JP3041113B2 - コードレス電話機 - Google Patents
コードレス電話機Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、子機間通話機能およ
び留守時自動応対機能を備えたコードレス電話機の改良
に関する。
び留守時自動応対機能を備えたコードレス電話機の改良
に関する。
【０００２】
【従来の技術】昨今、コードレス電話機は、その持ち運
び便利性の故に一般家庭、各種事業所等に広く普及しつ
つある。このようなコードレス電話機の中には、２台以
上の子機による子機間通話の可能なものや、或いは所謂
留守番電話機能を備えたものも知られている。
び便利性の故に一般家庭、各種事業所等に広く普及しつ
つある。このようなコードレス電話機の中には、２台以
上の子機による子機間通話の可能なものや、或いは所謂
留守番電話機能を備えたものも知られている。
【０００３】ここで、周知のように、留守番電話機能と
は、留守中に外線の着信があった場合、これに自動的に
応対したり、或いはその応対に続いて相手方からのメッ
セージを自動的に録音する機能であり、一般にこの留守
番電話機能はオペレータによる所定の手動操作を待って
作動状態に設定されるように成されている。
は、留守中に外線の着信があった場合、これに自動的に
応対したり、或いはその応対に続いて相手方からのメッ
セージを自動的に録音する機能であり、一般にこの留守
番電話機能はオペレータによる所定の手動操作を待って
作動状態に設定されるように成されている。
【０００４】ところで、従来子機間通話機能の可能な留
守時自動応対機能付きコードレス電話機において、子機
間通話中に外線の着信があった場合には、次のような動
作によりこれに対応するように成されていた。
守時自動応対機能付きコードレス電話機において、子機
間通話中に外線の着信があった場合には、次のような動
作によりこれに対応するように成されていた。
【０００５】即ち、外線の着信によりベル着信音が所定
回数に達すると、内蔵ＣＰＵでは、ビープ発生器を駆動
してビープ音を発生させ、これをその時使用中の子機間
内線通話回線へと送出する。これにより、各子機間内線
通話者は外線着信のあったことをビープ音を介して知る
ことができる。
回数に達すると、内蔵ＣＰＵでは、ビープ発生器を駆動
してビープ音を発生させ、これをその時使用中の子機間
内線通話回線へと送出する。これにより、各子機間内線
通話者は外線着信のあったことをビープ音を介して知る
ことができる。
【０００６】子機間内線通話者の中で、この外線着信に
応対しようとするものは、当該使用中の子機間内線通話
回線を断つ為に所定の第１の操作を行い、次いで外線と
の接続を行うために所定の第２の操作を行う。これによ
り、それまで内線通話を行っていたものは、外線通話者
との会話が可能となる。
応対しようとするものは、当該使用中の子機間内線通話
回線を断つ為に所定の第１の操作を行い、次いで外線と
の接続を行うために所定の第２の操作を行う。これによ
り、それまで内線通話を行っていたものは、外線通話者
との会話が可能となる。
【０００７】しかしながら、このような従来のコードレ
ス電話機にあっては、ビープ音を聞くことによって外線
着信があったことを知ることはできるものの、実際にそ
の外線に応対するまでは、相手が誰であるかを知ること
はできなかった為、外線相手方が誰であろうとも取り敢
えず一回は応対せざるを得ず、話したくない相手に出く
わすことにより気まずい思いをしたり、或いは話しを聞
きたくない電話セールスに煩わされる等の不具合があっ
た。
ス電話機にあっては、ビープ音を聞くことによって外線
着信があったことを知ることはできるものの、実際にそ
の外線に応対するまでは、相手が誰であるかを知ること
はできなかった為、外線相手方が誰であろうとも取り敢
えず一回は応対せざるを得ず、話したくない相手に出く
わすことにより気まずい思いをしたり、或いは話しを聞
きたくない電話セールスに煩わされる等の不具合があっ
た。
【０００８】また、上述のコードレス電話機にあって
は、当該外線着信相手方に応対する為には、それまでの
内線通話に使用されていた通話チャネルを解放して内線
通話を断ち、その後新たに通話チャネルを確立して外線
に接続するという２度の操作手順を取らねばならず、ま
た応対の結果、外線相手方との通話を希望しない場合に
は、元の子機間内線通話に復帰する為に、再度通話チャ
ネルを解放して外線通話を断ち、その後新たに通話チャ
ネルを確立して初めから子機間内線通話手順をやり直す
という繁雑な操作を必要とし、その結果元の子機間内線
通話へと復帰するために著しく時間がかかるという不具
合もあった。
は、当該外線着信相手方に応対する為には、それまでの
内線通話に使用されていた通話チャネルを解放して内線
通話を断ち、その後新たに通話チャネルを確立して外線
に接続するという２度の操作手順を取らねばならず、ま
た応対の結果、外線相手方との通話を希望しない場合に
は、元の子機間内線通話に復帰する為に、再度通話チャ
ネルを解放して外線通話を断ち、その後新たに通話チャ
ネルを確立して初めから子機間内線通話手順をやり直す
という繁雑な操作を必要とし、その結果元の子機間内線
通話へと復帰するために著しく時間がかかるという不具
合もあった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来の
コードレス電話機にあっては、ビープ音を聞くことによ
って外線着信があったことを知ることはできるものの、
実際にその外線に応対するまでは、相手が誰であるかを
知ることはできなかった為、外線相手方が誰であろうと
も取り敢えず一回は応対せざるを得ず、話したくない相
手に出くわすことにより気まずい思いをしたり、或いは
話しを聞きたくない電話セールスに煩わされる等の不具
合があった。
コードレス電話機にあっては、ビープ音を聞くことによ
って外線着信があったことを知ることはできるものの、
実際にその外線に応対するまでは、相手が誰であるかを
知ることはできなかった為、外線相手方が誰であろうと
も取り敢えず一回は応対せざるを得ず、話したくない相
手に出くわすことにより気まずい思いをしたり、或いは
話しを聞きたくない電話セールスに煩わされる等の不具
合があった。
【００１０】また、上述のコードレス電話機にあって
は、当該外線着信相手方に応対する為には、それまでの
内線通話に使用されていた通話チャネルを解放して内線
通話を断ち、その後新たに通話チャネルを確立して外線
に接続するという２度の操作手順を取らねばならず、ま
た応対の結果、外線相手方との通話を希望しない場合に
は、元の子機間内線通話に復帰する為に、再度通話チャ
ネルを解放して外線通話を断ち、その後新たに通話チャ
ネルを確立して初めから子機間内線通話手順をやり直す
という繁雑な操作を必要とし、その結果元の子機間内線
通話へと復帰するために著しく時間がかかるという問題
点があった。
は、当該外線着信相手方に応対する為には、それまでの
内線通話に使用されていた通話チャネルを解放して内線
通話を断ち、その後新たに通話チャネルを確立して外線
に接続するという２度の操作手順を取らねばならず、ま
た応対の結果、外線相手方との通話を希望しない場合に
は、元の子機間内線通話に復帰する為に、再度通話チャ
ネルを解放して外線通話を断ち、その後新たに通話チャ
ネルを確立して初めから子機間内線通話手順をやり直す
という繁雑な操作を必要とし、その結果元の子機間内線
通話へと復帰するために著しく時間がかかるという問題
点があった。
【００１１】この発明は、上記問題点を除去し、子機間
内線通話中に、外線の着信があった場合、各子機間内線
通話者は子機を通じて直ちにその旨を知ることができる
と共に、当該外線に出る前に、その外線相手方が誰であ
るかを予め知ることができ、これにより通話を希望する
外線相手方に限り電話に出ることができる一方、通話を
希望しない相手の場合には直ちに元の子機間内線通話へ
と復帰ができるようにしたコードレス電話機を提供する
ことを目的とする。
内線通話中に、外線の着信があった場合、各子機間内線
通話者は子機を通じて直ちにその旨を知ることができる
と共に、当該外線に出る前に、その外線相手方が誰であ
るかを予め知ることができ、これにより通話を希望する
外線相手方に限り電話に出ることができる一方、通話を
希望しない相手の場合には直ちに元の子機間内線通話へ
と復帰ができるようにしたコードレス電話機を提供する
ことを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この発明は、親機と２台
以上の子機とを有し、かつ子機間通話機能と留守時自動
応対機能とを備えたコードレス電話機において、子機間
通話の開始に応答して、前記留守時自動応対機能を作動
状態に設定する設定手段と、子機間通話中に外線の着信
があったとき、その旨を子機を通じて子機間通話者へと
報知する着信報知手段と、子機間通話状態から、それま
での子機間通話チャネルを使用したまま、前記留守時自
動応対に対応する外線相手方の通話内容をモニタする状
態に切り替えるモニタ状態設定手段と、前記外線モニタ
状態から、それまでの通話チャネルを変更することな
く、子機間内線通話への復帰若しくは外線通話への接続
を選択する通話相手選択手段とを具備することを特徴と
するものである。
以上の子機とを有し、かつ子機間通話機能と留守時自動
応対機能とを備えたコードレス電話機において、子機間
通話の開始に応答して、前記留守時自動応対機能を作動
状態に設定する設定手段と、子機間通話中に外線の着信
があったとき、その旨を子機を通じて子機間通話者へと
報知する着信報知手段と、子機間通話状態から、それま
での子機間通話チャネルを使用したまま、前記留守時自
動応対に対応する外線相手方の通話内容をモニタする状
態に切り替えるモニタ状態設定手段と、前記外線モニタ
状態から、それまでの通話チャネルを変更することな
く、子機間内線通話への復帰若しくは外線通話への接続
を選択する通話相手選択手段とを具備することを特徴と
するものである。
【００１３】
【作用】この様な構成によれば、子機間通話の開始に応
答して、留守番自動応対機能が作動状態に設定される
為、子機間内線通話中に電話をかけてきた外線相手方に
対しては、所定のメッセージにより自動応対が行われ
る。
答して、留守番自動応対機能が作動状態に設定される
為、子機間内線通話中に電話をかけてきた外線相手方に
対しては、所定のメッセージにより自動応対が行われ
る。
【００１４】一方、子機間通話中に外線の着信があった
時には、その旨が各子機を通じて子機間通話者へと報知
され、これを受けていずれかの子機間通話者がモニタ状
態設定手段を使用すれば、それまでの子機間通話チャネ
ルを使用したまま、留守時自動応対に対応する外線相手
方の通話内容をモニタすることができる。
時には、その旨が各子機を通じて子機間通話者へと報知
され、これを受けていずれかの子機間通話者がモニタ状
態設定手段を使用すれば、それまでの子機間通話チャネ
ルを使用したまま、留守時自動応対に対応する外線相手
方の通話内容をモニタすることができる。
【００１５】そして、この外線モニタの結果、外線相手
方と通話を希望する場合には、それまでの通話チャネル
を変更することなく、直ちに外線通話への接続が行われ
る一方、当該外線相手方との通話を希望しない場合に
は、それまでの通話チャネルを変更することなく、直ち
に子機間内線通話への復帰が行われる。
方と通話を希望する場合には、それまでの通話チャネル
を変更することなく、直ちに外線通話への接続が行われ
る一方、当該外線相手方との通話を希望しない場合に
は、それまでの通話チャネルを変更することなく、直ち
に子機間内線通話への復帰が行われる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。本発明に係わるコードレス電話機の一
実施例を図１のブロック図に示す。同図において、１は
公衆電話回線等の回線、ＳＷ１は回線をオンオフするた
めのスイッチ、２は回線と信号のやり取りをするスピー
チネットワーク、３はベル着信信号の検出を行うベル着
信検出回路、ＳＷ２は回線からの信号を留守番回路に繋
ぐスイッチ、ＳＷ３は回線からの信号を子機へ繋ぐスイ
ッチ、４は留守番回路、ＳＷ４およびＳＷ５はそれぞれ
子機からの信号をオンオフするためのスイッチ、５およ
び６は親機の無線送受信回路、７および８は子機の無線
送受信回路、９は制御用ＣＰＵ、１０は外線着信を子機
へ知らせる為の報知音（ビープ音）の発生回路である。
詳細に説明する。本発明に係わるコードレス電話機の一
実施例を図１のブロック図に示す。同図において、１は
公衆電話回線等の回線、ＳＷ１は回線をオンオフするた
めのスイッチ、２は回線と信号のやり取りをするスピー
チネットワーク、３はベル着信信号の検出を行うベル着
信検出回路、ＳＷ２は回線からの信号を留守番回路に繋
ぐスイッチ、ＳＷ３は回線からの信号を子機へ繋ぐスイ
ッチ、４は留守番回路、ＳＷ４およびＳＷ５はそれぞれ
子機からの信号をオンオフするためのスイッチ、５およ
び６は親機の無線送受信回路、７および８は子機の無線
送受信回路、９は制御用ＣＰＵ、１０は外線着信を子機
へ知らせる為の報知音（ビープ音）の発生回路である。
【００１７】次に、以上の構成よりなるコードレス電話
機において、子機間内線通話を行う場合の回路動作を説
明する。
機において、子機間内線通話を行う場合の回路動作を説
明する。
【００１８】２台の子機の内の一方Ａから通話要求信号
が出力されると、この通話要求信号は当該子機Ａの子機
送受信部７から制御用無線チャネルを通して該当する親
機送受信部５へと送出される。すると、親機送受信部５
では、子機Ａからの通話要求信号を受けた旨を、ＣＰＵ
９へと通知する。
が出力されると、この通話要求信号は当該子機Ａの子機
送受信部７から制御用無線チャネルを通して該当する親
機送受信部５へと送出される。すると、親機送受信部５
では、子機Ａからの通話要求信号を受けた旨を、ＣＰＵ
９へと通知する。
【００１９】この通知を受けたＣＰＵ９では、他方の子
機Ｂに対応した親機送受信部６を制御し、該当する他方
の送受信部８に対し、同様に制御用無線チャネルを通し
て、通話要求信号を送出する。
機Ｂに対応した親機送受信部６を制御し、該当する他方
の送受信部８に対し、同様に制御用無線チャネルを通し
て、通話要求信号を送出する。
【００２０】これにより、一方の子機Ａに対応する親機
送受信部５と対応する子機送受信部７との間、および他
方の子機Ｂに対応する親機送受信部６と対応する子機送
受信部８との間にそれぞれ通話用無線チャネルが形成さ
れ、その後ＣＰＵ９からの指令によりスイッチＳＷ４お
よびスイッチ５がオンされ、子機送受信部７→親機送受
信部５→スイッチＳＷ４→スイッチＳＷ５→親機送受信
部６→子機送受信部８を経由する通話回線が形成され、
以後２台の子機間において内線通話が可能となる。
送受信部５と対応する子機送受信部７との間、および他
方の子機Ｂに対応する親機送受信部６と対応する子機送
受信部８との間にそれぞれ通話用無線チャネルが形成さ
れ、その後ＣＰＵ９からの指令によりスイッチＳＷ４お
よびスイッチ５がオンされ、子機送受信部７→親機送受
信部５→スイッチＳＷ４→スイッチＳＷ５→親機送受信
部６→子機送受信部８を経由する通話回線が形成され、
以後２台の子機間において内線通話が可能となる。
【００２１】次に、子機間内線中に外線通話の着信があ
った場合におけるＣＰＵ９の動作を、図２のＣＰＵ機能
ブロック図および図３のフローチャートを参照しながら
詳細に説明する。図２はＣＰＵ９の内部においてソフト
ウェア的に実現される制御機能を、ブロック化して示す
機能ブロック図である。同図に示されるように、ＣＰＵ
９の機能としては、信号経路制御手段９ａ、ベル着信検
出手段９ｂ、留守番回路制御手段９ｃ、無線送受信回路
９ｄおよびビープ発生回路制御手段９ｅが設けられてい
る。
った場合におけるＣＰＵ９の動作を、図２のＣＰＵ機能
ブロック図および図３のフローチャートを参照しながら
詳細に説明する。図２はＣＰＵ９の内部においてソフト
ウェア的に実現される制御機能を、ブロック化して示す
機能ブロック図である。同図に示されるように、ＣＰＵ
９の機能としては、信号経路制御手段９ａ、ベル着信検
出手段９ｂ、留守番回路制御手段９ｃ、無線送受信回路
９ｄおよびビープ発生回路制御手段９ｅが設けられてい
る。
【００２２】図３において、子機間通話が開始されると
（ステップ３０１）、留守番回路制御手段９ｅの作動に
より、留守番回路４が自動的に起動され（ステップ３０
２）、これにより留守時自動応答機能が作動状態に設定
される。この作動状態において、外線の着信があった場
合、外線相手方に対し、予め設定されたメッセージによ
り、自動応答が行われる。
（ステップ３０１）、留守番回路制御手段９ｅの作動に
より、留守番回路４が自動的に起動され（ステップ３０
２）、これにより留守時自動応答機能が作動状態に設定
される。この作動状態において、外線の着信があった場
合、外線相手方に対し、予め設定されたメッセージによ
り、自動応答が行われる。
【００２３】この状態において、外線の着信がベル着信
検出回路３およびベル着信検出手段９ｂにより確認され
ると（ステップ３０３）、ビープ発生回路制御手段９ｅ
の作動により、ビープ発生回路１０が駆動されてビープ
音が発生され、このビープ音はスイッチＳＷ４およびス
イッチＳＷ５を経由して、通話中の子機Ａ，Ｂのそれぞ
れへと送出される（ステップ３０９）。
検出回路３およびベル着信検出手段９ｂにより確認され
ると（ステップ３０３）、ビープ発生回路制御手段９ｅ
の作動により、ビープ発生回路１０が駆動されてビープ
音が発生され、このビープ音はスイッチＳＷ４およびス
イッチＳＷ５を経由して、通話中の子機Ａ，Ｂのそれぞ
れへと送出される（ステップ３０９）。
【００２４】その後、ベル着信検出回路３およびベル着
信検出手段９ｂを介して、ベルの着信が既定数だけ確認
されると（ステップ３０５ＹＥＳ）、留守番回路制御手
段９ｅの作動により留守番回路４が駆動されて、留守時
自動応答用のメッセージが送出され、同時に信号経路制
御手段９ａの作動によりスイッチＳＷ１およびスイッチ
ＳＷ２がオンされ、この留守時自動応答用のメッセージ
は回線１を介して外線相手方へと送出される。
信検出手段９ｂを介して、ベルの着信が既定数だけ確認
されると（ステップ３０５ＹＥＳ）、留守番回路制御手
段９ｅの作動により留守番回路４が駆動されて、留守時
自動応答用のメッセージが送出され、同時に信号経路制
御手段９ａの作動によりスイッチＳＷ１およびスイッチ
ＳＷ２がオンされ、この留守時自動応答用のメッセージ
は回線１を介して外線相手方へと送出される。
【００２５】この状態において、一方の子機、例えば子
機送受信部７よりモニタ要求信号が制御用無線チャネル
を介して送られてくると、親機送受信部５はＣＰＵ９に
対しその旨の通知を行う。
機送受信部７よりモニタ要求信号が制御用無線チャネル
を介して送られてくると、親機送受信部５はＣＰＵ９に
対しその旨の通知を行う。
【００２６】すると、ＣＰＵ９では、他方の子機への通
話用回線に介在されたスイッチＳＷ５をオフすると共
に、回線１へ通ずるスイッチＳＷ３をオンさせることに
より回線１から子機送受信部７へ至るモニタ経路を形成
し、これにより留守時自動応答用メッセージに答える形
で行われる外線相手方の話し声を子機側でモニタできる
状態に設定する（ステップ３０７ＹＥＳ，３０９）。
話用回線に介在されたスイッチＳＷ５をオフすると共
に、回線１へ通ずるスイッチＳＷ３をオンさせることに
より回線１から子機送受信部７へ至るモニタ経路を形成
し、これにより留守時自動応答用メッセージに答える形
で行われる外線相手方の話し声を子機側でモニタできる
状態に設定する（ステップ３０７ＹＥＳ，３０９）。
【００２７】次に、子機送受信部７より制御用無線チャ
ネルを通じて親機送受信部５へと外線通話要求信号が送
出されると（ステップ３１０ＹＥＳ）、親機送受信部５
からのその旨の通知を受けてＣＰＵ９が作動し、信号経
路制御手段９ａの作動により、スイッチＳＷ２がオフさ
れて、留守番応答動作が停止され、同時に親機送受信部
６から他方の子機Ｂに対応する子機送受信部８に対し通
話終了信号が送出されて、親機送受信部６と子機送受信
部８との間の通話上無線チャネルが断たれ、以後親機送
受信部５と子機送受信部７との間の通話用無線チャネル
のみが保持されて、外線通話が行われることとなる（ス
テップ３１２）。
ネルを通じて親機送受信部５へと外線通話要求信号が送
出されると（ステップ３１０ＹＥＳ）、親機送受信部５
からのその旨の通知を受けてＣＰＵ９が作動し、信号経
路制御手段９ａの作動により、スイッチＳＷ２がオフさ
れて、留守番応答動作が停止され、同時に親機送受信部
６から他方の子機Ｂに対応する子機送受信部８に対し通
話終了信号が送出されて、親機送受信部６と子機送受信
部８との間の通話上無線チャネルが断たれ、以後親機送
受信部５と子機送受信部７との間の通話用無線チャネル
のみが保持されて、外線通話が行われることとなる（ス
テップ３１２）。
【００２８】一方、外線をモニタした結果、外線相手方
に対し応対する意図がない場合には（ステップ３１０Ｎ
Ｏ）、一方の子機Ａより親機送受信部５に対し子機間通
話復帰要求信号が送出される。すると、ＣＰＵ９では、
親機送受信部５からのその旨の通知を受けて、スイッチ
ＳＷ３をオフさせ、またスイッチＳＷ５をオンさせるこ
とにより、再度内線通話回線を形成し、同時にスイッチ
ＳＷ１およびスイッチＳＷ２をオフさせることにより、
留守時自動応答動作を停止させるとともに回線位置の切
り離しを行い、これにより当初の子機間内線通話状態へ
と復帰させる（ステップ３１４）。
に対し応対する意図がない場合には（ステップ３１０Ｎ
Ｏ）、一方の子機Ａより親機送受信部５に対し子機間通
話復帰要求信号が送出される。すると、ＣＰＵ９では、
親機送受信部５からのその旨の通知を受けて、スイッチ
ＳＷ３をオフさせ、またスイッチＳＷ５をオンさせるこ
とにより、再度内線通話回線を形成し、同時にスイッチ
ＳＷ１およびスイッチＳＷ２をオフさせることにより、
留守時自動応答動作を停止させるとともに回線位置の切
り離しを行い、これにより当初の子機間内線通話状態へ
と復帰させる（ステップ３１４）。
【００２９】ここで、特に重要なことは、子機間内線通
話状態から外線モニタ状態へ移行し、且つ外線モニタ状
態から子機間内線通話状態へと復帰するに至る全期間に
おいて、親機送受信部６と子機送受信部８との間の通話
用無線チャネルは継続的に保持されており、この為外線
モニタ状態から子機間内線通話状態への復帰を瞬時に行
うことができる点である。
話状態から外線モニタ状態へ移行し、且つ外線モニタ状
態から子機間内線通話状態へと復帰するに至る全期間に
おいて、親機送受信部６と子機送受信部８との間の通話
用無線チャネルは継続的に保持されており、この為外線
モニタ状態から子機間内線通話状態への復帰を瞬時に行
うことができる点である。
【００３０】尚、子機間内線通話中に外線の着信が報知
された場合にあっても、外線モニタを行わない場合には
（ステップ３０７ＮＯ）、留守時自動応答用のメッセー
ジの終了および例えば自動外線録音動作の終了を待って
（ステップ３０８ＹＥＳ）、スイッチＳＷ１およびスイ
ッチＳＷ２は自動的にオフされ、（ステップ３１３）、
通常の子機間通話処理へと復帰される（ステップ３１
４）。
された場合にあっても、外線モニタを行わない場合には
（ステップ３０７ＮＯ）、留守時自動応答用のメッセー
ジの終了および例えば自動外線録音動作の終了を待って
（ステップ３０８ＹＥＳ）、スイッチＳＷ１およびスイ
ッチＳＷ２は自動的にオフされ、（ステップ３１３）、
通常の子機間通話処理へと復帰される（ステップ３１
４）。
【００３１】この様に、以上の実施例装置によれば、子
機間内線通話中に外線の着信があった場合、その旨をビ
ープ音を介して各子機間通話者が直ちに知ることができ
ると共に、各子機において所定の操作を行うことによ
り、留守時自動応答に答える形で行われる外線相手方の
話し声をモニタすることができ、この為相手方を確認し
た上で、外線に出るか出ないかを任意に利用者は選択す
ることができる。
機間内線通話中に外線の着信があった場合、その旨をビ
ープ音を介して各子機間通話者が直ちに知ることができ
ると共に、各子機において所定の操作を行うことによ
り、留守時自動応答に答える形で行われる外線相手方の
話し声をモニタすることができ、この為相手方を確認し
た上で、外線に出るか出ないかを任意に利用者は選択す
ることができる。
【００３２】また、外線モニタを行った結果、当該外線
相手方と話したくない場合には、当該子機において例え
ば所定のキー操作を行うことにより、直ちに元の子機間
内線通話状態へと復帰することができ、この種子機間内
線通話機能を備えたコードレス電話機の使い勝手を格段
に向上させることができる。
相手方と話したくない場合には、当該子機において例え
ば所定のキー操作を行うことにより、直ちに元の子機間
内線通話状態へと復帰することができ、この種子機間内
線通話機能を備えたコードレス電話機の使い勝手を格段
に向上させることができる。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、子
機間内線通話中に、外線の着信があった場合、各子機間
内線通話者は子機を通じて直ちにその旨を知ることがで
きると共に、当該外線に出る前に、その外線相手方が誰
であるかを予め知ることができ、これにより通話を希望
する外線相手方に限り電話に出ることができる一方、通
話を希望しない相手の場合には直ちに元の子機間内線通
話へと復帰ができるという効果がある。
機間内線通話中に、外線の着信があった場合、各子機間
内線通話者は子機を通じて直ちにその旨を知ることがで
きると共に、当該外線に出る前に、その外線相手方が誰
であるかを予め知ることができ、これにより通話を希望
する外線相手方に限り電話に出ることができる一方、通
話を希望しない相手の場合には直ちに元の子機間内線通
話へと復帰ができるという効果がある。
【図１】本発明に係るコードレス電話機の構成を概略的
に示すブロック図。
に示すブロック図。
【図２】図１に示したコードレス電話機のＣＰＵの機能
構成を概略的に示す機能ブロック図。
構成を概略的に示す機能ブロック図。
【図３】図１に示したコードレス電話機の動作説明のた
めのフローチャート。
めのフローチャート。
１ 回線 ２ スピーチネットワーク ３ ベル着信検出回路 ４ 留守番回路 ５，６ 親機送受信部 ７，８ 子機送受信部 ９ ＣＰＵ １０ ビープ音発生回路 ＳＷ１〜ＳＷ５ スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 康夫 東京都日野市旭が丘３丁目１番地の１ 東芝エー・ブイ・イー株式会社日野事業 所内 (56)参考文献 特開 昭59−74739（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−50937（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−15440（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−125661（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−71245（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26 H04M 1/64 - 1/65
Claims (1)
- 【請求項１】 親機と２台以上の子機とを有し、かつ子
機間通話機能と留守時自動応対機能とを備えたコードレ
ス電話機において、 子機間通話の開始に応答して、前記留守時自動応対機能
を作動状態に設定する設定手段と、 子機間通話中に外線の着信があったとき、その旨を子機
を通じて子機間通話者へと報知する着信報知手段と、 子機間通話状態から、それまでの子機間通話チャネルを
使用したまま、前記留守時自動応対に対応する外線相手
方の通話内容をモニタする状態に切り替えるモニタ状態
設定手段と、 前記外線モニタ状態から、それまでの通話チャネルを変
更することなく、子機間内線通話への復帰若しくは外線
通話への接続を選択する通話相手選択手段とを具備する
ことを特徴とするコードレス電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31903991A JP3041113B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | コードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31903991A JP3041113B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | コードレス電話機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05160786A JPH05160786A (ja) | 1993-06-25 |
| JP3041113B2 true JP3041113B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=18105834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31903991A Expired - Fee Related JP3041113B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | コードレス電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3041113B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP31903991A patent/JP3041113B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05160786A (ja) | 1993-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |