JP3040952B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置

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JP3040952B2
JP3040952B2 JP8247341A JP24734196A JP3040952B2 JP 3040952 B2 JP3040952 B2 JP 3040952B2 JP 8247341 A JP8247341 A JP 8247341A JP 24734196 A JP24734196 A JP 24734196A JP 3040952 B2 JP3040952 B2 JP 3040952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルを自動的に
ラベル被貼付物に貼付するラベル貼付装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のラベル貼付装置では、図9に示す
ように、帯状台紙aの片面にラベルbが一定間隔におき
に剥離可能に貼付されたラベルb付き帯状台紙aを使用
し、このラベルb付き帯状台紙aを、ラベル被貼付物c
の搬送経路d上に近接するラベル剥離用帯状台紙ターン
ガイドeまで案内し、更にこのターンガイドeから折り
返し案内するようなV字状の搬送経路fを設けて、前記
ターンガイドeによりラベルbを剥離し、この剥離した
ラベルbを、搬送経路d上のラベル被貼付物cにラベル
押さえローラーgを介して貼付するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来で
は、表示内容を印刷したラベルを一枚ずつ形成して、こ
れを帯状台紙に一定間隔おきに貼付するために、ラベル
付き帯状台紙の製作に手間がかかり、コストが高くつく
上に、ラベルを剥ぎ取った帯状台紙を廃棄処分しなけれ
ばならないため、その廃棄処分に公害上の問題があっ
た。また、このようなラベル付き帯状台紙を使用するこ
とから、ラベル貼付装置の構成部材点数が多くなって、
装置が複雑且つ大型化するという問題があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑み、一
面側に表示内容を直接印刷して多数のラベルを連続的に
形成し、他面側を接着層とした帯状のラベル用紙を使用
することによって、ラベル用紙のコストを従来のラベル
付き帯状台紙に比べて格段に安くできると共に、構成部
材点数が比較的少なく、構造簡単で小型化が可能なラベ
ル貼付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るラベル貼
付装置は、一面側に表示内容を一定間隔おきに印刷して
多数のラベル4を連続的に形成し且つ他面側に接着層5
を形成した帯状のラベル用紙3を、その長手方向に案内
するラベル用紙搬送経路6に、ラベル用紙3の接着層5
側と接してラベル用紙3を駆動する搬送駆動手段9を設
けると共に、この搬送駆動手段9による搬送途上でラベ
ル用紙3を各ラベル4間で切断する切断手段10を設
け、この切断手段10により切断したラベル4をラベル
案内手段12を介してラベル被貼付物M側に送給するよ
うにしたラベル貼付装置であって、搬送駆動手段9は、
いずれか1つが駆動プーリー21とされる複数のプーリ
ー22〜27と、これらのプーリーに掛張され、ラベル
用紙3の接着層5に対し線接触する複数条の線状無端ベ
ルト28とからなり、切断手段10は、ラベル用紙3を
挟んでその両側に配置された一対のカッターロール38
a,38bを有するロータリーカッター38からなり、
前記ラベル用紙搬送経路6には搬送駆動手段9より上手
側にラベル用紙供給手段8を設け、この供給手段8は、
ラベル用紙3を挟んでその一方側に回転駆動可能に配置
されてラベル用紙3のラベル4面側と接する駆動ローラ
ー13と、他方側に回転フリーに配置されてラベル用紙
3の接着層5と接するローラーであって複数の線状リン
グ15を軸方向一定間隔おきに嵌着した支持ローラー1
4とからなる。
【0006】請求項2は、請求項1に記載のラベル貼付
装置において、搬送駆動手段9は、複数の線状リング2
9を軸方向一定間隔おきに嵌着したプーリー23を含
む。
【0007】請求項3は、請求項1または2に記載のラ
ベル貼付装置において、搬送駆動手段9は、複数の尖鋭
状周鍔30を軸方向一定間隔おきに突設したプーリー2
2を含む。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るラベル貼付
装置の全体を示す平面図であり、この図において1は、
装置基台2の上方部一端側に軸支されたラベル用紙巻軸
で、この巻軸1には長尺帯状のラベル用紙3がロール状
に多量に巻装されている。ラベル用紙3は、図8の
(A)及び(B)に示すように、一面側に表示内容を一
定間隔おきに印刷して多数のラベル4を連続的に形成し
且つ他面側に感圧性接着剤を塗布して接着層5を形成し
たもので、前記巻軸1には接着層5を内側にした状態で
巻装される。6は、ラベル用紙3をその長手方向に沿っ
て、巻軸1側からラベル被貼付物搬送経路7側へ案内す
るラベル用紙搬送経路で、このラベル用紙搬送経路6の
上手側には、巻軸1からラベル用紙3を繰り出して前方
へ供給するラベル用紙供給手段8が設けられ、ラベル用
紙搬送経路6の下手側には、当該搬送経路6に沿ってラ
ベル用紙3を駆動する搬送駆動手段9、及びこの搬送駆
動手段9による搬送途上でラベル用紙3をラベル4ごと
に切断する切断手段10が設けられている。ラベル用紙
供給手段8と搬送駆動手段9との間には、ラベル用紙案
内手段11が設けてあり、そしてラベル用紙搬送経路6
の下手側にはラベル搬送手段12が設けられている。
【0010】前記ラベル用紙供給手段8は、図1及び図
2に示すように、巻軸1から繰り出されるラベル用紙3
を挟んでその一方側に回転駆動可能に配置されてラベル
用紙3のラベル4面側と接する駆動ローラー13と、他
方側に回転フリーに配置されてラベル用紙3の接着層5
と接する支持ローラー14とから構成され、支持ローラ
ー14には複数の線状リング15が軸方向一定間隔おき
に嵌着されている。駆動ローラー13は装置基台2に軸
支された回転軸16に固定され、支持ローラー14は、
装置基台2上に立設された支軸17に回転自在に支持さ
れている。しかして、回転軸16を駆動して駆動ローラ
ー13を回転させると、この駆動ローラー13と支持ロ
ーラー14との間に挟まれたラベル用紙3が駆動されて
巻軸1からから繰り出される。このラベル用紙供給手段
8では、支持ローラー14が線状リング15を介してラ
ベル用紙3の接着層5と接するから、両者が不都合に付
着し合うことがない。上記各線状リング15は、図示は
省略するが支持ローラー14の外周面に形成された複数
条の周溝にそれぞれ嵌合される。
【0011】また図1及び図2に示すように、ラベル用
紙案内手段11は、ラベル用紙3を挟んでその一方側に
配置されてラベル用紙3のラベル4面側と接する固定ロ
ーラー18と、他方側に回転フリーに配置されてラベル
用紙3の接着層5と接する支持ローラー19とから構成
されている。支持ローラー19は支軸20に回転自在に
支持され、この支持ローラー19には、ラベル用紙供給
手段8の支持ローラー14と同様に複数の線状リング1
5が軸方向一定間隔おきに嵌着されている。各線状リン
グ15は、図示は省略するが支持ローラー19の外周面
に形成された複数条の周溝にそれぞれ嵌合される。
【0012】前記搬送駆動手段9は、図1、図3及び図
4に示すように、1つの駆動プーリー21と複数の遊転
プーリー22〜27を有し、これらのプーリー21〜2
7には、ラベル用紙3の接着層5に対しそれぞれ線接触
する断面円形の線状無端ベルト28が複数条(図示の例
では5条)にわたって掛装されている。この線状無端ベ
ルト28は、駆動プーリー21及び遊転プーリー22〜
27にそれぞれ形成されている複数条の周溝に係入され
ていて、駆動プーリー21の回転により走行し、当該無
端ベルト28と線接触するラベル用紙3及びラベル4を
搬送駆動させるようになっている。尚、駆動プーリー2
1の周溝は図4に符号21aで示し、遊転プーリー2
2,23,24の各周溝は、図3に符号22a,23
a,24aで示し、他の遊転プーリー25,26,27
の周溝については図示を省略する。
【0013】上記遊転プーリー23には複数の線状リン
グ29が軸方向一定間隔おきに嵌着されている。この遊
転プーリー23には線状無端ベルト係入用の周溝23a
が軸方向一定間隔おきに形成されているため、各線状リ
ング29は、図3に示すように、線状無端ベルト係入用
周溝23aから軸方向にずれた位置に形成された周溝2
3bに嵌着されている。また、遊転プーリー22には複
数の尖鋭状周鍔30が軸方向一定間隔おきに突設されて
いる。この遊転プーリー22には線状無端ベルト係入用
の周溝22aが軸方向一定間隔おきに形成されているた
め、各尖鋭状周鍔30は、図3に示すように、線状無端
ベルト係入用周溝22aから軸方向にずれた位置に突設
されることになる。
【0014】前記駆動プーリー21は、図4に示すよう
に、装置基台2に軸支された回転軸31に固定されてい
て、その回転軸31の回転により駆動される。そして、
この駆動プーリー21と隣接した位置にはラベル用紙3
を挟んで支持ローラー32が配置され、この支持ローラ
ー32は固定支軸33に回転自在に支持されている。ま
た、前記遊転プーリー22〜25はそれぞれ固定支軸3
4,35,36,37に回転自在に支持されている。他
の遊転プーリー26,27も同様である。
【0015】前記搬送駆動手段9による搬送途上でラベ
ル用紙3を各ラベル4,4間で切断する切断手段10
は、図5に示すように、ラベル用紙3を挟んでその両側
に配置された一対のカッターロール38a、38bを有
するロータリーカッター38からなるもので、両カッタ
ーロール38a、38bは、それぞれ装置基台2に軸支
され、それらの支軸39A,39Bは、両ロール38
a、38bが同じ周速度で互いに反対方向に回転するよ
うに歯車41,42により連動連結され、一方の支軸3
9Aは、タイミングベルト式伝動機構43を介してカッ
ター用のモーター44に連動連結されている。図6及び
図7に示すように、上記両カッターロール38a、38
bにはそれぞれ外周面に開口する凹溝38ao、38b
oが設けられ、一方のカッターロール38aの凹溝38
ao内壁に切断刃40Aが取り付けられ、他方のカッタ
ーロール38bの凹溝38ao内壁には対応する位置に
受け刃40Bが取り付けられている。
【0016】従って、モーター44が起動されることに
より、伝動機構43及び歯車41,42を介して両カッ
ターロール38a、38bが図6に示すように対向方向
に回転し、切断刃40Aと受け刃40Bとによってラベ
ル用紙3を切断するようになっている。尚、図6には、
両カッターロール38a、38bの切断刃40A及び受
け刃40Bが互いに横向きに対向してラベル用紙3を切
断している状態を示しているが、両カッターロール38
a、38bは、それぞれ1回転ずつ間欠的に駆動される
もので、それらの切断刃40Aと受け刃40Bとが図6
に関して垂直上向き姿勢の状態から回転を開始して対向
方向に回転し、上記横向きに対向した位置で切断を行っ
た後、上記垂直上向き姿勢で停止するようになってい
る。
【0017】前記ラベル用紙搬送経路6の下手側に設け
られたラベル案内手段12は、図1に示すように、複数
のプーリー45,46,47及びバキュームボックス4
8の吸引口面に沿って多孔状の搬送用ベルト49を掛装
してなるもので、バキュームボックス48は吸引源に接
続されており、前記切断手段10によって切断されたラ
ベル4を多孔状搬送用ベルト49により吸着保持した状
態でラベル被貼付物搬送経路7側へ案内するようになっ
ている。
【0018】上記ラベル被貼付物搬送経路7にはベルト
コンベヤKが設けられ、このベルトコンベヤKにより、
ラベル被貼付物としての例えば缶Mが両側一対のガイド
レールR,Rに沿って所定間隔おきに搬送され、しかし
て各缶Mは、バキュームボックス48の吸引口面がコン
ベヤKと平行になるところで、多孔状搬送用ベルト49
により吸着保持されて搬送されてくるラベル4の接着層
5に押え手段Pにより押し付けられて回転せしめられ、
かくして缶Mの外周面にラベル4が貼付されるようにな
っている。
【0019】図1及び図2において50は、ラベル用紙
供給手段8、搬送駆動手段9及びラベル案内手段12を
駆動する主駆動モーターで、このモーター50の出力軸
51の回転は、この出力軸51に固定されたプーリー5
2から、ラベル用紙供給手段8の回転軸16に固定され
たプーリー53と、中間支持プーリー54と、搬送駆動
手段9の回転軸31に固定されたプーリーと55に亘っ
て掛け渡されたタイミングベルト56によって、上記各
回転軸16,31に伝達される一方、前記出力軸51に
固定された別のプーリー57からラベル案内手段12側
のプーリー58に掛け渡されたタイミングベルト59に
よってラベル案内手段12の駆動用回転軸60(図1参
照)に伝達されるようになっている。
【0020】また、図1において61A及び61Bは光
電管センサーで、センサー61Aは、ラベル用紙案内手
段11を出て切断手段10側へ移動しているラベル用紙
3の隣合うラベル4,4間の中間位置(切断線CL)に
設けてあるセンサーマーク(図示せず)を検知し、その
検知信号によって、上記ラベル4,4間の中間位置がロ
ータリーカッター38の切断位置に来るようにラベル用
紙3の移動を停止させるためのものであり、またセンサ
ー61Bは、センサー61Aの下流側近傍で上記同様に
ラベル4,4間の中間位置のセンサーマークを検知し、
その検知信号によりカッター駆動用のモーター44を起
動してラベル4,4間の中間位置(切断線CL)での切
断を行わせるようにするものである。また、図1におい
て、62に中間ガイドローラーであり、63は、切断手
段10の手前側近傍でラベル4の非接着層5側を支持案
内する多孔状の支持案内板で、これの背面側にはバキュ
ームボックス64が連設してあって、ラベル用紙3を適
当な吸引力により保持しつつ案内するようになってい
る。この切断手段10の先方側近傍には、切断されたラ
ベル4の表面(非接着層5側)に日付、ロットナンバ
ー、バーコード等を印刷するサーマルヘッド66を備え
たプリンター65が設けられている。上記支持案内板6
3及びサーマルヘッド66は、搬送駆動手段9の遊転プ
ーリー26,24とそれぞれ対向して配設されている。
【0021】上述したラベル貼付装置の動作について説
明すると、主駆動モーター50を起動することにより、
ラベル用紙供給手段8、搬送駆動手段9、及びラベル案
内手段12が駆動され、ラベル用紙3が巻軸1から繰り
出されて、ラベル用紙搬送経路6に沿って送給される。
このラベル用紙3は、ラベル用紙供給手段8からラベル
用紙案内手段11の間で撓みをもたせるようにしてお
り、その撓み部を3′で示す。
【0022】しかして、ラベル用紙案内手段11を通過
して切断手段10へと移動するラベル用紙3が、光電管
センサー61A及び61Bによってラベル4,4間のセ
ンサーマークを検知されると、このラベル用紙3の移動
が停止され、カッター駆動用のモーター44が起動され
て、ロータリーカッター38のカッターロール38a、
38bにより、このラベル用紙3はラベル4,4間の切
断線CLに沿って切断される。切断されたラベル4は、
図1に示すように、搬送駆動手段9の先端部からラベル
案内手段12へ搬送され、このラベル案内手段12によ
り吸着搬送されて、ラベル被貼付物搬送経路7のベルト
コンベヤW上を搬送されてくる缶M(ラベル被貼付物)
の周面に貼付されることになる。
【0023】このラベル貼付装置では、ラベル用紙搬送
経路6の上手側に、ラベル用紙送給手段8を設けている
ため、図1に示されるようにラベル用紙3を巻軸1に多
量に巻装したストックロールから供給する場合に、この
ストックロールからのラベル用紙3の供給が容易とな
り、ラベル用紙の搬送駆動手段9に負担をかけるような
ことがなく、ラベル用紙を安定状態で搬送させることが
できる。
【0024】そして、搬送駆動手段9が、複数のプーリ
ー21〜27と、これらのプーリー21〜27にわたっ
て掛装され、ラベル用紙3の接着層5に対しそれぞれ線
接触する断面円形の線状無端ベルト28とからなるた
め、ラベル用紙3の接着層5とプーリー21〜27とが
不都合に付着し合うことがなく、ラベル用紙3を確実に
走行駆動させることができる。また、切断手段10は、
ラベル用紙3を挟んでその両側に配置された一対のカッ
ターロール38a、38bを有するロータリーカッター
38からなるものであるから、構造がコンパクトにな
り、設置するのに場所をとらない。
【0025】
【発明の効果】請求項1に係るラベル貼付装置よれば、
一面側に表示内容を一定間隔おきに印刷して多数のラベ
ルを連続的に形成し且つ他面側に接着層を形成した帯状
のラベル用紙を使用して、このラベル用紙をラベル被貼
付物に貼付するようにしたから、ラベル付き帯状台紙を
使用する従来のラベル貼付装置に比べ、ラベル用紙のコ
ストを格段に安くでき且つラベル用紙全体を有効に使用
できると共に、構成部材点数が比較的少なくなり、構造
簡単で装置の小型化が可能となる。
【0026】また、このラベル貼付装置にあっては、ラ
ベル用紙の搬送駆動手段を、いずれか1つが駆動プーリ
ーとされる複数のプーリーと、これらのプーリーに掛張
され、ラベル用紙の接着層に対し線接触する複数条の線
状無端ベルトとにより構成しているから、各線状無端ベ
ルトがラベル用紙の接着層に対し線接触状態となり、従
ってプーリー及び線状ベルトとラベル用紙とが不都合に
付着し合うことがなく、ラベル用紙を確実に搬送するこ
とができる。そして、切断手段は、ラベル用紙を挟んで
その両側に配置された一対のカッターロールを有するロ
ータリーカッターからなるため、構造がコンパクトにな
り、設置するのに場所をとらない。更に、このラベル貼
付装置にあっては、ラベル用紙搬送経路には搬送駆動手
段より上手側にラベル用紙供給手段を設けたことによ
り、ラベル用紙を巻軸に多量に巻装したストックロール
から供給する場合に、そのストックロールからのラベル
用紙の供給が容易となり、ラベル用紙の搬送駆動手段に
負担をかけることがなく、ラベル用紙を安定状態で搬送
させることができる。また、この供給手段は、ラベル用
紙を挟んでその一方側に回転駆動可能に配置されてラベ
ル用紙のラベル面側と接する駆動ローラーと、他方側に
回転フリーに配置されてラベル用紙の接着層と接するロ
ーラーであって複数の線状リングを軸方向一定間隔おき
に嵌着した支持ローラーとからなるため、ラベル用紙が
支持ローラーと不都合に付着し合うことがなく、ラベル
用紙をストックロールから確実に供給して搬送すること
ができる。
【0027】請求項2によれば、搬送駆動手段が複数の
線状リングを軸方向一定間隔おきに嵌着したプーリーを
有するため、この線状リングを嵌着したプーリーによ
り、走行するラベル用紙やラベルを有効に支持案内する
ことができる。
【0028】請求項3によれば、搬送駆動手段が複数の
尖鋭状周鍔を軸方向一定間隔おきに突設したプーリーを
有することにより、ラベル用紙接着層に対する駆動を一
層確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るラベル貼付装置の全体を示す平
面図である。
【図2】 図1のX−X線拡大断面図である。
【図3】 図1のY−Y線拡大断面図である。
【図4】 図1のZ−Z線拡大断面図である。
【図5】 図1のV−V線拡大断面図である。
【図6】 図5の矢示線Tに沿った拡大断面図である。
【図7】 図5の矢示線Qに沿った拡大断面図である。
【図8】 (A)はラベル用紙の斜視図、(B)はラベ
ル用紙の横断面図である。
【図9】 従来のラベル貼付装置の一部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 巻軸 2 装置基台 3 ラベル用紙 4 ラベル 5 接着層 6 ラベル用紙搬送経路 7 ラベル被貼付物搬送経路 8 ラベル用紙供給手段 9 搬送駆動手段 10 切断手段 13 駆動ローラー 14 支持ローラー 15 線状リング 21 駆動プーリー 22〜27 遊転プーリー 28,29 線状リング 30 尖鋭状周鍔 38 ロータリーカッター 38a カッターロール 38b カッターロール M ラベル被貼付物

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面側に表示内容を一定間隔おきに印刷
    して多数のラベルを連続的に形成し且つ他面側に接着層
    を形成した帯状のラベル用紙を、その長手方向に案内す
    るラベル用紙搬送経路に、ラベル用紙の接着層側と接し
    てラベル用紙を駆動する搬送駆動手段を設けると共に、
    この搬送駆動手段による搬送途上でラベル用紙を各ラベ
    ル間で切断する切断手段を設け、この切断手段により切
    断したラベルをラベルガイド手段を介してラベル被貼付
    物側に送給するようにしたラベル貼付装置であって、前
    記搬送駆動手段は、いずれか1つが駆動プーリーとされ
    る複数のプーリーと、これらのプーリーに掛張され、ラ
    ベル用紙の接着層に対し線接触する複数条の線状無端ベ
    ルトとからなり、前記切断手段は、ラベル用紙を挟んで
    その両側に配置された一対のカッターロールを有するロ
    ータリーカッターからなり、前記ラベル用紙搬送経路に
    は前記搬送駆動手段より上手側にラベル用紙供給手段を
    設け、この供給手段は、ラベル用紙を挟んでその一方側
    に回転駆動可能に配置されてラベル用紙のラベル面側と
    接する駆動ローラーと、他方側に回転フリーに配置され
    てラベル用紙の接着層と接するローラーであって複数の
    線状リングを軸方向一定間隔おきに嵌着した支持ローラ
    ーとからなるラベル貼付装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送駆動手段は、複数の線状リング
    を軸方向一定間隔おきに嵌着したプーリーを含む請求項
    1に記載のラベル貼付装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送駆動手段は、複数の尖鋭状周鍔
    を軸方向一定間隔おきに突設したプーリーを含む請求項
    1または2に記載のラベル貼付装置。
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KR101808133B1 (ko) 2016-12-02 2018-01-18 농업회사법인 동강들마루 주식회사 나물 증숙 장치

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