。」と記載されている(要約参照)。
特開2000−205588号公報
特許文献1に開示された空気調和機の室内機では、通常、電動モータおよびファン等は左右同一のもので、かつ同一制御であるため、左右の吹出し口から吹き出される空気の風量は、左右同一量である。
このため、特許文献1に開示された空気調和機の室内機では、左右に同等の冷房能力、あるいは暖房能力を備えて吹出されることになり、部屋内において左右何れか一方の側に多い冷房能力あるいは暖房能力を必要とする場合はこれに対処することが困難であった。
そこで本発明においては、室内の複数ゾーンにおいて、冷房あるいは暖房能力を増減可能として、要求に応じたゾーン冷、暖房を確実に行なうことができる空気調和機を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために空気吸込口および空気吹出口を有する筺体と、空気吸込口から空気吹出口へと連結する風路と、風路に配置される複数のターボファンと、ターボファンの下流側かつ空気吹出口の上流側に配置される熱交換器を備えた空気調和器であって、空気吸込口は、筺体の上面側および下面側の少なくとも一方に形成され、空気吹出口は、少なくとも筺体の前面側に形成され、吹出口には、各ターボファンの間に仕切り板を備えるとともに、仕切り板の両側の各ターボファンの回転数を異ならせて運転する手段と、仕切り板を設けた吹出口中央部分における両側の吹き出し空気を互いに遠ざける方向に向ける手段を備えることを特徴とする。
また本発明においては、空気吸込口および空気吹出口を有する筺体と、空気吸込口から空気吹出口へと連結する風路と、風路に配置される複数のファンと、ファンの下流側かつ空気吹出口の上流側に配置される熱交換器と、空気吹出口であって筐体の長手方向の一方に配置された第1の左右風向板と、空気吹出口であって筐体の長手方向の他方に配置された第2の左右風向板と、各ファンの回転数が異なるとき、第1の左右風向板の延長と第2の左右風向板の延長が背面側で交わるよう第1の左右風向板と第2の左右風向板の左右方向の角度を制御する手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、快適性の高い空気調和機を提供することができる。
実施例1に係る空気調和機100の室内機2の上断面を示した図。 実施例1に係る空気調和機100の室内機2について、ターボファン9の中心を通る側断面を示した図。 一般的な空気調和機100の構成と機能を示す模式図。 室内機2の内部に配置される室内熱交換器8の構造を示す図。 実施例2に係る空気調和機100の室内機2の上断面を示した図。 実施例2において、通常運転と不均衡運転の場合の、ファンモータ21の回転数と左右風向板29の向きを示した図。 実施例3に係る空気調和機100の室内機2の上断面を示した図。 実施例3において、通常運転と不均衡運転の場合の、ファンモータ21の回転数と左右風向板29Cの向きを示した図。 実施例4に係る空気調和機100の室内機2の上断面を示した図。 実施例5に係る空気調和機100の室内機2の上断面を示した図。 実施例6に係る空気調和機100の室内機2の上断面を示した図。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施例」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下本発明の実施例について説明するが、その前に本発明の適用される一般的な空気調和器の機能、構成について図3、図4を用いて説明し、その後実施例1について図1、図2を用いて説明する。
まず図3は、一般的な空気調和機100の構成と機能を示す模式図である。
図3に示すように、一般的な空気調和機100は、室外機1と、室内機2と、を備えている。室外機1は、冷媒を圧縮する圧縮機3と、冷媒の流れの向きを切り替えるための四方弁4と、冷媒と室外空気との間で熱交換させるための室外熱交換器5と、室外空気を室外機1の内部に取り込むためのプロペラファン6と、冷媒を膨張させる膨張弁7と、を備えている。
室内機2は、冷媒と室内空気との間で熱交換させるための室内熱交換器8と、室内空気を室内機2の内部に取り込むためのターボファン9と、を備えている。また、圧縮機3、四方弁4、室外熱交換器5、膨張弁7、および室内熱交換器8は、配管10で接続され、冷媒が循環することができるようになっている。なお、冷媒は、R410AやR32等の冷媒を用いることができる。なお図4の配管経路において、実線で示した矢印は冷房運転時、点線で示した矢印は暖房運転時における冷媒の流れる方向を示している。
空気調和機100の冷房運転時において、四方弁4は、図3の実線で示すように接続され、圧縮機3から吐出された冷媒は、室外熱交換器5、膨張弁7、室内熱交換器8の順に流れ、再び圧縮機3に循環するようになっている(図3の実線矢印参照)。他方、空気調和機100の暖房運転時において、四方弁4は、図3の破線で示すように接続され、圧縮機3から吐出された冷媒は、室内熱交換器8、膨張弁7、室外熱交換器5の順に流れ、再び圧縮機3に循環するようになっている(図3の破線矢印参照)。
またこれらの冷暖房運転時に、室外機1の内部では、室外空気はプロペラファン6によって吸引されて、室外熱交換器5を通過することにより、冷媒と室外空気との間で熱交換ができるようになっている。
また、室内機2の内部では、室内空気はターボファン9によって押し出されて室内熱交換器8を通過することにより、冷媒と室内空気との間で熱交換ができるようになっている。そして、冷媒と熱交換することにより加熱または冷却された室内空気である調和空気を吹出して室内の空調を行うようになっている。
次に、室内機2の内部に配置される室内熱交換器8の構造について図4を用いて説明する。図4は、室内熱交換器8の分解斜視図である。
図4に示すように、室内熱交換器8は、クロスフィンチューブ式熱交換器であり、複数のアルミニウム製のフィン11を、U字状に曲げられた銅製の伝熱管12が貫くように構成されている。フィン11に挿入された伝熱管12を液圧または機械的に拡管することにより、フィン11と伝熱管12とが密着する。また、伝熱管12の端部には、継手部品としてリターンベンド13などが溶接され、冷媒の流路が構成されている。
本発明の適用される一般的な空気調和器の機能、構成は、図3、図4に示したとおりである。係る前提の空気調和器に適用される本発明の実施例1について、図を用いて説明する。
実施例1に係る室内機2の内部構造について図1、図2を用いて説明する。図1は、実施例1に係る空気調和機100の室内機2の上断面を示した図である。図2は、実施例1に係る空気調和機100の室内機2について、ターボファン9の中心を通る側断面を示した図である。
まず図2の側面図についてみると、室内機2の上面および下面には室内空気を吸い込む吸込口(空気吸込口)14が形成され、さらに室内機2の前面(図示左側)には調和空気を吹出す吹出口(空気吹出口)15が形成され、室内機2の内部には吸込口14から吹出口15へと連結する風路Fが形成されている。また図詞右側は室内機の背面であり、壁掛け型室内機の場合には、背面において壁に固定される。
上下の吸込口14には、室内機2の内部に吸い込まれる室内空気からホコリを収集するためエアフィルタ16が配置されている。吹出口15には、上下風向板17が配置され、上下風向板17の角度を変更することで吹出口15から吹き出される調和空気の上下の風向を制御することができるようになっている。また、室内機2の背面下部のスペースには、冷媒配管18とドレイン配管19が設けられている。
室内機2内には、上下方向に2つのターボファン9が、室内機2に対して垂直なモータ軸20に支えられて配置されており、ターボファン9から吹出口15までの風路の途中に室内熱交換器8が配置されている。ここで、図2の実施例では上下方向に2つのターボファン9を配置し、吸込面積を増大させて省エネ性を向上しているが、省エネ性よりもコンパクト性が優先される場合は、吸込口14を上下どちらか一方のみとして、上下方向に1つのターボファン9を用いても良い。
上下の2つのターボファン9の間には、扁平両軸なファンモータ21が配置されている。両軸モータを用いることで、2つのターボファン9の間にモータを配置することができ、風路を阻害することによる通風抵抗の増大を防ぐことができる。また、扁平モータを用いることで、限られた筐体高さの中で、ターボファン9を上下に2つ備えることができる。例えば、アキシャルギャップ型のモータを用いることで扁平両軸化が容易にできる。また、上下方向に1つのターボファンを用いる場合は、片軸なファンモータを配置しても良い。
このファンモータ21と、1本のモータ軸20で支持される上下の2つのターボファン9で、ターボファンユニット26が構成される。ファンモータ21によりターボファン9を動作させると、室内空気が吸込口14から流入し、室内熱交換器8の伝熱管12内部の冷媒(冷媒)と熱交換し、吹出口15から調和空気を吹き出すようになっている。
なお室内熱交換器8の上面には、断熱材22が配置されている。また、室内熱交換器8の下面にはドレインパン23が設けられている。断熱材22とドレインパン23の素材には、例えば発泡スチロールなどを用いることができる。
次に、本発明の特徴が顕著に表れている図1の上断面図について説明する。図1は室内機を上方向から見た断面図であり、図示手前が前面、上が背面、左右が側面を表している。図1において、室内機2の背面と側面は、室内機2の筺体の壁で仕切られ、室内機2の中央には仕切り板24が配置されている。中央に仕切り板24を配置することで、左右のターボファン9から吹出る空気の干渉を抑制することができる。また、室内機2の右側面には電気品箱25と断熱材22が配置され、左側面には断熱材22が配置されている。ここで、電気品箱の位置は側面に配置されているが、左右どちらでもよく、また側面以外に配置しても良い。
本発明では、図2で説明したターボファンユニット26を、仕切り板24を挟んで並列に2つ配置する。つまり、図2には図示できていないが、図2の奥行き方向にもう一つのターボファンユニット26を備えている。なお以下の説明においては、右側面側をターボファンユニット26A、左側面側をターボファンユニット26Bとして説明する。これにより、室内機2の前面の1方向に向かって調和空気を吹出す。このように、背面と側面を壁で仕切り、吹出方向を前面の1方向とすることで、調和空気の吹出し速度を高めて、調和空気を遠くまで飛ばせる。また、吹出し速度を小さくして騒音を低減したい場合は、左右側面および前面を含めた3方向に吹出しても良い。
さらに図1において、室内熱交換器8は、ターボファンユニット26A、26Bおよび仕切り板24を囲うように、略コの字状に1組が配置される。ターボファンユニット26Aから吹出される風27Aと、ターボファンユニット26Bから吹出される風27Bは、中央の仕切り板24により、別々に熱交換器8に向って吹出される。また、室内熱交換器8は、室内機2の右背面にある継手部品群28(図5のリターンベンド13)にて冷媒流路(図示は省略)を形成し、空気と熱交換をする。
室内機2の吹出口15には、左右の風向を制御する複数枚の左右風向板29が配置されている。左右風向板29は1つの軸30で連動しており、軸30に連結する電動モータ等により同時に同じ方向へと動くことができる。左右風向板29を右側に動かすことで、部屋の右側ゾーンにのみ風を送ることができる。逆に、左右風向板29を左側に動かすことで左側ゾーンにのみ風を届けることができる。
本発明の実施例1においては、上記のように構成したうえで、さらに吹出口15に以下の工夫を施した点に特徴を有する。図1に示す実施例1の吹出口15の中央部分には、室内熱交換器8から吹出された風27Aと風27Bの混合を抑える仕切り板31が配置される。室内熱交換器8の上流側の仕切り板24に加えて、熱交換器8の下流側の仕切り板31を配置することで、室内機2内でのターボファンユニット26Aとターボファンユニット26Bから吹出す空気の混合を抑え、左右のターボファンユニット26A、26Bの風量を変更することによる冷房能力あるいは暖房能力を左右ゾーンごとに変更する効果を発揮することができる。
以下、室内熱交換器8から吹出された風27Aと風27Bの混合を抑える仕切り板31を配置することの意義について説明する。
まず室内の左右ゾーンを均一に冷暖房したいという場面を想定する。係る場合に一般的には、ターボファンユニット26A、26Bは同一回転数で動作することで、左右から同一温度、かつ同一風量の風が吹出され、部屋の右側ゾーン及び、左側ゾーンは同等に冷房あるいは暖房される。また、左右風向板29を動作することで、右側ゾーンにのみ、あるいは左側ゾーンにのみ同一温度かつ同一風量の風が吹出され、左右片側のゾーンにのみ冷房あるいは暖房される。
次に左右ゾーンの一方のみを冷暖房したいという場面を想定する。この場合、左右両側のゾーンに風を吹出しつつ、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力を左側ゾーンより増大させたい場合は、右側にあるファンモータ21の回転数を左側にあるファンモータの回転数よりも高くして、ターボファンユニット26Aの風量を増大させる。これにより、風27Aは風27Bより多くなり、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力が左側ゾーンよりも高くなる。
同様にして左側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力を右側ゾーンよりも高める際には、上記ゾーンを高める場合とは逆に、左側の風27Bを増大させれば良い。ここで、本実施例ではファンを左右の2つとしているが、3つ以上に構成し制御することも可能である。
このように左右ゾーンで不均等に風量を調整したいという場面において、左右ファンモータ21の回転数を相違させることで実現可能である。然しながら、ただ単に正面から吹き出したのみでは、左右からの風量は、特に吹き出し口15の中央部分の吹き出し直後において相手側ゾーンに回り込み、期待したゾーン区別冷暖房が効果的になしえない。
この点に関し、実施例1で追加設置された室内熱交換器8の下流側の仕切り板31の形は、室内機2の前面側に向って広がる形状となっている。室内機2の前面側に向って広がる形状とすることで、中央部分の風27ACと風27BCはお互いを遠ざけるように風向を変更し、室内機2から吹出された後の空気の混合を抑えることができる。ただし、風量を変更しない通常運転の場合は、仕切り板31の形状変更に伴う吹出口15の風路縮小により風路損失が増大するため、省エネ性を重視する場合は仕切り板31を直線形状としても良い。
なおターボファンユニット26Aとターボファンユニット26Bは、双方が逆の方向に回転し、双方が前面吹出し側で室内機の側面に向う方向に回転するように構成されている。ターボファンユニット26Aとターボファンユニット26Bの旋回により、風27Aと風27Bは、互いに離れる方向へ流れるため、室内機2から吹出された後の空気の混合を一層抑えることができる。
上記したように、本発明は仕切り板の両側の各ターボファンの回転数を異ならせて運転する手段と、仕切り板を設けた吹出口中央部分における両側の吹き出し空気を互いに遠ざける方向に向ける手段を備えたものであり、仕切り板を設けた吹出口中央部分における両側の吹き出し空気を互いに遠ざける方向に向ける手段が、実施例1では前記吹出口中央部分に設けられた仕切り板であって前記仕切り板の幅は、前記空気調和機の前面側に向って広がるように構成されたものである。
次に本発明の実施例2に係る空気調和機100の室内機2について、図5を用いて説明する。
実施例2に係る空気調和機100の室内機2(図5参照)においても、実施例1に係る空気調和機100の室内機2(図1参照)と同様に、吹き出し口の中央部分、直後領域における風量の混合を防止している。
実施例1では中央部分に三角形状の仕切り板31を設けているが、実施例2では左右風向板29によりこれを可能としている。実施例2では左右風向板29の構成と制御が異なっているが、その他の構成と制御は同様であり、重複する説明は省略する。
図5に示すように、室内機2の吹出口15には、左右の風向を制御する複数枚の左右風向板29が配置されている。左右風向板29は、仕切り板31を境に左右2つの軸30を通して別々に動作できる。以下の説明において、室内機2の右側面側を左右風向板(第1の左右風向板)29A、左側面側を左右風向板(第2の左右風向板)29Bとする。
左右両側のゾーンに風27A、27Bを吹出しつつ、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力を左側ゾーンより増大させたい場合は、右側にあるファンモータ21の回転数を左側にあるファンモータの回転数よりも高くして、ターボファンユニット26Aの風量を増大させる。これにより、風27Aは風27Bより多くなり、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力が左側ゾーンよりも高くなる。
さらに、左右風向板(第1の左右風向板)29Aは室内機2の前面吹出し側で右側面側に向き、左右風向板(第2の左右風向板)29Bは室内機の前面吹出し側で左側面側に向くことで、風27Aは室内機の右側面側へ、風27Bは室内機の左側面側へ流れる向きを変更し、室内機2から吹出された後の空気27AC、27BCの混合を抑えられる。
図6は、通常運転と不均衡運転(図では右ゾーン優先)の場合の、ファンモータ21の回転数と左右風向板29の向きを図示したものである。通常運転ではファンモータ21の回転数は逆回転であるが同一回転数、左右風向板29は前向きとされる。不均衡運転(図では右ゾーン優先)では、ファンモータ21の回転数は右高速、左低速の逆回転であり、左右風向板29はそれぞれ、29A右向き、29B左向きとされる。
上記したように実施例2における吹出口中央部分における左右の吹き出し空気を互いに遠ざける方向に向ける手段は、吹出口左右に設けられた2組の左右風向板であって、前記ターボファンの回転数が左右で異なるとき、前記2組の左右風向板の吹き出し空気上流側が接近し、前記2組の左右風向板の吹き出し空気下流側が離れる位置にするように構成されたものである。
また実施例2の構成は、空気吹出口であって筐体の長手方向の一方に配置された第1の左右風向板と、空気吹出口であって筐体の長手方向の他方に配置された第2の左右風向板と、各ファンの回転数が異なるとき、第1の左右風向板の延長と第2の左右風向板の延長が背面側で交わるよう第1の左右風向板と第2の左右風向板の左右方向の角度を制御する手段とを備えたものということができる。
次に本発明の実施例3に係る空気調和機100の室内機2について、図7を用いて説明する。
実施例3に係る空気調和機100の室内機2(図7参照)においても、実施例1に係る空気調和機100の室内機2(図1参照)と同様に、吹き出し口の中央部分、直後領域における風量の混合を防止している。
実施例3に係る空気調和機100の室内機2(図7参照)は、実施例1に係る空気調和機100の室内機2(図4参照)と比較して、中央部分に第2の左右風向板29Cを追加している。なおその他の構成は同様であり、重複する説明は省略する。
図7に示すように、室内機2の吹出口15には、左右の風向を制御する複数枚の左右風向板29が配置されている。左右風向板29は仕切り板31に最も近接する2枚と、室内機2の側面側にある8枚で別々に動作するように、2つの軸30、30Cを通して構成されている。以下の説明において、室内機2の中央側を左右風向板29C、右側面側と左側面側を左右風向板29Dとする。
係る構成において、通常運転時はファンモータ21の回転数は逆回転であるが同一回転数、左右風向板29は前向きとされる。
また、不均衡運転では以下のようにされる。例えば左右両側のゾーンに風を吹出しつつ、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力を左側ゾーンより増大させたい場合は、右側にあるファンモータ21の回転数を左側にあるファンモータの回転数よりも高くして、ターボファンユニット26Aの風量を増大させる。これにより、風27Aは風27Bより多くなり、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力が左側ゾーンよりも高くなる。
さらにこのとき、室内機2の中央側にある2つの左右風向板29Cの延長が背面側で仕切り板31に近接するように動作することで、中央部分の風27ACは室内機2の右側面側へ、風27BCは室内機2の左側面側へ流れる向きを変更し、吹出空気が室内機から遠ざかった後も混合を抑えられる。
なお実施例3では、中央側の左右風向板29Cを2枚としたが、仕切り板31に近接している2枚以上とした場合でも、風27ACは室内機の右側面側へ、風27BCは室内機の左側面側へ流れる向きを変更できるため、同様な効果が得られる。
図8は、通常運転と不均衡運転(図では右ゾーン優先)の場合の、ファンモータ21の回転数と左右風向板29の向きを図示したものである。通常運転ではファンモータ21の回転数は逆回転であるが同一回転数、左右風向板29Cは前向きとされる。不均衡運転(図では右ゾーン優先)では、ファンモータ21の回転数は右高速、左低速の逆回転であり、左右風向板29Cは右側では右向き、左側では左向きとされる。
上記したように実施例3における吹出口中央部分における左右の吹き出し空気を互いに遠ざける方向に向ける手段は、吹出口中央部分の前記仕切り板の両側に跨いで設けられた左右風向板であって、ターボファンの回転数が左右で異なるとき、仕切り板に対して左右に位置する左右風向板は、吹き出し空気上流側が接近し、左右風向板の吹き出し空気下流側が離れる位置にするように構成されたものである。
次に本発明の実施例4に係る空気調和機100の室内機2について、図9を用いて説明する。
実施例4に係る空気調和機100の室内機2(図7参照)においても、実施例1に係る空気調和機100の室内機2(図1参照)と同様に、吹き出し口の中央部分、直後領域における風量の混合を防止している。
実施例4に係る空気調和機100の室内機2(図9参照)は、実施例1に係る空気調和機100の室内機2(図1参照)と比較して、2つのターボファンユニット26A、26Bごとに、コの字状の室内熱交換器8が備えられている点で大きく相違しているが、仕切り板24、仕切り板31により混合を阻止する考え方は、基本的に実施例1と同じ考え方を採用している。なおその他の構成は同様であり、重複する説明は省略する。
図9の実施例4では、室内熱交換器8は、各ターボファンユニット26A、26Bを囲うように、略コの字状に2つ配置される。以下の説明において、右側面側のターボファンユニット26Aを囲う室内熱交換器8を室内熱交換器8Aとし、左側面側のターボファンユニット26Bを囲う室内熱交換器8を室内熱交換器8Bとする。
このように、1つのターボファンユニット26(26A、26B)に対して、1つの室内熱交換器8(8A、8B)を略コ字状に囲うように配置することにより、室内熱交換器8の伝熱面積を確保することができる。また、室内熱交換器8は、室内機2の右背面にある継手部品群28にて左右冷媒流路を形成し、空気と熱交換をする。
この構成の場合に、冷媒は液管32を通過し、分配器33および冷媒流量制御弁35を経由後、室内熱交換器8Aと室内熱交換器8Bに分岐する。空気と熱交換した冷媒はガス管34を通過し室外機1へと流れる。ここで、冷媒流量制御弁35は液管32を流れる液冷媒の流量を調節するものである。
上記のように構成された室内機2において、左右ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力を等しくする際には、左右のファンモータ21の回転数を同一にするとともに、左右の冷媒流量制御弁35の開度も同等となるように設定する。これにより、室内熱交換器8Aと室内熱交換器8Bを流れる冷媒量及び空気量は同一となり、左右ゾーンは同等に暖房あるいは冷房される。
左右両側のゾーンに風を吹出しつつ、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力を左側ゾーンより増大させたい場合は、右側にあるファンモータ21の回転数を左側にあるファンモータ21の回転数よりも高くして、ターボファンユニット26Aの風量を増大させるとともに、右側にある冷媒流量制御弁35の開度を左側にある冷媒流量制御弁35より大きく設定して冷媒量を増加させる。これにより、室内熱交換器8Aの冷媒流量および空気量が室内熱交換器8Bより大きくなり、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力が左側ゾーンより高くなる。
吹出口15には、室内熱交換器8から吹出された風27Aと風27Bの混合を抑える仕切り板31が、室内熱交換器8の下流側に配置される。仕切り板31を配置することで、室内機2内でのターボファンユニット26Aとターボファンユニット26Bから吹出す空気の混合を防ぎ、左右のターボファンユニット26A、26Bの風量を変更することによる冷房能力あるいは暖房能力を左右ゾーンごとに変更する効果を発揮することができる。
また、仕切り板31の形は、室内機2の前面側に向って広がる形状となっている。室内機2の前面側に向って広がる形状とすることで、中央部分の風27ACと風27BCはお互いを遠ざける方向に風向を変更し、室内機2から吹出された後の空気の混合を抑えることができる。ただし、風量を変更しない通常運転の場合は仕切り板31の形状変更に伴う吹出口15の風路縮小により風路損失が増大するため、省エネ性を重視する場合は仕切り板31を直線形状としても良い。
なおターボファンユニット26Aとターボファンユニット26Bは、双方が逆の方向に回転し、双方が前面吹出し側で室内機の側面に向う方向に回転するように構成されている。ターボファンユニット26Aとターボファンユニット26Bの旋回により、風27Aと風27Bは、互いに離れる方向へ流れるため、室内機2から吹出された後の空気の混合を抑えられる。
次に本発明の実施例5に係る空気調和機100の室内機2について、図10を用いて説明する。
実施例5に係る空気調和機100の室内機2(図10参照)においても、実施例1に係る空気調和機100の室内機2(図1参照)と同様に、吹き出し口の中央部分、直後領域における風量の混合を防止している。
実施例5に係る空気調和機100の室内機2(図10参照)は、実施例4のように2つのターボファンユニット26A、26Bごとに、コの字状の室内熱交換器8が備えられている方式を採用しているが、中央部分の風量の棍棒を阻止する考え方は図5の実施例2の手法を採用している。なおその他の構成は上記実施例と同様であり、重複する説明は省略する。
図10によれば、室内機2の吹出口15には、左右の風向を制御する複数枚の左右風向板29が配置されている。左右風向板29は、仕切り板24を境に左右2つの軸30を通して別々に動作できる。以下の説明において、室内機2の右側面側を左右風向板(第1の左右風向板)29A、左側面側を左右風向板(第2の左右風向板)29Bとする。
上記のように構成された室内機2において、左右ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力を等しくする際には、左右のファンモータ21の回転数を同一にするとともに、左右の冷媒流量制御弁35の開度も同等となるように設定する。これにより、室内熱交換器8Aと室内熱交換器8Bを流れる冷媒量及び空気量は同一となり、左右ゾーンは同等に暖房あるいは冷房される。また2つの左右風向板(第1の左右風向板29A、第2の左右風向板29B)の向きはともに前向きとする。
左右両側のゾーンに風を吹出しつつ、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力を左側ゾーンより増大させたい場合は、右側にあるファンモータ21の回転数を左側にあるファンモータ21の回転数よりも高くして、ターボファンユニット26Aの風量を増大させるとともに、右側にある冷媒流量制御弁35の開度を左側にある冷媒流量制御弁35より大きく設定して冷媒量を増加させる。これにより、室内熱交換器8Aの冷媒流量および空気量が室内熱交換器8Bより大きくなり、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力が左側ゾーンより高くなる。
さらに、左右風向板Aは室内機2の前面吹出し側で右側面側に向き、左右風向板Bは室内機の前面吹出し側で左側面側に向くことで、風27ACは室内機の右側面側へ、風27BCは室内機の左側面側へ流れる向きを変更し、室内機2から吹出された後の混合を抑えられる。
次に本発明の実施例6に係る空気調和機100の室内機2について、図11を用いて説明する。
実施例6に係る空気調和機100の室内機2(図10参照)においても、実施例1に係る空気調和機100の室内機2(図1参照)と同様に、吹き出し口の中央部分、直後領域における風量の混合を防止している。
実施例6に係る空気調和機100の室内機2(図11参照)は、実施例4のように2つのターボファンユニット26A、26Bごとに、コの字状の室内熱交換器8が備えられている方式を採用しているが、中央部分の風量の棍棒を阻止する考え方は図7の実施例3の手法を採用している。なおその他の構成は上記実施例と同様であり、重複する説明は省略する。
図11に示すように、室内機2の吹出口15には、左右の風向を制御する複数枚の左右風向板29が配置されている。左右風向板29は仕切り板に最も近接する2枚と、室内機2の側面側にある8枚で別々に動作するように、2つの軸30を通して構成されている。以下の説明において、室内機2の中央側を左右風向板29C、右側面側と左側面側を左右風向板29Dとする。
上記のように構成された室内機2において、左右ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力を等しくする際には、左右のファンモータ21の回転数を同一にするとともに、左右の冷媒流量制御弁35の開度も同等となるように設定する。これにより、室内熱交換器8Aと室内熱交換器8Bを流れる冷媒量及び空気量は同一となり、左右ゾーンは同等に暖房あるいは冷房される。また2つの左右風向板29C、29Dの向きはともに前向きとする。
左右両側のゾーンに風を吹出しつつ、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力を左側ゾーンより増大させたい場合は、右側にあるファンモータ21の回転数を左側にあるファンモータ21の回転数よりも高くして、ターボファンユニット26Aの風量を増大させるとともに、右側にある冷媒流量制御弁35の開度を左側にある冷媒流量制御弁35より大きく設定して冷媒量を増加させる。これにより、室内熱交換器8Aの冷媒流量および空気量が室内熱交換器8Bより大きくなり、右側ゾーンの冷房能力あるいは暖房能力が左側ゾーンより高くなる。
さらに、室内機2の中央側にある2つの左右風向板29Cの延長が背面側で仕切り板31に近接するように動作することで、中央部の風27ACは室内機の右側面側へ、風27BCは室内機の左側面側へ流れる向きを変更し、吹出し空気が室内機から遠ざかった後も混合を抑えられる。
なお本実施例では、中央側の左右風向板29Cを2枚としたが、仕切り板31に近接している2枚以上とした場合でも、中央部の風27ACは室内機の右側面側へ、風27BCは室内機の左側面側へ流れる向きを変更できるため、同様な効果が得られる。
1:室外機(筺体)
2:室内機(筺体)
3:圧縮機
4:四方弁
5:室外熱交換器
6:プロペラファン
7:膨張弁
8:室内熱交換器(熱交換器)
9:ターボファン
10:配管
11:フィン
12:伝熱管
13:リターンベンド
14:吸込口(空気吸込口)
15:吹出口(空気吹出口)
16:エアフィルタ
17:上下風向板
18:冷媒配管
19:ドレイン配管
20:モータ軸(回転軸)
21:ファンモータ
22:断熱材
23:ドレインパン
24:仕切り板(室内熱交換器の上流側)
25:電気品箱
26、26A、26B:ターボファンユニット(ターボファン)
27、27A、27B:風
28:継手部品群
29、29A、29B、29C、29D:左右風向板
30:左右風向板の軸
31:仕切り板(室内熱交換器の下流側)
32:液管
33:分配器
34:ガス管
35:冷媒流量制御弁

Claims (8)

  1. 空気吸込口および空気吹出口を有する筺体と、前記空気吸込口から前記空気吹出口へと連結する風路と、該風路に配置される複数のターボファンと、該ターボファンの下流側かつ前記空気吹出口の上流側に配置される熱交換器を備えた空気調和器であって、
    前記空気吸込口は、前記筺体の上面側および下面側の少なくとも一方に形成され、前記空気吹出口は、少なくとも前記筺体の前面側に形成され、前記空気吹出口には、前記各ターボファンの間に仕切り板を備えるとともに、
    前記仕切り板の両側の前記各ターボファンの回転数を異ならせて運転する手段と、前記仕切り板を設けた前記空気吹出口の中央部分における両側の吹き出し空気を互いに遠ざける方向に向ける手段を備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機であって、
    前記複数のターボファンは、前記空気吹出口に向かって左右に配置され、左右のターボファンの回転数を互いに相違して運転せしめることで前記空気吹出口から左右方向に吹き出す空気風量を相違して与え、かつ前記空気吹出口中央部分における左右の吹き出し空気を互いに遠ざける方向に向ける手段は、前記空気吹出口中央部分に設けられた仕切り板であって前記仕切り板の幅は、前記空気調和機の前面側に向って広がることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1に記載の空気調和機であって、
    前記複数のターボファンは、前記空気吹出口に向かって左右に配置され、左右のターボファンの回転数を互いに相違して運転せしめることで前記空気吹出口から左右方向に吹き出す空気風量を相違して与え、かつ前記空気吹出口中央部分における左右の吹き出し空気を互いに遠ざける方向に向ける手段は、空気吹出口左右に設けられた2組の左右風向板であって、前記ターボファンの回転数が左右で異なるとき、前記2組の左右風向板の吹き出し空気上流側が接近し、前記2組の左右風向板の吹き出し空気下流側が離れる位置にすることを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1に記載の空気調和機であって、
    前記複数のターボファンは、前記空気吹出口に向かって左右に配置され、左右のターボファンの回転数を互いに相違して運転せしめることで前記空気吹出口から左右方向に吹き出す空気風量を相違して与え、かつ前記空気吹出口中央部分における左右の吹き出し空気を互いに遠ざける方向に向ける手段は、前記空気吹出口中央部分の前記仕切り板の両側に跨いで設けられた左右風向板であって、前記ターボファンの回転数が左右で異なるとき、前記仕切り板に対して左右に位置する前記左右風向板は、吹き出し空気上流側が接近し、前記左右風向板の吹き出し空気下流側が離れる位置にすることを特徴とする空気調和機。
  5. 空気吸込口および空気吹出口を有する筺体と、
    前記空気吸込口から前記空気吹出口へと連結する風路と、
    該風路に配置される複数のファンと、
    該ファンの下流側かつ前記空気吹出口の上流側に配置される熱交換器と、
    前記空気吹出口であって前記筺体の長手方向の一方に配置された第1の左右風向板と、
    前記空気吹出口であって前記筺体の長手方向の他方に配置された第2の左右風向板と、
    前記各ファンの回転数が異なるとき、前記第1の左右風向板の延長と前記第2の左右風向板の延長が背面側で交わるよう前記第1の左右風向板と前記第2の左右風向板の左右方向の角度を制御する手段とを備えた空気調和機。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機であって、
    前記熱交換器は、前記ターボファンの前記空気吹出口側の面、及び当該空気吹出口側の面に交差する前記ターボファンの両側面を囲むように配置され、左右の前記ターボファンに共通に設けられた1組の熱交換器であり、左右の前記ターボファンの間が仕切り板により仕切られていることを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機であって、
    前記熱交換器は、前記ターボファンの前記空気吹出口側の面、及び当該空気吹出口側の面に交差する前記ターボファンの両側面を囲むように配置され、左右の前記ターボファンごとに独立に設けられた熱交換器の組み合わせであり、前記熱交換器の間が仕切り板により仕切られていることを特徴とする空気調和機。
  8. 請求項1から請求項4、請求項6、請求項7のいずれか1項に記載の空気調和機であって、
    前記複数のターボファンは2台であり、2台のターボファンの回転方向は互いに相違する回転方向とされていることを特徴とする空気調和機。
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