JP2001153390A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JP2001153390A
JP2001153390A JP33559899A JP33559899A JP2001153390A JP 2001153390 A JP2001153390 A JP 2001153390A JP 33559899 A JP33559899 A JP 33559899A JP 33559899 A JP33559899 A JP 33559899A JP 2001153390 A JP2001153390 A JP 2001153390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air conditioner
casing
heat exchanger
conditioner according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33559899A
Other languages
English (en)
Inventor
Satohide Kouho
吏英 皇甫
Takayuki Setoguchi
隆之 瀬戸口
Yutaka Shibata
豊 柴田
Toru Iwata
透 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP33559899A priority Critical patent/JP2001153390A/ja
Publication of JP2001153390A publication Critical patent/JP2001153390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和装置において、壁掛け型の室内機
(1) の大型化や騒音の増大を抑えながら大風量に対応で
きるようにし、さらに構造を複雑にせずに風量の調整も
行えるようにする。 【解決手段】 吸込口をケーシング(10)の前面に形成す
るとともに吹出口(12T,12B,12L,12R) をケーシング(10)
の上下左右の各側面(10T,10B,10L,10R) に形成する。そ
して、ケーシング(10)内に2台の遠心送風機(30L,30R)
を並設し、その前面側に熱交換器(20)を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に関
し、特に、小型で大風量を処理できる室内機の構造に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置における壁掛け
型の室内機は、例えば特開平11−201492号公報
に記載されているように、一般に、横長に形成されたケ
ーシングの前面下縁に吹出口が設けられる一方、吸込口
は吹出口の上方に比較的広範囲に形成されている。そし
て、ケーシング内には、一般に、クロスフィンコイル形
熱交換器とクロスフローファンが配置されて、吸込口か
らケーシング内に吸い込んだ室内空気を熱交換器に流し
て調和空気を生成した後、吹出口から室内に吹き出すよ
うにしている。
【0003】一方、これとは異なる形態として、例えば
特開平11−63546号公報には、正面から見てほぼ
正方形のケーシングの前面に吸込口を、上下左右の側面
に吹出口を設けるとともに、ケーシング内に、吸込口側
から熱交換器とターボファンとを順に重ねるように配設
した壁掛け型の室内機が記載されている。この室内機で
は、前面からケーシング内に吸い込んだ室内空気を熱交
換器に流して調和空気を生成し、該調和空気をケーシン
グの各側面の吹出口から室内へ向かって4方向に吹き出
すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このうち、クロスフロ
ーファンを使用した前者の構成では、吹き出し方向が前
方への一方向に限られているため、吹出口に左右方向へ
の案内羽根などを設けても、特に広い部屋に設置した場
合などには室内全体に調和空気を吹き出すことは困難で
あった。また、クロスフローファンを用いているため
に、大風量に対応するのが困難であり、仮に大風量に対
応しようとすると、騒音が増大したり装置が大型化した
りする欠点があった。
【0005】また、ターボファンを使用した後者の構成
では、比較的大風量に対応できるうえに、1台のターボ
ファンで空気を4方向へ吹き分けるようにしているの
で、室内全体に調和空気を行き渡らせやすい構成になっ
ているものの、各吹出口からの風量を調整するには、例
えば各吹出口毎に風量調整を可能な構造にする必要があ
り、その結果、構造が複雑化することになる。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みて創案
されたものであり、その目的とするところは、空気調和
装置において、壁掛け型の室内機の大型化や騒音の増大
を抑えながらも大風量に対応できるようにし、さらに、
構造を複雑にせずに各吹出口からの風量調整を行えるよ
うにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、室内機のケー
シング内に遠心送風機を2連に配置し、その吸込み側に
熱交換器を配置するようにしたものである。
【0008】具体的に、本発明が講じた解決手段は、吸
込口(11)と吹出口(12T,12B,12L,12R) を備えた室内機
(1) のケーシング(10)内に熱交換器(20)と送風機(30L,3
0R) とが配設された空気調和装置を対象としている。そ
して、上記吸込口(11)がケーシング(10)の前面に形成さ
れるとともに上記吹出口(12T,12B,12L,12R) はケーシン
グ(10)の上下左右の各側面(10T,10B,10L,10R) に形成さ
れ、ケーシング(10)内に2台の遠心送風機(30L,30R) が
並設されている。
【0009】上記構成においては、両遠心送風機(30L,3
0R) の前面側に熱交換器(20)を配置することができ、熱
交換器(20)には、吸込口(11)に沿ってケーシング(10)内
に配設された積層型熱交換器を用いることが好ましい。
【0010】また、上記構成においては、両遠心送風機
(30L,30R) の間に、各遠心送風機(30L,30R) の吹出空気
をケーシング(10)の上下の吹出口(12T,12B) に案内する
仕切板(41,42,43)を配設することが好ましい。
【0011】また、上記構成において、各遠心送風機(3
0L,30R) は、インペラ(32)が互いに同じ方向へ回転する
ように構成したり、インペラ(32)が互いに逆方向へ回転
するように構成したりすることができる。
【0012】また、各遠心送風機(30L,30R) には、ター
ボファンやラジアルファンなどを使用することができ、
ラジアルファンを使用する場合、該ラジアルファンは、
回転方向が可逆に構成されたファンモータ(31)と接続す
ることが好ましい。
【0013】また、上記構成においては、各遠心送風機
(30L,30R) のインペラ(32)の回転速度を調整可能に構成
することが好ましい。
【0014】また、上記構成においては、室内における
人の存在を検知する人検出手段(50)と、該人検出手段(5
0)によって検出された人のいる方向へ無人空間よりも大
風量で空気を吹き出すように各遠心送風機(30L,30R) を
制御する制御手段(51)とを備えた構成とすることが好ま
しい。
【0015】−作用− 上記解決手段では、室内空気は、室内機(1) のケーシン
グ(10)内に並設された2台の遠心送風機(30L,30R) によ
ってケーシング(10)の前面の吸込口(11)から吸い込ま
れ、積層型熱交換器等の熱交換器(20)を流通する冷媒と
該室内空気とが熱交換して生成された調和空気が、ケー
シング(10)の上下左右の側面(10T,10B,10L,10R) に形成
された吹出口(12T,12B,12L,12R) から室内へ吹き出され
る。
【0016】そして、上記解決手段では2台の遠心送風
機(30L,30R) を用いているので、大風量が高効率で処理
される。また、2台の遠心送風機(30L,30R) を用いる
と、各送風機(30L,30R) のインペラ(32)の回転速度や回
転方向を制御すれば各吹出口(12T,12B,12L,12R) からの
風量の調整も容易に行える。
【0017】また、両遠心送風機(30L,30R) の間に、各
遠心送風機(30L,30R) の吹出空気をケーシング(10)の上
下の吹出口(12T,12B) に案内する仕切板(41,42,43)を配
設すると、各送風機(30L,30R) からケーシング(10)の内
側に向かって吹き出される空気が、インペラ(32)の回転
方向に応じて、上または下へ向かって吹き出される空気
と合流する。したがって、ケーシング(10)の上方向また
は下方向へ空気が大風量で吹き出される。
【0018】また、各遠心送風機(30L,30R) のインペラ
(32)が互いに同じ方向へ回転するように構成すると、左
右の遠心送風機(30L,30R) において大風量の得られる方
向が上下逆となる。具体的には、各遠心送風機(30L,30
R) を正面から見て反時計回り回転とした場合は、左側
では上吹出口(12T) で大風量が得られ、右側では下吹出
口(12B) で大風量が得られる一方、各遠心送風機(30L,3
0R) を時計回り回転とした場合は、左側では下吹出口(1
2B) で大風量が得られ、右側では上吹出口(12T)で大風
量が得られる。
【0019】また、各遠心送風機(30L,30R) のインペラ
(32)が互いに逆方向へ回転するように構成すると、左右
の遠心送風機(30L,30R) において大風量の得られる方向
が上下同じ方向となる。具体的には、左側の遠心送風機
(30L) を反時計回りとし、右側の遠心送風機(30R) を時
計回りとすると、上側の吹出口(12T) から大風量が吹き
出され、左側の遠心送風機(30L) を時計回りとし、右側
の遠心送風機(30R) を反時計回りとすると、下側の吹出
口(12B) から大風量が吹き出される。
【0020】また、各遠心送風機(30L,30R) にはターボ
ファンやラジアルファンを使用することが可能である
が、ラジアルファンを使用する場合は、回転方向が可逆
に構成されたファンモータ(31)と接続すれば、大風量の
得られる方向を変えることができる。
【0021】また、各遠心送風機(30L,30R) のインペラ
(32)の回転速度を調整可能に構成すると、室内機の上下
の吹出口(12T,12B) において、左側部分と右側部分での
吹き出しの風量を変化させることができ、左右の吹出口
(12L,12R) での風量も変化させることができる。
【0022】また、室内における人の存在を検知する人
検出手段(50)と、該人検出手段(50)によって検出された
人のいる方向へ無人空間よりも大風量で空気を吹き出す
ように各遠心送風機(30L,30R) を制御する制御手段(51)
とを用いると、例えば広い部屋で壁の中央部に室内機
(1) を設置した場合に、無人空間には小風量が吹き出さ
れ、人のいる空間のみ大風量が吹き出されることにな
る。
【0023】
【発明の効果】上記解決手段によれば、従来の室内機と
同等の大きさのケーシングに2台の遠心送風機(30L,30
R) と熱交換器(20)を配置することにより、大風量を高
効率で処理できるので、装置の大型化や騒音の増大を防
止できる。また、各送風機(30L,30R) のインペラ(32)の
回転を制御すれば各吹出口(12T,12B,12L,12R) からの風
量の調整も容易に行えるので、吹出口(12T,12B,12L,12
R) で風量調整する機構は不要となり、構造が複雑にな
るのも防止できる。
【0024】また、熱交換器(20)を積層型熱交換器で構
成すれば、熱交換性能や通風性能が高いうえ、熱交換器
(20)を薄型に構成できるので、特に室内機(1) の大型化
を防止しつつ性能を高めることができる。
【0025】また、両遠心送風機(30L,30R) の間に仕切
板(41,42,43)を配設すると、ケーシング(10)の上方向ま
たは下方向へ空気を大風量で吹き出すことが可能にな
る。したがって、室内機の設置場所に応じて、左右の遠
心送風機(30L,30R) のインペラ(32)の回転方向を同じ方
向または逆方向に設定すれば、吹出口(12T,12B,12L,12
R) の構造を複雑にすることなく、所望の方向へ大風量
を吹き出すことができる。つまり、吹き分けが可能とな
る。
【0026】また、遠心送風機(30L,30R) にラジアルフ
ァンを用いると、回転方向を逆転させれば大風量の得ら
れる方向を変えることができるため、構成を複雑にする
ことなく、吹き出しのバリエーションを広げることが可
能となる。
【0027】さらに、各遠心送風機(30L,30R) のインペ
ラ(32)の回転速度を調整可能に構成すると、室内機(1)
の上下の吹出口(12T,12B) において、左側部分と右側部
分での吹き出しの風量を変化させることができ、左右の
吹出口(12L,12R) でも風量を変化させられるので、より
広い対応が可能となる。
【0028】また、人検出手段(50)を用いて、室内で人
のいる空間と無人空間とで風量を吹き分けるようにする
と、例えば広い部屋であっても必要な方向のみ大風量と
することで、小能力でも快適感が得られるようになるた
め、省エネルギ化を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態1を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0030】図1は、本実施形態1に係る空気調和装置
の室内機(1) を背面側から見た部分破断斜視図であり、
図2は、図1の室内機(1) の概略の内部構造を示す縦断
面図である。図示するように、この室内機(1) のケーシ
ング(10)は、従来の一般的な壁掛け型の室内機と同様
に、横長のボックス状に形成されている。ケーシング(1
0)には、吸込口(11)が前面に形成されるとともに、吹出
口(12T,12B,12L,12R) が上下左右の各側面(10T,10B,10
L,10R) に形成されている。なお、図には示していない
が、吸込口(11)には吸込グリルやエアフィルタが設けら
れており、各吹出口(12T,12B,12L,12R) には吹き出しグ
リルが設けられている。
【0031】上記ケーシング(10)内には、吸込口(11)側
から、熱交換器(20)と、2台の遠心送風機(30L,30R) と
が配設されている。つまり、熱交換器(20)は、ケーシン
グ(10)内で並設された2台の遠心送風機(30L,30R) の前
面側に位置するように配置されている。
【0032】熱交換器(20)は、上記吸込口(11)に沿って
ケーシング(10)内に配設されたアルミ製の積層型熱交換
器により構成されている。このアルミ積層型熱交換器(2
0)は、図2に示すように、2台(21F,21R) が前後2列に
並べて配置されている。そして、各熱交換器(21F,21R)
は、図3に示すように、それぞれ、上下のヘッダ(22,2
3) の間に、複数の扁平多孔伝熱管(24)(図4参照)を
一定間隔で配置し、各伝熱管(24)の間に、コルゲートフ
ィン(25)(図5参照)を配置して構成されている。
【0033】扁平多孔伝熱管(24)は、アルミ素材の押し
出し成形によって形成された長尺の部材を所定長さに切
断して形成したもので、上下に貫通する多数の細い孔(2
4a)が一列に配列されている。各孔(24a) は上端が上側
のヘッダ(22)に連通し、下端が下側のヘッダ(23)に連通
している。また、コルゲートフィン(25)は波型のフィン
であり、各伝熱管(24)の間に配設して伝熱面積を大きく
している。
【0034】各熱交換器(21F,21R) は、例えば前後の下
ヘッダ(23)の一端側を図示しない冷媒配管と接続すると
ともに他端側を閉塞し、前後の上ヘッダ(22)の一端側を
互いに接続するとともに他端側を閉塞した構成とするこ
とができる。なお、前側の熱交換器(21F) の上ヘッダ(2
2)と後側の熱交換器(21R) の下ヘッダ(23)とを冷媒配管
と接続し、前側の熱交換器(21F) の下ヘッダ(23)と後側
の熱交換器(21R) の上ヘッダ(22)とを互いに接続するよ
うにしてもよい。以上の構成において、冷媒は一方のヘ
ッダ(22,23) から各伝熱管(24)に分流し、他方のヘッダ
(23,22) に合流する動作を各熱交換器(21F,21R) で繰り
返した後、機外へ流出して行くことになる。
【0035】各遠心送風機(30L,30R) には、ターボファ
ンが用いられている。各ターボファン(30L,30R) は、フ
ァンモータ(31)と、ファンモータ(31)の駆動軸(31a) に
連結されたインペラ(32)と、インペラ(32)の吸込み側に
配置されたベルマウス(33)とから構成されている。ファ
ンモータ(31)は、図示しない固定用のブラケットを介し
てケーシング(10)に固定されている。
【0036】インペラ(32)は、シュラウド(32a) とハブ
(32b) との間にブレード(32c) が保持され、ハブ(32b)
の中心部がファンモータ(31)の駆動軸(31a) に直結され
ている。そして、このファンモータ(31)の駆動に伴うブ
レード(32c) の回転によって、前方から吸い込んだ空気
を径方向外側に吹き出すようになっている。
【0037】ベルマウス(33)は、このターボファン(30
L,30R) のインペラ(32)の前面側(吸込み側)に、該イ
ンペラ(32)へ室内空気を案内するように配設され、ケー
シング(10)内を吸込口(11)側の第1スペース(S1)と、吹
出口(12T,12B,12L,12R) 側の第2スペース(S2)とに区分
けしている。ベルマウス(33)は、ケーシング(10)の内面
に固定された平板部(33a) と、各ターボファン(30L,30
R) のインペラ(32)に対応した位置2箇所が断面円弧状
に湾曲した形状に形成された湾曲部(33b) とを備え、該
湾曲部(33b) によって、第1スペース(S1)からインペラ
(32)を介して第2スペース(S2)に連通する開口(33c) が
構成されている。
【0038】上記第2スペース(S2)には、図6に示すよ
うに、両ターボファン(30L,30R) の間に、各ターボファ
ン(30L,30R) の吹出空気をケーシング(10)の上下の吹出
口(12T,12B) に案内する仕切板(41)が配設されている。
本実施形態1では、両ターボファン(30L,30R) のインペ
ラ(32)がいずれも正面から見て反時計回り方向に回転す
るように設定されている。そして、仕切板(41)は、左側
のターボファン(30L)から右方向に吹き出される空気が
該仕切板(41)によって上吹出口(12T) にスムーズに案内
され、右側のターボファン(30R) から左方向に吹き出さ
れる空気が仕切板(41)によって下吹出口(12B) にスムー
ズに案内されるように形状が定められている。
【0039】なお、各ターボファン(30L,30R) は、この
図6のようにインペラ(32)が互いに同じ方向へ回転する
ように構成する場合、それぞれを時計回り方向に回転す
るように設定してもよい。その場合、仕切板(41)は図6
に示したものとは左右が反転した形状に形成され、左側
のターボファン(30L) から右方向に吹き出される空気が
下吹出口(12B) にスムーズに案内され、右側のターボフ
ァン(30R) から左方向に吹き出される空気が上吹出口(1
2T) にスムーズに案内されるように構成される。
【0040】また、各吹出口(12T,12B,12L,12R) には、
図2に断面を示している上下の吹出口(12T,12B) と同様
に左右の吹出口(12L,12R) についても、各ターボファン
(30L,30R) からの吹き出し空気を斜め前方に向かって方
向付けるように吹き出し面(12P) の形状が定められてい
る。そして、各吹出口(12T,12B,12L,12R) には、図示し
ていないが、空気の吹き出し方向を調整するための風向
調整羽根が設けられている。
【0041】−運転動作− 次に、この空気調和装置の室内機(1) の運転動作につい
て説明する。
【0042】本実施形態1の空気調和装置を運転する
と、室内空気は、室内機(1) のケーシング(10)内に並設
された2台のターボファン(30L,30R) によって、吸込口
(11)からケーシング(10)内に吸い込まれる。そして、ア
ルミ積層型熱交換器(20)を流通する冷媒と該室内空気と
が熱交換して調和空気が生成され、該調和空気がターボ
ファン(30L,30R) のベルマウス(33)からインペラ(32)を
介して、ケーシング(10)の上下左右の側面(10T,10B,10
L,10R) に形成された吹出口(12T,12B,12L,12R) から室
内へ吹き出される。
【0043】その際、本実施形態1では2台のターボフ
ァン(30L,30R) を用いているので、大風量を高効率で処
理することが可能である。また、2台のターボファン(3
0L,30R) を用い、両ターボファン(30L,30R) のインペラ
(32)を同じ方向に回すとともに、両ターボファン(30L,3
0R) の間に仕切板(41)を配設して、各ターボファン(30
L,30R) からケーシング(10)の中心方向に向かって吹き
出される空気を上方向または下方向へ吹き出すようにし
ているので、図6の例では、左上方向と右下方向への吹
き出し空気が、他の方向への吹き出し空気と比較して大
風量となる。
【0044】−実施形態1の効果− したがって、本実施形態1によれば、従来の室内機と同
等の大きさのケーシングに2台の遠心送風機(30L,30R)
と熱交換器(20)を配置しているため、装置の大型化を防
止することができ、しかも、大風量を高効率で処理する
ことが可能となり、騒音の増大も防止できる。また、調
和空気が各吹出口(12T,12B,12L,12R) から上下左右の4
方向に吹き出されるので、比較例として従来の空気調和
装置(2)での室内(R) への吹き出し空気の流れを示す図
7と比べて、図8に示すように室内(R) へ空気を広範囲
に大風量で吹き出すことができ、広い部屋であっても快
適な状態を維持できる。
【0045】特に、2台のターボファン(30L,30R) と仕
切板(41)とを組み合わせたことで、図6の例では左上方
向と右下方向への吹き出し空気が大風量になるようにし
ているので、調和空気を大風量で吹き出すことがが望ま
れる場所にその方向を合わせるようにしておけば、特に
吹出口(12T,12B,12L,12R) に風量調整する機構を設けた
りしなくても、室内の快適性を高めることができ、構造
が複雑になるのも防止できる。
【0046】また、熱交換器(20)を、クロスフィンコイ
ル形よりも熱交換性能や通風性能が高いうえに薄型に構
成できるアルミ積層型熱交換器で構成しているので、特
に室内機(1) の大型化を防止しつつ性能を高めることが
できる。このため、製品のサイズを上げずにCOP(成
績係数)を高めることができる。
【0047】−実施形態1の変形例− 上記実施形態1では、各ターボファン(30L,30R) のイン
ペラ(32)が互いに同じ方向へ回転するように構成した
が、各ターボファン(30L,30R) のインペラ(32)は、互い
に逆方向へ回転するように構成してもよい。
【0048】図9は、正面から見て、左側のターボファ
ン(30L) のインペラ(32)を反時計回りとし、右側のター
ボファン(30R) のインペラ(32)を時計回りにした例で、
この場合には、室内機(1) の左右両側とも上側の吹出口
(12T) から大風量が吹き出される。
【0049】また、図10は、同じく正面から見て、左
側のターボファン(30L) のインペラ(32)を時計回りと
し、右側のターボファン(30R) のインペラ(32)を反時計
回りにした例で、この場合には、左右両側とも下側の吹
出口(12B) から大風量が吹き出されることになる。
【0050】なお、仕切板(42,43) は、図6の例とは形
状が異なっており、図9の例と図10の例とでは上下対
称になっている。各仕切板(42,43) は、いずれの場合も
大風量となる吹出口(12T,12B) に向かって流線形状とす
ることで、スムーズな空気の吹き出しを可能としてい
る。
【0051】また、上記実施形態1では、遠心送風機(3
0L,30R) としてターボファンを用いるものと説明した
が、シロッコファンやラジアルファンを用いることも可
能である。特に、ラジアルファンを用いる場合は、ファ
ンモータ(31)として回転方向を正転と逆転とに切換可能
なものを用いると、大風量の得られる方向を容易に変え
ることが可能となり、構成を複雑にせずに多彩な吹き出
しを可能にできる。このようにラジアルファンを用いて
正転と逆転とを可能にすることは、例えば冷暖房で大風
量域を変化させるのに応用できる。
【0052】
【発明の実施の形態2】本発明の実施形態2は、図11
及び図12に示すように、比較的広い部屋(R)の壁(W)
の中央部に実施形態1の室内機(1) を設置する場合など
に、左右での風量を個別に調整できるようにしたもので
ある。
【0053】具体的には、各ファンモータ(31)に可変速
モータを使用することにより、該ファンモータ(31)の出
力軸(31a) に連結されたインペラ(32)の回転速度を調整
し、各ターボファン(30L,30R) の風量を個別に調節でき
るようにしている。
【0054】この実施形態2では、室内には、その室内
における人の存在を検知する人検出センサ(人検出手
段)(50)が設置されている。図の例では、人検出センサ
(20)は、室内の右側と左側とに一つずつ配置されてい
る。また、室内機(1) の内部には、室内機(1) の動作を
制御する制御手段としてコントローラ(51)が設けられて
いる。そして、このコントローラ(51)は、図示しない受
信器を介して人検出センサ(50)の検出信号を無線で受信
し、左右のファンモータ(31)の回転速度を調節するよう
に構成されている。具体的には、人検出センサ(50)によ
って検出された人のいる方向へ、無人空間よりも大風量
で空気を吹き出すように、各ターボファン(30L,30R) の
ファンモータ(31)が制御される。
【0055】−運転動作− この実施形態2の室内機(1) は、人検出センサ(50)とコ
ントローラ(51)との作用によって、例えば図11に示す
ように部屋の右側にしか人がいない場合には、左側のフ
ァンモータ(30L) が低速回転となり、無人空間には小風
量での吹き出しが行われる一方、右側のファンモータ(3
0R) は高速回転して、人のいる方向には大風量での吹き
出しが行われる。この状態を、図では吹き出し空気を示
す矢印の長さの違いで表している。
【0056】また、図12に示すように部屋の左右両側
に人が存在する場合は、左右両側のファンモータ(30L,3
0R) がいずれも高速で回転して、大風量での吹き出しは
左右両方向で行われる。なお、図11及び図12におい
て、上の吹出口(12T) と、左右の吹出口(12L,12R) から
の吹き出し空気は図示を省略している。
【0057】また、図示していないが室内に人が存在し
ない場合には、両ターボファン(30L,30R) のファンモー
タ(31)が低速回転もしくは停止することとなり、無駄な
運転が行われないようになっている。
【0058】本実施形態2においてこのように風量の調
節を行っているのに対し、クロスフローファンを用いた
従来の一般的な室内機(2) に人検出センサを組み合わせ
て用いた比較例を図13に示している。この図から明ら
かなように、従来の室内機(2) では、左右への風量の吹
き分けができないため、例えば人検出センサ(50)で人を
検出した場合には、室内空間全体に向かって均一な風量
での吹き出しを行うことになる。
【0059】−実施形態2の効果− 本実施形態2によれば、各ファンモータ(31)の回転数を
制御すれば、右側と左側とで吹き出し風量を調整できる
ので、風量調整のために吹出口(12T,12B,12L,12R) の構
造が複雑になったりすることを防止できる。
【0060】また、従来の室内機(2) では、人検出セン
サ(50)を用いても、室内に人が存在する場合には室内全
体に均一な吹き出しが行われるので、快適性を得るため
には高能力で運転することが必要となり、必要以上にエ
ネルギ消費が多くなるおそれがあったのに対し、本実施
形態2では、人の存在を検出した方向へのみ大風量での
吹き出しを行い、無人空間には小風量での吹き出しを行
うようにしているので、小能力で充分な快適性が得ら
れ、省エネルギ化を達成できる。
【0061】
【発明のその他の実施の形態】本発明は、上記各実施形
態について、以下のような構成としてもよい。
【0062】例えば、上記実施形態1では、熱交換器(2
0)としてアルミ積層型熱交換器を使用しているが、クロ
スフィンコイル形などの他の形式の熱交換器を遠心送風
機の前面側に配置した構成としても、従来の室内機と同
程度の大きさの室内機で調和空気の吹き分けを行うこと
は可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る空気調和装置の室内
機を背面側から見た部分破断斜視図である
【図2】実施形態1の室内機の概略の内部構造を示す縦
断面図である。
【図3】実施形態1の室内機に用いているアルミ積層型
熱交換器の外観形状を示す斜視図である。
【図4】図3のアルミ積層型熱交換器に用いている扁平
多孔伝熱管の部分斜視図である。
【図5】図3のアルミ積層型熱交換器に用いているコル
ゲートフィンの部分斜視図である。
【図6】図1の室内機において、ターボファンの回転方
向と空気の吹き出し方向とを示す説明図である。
【図7】比較例としての従来の室内機における吹き出し
空気の流れを示す説明図である。
【図8】実施形態1の室内機における吹き出し空気の流
れを示す説明図である。
【図9】図6の第1の変形例を示す説明図である。
【図10】図6の第2の変形例を示す説明図である。
【図11】実施形態2に係る空気調和装置の室内機の第
1の運転状態を示す説明図である。
【図12】実施形態2に係る空気調和装置の室内機の第
2の運転状態を示す説明図である。
【図13】比較例として従来の室内機と人検出センサを
用いた場合の運転状態を示す説明図である。
【符号の説明】 (1) 室内機 (10) ケーシング (10T,10B,10L,10R) 側面 (11) 吸込口 (12T,12B,12L,12R) 吹出口 (20) 積層型熱交換器(熱交換器) (30L,30R) ターボファン(遠心送風機) (31) ファンモータ (32) インペラ (41,42,43) 仕切板 (50) 人検出センサ(人検出手段) (51) コントローラ(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 豊 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 岩田 透 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L049 BD01 3L050 BA01 BA05 3L060 AA05 CC11 DD08 EE05 3L103 BB42 CC22 CC28 DD08 DD34

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口(11)と吹出口(12T,12B,12L,12R)
    を備えた室内機(1)のケーシング(10)内に熱交換器(20)
    と送風機(30L,30R) とが配設された空気調和装置であっ
    て、 吸込口(11)がケーシング(10)の前面に形成され、吹出口
    (12T,12B,12L,12R) がケーシング(10)の上下左右の各側
    面(10T,10B,10L,10R) に形成され、ケーシング(10)内に
    2台の遠心送風機(30L,30R) が並設されている空気調和
    装置。
  2. 【請求項2】 両遠心送風機(30L,30R) の前面側に熱交
    換器(20)が配置されている請求項1記載の空気調和装
    置。
  3. 【請求項3】 熱交換器(20)が、吸込口(11)に沿ってケ
    ーシング(10)内に配設された積層型熱交換器である請求
    項2記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 両遠心送風機(30L,30R) の間に、各遠心
    送風機(30L,30R) の吹出空気をケーシング(10)の上下の
    吹出口(12T,12B) に案内する仕切板(41,42,43)が配設さ
    れている請求項1、2または3記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 各遠心送風機(30L,30R) は、インペラ(3
    2)が互いに同じ方向へ回転するように構成されている請
    求項4記載の空気調和装置。
  6. 【請求項6】 各遠心送風機(30L,30R) は、インペラ(3
    2)が互いに逆方向へ回転するように構成されている請求
    項4記載の空気調和装置。
  7. 【請求項7】 各遠心送風機(30L,30R) がターボファン
    である請求項4乃至6の何れか1記載の空気調和装置。
  8. 【請求項8】 各遠心送風機(30L,30R) がラジアルファ
    ンである請求項4乃至6の何れか1記載の空気調和装
    置。
  9. 【請求項9】 ラジアルファン(30L,30R) は、回転方向
    が可逆に構成されたファンモータ(31)と接続されている
    請求項8記載の空気調和装置。
  10. 【請求項10】 各遠心送風機(30L,30R) は、インペラ
    (32)の回転速度が調整可能に構成されている1乃至9の
    何れか1記載の空気調和装置。
  11. 【請求項11】 室内における人の存在を検知する人検
    出手段(50)と、該人検出手段(50)によって検出された人
    のいる方向へ無人空間よりも大風量で空気を吹き出すよ
    うに各遠心送風機(30L,30R) を制御する制御手段(51)と
    を備えている請求項10記載の空気調和装置。
JP33559899A 1999-11-26 1999-11-26 空気調和装置 Pending JP2001153390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33559899A JP2001153390A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33559899A JP2001153390A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001153390A true JP2001153390A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18290383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33559899A Pending JP2001153390A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001153390A (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100728352B1 (ko) 2006-09-05 2007-06-13 주식회사 대우일렉트로닉스 냉기 토출방향 가변 장치를 갖는 에어컨
JP2007212027A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Daikin Ind Ltd ファン駆動装置及び空調機
KR100758949B1 (ko) * 2003-07-30 2007-09-14 엘지전자 주식회사 공기조화기의 실내기
KR100758958B1 (ko) * 2006-02-14 2007-09-14 엘지전자 주식회사 공기조화기의 실내기
JP2007285533A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内ユニット
WO2009020173A1 (ja) * 2007-08-09 2009-02-12 Daikin Industries, Ltd. 送風装置及び空気調和機
JP2009139078A (ja) * 2007-11-12 2009-06-25 Daikin Ind Ltd 空気調和機用室内機
CN102183067A (zh) * 2010-11-26 2011-09-14 中国建筑上海设计研究院有限公司 窗台式房间新风处理机组
KR101137284B1 (ko) 2011-11-08 2012-04-20 (주)삼원이앤비 양방향 에어토출장치 및 이를 이용한 방연용 에어커튼장치
KR101315427B1 (ko) 2011-10-21 2013-10-07 엘지전자 주식회사 공기조화기
KR101349311B1 (ko) * 2013-05-21 2014-01-14 엘지전자 주식회사 공기조화기
CN104314877A (zh) * 2014-10-29 2015-01-28 珠海格力电器股份有限公司 空调及其风机
CN104329272A (zh) * 2014-10-29 2015-02-04 珠海格力电器股份有限公司 离心风机及具有其的空调器
JP2016156512A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機
CN105952671A (zh) * 2014-10-29 2016-09-21 珠海格力电器股份有限公司 离心风机及具有其的空调器
CN106052072A (zh) * 2016-05-27 2016-10-26 珠海格力电器股份有限公司 一种具有多方向出风的空调器及其出风控制方法
CN106123129A (zh) * 2016-08-23 2016-11-16 珠海格力电器股份有限公司 壁挂式空调内机和空调系统
CN108507030A (zh) * 2018-06-25 2018-09-07 珠海格力电器股份有限公司 空调室内机和空调系统
JP6411617B1 (ja) * 2017-11-20 2018-10-24 アイリスオーヤマ株式会社 空気調和装置
JP2020060151A (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 畠山 昭弘 ファンアレイ装置
US10690370B2 (en) 2014-09-26 2020-06-23 Mitsubishi Electric Corporation Indoor equipment and air conditioner
CN112212408A (zh) * 2020-10-20 2021-01-12 青岛海信日立空调系统有限公司 空调室内机
CN114909793A (zh) * 2021-02-09 2022-08-16 珠海格力电器股份有限公司 一种风道系统、空调室内机和空调器

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100758949B1 (ko) * 2003-07-30 2007-09-14 엘지전자 주식회사 공기조화기의 실내기
JP4710637B2 (ja) * 2006-02-08 2011-06-29 ダイキン工業株式会社 ファン駆動装置及び空調機
JP2007212027A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Daikin Ind Ltd ファン駆動装置及び空調機
KR100758958B1 (ko) * 2006-02-14 2007-09-14 엘지전자 주식회사 공기조화기의 실내기
JP2007285533A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内ユニット
KR100728352B1 (ko) 2006-09-05 2007-06-13 주식회사 대우일렉트로닉스 냉기 토출방향 가변 장치를 갖는 에어컨
WO2009020173A1 (ja) * 2007-08-09 2009-02-12 Daikin Industries, Ltd. 送風装置及び空気調和機
JPWO2009020173A1 (ja) * 2007-08-09 2010-11-04 ダイキン工業株式会社 送風装置及び空気調和機
JP2009139078A (ja) * 2007-11-12 2009-06-25 Daikin Ind Ltd 空気調和機用室内機
CN102183067A (zh) * 2010-11-26 2011-09-14 中国建筑上海设计研究院有限公司 窗台式房间新风处理机组
CN102183067B (zh) * 2010-11-26 2013-06-19 中国建筑上海设计研究院有限公司 窗台式房间新风处理机组
KR101315427B1 (ko) 2011-10-21 2013-10-07 엘지전자 주식회사 공기조화기
KR101137284B1 (ko) 2011-11-08 2012-04-20 (주)삼원이앤비 양방향 에어토출장치 및 이를 이용한 방연용 에어커튼장치
KR101349311B1 (ko) * 2013-05-21 2014-01-14 엘지전자 주식회사 공기조화기
US10690370B2 (en) 2014-09-26 2020-06-23 Mitsubishi Electric Corporation Indoor equipment and air conditioner
CN104314877A (zh) * 2014-10-29 2015-01-28 珠海格力电器股份有限公司 空调及其风机
CN105952671B (zh) * 2014-10-29 2019-01-18 珠海格力电器股份有限公司 离心风机及具有其的空调器
CN105952671A (zh) * 2014-10-29 2016-09-21 珠海格力电器股份有限公司 离心风机及具有其的空调器
CN104329272A (zh) * 2014-10-29 2015-02-04 珠海格力电器股份有限公司 离心风机及具有其的空调器
JP2016156512A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機
CN106052072A (zh) * 2016-05-27 2016-10-26 珠海格力电器股份有限公司 一种具有多方向出风的空调器及其出风控制方法
WO2017202056A1 (zh) * 2016-05-27 2017-11-30 珠海格力电器股份有限公司 一种具有多方向出风的空调器及其出风控制方法
CN106123129A (zh) * 2016-08-23 2016-11-16 珠海格力电器股份有限公司 壁挂式空调内机和空调系统
JP6411617B1 (ja) * 2017-11-20 2018-10-24 アイリスオーヤマ株式会社 空気調和装置
JP2019095106A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 アイリスオーヤマ株式会社 空気調和装置
CN108507030A (zh) * 2018-06-25 2018-09-07 珠海格力电器股份有限公司 空调室内机和空调系统
CN108507030B (zh) * 2018-06-25 2023-07-14 珠海格力电器股份有限公司 空调室内机和空调系统
JP2020060151A (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 畠山 昭弘 ファンアレイ装置
CN112212408A (zh) * 2020-10-20 2021-01-12 青岛海信日立空调系统有限公司 空调室内机
CN114909793A (zh) * 2021-02-09 2022-08-16 珠海格力电器股份有限公司 一种风道系统、空调室内机和空调器
CN114909793B (zh) * 2021-02-09 2023-06-06 珠海格力电器股份有限公司 一种风道系统、空调室内机和空调器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001153390A (ja) 空気調和装置
EP3410023A1 (en) Air conditioner indoor unit
JPH10196989A (ja) 空気調和機
JP2003207152A (ja) 空気調和機
JP2001153387A (ja) 空気調和装置
WO2006035927A1 (ja) 空気調和機の壁掛け型室内ユニット
JP3308256B2 (ja) 床置型空気調和機
JP4752142B2 (ja) 空気調和機用室内機
EP1617154A2 (en) Blowing fan and air conditioner
US11879645B2 (en) Ventilation and air conditioning system and method for regulating air opening
JP3039282B2 (ja) 空気調和機用室内ユニット
JP3244470B2 (ja) 空気調和機用空冷式室外機
JPH06341659A (ja) 空気調和装置
JP3353295B2 (ja) ファンコイルユニット
JPH08152187A (ja) 空気調和機
JP4706305B2 (ja) 空気調和機
JP2001272053A (ja) 空気調和機
JPWO2019123743A1 (ja) 空気調和機の室内機
JPH1144431A (ja) ファンコイルユニット
CN211146687U (zh) 室内机及具有其的空调器
KR20040015872A (ko) 액자형 공기조화기
JP2000088272A (ja) 空気調和装置
JPS60196526A (ja) 熱交換ユニツト
JPH1019289A (ja) 壁掛け式空気調和装置
JP2000074421A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071022

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20071030

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20071227

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080617

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080818

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20080822

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100510

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250